JPH1093133A - 一体化鏡を備えた光検出器及びその作成方法 - Google Patents

一体化鏡を備えた光検出器及びその作成方法

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JPH1093133A JP22459797A JP22459797A JPH1093133A JP H1093133 A JPH1093133 A JP H1093133A JP 22459797 A JP22459797 A JP 22459797A JP 22459797 A JP22459797 A JP 22459797A JP H1093133 A JPH1093133 A JP H1093133A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基板上に光学部品を配置するフォトニクス・デ
バイスにおいて、基板に平行に進む光を検出する光検出
器の基板への取り付けを簡単にするとともに、そのよう
な光検出器の製造コスト低下及び小型化を図る。 【構成・作用】反射鏡付きの台と、光検出素子を検出面
を反射鏡に向けた状態で台の上に接着した構造の光検出
器33、41。反射鏡は半導体ウエファを異方性エッチ
ングすることによって作成でき、また光検出素子も半導
体ウエファ上に作成できる。この2枚のウエファを張り
合わせてから個々の光検出器部分に切り分けることによ
って、反射器と光検出素子が一体となっており、それに
よって基板への取り付け時に両者の位置関係の調節が不
要である光検出器を一度に大量に作成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバまたは
フォトニクス・モジュールに関するものである。とりわ
け、本発明は、一体化鏡を備えた光検出器の作成に関す
るものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】光通信システムは、低エラ
ー・レートかつ低コストで、極めて多量の情報を長距離
に伝送するために広く使用されている。このため、フォ
トニクス・パッケージまたはモジュールといった光通信
システムのコンポーネントについてのかなりの開発がな
されてきた。フォトニクスとは、電子属性と光学属性の
両方を共有するデバイス一般のことを言う。これらのデ
バイスは、電子信号に応答してコヒーレントな光を発生
するレーザ・デバイス、及び光に応答して電子信号を発
生する光検出器であってよい。
【0003】一般に、双方向フォトニクス・モジュール
は、エッジ発光半導体レーザ及び表面検出型光検出器を
使用している(図1参照)。図1からわかるように、エ
ッジ発光レーザ11は放射角度が比較的広いので、通
常、光学結合の効率を高めるため、レンズ12がレーザ
11と光ファイバ13の間に挿入される。更に、光ファ
イバ13と光検出器15の間にもレンズ17が挿入され
るのが普通である。レンズ17を挿入することによっ
て、光ファイバ13と光検出器15の間の光学的結合効
率が向上する。フォトニクス・モジュールは双方向性モ
ジュールであるため、光ファイバ13から放出された光
ビームをレンズ17に反射し、またレンズ12からの光
ビームが光ファイバ13に到達できるようにするため、
光学フィルタ18が用いられる。もう1つの光検出器1
9が、レーザ11の後部ファセット・モニタとして用い
られる。
【0004】フォトニクス・モジュール10を作成する
に当っては、レーザ11、レンズ12、光学フィルタ1
8、及び光ファイバ13は、互いに正確にあらかじめ定
められた位置合わせ関係になければならない。更に、光
ファイバ13、光学フィルタ18、レンズ17、及び光
検出器15は、互いに正確に予め定められたアラインメ
ントをとらなければならない。これを実現するため、図
2に示すように、コンポーネントを正しい位置にまた互
いに位置合わせして保持するため、一般に、固定具(fix
ture)及び/または取り付け具(mount)が必要になる。
【0005】図2からわかるように、固定具21は、レ
ンズ12を正しい位置に、かつこれもやはり固定具21
に取り付けられるレーザ11とあらかじめ定められたア
ラインメントのとれた状態に保持するために用いられ
る。この固定具21は、更に光ファイバ13及び光学フ
ィルタ18を正しい位置に保持するもう1つの固定具2
2に結合される。レンズ17を正しい位置であって光検
出器15と位置合わせのとれた状態に保持するため、第
3の固定具20が使用される。固定具20は、光検出器
15の取り付け及び固定も行う。光検出器15は(図3
に示すように)表面検出型光検出器であるため、図2に
示すように入射光に対して垂直に固定具20に取り付け
られる。固定具20は固定具22にも結合される。レー
ザ11、レンズ12及び17、光検出器15、光学フィ
ルタ18、及び光ファイバ13のアラインメントは、固
定具20〜22によって実現される。
【0006】こうしたフォトニクス・モジュールまたは
パッケージの欠点の1つは、比較的高い精度を必要とす
るため固定具の作成が高くつくということである。もう
1つの欠点は、一般に、固定具を用いてフォトニクス・
モジュールアセンブルするのに時間がかかるので、生産
性が低くなるということである。更に、フォトニクス・
モジュールのアセンブル時にアラインメントを取りまた
調整を行うための時間も必要になるかもしれない。これ
は、一般に、それほど熟練しているわけではないオペレ
ータが、必要とされる位置合わせ基準を維持しながら大
量生産を行うに当って障害になる。これらの要素は、一
般に、フォトニクス・モジュールのコスト削減の妨げと
なる。
【0007】もう1つの欠点は、一般に、レーザ(例え
ば、レーザ11)が取り付けられる取り付け部材に(図
1ないし図3に示す光検出器19のような)表面検出型
光検出器を取り付けるのが困難であるということであ
る。これは、表面検出型光検出器は、その前部表面が取
り付け部材の上部表面に対して垂直になるような状態で
取り付け部材に垂直に取り付ける必要があるためであ
る。しかし、表面検出型光検出器を取り付け部材に垂直
に取り付けるには複雑なボンディング及びパッケージン
グのステップが必要とされる。更に、取り付け部材の上
部表面に対して垂直に配置される光検出器にボンディン
グ・ワイヤを取り付けるにはコストの高くつくプロセス
が必要になる。
【0009】
【概要】本発明は、そのコンポーネントが単一取り付け
部材に取り付けられたフォトニクス・モジュールを提供
するものである。
【00010】本発明は、表面検出型光検出器をエッジ
検出型光検出器として取り付け部材に取り付けることが
できるように、反射器(例えば、鏡または波長依存反射
器)と表面検出型光検出器を互いに一体化するものであ
る。
【0011】本発明は、取り付け部材に取り付けられる
コンポーネント数を減らすことができるように、反射器
(例えば、鏡または波長依存反射器)を光検出器に組み
込むものである。
【0012】本発明は、バッチ処理によって、光検出器
及び反射器(例えば、鏡または波長依存反射器)を備え
た一体化されたデバイスを作成するものである。
【0013】以下では、一体化フォトニクス・デバイス
について説明する。一体化フォトニクス・デバイスには
活性領域を備えた光検出器が含まれている。基板の側部
表面があらかじめ定められた角度で基板の上部表面と交
差している。側部表面は反射性である。光検出器は、そ
の活性領域が側部表面に面するようにして、基板の上部
表面に接着されており、この側部表面によって、基板の
上部表面に対して平行に進む光を反射し、光検出器の活
性領域に送り込むことができるようになっている。
【0014】光検出器と反射器を一体化する方法につい
て述べる。この方法には基板にほぼ角錐形の空洞を形成
するステップが含まれている。角錐形空洞は、(1) 基板
の上部表面と予め定められた角度で交差し、(2) 反射器
として機能する、反射性側壁部を備えている。光検出器
は、その活性領域が空洞の反射性側壁部に面するように
して、基板に取り付けられる。次に、反射性側壁部を光
検出器の活性領域に対して平行に進む光にさらすため、
基板は空洞部分で光検出器から切り離されている。
【0015】本発明の他の特徴及び利点については、本
発明の原理を例示した、添付の図面に関連して記述され
る以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0016】
【実施例】図4は、本発明の実施例の1つを実施する一
体化された光検出器33及び41を備える双方向フォト
ニクス・モジュール30の透視図である。このようにす
る代わりに、フォトニクス・モジュール30は、双方向
フォトニクス・モジュールでなくてもよい。この場合、
フォトニクス・モジュール30には光検出器33及び4
1より多いか、あるいは少ない光検出器を含んでもよ
い。図4には一体化された光検出器33及び41が部分
的に示されている。図5はフォトニクス・モジュール3
0の平面図であり、これも光検出器33及び41を示し
ている。図7ないし図9には一体化された光検出器33
及び41の夫々の完全な構造が示されており、これにつ
いては下でもっと詳細に説明する。
【0017】図4及び5からわかるように、フォトニク
ス・モジュール30には、一体化光検出器33及び41
以外に、レーザ40、光学フィルタ35、鏡34、及び
球面レンズ36及び39も含まれている。フォトニクス
・モジュール30はまた光ファイバ31と光学的にも結
合される。一体化光検出器41はレーザ40の後部ファ
セット・モニタとして機能する。フォトニクス・モジュ
ール30の光ファイバ31を除く全てのコンポーネント
が、フォトニクス・モジュール30の取り付け部材32
に取り付けられる。
【0018】ある実施例では、取り付け部材32は半導
体材料から造られる。取り付け部材32に半導体材料を
用いることによって、フォトニクス・モジュール30の
コンポーネントの取付に備えて、フォトリソグラフィッ
ク・マスキング及びエッチング・プロセスによって、取
り付け部材32を処理することができる。既知のよう
に、フォトリソグラフィック・マスキング及びエッチン
グ・プロセスは、非常に高精度の半導体集積回路作成に
広く用いられている。従って、これによって、非常に高
い精度で取り付け部材32を処理できる。
【0019】これに加えて、取り付け部材32に半導体
材料を用いると、フォトニクス・モジュール30のコン
ポーネントを単一の取り付け部材32に取り付けること
ができるため、フォトニクス・モジュール30のサイズ
を大幅に縮小することができる。更に、バッチ処理を使
用することによって、単一のシリコン・ウェーハから取
り付け部材32と同じ取り付け部材を多数作成すること
ができる。
【0020】ある実施例では、取り付け部材32は<1
00>結晶シリコン材料から造られる。こうする代わり
に、他の結晶半導体材料を使用して取り付け部材32を
形成することもできる。更に、半導体材料以外の材料か
ら取り付け部材32を造ることもできる。
【0021】取り付け部材32が<100>シリコンの
場合、例えば、KOH(すなわち水酸化カリウム)エッ
チング液を用いて、取り付け部材32を異方性エエッチ
ングして空洞を形成することができる。異方性エッチン
グの速度は、条件によっては1000対1にすることが
できる。これは、シリコン取り付け部材32に対する垂
直方向のエッチング速度が、シリコン取り付け部材32
の<111>結晶面に向かうエッチング速度より100
0倍速いということを表している。換言すれば、<11
1>結晶面がエッチング停止材の働きをする。異方性エ
ッチングを行うことにより、取り付け部材32の空洞の
エッチングされた側壁面が、取り付け部材32の<11
1>結晶面上に横たわる。既知のように、<111>結
晶面は取り付け部材32の<100>結晶面と約54.
7゜の角度で交差する。取り付け部材32の上部表面と
下部表面が<100>結晶面上に横たわっている場合、
空洞の側壁は取り付け部材32の上部表面及び下部表面
と約54.7゜の角度で交差する。このようにする代わ
りに、空洞の側壁と取り付け部材32の上部表面及び下
部表面を54.7゜を超えるか、または、54.7゜未
満の角度で交差させることもできる。例えば、取り付け
部材32の前記表面が取り付け部材32の<100>結
晶面上に横たわらないように取り付け部材32を作成す
る(例えば研磨)ことができる。この場合、取り付け部
材32のこの表面は<100>結晶面に対して予め定め
られた角度βをなす。これによって、取り付け部材32
の<111>結晶面は、54.7゜±βに等しい角度
で、取り付け部材32の上部表面及び下部表面と交差す
る。
【0022】図4及び5からわかるように、レーザ40
はエッジ発光レーザであり、取り付け部材32の上部表
面に接着されている。球面レンズ36及び39が夫々角
錐形空洞37及び38の一方に収容されている。角錐形
空洞37、38は、夫々の側壁部が取り付け部材32の
<111>結晶面上に位置するようにエッチングされて
いる。光学フィルタ35及び鏡34は、取り付け部材3
2の上部表面に接着されている。
【0023】上述のように、一般に、表面検出型光検出
器を取り付け部材32に直接取り付けるのは困難であ
る。これは、表面検出型光検出器の前部表面が取り付け
部材32の上部表面に対して垂直になるような状態で表
面検出型光検出器を取り付け部材32に取り付ける必要
があるためである。図4からわかるように、レーザ40
または球面レンズ36からの光ビームは、取り付け部材
32の上部表面に対して平行に進む。従って、表面検出
型光検出器は、取り付け部材32に対して水平に取り付
けまたは配置できるようにすることが望ましい。
【0024】これを実現するには、光検出器の前部表面
に対して平行に進む入射光ビームを受け取るように、表
面検出型光検出器がエッジ検出型光検出器として機能す
ることができるような構成をとる必要がある。これは、
図6に示すように、鏡または反射器を用いて入射光ビー
ムを偏向させることによって実現できる。図6からわか
るように、表面検出型光検出器51は入力光ビームに対
して平行である。入力光ビームを偏向して表面検出型光
検出器に送り込むため、光路内に鏡54が挿入されてい
る。鏡54は、偏向された光ビームが光検出器51の前
部表面に対してほぼ垂直になるように、入力光ビームの
光学軸に対して約45゜または54゜の角度をなすよう
に配置されている。従って、この構成によって、表面光
検出器51はエッジ検出型検出器として機能する。
【0025】しかし、鏡54及び光検出器51を取り付
け部材32(図4、図5)に直接取り付けたとすれば、
光検出器51に対して鏡54を保持してアラインメント
をとるにはフレーム支持部材が別途必要になる。更に、
鏡54は、取り付け部材32に取り付けてアラインメン
トをとる必要のある、別途追加された光学素子である。
このため、一般に、このような構成により、フォトニク
ス・モジュールをこのような個別の光学素子とともにパ
ッケージするための実装コストが増大する。
【0026】図4及び図5を参照すると、本発明の一実
施例に従って、表面検出型光検出器51に鏡54が組み
込まれて、一体化光検出器33及び41の夫々と同じ一
体化光検出器が形成されている。これにより、取り付け
部材32に対する一体化光検出器33及び41の取り付
けが単純化され、フォトニクス・モジュール30のパッ
ケージを行うコストが低下する。この場合、一体化光検
出器33及び41はエッジ検出型光検出器として機能す
る。更に、取り付け部材32に一体化光検出器33及び
41の夫々を取り付けるのに1回だけしかアラインメン
トをとる必要がなく、各一体化光検出器33、41は取
り付け時には鏡と光検出器とのアラインメントを必要と
しない。更に、この一体化を行うことにより、各一体化
光検出器33、41をバッチ処理で作成することができ
るので、一体化を行うことに関わるコストが低下する。
【0027】本発明のもう1つの実施例によれば、各一
体化光検出器33、41は鏡以外の光学コンポーネント
を光検出器に組み込むことができる。例えば、一体化さ
れる光学コンポーネントは、波長依存反射器(すなわち
光学フィルタ)であってよい。
【0028】ある実施例では、各一体化光検出器33、
41は半導体材料を用いて作成することができる。これ
は、各一体化光検出器33、41の鏡も半導体材料を用
いて作成できるということを示している。そうする代わ
りに、各一体化光検出器33、41の鏡は他のタイプの
材料によって作成してもよい。例えば、セラミック材料
及び/または金属を使用して鏡を作成してもよい。
【0029】半導体材料を用いて鏡を作成して表面検出
半導体光検出器に組み込むと、半導体集積回路の作成に
広く用いられているフォトリソグラフィック・マスキン
グ及びエッチングを使用できる。この結果、製作時にお
ける鏡と光検出器のアラインメントがかなりの精度でと
れるようになる。更に、半導体材料及びフォトリソグラ
フィック・プロセスを用いると、バッチ処理によって単
一の接着されたシリコン・ウェーハから多数の一体化光
検出器33及び41を作成することが可能になるので、
一体化に関わるコストが低下する。これにより、一体化
光検出器33及び41の夫々を小さくすることもでき
る。一体化光検出器33及び41の夫々に関する構造及
び作成方法については、下で図7ないし図10Eに関連
してもっと詳細に説明する。
【0030】図7に、図4及び図5の一体化光検出器3
3、41を表す一体化光検出器60の透視図を示す。図
8には図7の一体化光検出器60の8−8線に沿った側
断面図を示す。図9は一体化光検出器60の平面図であ
る。図7ないし図9からわかるように、一体化光検出器
60には表面検出型光検出器61及び鏡取り付け具63
が含まれている。光検出器61には活性領域62が含ま
れている。光検出器61は半導体光検出器である。この
ことは、活性領域62が半導体基板上に形成されている
ことを意味している。光検出器61の前部表面70及び
後部表面71は、光検出器61の電極の働きをする金属
層(図示せず)がコーティングされている。
【0031】鏡取り付け具63は、半導体または他のタ
イプの材料から作成することができる。ある実施例で
は、鏡取り付け具63の作成に用いられる材料は<10
0>単結晶シリコン材料である。別の実施例では、<1
00>単結晶シリコン材料はN+<100>単結晶シリ
コン材料である。他の実施例では、鏡取り付け具63は
セラミック材料または金属から造ることができる。以下
で述べる鏡取り付け具63は、一例として<100>単
結晶シリコン材料を用いている。
【0032】ある実施例では、鏡取り付け具63の上部
表面及び下部表面は<100>シリコン鏡取り付け具6
3の<100>結晶面上に横たわっている。他の実施例
では、鏡取り付け具63の上部表面及び下部表面は<1
00>結晶面上に横たわっておらず、予め定められた角
度で<100>結晶面と交差している。鏡取り付け具6
3にはその一側面81に開口部80が設けられている。
開口部80は鳩の尾の形状をしており、3つの傾斜側壁
部64〜66によって画定されている。各側壁部64〜
66は結晶鏡取り付け具63の<111>結晶面上に横
たわっている。鏡取り付け具63の上部表面及び下部表
面が<100>結晶面上に横たわっているとき、各側壁
部64〜66は、図8に示すように、約54.7゜の角
度で鏡取り付け具63の上部表面及び下部表面と交差す
る。
【0033】側壁部64〜66の表面が<111>結晶
面上に横たわるようにすることによって、側壁部64〜
66は極めて平滑になり、鏡のような作用を持つ。これ
は、各側壁部64〜66が、実際、反射性表面であっ
て、反射器または鏡の働きをすることができるというこ
とを意味する。
【0034】側壁部64〜66の反射率を高めるために
は、各側壁部64〜66に反射率の高い金属層(例え
ば、図8及び図9の金属層74〜76)を被着させる。
側壁部64〜66に金属層74〜76が形成されると、
金属層74〜76は鏡または反射器の働きをする。側壁
部64〜66の夫々に金属層を被着させない場合には、
各側壁64〜66が鏡または反射器の働きをする。
【0035】これに加えて、鏡取り付け具63の上部表
面72及び下部表面73の夫々にも金属層(図7ないし
図9には示されていない)を被着させる。これにより、
鏡取り付け具63の下部表面73の金属層が、金属層7
4〜76を介して鏡取り付け具63の上部表面の金属層
と接触することができる。この接続があるため、光検出
器61が鏡取り付け具63に取り付けられると、鏡取り
付け具63の下部表面の金属層が光検出器61の電極の
1つとして機能することができる。
【0036】ある実施例では、反射率の高い金属層は金
の層である。更に別の実施例では、反射率の高い金属層
はアルミニウム層である。そのようにする代わりに、他
の金属層を用いて反射率の高い層を形成することもでき
る。
【0037】このようにする代わりに、側壁部64〜6
6に金属層を被着させなくてもよい。その代わり、側壁
部64〜66の1つまたは全てに1つ以上の誘電体層を
被着させることによって、波長依存反射器(すなわち、
光学フィルタ)を形成する。更に、金属層74〜76の
1つまたは全てに誘電体層を被着させて、金属層74〜
76上にあふれ出すかもしれない接着材料によって生じ
る金属層74〜76の劣化から保護することもできる。
【0038】光検出器61は鏡取り付け具63に取り付
けられる。この取り付けによって、光検出器61の活性
領域62が鏡取り付け具63の開口部80の方を向く。
この場合、光検出器61の活性領域62は、図8からわ
かるように、開口部80の鏡74と約54.7゜の角度
でアラインメントがとられる。更に、側壁部65及び6
6の後方にある鏡取り付け具63の一部分67及び68
が、開口部80のまわりで光検出器61を支持する2つ
の肩の働きをする。光検出器61の活性領域62の下の
3つの鏡74〜76によって、入射光ビームの発散角が
比較的大きい場合の集光効率が向上する。更に、活性領
域62の下の開口部80は、もしこのような構造でなけ
れば光検出器61の活性領域62に達して光検出器61
のノイズ・レベルを低下させるかもしれない望ましくな
い迷光に対するシールドの働きもする。
【0039】ある実施例では、光検出器61が導電性エ
ポキシまたは他の導電性接着剤を用いて鏡取り付け具6
3に接着される。更に別の実施例では、光検出器61が
鏡取り付け具63にハンダを用いて接着される。このよ
うにする代わりに、他の接着メカニズムを使用して光検
出器61を鏡取り付け具63に取り付けることもでき
る。
【0040】図10Aないし図10Eにはバッチ処理を
使用して図7ないし図9の一体化光検出器60を作成す
るプロセスが示されている。図10Aからわかるよう
に、<100>単結晶シリコン基板200が与えられ
る。基板200の上部表面及び下部表面は、<100>
結晶表面である。ある実施例では、シリコン基板200
は、N+シリコン基板である。こうする代わりに、他の
材料を基板200に用いることもできる。例えば、セラ
ミック材料または金属を用いて基板200を作成するこ
ともできる。
【0041】次に、基板200にフォトリソグラフィッ
ク・マスキング及び異方性エッチングを作用させること
によって、多数のほぼ角錐形の空洞が基板200に形成
される。これらの空洞は、基板200に取り付けられる
ことになっている光検出器ウェーハ300(図10C及
び10Dに示す)からの各光検出器毎に1つずつ作成さ
れる。図10Aには基板200上に形成される角錐形空
洞210及び211だけしか示されていない。実際には
ずっと多くの角錐形の空洞が基板200に形成される。
【0042】図10Aからわかるように、基板200に
角錐形空洞(例えば、角錐形空洞210及び211)を
形成するため、基板200の上部表面にマスク層201
を被着させて、予め定められた予め定められた間隔距離
をあけていくつかの開口部が形成される。各開口部で、
基板200の上部表面が露出されている。基板200の
下部表面にはマスク層202が被着される。
【0043】ある実施例では、各開口部は実質的に矩形
である。もう1つの実施例では、各開口部は正方形であ
る。
【0044】実施例の1つでは、各マスク層201〜2
02はSi3N4マスク層である。こうする代わりに、
他のタイプの既知のマスク層を用いることもできる。
【0045】次に、例えばKOH(すなわち、水酸化カ
リウム)エッチング液を使用して開口部を介して基板2
00を異方性エッチングすることによって、角錐形空洞
(例えば、角錐形空洞210及び211)が形成され
る。異方性エッチングによって、基板200に形成され
た各角錐形空洞の側壁は、基板200の上部表面及び下
部表面と約54.7゜の角度で交差する基板200の<
111>結晶面上に横たわる。上述のように、基板20
0の<111>結晶面は基板200の<100>表面と
約54.7゜の角度で交差する。これに加えて、側壁を
基板200の<111>結晶面上に横たわらせることに
よって、側壁は極めて平滑になり、鏡のような作用を示
す。
【0046】基板200の厚さは各空洞の側壁の少なく
とも1つが鏡を形成するのに十分な表面積を備えるよう
に選択される。ある実施例では、基板200の厚さは約
200ミクロンである。そのようにする代わりに、基板
200の厚さは200ミクロンより厚くもまた薄くもで
きる。
【0047】ある実施例では、また図10Aないし図1
0Eにも示すのだが、基板200に形成された角錐形空
洞の夫々が基板200を貫通している。別の実施例で
は、基板200に形成された各角錐形空洞は基板200
を貫通しない。
【0048】次に、マスク層201及び202が基板2
00から取り除かれ、図10Bに示されるように、基板
200の上部表面及び下部表面に夫々金属層221及び
金属層220が被着される。角錐形空洞の夫々の側壁に
も金属層221が被着される。例えば、角錐形空洞21
0の各側壁212、213、及び角錐形空洞211の各
側壁215、216金属層221が被着される。
【0049】金属層221は反射率の高い金属層であ
る。ある実施例では金属層221は金の層である。別の
実施例では金属層221はアルミニウム層である。この
ようにする代わりに、他の反射率の高い金属を使用する
こともできる。
【0050】各空洞の側壁に被着した金属層221によ
って、各空洞の鏡状の側壁の反射率は、約30%から、
それよりもはるかに高い値に上昇する。例えば、金の層
は反射率を約98%に上昇させることができる。この結
果、各空洞の各側壁毎に鏡(例えば、鏡214または2
17)が形成される。各空洞の各側壁は<111>結晶
面上に横たわっているので、各側壁に形成された鏡(例
えば、鏡214または217)は、基板200の上部表
面及び下部表面に対して54.7゜の角度で固定され
る。
【0051】このようにする代わりに、金属層221が
角錐形空洞の夫々の側壁内に延びないようにすることも
できる。この場合、鏡(例えば、鏡214または21
7)は単に鏡状側壁(例えば、側壁215または21
2)によって形成される。これは、各空洞の側壁が鏡状
の表面を持っており、鏡または反射器として機能するこ
とができるためである。
【0052】更に、各空洞の側壁(例えば、側壁212
及び215)に1または複数の誘電体層を直接被着させ
ることによって、空洞の側壁に波長依存反射器(すなわ
ち、光学フィルタ)が形成されるようにすることができ
る。
【0053】図10Cを参照すると、各空洞の鏡(例え
ば、鏡214及び217)に、誘電体コーティング(例
えば、誘電体コーティング250及び253)を選択的
に被着させることができる。例えば、鏡214には誘電
体コーティング250が被着され、鏡217には誘電体
コーティング253が施される。誘電体コーティングを
被着させる目的は、鏡表面にあふれ出した接着材料によ
って生じる鏡の劣化を防止することにある。このように
する代わりに、誘電体コーティングを省略することもで
きる。誘電体コーティングは適切な任意の既知の誘電体
コーティングであってよく、その被着方法は任意の既知
の誘電体コーティングの被着方法としてよい。
【0054】基板200は、更に、光検出器ウェーハ3
00に接着される。図10Cからわかるように、ウェー
ハ300は、いくつかの半導体表面検出型光検出器(活
性領域301及び302のような夫々の活性領域によっ
て表されている)が、予め定められた間隔距離をあけて
作製されているウェーハである。予め定められた間隔距
離は、基板200に形成された空洞の予め定められた間
隔距離に対応している。従って、これによって、ウェー
ハ300を基板200に接着した際に、光検出器ウェー
ハ300の光検出器と基板200の空洞内の鏡のアライ
ンメントをとることができる。光検出器ウェーハの作成
は当該技術において既知のところであり、以下では詳細
な説明は与えない。
【0055】ある実施例では、導電性エポキシまたは他
のタイプの接着剤を用いて光検出器ウェーハ300と基
板200の接着が行われる。この場合、エポキシは、遠
心力を使用して光検出器ウェーハ300に塗布される。
別の実施例では、ハンダまたは他の金属ボンドを用いて
光検出器300と基板200の接着が行われる。この場
合、ハンダ・ボンドは、光検出器ウェーハ300と基板
200の一方または両方にデポジットすることができ
る。このようにする代わりに、他のタイプの接着方法ま
たは材料を用いて、光検出器ウェーハ300と基板20
0を接着することもできる。例えば、ハンダ・ボンドを
用いていくつかの点でウェーハ300を基板200に接
着することができる。更に、ハンダ・ボンドによってウ
ェーハ300と基板200の間に生じるギャップにエポ
キシを注入することによって、ハンダ・ボンドをいっそ
う強化することができる。
【0056】図10Dからわかるように、光検出器ウェ
ーハ300と基板200を接着すると、活性領域(例え
ば、活性領域301または302)と54.7゜の鏡
(例えば、鏡214または217)のアラインメントが
とれ、図7ないし図9の一体化光検出器60が形成され
る。次に、接着されたウェーハ300と基板200は、
のこ引き切断線(例えば、のこ引き切断線400または
401)に沿ってのこ引きで方形に切断することによっ
て、または劈開して、一体化光検出器60(図7ないし
図9参照)の多数の同一ユニット(例えば、図10Eの
ユニット60a〜60c)が得られるようにすることに
よって分割される。図10Dからわかるように、のこ引
き切断線は、光検出器ウェーハ300における各光検出
器の活性領域外に引かれる。(図10Eに示すように)
各個別ユニットには鏡と表面検出型光検出器の一体化さ
れたものが含まれている。これに加えて、光検出器30
0と基板200を接着することによって、ウェーハ30
0における各光検出器の電極の1つと金属層220の接
続も行われる。この結果、一体化光検出器60を図4及
び図5の取り付け部材32に取り付けるのが容易にな
る。これによって、一体化光検出器60と図4及び図5
のフォトニクス・モジュール30の他のデバイスとの電
気的接続も容易になる。
【0057】本明細書では、特定の実施例に関連して本
発明の説明を行ってきた。しかし、当該技術の熟練者に
は明らかなように、本発明のより一般的な精神及び範囲
を逸脱することなくさまざまな修正及び変更を加えるこ
とができる。従って、明細書及び図面は制限ではなく例
示を意味するものとみなすべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による双方向性フォトニクス・モジュ
ールの概略図。
【図2】図1の双方向性フォトニクス・モジュールのパ
ッケージを示す側断面図。
【図3】図1及び図2の双方向性フォトニクス・モジュ
ールに用いられる先行技術による表面検出型光検出器を
示す図。
【図4】本発明の実施例の1つに従って作成される一体
化光検出器を備えた双方向性フォトニクス・モジュール
の透視図。
【図5】図4の双方向性フォトニクス・モジュールの平
面図。
【図6】図4の一体化光検出器を概念的に示す図。
【図7】図7は、図6の一体化光検出器の透視図。
【図8】図7の一体化光検出器の側断面図。
【図9】図7の一体化光検出器の平面図。
【図10A】図7ないし図9の一体化光検出器の作成ス
テップを示す図。
【図10B】図7ないし図9の一体化光検出器の作成ス
テップを示す図。
【図10C】図7ないし図9の一体化光検出器の作成ス
テップを示す図。
【図10D】図7ないし図9の一体化光検出器の作成ス
テップを示す図。
【図10E】図7ないし図9の一体化光検出器の作成ス
テップを示す図。
【符号の説明】
30:フォトニクス・モジュール 31:光ファイバ 32:取り付け部材 33:光検出器 34:鏡 35:光学フィルタ 36:球面レンズ 37、38:角錐形空洞 39:球面レンズ 40:レーザ 41、51:光検出器 54:鏡 60:光検出器 61:表面検出型光検出器 62:活性領域 63:鏡取り付け具 64、65、66:傾斜側壁 70:前部表面 71:後部表面 72:上部表面 73:下部表面 74、75、76:金属層 80:開口部 81:側面 200:基板 201、202:マスク層 210、211:角錐形空洞 214:鏡 215、216:側壁 217:鏡 221、222:金属層 250、253:誘電体コーティング 300:光検出器ウェーハ 301、302:活性領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出器(300)と反射器(214、2
    17)を一体化する方法であって、 (A)予め定められた角度で基板(200)の上部表面
    と交差するとともに反射器(214、217)の働きを
    する反射性側壁(212、215)を備えたほぼ角錐形
    の空洞(210、211)を前記基板(200)に形成
    するステップと、 (B)光検出器(300)をその活性領域(301、3
    02)が前記空洞(210、211)の前記反射性側壁
    (212、215)に面するようにして前記基板(20
    0)に取り付けるステップと、 (C)前記基板(200)を前記空洞(210、21
    1)の位置で分離し、その前記反射性側壁(212、2
    15)を前記光検出器(300)の前記活性領域(30
    1、302)に対して平行に進む光にさらすステップを
    含む方法。
  2. 【請求項2】前記ステップ(B)の前に、前記反射性側
    壁(212、215)に反射率の高い金属層(250、
    253)を被着させるステップを設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記基板(200)の上部表面と下部表面
    に金属層(220、221)を被着させて、前記金属層
    (220、221)が、前記ステップ(B)の前に前記
    反射性側壁(212、215)上の反射率の高い前記金
    属層(221)に電気的に接続されるようにするステッ
    プを設けたことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】反射率の高い前記金属層(221)に誘電
    体コーティング(250、253)を施すステップを設
    けたことを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記反射性側壁(212、215)に誘電
    体層を被着させて、前記反射器(214、217)を波
    長依存反射器にするステップを設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記基板(200)が結晶シリコン基板で
    あるとともに、 前記ステップ(A)に、前記基板(200)に異方性エ
    ッチングを施して角錐形空洞(210、211)を形成
    し、前記反射性側壁(212、215)が前記基板(2
    00)の結晶面によって形成されるようにするステップ
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記予め定められた角度が約54.7゜で
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記ステップ(B)に、前記光検出器(3
    00)を前記基板(200)に接着するステップを設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記光検出器(300)が導電性エポキ
    シ、ハンダ、またはハンダとエポキシの組み合わせによ
    って基板(200)に接着されることと、 前記角錐形空洞(210、211)がほぼ矩形の開口部
    を備えているとともに、前記基板(200)の上部表面
    から前記基板(200)の下部表面まで延びていること
    を特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】(A)活性領域(62)を備えた光検出
    器(61)と、 (B)予め定められた角度で基板(63)の表面(7
    2)と交差する側部表面(64)を備える基板(63)
    を設け、 前記側部表面(64)が反射性であることと、 前記光検出器(61)が、その活性領域(62)が前記
    側部表面(64)に面するようにして基板(63)の上
    部表面(72)に接着され、 前記光検出器(61)の活性領域(62)に対して平行
    に進む光が前記側部表面(64)によって反射されて前
    記光検出器(61)の前記活性領域(62)に入射する
    ことができるようになっていることを特徴とする一体化
    フォトニクス・デバイス(60)。
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