JPH0786879A - デューティ比1:nパルス生成回路 - Google Patents
デューティ比1:nパルス生成回路Info
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- JPH0786879A JPH0786879A JP5227510A JP22751093A JPH0786879A JP H0786879 A JPH0786879 A JP H0786879A JP 5227510 A JP5227510 A JP 5227510A JP 22751093 A JP22751093 A JP 22751093A JP H0786879 A JPH0786879 A JP H0786879A
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- 238000003708 edge detection Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はデューティ比1:Nパルス生成回路
に関し、回路の小型化を図るとともにデューティ比を設
定する設定部を付加することでデューティ比を任意に設
定できる回路を提供するものである。 【構成】 クロック信号Aに同期しそのクロック信号A
を固定分周した変化点にジッタを持つ入力パルス信号B
に対してデューティ比1:Nのパルス信号を生成する回
路において、エッジ検出部で1クロック信号Aを用いて
ジッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上がりを検出する
とともにその検出信号Cでデューティ比1:Nの間隔を
決定するためのタイミング信号Dを生成し、ラッチ部2
でエッジ検出部1から出力されるタイミング信号Dをラ
ッチするとともに論理ゲート3でラッチした信号とタイ
ミング信号Dの論理積を取りそのゲート信号Eをラッチ
部2に入力してデューティ比1:Nのパルス信号Fを出
力するよう構成されている。
に関し、回路の小型化を図るとともにデューティ比を設
定する設定部を付加することでデューティ比を任意に設
定できる回路を提供するものである。 【構成】 クロック信号Aに同期しそのクロック信号A
を固定分周した変化点にジッタを持つ入力パルス信号B
に対してデューティ比1:Nのパルス信号を生成する回
路において、エッジ検出部で1クロック信号Aを用いて
ジッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上がりを検出する
とともにその検出信号Cでデューティ比1:Nの間隔を
決定するためのタイミング信号Dを生成し、ラッチ部2
でエッジ検出部1から出力されるタイミング信号Dをラ
ッチするとともに論理ゲート3でラッチした信号とタイ
ミング信号Dの論理積を取りそのゲート信号Eをラッチ
部2に入力してデューティ比1:Nのパルス信号Fを出
力するよう構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデューティ比1:Nパル
ス生成回路に関し、詳しくは、装置のディジタル化に伴
ってロジック回路を設計する際に、クロック信号に同期
した入力パルス信号に対してデューティ比1:Nのパル
ス信号を生成するデューティ比1:Nパルス生成回路に
関する。
ス生成回路に関し、詳しくは、装置のディジタル化に伴
ってロジック回路を設計する際に、クロック信号に同期
した入力パルス信号に対してデューティ比1:Nのパル
ス信号を生成するデューティ比1:Nパルス生成回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のデューティ比1:Nパルス
生成回路を一例を示すブロック図である。図6に示すよ
うに、従来、クロック信号Aに同期しそのクロック信号
Aを固定分周した変化点にジッタを持つ入力パルス信号
Bに対してデューティ比1:Nのパルス信号を生成する
回路において、クロック信号Aを用いて入力パルス信号
Bの立ち上がりエッジの検出を行うエッジ検出部21と、
検出された検出信号Cでカウントアップするカウント部
22、カウントアップした信号Kから予め設定されたカウ
ント値をデコードするデコード部23と、デコードされた
信号LをクロックAの立ち上がりでラッチするラッチ部
24より、デューティ比1:Nのパルス信号Eを生成して
いた。
生成回路を一例を示すブロック図である。図6に示すよ
うに、従来、クロック信号Aに同期しそのクロック信号
Aを固定分周した変化点にジッタを持つ入力パルス信号
Bに対してデューティ比1:Nのパルス信号を生成する
回路において、クロック信号Aを用いて入力パルス信号
Bの立ち上がりエッジの検出を行うエッジ検出部21と、
検出された検出信号Cでカウントアップするカウント部
22、カウントアップした信号Kから予め設定されたカウ
ント値をデコードするデコード部23と、デコードされた
信号LをクロックAの立ち上がりでラッチするラッチ部
24より、デューティ比1:Nのパルス信号Eを生成して
いた。
【0003】図7は従来のデューティ比1:Nパルス生
成回路のタイムチャートである。図7において、例え
ば、デューティ比1:Nに対しデューティ比1:3でパ
ルス生成回路を設計した場合の例を示している。クロッ
ク信号Aと、クロック信号Aの立ち上がりで4分周し、
その4分周した変化点にジッタを含む入力パルス信号B
がエッジ検出部21に入力されたとする。入力信号Bがク
ロック信号Aの立ち上がりでジッタを持っているため
に、クロック信号Aの立ち上がりエッジでラッチできな
いので、クロック信号Aの立ち下がりで入力パルス信号
Bの立ち上がりを検出し、その検出信号Cを4進カウン
タで構成したカウント部22でカウントアップし、カウン
トアップした信号Kはデコード部23でカウンタ値“0”
をデコードし、デコードされた信号Lはデューティ比
1:3のタイミング信号としてクロック信号Aの立ち上
がりでラッチ部24よりラッチすることでデューティ比
1:3のパルス信号Fを得ていた。
成回路のタイムチャートである。図7において、例え
ば、デューティ比1:Nに対しデューティ比1:3でパ
ルス生成回路を設計した場合の例を示している。クロッ
ク信号Aと、クロック信号Aの立ち上がりで4分周し、
その4分周した変化点にジッタを含む入力パルス信号B
がエッジ検出部21に入力されたとする。入力信号Bがク
ロック信号Aの立ち上がりでジッタを持っているため
に、クロック信号Aの立ち上がりエッジでラッチできな
いので、クロック信号Aの立ち下がりで入力パルス信号
Bの立ち上がりを検出し、その検出信号Cを4進カウン
タで構成したカウント部22でカウントアップし、カウン
トアップした信号Kはデコード部23でカウンタ値“0”
をデコードし、デコードされた信号Lはデューティ比
1:3のタイミング信号としてクロック信号Aの立ち上
がりでラッチ部24よりラッチすることでデューティ比
1:3のパルス信号Fを得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デューティ比1:Nパルス生成回路ではカウント部とデ
コード部を用いてデューティ比1:Nのパルスを生成し
ていたために回路規模が大きくなり且つデューティ比の
設定に自由度が欠けるといった問題点が生じていた。近
年、装置のディジタル化に伴ってロジック回路を設計す
る際に小型化が開発時の必須条件となっている。このた
め、デューティ比1:Nのパルスを必要とする回路にお
いても共通的に回路の縮小を行う必要があり、また、後
に接続される回路によっては柔軟に対応できるようにデ
ューティ比を任意に設定できる回路構成が望まれてい
た。
デューティ比1:Nパルス生成回路ではカウント部とデ
コード部を用いてデューティ比1:Nのパルスを生成し
ていたために回路規模が大きくなり且つデューティ比の
設定に自由度が欠けるといった問題点が生じていた。近
年、装置のディジタル化に伴ってロジック回路を設計す
る際に小型化が開発時の必須条件となっている。このた
め、デューティ比1:Nのパルスを必要とする回路にお
いても共通的に回路の縮小を行う必要があり、また、後
に接続される回路によっては柔軟に対応できるようにデ
ューティ比を任意に設定できる回路構成が望まれてい
た。
【0005】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
ので、例えば、カウント部とデコード部を分周回路に置
き換えてエッジ検出部に内蔵することにより回路の小型
化を図ることができ、さらにエッジ検出部にデューティ
比を設定する設定部を外部に設けることでデューティ比
を任意に設定できるデューティ比1:Nパルス生成回路
を提供するものである。
ので、例えば、カウント部とデコード部を分周回路に置
き換えてエッジ検出部に内蔵することにより回路の小型
化を図ることができ、さらにエッジ検出部にデューティ
比を設定する設定部を外部に設けることでデューティ比
を任意に設定できるデューティ比1:Nパルス生成回路
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。
図1は本発明の基本回路構成を示すブロック図である。
図1において、本発明は、クロック信号Aに同期しその
クロック信号Aを固定分周した変化点にジッタを持つ入
力パルス信号Bに対してデューティ比1:Nのパルス信
号を生成する回路において、クロック信号Aを用いてジ
ッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上がりを検出すると
ともにその検出信号Cでデューティ比1:Nの間隔を決
定するためのタイミング信号Dを生成するエッジ検出部
1と、エッジ検出部1から出力されるタイミング信号D
をラッチするラッチ部2と、ラッチ部2でラッチした信
号とタイミング信号Dの論理積を取りそのゲート信号E
をラッチ部2に入力する論理ゲート3を備え、クロック
信号Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bからデュ
ーティ比1:Nのパルス信号Fをラッチ部2より得るこ
とを特徴とするデューティ比1:Nパルス生成回路であ
る。
めに、本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。
図1は本発明の基本回路構成を示すブロック図である。
図1において、本発明は、クロック信号Aに同期しその
クロック信号Aを固定分周した変化点にジッタを持つ入
力パルス信号Bに対してデューティ比1:Nのパルス信
号を生成する回路において、クロック信号Aを用いてジ
ッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上がりを検出すると
ともにその検出信号Cでデューティ比1:Nの間隔を決
定するためのタイミング信号Dを生成するエッジ検出部
1と、エッジ検出部1から出力されるタイミング信号D
をラッチするラッチ部2と、ラッチ部2でラッチした信
号とタイミング信号Dの論理積を取りそのゲート信号E
をラッチ部2に入力する論理ゲート3を備え、クロック
信号Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bからデュ
ーティ比1:Nのパルス信号Fをラッチ部2より得るこ
とを特徴とするデューティ比1:Nパルス生成回路であ
る。
【0007】前記エッジ検出部1はシフトレジスタ11と
分周回路12を内蔵し、シフトレジスタ11でクロック信号
Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上がり
の検出を行い、その検出信号Cを分周回路12で1+Nに
分周し、デューティ比1:Nの間隔を決定するためのタ
イミング信号Dを生成するように構成されることが好ま
しい。
分周回路12を内蔵し、シフトレジスタ11でクロック信号
Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上がり
の検出を行い、その検出信号Cを分周回路12で1+Nに
分周し、デューティ比1:Nの間隔を決定するためのタ
イミング信号Dを生成するように構成されることが好ま
しい。
【0008】前記エッジ検出部1に接続して外部からデ
ューティ比の設定値を入力することが可能な設定部4を
さらに備え、設定部4はエッジ検出部1で検出された検
出信号Cからその設定値に基づいたデューティ比の設定
パルス信号Hを生成し、その設定信号パルスHをエッジ
検出部1に帰還することにより、エッジ検出部1は設定
部4で設定されたデューティ比のタイミング信号Dを出
力するように構成することが好ましい。
ューティ比の設定値を入力することが可能な設定部4を
さらに備え、設定部4はエッジ検出部1で検出された検
出信号Cからその設定値に基づいたデューティ比の設定
パルス信号Hを生成し、その設定信号パルスHをエッジ
検出部1に帰還することにより、エッジ検出部1は設定
部4で設定されたデューティ比のタイミング信号Dを出
力するように構成することが好ましい。
【0009】なお、本発明において、エッジ検出部1と
しては、シフトレジスタ11と分周回路12を内蔵し、フリ
ップフロップ、アンドゲート、インバータ等の論理ゲー
トが用いられる。ラッチ部2としては、フリップフロッ
プが用いられる。論理ゲート3としては、アンドゲート
が用いられる。また、設定部4としてはカウンタ、デコ
ーダ、コンパレータ、ディップスイッチ等が用いられ
る。また、エッジ検出部1、ラッチ部2、論理ゲート
3、設定部4は、一つの基板にTTL、またはCMOS
のゲートアレイとしてLSI化し実装することができ
る。ここで、デューティ比1:Nパルス生成回路のNは
任意の数値を示す。
しては、シフトレジスタ11と分周回路12を内蔵し、フリ
ップフロップ、アンドゲート、インバータ等の論理ゲー
トが用いられる。ラッチ部2としては、フリップフロッ
プが用いられる。論理ゲート3としては、アンドゲート
が用いられる。また、設定部4としてはカウンタ、デコ
ーダ、コンパレータ、ディップスイッチ等が用いられ
る。また、エッジ検出部1、ラッチ部2、論理ゲート
3、設定部4は、一つの基板にTTL、またはCMOS
のゲートアレイとしてLSI化し実装することができ
る。ここで、デューティ比1:Nパルス生成回路のNは
任意の数値を示す。
【0010】
【作用】本発明によれば、クロック信号Aに同期しその
クロック信号Aを固定分周した変化点にジッタを持つ入
力パルス信号Bに対してデューティ比1:Nのパルス信
号を生成する回路において、エッジ検出部で1クロック
信号Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上
がりを検出するとともにその検出信号Cでデューティ比
1:Nの間隔を決定するためのタイミング信号Dを生成
し、ラッチ部2でエッジ検出部1から出力されるタイミ
ング信号Dをラッチするとともに論理ゲート3でラッチ
した信号とタイミング信号Dの論理積を取りそのゲート
信号Eをラッチ部2に入力してデューティ比1:Nのパ
ルス信号Fを出力することができる。
クロック信号Aを固定分周した変化点にジッタを持つ入
力パルス信号Bに対してデューティ比1:Nのパルス信
号を生成する回路において、エッジ検出部で1クロック
信号Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bの立ち上
がりを検出するとともにその検出信号Cでデューティ比
1:Nの間隔を決定するためのタイミング信号Dを生成
し、ラッチ部2でエッジ検出部1から出力されるタイミ
ング信号Dをラッチするとともに論理ゲート3でラッチ
した信号とタイミング信号Dの論理積を取りそのゲート
信号Eをラッチ部2に入力してデューティ比1:Nのパ
ルス信号Fを出力することができる。
【0011】前記エッジ検出部1はシフトレジスタ11と
分周回路12を内蔵しているので、シフトレジスタ11でク
ロック信号Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bの
立ち上がりの検出を行い、その検出信号Cを分周回路12
で1+Nに分周し、デューティ比1:Nの間隔を決定す
るためのタイミング信号Dを生成することができる。
分周回路12を内蔵しているので、シフトレジスタ11でク
ロック信号Aを用いてジッタを持つ入力パルス信号Bの
立ち上がりの検出を行い、その検出信号Cを分周回路12
で1+Nに分周し、デューティ比1:Nの間隔を決定す
るためのタイミング信号Dを生成することができる。
【0012】前記エッジ検出部1に接続して外部からデ
ューティ比の設定値を入力することが可能な設定部4を
さらに備えているので、設定部4はエッジ検出部1で検
出された検出信号Cからその設定値に基づいたデューテ
ィ比の設定パルス信号Hを生成し、その設定パルス信号
Hをエッジ検出部1に帰還することにより、エッジ検出
部1は設定部4で設定されたデューティ比のタイミング
信号Dを出力することができる。
ューティ比の設定値を入力することが可能な設定部4を
さらに備えているので、設定部4はエッジ検出部1で検
出された検出信号Cからその設定値に基づいたデューテ
ィ比の設定パルス信号Hを生成し、その設定パルス信号
Hをエッジ検出部1に帰還することにより、エッジ検出
部1は設定部4で設定されたデューティ比のタイミング
信号Dを出力することができる。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳
述する。なお、これによって本発明は限定されるもので
はない。また、本発明は、主として、デューティ比1:
Nパルス生成回路に用いて好適であり、各構成要素は本
発明の「デューティ比1:Nのパルス生成機能」を達成
する以外に、回路の小型化を図るとともにデューティ比
を任意に設定できるデューティ比1:Nパルス生成回路
として説明を行う。
述する。なお、これによって本発明は限定されるもので
はない。また、本発明は、主として、デューティ比1:
Nパルス生成回路に用いて好適であり、各構成要素は本
発明の「デューティ比1:Nのパルス生成機能」を達成
する以外に、回路の小型化を図るとともにデューティ比
を任意に設定できるデューティ比1:Nパルス生成回路
として説明を行う。
【0014】図2は本発明をデューティ比1:3パルス
生成回路に適用した一実施例を示すブロック図である。
図2において、図1と同一の構成のものは同一の番号ま
たは記号で示している。デューティ比1:3パルス生成
回路の回路構成は、Dフリップフロップ2個とインバー
タ1個とアンドゲートで構成したシフトレジスタ11と、
Dフリップフロップ2個とアンドゲート1個で構成した
分周回路12からなるエッジ検出部1と、J−Kフリップ
フロップからなるラッチ部2と、アンドゲート1個から
なる論理ゲート3から構成している。エッジ検出部1は
入力パルス信号Bの立ち上がりの検出と分周を行うも
の、ラッチ部2はJ側の入力とK側の入力の状態により
データをラッチするもの、アンドゲート3は2入力の論
理積を行うものである。
生成回路に適用した一実施例を示すブロック図である。
図2において、図1と同一の構成のものは同一の番号ま
たは記号で示している。デューティ比1:3パルス生成
回路の回路構成は、Dフリップフロップ2個とインバー
タ1個とアンドゲートで構成したシフトレジスタ11と、
Dフリップフロップ2個とアンドゲート1個で構成した
分周回路12からなるエッジ検出部1と、J−Kフリップ
フロップからなるラッチ部2と、アンドゲート1個から
なる論理ゲート3から構成している。エッジ検出部1は
入力パルス信号Bの立ち上がりの検出と分周を行うも
の、ラッチ部2はJ側の入力とK側の入力の状態により
データをラッチするもの、アンドゲート3は2入力の論
理積を行うものである。
【0015】図3は本発明をデューティ比1:3パルス
生成回路に適用した際のタイムチャートである。図3に
おいて、Aはエッジ検出部1のシフトレジスタ11に入力
されるクロック信号、Bはクロック信号Aに同期しその
クロック信号Aを4分周した変化点にジッタを持つ入力
パルス信号で入力データとしてシフトレジスタ11に入力
される。Cはクロック信号Aの立ち下がりでジッタを持
つ入力信号Bの立ち上がりをシフトレジスタ11で検出し
た検出信号である。Dはデューティ比1:3の間隔を決
定するためのタイミング信号であり、分周回路12で生成
される。Eは論理ゲート3でラッチした信号Fとタイミ
ング信号Dの論理積を取りラッチ部2に入力されるゲー
ト信号である。Fはラッチ部2でタイミング信号Dをラ
ッチして得られたデューティ比1:3のパルス信号であ
る。
生成回路に適用した際のタイムチャートである。図3に
おいて、Aはエッジ検出部1のシフトレジスタ11に入力
されるクロック信号、Bはクロック信号Aに同期しその
クロック信号Aを4分周した変化点にジッタを持つ入力
パルス信号で入力データとしてシフトレジスタ11に入力
される。Cはクロック信号Aの立ち下がりでジッタを持
つ入力信号Bの立ち上がりをシフトレジスタ11で検出し
た検出信号である。Dはデューティ比1:3の間隔を決
定するためのタイミング信号であり、分周回路12で生成
される。Eは論理ゲート3でラッチした信号Fとタイミ
ング信号Dの論理積を取りラッチ部2に入力されるゲー
ト信号である。Fはラッチ部2でタイミング信号Dをラ
ッチして得られたデューティ比1:3のパルス信号であ
る。
【0016】図2、図3で示すように、エッジ検出部1
のシフトレジスタ11で入力信号Bの立ち上がりエッジの
検出を行い、その検出信号Cをエッジ検出部1の分周回
路12で分周した分周信号とアンドゲートで論理積を取り
(2回検出し、2回未検出した)タイミング信号Dを生
成する。ラッチ部2でタイミング信号DはJ側の入力と
なり、タイミング信号Dとラッチ部2でラッチした信号
Fをアンドゲート3で論理積を取り、そのゲート信号E
をK側に入力してデューティ比1:3のパルス信号Fが
得られる。従来、エッジ検出部とカウンタ部とデコード
部とラッチ部からなる回路構成から、エッジ検出部と論
理ゲートを含むラッチ部からなる回路構成に縮小するこ
とが可能となる。
のシフトレジスタ11で入力信号Bの立ち上がりエッジの
検出を行い、その検出信号Cをエッジ検出部1の分周回
路12で分周した分周信号とアンドゲートで論理積を取り
(2回検出し、2回未検出した)タイミング信号Dを生
成する。ラッチ部2でタイミング信号DはJ側の入力と
なり、タイミング信号Dとラッチ部2でラッチした信号
Fをアンドゲート3で論理積を取り、そのゲート信号E
をK側に入力してデューティ比1:3のパルス信号Fが
得られる。従来、エッジ検出部とカウンタ部とデコード
部とラッチ部からなる回路構成から、エッジ検出部と論
理ゲートを含むラッチ部からなる回路構成に縮小するこ
とが可能となる。
【0017】図4は本発明のデューティ比設定機能付き
パルス生成回路の一実施例を示すブロック図である。図
4において、図1、図2と同一の構成のものは同一の番
号または記号で示している。図4はデューティ比1:N
パルス生成回路のエッジ検出部1にデューティ比を設定
する設定部4を接続した一実施例を示している。設定部
4は、エッジ検出部1からの検出信号Cをカウントアッ
プするカウンタ41と、そのカウントアップしたカウント
信号Gをデコードするデコーダ42と、設定値を入力する
ディップスイッチ43と、入力された設定値とデコード値
を比較して設定値と一致する設定パルス信号Hを出力す
るコンパレータ44から構成されている。
パルス生成回路の一実施例を示すブロック図である。図
4において、図1、図2と同一の構成のものは同一の番
号または記号で示している。図4はデューティ比1:N
パルス生成回路のエッジ検出部1にデューティ比を設定
する設定部4を接続した一実施例を示している。設定部
4は、エッジ検出部1からの検出信号Cをカウントアッ
プするカウンタ41と、そのカウントアップしたカウント
信号Gをデコードするデコーダ42と、設定値を入力する
ディップスイッチ43と、入力された設定値とデコード値
を比較して設定値と一致する設定パルス信号Hを出力す
るコンパレータ44から構成されている。
【0018】エッジ検出部1は、設定部4よりデューテ
ィ比が設定された際には、その設定値に基づいた設定パ
ルス信号Hから検出信号Cで同期を取りタイミング信号
Dに変換するので、ラッチ部2と論理ゲート3で設定値
に基づいたデューティ比のパルス信号Fを出力すること
ができる。また、図4に示すように、エッジ検出部1に
設定部4を付加することでデューティ比を自由に設定で
きることにより回路構成を柔軟に対応することができ
る。また、設定部4がエッジ検出部1に接続される場合
は、エッジ検出部1は分周回路12を内蔵していない。
ィ比が設定された際には、その設定値に基づいた設定パ
ルス信号Hから検出信号Cで同期を取りタイミング信号
Dに変換するので、ラッチ部2と論理ゲート3で設定値
に基づいたデューティ比のパルス信号Fを出力すること
ができる。また、図4に示すように、エッジ検出部1に
設定部4を付加することでデューティ比を自由に設定で
きることにより回路構成を柔軟に対応することができ
る。また、設定部4がエッジ検出部1に接続される場合
は、エッジ検出部1は分周回路12を内蔵していない。
【0019】図5は本発明のデューティ比設定機能付き
パルス生成回路のタイムチャートである。図5におい
て、デューティ比の設定を2:2に設定したときのタイ
ムチャートである。エッジ検出部1により入力パルス信
号Bの立ち上がりを検出した検出信号Cは、カウンタ41
のクロック信号になる。カウンタ41は4進カウントアッ
プを行い、デコーダ42でデコードし、入力されたデュー
ティ比の設定値2:2とコンパレータ44で比較し、設定
パルス信号Hが出力される。設定パルス信号Hはエッジ
検出部1で検出信号Cと同期を取りタイミング信号Dに
変換し、ラッチ部2と論理ゲート3でラッチしてデュー
ティ比2:2のパルス信号Fとして出力される。
パルス生成回路のタイムチャートである。図5におい
て、デューティ比の設定を2:2に設定したときのタイ
ムチャートである。エッジ検出部1により入力パルス信
号Bの立ち上がりを検出した検出信号Cは、カウンタ41
のクロック信号になる。カウンタ41は4進カウントアッ
プを行い、デコーダ42でデコードし、入力されたデュー
ティ比の設定値2:2とコンパレータ44で比較し、設定
パルス信号Hが出力される。設定パルス信号Hはエッジ
検出部1で検出信号Cと同期を取りタイミング信号Dに
変換し、ラッチ部2と論理ゲート3でラッチしてデュー
ティ比2:2のパルス信号Fとして出力される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、クロック信号に同期し
たジッタを持つ入力パルス信号を用いてデューティ比
1:Nのパルスを生成する回路をエッジ検出部とラッチ
部で構成できので回路を小型化し、さらに設定部を付加
することで任意のデューティ比が設定できるので回路の
柔軟性が向上する。
たジッタを持つ入力パルス信号を用いてデューティ比
1:Nのパルスを生成する回路をエッジ検出部とラッチ
部で構成できので回路を小型化し、さらに設定部を付加
することで任意のデューティ比が設定できるので回路の
柔軟性が向上する。
【図1】本発明の基本回路構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明をデューティ比1:3パルス生成回路に
適用した一実施例を示すブロック図である。
適用した一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明をデューティ比1:3パルス生成回路に
適用した際のタイムチャートである。
適用した際のタイムチャートである。
【図4】本発明のデューティ比設定機能付きパルス生成
回路の一実施例を示すブロック図である。
回路の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明のデューティ比設定機能付きパルス生成
回路のタイムチャートである
回路のタイムチャートである
【図6】従来のデューティ比1:Nパルス生成回路を一
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図7】従来のデューティ比1:Nパルス生成回路のタ
イムチャートである。
イムチャートである。
1 エッジ検出部 2 ラッチ部 3 論理ゲート 4 設定部 11 シフトレジスタ 12 分周回路 A クロック信号 B 入力パルス信号 C 検出信号 D タイミング信号 E ゲート信号 F デューティ比1:Nパルス信号 G カウント信号 H 設定パルス信号
Claims (3)
- 【請求項1】 クロック信号(A)に同期しそのクロッ
ク信号(A)を固定分周した変化点にジッタを持つ入力
パルス信号(B)に対してデューティ比1:Nのパルス
信号を生成する回路において、 クロック信号(A)を用いてジッタを持つ入力パルス信
号(B)の立ち上がりを検出するとともにその検出信号
(C)でデューティ比1:Nの間隔を決定するためのタ
イミング信号(D)を生成するエッジ検出部(1)と、
エッジ検出部(1)から出力されるタイミング信号
(D)をラッチするラッチ部(2)と、ラッチ部(2)
でラッチした信号とタイミング信号(D)の論理積を取
りそのゲート信号(E)をラッチ部(2)に入力する論
理ゲート(3)を備え、クロック信号(A)を用いてジ
ッタを持つ入力パルス信号(B)からデューティ比1:
Nのパルス信号(F)をラッチ部(2)より得ることを
特徴とするデューティ比1:Nパルス生成回路。 - 【請求項2】 前記エッジ検出部(1)はシフトレジス
タ(11)と分周回路(12)を内蔵し、シフトレジスタ
(11)でクロック信号Aを用いてジッタを持つ入力パル
ス信号(B)の立ち上がりの検出を行い、その検出信号
(C)を分周回路(12)で1+Nに分周し、デューティ
比1:Nの間隔を決定するためのタイミング信号(D)
を生成することを特徴とする請求項1記載のデューティ
比1:Nパルス生成回路。 - 【請求項3】 前記エッジ検出部(1)に接続して外部
からデューティ比の設定値を入力することが可能な設定
部(4)をさらに備え、設定部(4)はエッジ検出部
(1)で検出された検出信号(C)からその設定値に基
づいたデューティ比の設定パルス信号(H)を生成し、
その設定パルス信号(H)をエッジ検出部(1)に帰還
することにより、エッジ検出部(1)は設定部(4)で
設定されたデューティ比のタイミング信号(D)を出力
することを特徴とする請求項1記載のデューティ比1:
Nパルス生成回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5227510A JPH0786879A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | デューティ比1:nパルス生成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5227510A JPH0786879A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | デューティ比1:nパルス生成回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0786879A true JPH0786879A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16862036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5227510A Withdrawn JPH0786879A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | デューティ比1:nパルス生成回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0786879A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109818613A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-05-28 | 浙江大学 | 基于数控延时占空比校准的参考时钟倍频器电路及算法 |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5227510A patent/JPH0786879A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109818613A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-05-28 | 浙江大学 | 基于数控延时占空比校准的参考时钟倍频器电路及算法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |