JPH1093427A - プログラマブル分周器の分解能を2倍にする回路 - Google Patents
プログラマブル分周器の分解能を2倍にする回路Info
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- JPH1093427A JPH1093427A JP26509396A JP26509396A JPH1093427A JP H1093427 A JPH1093427 A JP H1093427A JP 26509396 A JP26509396 A JP 26509396A JP 26509396 A JP26509396 A JP 26509396A JP H1093427 A JPH1093427 A JP H1093427A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意の分解能を必要とするプログラマブル分
周器において、原発振信号の周波数を上げずに分解能を
2倍にするプログラマブル分周器の回路を提供すること
を目的とする。 【構成】 原発振信号を反転するか非反転にするかを制
御する反転・非反転制御回路1と、スイッチやCPUの
出力信号等により該反転・非反転制御回路1を選択的に
有効または無効に制御する反転・非反転選択信号P0を
プログラマブル分周器に具備する。
周器において、原発振信号の周波数を上げずに分解能を
2倍にするプログラマブル分周器の回路を提供すること
を目的とする。 【構成】 原発振信号を反転するか非反転にするかを制
御する反転・非反転制御回路1と、スイッチやCPUの
出力信号等により該反転・非反転制御回路1を選択的に
有効または無効に制御する反転・非反転選択信号P0を
プログラマブル分周器に具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部デジタルデー
タ設定により分周回路の分周比を変えられる機能を有す
るプログラマブル分周器に関するものである。
タ設定により分周回路の分周比を変えられる機能を有す
るプログラマブル分周器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デューティ比が50:50の
信号を出力するプログラマブル分周器は、主としてプロ
グラマブルカウンタと2分周器から構成されている。
信号を出力するプログラマブル分周器は、主としてプロ
グラマブルカウンタと2分周器から構成されている。
【0003】アップダウンカウンタ等で構成された内部
カウンタを有するプログラマブルカウンタは、原発振信
号の立ち上がり信号もしくは立ち下がり信号の何れかの
信号のタイミングで前記内部カウンタを変化させてゆ
き、スイッチやCPU出力等の外部データにより設定さ
れた値でキャリ信号を2分周器へ出力すると共に、前記
内部カウンタのデータをリセットしてカウントを繰り返
す。このキャリ信号は、プログラマブル分周器でもあ
る。2分周器は、前記キャリ信号の立ち上がり信号もし
くは立ち下がり信号で変化して2分周器信号を出力す
る。この2分周器信号は、デューティ比50:50のプ
ログラマブル分周器の出力信号でもある。
カウンタを有するプログラマブルカウンタは、原発振信
号の立ち上がり信号もしくは立ち下がり信号の何れかの
信号のタイミングで前記内部カウンタを変化させてゆ
き、スイッチやCPU出力等の外部データにより設定さ
れた値でキャリ信号を2分周器へ出力すると共に、前記
内部カウンタのデータをリセットしてカウントを繰り返
す。このキャリ信号は、プログラマブル分周器でもあ
る。2分周器は、前記キャリ信号の立ち上がり信号もし
くは立ち下がり信号で変化して2分周器信号を出力す
る。この2分周器信号は、デューティ比50:50のプ
ログラマブル分周器の出力信号でもある。
【0004】図1は、8ビットの前記従来のプログラマ
ブル分周器の一例を示すブロック図である。図2は、図
1のプログラマブル分周器のタイミングチャートであ
る。
ブル分周器の一例を示すブロック図である。図2は、図
1のプログラマブル分周器のタイミングチャートであ
る。
【0005】図1において、10はプログラマブルカウ
ンタ、11は2分周器、P1乃至P8は外部データ設定
信号であり、図2において、(a)は原発振信号のタイ
ミングチャート、(b)はプログラマブルカウンタから
出力したキャリ信号のタイミングチャート、(c)は2
分周器から出力した2分周器信号のタイミングチャート
である。
ンタ、11は2分周器、P1乃至P8は外部データ設定
信号であり、図2において、(a)は原発振信号のタイ
ミングチャート、(b)はプログラマブルカウンタから
出力したキャリ信号のタイミングチャート、(c)は2
分周器から出力した2分周器信号のタイミングチャート
である。
【0006】以下に図1および図2を用いて、プログラ
マブルカウンタを立ち上がり変化、2分周器を立ち下が
り変化、プログラマブルカウンタを5カウントに設定し
た場合の動作について説明する。
マブルカウンタを立ち上がり変化、2分周器を立ち下が
り変化、プログラマブルカウンタを5カウントに設定し
た場合の動作について説明する。
【0007】プログラマブルカウンタ10は、原発振信
号の4パルス目の立ち上がりのタイミングでキャリ出力
をしてキャリ信号をLowからHighに変化させ、原
発振信号の5パルス目の立ち上がりのタイミングで再び
キャリ出力をしてキャリ信号をHighからLowに変
化させる。前記原発振信号の5パルス目の立ち上がりの
キャリ出力は、前記プログラマブルカウンタ10のデー
タをリセットしてカウントを繰り返させるとともに、2
分周器11へ入力する。前記2分周器11は、入力され
たキャリ信号のタイミングで2分周器信号をLowから
Highに変化させる。
号の4パルス目の立ち上がりのタイミングでキャリ出力
をしてキャリ信号をLowからHighに変化させ、原
発振信号の5パルス目の立ち上がりのタイミングで再び
キャリ出力をしてキャリ信号をHighからLowに変
化させる。前記原発振信号の5パルス目の立ち上がりの
キャリ出力は、前記プログラマブルカウンタ10のデー
タをリセットしてカウントを繰り返させるとともに、2
分周器11へ入力する。前記2分周器11は、入力され
たキャリ信号のタイミングで2分周器信号をLowから
Highに変化させる。
【0008】リセットされた前記プログラマブルカウン
タ10は、リセット後の原発振信号の4パルス目、つま
り一番初めから数えると9パルス目の立ち上がりのタイ
ミングでキャリ出力をしてキャリ信号をLowからHi
ghに変化させ、リセット後の原発振信号の5パルス
目、つまり一番初めから数えると10パルス目の立ち上
がりのタイミングで再びキャリ出力をしてキャリ信号を
HighからLowに変化させる。前記原発振信号の5
パルス目、つまり一番初めから数えると10パルス目の
立ち上がりのキャリ出力は、前記プログラマブルカウン
タ10のデータをリセットしてカウントを繰り返させる
とともに、前記2分周器11へ入力される。前記2分周
器11は、入力されたキャリ信号のタイミングで前記2
分周器出力信号をHighからLowに変化させる。
タ10は、リセット後の原発振信号の4パルス目、つま
り一番初めから数えると9パルス目の立ち上がりのタイ
ミングでキャリ出力をしてキャリ信号をLowからHi
ghに変化させ、リセット後の原発振信号の5パルス
目、つまり一番初めから数えると10パルス目の立ち上
がりのタイミングで再びキャリ出力をしてキャリ信号を
HighからLowに変化させる。前記原発振信号の5
パルス目、つまり一番初めから数えると10パルス目の
立ち上がりのキャリ出力は、前記プログラマブルカウン
タ10のデータをリセットしてカウントを繰り返させる
とともに、前記2分周器11へ入力される。前記2分周
器11は、入力されたキャリ信号のタイミングで前記2
分周器出力信号をHighからLowに変化させる。
【0009】以後この動作が繰り返され、前記キャリ信
号は、前記原発振信号の4パルス目以降5パルス毎にL
owからHighに変化し、前記原発振信号の5パルス
目以降5パルス毎にHighからLowに変化する。従
って前記キャリ信号は、前記原発振信号の5パルス毎に
1パルスの波形を出力するプログラマブル分周器の出力
波形となる。
号は、前記原発振信号の4パルス目以降5パルス毎にL
owからHighに変化し、前記原発振信号の5パルス
目以降5パルス毎にHighからLowに変化する。従
って前記キャリ信号は、前記原発振信号の5パルス毎に
1パルスの波形を出力するプログラマブル分周器の出力
波形となる。
【0010】また、前記2分周器信号は、前記原発振信
号の5パルス目以降10パルス毎にLowからHigh
に変化し、前記原発振信号の10パルス目以降10パル
ス毎にHighからLowに変化する。従って前記2分
周器信号は、10分周のデューティ比50:50のプロ
グラマブル分周器の出力波形となる。
号の5パルス目以降10パルス毎にLowからHigh
に変化し、前記原発振信号の10パルス目以降10パル
ス毎にHighからLowに変化する。従って前記2分
周器信号は、10分周のデューティ比50:50のプロ
グラマブル分周器の出力波形となる。
【0011】同様に、nを任意の整数、Mをプログラマ
ブルカウンタのビット数とした時、2≦n≦2M −1が
成り立つ。プログラマブルカウンタをnカウントに設定
した場合のキャリ信号は、原周期のn倍の周期で1パル
スの波形を出力するプログラマブル分周器信号になる。
2分周器信号は、原周期の2×n倍の周期でデューティ
比50:50の波形を出力するデューティ比50:50
のプログラマブル分周器信号になる。
ブルカウンタのビット数とした時、2≦n≦2M −1が
成り立つ。プログラマブルカウンタをnカウントに設定
した場合のキャリ信号は、原周期のn倍の周期で1パル
スの波形を出力するプログラマブル分周器信号になる。
2分周器信号は、原周期の2×n倍の周期でデューティ
比50:50の波形を出力するデューティ比50:50
のプログラマブル分周器信号になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
プログラマブル分周器では、プログラマブルカウンタの
変化のタイミングが原発振信号の立ち上がりまたは立ち
下がりのいずれか一方のタイミングになるために、プロ
グラマブル分周器の分解能が原発振の2倍になり粗くな
ってしまった。
プログラマブル分周器では、プログラマブルカウンタの
変化のタイミングが原発振信号の立ち上がりまたは立ち
下がりのいずれか一方のタイミングになるために、プロ
グラマブル分周器の分解能が原発振の2倍になり粗くな
ってしまった。
【0013】また、原発振信号の立ち上がりおよび立ち
下がりの両方を検出し、原発振信号の周波数を実質的に
2倍にすることでプログラマブル分周器の分解能を2倍
にする手段があったが、プログラマブルカウンタの動作
としては、原発振信号の周波数を2倍にしたのと同じこ
とである。
下がりの両方を検出し、原発振信号の周波数を実質的に
2倍にすることでプログラマブル分周器の分解能を2倍
にする手段があったが、プログラマブルカウンタの動作
としては、原発振信号の周波数を2倍にしたのと同じこ
とである。
【0014】従来のプログラマブル分周器において、周
波数の分解能を上げるには、原発振信号の周波数を高く
するしかなかった。しかし、一般的に回路を構成するう
えで、周波数を高くするとリップルや消費電流が増加
し、回路全体の信頼性が損なわれたり部品のコストアッ
プ等につながる等の問題があった。
波数の分解能を上げるには、原発振信号の周波数を高く
するしかなかった。しかし、一般的に回路を構成するう
えで、周波数を高くするとリップルや消費電流が増加
し、回路全体の信頼性が損なわれたり部品のコストアッ
プ等につながる等の問題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、原発振信号を
反転するか非反転にするかを制御する反転・非反転制御
回路と、外部設定により該反転・非反転制御回路を選択
的に有効または無効に制御する選択手段をプログラマブ
ル分周器に具備することにより前述の問題点を解決し
た。
反転するか非反転にするかを制御する反転・非反転制御
回路と、外部設定により該反転・非反転制御回路を選択
的に有効または無効に制御する選択手段をプログラマブ
ル分周器に具備することにより前述の問題点を解決し
た。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明によるプログラマブル分周
器の分解能を2倍にする回路は、原発振信号をプログラ
マブルカウンタへ入力する途中で、原発振信号をnカウ
ントで反転させることにより、原発振信号との関係にお
いて、nカウント目の立ち上がり,立ち下がりの交互に
1パルスの波形を出力するキャリ信号を形成できる。該
キャリ信号を2分周器を介して出力されるデューティ比
50:50のプログラマブル分周器信号波形は、従来の
デューティ比50:50のプログラマブル分周器信号波
形の間で変化することとなる。従って、従来のデューテ
ィ比50:50のプログラマブル分周器信号波形と組み
合わせることにより、プログラマブル分周器の分解能を
2倍にすることが可能となる。
器の分解能を2倍にする回路は、原発振信号をプログラ
マブルカウンタへ入力する途中で、原発振信号をnカウ
ントで反転させることにより、原発振信号との関係にお
いて、nカウント目の立ち上がり,立ち下がりの交互に
1パルスの波形を出力するキャリ信号を形成できる。該
キャリ信号を2分周器を介して出力されるデューティ比
50:50のプログラマブル分周器信号波形は、従来の
デューティ比50:50のプログラマブル分周器信号波
形の間で変化することとなる。従って、従来のデューテ
ィ比50:50のプログラマブル分周器信号波形と組み
合わせることにより、プログラマブル分周器の分解能を
2倍にすることが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明におけるプログラマブル分周器
の分解能を2倍にする回路の一実施例を図面を参照して
説明する。
の分解能を2倍にする回路の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0018】図3は、本発明における一例で8ビットの
プログラマブル分周器を示すブロック図、図4は、反転
・非反転制御回路の実施例、図5は、図3のプログラマ
ブル分周器のタイミングチャートである。
プログラマブル分周器を示すブロック図、図4は、反転
・非反転制御回路の実施例、図5は、図3のプログラマ
ブル分周器のタイミングチャートである。
【0019】図3および図4において、1は反転・非反
転制御回路、30は遅延回路、Iは反転・非反転制御回
路カウンタ信号、P0は反転・非反転選択信号、P1乃
至P8は外部データ設定信号であり、図5において、
(a)乃至(c)はプログラマブルカウンタの設定を5
カウント、反転・非反転制御回路1を無効にした場合
で、(a)は原発振信号のタイミングチャート、(b)
はプログラマブルカウンタから出力したキャリ信号のタ
イミングチャート、(c)は2分周器から出力した2分
周器信号のタイミングチャート、(d)乃至(f)はプ
ログラマブルカウンタの設定を4カウント、反転・非反
転制御回路1を無効にした場合で、(d)は原発振信号
のタイミングチャート、(e)はプログラマブルカウン
タから出力したキャリ信号のタイミングチャート、
(f)は2分周器から出力した2分周器信号のタイミン
グチャート、(g)乃至(j)はプログラマブルカウン
タの設定を4カウント、反転・非反転制御回路1を有効
にした場合で、(g)は原発振信号のタイミングチャー
ト、(h)は反転・非反転制御回路1信号のタイミング
チャート、(i)はプログラマブルカウンタから出力し
たキャリ信号のタイミングチャート、(j)は2分周器
から出力した2分周器信号のタイミングチャートであ
る。
転制御回路、30は遅延回路、Iは反転・非反転制御回
路カウンタ信号、P0は反転・非反転選択信号、P1乃
至P8は外部データ設定信号であり、図5において、
(a)乃至(c)はプログラマブルカウンタの設定を5
カウント、反転・非反転制御回路1を無効にした場合
で、(a)は原発振信号のタイミングチャート、(b)
はプログラマブルカウンタから出力したキャリ信号のタ
イミングチャート、(c)は2分周器から出力した2分
周器信号のタイミングチャート、(d)乃至(f)はプ
ログラマブルカウンタの設定を4カウント、反転・非反
転制御回路1を無効にした場合で、(d)は原発振信号
のタイミングチャート、(e)はプログラマブルカウン
タから出力したキャリ信号のタイミングチャート、
(f)は2分周器から出力した2分周器信号のタイミン
グチャート、(g)乃至(j)はプログラマブルカウン
タの設定を4カウント、反転・非反転制御回路1を有効
にした場合で、(g)は原発振信号のタイミングチャー
ト、(h)は反転・非反転制御回路1信号のタイミング
チャート、(i)はプログラマブルカウンタから出力し
たキャリ信号のタイミングチャート、(j)は2分周器
から出力した2分周器信号のタイミングチャートであ
る。
【0020】本実施例では、前述のような従来のプログ
ラマブル分周器のプログラマブルカウンタへ入力される
原発振信号ラインの途中に反転・非反転制御回路1を配
設し、該反転・非反転制御回路1に反転・非反転選択信
号P0と、反転・非反転制御回路カウンタ信号Iを接続
する構成とした。反転・非反転制御回路1は、一例とし
て図4に示すように、論理和回路と排他的論理和回路で
構成される。また、反転・非反転制御回路カウンタ信号
Iを安定させるために、2分周器信号を直接反転・非反
転制御回路1に入力するのではなく、遅延回路30介し
て反転・非反転制御回路1に入力する構成にした。反転
・非反転選択信号P0は、プログラマブル分周器の変化
タイミングを原発振信号に対して、立ち上がりもしくは
立ち下がりの一方のタイミングで変化させることを指定
する信号すなわち反転・非反転制御回路1を無効にする
信号と、立ち上がり,立ち下がりの交互のタイミングで
変化させることを指定する信号すなわち反転・非反転制
御回路1を有効にする信号を出力可能とし、スイッチや
CPUの出力信号等の外部設定部により、反転・非反転
制御回路1を有効にするか無効にするかを出力する信号
ラインである。
ラマブル分周器のプログラマブルカウンタへ入力される
原発振信号ラインの途中に反転・非反転制御回路1を配
設し、該反転・非反転制御回路1に反転・非反転選択信
号P0と、反転・非反転制御回路カウンタ信号Iを接続
する構成とした。反転・非反転制御回路1は、一例とし
て図4に示すように、論理和回路と排他的論理和回路で
構成される。また、反転・非反転制御回路カウンタ信号
Iを安定させるために、2分周器信号を直接反転・非反
転制御回路1に入力するのではなく、遅延回路30介し
て反転・非反転制御回路1に入力する構成にした。反転
・非反転選択信号P0は、プログラマブル分周器の変化
タイミングを原発振信号に対して、立ち上がりもしくは
立ち下がりの一方のタイミングで変化させることを指定
する信号すなわち反転・非反転制御回路1を無効にする
信号と、立ち上がり,立ち下がりの交互のタイミングで
変化させることを指定する信号すなわち反転・非反転制
御回路1を有効にする信号を出力可能とし、スイッチや
CPUの出力信号等の外部設定部により、反転・非反転
制御回路1を有効にするか無効にするかを出力する信号
ラインである。
【0021】反転・非反転制御回路1を無効にする反転
・非反転選択信号P0を反転・非反転制御回路1に入力
し、プログラマブルカウンタの設定を5カウント、キャ
リ信号を立ち上がり変化、2分周器信号を立ち下がり変
化にした場合、図5の(a)乃至(c)に示すように、
従来のプログラム分周器の信号波形になる。つまり、プ
ログラマブル分周器の出力は原発振信号の5分周であ
り、デューティ比50:50のプログラマブル分周器信
号は10分周である。また、反転・非反転制御回路1を
無効にする反転・非反転選択信号P0を反転・非反転制
御回路1に入力し、プログラマブルカウンタの設定を4
カウント、キャリ信号を立ち上がり変化、2分周器信号
を立ち下がり変化にした場合、図5の(d)乃至(f)
に示すように、従来のプログラム分周器の信号波形にな
る。つまり、プログラマブル分周器の出力は原発振信号
の4分周であり、デューティ比50:50のプログラマ
ブル分周器信号は8分周である。さらに、反転・非反転
制御回路1を有効にする反転・非反転選択信号P0を反
転・非反転制御回路1に入力し、プログラマブルカウン
タの設定を4カウント、キャリ信号を立ち上がり変化、
2分周器信号を立ち下がり変化にした場合、図5の
(g)乃至(j)に示すように、反転・非反転制御回路
1の出力信号は、原発振信号の4パルス目の立ち下がり
のタイミングで反転した信号波形が出力され、以降、9
パルス目の立ち上がり、13パルス目の立ち下がり、1
8パルス目の立ち上がりの順で反転・非反転制御回路1
の出力信号が反転して出力される。つまり、プログラマ
ブル分周器の出力は原発振信号の4.5分周であり、デ
ューティ比50:50のプログラマブル分周器信号は9
分周である。
・非反転選択信号P0を反転・非反転制御回路1に入力
し、プログラマブルカウンタの設定を5カウント、キャ
リ信号を立ち上がり変化、2分周器信号を立ち下がり変
化にした場合、図5の(a)乃至(c)に示すように、
従来のプログラム分周器の信号波形になる。つまり、プ
ログラマブル分周器の出力は原発振信号の5分周であ
り、デューティ比50:50のプログラマブル分周器信
号は10分周である。また、反転・非反転制御回路1を
無効にする反転・非反転選択信号P0を反転・非反転制
御回路1に入力し、プログラマブルカウンタの設定を4
カウント、キャリ信号を立ち上がり変化、2分周器信号
を立ち下がり変化にした場合、図5の(d)乃至(f)
に示すように、従来のプログラム分周器の信号波形にな
る。つまり、プログラマブル分周器の出力は原発振信号
の4分周であり、デューティ比50:50のプログラマ
ブル分周器信号は8分周である。さらに、反転・非反転
制御回路1を有効にする反転・非反転選択信号P0を反
転・非反転制御回路1に入力し、プログラマブルカウン
タの設定を4カウント、キャリ信号を立ち上がり変化、
2分周器信号を立ち下がり変化にした場合、図5の
(g)乃至(j)に示すように、反転・非反転制御回路
1の出力信号は、原発振信号の4パルス目の立ち下がり
のタイミングで反転した信号波形が出力され、以降、9
パルス目の立ち上がり、13パルス目の立ち下がり、1
8パルス目の立ち上がりの順で反転・非反転制御回路1
の出力信号が反転して出力される。つまり、プログラマ
ブル分周器の出力は原発振信号の4.5分周であり、デ
ューティ比50:50のプログラマブル分周器信号は9
分周である。
【0022】次に、反転・非反転制御回路1を有効にし
た場合の動作を説明する。この時、プログラマブル分周
器は、Highの時に原発振信号を反転し、Lowの時
に原発振信号を反転しない回路とする。実際の回路で
は、プログラマブル分周器信号の出力変化するタイミン
グと、原発振信号が変化するタイミングの素子上の遅延
時間により、どちらが早いかで回路が安定しない事が生
じかねないため、プログラマブル分周器出力を半周期遅
延させる。
た場合の動作を説明する。この時、プログラマブル分周
器は、Highの時に原発振信号を反転し、Lowの時
に原発振信号を反転しない回路とする。実際の回路で
は、プログラマブル分周器信号の出力変化するタイミン
グと、原発振信号が変化するタイミングの素子上の遅延
時間により、どちらが早いかで回路が安定しない事が生
じかねないため、プログラマブル分周器出力を半周期遅
延させる。
【0023】プログラマブル分周器信号出力がLowの
時、原発振信号の反転・非反転制御回路1は無効にな
り、原発振信号の3パルス目の立ち上がりでキャリ出力
はLowからHighに変化し、4パルス目の立ち上が
りでキャリ出力がHighからLowに変化するととも
に、プログラマブルカウンタがリセットされ、かつ、2
分周器信号出力がLowからHighに変化する。リセ
ットされたプログラマブルカウンタは、半周期後、原発
振信号の反転・非反転制御回路1が有効になり、リセッ
ト後の原発振信号の反転・非反転制御回路1の3パルス
目の立ち上がりでキャリ出力をLowからHighに
し、4パルス目の立ち上がりでHighからLowに変
化させる。これは、原発振の3周期半分、4周期半分に
相当する。4パルス目の立ち上がり信号は、プログラマ
バブルカウンタをリセットし、かつ、2分周器信号をH
ighからLowに変化する。リセットされたプログラ
マブルカウンタは、半周期後、有効だった原発振信号の
反転・非反転制御回路1が無効になり、リセット後の原
発振信号の反転・非反転制御回路1の3パルスの立ち上
がりで、キャリ出力をLowからHighにし、4パル
ス目の立ち上がりで、HighからLowに変化させ
る。これは、原発振信号の3周期半分、4周期半分に相
当する。4パルス目の立ち上がり信号は、プログラマバ
ブルカウンタをリセットし、かつ、2分周器信号をHi
ghからLowに変化する。以後、この動作が繰り返さ
れ、プログラマブル分周器信号の出力は原発振信号の
4.5分周であり、デューティ比50:50のプログラ
マブル分周器信号は9分周のプログラマブル分周器の出
力が得られる。
時、原発振信号の反転・非反転制御回路1は無効にな
り、原発振信号の3パルス目の立ち上がりでキャリ出力
はLowからHighに変化し、4パルス目の立ち上が
りでキャリ出力がHighからLowに変化するととも
に、プログラマブルカウンタがリセットされ、かつ、2
分周器信号出力がLowからHighに変化する。リセ
ットされたプログラマブルカウンタは、半周期後、原発
振信号の反転・非反転制御回路1が有効になり、リセッ
ト後の原発振信号の反転・非反転制御回路1の3パルス
目の立ち上がりでキャリ出力をLowからHighに
し、4パルス目の立ち上がりでHighからLowに変
化させる。これは、原発振の3周期半分、4周期半分に
相当する。4パルス目の立ち上がり信号は、プログラマ
バブルカウンタをリセットし、かつ、2分周器信号をH
ighからLowに変化する。リセットされたプログラ
マブルカウンタは、半周期後、有効だった原発振信号の
反転・非反転制御回路1が無効になり、リセット後の原
発振信号の反転・非反転制御回路1の3パルスの立ち上
がりで、キャリ出力をLowからHighにし、4パル
ス目の立ち上がりで、HighからLowに変化させ
る。これは、原発振信号の3周期半分、4周期半分に相
当する。4パルス目の立ち上がり信号は、プログラマバ
ブルカウンタをリセットし、かつ、2分周器信号をHi
ghからLowに変化する。以後、この動作が繰り返さ
れ、プログラマブル分周器信号の出力は原発振信号の
4.5分周であり、デューティ比50:50のプログラ
マブル分周器信号は9分周のプログラマブル分周器の出
力が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の分解能を必要とするプログラマブル分周器におい
て、原発振信号の周波数を上げずに分解能を2倍にする
プログラマブル分周器の回路を提供することができる。
特定の分解能を必要とするプログラマブル分周器におい
て、原発振信号の周波数を上げずに分解能を2倍にする
プログラマブル分周器の回路を提供することができる。
【図1】8ビットの前記従来のプログラマブル分周器の
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
【図2】図1のプログラマブル分周器のタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図3】本発明の一例で8ビットのプログラマブル分周
器を示すブロック図である。
器を示すブロック図である。
【図4】反転・非反転制御回路の実施例である。
【図5】図3のプログラマブル分周器のタイミングチャ
ートである。
ートである。
1 反転・非反転制御回路 10 プログラマブルカウンタ 11 2分周器
Claims (1)
- 【請求項1】 プログラマブル分周器において、原発振
信号を反転するか非反転にするかを制御する反転・非反
転制御回路と、外部設定により該反転・非反転制御回路
を選択的に有効または無効に制御する選択手段を有する
ことを特徴とするプログラマブル分周器の分解能を2倍
にする回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26509396A JPH1093427A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | プログラマブル分周器の分解能を2倍にする回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26509396A JPH1093427A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | プログラマブル分周器の分解能を2倍にする回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1093427A true JPH1093427A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17412512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26509396A Pending JPH1093427A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | プログラマブル分周器の分解能を2倍にする回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1093427A (ja) |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP26509396A patent/JPH1093427A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |