JPH0774343A - 集積化光装置及びその製造方法 - Google Patents

集積化光装置及びその製造方法

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JPH0774343A
JPH0774343A JP21663393A JP21663393A JPH0774343A JP H0774343 A JPH0774343 A JP H0774343A JP 21663393 A JP21663393 A JP 21663393A JP 21663393 A JP21663393 A JP 21663393A JP H0774343 A JPH0774343 A JP H0774343A
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half mirror
optical
silicon substrate
optical fiber
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JP21663393A
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Haruhiko Tabuchi
晴彦 田淵
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 無調整で組立が可能で、かつ光学部品搭載用
基板を迅速に加工することができる集積化光装置及びそ
の製造方法を提供する。 【構成】 シリコン基板、誘電体層及びシリコン層を含
む基板と、光ファイバを位置決めするための光ファイバ
ガイド用溝と、シリコン基板を露出させる開口部と光フ
ァイバの端面が焦点となるような位置に配置された第1
の球レンズと、シリコン基板の表面に形成された第1の
レンズガイド用孔と、光ファイバから第1の球レンズよ
りも離れた位置に配置された第2の球レンズと、第2の
レンズガイド用孔と、第2の球レンズのほぼ焦点位置に
配置されるように基板の表面に搭載された第1の光半導
体部品とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積化光装置に関し、
特に、レーザダイオード、光アイソレータ、フォトダイ
オード等の光学部品と光ファイバを一枚の基板上に集積
するハイブリッド型集積化光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来の光通信用の送受信装置
を示す。レーザダイオードチップ103が、ヒートシン
ク102を介してサブキャリア101に固定され、レン
ズ105、108がそれぞれレンズホルダ104、10
7に固定され、光ファイバ110が光ファイバホルダ1
11に固定されている。
【0003】レーザダイオードチップ103から放出さ
れたレーザ光は、レンズ105により平行光にされ、光
アイソレータ等の光学部品106を通過し、レンズ10
8により集束され、光ファイバ110に導かれる。
【0004】光軸を調整するときは、サブキャリア10
1、レンズホルダ104、107、光学部品106及び
光ファイバホルダ111の全てを微動装置に搭載して光
軸調整を行う。
【0005】このとき、レーザダイオードチップ103
から放出されたレーザ光を光ファイバ110に入射し、
光ファイバ110の他端から出力されるレーザ光の強度
を測定しながら行う。光軸調整が終了すると、例えばレ
ーザ溶接等により各ホルダやキャリアを基板100に固
定する。
【0006】この方法では、精密な位置合わせを行うた
めの微動装置を具備した組立装置が必要となる。さら
に、光軸調整に時間を必要とするため、光装置が高価に
なるという欠点がある。
【0007】また、組立装置に部品を固定する必要があ
るため、部品を微小化することが困難であり、光装置の
小型化が困難となる。さらに、光装置の構造が変更され
るたびに組立装置の構造を変更する必要があり、少量多
品種生産に適さない。
【0008】図20は、上記のような欠点を改善するた
めに提案されている集積化光装置の構造を示す(199
2年電子情報通信学会秋期大会講演論文集4−235ペ
ージ)。
【0009】単結晶シリコン基板120上にレンズガイ
ド孔127、128を形成し、それぞれのレンズガイド
孔にレンズ121、124をはめ込んでレンズを位置決
めするものである。レンズガイド孔には、(100)シ
リコン基板を異方性エッチングしたときに現れる(11
1)面によって囲まれた逆四角錐状の孔を利用すること
ができる。
【0010】また、基板120表面によるレーザ光のケ
ラレを防止するため、光軸に沿って基板120表面にレ
ーザ光通過溝129、130、131等が形成されてい
る。レーザ光通過溝は、光アシストエッチングにより形
成される。
【0011】光アシストエッチングとは、YAGレー
ザ、アルゴンレーザ、またはエキシマレーザ等の高出力
のレーザ光を基板表面に照射し、照射した部分のみを選
択的にエッチングする方法である。この方法により、基
板表面上で光軸に沿ってレーザ光を走査し、レーザ光通
過溝を形成することができる。
【0012】また、シリコン基板120表面には、フィ
ルタ型プリズムを位置決めするための孔も形成されてお
り、フィルタ型プリズム126を該孔にはめ込むことに
より、容易に位置決めして固定することができる。
【0013】レーザダイオードチップ122から放出さ
れたレーザ光は、レンズ121により平行光にされ、レ
ーザ光通過溝129を経由してプリズム126に導かれ
る。プリズム126を通過したレーザ光はレーザ光通過
溝131を通って外部へ電送される。
【0014】また、外部から入射した光は、プリズム1
26によって反射され、レーザ光通過溝130を経由し
てレンズ124に入射する。レンズ124は、入射した
光をフォトダイオード125の受光部に集束する。
【0015】このように、シリコンの異方性エッチング
等を使用してレンズガイド孔等を形成し、レンズ等を位
置決めすることにより、複雑な光軸調整を不要にするこ
とができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図20に示す従来例に
おいては、レーザ光通過溝を形成するために、前述の光
アシストエッチングにより基板表面をエッチングする。
そのため、基板表面のエッチングすべき部分をレーザ光
等で走査する必要がある。
【0017】しかし、走査速度を速くすることは困難で
あり、さらに、所望の深さ、例えば図20に示す例では
約50μmの溝を得るためには、複数回走査する必要が
ある。このため、基板の製造に長時間を要する。
【0018】本発明の目的は、無調整で組立が可能で、
かつ光学部品搭載用基板を迅速に加工することができる
集積化光装置及びその製造方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】以下、単なる例示として
図面中の参照番号を示しつつ、本発明の概要を説明す
る。
【0020】本発明の集積化光装置は、シリコン基板
(11)、誘電体層(12)及び該誘電体層上に形成さ
れたシリコン層(13)を含む基板(10)と、光ファ
イバ(23)を位置決めするための前記シリコン層(1
3)に設けられた光ファイバガイド用溝(24)と、前
記光ファイバガイド用溝(24)に連続するようにし
て、前記シリコン層(13)及び前記誘電体層(12)
に形成され、前記シリコン基板(11)を露出させる開
口部(25)と、前記光ファイバガイド用溝(24)に
位置決めされる光ファイバ(23)の光軸を延長した主
光軸上であって、該光ファイバの端面が焦点となるよう
な位置に配置された第1の球レンズ(16d)と、前記
第1の球レンズ(16d)を位置決めするために、前記
開口部(25)の底面に露出した前記シリコン基板(1
1)の表面に形成された第1のレンズガイド用孔(17
d)と、前記主光軸上であって、前記光ファイバ(2
3)から前記第1の球レンズ(16d)よりも離れた位
置に配置された第2の球レンズ(16b)と、前記第2
の球レンズ(16b)を位置決めするために、前記開口
部(25)の底面に露出した前記シリコン基板(11)
の表面に形成された第2のレンズガイド用孔(17b)
と、前記光軸上であって、前記第2の球レンズ(16
b)のほぼ焦点位置に配置されるように前記基板(1
0)の表面に搭載された第1の光半導体部品(20)と
を含む。
【0021】また、前記第1の球レンズ(16d)と前
記第2の球レンズ(16b)との間の前記主光軸上に配
置されたキューブ型ハーフミラー(18)と、前記キュ
ーブ型ハーフミラー(18)を位置決めするために、そ
の開口面の少なくとも一部が前記開口部(25)の底面
に現れるように前記シリコン基板の表面に形成されたキ
ューブ型ハーフミラーガイド孔(19)と、前記光軸上
を伝搬する光の一部が前記キューブ型ハーフミラー(1
8)によって反射される反射光の光軸上に配置された第
3の球レンズ(16a)と、前記第3の球レンズ(16
a)を位置決めするために、前記開口部(25)の底面
に露出した前記シリコン基板(11)の表面に形成され
た第3のレンズガイド用孔(17a)と、前記反射光の
光軸上であって、前記第3の球レンズ(16a)のほぼ
焦点位置に配置されるように前記基板(10)の表面に
搭載された第2の光半導体部品(21)とを含んでもよ
い。
【0022】また、前記主光軸上を伝搬する光の一部が
前記キューブ型ハーフミラー(18)によって前記反射
光の光軸と反対の方向に反射される他の反射光の光軸上
に配置された第4の球レンズ(16c)と、前記第4の
球レンズ(16c)を位置決めするために、前記開口部
(25)の底面に露出した前記シリコン基板(11)の
表面に形成された第4のレンズガイド用孔(17c)
と、前記他の反射光の光軸上であって、前記第4の球レ
ンズ(16c)のほぼ焦点位置に配置されるように前記
基板(10)の表面に搭載された第3の光半導体部品
(22)とを含んでもよい。
【0023】また、前記光軸上に配置された光アイソレ
ータ(26)と、前記光アイソレータを位置決めするた
めの、前記基板(10)表面に形成された光アイソレー
タガイド用溝(27)とを含んでもよい。
【0024】この場合、前記光アイソレータの入射面及
び出射面の法線方向が前記シリコン基板表面と平行にな
るように、光軸と所定の角度傾いて配置されることが好
ましい。
【0025】本発明の集積化光装置の製造方法は、シリ
コン基板(11)の表面を選択的にエッチングして光学
部品を位置決めするためのガイド孔(17a〜17d、
19)を形成するためのガイド孔形成工程と、表面に誘
電体膜(12)が形成された他のシリコン基板を、該誘
電体膜が形成された面と前記シリコン基板のガイド孔が
形成された面が向かい合うように貼り合わせる貼り合わ
せ工程と、前記他のシリコン基板を所定の厚さになるま
で前記誘電体膜が形成されていない面から薄くする工程
と、前記他のシリコン基板の、前記ガイド孔によって位
置決めされる光学部品が実装される部分に、開口部を形
成して前記ガイド孔を露出させる開口部形成工程と、光
ビームが通過する部分を取り除いて光ビーム通過溝を形
成する光ビーム通過溝形成工程と、光ファイバ(23)
を位置決めするための光ファイバガイド用溝を形成する
光ファイバガイド用溝形成工程とを含む。
【0026】また、前記開口部形成工程、光ビーム通過
溝形成工程、及び光ファイバガイド用溝形成工程は、前
記他のシリコン基板及び前記誘電体膜をエッチングする
ことにより同時に加工してもよい。
【0027】
【作用】光学部品を搭載する基板を2層構造にし、光半
導体部品を上部の層上に配置し、光ファイバを上部の層
に形成された溝によって位置決めし、球レンズ、ハーフ
ミラー等を下部の層に形成された孔によって位置決め
し、上部の層の光ビームが通過する部分をエッチングに
より除去することにより、シリコン基板表面による光ビ
ームのケラレを防止することができる。
【0028】このように、エッチングにより、一括して
光ビーム通過溝を形成することができるため、製造時間
が延びることがない。球レンズが搭載される上部の層の
開口部の側面を基板表面に対して垂直にすることによ
り、上部の層によって固定される他の光学部品と球レン
ズとの距離を短くすることができる。このため、NAの
大きい球レンズを使用することが可能になり、光結合効
率を向上することができる。
【0029】さらに、上部の層に、側面が基板表面に対
して垂直となる開口部を設け、キューブ型ハーフミラー
等の垂直な側面を有する光学部品を該開口部側面に押し
当てることにより、高精度に位置決めすることができ
る。
【0030】球レンズにより平行光にされた光ビーム通
過位置に光アイソレータ等の光学部品を配置することが
できる。このため、例えば、レーザダイオードの動作の
安定性向上等の効果を得ることができる。
【0031】さらに、光アイソレータを光軸に対して斜
めに配置することにより、光アイソレータ自体による反
射光を低減することができる。
【0032】
【実施例】図1を参照して本発明の基本的考え方につい
て説明する。図1(A)は、従来例による光装置の光軸
部分の概略を示す。
【0033】シリコン基板1上にレーザダイオードチッ
プ2が搭載され、放出されたレーザ光は、球レンズ3に
よって平行(コリメート)光にされる。平行光にされた
レーザ光は球レンズ4によって集束され、図には示さな
い光ファイバに導かれる。球レンズ3、4は、それぞれ
シリコン基板1上に形成されたレンズガイド用V字孔
7、8にはめ込まれ、位置決めされている。
【0034】このとき、一般的には、レーザダイオード
チップ2の活性層の高さはシリコン基板1表面から約1
0μm程度であり、またコリメートされたレーザ光のビ
ーム径は100μm程度である。従って、レーザ光のビ
ーム径のうち、一部分はシリコン基板1によって遮蔽さ
れ、光ファイバに到達できない。いわゆる、ケラレが生
じる。
【0035】このケラレを防止するためには、シリコン
基板1表面のレーザ光が通過する部分を削る必要があ
る。この表面落としを球レンズガイド用V字孔形成と同
時にエッチングで行おうとするとV字孔の形状が乱され
て精度が保てなくなる。このため、光アシストエッチン
グ等の他の工程によって行う必要が生じる。
【0036】図1(B)は、本発明の一実施例による光
装置の光軸部分の概略を示す。従来例と異なる点は、レ
ンズガイド用V字孔7、8が形成された下シリコン基板
1上に他のシリコン基板6が貼り合わせてあり、レーザ
ダイオードチップ2が上シリコン基板6上に搭載され、
光ファイバ5が上シリコン基板6上に形成された光ファ
イバガイド用溝にはめ込まれている点である。また、レ
ーザ光が通過する部分は、上シリコン基板6がエッチン
グにより取り除かれている。
【0037】上シリコン基板6の厚さを約55μmにす
れば、レーザ光の光軸は下シリコン基板1表面から約6
5μmの高さになる。レーザ光のビーム径は、上述のよ
うに約100μm程度であるため、図1(B)のような
構成にすることにより、ケラレを防止することができ
る。
【0038】図2、図3は、本発明の第1の実施例によ
る集積化光装置を示す。(100)シリコン基板11上
に、SiO2 膜12、(100)シリコン層13、Si
2膜14及びSi3 4 膜15が積層された層構造を
有する基板10上に各光学部品が実装されている。
【0039】SiO2 膜12、(100)シリコン層1
3、SiO2 膜14、Si3 4 膜15に、開口部25
が設けられ、開口部25の底面にシリコン基板11が露
出している。
【0040】開口部25の周辺部近傍のSi3 4 膜1
5上に、レーザダイオードチップ20がフリップチップ
ボンディングにより搭載されている。レーザダイオード
チップ20から放出されたレーザ光は、球レンズ16b
により平行光にされる。
【0041】その光軸上にキューブ型ハーフミラー1
8、球レンズ16d及び光ファイバ23が配置されてい
る。キューブ型ハーフミラー18を透過したレーザ光
は、球レンズ16dにより集束され光ファイバ23のコ
ア部に導かれる。
【0042】ここで、球レンズ16b、16d及びキュ
ーブ型ハーフミラー18は、それぞれ開口部25の底面
に露出したシリコン基板11上に形成されたレンズガイ
ド用V字孔17b、17d及びキューブ型ハーフミラー
ガイド孔19によって位置決めされている。これらのガ
イド孔は、側面に{111}面、底面に(100)面が
現れた台形状の孔であり、異方性エッチングにより形成
されたものである。
【0043】球レンズ16b、16dは、それぞれレン
ズガイド用V字孔17b、17dの側面により4点で支
えられ位置決めされる。また、キューブ型ハーフミラー
18は、キューブ型ハーフミラーガイド孔19の底面と
同一形状で同一の大きさとし、その底面をキューブ型ハ
ーフミラーガイド孔19の底面に密着させることにより
位置決めされる。
【0044】光ファイバ23は、開口部25の側面か
ら、光軸に沿ってSiO2 膜12、(100)シリコン
層13、SiO2 膜14及びSi3 4 膜15に設けら
れた光ファイバガイド用V溝24により位置決めされ
る。
【0045】このV溝24は、側面に{111}面、底
面にはシリコン基板11の表面が現れた断面が台形状の
溝であり、(100)シリコン層13を異方性エッチン
グすることにより形成される。
【0046】レーザダイオードチップ20から放出され
たレーザ光がキューブ型ハーフミラー18によって反射
されたレーザ光の光軸上には、球レンズ16aが配置さ
れている。
【0047】レーザ光は、球レンズ16aにより集束さ
れ、Si3 4 膜15上にフリップチップボンディング
されたエッジ入射型フォトダイオードチップ21の受光
部に導かれる。
【0048】光ファイバ23から図中右上方向に出力さ
れた光は、球レンズ16dにより平行光にされ、キュー
ブ型ハーフミラー18により球レンズ16aと反対方向
に反射される。
【0049】この反射光の光軸上には、球レンズ16c
が配置されており、レーザ光は球レンズ16cによって
集束され、Si3 4 膜15上にフリップチップボンデ
ィングされたエッジ入射型フォトダイオードチップ22
の受光部に導かれる。
【0050】球レンズ16a、16cは、それぞれ球レ
ンズ16b、16dと同様に開口部25の底面に露出し
たシリコン基板11 上に形成されたレンズガイド用V字
孔17a、17cによって位置決めされている。
【0051】図3(A)は、図2に示す集積化光装置の
光ファイバ23及びレーザダイオードチップ20の光軸
を含む面で切断した断面を示す。図3(B)は、光ファ
イバ23を光軸に対して垂直な面で切断した断面を示
す。光軸の高さは、Si3 4 膜15の表面から10μ
mである。これは、レーザダイオードチップ20及びエ
ッジ入射型フォトダイオードチップ21、22をフリッ
プチップボンディングした際の活性部の中心の高さであ
る。
【0052】第1の実施例において球レンズ16a〜1
6dの直径は0.8mm、レンズで平行光にされた光ビ
ームのビーム径は約0.1mm、対向する球レンズ間の
光路長は4mm、キューブ型ハーフミラー18の一辺の
長さは2mm、SiO2 膜12の厚さは2μm、シリコ
ン層13の厚さは55μm、SiO2 膜14及びSi 3
4 膜15の厚さはともに0.3μm、レンズガイド用
V字孔17a〜17bの間口の一辺の長さは885μ
m、キューブ型ハーフミラーガイド孔19の間口の一辺
の長さは2440μm、光ファイバガイド用V溝24の
間口の幅は139μm、シリコン基板11の厚さは60
0μm、基板10のサイズは10mm×15mm×0.
66mmである。
【0053】光ファイバガイド用V溝24の間口を13
9μmにすることにより、直径125μmの光ファイバ
をはめ込んだとき、そのコアのSi3 4 膜15表面か
らの高さは10μmとなる。従って、光ファイバ23の
コアの高さをレーザダイオードチップ20の活性層の高
さと一致させることができる。
【0054】次に、第1の実施例による集積化光装置の
機能について説明する。図4は、第1の実施例による集
積化光装置の光学的構成部分のみを抜き出して図示した
ものである。
【0055】まず、光受信機能について説明する。光フ
ァイバ23から出射した光は、球レンズ16dを通過し
て平行光になり、その一部はキューブ型ハーフミラー1
8で反射された後、球レンズ16cで集束されてエッジ
入射型フォトダイオードチップ22に入射する。光ファ
イバ23から出射した光のパワーの一部はレーザダイオ
ードチップ20にも達するが、この光は利用されない。
【0056】次に、光送信機能について説明する。レー
ザダイオードチップ20から放出されたレーザ光は、球
レンズ16bを通過して平行光になり、キューブ型ハー
フミラー18によって2本の光ビームに分割される。キ
ューブ型ハーフミラー18を透過し直進する光ビーム
は、球レンズ16dで集束され、光ファイバ23に入射
する。
【0057】キューブ型ハーフミラー18で反射された
光ビームは、球レンズ16aで集束されてエッジ入射型
フォトダイオードチップ21に入射する。エッジ入射型
フォトダイオードチップ21に入射したレーザ光は、レ
ーザダイオードチップ20の光出力安定化のための制御
用に使用される。
【0058】図5は、第1の実施例の変形例1による集
積化光装置を示す。図5に示す集積化光装置は、図2、
図3に示す集積化光装置の球レンズ16bとキューブ型
ハーフミラー18との間隔を広げ、その間に光アイソレ
ータ26を配置したものである。光アイソレータ26
は、ダイシングソーで形成された光アイソレータガイド
溝27にはめ込まれ、位置決めされている。
【0059】光アイソレータ26としては、厚さ約2m
m程度の薄型光アイソレータを使用することができる。
薄型光アイソレータの構造及び製造方法は、例えば19
91年電子情報通信学会秋期大会講演論文集4−177
ページ等で公知のものである。
【0060】このような構成にすることにより、光ファ
イバ23から出射された光がレーザダイオードチップ2
0へ入射することを防止することができ、戻り光により
レーザダイオードチップ20の動作が不安定になること
を防止することができる。
【0061】図6は、第1の実施例の変形例2による集
積化光装置を示す。図5に示す第1の実施例の変形例1
による集積化光装置のSi3 4 膜15上にボンディン
グパッド34、35、36、37を形成し、それぞれの
ボンディングパッドにレーザダイオード駆動用IC3
0、レーザパワーモニタ用プリアンプIC31、光受信
用プリアンプIC32及びパワーコントロール用IC3
3がフリップチップボンディングされている。
【0062】レーザパワーモニタ用プリアンプIC31
の出力をSi3 4 膜15上に形成された配線38を介
してパワーコントロール用IC33に入力し、さらにS
34 膜15上の配線39を介してレーザダイオード
駆動用IC30を制御することができる。
【0063】また、光受信用プリアンプIC32を同一
基板上に実装することができるため、実装効率を向上す
ることができる。さらに、キューブ型ハーフミラー18
を、波長1.5μmの光を反射し、波長1.3μmの光
を通過させるWDMミラーにすると、1.3μmと1.
5μmの2波長の光による双方向送受信装置を構成する
ことができる。
【0064】次に、図7、図8を参照して第1の実施例
による集積化光装置の製造方法について説明する。(1
00)シリコン基板表面をSiO2 膜でマスクし、レン
ズガイド用V字孔17a〜17d、キューブ型ハーフミ
ラーガイド孔19を形成する部分にフォトリソグラフィ
により開口を設ける。
【0065】水酸化カリウム(KOH)水溶液を使用し
て(100)シリコン基板11をウェットエッチング
し、レンズガイド用V字孔17a〜17d、キューブ型
ハーフミラーガイド孔19を形成する(図7(A))。
【0066】KOH水溶液は、シリコンの{111}面
をほとんどエッチングしないので、各孔の側面には、
{111}面が現れる。ここで、レンズガイド用V字孔
17a〜17bは、図7(A)に示す断面内にないた
め、図示されていない。
【0067】レンズガイド用V字孔17a〜17bを、
断面がV字状になるまでエッチングしてもよいが、本実
施例においては、必要な深さは333μmであるため、
逆台形状の孔とした。各孔のエッチング後、マスクとし
て使用したSiO2 膜は除去する。
【0068】表面に厚さ2μmのSiO2 膜12が形成
された(100)シリコン基板13を、SiO2 膜12
が形成された面がシリコン基板11のレンズガイド用V
字孔等を形成した面と向かい合うようにして貼り合わせ
る(図7(B))。この際、シリコン基板を800℃以
上に加熱して2枚の基板を分子レベルで結合させる。
【0069】シリコン基板13を研磨し、厚さ55μm
のシリコン層13を残す(図7(C))。次に熱酸化に
より、シリコン層13表面に厚さ0.3μmのSiO2
膜14を形成し、さらに、熱CVD法により、SiO2
膜14上に厚さ0.3μmのSi3 4 膜15を形成す
る(図7(D))。
【0070】次に、Si3 4 膜15とSiO2 膜14
に、開口部25及び光ファイバガイド用V溝24を形成
するための開口40、41を設ける(図7(E))。こ
こで、図7(E)は、基板の平面図である。
【0071】次に、Si3 4 膜15とSiO2 膜14
をマスクにして、KOH水溶液でウェットエッチングを
行い、開口部25及び光ファイバガイド用V溝24を形
成する。
【0072】さらに、弗酸と弗化アンモニウムの混合液
を使用して露出したSiO2 膜12を除去する(図7
(F))。このようにして、位置決め用のレンズガイド
用V字孔17a〜17b、キューブ型ハーフミラーガイ
ド孔19及び光ファイバガイド用V溝24を形成した基
板を作製することができる。
【0073】次に真空蒸着とフォトリソグラフィを用い
てSi3 4 膜15の表面にレーザダイオードチップ2
0、エッジ入射型フォトダイオードチップ21、22を
ボンディングするためのボンディングパッドを形成する
(図示せず)。
【0074】ボンディングパッドにレーザダイオードチ
ップ20、フォトダイオードチップ21、22をフリッ
プチップボンディングし、球レンズ16a〜16d、キ
ューブ型ハーフミラー18及び光ファイバ23を、それ
ぞれレンズガイド用V字孔17a〜17b、キューブ型
ハーフミラーガイド孔19及び光ファイバガイド用V溝
24にはめ込む(図8(A))。
【0075】図8(B)は、開口部25と光ファイバガ
イド用V溝24との接続部を示す。開口部25と光ファ
イバガイド用V溝24のマスクは、図8(B)の点線で
示すように直角に交差しているが、KOH水溶液でシリ
コンをエッチングするとマスクの凸状の部分がアンダー
エッチされ、{331}面が現れる。
【0076】このため、実際に形成される開口部25と
光ファイバガイド用V溝24との接続部の開口面は直角
に交差せず、図8(B)の実線で示すように丸みを帯び
た形状となる。
【0077】開口部25の開口面の境界から、光ファイ
バガイド用V溝24に沿ってアンダーエッチが生じた部
分の長さLは、約150μmであり、光ファイバの位置
決めには支障ない。
【0078】上記第1の実施例では、開口部25の内部
を光ビームが通過するため、光ビームの直径を100μ
mにした場合でも、シリコン基板の表面でケラレを生ず
ることがない。
【0079】また、開口部25は、フォトリソグラフィ
とウェットエッチングで形成されるため、ウエハ単位で
一括して迅速に加工することができる。従って、従来例
の光アシストエッチングを使用する場合に比べて加工時
間を短縮することが可能になる。
【0080】また、球レンズやハーフミラーを位置決め
するためのガイド孔16a〜16d、19と光ファイバ
を位置決めするためのV溝24とをそれぞれ別の工程で
独立に形成することができる。このため、ガイド孔及び
V溝の形状の精度が向上するという効果がある。特に、
V溝24の精度が向上する。これは、以下の理由によ
る。
【0081】レンズ等を位置決めするためのガイド孔1
6a〜16dは、V溝24に比較して深い孔であるため
エッチング時間が長くなる。例えば、図20に示すよう
な従来の構造を使用すると、ガイド孔16a〜16dと
V溝24とを同時にエッチングする必要がある。従っ
て、V溝24が形成された後もガイド孔16a〜16d
が必要な深さになるまでエッチング液にさらされること
になる。
【0082】このため、シリコンがオーバエッチングさ
れ、V溝の幅が広くなる。所望の幅のV溝を得るために
は、オーバエッチング量を見込んでマスクの幅を設定す
る必要がある。しかし、エッチング液の温度や濃度の影
響でエッチング速度にずれが生じた場合は、V溝の幅の
精度が低下する。
【0083】第1の実施例では、V溝24の必要な深さ
は約55μmであるため、サイドエッチングが少なくな
り、V溝幅の精度を向上することができる。なお、ガイ
ド孔16a〜16dに必要な深さも、図20に示す従来
例よりも浅くてよいので、これらのガイド孔の精度も向
上することが可能になる。
【0084】次に図9を参照して本発明の第2の実施例
について説明する。図9(A)は、第2の実施例による
集積化光装置の平面図である。図2に示す第1の実施例
による集積化光装置と同一の構成部分には同一の符号を
付してある。第1の実施例による集積化光装置とは、シ
リコン層13に形成された開口部25の形状が異なる。
【0085】レンズガイド用V字孔17a〜17b、及
びキューブ型ハーフミラーガイド孔19は、第1の実施
例と同様にシリコン基板11上に形成されている。シリ
コン層13には、光ファイバガイド用V溝24、及びそ
れぞれの底面が、レンズガイド用V字孔17a〜17
b、キューブ型ハーフミラーガイド孔19の開口面より
もやや大きくなるように開口部25a〜25d、及び2
5eが形成されている。
【0086】球レンズを配置するための開口部25a〜
25dとキューブ型ハーフミラーを配置するための開口
部25eとの間には、それぞれ光ビーム通過溝42a〜
42dが形成されている。
【0087】開口部25a〜25e、光ビーム通過溝4
2a〜42d及び光ファイバガイド用V溝24は、シリ
コン層13を同時にエッチングすることによって形成さ
れる。
【0088】図9(B)は、開口部25a〜25e、光
ビーム通過溝42a〜42d及び光ファイバガイド用V
溝24の接続部の拡大図である。各接続部においては、
前述のようにシリコン層13のアンダーエッチングが生
じる。ただし、これら接続部は光学部品の位置決めとは
無関係であり、機能的に何ら支障はない。
【0089】図9(C)は、光ビーム通過溝42a〜4
2dの長さが短い場合のアンダーエッチングの様子を示
す。光ビーム通過溝が短いため、開口部25eからのア
ンダーエッチングと開口部25dからのアンダーエッチ
ングが光ビーム通過溝の中央部で合体し、当初のマスク
の直線部分(図の点線で示す部分)が消滅している。た
だし、この場合にも、機能的には何ら支障はない。
【0090】上記第2の実施例においても、第1の実施
例と同様の効果を得ることができる。図10は、本発明
の第3の実施例による集積化光装置を示す。基板10
は、第1の実施例に使用したシリコン基板11とシリコ
ン層13とを貼り合わせたものと同様のものである。
【0091】レーザダイオードチップ55から放射され
たレーザ光は、球レンズ53、光アイソレータ54及び
球レンズ52を通過して光ファイバ51に入射する。球
レンズ52、53は、それぞれシリコン基板11に形成
されたレンズガイド用V字孔57、58にはめ込まれて
いる。
【0092】また、開口部59、60が、第2の実施例
と同様にそれぞれの底面の大きさがレンズガイド用V字
孔57、58の開口面よりもやや大きくなるようにシリ
コン層13に形成されている。
【0093】光アイソレータ54は、基板10にダイシ
ングソーにより形成された光アイソレータガイド溝61
にはめ込まれている。ここで、光アイソレータ54の入
射面及び出射面は基板10表面と垂直なまま光軸に対し
て所定の角度傾いて配置されている。
【0094】開口部59、60と光アイソレータガイド
溝61との間には、レーザ光が通過する部分に光ビーム
通過溝62、63が形成されている。光ビーム通過溝6
2、63は、開口部59、60及び光ファイバガイド用
V溝56と同時にシリコン層13をエッチングすること
により形成される。
【0095】このとき、図9に示す第2の実施例の場合
と同様に、開口部59、60、光ファイバガイド用V溝
56及び光ビーム通過溝62、63の各接続部では、ア
ンダーエッチングが生じるが、光学部品の位置決めには
何ら支障はない。
【0096】このような構造にすることにより、小型の
光アイソレータを挿入することができ、戻り光によりレ
ーザダイオードの動作が不安定になることを抑制するこ
とができる。
【0097】さらに、本実施例の場合には、光軸に対し
て斜めに光アイソレータを挿入しているため、光アイソ
レータ自体からの反射も減衰され、レーザダイオードの
動作をより安定にすることができる。
【0098】なお、シリコンの貼り合わせ基板を使用す
ることによる効果は、第1の実施例の場合と同様であ
る。図11は、本発明の第4の実施例による集積化光装
置の製造工程の一部を示す。図2に示す第1の実施例に
よる集積化光装置と同一の構成部分には同一の符号を付
してある。
【0099】本実施例の特徴は、図2に示す第1の実施
例による集積化光装置のキューブ型ハーフミラーガイド
孔19の形成に、KOH水溶液による異方性エッチング
ではなく、ドライエッチング法を使用することである。
【0100】シリコン基板11表面に形成したSiO2
膜65aをマスクとして、リアクティブイオンビームエ
ッチング(RIBE)によりキューブ型ハーフミラーガ
イド孔19aを形成する(図11(A))。
【0101】ここで、RIBEは、基板を垂直方向にの
みエッチングし、ほとんどサイドエッチングをしないた
め、キューブ型ハーフミラーガイド孔19aの側面は基
板表面に対して垂直になる。
【0102】次に、SiO2 膜65aを除去して、シリ
コン基板11の上面全面を熱酸化してSiO2 膜65b
を形成する。SiO2 膜65bのレンズガイド用V字孔
17a〜17dを形成する部分に開口を設け、KOH水
溶液でシリコン基板11をエッチングする(図11
(B))。
【0103】次に、SiO2 膜65bを除去し、図7
(B)に示す基板貼り合わせ工程以降の工程を第1の実
施例と同様に実施する。本実施例によると、キューブ型
ハーフミラーガイド孔19aの側面が垂直になるため、
キューブ型ハーフミラー18を取り付ける位置精度を向
上することができる。以下に、その理由について説明す
る。
【0104】キューブ型ハーフミラー18は、上下左右
方向の位置精度は要求されない。しかし、回転すると光
ビームの反射角度が変動するため、回転方向については
高精度に位置決めする必要がある。
【0105】キューブ型ハーフミラーガイド孔19aの
底面には基板表面と同じ(100)面が現れるため、基
板表面に平行な軸を中心とした回転方向については精度
よく位置決めすることができる。
【0106】しかし、キューブ型ハーフミラーガイド孔
19aの底面の大きさをキューブ型ハーフミラー18の
底面よりもやや大きくした場合には、基板表面に垂直な
軸を中心として回転する可能性がある。
【0107】本実施例の場合には、キューブ型ハーフミ
ラーガイド孔19aの側面を垂直にしたことにより、図
11(C)に示すように互いに直交する側面にキューブ
型ハーフミラーの側面を押し当てることにより、回転方
向の位置決めを行うことができる。
【0108】図12は、本発明の第5の実施例による集
積化光装置の製造工程の一部を示す。本実施例の特徴
は、図2に示す第1の実施例における開口部25の形成
を、指向性の強いドライエッチング、例えばRIBE等
で行うことである。以下に図12に従って製造方法につ
いて説明する。
【0109】第1の実施例と同様の工程で、図7(E)
に示すようにSiO2 膜14、Si 3 4 膜15に開口
40を形成する。ただし、光ファイバガイド用V溝を形
成するための開口41は設けない。
【0110】次に、RIBEにより、シリコン層13を
エッチングし開口部25cを形成する(図12
(A))。このとき、SiO2 膜12が、エッチング停
止層として作用する。
【0111】SiO2 膜14、Si3 4 膜15を残し
たまま、基板上面の全面を熱酸化する。このとき、Si
3 4 膜15で覆われた部分は酸化されず、開口部25
cの側面に現れたシリコン層13が酸化され、SiO2
膜66が形成される(図12(B))。
【0112】SiO2 膜14、Si3 4 膜15に光フ
ァイバガイド用V溝を形成するための開口を形成する。
開口形成後、KOH水溶液でシリコン層13をエッチン
グし、光ファイバガイド用V溝24を形成する(図12
(B))。
【0113】次に、開口部25c及び光ファイバガイド
用V溝24の底面に露出したSiO 2 膜12を除去し、
レンズガイド用V字孔17a〜17b及びキューブ型ハ
ーフミラーガイド孔19を露出させる(図12
(C))。このとき、開口部25cの側面に形成された
SiO2 膜66も除去される。
【0114】本実施例では、開口部25cの側面が垂直
になるため、図3に示す集積化光装置において、光ファ
イバ23、レーザダイオードチップ20及び図には示さ
れていないがフォトダイオードチップ21、22とそれ
ぞれに対応した球レンズ16a〜16dとの距離を短く
することができる。このため、NAの大きいレンズの使
用が可能になり、光結合効率を向上させることが可能に
なる。
【0115】図13、図14(A)、(B)は、第6の
実施例による集積化光装置を示す。集積化光装置の構成
部分のうち図9に示す集積化光装置と同一の構成部分に
ついては、同一の符号を付してある。
【0116】本実施例の特徴は、図9に示す第2の実施
例による集積化光装置の開口部25eをエッチングの指
向性の高いRIBE等のドライエッチングにより形成
し、開口部25eの大きさをキューブ型ハーフミラーガ
イド孔19の底面よりも小さくすることを特徴とする。
【0117】次に、図15を参照して上記第6の実施例
による集積化光装置の製造方法について説明する。第1
の実施例と同様の方法で図7(C)に示す貼り合わせ基
板を作製する。次に、シリコン層13の表面に熱酸化に
よりSiO2 膜14を0.3μm形成する。次に、Si
3 4 膜15を熱CVD法により0.5μm堆積する。
【0118】次に、SiO2 膜14、Si3 4 膜15
に、シリコン層13をエッチングし開口部25a〜25
eを形成するための開口をフォトリソグラフィにより形
成する。
【0119】エッチングガスとして、CF4 と酸素プラ
ズマのガスを使用してドライエッチングにより開口部2
5a〜25eを形成する。このとき、SiO2 膜12が
エッチング停止層として作用する。また、このエッチン
グは指向性のあるエッチングであるため、形成された開
口部の側面は、基板表面に対してほぼ垂直になる(図1
5(A))。
【0120】次に、熱酸化により、開口部25a〜25
eの側面にSiO2 膜66a〜66eを形成する(図1
5(B))。SiO2 膜14、Si3 4 膜15に、光
ビーム通過溝42a〜42d、及び光ファイバガイド用
V溝24を形成するための開口を設ける。
【0121】次に、KOH水溶液でウェットエッチング
によりシリコン層13をエッチングし、光ビーム通過溝
42a〜42d、及び光ファイバガイド用V溝24を形
成する(図15(C))。
【0122】次に、弗酸と弗化アンモニウム溶液の混合
液を使用して、開口部25a〜25eの側面に形成され
たSiO2 膜66a〜66e、及び開口部25a〜25
eと光ファイバガイド用V溝24の底面に露出したSi
2 膜12を除去する(図15(D))。
【0123】次に、図14を参照して、第6の実施例に
よる集積化光装置の効果を説明する。図14(A)は、
集積化光装置の平面図、図14(B)は、直線Dで切断
した断面を示す。
【0124】本実施例では、キューブ型ハーフミラーガ
イド孔19の底面は開口部25eよりも大きい。このた
め、キューブ型ハーフミラーガイド孔19は、キューブ
型ハーフミラー18の上下方向及び基板表面に平行な軸
を回転軸とした回転方向の位置決めのみを行う。
【0125】また、開口部25eの側面が基板表面に対
して垂直になるため、この側面にキューブ型ハーフミラ
ー18の側面を押し当てることにより、キューブ型ハー
フミラーの基板表面に垂直な軸を回転軸とした回転方向
及び基板表面内の位置決めを行うことができる。
【0126】このように、光ビームが通過するシリコン
層13に形成された側面を使用してキューブ型ハーフミ
ラー18の位置決めを行うため、位置決め精度を向上す
ることができる。
【0127】図16は、本発明の第6の実施例の変形例
1を示す。本実施例は、上記第6の実施例とは、開口部
25eの大きさがキューブ型ハーフミラーガイド孔19
の底面よりも大きい点が異なる。
【0128】この場合に、キューブ型ハーフミラー18
aのキューブ型ハーフミラーガイド孔19に挿入される
部分を小さくし、開口部25eにはめ込まれる部分を開
口部25eとほぼ同じ大きさにすることにより、第6の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0129】なお、キューブ型ハーフミラーガイド孔1
9をなくしてもよい。この場合には、キューブ型ハーフ
ミラーは、開口部25eの底面に露出したシリコン基板
11の表面と開口部25eの側面により位置決めされ
る。
【0130】図17は、第6の実施例の変形例2を示
す。本実施例は、図14(A)に示す第6の実施例の開
口部25a〜25dを拡大して、開口部25eを取り囲
むような開口部25fとしたものである。
【0131】図15に示す第6の実施例においては、球
レンズを挿入するための開口部25a〜25dを、キュ
ーブ型ハーフミラーを位置決めするための開口部25e
と同様にRIBE等を使用してエッチングする方法につ
いて示した。
【0132】しかし、開口部25a〜25dは、球レン
ズを位置決めする必要はないため、KOH水溶液による
ウェットエッチングを使用して光ファイバガイド用V溝
24と同時に形成してもよい。
【0133】図18は、本発明の第7の実施例による集
積化光装置を示す。図18(A)は、光ファイバ23の
光軸を含む平面により切断した断面、図18(B)は、
光ファイバ23を光軸に垂直な平面で切断した断面を示
す。
【0134】本実施例の特徴は、図3に示す第1の実施
例のシリコン層13として、(110)面のシリコン層
を使用することである。(110)面のシリコン層をK
OH水溶液で選択的にウェットエッチングを行うと、エ
ッチングされた孔の側面は基板表面に対して垂直にな
る。従って、光ファイバガイド用溝及び開口部25の側
面は、基板表面に対して垂直になる。
【0135】このため、光ファイバ23を光ファイバガ
イド用溝にはめ込むと、光ファイバ23は光ファイバガ
イド用溝24aの底面に露出したシリコン基板11の表
面に接する。
【0136】図18(B)に示すように、光ファイバガ
イド用溝の幅を光ファイバ直径と同等として光ファイバ
の横方向の位置決めを行う。このため、シリコン層13
は、光ファイバの半径分以上の厚さとすることが好まし
い。
【0137】レーザダイオードチップ20は、Si3
4 膜15上にボンディングされているため、光ファイバ
のコアの位置よりも上に配置される。従って、レーザダ
イオードチップ20の活性層と光ファイバ23のコアの
高さが一致しない。そのため、光軸の高さをシフトする
必要がある。
【0138】本実施例では、光軸の高さをシフトするた
めに、図3に示す第1の実施例による集積化光装置の球
レンズ16bとキューブ型ハーフミラー18との間に平
行平板光学部材67を光軸に対して斜めに挿入してい
る。
【0139】光ファイバガイド用溝24a及び開口部2
5の側面が基板表面に対して垂直であり、球レンズ16
bとキューブ型ハーフミラー18との間に平行平板光学
部材67が挿入されていること以外は、図3に示す第1
の実施例と同様の構成である。
【0140】平行平板光学部材67は、ダイシングソー
で形成された平行平板用ガイド溝68により、位置決め
される。平行平板光学部材67の光軸に対する傾き角
は、平行平板光学部材67の厚さ、平行平板用ガイド溝
68の深さ及び幅により決定することができる。
【0141】本実施例では、開口部25の側面が基板表
面に対して垂直であるため、レーザダイオードチップと
球レンズ、フォトダイオードチップと球レンズの距離を
短くすることができる。その結果、NAの大きいレンズ
の使用が可能になり、光結合効率を向上することが可能
になる。
【0142】また、シリコン層13に形成する開口部
を、図13に示す第6の実施例のように開口部25a〜
25eに5分割、または図17に示す第6の実施例の他
の例のように開口部25e、25fに2分割することに
より、開口部25eの側面でキューブ型ハーフミラー1
8の基板表面に垂直な回転軸のまわりの回転方向の位置
決めを行うことができる。
【0143】特に、本実施例の場合には、シリコン層1
3に形成する開口部を、指向性の高いドライエッチング
ではなくウェットエッチングを使用して形成することが
できるという利点がある。このため、エッチングの処理
時間を短くすることが可能になる。
【0144】さらに、平行平板光学部材67に、光アイ
ソレータを使用すると、反射光を除去することも可能に
なる。以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明
はこれらに制限されるものではない。例えば、KOH水
溶液の代わりにエチレンジアミン溶液を用いてウェット
エッチングを行ってもよい。その他、種々の変更、改
良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろ
う。
【0145】
【発明の効果】本発明によれば、光軸調整をする必要が
なく、光結合効率が高い集積化光装置を、短時間に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を説明するための集積化光装置の
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例による集積化光装置の斜
視図である。
【図3】本発明の第1の実施例による集積化光装置の断
面図である。
【図4】本発明の第1の実施例による集積化光装置の機
能を説明するための概略図である。
【図5】本発明の第1の実施例の変形例1による集積化
光装置の断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例の変形例2による集積化
光装置の平面図である。
【図7】本発明の第1の実施例による集積化光装置の製
造方法を説明するための集積化光装置の断面図及び平面
図である。
【図8】本発明の第1の実施例による集積化光装置の製
造方法を説明するための集積化光装置の断面図及び平面
図である。
【図9】本発明の第2の実施例による集積化光装置の平
面図である。
【図10】本発明の第3の実施例による集積化光装置の
平面図である。
【図11】本発明の第4の実施例による集積化光装置の
製造方法を説明するための集積化光装置の断面図であ
る。
【図12】本発明の第5の実施例による集積化光装置の
製造方法を説明するための集積化光装置の断面図であ
る。
【図13】本発明の第6の実施例による集積化光装置の
斜視図である。
【図14】本発明の第6の実施例による集積化光装置の
平面図及び断面図である。
【図15】本発明の第6の実施例による集積化光装置の
製造方法を説明するための集積化光装置の断面図であ
る。
【図16】本発明の第6の実施例の変形例1による集積
化光装置の斜視図である。
【図17】本発明の第6の実施例の変形例2による集積
化光装置の平面図である。
【図18】本発明の第7の実施例による集積化光装置の
断面図である。
【図19】従来例による光装置の断面図である。
【図20】従来例による集積化光装置の斜視図である。
【符号の説明】
1、120 シリコン基板 2、20、55、103、122 レーザダイオ
ードチップ 3、4、16a、16b、16c、16d、52、53
球レンズ 5、23、51、110 光ファイバ 6 貼り合わせシリコン基板 7、8、17a、17b、17c、17d、57、58
レンズガイド用V字孔 10 光学部品搭載基板 11 (100)シリコン基板 12、14、65a、65b、66、66a〜66e
SiO2 膜 13 (100)シリコン層 15 Si3 4 膜 18、18a キューブ型ハーフミラー 19、19a キューブ型ハーフミラーガイド孔 21、22 エッジ入射型フォトダイオードチップ 24、56 光ファイバガイド用V溝 24a 光ファイバガイド用溝 25、25a、25b、25c、25d、25e、25
f、25g、59、60 開口部 26、54 光アイソレータ 27、61 光アイソレータガイド溝 30 レーザダイオード駆動用IC 31 レーザパワーモニタ用プリアンプIC 32 光受信用プリアンプIC 33 パワーコントロール用IC 34、35、36、37 ボンディングパッド 38、39 配線 40、41 開口 42a〜42d、62、63 光ビーム通過溝 50、100 基板 67 平行平板光学部材 68 平行平板用ガイド溝 101 サブキャリア 102 ヒートシンク 104、107 レンズホルダ 105、108 レンズ 106 光学部品 109 光軸 111 光ファイバホルダ 121、124 レンズ 123、125 フォトダイオードチップ 126 フィルタ型プリズム 127、128 レンズガイド孔 129、130 レーザ光通過溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/12 Z 7210−4M 33/00 M H01S 3/18

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板(11)、誘電体層(1
    2)及び該誘電体層上に形成されたシリコン層(13)
    を含む基板(10)と、 光ファイバ(23)を位置決めするための前記シリコン
    層(13)に設けられた光ファイバガイド用溝(24)
    と、 前記光ファイバガイド用溝(24)に連続するようにし
    て、前記シリコン層(13)及び前記誘電体層(12)
    に形成され、前記シリコン基板(11)を露出させる開
    口部(25)と、 前記光ファイバガイド用溝(24)に位置決めされる光
    ファイバ(23)の光軸を延長した主光軸上であって、
    該光ファイバの端面が焦点となるような位置に配置され
    た第1の球レンズ(16d)と、 前記第1の球レンズ(16d)を位置決めするために、
    前記開口部(25)の底面に露出した前記シリコン基板
    (11)の表面に形成された第1のレンズガイド用孔
    (17d)と、 前記主光軸上であって、前記光ファイバ(23)から前
    記第1の球レンズ(16d)よりも離れた位置に配置さ
    れた第2の球レンズ(16b)と、 前記第2の球レンズ(16b)を位置決めするために、
    前記開口部(25)の底面に露出した前記シリコン基板
    (11)の表面に形成された第2のレンズガイド用孔
    (17b)と、 前記光軸上であって、前記第2の球レンズ(16b)の
    ほぼ焦点位置に配置されるように前記基板(10)の表
    面に搭載された第1の光半導体部品(20)とを含む集
    積化光装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1の球レンズ(16d)
    と前記第2の球レンズ(16b)との間の前記主光軸上
    に配置されたキューブ型ハーフミラー(18)と、 前記キューブ型ハーフミラー(18)を位置決めするた
    めに、その開口面の少なくとも一部が前記開口部(2
    5)の底面に現れるように前記シリコン基板の表面に形
    成されたキューブ型ハーフミラーガイド孔(19)と、 前記光軸上を伝搬する光の一部が前記キューブ型ハーフ
    ミラー(18)によって反射される反射光の光軸上に配
    置された第3の球レンズ(16a)と、 前記第3の球レンズ(16a)を位置決めするために、
    前記開口部(25)の底面に露出した前記シリコン基板
    (11)の表面に形成された第3のレンズガイド用孔
    (17a)と、 前記反射光の光軸上であって、前記第3の球レンズ(1
    6a)のほぼ焦点位置に配置されるように前記基板(1
    0)の表面に搭載された第2の光半導体部品(21)と
    を含む請求項1記載の集積化光装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記主光軸上を伝搬する光の一
    部が前記キューブ型ハーフミラー(18)によって前記
    反射光の光軸と反対の方向に反射される他の反射光の光
    軸上に配置された第4の球レンズ(16c)と、 前記第4の球レンズ(16c)を位置決めするために、
    前記開口部(25)の底面に露出した前記シリコン基板
    (11)の表面に形成された第4のレンズガイド用孔
    (17c)と、 前記他の反射光の光軸上であって、前記第4の球レンズ
    (16c)のほぼ焦点位置に配置されるように前記基板
    (10)の表面に搭載された第3の光半導体部品(2
    2)とを含む請求項2記載の集積化光装置。
  4. 【請求項4】 前記キューブ型ハーフミラーガイド孔
    (19)の側面は、前記シリコン基板(11)の表面に
    対して垂直であり、少なくとも一組の互いに直交する平
    面を含む請求項2または3記載の集積化光装置。
  5. 【請求項5】 前記シリコン基板(11)は、(10
    0)面シリコン基板であり、前記キューブ型ハーフミラ
    ーガイド孔(19)の側面は、シリコン基板の{11
    1}面により構成されている請求項2または3記載の集
    積化光装置。
  6. 【請求項6】 前記シリコン層(13)は、(100)
    面シリコン層であり、前記光ファイバガイド用溝(2
    4)の側面は、シリコン層の{111}面によって構成
    されている請求項1〜5のいずれかに記載の集積化光装
    置。
  7. 【請求項7】 前記開口部(25)の側面は、シリコン
    層の{111}面によって構成されている請求項1〜6
    のいずれかに記載の集積化光装置。
  8. 【請求項8】 前記開口部(25)の側面は、前記シリ
    コン層(13)の表面に対して垂直である請求項1〜6
    のいずれかに記載の集積化光装置。
  9. 【請求項9】 前記開口部(25)は、 球レンズを配置するための少なくとも1個以上の球レン
    ズ用開口部(25a〜25d、25f)と、 キューブ型ハーフミラー(18)を配置するためのハー
    フミラー用開口部(25e)と、 前記球レンズ用開口部と前記ハーフミラー用開口部とを
    連結するように、光軸に沿って形成された光ビーム通過
    溝(42a〜42d)とを含んで構成されており、 前記ハーフミラー用開口部の側面は、前記シリコン層表
    面に対して垂直であり、少なくとも一組の互いに直交す
    る平面を含む請求項2または3記載の集積化光装置。
  10. 【請求項10】 前記ハーフミラー用開口部(25e)
    は、前記キューブ型ハーフミラーガイド孔(19)の底
    面よりも小さい請求項9記載の集積化光装置。
  11. 【請求項11】 前記ハーフミラー用開口部(25e)
    は、前記キューブ型ハーフミラーガイド孔(19)の底
    面よりも大きく、かつ、前記キューブ型ハーフミラー
    (18)は、前記キューブ型ハーフミラーガイド孔(1
    9)に挿入するための、前記キューブ型ハーフミラーガ
    イド孔(19)の底面よりも小さい断面を有するハーフ
    ミラー下部と、前記ハーフミラー用開口部(25e)の
    側面に接触して位置決めするために少なくとも一組の互
    いに直交する側面を有するハーフミラー上部とを含んで
    構成されている請求項9記載の集積化光装置。
  12. 【請求項12】 前記球レンズ用開口部(25a〜25
    d、25f)の側面は、前記シリコン層の表面に対して
    垂直である請求項9〜11のいずれかに記載の集積化光
    装置。
  13. 【請求項13】 さらに、前記光軸上に配置された光ア
    イソレータ(26)と、 前記光アイソレータを位置決めするための、前記基板
    (10)表面に形成された光アイソレータガイド用溝
    (27)とを含む請求項1〜12のいずれかに記載の集
    積化光装置。
  14. 【請求項14】 前記光アイソレータの入射面及び出射
    面の法線方向が前記シリコン基板表面と平行になり、か
    つ、光軸に対して所定の角度傾いて配置されている請求
    項13記載の集積化光装置。
  15. 【請求項15】 前記シリコン層は、(110)面シリ
    コン層であり、 前記開口部(25)及び前記光ファイバガイド用溝(2
    4)の側面はシリコン層の{111}面であり、 前記光軸上に、光軸に対して所定の角度傾いて配置され
    ている平行平板光学部材(67)と、 前記平行平板光学部材を位置決めするために、前記基板
    (10)表面に形成された平行平板用ガイド溝(68)
    とを含む請求項1〜3のいずれかに記載の集積化光装
    置。
  16. 【請求項16】 シリコン基板(11)の表面を選択的
    にエッチングして光学部品を位置決めするためのガイド
    孔(17a〜17d、19)を形成するためのガイド孔
    形成工程と、 表面に誘電体膜(12)が形成された他のシリコン基板
    を、該誘電体膜が形成された面と前記シリコン基板のガ
    イド孔が形成された面が向かい合うように貼り合わせる
    貼り合わせ工程と、 前記他のシリコン基板を所定の厚さになるまで前記誘電
    体膜が形成されていない面から薄くする工程と、 前記他のシリコン基板の、前記ガイド孔によって位置決
    めされる光学部品が実装される部分に、開口部を形成し
    て前記ガイド孔を露出させる開口部形成工程と、 光ビームが通過する部分を取り除いて光ビーム通過溝を
    形成する光ビーム通過溝形成工程と、 光ファイバ(23)を位置決めするための光ファイバガ
    イド用溝を形成する光ファイバガイド用溝形成工程とを
    含む集積化光装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記開口部形成工程、光ビーム通過溝
    形成工程、及び光ファイバガイド用溝形成工程は、前記
    他のシリコン基板及び前記誘電体膜をエッチングするこ
    とにより同時に加工されることを特徴とする請求項16
    記載の集積化光装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記他のシリコン基板は、(100)
    面シリコン基板であり、前記前記開口部形成工程、光ビ
    ーム通過溝形成工程、及び光ファイバガイド用溝形成工
    程は、マスクに開口を形成し、異方性エッチング液によ
    って前記他のシリコン基板をエッチングする工程である
    請求項17記載の集積化光装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記シリコン基板は、(100)面シ
    リコン基板であり、前記ガイド孔形成工程は、マスクに
    開口を形成し、異方性エッチングによって、前記シリコ
    ン基板エッチングする工程である請求項16〜18のい
    ずれかに記載の集積化光装置の製造方法。
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