JP3032376B2 - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JP3032376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報処理、光計測、
光通信等に用いる半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザ装置を図7に示した
断面図を参照して説明する。
【0003】この構造は、素子固定台1の一側面の上方
にヒートシンク2を固定し、この上に半導体レーザチッ
プ(以後レーザチップと記す)3を固定し、レーザチッ
プ3の発光面とヒートシンク2の側面および素子固定台
1の上面を揃えるとともに、レーザチップ3の発光面と
は反対側にレーザ出力光検出用フォトダイオード4が載
置され、素子固定台1の上面に信号検出用フォトダイオ
ード5が載置されたものである。
【0004】次に、この構造の動作を説明する。レーザ
チップ3から図面の上方に出射された出射光6は、対象
物に反射されて反射光7として信号検出用フォトダイオ
ード5に入力され、信号処理される。一方、レーザチッ
プ3の出射光面の反対側から出射されるレーザ光は、レ
ーザ出力光検出用フォトダイオード4に入力され、レー
ザ光の強弱に対応した電流信号に変換される。この信号
をレーザチップ駆動回路にフィードバックさせてレーザ
光の出力を安定に制御する。
【0005】この従来の構成では、信号検出用フォトダ
イオード5とレーザ出力光検出用フォトダイオード4は
素子固定台1に対して水平と水平に近い面内に固定させ
るのに対して、レーザチップ3は垂直面内に固定しなけ
ればならないので、組立作業効率が悪く、位置合わせ精
度に大きな問題があった。
【0006】この問題を解決する構造として、図8の断
面図に示すような半導体レーザ装置がある。
【0007】この構造は、(100)面のシリコン基板
8に、両側の斜面が(111)面により形成されるV状
の溝が形成され、その溝の斜面のうち一方の面をレーザ
出射光を反射させる反射ミラー面9とし、これに対向す
る両側のシリコン基板8の主面を他方の主面に対して低
くし、低くしたシリコン基板の主面とV状の溝の斜面と
が交わる稜線にレーザチップ3のレーザ光が出射される
前方端面が平行になるようにレーザチップ3が固定され
たものである。
【0008】この構造によれば、レーザチップ3より水
平方向に出射された出射光を反射ミラー面9で反射させ
て、ほぼ上方へ取り出すことができる。これにより、信
号検出用フォトダイオード(図示せず)やレーザ出力検
出用フォトダイオード(図示せず)をシリコン基板8の
主面に形成することができ、フォトリソグラフィ技術に
より精度良く作り込むことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、例えば図7の構成の場合、信号検出用フォトダイ
オード5とレーザ出力光検出用フォトダイオード4は素
子固定台1に対して水平と水平に近い面内に固定させる
のに対して、レーザチップ3は垂直面内に固定しなけれ
ばならないので、組立工程が煩雑になり、組立作業効率
が悪く、位置合わせ精度が良くないという大きな問題が
あった。
【0010】また、図8に示される構成では、(10
0)面のシリコン基板8に、斜面が(111)面により
形成されるV状の溝を形成した場合、溝の反射ミラー面
9とシリコン基板8の表面に対する傾きθが約54°と
なるため、出射光の中心軸はシリコン基板主面の垂直方
向より約18°傾いてしまうという課題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、レー
ザ光の出射方向の位置合わせが簡単で、組立時の角度補
正、組立工程の容易な半導体レーザ装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の半導体レーザ装置は、<110>方向を軸と
して1〜11°のオフアングルを有する(511)面の
シリコン基板上に、斜面が(111)面で断面形状がV
状の溝が形成され、上記(111)面のうち上記シリコ
ン基板表面に対する傾きが45°に近い面をレーザ光を
反射させる反射ミラー面とし、この反射ミラー面に対向
する斜面側のシリコン基板の主面を他方の主面に対して
低くし、さらに、この反射ミラー面に対向する面の上端
稜線に対して半導体レーザチップの前方端面が平行にな
るように半導体レーザチップが上記シリコン基板に固定
された構成を採用する。また、反射ミラー面側のシリコ
ン基板上または上記半導体レーザチップの後方の上記シ
リコン基板上にレーザ出力光検出用フォトダイオードが
形成された構成や、上記シリコン基板上に信号検出用フ
ォトダイオード、レーザ駆動回路、増幅回路および光信
号処理回路のうち1以上が形成された構成を採用する。
【0013】
【作用】この構成によれば、シリコン基板の主面が(5
11)面より1〜11°のオフアングルを設けた面にな
っているため、(111)面により形成されたV状の溝
の反射ミラー面とシリコン基板の主面との角度θを40
°≦θ≦50°の範囲にすることができ、半導体レーザ
チップから出射されて反射ミラー面で反射された後のレ
ーザ光の中心軸をシリコン基板主面に対してほぼ垂直方
向にすることができる。
【0014】また、半導体レーザチップを載置するヒー
トシンク用のシリコン基板内に、信号検出用フォトダイ
オード、レーザ出力光検出用フォトダイオード、レーザ
駆動回路、増幅回路および光信号処理回路が形成されて
いるため、これらを個別に配置する構成に比べて部品点
数を削減できるとともに、組立時の角度の補正や組立工
程等の複雑さを無くすことができるため、低コスト化を
図ることができる。
【0015】
【実施例】本発明の第1の実施例である半導体レーザ装
置を図1(a),(b)に示した斜視図とA−A線に沿
った断面図を参照して説明する。
【0016】これは、<110>方向を回転軸として約
6°のオフアングルを持たせた(511)面のシリコン
基板10上に両側の斜面が(111)面により形成され
るV状の溝(以後V溝と記す)11が形成され、これら
の斜面のうちシリコン基板10の表面に対する傾きθが
45°に近い方の面を反射ミラー面12とし、この面に
対向する側のシリコン基板の主面33を他方の主面32
に対して低くし、さらにこの反射ミラー面12に対向す
る面の溝上端稜線に対して半導体レーザチップ13の前
方端面が平行になるようにシリコン基板10の表面にレ
ーザチップ13を固定した構造である。このような(1
11)斜面を有するV溝11は、シリコン基板10に酸
化膜エッチングマスクを形成し、水酸化カリウム水溶液
やエチレンジアミンなどの異方性エッチング溶液でエッ
チングすることにより容易に実現することができる。な
お、反射ミラー面12の表面には3000〜5000Å
の金薄膜14が形成されており、ミラーの反射率は90
%以上になっている。また、レザーチップ13は発光部
が下側になるようにはんだ材で固定されている。
【0017】この構造により、レーザチップ13から水
平方向に出射されたレーザ光は光路15に示すように反
射ミラーで反射されて垂直あるいは垂直方向に近い方向
へ進み、出力光として取り出される。
【0018】なお、シリコン基板の表面として約6°の
オフアングルを持たせた(511)面を使用したが、実
際使用上1〜11°のオフアングルを有する(511)
面のものでもよい。このとき反射ミラー面12のシリコ
ン基板10の表面に対する傾きθを40°≦θ≦50°
の範囲におさえることができ、ほぼ45°に近い反射ミ
ラーが得られるため、同様の効果が得られる。また、こ
のシリコン基板10と等価な基板として<110>方向
を軸として4〜14°のオフアングルを有する(10
0)シリコン基板や、その他の結晶面から適当なオフア
ングルを設定して等価な基板を採用することにより同様
の効果が得られる。これらのことは後に述べる他の実施
例においても同じことが言える。
【0019】また、半導体レーザチップ13は図1に示
すように発光面側(結晶成長面側)を接着面として固定
せず、発光面側を上面にして固定してもよいが、この場
合レーザチップ厚は作製ばらつきが±20μmと大きい
ため、発光点の位置ばらつきが大きくなる。したがって
半導体レーザチップ13は発光面側を接着面として固定
する方が、シリコン基板10から発光点までの距離にば
らつきが少なく、±2μm程度におさえられるため、発
光点の位置ぎめをする上でより精度が上がるという効果
が得られる。このことは後に述べる他の実施例において
も同じことが言える。
【0020】次に、本発明の第2の実施例である半導体
レーザ装置について図2(a),(b)に示した斜視図
および断面図を参照して説明する。
【0021】これは、図1で説明したオフアングルを設
けた(100)面のシリコン基板10の主面32に対し
て低くした主面33の領域を図に示すように、シリコン
基板10の端面まででなく、少なくとも半導体レーザチ
ップ13が収納できる領域とした構造であり、反射ミラ
ー面12や半導体レーザチップ13の構造は図1で示し
た通りである。
【0022】次に、本発明の第3の実施例である半導体
レーザ装置について図3に示した断面図を参照して説明
する。
【0023】これは、<110>方向を回転軸として約
6°のオフアングルを持たせた(511)面のP型シリ
コン基板20上に、図1で示したV溝が形成され、この
V溝のシリコン基板20の表面に対する傾きが45°に
近い方の面をレーザ光を反射させる反射ミラー面21と
し、この面に対向する側のシリコン基板20の主面33
を他方の主面32に対して低くし、反射ミラー面21の
P型シリコン基板20側にn型の拡散領域22が形成さ
れ、反射ミラー面21の上に絶縁用の酸化シリコン膜2
3と金薄膜24が積層され、反射ミラー面21に対向す
る面の上端稜線に対して半導体レーザチップ13の前方
端面が平行になるように半導体レーザチップ13がシリ
コン基板20に固定された構造である。
【0024】なお、金薄膜24の膜厚を500〜100
0Åとして半透過膜とし、レーザ光の一部がP型シリコ
ン基板20とn型拡散領域22とで構成されたフォトダ
イオードに入射される構造である。
【0025】この構造により、半導体レーザチップ13
から水平方向に出射されたレーザ光は、一部は金薄膜2
4で形成された半透過膜を通過してフォトダイオードに
入射され、残りは半透過膜で反射されて光路25に示す
ように垂直あるいは垂直に近い方向に進み、出力光とし
て取り出される。
【0026】なお、フォトダイオードに入射された光
は、その光強度に応じて電流信号に変化され、この電流
信号がレーザチップ駆動回路に帰還されてレーザ光の出
力を一定にさせるのに使用される。また、シリコン基板
20と拡散領域22の導電型を反転しても同様の効果が
得られる。
【0027】次に本発明の第4の実施例である半導体レ
ーザ装置について図4および図5に示した断面図を参照
して説明する。
【0028】これは、<110>方向を回転軸として約
6°のオフアングルを持たせた(100)面のP型シリ
コン基板20上に、図1で示したV溝が形成され、この
V溝のシリコン基板20の表面に対する傾きが45°の
近い方の面をレーザ光を反射させる反射ミラー面21と
し、この面に対向する側のシリコン基板の主面33を他
方の主面32に対して低くし反射ミラー面に対向する面
の上端稜線に対して半導体レーザチップ13の前方端面
が平行になるように半導体レーザチップ13がシリコン
基板20に固定され、半導体レーザチップ13の後方の
P型シリコン基板20の主面33または図5に示すよう
に主面32と主面33がなす段差にまたがってn型拡散
領域26が形成された構造である。
【0029】P型シリコン基板20とn型拡散領域26
で形成されるフォトダイオードは、半導体レーザチップ
13の後端面から出射されたレーザ光を受光し、その光
強度に応じて変化した電流信号を発生させる。この電流
信号をレーザチップ駆動回路に帰還させて、半導体レー
ザチップ13の前端面から出射されるレーザ光の強度を
一定にさせるモニタ用として利用する。この効果は、シ
リコン基板20と拡散領域26の導電型を反転させても
同様である。
【0030】なお、半導体レーザチップ13の前端面か
ら水平方向に出射されたレーザ光は、金薄膜が被覆され
た反射ミラー面21で反射されて垂直あるいは垂直に近
い方向に進み、出力光として取り出される。
【0031】なお、27は半導体レーザチップ13の後
端面より出射されたレーザ光の光路、28は半導体レー
ザチップ13の前端面より出射されたレーザ光の光路を
示す。
【0032】次に本発明の第5の実施例である半導体レ
ーザ装置について図6に示した斜視図を参照して説明す
る。
【0033】この構造は、<110>方向を回転軸とし
て約6°のオフアングルを持たせた(511)面のP型
シリコン基板20上に両側の斜面が(111)面により
形成されるV溝11が形成され、これらの斜面のうちシ
リコン基板20の表面に対する傾きが45°に近い方の
面を反射ミラー面12とし、この面に対向する側のシリ
コン基板20の主面33を他方の主面32に対して低く
し反射ミラー面12に対向する面の溝上端稜線に対して
半導体レーザチップ13の前方端面が平行になるように
シリコン基板20の表面に半導体レーザチップ13が固
定され、半導体レーザチップ13の後方にn型拡散領域
を形成することによりレーザ出力光検出用フォトダイオ
ード29が形成され、さらにシリコン基板20上に信号
検出用フォトダイオード30が形成されたものである。
【0034】この構成により、半導体レーザチップ13
の前端面から水平方向に出射されたレーザ光は、金薄膜
が被覆された反射ミラー面12で反射されて光路15に
示すように垂直あるいは垂直に近い方向に進み、出力光
として取り出される。この出力光が対象物で反射された
信号光31は、信号検出用フォトダイオード30に入力
され、信号処理される。一方、半導体レーザチップ13
の後端面より出射されたレーザ光は、レーザ出力光検出
用フォトダイオード29に入力され、光強度に応じた電
流信号に変換される。この電流信号がレーザチップ駆動
回路に帰還されて、レーザチップの前端面より出射され
たレーザ光の出力を一定にさせるのに利用される。
【0035】この構造によれば、レーザ出力光検出用フ
ォトダイオード29と信号検出用フォトダイオード30
を同一基板上に形成しているので小型に集積化すること
ができる。
【0036】なお、実施例ではレーザ出力光検出用と信
号検出用のフォトダイオードを示したが、これに限られ
ることなく、フォトダイオードから得られる信号の増幅
回路、半導体レーザチップの駆動回路および光信号処理
回路等を同一基板上に形成することができる。また、こ
れらの効果は基板と拡散領域の導電型を反転させても同
様である。またレーザ出力光検出用フォトダイオードと
しては先に述べた図3に示すような構造でもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の半導体レーザ装置は<110>方向を軸として1〜1
1°のオフアングルを有する(511)面のシリコン基
板を用いて、斜面が(111)面で断面形状がV状の溝
を形成し、この(111)面のうち一つはシリコン基板
の表面に対する傾きが約45°となり、この面を反射ミ
ラー面としているので半導体レーザチップから水平方向
に出射されたレーザ光は反射ミラー面で反射されて、ほ
ぼ垂直方向に取り出すことができ、出射方向の位置合わ
せが容易な半導体レーザ装置を提供できる。
【0038】また、半導体レーザチップを載置するヒー
トシンク用のシリコン基板上に、レーザ出力光検出用フ
ォトダイオード、信号検出用フォトダイオード、レーザ
駆動回路、増幅回路および光信号処理回路のうち一つ以
上が形成されているため、集積化されるとともに組立時
の角度の補正や組立工程の複雑さをなくすことができ、
低価格の半導体レーザ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例における半導体
レーザ装置の斜視図 (b)は(a)の半導体レーザ装置の断面図
【図2】(a)は本発明の第2の実施例における半導体
レーザ装置の斜視図 (b)は(a)の半導体レーザ装置の断面図
【図3】本発明の第3の実施例における半導体レーザ装
置の断面図
【図4】本発明の第4の実施例における半導体レーザ装
置の断面図
【図5】本発明の第4の他の実施例における半導体レー
ザ装置の断面図
【図6】本発明の第5の実施例における半導体レーザ装
置の斜視図
【図7】従来の半導体レーザ装置の断面図
【図8】従来の他の半導体レーザ装置の断面図
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 V状の溝 12 反射ミラー面 13 半導体レーザチップ 14 金薄膜(コーティング膜) 15 光路 32 シリコン基板の主面(他方の主面) 33 シリコン基板の主面(低くした主面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−253983(JP,A) 実開 昭61−153360(JP,U) 実開 昭61−168663(JP,U) 実開 昭63−75063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 630

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (511)面の珪素基板に対してオフア
    ングルを設けて主面が形成されかつ段差のある2つの前
    記主面の間に(111)面よりなる斜面が形成された珪
    素基板を有し、前記斜面の前記主面に対してなす角が4
    0度以上50度以下であり、レーザ光が前記斜面に向か
    うように低い側の主面上に半導体レーザ素子を載置した
    半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記受光素子は、前記斜面の上端稜線の
    両方の延長方向の主面上に形成されかつ前記上端稜線に
    平行な線で分割された請求項1記載の半導体レーザ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記段差部が、前記低い側の主面よりも
    さらに低い底部を有する溝である請求項1記載の半導体
    レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記斜面は前記主面上に設けられた凹部
    の一側面であり、レーザ光が前記斜面に向かうように前
    記凹部内に半導体レーザ素子を載置し、前記斜面に対向
    する前記凹部の側面に接合面が形成されたレーザ出力検
    出用受光素子とを有する請求項1記載の半導体レーザ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記凹部には前記斜面を一部に含みかつ
    前記半導体レーザの載置面よりもさらに低い底部を有す
    る溝が形成された請求項4記載の半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記溝の断面形状がV字状である請求項
    3または5記載の半導体レーザ装置。
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