JP2003513249A - 信号エッジ間の間隔を測定するための装置 - Google Patents

信号エッジ間の間隔を測定するための装置

Info

Publication number
JP2003513249A
JP2003513249A JP2001533618A JP2001533618A JP2003513249A JP 2003513249 A JP2003513249 A JP 2003513249A JP 2001533618 A JP2001533618 A JP 2001533618A JP 2001533618 A JP2001533618 A JP 2001533618A JP 2003513249 A JP2003513249 A JP 2003513249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
edge
timing
stop
arming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001533618A
Other languages
English (en)
Inventor
クーグリン・フィリップ・ティー
Original Assignee
クリーダンス システムズ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クリーダンス システムズ コーポレイション filed Critical クリーダンス システムズ コーポレイション
Publication of JP2003513249A publication Critical patent/JP2003513249A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F10/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means
    • G04F10/04Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means by counting pulses or half-cycles of an ac
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F10/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means
    • G04F10/06Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means by measuring phase
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L7/044Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal using a single bit, e.g. start stop bit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 開始信号のエッジと停止信号のエッジの間の時間間隔を測定するための装置が、安定性のあるクロック(17)を論理ゲート遅延ライン(21)に提供する。位相同期コントローラー(22)は、すべてのゲートの切り替え速度を制御する。ゲート出力信号とクロック信号は、一組の位相分散されたクロック信号を形成するが、開始時間測定ユニット(TMU)(12)と同一の停止TMU(14)に加えられる。開始TMU(12)は、アーミング信号と開始信号の間に生じる一クロック期間のエッジをカウントし、遅延時間データをクロック信号周期の整数及び分数として出力し、開始信号に続く位相を特定する。停止TMU(14)は、アーミング信号と停止信号に関連して、同様のことを行う。所望の間隔は、TMU遅延データ間の差である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 本発明は、一般的には、2つの信号エッジ間の時間間隔を測定するための装置
に関するが、特には、タイミング基準として遅延同期ループ遅延線のクロック信
号を用いる装置に関する。
【0002】 関連技術の説明 2つの信号エッジ間の時間間隔を測定するための1つの公知システムは、安定
で予測のつく周波数を有するクロック信号を生成する水晶発振器とそのクロック
信号のパルスをカウントしてそのカウントを表す出力データを生成するカウンタ
を用いている。「開始」信号のエッジは、クロック信号をカウンタに関連させて
それがクロック信号のパルスのカウントを開始できるようにする。その後、「停
止」信号のエッジは、カウンタとのクロック信号の関連を断ってクロック信号の
パルスのカウントを停止するようにする。最終のカウントによって表された値は
、クロック信号の周期と積算されて、開始信号のエッジと停止信号のエッジの間
の間隔となる。開始信号のパルスと停止信号のパルスがクロック信号のパルスと
同期がとれなくなった場合には、間隔測定における誤差は、水晶発振器のクロッ
ク信号出力の周期ほどにもなることがある。したがって、水晶発振器の周期以下
の値に測定誤差を減らしたいと思えば、時間間隔を測定するための他の何らかの
手段が必要である。
【0003】 Yanazakiに1998年12月8日付で発行された米国特許第5,84
7,590号とHoshino他に1994年2月22日付で発行された米国特
許第5,289,135号は、同じ周期Pを有するが位相的に均等分散してクロ
ック信号周期をN個の均等なセグメントに分割するN個のクロック信号を生成す
るためのリング発振器を用いた間隔測定器を記載している。リング発振器は、ル
ープ状に連結された一組の反転論理ゲートからなり、それぞれのゲートがループ
内で先行するゲートから届いたパルスを次のゲートに通過させる。ループが閉鎖
されているときには、信号のエッジはループを循環して、それぞれの連続するゲ
ートの出力において信号のステートを変更する。N個のクロック信号はループを
形成する各ゲートの出力において引き出される。それぞれのクロック信号は、信
号エッジがループを循環する周波数とクロック信号を発生するゲートのループ内
の位置に依存する位相を有して振動する。1つのクロック信号から次のクロック
信号にわたる位相偏移は、それを生成するそのゲートの切り替え速度と同等であ
る。すべてのゲートが同じ切り替え速度を有するときに、クロック信号の位相は
均等に分散される。
【0004】 上記の両システムにおいては、開始信号STARTパルスがループを閉じ、そ
れによって、パルスが各ゲートを通じて循環を開始してN個の出力クロック信号
の生成をトリガする。その後、停止信号STOPのエッジがカウントを停止する
まで、カウンタがN個のクロック信号のうちの1つのもののサイクルをカウント
する。その時点で、カウンタの出力データは、開始信号STARTエッジと停止
信号STOPエッジの間に経過したクロック信号のサイクルの整数を示している
。発振器のN個の出力クロック信号の各ステートは、開始信号STARTエッジ
と停止信号STOPエッジの間の間隔を決定するために、カウンタ出力によって
表されたクロックサイクルの整数に加えられるクロックサイクルの分数部分を表
すNビットのデータワードを形成する。
【0005】 クロック信号周期が安定であり、予測可能であるとすると、これらのシステム
はリング発振器のクロック信号の周期の約1/Nの範囲内まで2つの信号エッジ
の間の時間間隔を測定することができる。しかし、自由走行しているリング発振
器のクロック信号の周期は発振器を構成しているそれぞれのゲートの切り替え速
度に依存し、その切り替え速度は安定性があるわけでも予測可能でもない。論理
ゲートの切り替え速度がそれを構成している半導体材料の特性に部分的に依存し
ているので、その半導体材料に生じるナチュラルプロセスの変動がゲートの速度
を正確に予測することを難しくしている。論理ゲートの切り替え速度は、また、
予測できないように変化することがある、その温度や電源レベルを含む動作環境
によっても影響を受ける。よって、上記の両システムが開始信号STARTエッ
ジと停止信号STOPエッジの間の時間間隔を測定できる精度は、反対に、リン
グ発振器を構成する各ゲートの切り替え速度に影響する予測不可能なプロセスと
環境の変化に起因するリング発振器の出力信号の周期の非予測性によって影響を
受けてしまう。
【0006】 必要なのは、タイミング基準として安定していて予測可能性のあるクロック信
号を使用して2つの信号エッジ間の時間間隔を測定するための装置であって、ク
ロック信号の周期よりもはるかに小さな誤差を有してその時間間隔を測定するこ
とができるものである。
【0007】発明の要約 本発明の一つの側面に関しては、開始信号STARTのエッジと停止信号ST
OPのエッジの間の時間間隔を測定するための装置が、温度変化又はプロセス変
動によって影響を受けずに安定していて予測可能性のあるクロック信号を生成す
る水晶発振器を用いている。クロック信号は、一連のN個の同じ論理ゲートであ
って、すべてのゲートに共通に供給された制御信号電圧(CONTROL)によ
って決められる遅延を有して、それぞれの連続するゲートがクロック信号を遅延
していくものによって構成される遅延線に入力を提供する。電源電圧又はバイア
ス電圧のいずれかである制御信号電圧CONTROLは、各ゲートの切り替え速
度に影響を与える。クロック信号と各ゲートの出力信号は、開始信号START
エッジと停止信号STOPエッジの間の間隔を測定するためのタイミング基準と
して使用される一組のタイミング信号T0−TNを構成する。
【0008】 本発明の他の側面においては、遅延線の他のゲートと同一のものである追加の
ゲートが遅延線の最後のゲートの出力信号TNを遅延して、基準信号を提供する
。位相同期コントローラが、その基準信号の位相を、遅延線へのクロック信号入
力の位相と比較し、すべてのゲートの切り替え速度を制御する制御信号CONT
ROLを調節して基準信号をクロック信号と位相同期する。このことは、温度変
化又はプロセス変動にもかかわらず、ゲートの切り替え速度を均一で安定性があ
り予測可能なものにし、したがって、それぞれのタイミング信号T0−TNの周
期と位相を安定性があり予測可能なものにする。
【0009】 本発明の更なる側面においては、装置が、「開始」時間測定ユニット(TMU
)とそれと同じ「停止」TMUを有する。開始TMUは、基準信号(ARMIN
G)のエッジと開始信号STARTのエッジの間に生じるタイミング信号T0−
TNのうちの1つのもののエッジ数をカウントして、そのカウントを反映する出
力データを発生する。開始TMUは、また、タイミング信号発生器によって生成
される全タイミング信号T0−TNのステートを監視し、その出力データは開始
信号STARTのエッジの後でN+1個のタイミング信号のうちのどれが最も近
接したエッジを有するかを示す。開始TMUの出力データ(START_DEL
AY)は、したがって、クロック信号の周期の整数及び分数として、アーミング
信号ARMINGと開始信号STARTのエッジの間の測定された遅延時間を表
している。同様に、停止TMUは、アーミング信号ARMINGのエッジと停止
信号STOPのエッジの間に生じた同じタイミング信号のエッジ数を示す出力デ
ータであり、停止信号STOPのエッジの後でタイミング信号T0−TNのうち
のどれが最も近接したエッジを有するのかを示すものを生成する。停止TMUの
出力データ(STOP_DELAY)は、したがって、クロック信号の周期の整
数及び分数として、アーミング信号ARMINGと停止信号STOPのエッジの
間の測定された遅延時間を表している。
【0010】 本発明の別の側面においては、装置が、データSTART_DELAYとST
OP_DELAYの組み合わせをデコードして、開始信号STARTエッジと停
止信号STOPエッジの間の間隔を表す出力データ(INTERVAL)を生成
するデコーダを具備している。間隔データINTERVALは、データSTAR
T_DELAYによって表されている開始信号STARTのエッジの遅延時間と
データSTOP_DELAYによって表されている停止信号STOPのエッジの
遅延時間の間の時間差を表している。
【0011】 それぞれのTMUのカウンタをトリガするタイミング信号のエッジに対するア
ーミング信号ARMINGのタイミングが予測不可能であり一クロックサイクル
全部と同等になるほど変化することもあるので、開始信号STARTと停止信号
STOPの遅延測定は、クロック信号の一サイクルほどの大きさにもなり得る本
来的な不正確さを有している。しかし、2つのTMUによってなされた開始遅延
測定と停止遅延測定において結果的に生じた誤差が同一であるので、デコーダが
停止遅延から開始遅延を差し引いて開始信号STARTのエッジと停止信号ST
OPのエッジの間の間隔を決定するときには誤差は打ち消し合う。したがって、
その装置によって測定された間隔は、クロック信号の周期の1/N以内の精度で
あり、測定はプロセス変動又は環境変化の影響をほとんど受けない。
【0012】 したがって、タイミング基準として安定していて予測可能性のあるクロック信
号を使用して2つの信号エッジの間の時間間隔を測定するための装置であって、
クロック信号の周期よりもはるかに小さな誤差を有してその時間間隔を測定する
ことができるものを提供することが本発明の目的である。
【0013】 本明細書の結論部分は、本発明の主題を特に指摘し且つ明確に権利主張してい
る。しかし、当業界で通常の知識を有する者は、同じ引用符号が同じ構成要素を
指し示している添付の図面を参照して、本明細書の残りの部分を読むことによっ
て、本発明の構成と操作方法の双方を、更に、その効果と目的をも最もよく理解
する。
【0014】好適な実施の形態の説明 図1は、2つの信号パルス(STARTとSTOP)のエッジとエッジの間の
時間間隔を示す間隔出力データ(INTERVAL)を発生する本発明の時間間
隔測定装置を図示している。装置10は、基準(アーミング)信号ARMING
の前縁と開始信号のエッジの間の遅延を測定し、その遅延を表す出力データ(S
TART_DELAY)を生成するための開始TMU12を有する。同様に、停
止TMU14は、アーミング信号ARMINGのエッジと停止信号STOPのエ
ッジの間の遅延を測定し、その遅延を表す出力データ(STOP_DELAY)
を発生する。上記のように、開始TMU12と停止TMU14は、共に、それら
が測定する遅延を少なく評価するが、それらは同じ量だけそのことを行う。した
がって、データSTOP_DELAYによって報告された停止信号STOPの遅
延からデータSTART_DELAYによって報告された開始信号STARTの
遅延を引いたときには、誤差は互いに相殺され、結果は開始信号STARTのエ
ッジと停止信号STOPのエッジの間の間隔を精密に表す。装置10は、データ
START_DELAYとSTOP_DELAYの組み合わせをデコードするこ
とによって「減算」を実行してその時間間隔を表す間隔出力データINTERV
ALを生成するデコーダ16を有する。
【0015】 タイミング信号発生器 データSTART_DELAYとSTOP_DELAYは、基準発振器17に
よって生成された周期的なクロック信号(CLOCK)のサイクルの整数と分数
(例えば、0,1/32,2/32...31/32)の和のように遅延を表す
。遅延同期されるループタイミング信号発生器18は、32個一組のタイミング
信号T0−T31を発生し、開始TMU12と停止TMU14に供給して、各パ
ルスエッジ間の間隔を特定するときのタイミング基準として使用する。それぞれ
のタイミング信号T0−T31は、クロック信号と同じ周波数を有するが、それ
らは均一に位相分散されており、それらのエッジがクロック信号の一サイクルの
1/32だけ離れており、それによって、クロック信号の周期を32個の個別の
タイムスロットに均等分割する。
【0016】 従来のタイミング信号発生器18は、直列に接続されて遅延線21を構成する
32個一組の同じゲート20(1)−20(32)を有する。T0信号としても
作動するクロック信号は、遅延線21の第1のゲート20(1)をドライブする
。ゲート20(1)は、クロック信号をクロック信号の周期の1/32だけ遅延
して、タイミング信号T1を生成する。第2のゲート20(2)は、タイミング
信号T1をクロック信号の周期の1/32だけ遅延して、T2を生成する。同様
に、ゲート20(3)−20(32)は、すべて、それらの先行するゲートのタ
イミング信号出力をクロック信号サイクルの1/32だけ遅延して、タイミング
信号T3−T32を生成する。
【0017】 従来の位相同期コントローラ22は、制御信号(CONTROL)入力をそれ
ぞれのゲート20に供給する。それぞれのゲート20への電源電圧若しくはバイ
アス電圧の入力のいずれかである制御信号CONTROLの電圧は、それらの切
り替え速度を制御することによって、ゲートの遅延を制御する。位相同期コント
ローラ22は、一連のゲートのうちの最初のゲート20(1)の入力に到達した
ときのクロック信号の位相を一連のゲートのうちの最後のゲート20(32)の
出力信号T32の位相と比較する。信号T32がクロック信号に先行するときは
、位相同期コントローラ22はゲート20に供給される制御信号CONTROL
の電圧を変えて、それらの切り替え速度を減少し、それによって、クロックとT
32の間の遅延を大きくする。信号T32がクロック信号よりも遅れているとき
は、位相同期コントローラ22はゲート20の制御信号CONTROLの電圧を
調節して、それらの切り替え速度を増加し、それによって、クロックとT32の
間の遅延を小さくする。このように、帰還ループは、信号T32をクロック信号
と同相に保持し、すべてのタイミング信号T0−T32がクロック信号と同じ周
波数を有し、更に、タイミング信号T0−T31の各エッジが徐々に位相的にず
れてそれらのエッジがクロック信号の周期を32個の個別のタイムスロットに均
等に分ける。以下に記載するように、開始TMU12と停止TMU14は、間隔
を測定するときのタイミング基準として信号T0−T31を用い、したがって、
クロック信号の周期の1/32の分解能で、開始信号STARTと停止信号ST
OPのそれぞれのエッジの遅延を測定することが可能である。
【0018】 時間測定ユニット入出力信号 開始TMU12と停止TMU14は、それらが相互接続される方法に応じてそ
れらの挙動に多少の違いはあるけれども、同一の回路である。両TMUユニット
12と14は、表Iに列挙された入出力ターミナルを有する。
【0019】
【0020】 タイミングTIMING それぞれのTMU12と14の32個のタイミング入力ターミナルは、タイミ
ング信号T0−T31を受信する。
【0021】 IN TMU12の入力INは、開始信号STARTのエッジを搬送する信号を受信
するが、一方、TMU14の入力INは、停止信号STOPのエッジを搬送する
信号を受信する。開始信号STARTのエッジと停止信号STOPのエッジは、
同じ信号に現れる場合もあるし、違う信号に現れる場合もある。
【0022】 POL 開始TMU12の入力POLに加えられる信号START_POLのステート
(ハイ又はロー)は、それぞれ、開始信号STARTのエッジが前縁であるべき
か又は後縁であるべきかを示す。同様に、停止TMU14の入力POLに加えら
れる信号STOP_POLのステートは、停止信号STOPのエッジが前縁であ
るべきか又は後縁であるべきかを示す。
【0023】 アームARM 開始TMU12と停止TMU14のアーム入力は、アーミング信号ARMIN
Gを受信する。
【0024】 INT_EN、INT_A、INT_B、EN_A、EN_B TMU12の入力INT_ENはロー(論理「0」)に設定されてTMU12
が開始TMUとして作動すべきであることを示すが、一方、TMU14の入力I
NT_ENはハイ(論理「1」)に設定されてそのTMU14が停止TMUとし
て作動すべきであることを示す。開始信号STARTのエッジと停止信号STO
Pのエッジを搬送する信号が周期的であるとき、開始TMU12は開始信号ST
ARTのエッジとしてアーミング信号ARMINGの後の最初の入力信号のエッ
ジを単純に選択する。しかし、停止TMU14が停止信号STOPのエッジとし
てその入力信号のエッジを選択する前に、開始TMU12が開始信号のエッジを
確実に選択することが必要である。したがって、アーミング信号ARMINGを
検出した後で、開始TMU12が停止TMU14にそれが開始信号STARTの
エッジとしてその入力信号のうちの1つを受容したとの信号を送るまでは停止T
MU14は停止信号STOPのエッジとしてその入力信号のエッジを受容するこ
とをしない。
【0025】 TMU12と14は同一回路なので、それぞれのTMUは、それが開始TMU
か又は停止TMUとして作動すべきかを示す信号を受信するための入力ターミナ
ルINT_ENを有する。入力INT_ENがロー(論理「0」)に設定されて
いれば、開始TMU12は、アーミング信号ARMINGの後で生じる適切なポ
ラリティの最初の入力信号のエッジを開始信号STARTのエッジとして取り扱
う。その後、アーミング信号ARMINGのパルスを検出し、更に、開始信号S
TARTのエッジとしてその入力信号エッジのうちの1つを受容した後で、開始
TMU12は、一対の出力イネーブリング信号EN_AとEN_Bのうちの一方
をハイにドライブする。それらの信号は、停止TMU14のインターロック入力
INT_AとINT_Bをドライブする。
【0026】 入力INT_ENがハイ(論理「1」)にドライブされていれば、開始TMU
12が停止TMUの入力INT_A又はINT_Bの一方をハイにドライブする
まで、停止TMU14は、アーミング信号ARMINGのエッジの後の入力信号
のエッジをすべて無視する。そして、開始TMU12は適切なポラリティの次に
到着する入力信号のエッジを停止信号STOPのエッジとして受容する。
【0027】 DONE 開始TMU12と停止TMU14は、その出力DONEをハイにドライブして
、いつその測定が完了するのか、そして、その出力データSTART_DELA
Y又はSTOP_DELAYがいつ有効になるのかを示す。図1においては、停
止TMU14の出力DONEは、デコーダ16に有効信号VALID入力として
加えられ、それにいつデータSTART_DELAYとSTOP_DELAYを
デコードして装置10の間隔データ出力INTERVALを生成するのかを知ら
せる。
【0028】 CNT、A、B、FA 開始TMU12と停止TMU14の出力ターミナルCNT、A、B、FAは、
TMU出力データの4つの個々のフィールド、すなわち、START_DELA
Y若しくはSTOP_DELAYを伝送する。開始TMU12と停止TMU14
は、アーミング信号ARMINGのエッジと開始信号START又は停止信号S
TOPのエッジの間の間隔をクロック信号サイクルの整数及び分数(1/32ず
つ)で表す。32ビットのCNTフィールドは、間隔の整数部分を示す。一対の
16ビットフィールドAとB並びに単一ビットのフィールドFAは、間隔の分数
部分を示すコードを形成する。以下の表IIは、フィールドA、B、FAによっ
て形成された32ビットコードによって表された分数値を列挙している。
【0029】
【0030】 例えば、アーミング信号ARMINGパルスのエッジと開始信号STARTの
エッジの間の間隔がクロック信号の周期の19と30/32であるとき、TMU
12又は14が生成する出力データの各フィールドは以下のようになる。 すなわち、 CNTは、0000000000010011(10進法の19)、 Aは、 1111111111111111、 Bは、 0000000000000011、 FAは、 0 である。
【0031】 便宜的にフィールドCNTの値は上記の10進法で表記されてはいるが、CN
Tは実際には2進法のコード形式で表されている。
【0032】 時間測定ユニット 図2は、図1のTMU12と14のうちのいずれか1方をより詳細な略式のブ
ロック図形式で図示している。それぞれのTMUは、2つのバンクのフリッププ
ロップであるバンクAとバンクBを有する。バンクAは、それぞれタイミング信
号T0−T15によってクロックされる16個のDタイプのフリッププロップ3
0(0)−30(15)を有するが、一方、バンクBは、それぞれタイミング信
号T16−T31によってクロックされる16個のDタイプのフリッププロップ
30(16)−30(31)を有する。アーミング信号ARMINGのエッジは
、フリッププロップ30(0)−30(31)とカウンタ62をすべてリセット
する。XORゲート32は、ターミナルINとPOLに到達しているTMUの入
力信号(START又はSTOP)をそのポラリティ入力信号と排他的論理和演
算して、すべてのフリッププロップ30(0)−30(31)のD入力をドライ
ブする信号34を生成する。位相Aのイネーブル回路36によって生成されたT
MUの出力信号EN_Aは、バンクAのフリッププロップ30(0)−30(1
5)のイネーブル入力(EN)をドライブするが、一方、イネーブル論理回路3
8によって生成されたTMUの出力信号EN_Bは、バンクBのフリッププロッ
プ30(16)−30(31)のイネーブル入力をドライブする。
【0033】 フリッププロップ30(0)−30(31)をリセットすることに加えて、ア
ーミング信号ARMINGパルスのエッジは、位相Aのイネーブル回路36に命
じて、アーミング信号ARMINGのエッジの後の最初の信号T24のエッジの
時にそのEN_A出力をアサートし、それによって、バンクAのフリッププロッ
プ30(0)−30(15)をすべてイネーブルにする。バンクAのフリッププ
ロップがイネーブルとなった後の最初の信号T8パルスのエッジの時に、イネー
ブリング回路38はバンクBのフリッププロップ30(16)−30(31)を
イネーブルにする。
【0034】 すべてのフリッププロップ30(0)−30(31)がイネーブルにされると
、タイミング信号T0−T31の各エッジは、クロック信号の各サイクル中にお
いてそれぞれのフリッププロップ30(0)−30(31)を連続的にクロック
する。INターミナルに到達する開始信号START又は停止信号STOPのス
テートが引き続きTMU12のターミナルPOLに到達する信号を示すポラリテ
ィのステートに整合しているならば、XORゲート32はすべてのフリッププロ
ップ30(0)−30(31)のD入力をローに保持する。したがって、フリッ
ププロップ30(0)−30(31)のQ出力はローのままである。開始信号S
TART又は停止信号STOPのエッジがTMU12のINターミナルに達した
ときに、開始信号START又は停止信号STOPは、ステートを変え、もはや
POL信号のステートとは整合しない。したがって、XORゲート32はすべて
のフリッププロップ30(0)−30(31)のD入力をハイにドライブする。
【0035】 例えば、図2のTMUが開始TMUとして作動していて、タイミング信号T1
5がフリッププロップ30(15)をクロックする直前に開始信号STARTの
エッジが到達しているものとする。次いで、開始信号STARTのエッジに続い
て、タイミング信号T15−T31が徐々にフリップフロップ30(15)−3
0(31)をクロックするときにそれらのフリップフロップのQ出力が連続的に
ハイとなる。タイミング信号T31のエッジの直後に、TMU12の出力Aは、
値0000000000000001を取り、TMU12の出力Bは、値111
1111111111111を取る。これらの値が上記表IのAとBに対する値
15/32に対応することに留意してください。
【0036】 位相Aイネーブル回路36は、バンクAのすべてのフリッププロップ30(0
)−30(15)のQ出力を論理和演算するORゲート40の出力を監視してい
る。TMUが開始TMU12として作動しているとき、イネーブル回路36と3
8に供給されたINT_EN入力はローに保持される。したがって、ORゲート
40の出力がハイとなり、開始信号STARTのエッジが生じたことをバンクA
のフリッププロップ30(0)−30(15)のうちの1つのものが検出したこ
とを示すとき、イネーブリング回路36は、信号T24の次に到達するパルスの
ときにその出力信号EN_Aをデアサートする。このことは、次に到達する一組
のタイミング信号T0−T15のエッジがフリッププロップ30(0)−30(
15)をクロックしないようにする。したがって、後続の開始信号STARTの
ステートのいかなる変化にも係わらず、フリッププロップ30(0)−30(1
4)のQ出力はローのままであり、フリッププロップ30(15)のQ出力はハ
イのままである。したがって、TMUが再アーミングされる後まで、TMU12
の出力Aは、0000000000000001に固定される。
【0037】 同様に、位相Bのイネーブル回路38は、バンクBのフリッププロップ30(
16)−30(31)のQ出力を論理和演算するORゲート42の出力を監視し
、更に、(INT_ENがローに保持されている状態で)、ORゲート42の出
力がハイとなった後で最初に生じる信号T8のパルスのときに信号EN_Bをデ
アサートする。このことは、次の一組のタイミング信号T16−T31のエッジ
がフリッププロップ30(16)−30(31)をクロックしないようにする。
したがって、例示の場合、開始信号STARTのパルスが信号T15のエッジの
直前に生じた場合、TMU12の出力Bであるフリッププロップ30(16)−
30(31)のQ出力は、アーミング信号ARMINGがその後にそれらのフリ
ッププロップをリセットするまでは、1111111111111111のまま
である。
【0038】 TMU12は、ORゲート40と42の出力を監視して、アーミング信号AR
MINGのエッジがバンクAのフリッププロップをリセットした後の最初のT2
4のパルスのときにTMU12のFA出力信号をローにドライブする回路70を
有する。その後、ORゲート42がバンクBフリッププロップ30(16)−3
0(31)のQ出力がハイにドライブされたことを示す以前に、いずれかのバン
クAフリッププロップ30(0)−30(15)のQ出力が入力開始信号STA
RTに応じて設定されていることをORゲート40が示したときには、回路70
はFA信号をハイにドライブする。表Iに列挙されているように、FA出力信号
は、TMU12の出力データSTART_DELAYのフィールドとして使用さ
れ、0/32と16/32に対するA値とB値の間の不明確さを解消する。すな
わち、AとBが共に値1111111111111111を有するとき、STA
RT_DELAYによって表される遅延の分数値は、0/32又は16/32の
いずれかである。FAビットは不明確さを解消する。
【0039】 図2のTMUが図1の停止TMU14として作動するとき、イネーブリング回
路36と38への入力INT_ENはハイに保持され、開始TMU12の出力E
N_AとEN_Bは停止TMUのイネーブリング回路36と38の入力INT_
AとINT_Bをドライブする。ORゲート40又は42は、停止信号STOP
のエッジが生じたことをバンクA又はBのフリップフロップのうちの1方が検出
したとの信号をイネーブリング回路36又は38に送るとき、開始TMUがまだ
信号INT_AとINT_Bをローにドライブしていない場合にはイネーブリン
グ回路36と38は信号EN_AとEN_Bをローにドライブしない。しかし、
ORゲート40が停止信号STOPが生じたとの信号をイネーブリング回路36
に送る前に、開始TMUが信号INT_Aをローにドライブしていた場合には、
イネーブリング回路36は、次のT24のパルスのときにバンクAのフリップフ
ロップをディスエーブルにする。更に、ORゲート42がイネーブリング回路3
8に停止信号STOPのエッジが生じたことを知らせたときに、開始TMUが既
に信号INT_Bをローにドライブしていた場合には、イネーブリング回路38
は次のT8のパルスのときにバンクBのフリップフロップをディスエーブルにす
る。
【0040】 イネーブリング回路36は、入力信号INT_ENによって制御されると共に
、入力として信号INT_Aとハードワイヤ「0」を受信し、更に、ANDゲー
ト51の反転入力をドライブするマルチプレクサ50を有する。ORゲート40
の出力は、ANDゲート51の非反転入力をドライブする。ORゲート52は、
入力ARMを信号出力EN_Aと論理和演算してANDゲート53の入力をドラ
イブされる信号を生成する。ANDゲート51の出力は、ANDゲート53の反
転入力をドライブする。ANDゲート53は、タイミング信号T24によってク
ロックされるフリップフロップ54のD入力を制御する。フリップフロップ54
は、そのQ出力にEN_A信号を生成する。イネーブリング回路38は、その出
力フリップフロップ55がタイミング信号T8によってクロックされることを除
いて、大体イネーブリング回路36と同じである。イネーブリング回路38にお
いては、また、アームターミナルARMはイネーブリング回路36のORゲート
52に対応するORゲート56の入力に直接接続されない。それに代わって、タ
イミング信号T24によってクロックされるフリップフロップ56が、ORゲー
ト56の入力へのアーム入力ARMに到達するアーミング信号ARMINGをク
ロックする。このことは、バンクAのフリップフロップがバンクBのフリップフ
ロップの前にはイネーブルされないことを確実にする。
【0041】 図2に図示されたTMU12又は14は、また、イネーブリング回路38がバ
ンクBをイネーブルにしてTMUのCNT出力データを発生している間に生じる
タイミング信号T8のパルス数をカウントする32ビットのカウンタ62を有す
る回路60を具備する。アーミング信号ARMINGによってリセットされるカ
ウンタ62は、フリップフロップ55のD入力とQ出力を論理積演算するAND
ゲートの出力によってイネーブルされる。
【0042】 それぞれのTMUは、更に、イネーブリング回路38の信号出力EN_Bを監
視して、EN_B信号がローにドライブされた後で最初の信号T8パルスのとき
に信号DONEをハイにドライブし、それによって、TMU12がその時間測定
を終了したことと有効な出力データを生成中であることを示す回路66を有する
。回路66は、次のT8パルスのときに再び信号DONEをローにドライブする
。回路66は、タイミング信号T8によってクロックされ、そのD入力で信号E
N_Bを受信し、更に、そのQ出力をANDゲート69の入力に供給するDタイ
プのフリップフロップ68を有する。ANDゲート69は、反転入力において信
号EN_Bを受信し、その出力に信号DONEを発生する。
【0043】 それぞれのTMUは、また、ORゲート40と42の出力を監視し、アーミン
グ信号ARMINGのエッジがバンクAのフリップフロップをリセットした後の
最初のT24パルスのときにTMUの出力信号FAをローにドライブする回路7
0を有する。その後、回路70は、バンクBのフリッププロップ30(16)−
30(31)のQ出力がハイにドライブされたことをORゲート42が示す前に
、バンクAのフリッププロップ30(0)−30(15)のいずれかのQ出力が
入力開始信号STARTに応じて設定されていることをORゲート40が示した
ときには、回路70はFA信号をハイにドライブする。表Iに列挙されているよ
うに、FA出力信号は、TMU12の出力データSTART_DELAYのフィ
ールドとして使用されて、0/32と16/32に対するA値とB値の間の不明
確さを解消する。すなわち、AとBが共に値1111111111111111
を有するとき、START_DELAYによって表される遅延の分数値は、0/
32又は16/32のいずれかである。FAビットは不明確さを解消する。
【0044】 回路70は、タイミング信号T24によってクロックされそのQ出力に信号F
Aを生成するDタイプのフリップフロップ72と、タイミング信号T8によって
クロックされそのQ出力に信号FBを生成するフリップフロップ74を有する。
ANDゲート76は、反転入力において信号FBを受信し、それをORゲート4
0の出力と論理積演算してフリップフロップ72のD入力をドライブするための
信号を生成する。同様に、ANDゲート78は、反転入力において信号FAを受
信し、それをORゲート42の出力と論理積演算してフリップフロップ74のD
入力を制御する信号を生成する。
【0045】 信号タイミング 図3は、異なる2つの信号において生じる開始信号STARTパルスの前縁と
停止信号STOPパルスの後縁の差を測定するように設定されたときの図1のT
MU12とTMU14の各入出力信号の挙動を図示するタイミング図である。こ
の特定の例においては、開始信号STARTは単独パルスを搬送するものである
が、一方、停止信号STOPは周期的なものである。以下は、様々な時点におけ
る図3に図示された各信号の変化を説明するものである。
【0046】 時点A:アーミング信号ARMINGパルスの出現に先行するある時点Aにおい
て、TMU12を起動する信号START_POL入力がローに設定されて開始
信号STARTのエッジが前縁であるべきであることを示すが、一方、TMU1
4への信号STOP_POLのステートがハイに設定されて停止信号STOPの
エッジが後縁であるべきであることを示している。
【0047】 時点B:アーミング信号ARMINGがハイにドライブされて、両TMU12と
14のバンクAとバンクBのフリップフロップ30とカウンタ60をリセットし
、それによって、両TMUのA出力データフィールドとB出力データフィールド
の双方を0000000000000000にドライブして、CNTフィールド
を0にドライブする。
【0048】 時点C:アーミング信号ARMINGの前縁に後続する信号T24の次のパルス
に応じて、開始TMU12と停止TMU14は、共に、それらの信号EN_Aを
ハイにドライブしてそれらのバンクAフリップフロップをイネーブルにする。
【0049】 時点D:信号T8の次のパルスに応じて、開始TMU12と停止TMU14は、
共に、それらの信号EN_BをハイにドライブしてそれらのバンクBフリップフ
ロップをイネーブルにする。
【0050】 時点E:開始信号STARTの前縁がタイミング信号T7のパルスの前縁の直前
に出現する。その後、タイミング信号のエッジは、TMU12内のバンクAとバ
ンクBのフリップフロップのいくつかの設定を開始する。
【0051】 時点F:T8のパルスの次のエッジが、開始TMU12と停止TMU14のCN
Tフィールドをインクリメントして1にする。
【0052】 時点G:T24の次のパルスの前縁において、開始TMU12が、その信号EN
_Aをローにドライブすることによって、そのバンクAフリップフロップをディ
スエーブルにする。開始TMU12は、また、その出力信号FAをハイにドライ
ブする。
【0053】 時点H:T8の次のパルスの前縁において、開始TMU12が、その信号EN_
Bをローにドライブすることによって、そのバンクBフリップフロップをディス
エーブルし、その信号DONEをハイにドライブする。開始TMU12と停止T
MU14の双方は、それらのCNTフィールドをインクリメントして2にする。
【0054】 時点I:T18のエッジの直前に、停止信号STOPの後縁が生じる。
【0055】 時点J:T24の次のパルスの前縁において、停止TMU14が、その信号EN
_Aをローにドライブすることによって、そのバンクAフリップフロップをディ
スエーブルにする。
【0056】 時点K:T8の次のパルスの前縁において、停止TMU14が、その信号EN_
Bをローにドライブし、そのバンクBフリップフロップをディスエーブルにし、
その信号DONEをハイにドライブする。開始TMU12は、また、その信号D
ONE出力を再びローにドライブする。
【0057】 時点L:信号T8の次のパルスの前縁において、停止TMU14がその信号DO
NEを再びローにドライブする。
【0058】 時点Lの後で、図1のデコーダ16は、開始TMU12と停止TMU14の出
力データをデコードして、時点Cに出現する開始信号STARTパルスの前縁と
時点Jに出現する停止信号STOPパルスの後縁の間の遅延時間を表す間隔IN
TERVALの値を生成する。開始TMU12のSTART_DELAYデータ
出力(CNT、A、B、FA)は、クロック信号の周期の1と7/32の遅延時
間を示している。停止TMU14のSTOP_DELAYデータ(CNT、A、
B、FA)は、クロック信号の周期の2と18/32の停止遅延時間を示してい
る。このように、開始信号STARTパルスの前縁と停止信号STOPパルスの
後縁の間の遅延、すなわち、TMU12と14の出力によって表される各時点の
間の差は、クロック信号の周期の1と11/32である。
【0059】 START_DELAYデータがアーミング信号ARMINGのエッジイベン
トと開始信号STARTのエッジイベントの間の実際の遅延を少なく評価するこ
ととSTOP_DELAYデータがアーミング信号ARMINGのパルスイベン
トと停止信号STOPのパルスイベントの間の実際の遅延を少なく評価すること
を特に記載する。それらは、共に、アーミング信号ARMINGエッジと次のT
0信号パルスのエッジの間の位相差によって時間の遅延を少なく評価する。しか
し、開始TMU12と停止TMU14のデータ出力は、同じ量だけ遅延を少なく
評価するので、デコーダ16が出力間隔データ値INTERVALを生成すると
きに、誤差が他方において解消する。アーミング信号ARMINGをT0信号と
共にゲートしてアーミング信号ARMINGがT0信号エッジとほとんど同時で
あるようにすれば、START_DELAYデータとSTOP_DELAYデー
タは、実際の開始信号STARTパルスと停止信号STOPパルスの遅延をもっ
とよく評価することができる。しかし、このことは、出力間隔データINTER
VALの値に対して影響を与えるものではない。
【0060】 装置10が32に位相的に分散されたタイミング信号T0−T31を生成する
遅延線を用いるものとして例示されてきたが、業界において通常の知識を有する
者は、装置が遅延線21を調節して、もっと多くの組又はもっと小さな組のタイ
ミング信号32で操作するように開始TMU12と停止TMU14を適切に調整
すると共に、デコーダ16を調節して異なるサイズのデータ入力START_D
ELAYとSTOP_DELAYを調整することにより、もっと多くの数又はも
っと小さな数のタイミング信号を生成するように調整され得ることを理解する。
【0061】 図4は、31個一組の位相分散されたタイミング信号T0−T31を生成する
ために、リング発振器80を用いたタイミング信号発生器を図示している。リン
グ発振器は、31個一組のインバータゲート82(1)−82(31)であって
、タイミング信号T0−T30の個々のものを生成するそれぞれのインバータと
共に接続されてループを形成するものを有する。位相同期コントローラ84は、
それぞれのインバータ80(1)−80(31)への制御信号入力CONTRO
Lを調節してT0信号をクロック信号に位相同期する。リング発振器80は、奇
数のインバータに作動するように要求して奇数(例えば31個)の位相分散され
たタイミング信号だけを生成する。図1の遅延線ベースのタイミング信号発生器
18は、それに代わって、図4に図示されたタイミング信号発生器によっても実
現可能である。しかし、そうするためには、開始TMU12と停止TMU14は
、図1のタイミング信号発生器18によって提供される32個のタイミング信号
よりもむしろ31個一組のタイミング信号で動作する様に適切に調節されねばな
らない。デコーダ16は、また、適正に構成されて各TMUのデータ出力STA
RT_DELAYとSTOP_DELAYのサイズにおいて一ビット少ないよう
に調節しなくてはならない。
【0062】 このように、タイミング基準としての安定で予測可能なクロック信号を用いた
2つの信号のエッジ間の時間間隔を測定するための装置が示され並びに説明され
てきたが、それにおいてはその装置はクロック信号の周期よりもはるかに小さな
誤差を有してその時間間隔を測定することができる。上記の明細書は本発明の好
適実施の形態を説明してきたが、業界において通常の知識を有する者は、本発明
の範囲から逸脱することなくそのより広範な諸相において、好適実施の形態に対
して多くの改作をなすことができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、本
発明の真の範囲やその精神の範囲内にあるすべてのそのような改作を保護するこ
とを意図したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つの入力信号パルスのエッジとエッジの間の時間間隔を示す出力データを発
生する本発明の時間間隔測定装置をブロック図形式で図示している。
【図2】 図1の2つのタイムマネージメントユニットのうちのいずれか一方をより詳細
な略式のブロック図形式で図示している。
【図3】 図1の時間間隔測定装置の各種の信号の挙動を示すタイミング図である。
【図4】 図1の時間間隔測定装置に採用されている信号発生器の他の実施の形態をブロ
ック図形式で図示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月4日(2001.4.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アーミング信号のエッジに応じて開始信号のエッジと停
    止信号のエッジの間の時間間隔を測定する装置であって、 周期的なクロック信号を発生する手段(17)と、 前記クロック信号を受信して、前記クロック信号に周波数同期されている複数
    のタイミング信号(T0−T31)であって、それぞれのタイミング信号が前記
    クロック信号に対して固有の位相を有すると共に周期的なエッジを有するものを
    発生するためのタイミング信号発生手段(18)と、 前記アーミング信号と前記開始信号と前記各タイミング信号を受信して、前記
    アーミング信号の前記エッジと前記開始信号の前記エッジの間に生じた前記タイ
    ミング信号のうちの1つのものの第1のエッジ数をカウントし、前記タイミング
    信号のうちのいずれが前記開始信号のエッジに続いて最も近いエッジを有してい
    るのかを決定し。更に、前記第1の数を示すと共にどのタイミング信号が前記開
    始信号のエッジに続いて最も近いエッジを有するのかを示す第1の出力データを
    生成する開始時間測定ユニット(TMU)(12)を具備する装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記アーミング信号と前記停止信号と前記各タイミン
    グ信号を受信して、前記アーミング信号エッジの前記エッジと前記停止信号の前
    記エッジの間に生じた前記タイミング信号のうちの前記1つのものの第2のエッ
    ジ数をカウントし、前記タイミング信号のうちのいずれが前記停止信号のエッジ
    に続いて最も近い前記エッジを有していたのかを決定し。更に、前記第2の数を
    示すと共にどのタイミング信号が前記停止信号のエッジに続いて最も近い前記を
    有していたのかを示す第2の出力データを生成する停止TMU(14)を具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記第1と第2の出力データを受信して、それに応じ
    て、前記開始信号の前記エッジと前記停止信号の前記エッジの間の前記時間間隔
    を表す間隔データを発生する手段(16)を具備することを特徴とする請求項2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】 第1の出力データが、前記アーミング信号のエッジと前記開
    始信号のエッジの間の第1の間隔を表し、 第2の出力データが、前記アーミング信号のエッジと前記停止信号のエッジの
    間の第2の間隔を表し、更に、 前記間隔データが前記第2の間隔と前記第2の間隔の間の時間差を表している
    ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記タイミング信号発生手段が、 直列に接続された複数のゲートであって、前記クロック信号が前記遅延線の第
    1のゲートに加えられ、それぞれの連続するゲートが先行するゲートの出力を遅
    延して、前記ゲートのすべてに共通に加えられた制御信号の大きさによって制御
    された遅延を有して前記タイミング信号のうちの1つのものを生成し、前記遅延
    線の最後のゲートが周期的な基準信号を発生するものからなる遅延線と、 前記クロック信号と前記周期的基準信号を受信して、前記制御信号の大きさを
    調節することによって前記ゲートの切り替え速度を調節して、前記周期的基準信
    号が前記クロック信号に位相同期するようにする位相同期コントローラとからな
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング信号発生手段が、 前記タイミング信号を発生するためのリング発振器であって、前記クロック信
    号の位相に対してそれぞれのタイミング信号の位相が前記リング発振器への入力
    として提供される制御信号の大きさによって制御されるものと、 前記クロック信号と前記リング発振器によって発生される前記タイミング信号
    のうちの1つのものを受信して、前記制御信号の前記大きさを調節して前記タイ
    ミング信号のうちの前記1つのものが前記クロック信号に位相同期するようにす
    る位相同期コントローラとからなることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記開始TMUが、 第1の複数の論理手段(20)であって、それぞれが前記タイミング信号の個
    々の信号によってクロックされて、それぞれがそこに入力されるイネーブル信号
    がアサートされたときにイネーブルとなり、それぞれが前記開始信号を受信し、
    更に、それぞれがイネーブルである間にクロックされたときに前記開始信号の現
    状のステートを示す出力データビットを生成するものと、 前記アーミング信号の前記エッジの発生の後で前記第1の複数の論理手段のそ
    れぞれへ入力されるイネーブル信号をアサートし、更に、前記開始信号の前記エ
    ッジの発生の後で前記第1の複数の論理手段のそれぞれへ入力されるイネーブル
    信号をデアサートする第1の手段(36/38)と、 前記アーミング信号エッジの前記エッジと前記開始信号の前記エッジの間に生
    じた前記タイミング信号のうちの前記1つものの前記第1のエッジ数をカウント
    するための第1のカウンタ(62)を具備しており、 前記停止TMUが、 第2の複数の論理手段であって、それぞれが前記タイミング信号の個々の信号
    によってクロックされて、それぞれがそこに入力されるイネーブル信号がアサー
    トされたときにイネーブルとなり、それぞれが前記停止信号を受信し、更に、そ
    れぞれがイネーブルである間にクロックされたときの前記停止信号の現状のステ
    ートを示す出力データビットを生成するものと、 前記アーミング信号の前記エッジの発生の後で前記第2の複数の論理手段のそ
    れぞれへ入力されるイネーブル信号をアサートし、更に、前記停止信号の前記エ
    ッジの発生の後で前記第2の複数の論理手段のそれぞれへ入力されるイネーブル
    信号をデアサートする第2の手段と、 前記アーミング信号エッジの前記エッジと前記停止信号の前記エッジの間に生
    じた前記タイミング信号のうちの前記1つものの前記第2のエッジの数をカウン
    トするための第2のカウンタを具備していることを特徴とする請求項2に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の第1の論理手段と前記複数の第2の論理手段の各
    論理手段がフリップフロップであることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記タイミング信号が第1のグループのタイミング信号(T
    0−T15)と第2のグループのタイミング信号(T16−T31)で構成され
    、 前記開始TMUが、 第1の複数の論理手段(20(1)−20(15))であって、それぞれの第
    1の論理手段が前記第1のグループのタイミング信号の個々の信号によってクロ
    ックされ、そこに入力される第1のイネーブル信号(EN_A)がアサートされ
    たときにイネーブルとなり、前記開始信号を受信し、更に、イネーブルである間
    にクロックされたときの前記開始信号の現状のステートを示す出力データビット
    を生成するものと、 第2の複数の論理手段(20(16−20(31))であって、それぞれの第
    2の論理手段が前記第2のグループのタイミング信号の個々の信号によってクロ
    ックされ、それぞれがそこに入力される第2のイネーブル信号(EN_B)がア
    サートされたときにイネーブルとなり、前記開始信号を受信し、更に、イネーブ
    ルである間にクロックされたときの前記開始信号の現状のステートを示す出力デ
    ータビットを生成するものと、 前記アーミング信号の前記エッジの後に生じる前記第2のグループのタイミン
    グ信号のうちの1つのもののエッジに応じて前記第1のバンクの論理手段へ入力
    される前記第1のイネーブル信号をアサートし、更に、前記開始信号の前記エッ
    ジの後に生じる前記第2のグループのタイミング信号のうちの1つのもののエッ
    ジに応じて前記第1のイネーブル信号をデアサートする第1のイネーブリング手
    段(36、40)と、 前記アーミング信号の前記エッジの後に生じる前記第1のグループのタイミン
    グ信号のうちの1つもののエッジに応じて前記第2のバンクの論理手段へ入力さ
    れる前記第2のイネーブル信号入力をアサートし、更に、前記開始信号の前記エ
    ッジの後に生じる前記第1のグループのタイミング信号のうちの1つのもののエ
    ッジに応じて前記第2のバンクの論理手段へ入力される前記第2のイネーブル信
    号をデアサートする第2のイネーブリング手段(38、42)を具備しているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
  10. 【請求項10】 入力として供給されるアーミング信号のエッジに応じて開
    始信号のエッジと停止信号のエッジの間の時間間隔を測定する装置であって、 周期的なクロック信号を発生する手段(17)と、 前記クロック信号に応じて複数の第1のタイミング信号と複数の第2のタイミ
    ング信号を発生するタイミング信号発生手段(18)であって、前記第1と第2
    のタイミング信号が周期的あり且つ前記クロックに周波数同期され、前記第1と
    第2のタイミング信号のそれぞれが固有の位相を有しているものと、 第1のバンクの論理手段(30(0)−30(15))であって、それぞれが
    前記第1のタイミング信号の個々の信号によってクロックされ、それぞれがそこ
    に入力される第1のイネーブル信号(EN_A)がアサートされたときにイネー
    ブルとなり、それぞれが前記開始信号を受信し、更に、イネーブルである間にク
    ロックされたときに前記開始信号の現状のステートを示す第1のビットを生成し
    、前記第1のバンクの論理手段によって生成されるそれぞれの第1のビットが第
    1のデータフィールドを構成するものと、 第2のバンクの論理手段(30(16)−30(31))であって、それぞれ
    が前記第2のタイミング信号の個々の信号によってクロックされ、それぞれがそ
    こに入力される第2のイネーブル信号(EN_B)がアサートされたときにイネ
    ーブルとなり、それぞれが前記開始信号を受信し、更に、イネーブルである間に
    クロックされたときに前記開始信号の現状のステートを示す第2のビットを生成
    し、前記第2のバンクの論理手段によって生成されるそれぞれの第2のビットが
    第2のデータフィールドを構成するものと、 第3のバンクの論理手段であって、それぞれが前記第1のタイミング信号の個
    々の信号によってクロックされ、それぞれがそこに入力される第3のイネーブル
    信号がアサートされたときにイネーブルとなり、それぞれが前記停止信号を受信
    し、更に、イネーブルである間にクロックされたときに前記停止信号の現状のス
    テートを示す第3のビットを生成し、前記第3のバンクの論理手段によって生成
    されるそれぞれの第3のビットが第3のデータフィールドを構成するものと、 第4のバンクの論理手段であって、それぞれが前記第2のタイミング信号の個
    々の信号によってクロックされ、それぞれがそこに入力される第4のイネーブル
    信号がアサートされたときにイネーブルとなり、それぞれが前記停止信号を受信
    し、更に、イネーブルである間にクロックされたときに前記停止信号の現状のス
    テートを示す第4のビットを生成するものと、 前記アーミング信号と前記第2のタイミング信号のうちの1つのものと前記第
    1のバンクの論理手段によって生成された第1のビットを受信し、前記アーミン
    グ信号の前記エッジの後に受信した前記第2のタイミング信号のうちの前記1つ
    のもののエッジに応じて前記第1のイネーブル信号をアサートし、更に、前記第
    1のビットのいずれか1つのステートの変更に続いて前記第2のタイミング信号
    のうちの前記1つのもののエッジに応じて前記第1のイネーブル信号をデアサー
    トする第1のイネーブリング手段と、 前記アーミング信号と前記第1のタイミング信号のうちの1つと前記第2のバ
    ンクの論理手段によって生成された第2のビットを受信し、前記アーミング信号
    の前記エッジの後に受信した前記第1のタイミング信号のうちの前記1つのもの
    のエッジに応じて前記第2のイネーブル信号をアサートし、更に、前記第2のビ
    ットのいずれか1つのステートの変更に続いて前記第1のタイミング信号のうち
    の前記1つのもののエッジに応じて前記第2のイネーブル信号をデアサートする
    第2のイネーブリング手段と、 前記アーミング信号と前記第2のタイミング信号のうちの前記1つのものと前
    記第3のバンクの論理手段によって生成された第3のビットと前記第1のイネー
    ブル信号を受信し、前記アーミング信号の前記エッジの後に受信した前記第2の
    タイミング信号のうちの前記1つのもののエッジに応じて前記第3のイネーブル
    信号をアサートし、更に、前記第3のビットのいずれか1つのステートの変更に
    続いて前記第2のタイミング信号のうちの前記1つのもののエッジに応じて前記
    第1のイネーブル信号をデアサートした後で前記第3のイネーブル信号をデアサ
    ートする第3のイネーブリング手段と、 前記アーミング信号と前記第1のタイミング信号のうちの1つと前記第2のバ
    ンクの論理手段によって生成された第2のビットと前記第2のイネーブル信号を
    受信し、前記アーミング信号の前記エッジの後に受信した前記第1のタイミング
    信号のうちの前記1つのもののエッジに応じて前記第4のイネーブル信号をアサ
    ートし、更に、前記第4のビットのいずれか1つのステートの変更に続いて前記
    第1のタイミング信号のうちの前記1つのもののエッジに応じて前記第2のイネ
    ーブル信号がデアサートされた後で前記第4のイネーブル信号をデアサートする
    第4のイネーブリング手段を具備する装置。
  11. 【請求項11】 更に、前記アーミング信号のエッジと前記第2のイネーブ
    ル信号のデアサートの間に生じた前記第1と第2のタイミング信号のうちの1方
    の第1のエッジ数をカウントして、前記第1の数を示す第1の出力カウントデー
    タを生成する手段と、 前記アーミング信号のエッジと前記第4のイネーブル信号のデアサートの間に
    生じた前記第1と第2のタイミング信号のうちの前記1方の第2のエッジ数をカ
    ウントして、前記第2の数を示す第2の出力カウントデータを生成する手段を具
    備することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 更に、前記第1、第2、第3並びに第4のバンクの論理手
    段によって生成された第1、第2、第3並びに第4のデータビットと前記第1と
    第2のカウントデータを処理して、前記開始信号の前記エッジと前記停止信号の
    前記エッジの間の間隔を表す出力間隔データを生成する手段を具備することを特
    徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記タイミング信号発生手段が、 直列に接続されて第1の遅延線を形成する複数の第1のゲートであって、前記
    クロック信号が入力として前記第1の遅延線に加えられ、それぞれの第1のゲー
    トが前記第1のタイミング信号の個々の信号を発生するものと、 直列に接続されて第2の遅延線を形成する複数の第2のゲートであって、前記
    第1の遅延線の最後の第1のゲートによって発生された第1のタイミング信号が
    入力として前記第2の遅延線の最初の第2のゲートに加えられ、それぞれの第2
    のゲートが前記第1のタイミング信号の個々の信号を発生するものと、 前記クロック信号と前記第2の遅延線によって発生された出力信号を受信して
    各ゲートの切り替え速度を調節し、前記出力信号が前記クロック信号と位相同期
    されるようにする位相同期コントローラを具備することを特徴とする請求項10
    に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記タイミング信号発生手段が、 前記第1と第2のタイミング信号を生成するリング発振器であって、前記クロ
    ック信号の位相に対するそれぞれの第1と第2のタイミング信号の位相が前記リ
    ング発振器の入力として提供された制御信号の大きさによって制御されるものと
    、 前記クロック信号と前記リング発振器によって発生された前記第1と第2のタ
    イミング信号のうちの1方を受信して前記制御信号の前記大きさを調節し、前記
    第1と第2のタイミング信号のうちの前記一方のものが前記クロック信号と位相
    同期されるようにする位相同期コントローラを具備することを特徴とする請求項
    10に記載の装置。
JP2001533618A 1999-10-26 2000-10-12 信号エッジ間の間隔を測定するための装置 Pending JP2003513249A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/427,464 US6246737B1 (en) 1999-10-26 1999-10-26 Apparatus for measuring intervals between signal edges
US09/427,464 1999-10-26
PCT/US2000/028331 WO2001031775A1 (en) 1999-10-26 2000-10-12 Apparatus for measuring intervals between signal edges

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003513249A true JP2003513249A (ja) 2003-04-08

Family

ID=23694989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001533618A Pending JP2003513249A (ja) 1999-10-26 2000-10-12 信号エッジ間の間隔を測定するための装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6246737B1 (ja)
EP (1) EP1243069A4 (ja)
JP (1) JP2003513249A (ja)
KR (1) KR100704349B1 (ja)
TW (1) TWI223497B (ja)
WO (1) WO2001031775A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006329735A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Agilent Technol Inc 時間間隔測定方法および装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6621767B1 (en) * 1999-07-14 2003-09-16 Guide Technology, Inc. Time interval analyzer having real time counter
US6456959B1 (en) * 1999-07-14 2002-09-24 Guide Technology, Inc. Time interval analyzer having parallel counters
GB2368651B (en) * 2000-10-31 2006-05-31 Consultronics Europ Ltd Method and apparatus for measurement of jitter
WO2003015268A2 (en) * 2001-08-03 2003-02-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Analog fir-filter
US6868047B2 (en) * 2001-12-12 2005-03-15 Teradyne, Inc. Compact ATE with time stamp system
US7516032B2 (en) * 2001-12-20 2009-04-07 Stmicroelectronics Pvt. Ltd. Resolution in measuring the pulse width of digital signals
GB2397709B (en) * 2003-01-27 2005-12-28 Evangelos Arkas Period-to-digital converter
US7512196B2 (en) * 2004-06-28 2009-03-31 Guidetech, Inc. System and method of obtaining random jitter estimates from measured signal data
JP4846215B2 (ja) 2004-08-27 2011-12-28 株式会社アドバンテスト パルス発生器、タイミング発生器、及びパルス幅調整方法
WO2006063361A2 (en) * 2004-12-08 2006-06-15 Guide Technology Periodic jitter (pj) measurement methodology
US8255188B2 (en) * 2007-11-07 2012-08-28 Guidetech, Inc. Fast low frequency jitter rejection methodology
US7843771B2 (en) * 2007-12-14 2010-11-30 Guide Technology, Inc. High resolution time interpolator
TWI374284B (en) * 2008-12-16 2012-10-11 Princeton Technology Corp Logic tester and method for simultaneously measuring delay periods of multiple tested devices
US8324952B2 (en) 2011-05-04 2012-12-04 Phase Matrix, Inc. Time interpolator circuit
JP6369866B2 (ja) * 2015-01-20 2018-08-08 国立研究開発法人理化学研究所 時間測定装置
US10895849B2 (en) * 2019-05-13 2021-01-19 Sharp Kabushiki Kaisha Time-to-digital conversion circuit

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3983481A (en) * 1975-08-04 1976-09-28 Ortec Incorporated Digital intervalometer
JPH02296410A (ja) * 1989-05-11 1990-12-07 Mitsubishi Electric Corp 遅延回路
US5270666A (en) * 1989-12-22 1993-12-14 Nokia Mobile Phones, Ltd. Method and circuitry for demodulation of angle modulated signals by measuring cycle time
JP2868266B2 (ja) 1990-01-25 1999-03-10 株式会社日本自動車部品総合研究所 信号位相差検出回路及び信号位相差検出方法
GB2296142B (en) * 1994-12-16 1998-03-18 Plessey Semiconductors Ltd Circuit arrangement for measuring a time interval
JP3708168B2 (ja) 1995-06-13 2005-10-19 富士通株式会社 遅延装置
JP3499051B2 (ja) * 1995-06-22 2004-02-23 株式会社アドバンテスト タイミング信号発生回路
JP2793524B2 (ja) * 1995-07-31 1998-09-03 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 時間測定システムおよびその測定方法
US5903522A (en) * 1996-04-19 1999-05-11 Oak Technology, Inc. Free loop interval timer and modulator
JP3123931B2 (ja) * 1996-08-29 2001-01-15 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 時間測定システム及びその時間測定方法
US6121810A (en) * 1998-10-06 2000-09-19 International Business Machines Corporation Integrated delay line calibration method and apparatus for direct access storage device (DASD)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006329735A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Agilent Technol Inc 時間間隔測定方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1243069A1 (en) 2002-09-25
EP1243069A4 (en) 2006-11-29
KR100704349B1 (ko) 2007-04-05
WO2001031775A1 (en) 2001-05-03
TWI223497B (en) 2004-11-01
KR20020039350A (ko) 2002-05-25
US6246737B1 (en) 2001-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003513249A (ja) 信号エッジ間の間隔を測定するための装置
US6225840B1 (en) Clock generation circuit which reduces a transition time period and semiconductor device using the same
US7414483B2 (en) Test circuit, delay circuit, clock generating circuit, and image sensor
JP3708168B2 (ja) 遅延装置
US4868430A (en) Self-correcting digitally controlled timing circuit
JP2008028854A (ja) クロック生成装置
US4985640A (en) Apparatus for generating computer clock pulses
US5079440A (en) Apparatus for generating computer clock pulses
JP6859695B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR100996176B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 그에 구비되는 지연 고정 루프의 제어 방법
JP2765245B2 (ja) シリアルクロック発生回路
JP5414479B2 (ja) 半導体装置
JP2965049B2 (ja) タイミング発生装置
JP2000049595A (ja) Dll回路
JPS62147371A (ja) パルス幅測定器
US6392404B1 (en) Triggered integrated circuit tester
JP2005233975A (ja) 遅延測定装置
JP4894327B2 (ja) ジッタ測定回路
US6891417B2 (en) Circuits and methods for alignment of signals in integrated circuits
JPH07301685A (ja) クロック回路
JP3446742B2 (ja) 乱数発生装置および確率発生装置
JP7393300B2 (ja) 時間計測回路
JPH06104741A (ja) ディジタルpll装置
JPH06104740A (ja) 入力信号のエッジ時刻測定回路及びディジタルpll装置
JPH08329000A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060712