JP2004233484A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2004233484A
JP2004233484A JP2003019807A JP2003019807A JP2004233484A JP 2004233484 A JP2004233484 A JP 2004233484A JP 2003019807 A JP2003019807 A JP 2003019807A JP 2003019807 A JP2003019807 A JP 2003019807A JP 2004233484 A JP2004233484 A JP 2004233484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical fiber
lens
wavelength
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003019807A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takamori
毅 高森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2003019807A priority Critical patent/JP2004233484A/ja
Priority to US10/765,860 priority patent/US6985647B2/en
Publication of JP2004233484A publication Critical patent/JP2004233484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/4228Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements
    • G02B6/423Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements using guiding surfaces for the alignment
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4246Bidirectionally operating package structures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2589Bidirectional transmission

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】量産性に優れ,低コスト化が可能で,光結合効率が高く,高耐熱特性を有する光モジュールを提供すること。
【解決手段】基板110上にはV溝112a,112bとその間に凹溝114が形成されている。V溝112a,112bには光ファイバ150と,光ファイバ150と同じ半径をもつ適合部を有するレンズ素子130a,130bが位置決め載置され,凹溝114には波長分波器140が配置され,その上面にはPD160が配置される。LD120を出射した波長λ1の光はレンズ素子130aにより平行光に変換された後,波長分波器140を透過してレンズ素子130bにより集光されて光ファイバ150へ入射する。光ファイバ150から出射した波長λ2の光はレンズ素子130bにより平行光に変換され,波長分波器140により90度進行方向を変えられPD160へ入射する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,光モジュールに関し,特に単一の光ファイバを伝搬する2つ以上の異なる波長の光信号の送受信を行うのに好適な光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信の分野,特にファイバトゥザホーム(FTTH)に代表される加入者系光通信の分野において,一本の光ファイバに波長の異なる2種の光信号を双方向に伝搬させてデータなどの通信を行う,一芯双方向通信方式が普及してきている。この方式は,双方向の光通信を行うために2本の光ファイバの一本を一方向,もう一本を逆方向の通信に用いる方式に比べ,光ファイバの利用効率が高い。例えば,一本の光ファイバに異なる2つの波長,代表的なものとして1.3μm,1.55μmといった2種の波長の光信号を,お互いに相対向する向きに伝搬させることで双方向光通信を行う波長多重方式がある。
【0003】
そのような一芯双方向通信方式においては,例えば一本の光ファイバの一端のA点において送信用の波長λ1の光信号を発信し,光ファイバの他端のB点においてλ1と異なる波長λ2の光信号を発信する。そして,B点ではA点から送られた波長λ1の光信号を受信し,同じようにA点ではB点から送られた波長λ2の光信号を受信することになる。光ファイバ中は波長λ1と波長λ2の光信号がお互いに逆方向に伝搬するため,光ファイバの両端には通常,それぞれの波長を識別分離する機能を有する分波器が設置される。
【0004】
図8は上記方式を実現するための構成を示す概略図である。図8に示す例では一本の光ファイバ1のA点側の一端に分波器2aが結合され,分波器2aにはレーザダイオード(以下LDと略す)3a,フォトダイオード(以下PDと略す)4aが結合されている。また,光ファイバ1のB点側の一端には分波器2bが結合され,分波器2bにはLD3b,PD4bが結合されている。LD3aから発した波長λ1の光は分波器2aを通過し分波器2bで分波されてPD4bに入射する。同様にLD3bから発した波長λ2の光は分波器2bを通過し分波器2aで分波されてPD4aに入射する。
【0005】
このような分波機能を有し,光信号の送信機能と受信機能とを一体化した送受信モジュールは,例えば各家庭やオフィスにおいて使用される場合があるため,小型で低価格な送受信モジュールを提供することが光通信の普及には重要となる。
【0006】
図9を用いて第1従来例に係る一芯双方向光通信用の送受信モジュールの説明をする(非特許文献1参照。)。このモジュールでは,直方体のハウジング20の内部に波長選択性を有する波長フィルタ21が固定され,ハウジング20の外壁に光ファイバ27,LD22,PD23が固定され,これらに光ファイバ用レンズ24,LD用レンズ25,PD用レンズ26がそれぞれ固定されている。
【0007】
LD22から出射された波長λ1の光信号は,レンズ25により平行ビームに変換され,波長フィルタ21によって90度反射され,光ファイバ用レンズ24により光ファイバ27へ集光され伝搬される。一方,光ファイバ27を伝搬してきた波長λ2の光信号は,光ファイバ用レンズ24により平行ビームに変換され,波長フィルタ21を透過して,PD用レンズ26によってPD23へ集光される。この様な構成により,一芯双方向光通信用の送受信モジュールとしての機能が発揮される。
【0008】
図10を用いて第2従来例に係る一芯双方向光通信用の送受信モジュールの説明をする(特許文献1参照。)。このモジュールは,石英を用いた光ガイド51を持つV溝基板52上の一端に配置されたV溝53上に光ファイバ54を固定し,光ガイド51の途中に幅の狭い斜め溝からなる斜めスリット55を設け,そこへ波長フィルタ56を挿入し,波長フィルタ56の直下の基板部分に光信号が通過できる穴57を設け,基板裏面側の穴57が接続する部分にPD58を,光ガイド51の終端部にLD59を配置した構成を持つ。本願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【0009】
【非特許文献1】
小楠正大,他2名,「レセプタクル形双方向波長多重光モジュールI」,1996年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会,C−208,p.208
【特許文献1】
特開平11−218651号公報
【特許文献2】
特開2002−328204号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記の第1従来例のような構成では,光軸を合わせるために光ファイバ27,LD22,PD23,光ファイバ用レンズ24,LD用レンズ25,PD用レンズ26の各部品を,精密に位置合わせしなければならず,作製コストの低減や量産化の実現にあたり多大な困難を有するという問題がある。
【0011】
上記の第2従来例の場合には,斜めスリットを形成して波長フィルタを挿入する作業が困難なため歩留まりが悪く,高コストになるという問題がある。また,LDはレンズ等を介さずに導波路と直接結合しているため,この部分での結合効率が悪く,光量ロスが大きいという問題がある。結合効率を上げるためにスポットサイズ変換機能付きLDを使用する方策も考えられるが,このようなLDは高価であり,コスト低減の障害になる。さらに,石英を用いた光ガイドは,作製が困難で歩留まりが悪く,高価であるという問題がある。なお一般的に,低コスト化のために,石英からなる光ガイドに代えて,樹脂からなる光ガイドを用いる場合もあるが,樹脂を用いた光ガイドは,熱に弱く,光ガイド作製後の後工程であるLDあるいはPDの固定工程,あるいは光モジュールをプリント基板等の上に実装した後に通常行われるリフローと呼ばれる熱処理工程で,特性が大きく劣化するという問題がある。
【0012】
本発明の目的は,上記問題に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,量産性に優れ,低コスト化が可能で,光結合効率が高く,高耐熱特性を有する光モジュールを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明の観点によれば,光ファイバの一端を載置可能な第1の溝構造,および分波器配置用の第2の溝構造を有する基板と,前記第1の溝構造にその一端が配置された光ファイバと,発光素子と,受光素子と,前記光ファイバと同一の半径を有する形状の適合部を備え,前記第1の溝構造に配置され,前記光ファイバと前記発光素子の間の光路中に位置し,前記光ファイバと前記発光素子を光学的に結合するレンズ素子と,前記第2の溝構造に配置され,前記光ファイバと前記発光素子の間の光路中に位置し,異なる波長の光を分岐する機能を有する波長分波器と,を具備し,前記発光素子から出射された光は前記波長分波器を経由して前記光ファイバへ導かれ,前記光ファイバの一端から出射された光は前記波長分波器を経由して前記受光素子へ導かれるよう構成されていることを特徴とする光モジュールが提供される。
【0014】
第1の溝構造に光ファイバとレンズ素子の適合部を載置することで,これらの位置合わせが容易に可能になり,従来行われていた各光部品を精密に位置合わせする煩雑な作業が不要となり,低価格で量産することが可能となる。また,レンズ素子を用いて光ファイバと発光素子の結合を行うことで,両者を高効率に結合できる。その際にレンズ素子の材質を石英あるいはシリコンとすれば,低価格の光学系を構成できると共に,部品に樹脂を用いないため,熱工程にも強い。波長分波器を用いた上記構成によれば,双方向光送受信モジュールを構成することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の典型的な光モジュールは双方向光通信用の光送受信モジュールであり,以下のような構成を有する。断面形状がV字型のV溝構造と,このV溝の途中に波長分波器を配する底面が平坦な凹溝構造とを有する基板を用意する。V溝の終端部に送信用の発光素子として波長λ1のLDを配する。LDの前面のV溝中に,このLDからの光信号を平行ビームに変換する機能を有し,V溝への実装により位置あわせを行うべく光ファイバと同等の半径をその下部に持つ第1のレンズ素子を配する。V溝基板のLDと対向するV溝端部分に,光ファイバを配する。この光ファイバの前面のV溝中に,光ファイバからの光信号を平行ビームに変換する機能を有し,V溝への実装により位置あわせを行うべく光ファイバと同等の半径をその下部に持つ第2のレンズを配する。底面が平坦な凹溝構造部分に,波長分岐機能を有する波長分波器を配し,分波され,伝搬方向を変換された光信号のこの伝搬方向に受信用のPDを配する構成を持つ。
【0016】
以下,図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお,以下の説明および添付図面において,略同一の機能および構成を有する構成要素については,同一符号を付すことにより,重複説明を省略する。
【0017】
図1,図2,図3はそれぞれ,本発明の第1の実施の形態にかかる光モジュール100の構成を示す斜視図,側面図,上面図である。光モジュール100は一芯双方向光通信用の光送受信モジュールである。光モジュール100は,基板110と,LD120と,2つのレンズ素子130a,130bと,波長分波器140と,光ファイバ150と,PD160とを有する。
【0018】
基板110には,例えばプラットフォームとして加工技術の成熟しているシリコン基板を採用できる。基板110の上面には,2つのV溝112a,112bと,凹溝114が形成されている。これらの溝は,凹溝114を中心にして,その両側に凹溝114と連通するように2つのV溝112a,112bが同一直線上に位置するよう配置されている。V溝112aは凹溝114から基板110の途中である終端部118まで形成され,V溝112bは凹溝114から基板110の一端まで形成されている。
【0019】
V溝112a,112bは,断面形状がV字状で,光ファイバ150の一端を載置可能な溝構造を有する。V溝112a,112bは,光ファイバ150の一端が載置されたときに,光ファイバ150の光軸の高さが基板110の上面部116より数ミクロン上側に位置するような寸法で形成されている。
【0020】
V溝112a,112bは,シリコンの結晶面である(111)面群を斜面に持つような構成で精密に作製されている。V溝112a,112bのこの種の構造は,シリコン基板表面上に,ホトレジストなどを用いてパターンを形成した後,KOH(水酸化カリウム)などの結晶面選択性を有するエッチング液を用い,斜面の(111)面群およびその近傍の傾斜面のエッチング速度が,(100)面などのエッチング速度に比べて非常に遅いことを利用して,容易に構成することができる。
【0021】
凹溝114は,波長分波器140を配置するための溝であり,底面に平坦部を持つ溝構造を有する。凹溝114の断面形状はここでは略長方形状としているがこれに限定するものではない。凹溝114は,ダイシングなどによって形成可能である。
【0022】
LD120は送信用の波長λ1の光を出射する発光素子である。LD120は,基板110上におけるV溝112aの終端部118と基板110の一端の間に配置され,LD120の光出射位置が光ファイバ150の光軸と同じ高さになるように精密に配置されている。この種の精密配置は,基板110の上面部116に平行な水平方向については,LD120の下面側に設けられた金属パターン(不図示)あるいは外形形状と,基板110の上面部116のLD120が配置される部分に設けられた金属パターン(不図示)等を用いて,画像認識技術を利用することにより可能である。また,基板110の上面部116に対して垂直な方向については,LD120を形成する際の結晶成長によって精密に制御し,結晶成長面を基板110の上面部116に相対向する向きで配置することにより,容易に実現できる。
【0023】
光ファイバ150は,直径125μmのシングルモードファイバである。光ファイバ150はその一端がV溝112bに載置されている。
【0024】
凹溝114を境にして,LD120に近い側のV溝112aにはレンズ素子130aが配置され,光ファイバ150に近い側のV溝112bにはレンズ素子130bが配置されている。レンズ素子130a,130bは共に石英基板またはシリコン基板等の光学基板からなり,光学基板の片面の表面に形成されたレンズ部132a,132bをそれぞれ備えている。レンズ部132a,132bは,LD120および光ファイバ150を光学的に結合し,LD120および光ファイバ150から出射される光のスポット径を変換して効率よい光結合を実現するように設計されている。レンズ素子130a,130bの相違点はレンズ部132a,132bの光学性能だけであり,その他の形状的な構成等は同じである。以下では,図4を参照しながらレンズ素子130aについて説明するが,レンズ素子130bも同様に考えることができる。
【0025】
図4はレンズ素子130aを基板110のV溝112aに載置した状態を示す要部拡大図である。レンズ素子130aはレンズ部132aと,レンズ部132aより広い幅を有する取扱部134と,光ファイバ150と同じ外径寸法を有する適合部136とを主に有する。
【0026】
レンズ部132aはここでは光学基板の片面に形成されて,円形形状をしており,回折光学素子からなる。このようなレンズ部132aは例えば半導体製造プロセスで用いられるフォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を利用して作製可能である。以下,レンズ素子において,レンズ部が形成されている側の面をレンズ形成面と呼ぶ。
【0027】
取扱部134は,レンズ部132aの外周の上部側でレンズ部132aと接続し,レンズ部132aの表面に略平行な面内でレンズ部132aより広い幅を有し,左右方向に伸長した全体として略直方体形状を有する。取扱部134はレンズ素子の取扱を容易にするために設けられており,その上面および側面は平坦に形成されている。
【0028】
レンズ部132aの下部側にはレンズ部132aの外周の一部としての縁部133が位置し,縁部133はレンズ部132aの円周形状に沿った円弧形状を有する。この縁部133の円弧形状を呈する外形はレンズ部132aのレンズ形成面側からその対向面側まで延びており,縁部133を含んで取扱部134から下方に張り出すV溝112aに適合する形状の略蒲鉾形の適合部136を形成している。
【0029】
図4に示すように,適合部136はレンズ素子130aを基板110に実装したときにV溝112aに当接する部分である。適合部136の円弧形状の半径寸法は,光ファイバ150のものと同じであり,適合部136の外径は,光ファイバ150の外径と等しく,φ125μmであるように構成されている。この構成により,基板110の上面部116に対して垂直な方向に関しては,V溝112aにレンズ素子130aを載置しただけで,光ファイバ150の光軸およびLD120の出射点に対するレンズ部132aの光軸138の位置合わせが達成できる。
【0030】
レンズ素子130aは,半導体製造技術で用いられるフォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて作製することができる。例えば,シリコン基板にフォトリソグラフィとエッチングを繰り返すことにより回折光学素子からなるレンズ部132aを作製し,レンズ素子130aに対応する形状のパターンをフォトマスクパターンとして用いてDeep Etching等の手法を用いて任意の深さまで掘り下げることによりレンズ素子130aを作製できる。この種のレンズ素子は,特許文献2に開示されている。
【0031】
レンズ素子130bもレンズ素子130aと同様の構成を有し,2つのレンズ素子130a,130bは,それぞれの適合部がV溝に配置されることにより垂直方向の位置合わせが行われ,各レンズ部の中心部分に位置する光軸が,光ファイバ150の光軸およびLD120の出射点に対して精密に配置される。
【0032】
ここでは,レンズ素子130aのレンズ部132aはLDからの出射光を平行ビームに変換し,レンズ素子130bのレンズ部132bは光ファイバ150からの出射光を平行ビームに変換するよう構成されている。なおここでは,レンズ素子130aのレンズ形成面がLD120に対向し,レンズ素子130bのレンズ形成面が光ファイバ150に対向するように配置されているが,このレンズ形成面の向きは限定的なものではない。
【0033】
凹溝114には,波長分波器140が配置されている。波長分波器140は波長選択性を有し,異なる波長の光を分岐する機能を有する。例えば,異なる波長λ1,λ2の2種類の光が波長分波器140に入射したとき,波長λ1の光を透過させ,波長λ2の光を反射する。波長分波器140には例えば多層膜ミラーを用いたものを採用できる。ここでは,波長分波器140として図5に示すような,誘電体多層膜10を2つのガラスブロック11a,11bで挟んだ構成を採用している。誘電体多層膜10は波長λ1の光は透過し,波長λ2の光を反射する機能をもつものである。
【0034】
図2に示すように,波長分波器140は,誘電体多層膜10の方向が光ファイバ150からの出射光の光軸に対して45度の角度で交わるように配置されている。これにより,光ファイバ150から出射された波長λ2の光は,光ファイバ150の光軸に対して90度上向きに反射される。この反射光を図2では垂直方向の平行ビーム190として示している。
【0035】
また,波長分波器140の上面部分には,受光用のPD160がその受光部162と波長分波器140とが対向するようにハンダ164により固定され配置されている。PD160は面入射型受光素子からなる。ここではPD160は,レンズやスぺーサー等を介さずに波長分波器140に直接配置されている。なお,図3では垂直方向の平行ビーム190を斜線部で示している。
【0036】
上記説明におけるそれぞれの部品は,所定位置に配置された後,ハンダなどの金属あるいは耐熱性の接着剤を用いて固定される。
【0037】
上記構成を有する光モジュール100の動作について説明する。LD120から出射された波長λ1の信号光は,レンズ素子130aによって平行ビームに変換され,波長分波器140を透過し,レンズ素子130bによって光ファイバ150へ向かって集光され,送信される。
【0038】
また,外部から光モジュール100の方向に向かって光ファイバ150を伝搬してきた波長λ2の光信号は,V溝112bに載置された光ファイバ150の終端部から出射される。この出射光は,レンズ素子130bによって平行ビームに変換され,波長分波器140に入射し,波長分波器140の誘電体多層膜10によって基板110の上面部116に対して垂直方向に反射され,垂直方向の平行ビーム190として図2に矢印で示すようにPD160へ入射する。上述したように光モジュール100の双方向送受信モジュールとしての機能が実現される。
【0039】
上記構成を取ることにより,本実施の形態によれば,以下に述べる多数の効果が得られる。第1従来例で問題であった煩雑な部品の光軸合わせ工程が,本実施の形態にかかる光モジュールでは大幅に簡略化できるため,低価格化および量産化を実現することが可能となる。また,レンズ素子を用いて光ファイバとLDを光学的に結合することで,両者を高効率に結合できる。上記の2つのレンズ素子として,石英基板あるいはシリコン基板を用い,集積回路の作製技術によって大口径基板上に一括量産することができるレンズ等を採用することで,レンズ素子自身のコストも大幅に下げられることが期待できる。さらに,全ての部品が,耐熱性の高い,ハンダあるいは耐熱樹脂で固定できるため,モジュール作製工程あるいは後工程で必要とされる熱処理工程において,性能劣化することなく,歩留まり高く製造することができ,高耐熱特性を有する光モジュールを実現できる。
【0040】
なお,上記例では,レンズ素子130aおよび130bの間は平行ビームとした場合について説明したが,これに限定するものではない。レンズ素子130aおよび130bの間で,徐々に光ビーム径が拡がる構成等,光ビーム径が変化する構成も採用可能である。
【0041】
図6は上記実施の形態にかかる光モジュールの変形例の構成を示す側面図である。上記実施の形態の光モジュール100では2つのレンズ素子を用いて光結合を行っていたのに対し,図6に示す変形例の光モジュールではレンズ素子を1つだけ用いて光結合を行っており,この点が異なる。以下,この点に注目して説明し,上記実施の形態と同様の構成については,重複説明を省略する。
【0042】
本変形例では,1つのレンズ素子130cがLD120と波長分波器140との間のV溝112aに配置され,波長分波器140と光ファイバ150の間のV溝112bにはレンズ素子は配置されない。レンズ素子130cは,前述のレンズ素子130a,130bと同様の構成を有するが,レンズ部132cの光学性能がこれらと異なる。LD120から出射された波長λ1の光がレンズ素子130cによって集束光となるよう変換され,この光が波長分波器140を透過した後,光ファイバ150に集束して入射するよう,レンズ部132cが設計され,構成されている。
【0043】
また,光ファイバ150を伝搬してきた波長λ2の光信号は,光ファイバ150の終端部から発散光として出射され,波長分波器140に入射した後,誘電体多層膜10によって垂直方向に反射され,PD160へ入射する。このようにして,本変形例においても双方向送受信モジュールとしての機能が実現される。
【0044】
なお,図6に示す例ではレンズ素子130cのレンズ部は片面にのみ形成されているが,レンズ素子130cの両面にレンズ部を形成するようにしてもよい。
【0045】
上記実施の形態および変形例の説明では,光モジュール100では2種類の異なる波長の光を送受信する場合について述べたが,3種類以上の波長の光が伝搬する場合においても,それぞれの波長に合わせた波長フィルタを有する波長分波器を必要数配置することで,対応することが容易にできる。
【0046】
図7は本発明の第2の実施の形態にかかる光モジュール200の構成を示す側面図である。第1の実施の形態にかかる光モジュール100と同様に,光モジュール200は一芯双方向光通信用の光送受信モジュールである。ただし,光モジュール200は4種類の異なる波長λ1,λ2,λ3,λ4の光を送受信するために,波長分波器およびPDをそれぞれ3つ有する点が光モジュール100と異なる。以下,この点に注目して説明し,上記実施の形態と同様の構成については,重複説明を省略する。
【0047】
光モジュール200は,基板210と,LD120と,2つのレンズ素子130a,130bと,3つの波長分波器240a,240b,240cと,光ファイバ150と,3つのPD260a,260b,260cとを有する。
【0048】
基板210の上面には,第1の実施の形態にかかる基板110と同様に,凹溝214と,その両側に位置するV溝212a,212bが形成されている。V溝212a,212bは第1の実施の形態にかかるV溝112a,112bと同様に,同一直線上に配置され,断面形状がV字状で,光ファイバ150の一端を載置可能な溝構造を有する。
【0049】
凹溝214は,3つの波長分波器を配置するための溝であり,底面に平坦部を持つ溝構造を有し,ここではその断面形状は略長方形状である。凹溝214は,3つの波長分波器をその中に配置できるように,第1の実施の形態にかかる凹溝114よりも光軸方向の長さが長いように構成されている。
【0050】
3つの波長分波器240a,240b,240cは図7に示すように凹溝214内に,光ファイバ150からLD120に向かう方向に,この順に並んで配置されている。波長分波器240a,240b,240cは図5に示す波長分波器140同様に波長選択性を有する誘電体多層膜を2つのガラスブロックで挟んだ構成を有しており,所定の波長の光を反射し,その他の波長の光を透過させる分波機能を有する。波長分波器240a,240b,240cは互いに異なる波長選択性を有する分波器である。例えば,互いに異なる波長λ1,λ2,λ3,λ4の光に対し,波長分波器240aは波長λ2の光を反射してその他の光を透過させ,波長分波器240bは波長λ3の光を反射してその他の光を透過させ,波長分波器240cは波長λ4の光を反射してその他の光を透過させる。
【0051】
波長分波器240a,240b,240cの上面部分には,それぞれ受光用のPD260a,260b,260cがその受光部が波長分波器と対向するように直接配置されている。
【0052】
上記構成を有する光モジュール200の動作について説明する。LD120から出射された波長λ1の信号光は,レンズ素子130aによって平行ビームに変換され,波長分波器240a,240b,240cを透過し,レンズ素子130bによって光ファイバ150へ向かって集光され,送信される。
【0053】
また,外部から光モジュール200の方向に向かって光ファイバ150を伝搬してきた波長λ2の光信号は,V溝112bに載置された光ファイバ150の終端部から出射され,レンズ素子130bによって平行ビームに変換され,波長分波器240aにより垂直方向に反射されてPD260aへ入射する。同様に光ファイバ150を伝搬してきた波長λ3の光信号は,光ファイバ150の終端部から出射され,レンズ素子130bによって平行ビームに変換され,波長分波器240aを透過した後,波長分波器240bにより垂直方向に反射されてPD260bへ入射する。
【0054】
光ファイバ150を伝搬してきた波長λ4の光信号は,光ファイバ150の終端部から出射され,レンズ素子130bによって平行ビームに変換され,波長分波器240aおよび波長分波器240bを透過した後,波長分波器240cにより垂直方向に反射されてPD260cへ入射する。このように,モジュール200では,光ファイバ150から出射された3種類の異なる波長の光はそれぞれの波長ごとに分波されて受信可能である。
【0055】
よって,本実施の形態では,上述の第1の実施の形態の効果に加え,4種類の異なる波長の光に対して双方向送受信が可能であるという効果が得られる。なお,波長の種類の数は上記例に限定されず,波長分波器およびPDを必要数配置し,これに合わせて凹溝の寸法を設定することにより,任意の数に対応可能である。
【0056】
以上,添付図面を参照しながら本発明にかかる好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0057】
上記例では異なる波長を持つ光信号が逆方向に進行する光送受信モジュールについて述べたが,部材を交換することにより,異なる波長を持つ光信号が同方向に進行するモジュールを構成することができる。例えば送信機能のみを有する光送信モジュールの場合は,上記例のPDの部分を所定の波長を有するLDとレンズ素子に置き換えることで実現可能である。受信機能のみを有する光受信モジュールの場合は,上記例のLDの部分をPDに置き換えることで実現可能である。
【0058】
上記例では,PDを波長分波器上に直接配置した例について説明したが,両者の間に集光用のレンズや間隔調整用のスぺーサー等を配置してもよい。また,上記例では,波長分波器で反射された信号光がV溝基板上面に対して垂直方向に反射される構成を例にとり説明したが,これに限定するものではなく,V溝基板上面に略平行な方向や,V溝基板上面と所定の角度で交わる方向に反射する構成をとってもよい。
【0059】
レンズ素子,レンズ部,取扱部,適合部,V溝,凹溝等の形状は上記例に限定されず,様々な形状が考えられる。レンズ部は屈折型のレンズにより構成してもよい。V溝はレンズ素子および光ファイバが位置決め載置できればよく,上記例で述べたV溝の代わりに,断面形状が略台形形状,略半円形状,略長方形形状,略正方形形状のいずれかである溝を用いてもよい。凹溝は波長分波器を配置できる構成であればよく,その断面形状は長方形に限定されない。
【0060】
【発明の効果】
以上,詳細に説明したように本発明によれば,従来行われていた煩雑な部品の光軸合わせ工程が大幅に簡略化でき,量産性に優れ,低価格化が可能な光モジュールを提供できる。また,本発明によれば,発光素子と光ファイバを高効率に結合でき,高い耐熱特性を有する光モジュールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光モジュールの構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す光モジュールの側面図である。
【図3】図1に示す光モジュールの上面図である。
【図4】レンズ素子をV溝に載置した状態を示す要部拡大図である。
【図5】波長分波器の機能および構成を説明する図である。
【図6】本発明の変形例に係る光モジュールの構成を示す側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る光モジュールの構成を示す側面図である。
【図8】多波長双方向通信方式を実現する一般例の概略構成図である。
【図9】従来の光モジュールの構成を示す断面図である。
【図10】従来の光モジュールの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ
2a,2b 分波器
3a,3b LD
4a,4b PD
10 誘電体多層膜
11a,11b ガラスブロック
20 ハウジング
21 波長フィルタ
22 LD
23 PD
24 光ファイバ用レンズ
25 LD用レンズ
26 PD用レンズ
27 光ファイバ
51 光導波路
52 V溝基板
53 V溝構造
54 光ファイバ
55 斜めスリット
56 波長フィルタ
57 穴
58 PD
59 LD
100 光モジュール
110 基板
112a,112b V溝
114 凹溝
116 上面部
118 終端部
120 LD
130a,130b レンズ素子
132a,132b レンズ部
133 縁部
134 取扱部
136 適合部
138 光軸
140 波長分波器
150 光ファイバ
160 PD
162 受光部
164 ハンダ
190 平行ビーム

Claims (6)

  1. 光ファイバの一端を載置可能な第1の溝構造,および分波器配置用の第2の溝構造を有する基板と,
    前記第1の溝構造にその一端が配置された光ファイバと,
    発光素子と,
    受光素子と,
    前記光ファイバと同一の半径を有する形状の適合部を備え,前記第1の溝構造に配置され,前記光ファイバと前記発光素子の間の光路中に位置し,前記光ファイバと前記発光素子を光学的に結合するレンズ素子と,
    前記第2の溝構造に配置され,前記光ファイバと前記発光素子の間の光路中に位置し,異なる波長の光を分岐する機能を有する波長分波器と,を具備し,
    前記発光素子から出射された光は前記波長分波器を経由して前記光ファイバへ導かれ,前記光ファイバの一端から出射された光は前記波長分波器を経由して前記受光素子へ導かれるよう構成されていることを特徴とする光モジュール。
  2. 前記レンズ素子は2つあり,前記分波器は前記2つのレンズ素子の間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記受光素子は,面入射型受光素子からなることを特徴とする請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. 前記受光素子は,前記分波器に直接配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光モジュール。
  5. 前記レンズ素子は,石英またはシリコンよりなることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光モジュール。
  6. 前記レンズ素子のレンズ部に回折光学素子を用いることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光モジュール。
JP2003019807A 2003-01-29 2003-01-29 光モジュール Pending JP2004233484A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003019807A JP2004233484A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 光モジュール
US10/765,860 US6985647B2 (en) 2003-01-29 2004-01-29 Optical module

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003019807A JP2004233484A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 光モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004233484A true JP2004233484A (ja) 2004-08-19

Family

ID=32949591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003019807A Pending JP2004233484A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 光モジュール

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6985647B2 (ja)
JP (1) JP2004233484A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095499A1 (ja) * 2009-02-20 2010-08-26 アルプス電気株式会社 光送受信モジュールと分光素子の製造方法及び光送受信モジュールの製造方法
JP2014517936A (ja) * 2011-05-19 2014-07-24 インジェネリック・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 光導波路用結合装置
JP2015068997A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 パナソニック株式会社 光電気変換装置およびそれを用いた光モジュール
WO2021003306A1 (en) * 2019-07-02 2021-01-07 Aayuna Inc. Laser engine supporting multiple laser sources

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7062171B2 (en) * 2003-07-15 2006-06-13 Yusuke Ota Multi-wavelength, bi-directional optical multiplexer
KR100527160B1 (ko) * 2003-07-29 2005-11-08 윤현재 양방향 광 모듈 팩키지
JP2005109055A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Nec Compound Semiconductor Devices Ltd 光半導体装置及びその製造方法
JP4338036B2 (ja) * 2004-11-30 2009-09-30 Okiセミコンダクタ株式会社 光モジュール
JP2006210402A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JP2007025422A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Alps Electric Co Ltd 波長分岐フィルタ及び光通信モジュール
KR20070050216A (ko) * 2005-11-10 2007-05-15 삼성전자주식회사 양방향 광 송수신기
JP4690963B2 (ja) * 2006-08-09 2011-06-01 株式会社日立製作所 多チャンネル光モジュールの製造方法
JP4280290B2 (ja) * 2007-03-28 2009-06-17 Okiセミコンダクタ株式会社 光モジュール及びその製造方法
US8270100B2 (en) * 2009-11-03 2012-09-18 Honeywell International Inc. Optical component design for silicon optical bench
KR101342097B1 (ko) * 2011-10-26 2013-12-18 한국전자통신연구원 다채널 광모듈
TWI565988B (zh) * 2012-12-13 2017-01-11 鴻海精密工業股份有限公司 光電耦合件及其使用的光電轉換裝置
TW201430328A (zh) * 2013-01-23 2014-08-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 光纖耦合透鏡中光纖與透鏡同心偏差測量方法
CA2913482C (en) * 2013-05-27 2018-05-15 Huawei Technologies Co., Ltd. Filter, method for producing filter, and laser wavelength monitoring apparatus
JP2015225979A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 日立金属株式会社 光通信モジュール
CN104730655B (zh) * 2015-03-27 2017-01-04 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 一种光学器件及收发一体光器件
KR101843469B1 (ko) 2016-04-19 2018-03-30 옵티시스 주식회사 광 커넥터
US10241286B2 (en) * 2016-06-30 2019-03-26 OE Solutions Co., Ltd. Optical transmitter and optical module including the same
US11686906B1 (en) * 2020-10-12 2023-06-27 Poet Technologies, Inc. Self-aligned structure and method on interposer-based PIC

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774343A (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 Fujitsu Ltd 集積化光装置及びその製造方法
JP3277876B2 (ja) 1998-01-30 2002-04-22 住友電気工業株式会社 光送受信モジュ−ル
JP2000241642A (ja) * 1999-02-17 2000-09-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 光送受信モジュール
EP1143273B1 (en) * 2000-03-22 2011-05-18 Panasonic Corporation Fibre optical coupling device
US7345316B2 (en) * 2000-10-25 2008-03-18 Shipley Company, L.L.C. Wafer level packaging for optoelectronic devices
US6839474B2 (en) * 2000-11-16 2005-01-04 Shipley Company, L.L.C. Optical assembly for coupling with integrated optical devices and method for making
JP3696802B2 (ja) 2001-05-02 2005-09-21 沖電気工業株式会社 マイクロレンズおよび光モジュール
EP1321791A2 (en) * 2001-12-04 2003-06-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical package substrate, optical device, optical module, and method for molding optical package substrate

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095499A1 (ja) * 2009-02-20 2010-08-26 アルプス電気株式会社 光送受信モジュールと分光素子の製造方法及び光送受信モジュールの製造方法
JP2014517936A (ja) * 2011-05-19 2014-07-24 インジェネリック・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 光導波路用結合装置
US9366577B2 (en) 2011-05-19 2016-06-14 Ingeneric Gmbh Coupling device for connecting an optical waveguide to an associated optical waveguide connection
US9759616B2 (en) 2011-05-19 2017-09-12 Ingeneric Gmbh Coupling device for connecting an optical waveguide to an associated optical waveguide connection
JP2015068997A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 パナソニック株式会社 光電気変換装置およびそれを用いた光モジュール
WO2021003306A1 (en) * 2019-07-02 2021-01-07 Aayuna Inc. Laser engine supporting multiple laser sources

Also Published As

Publication number Publication date
US20040184811A1 (en) 2004-09-23
US6985647B2 (en) 2006-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004233484A (ja) 光モジュール
US10466433B2 (en) Optical module including silicon photonics chip and coupler chip
TWI522668B (zh) Optical waveguide and optical waveguide module
JP4983391B2 (ja) 光モジュール及びその製造方法
JP4012785B2 (ja) 光接続装置
JP2010186090A (ja) 光送受信モジュール
TWI675229B (zh) 包含矽光晶片和耦合器晶片的光學模組
JP2000241642A (ja) 光送受信モジュール
JP2007264033A (ja) 光モジュール、光伝送システム、光モジュールの製造方法
JP6810596B2 (ja) 波長分割多重デバイス、波長分割多重システム、および波長分割多重デバイスを形成する方法
JP4338036B2 (ja) 光モジュール
JP2017194565A (ja) 光通信モジュール及びその製造方法
KR101843469B1 (ko) 광 커넥터
US20050084217A1 (en) Optical module capable of transmitting optical signal in bi-directional with single fiber
KR20110044048A (ko) 표면실장형 다파장 필터 모듈
JP2006010891A (ja) 光結合装置及びその実装構造
JP2008020721A (ja) 並列光送受信装置
US7018109B2 (en) Optical receiver of bidirectional optical communication module and method for manufacturing the same
JP2006030224A (ja) 光導波路及び光結合装置
JP2008096490A (ja) 光受信アセンブリ
JP2003066376A (ja) 波長分離光学デバイス及び波長多重光伝送モジュール
JP2005300954A (ja) 双方向光通信装置
JP2009192816A (ja) 双方向光送受信モジュール及びこれに用いる受光素子
JP2005249966A (ja) 光学部材とその製造方法,光モジュール
JP2014191245A (ja) 光導波回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108