JP3140085B2 - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JP3140085B2 JP03123477A JP12347791A JP3140085B2 JP 3140085 B2 JP3140085 B2 JP 3140085B2 JP 03123477 A JP03123477 A JP 03123477A JP 12347791 A JP12347791 A JP 12347791A JP 3140085 B2 JP3140085 B2 JP 3140085B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報処理、光計測、
光通信等に使用する半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の半導体レーザ装置について
説明する。図8は従来の半導体レーザ装置の構成図であ
る(特開平1−150244号公報参照)。図8におい
て、1は半導体レーザ素子、2は基板、3は斜面(この
斜面は反射ミラーとして働くため、以下反射ミラーと称
する)、5は正規反射光、6aは迷光、8は正規反射光
光軸、9はV状溝側面である。
【0003】図9は従来の他の半導体レーザ装置の構成
図である(特開平1−270382号公報参照)。図9
において、1は半導体レーザ素子、2は基板、3は反射
ミラー、5は正規反射光、6bは迷光、7は段差の底
面、8は正規反射光の光軸、Aは半導体レーザ装置に必
要とされる迷光のないビームの広がり角(半導体基板の
主面法線に対するふれ角)である。
【0004】図10は、図9に示す従来例から考えられ
る半導体レーザ装置の構成図である。図10において、
1は半導体レーザ素子、2は基板、3は反射ミラー、5
は正規反射光、6bは迷光、7は段差の底面、8は正規
反射光光軸、Aは半導体レーザ装置に必要とされる迷光
のないビームの広がり角(半導体基板主面法線に対する
ふれ角)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、以下に示す課題がある。まず図8に示す
従来例では、半導体レーザ素子1から出射され、反射ミ
ラー3およびそれに相対するV状溝側面9で反射し放射
される迷光6aが、半導体レーザ素子1から出射され、
反射ミラー3で直接反射される正規反射光5の光軸8と
同一かまたは近い方向に出射される。この迷光6aは正
規反射光5に比べて強度的には小さいが、電界振幅とし
ては無視できないレベルであるため、その合成光が大き
く干渉して強度むらが生じ、光ディスク等に反射された
光信号を受光する場合にうまく受光できないという課題
を有している。
【0006】また図9に示す従来例では、反射ミラー3
の高さおよび反射ミラー3と半導体レーザ素子1との相
対位置が規定されていないため、半導体レーザ素子1か
らの出射光のうち反射ミラー3で直接反射される正規反
射光5と段差の底面7と反射ミラー3とで反射される迷
光6bとが正規反射光5の光軸8の前後で重なり易く、
半導体レーザ装置に必要とされる迷光のない広がり角A
内に迷光6bが入り込み、この重複光を集光してもスポ
ットが1点に結ばないという課題を有していた。また半
導体レーザ素子1のレーザ光出射点から遠い側面を基板
2との接着面の反対側に配置しているが、一般にこの状
態では半導体レーザ素子1の活性層で発生した熱が半導
体レーザ素子1の内部を伝わり放熱する際に、GaAs基板
の熱伝導率が小さいために放熱性が悪く、活性層の温度
が上昇し、半導体レーザ素子1の信頼性が悪化するとい
う課題を有していた。
【0007】この課題を解決するために、図10に示す
ようにレーザ光出射点に近い側面を基板2との接着面側
に配置することが考えられる。この場合には、半導体レ
ーザ素子1の活性層が段差の底面7に近くなるため熱伝
導の問題は解決されるが、半導体レーザ素子1からの出
射光のうち反射ミラー3で直接反射される正規反射光5
と段差の底面7と反射ミラー3とで反射される迷光6b
とが正規反射光5の光軸8の前後で重なり易く、半導体
レーザ装置に必要とされる迷光のない広がり角A内に迷
光6bが入り込み、この重複光を集光してもスポットが
1点に結ばないという課題が残る。
【0008】本発明は上記の従来の課題を解決するもの
で、必要とする広がり角内には正規反射光のみが放射さ
れる半導体レーザ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体レーザ装置は、反射ミラーを内蔵する
半導体レーザ装置において、半導体レーザ素子を搭載す
る半導体基板の主面に斜面を介して、少なくとも前記半
導体レーザの前方および後方に段差が形成されており、
前記段差の底面に半導体レーザ素子が搭載されており、
前記半導体レーザ素子の後方の段差の斜面上に、前記半
導体レーザ素子からの後方出射光強度を検出する受光素
子を備え、前記半導体レーザ素子の前方の段差の斜面上
に反射ミラーを備え、前記前方の段差の斜面と底面とが
交差する境界線から前記半導体レーザ素子の端面までの
距離L(μm)が、前記半導体レーザ素子の厚さT(μ
m)、前記底面からレーザ光出射点までの高さH(μ
m)、前記底面に対する前記斜面の傾きθ、前記半導体
レーザ素子より出射され、かつ前記反射ミラーによって
反射されるレーザ光のビームの広がり角Aとの間に
【数1】 (角度の単位はすべて度)の関係が成立するように前記
半導体レーザ素子が前記底面に配置され、かつ前記前方
の段差の高さD(μm)が、前記距離L、前記厚さT、
前記高さH、前記傾きθおよび前記広がり角Aとの間に
【数2】 の関係が成立するように前記前方の段差が形成されてい
ることを特徴とする半導体レーザ装置。本発明の半導体
レーザ装置は、さらに前記半導体基板の上に信号検出用
受光素 子、半導体レーザ素子駆動回路、検出信号演算回
路および検出信号増幅回路のうち少なくとも一つが形成
されているものである。本発明の半導体レーザ装置は、
さらに前記半導体基板として、<110>方向に対して
5度以上15度以下のオフアングルを有する(100)
面を主面としたシリコン半導体基板を用いるものであ
る。
【0010】
【作用】この構成により、半導体レーザの後方より出射
される光を効率よく検出することができ、かつ半導体レ
ーザ装置内での迷光を半導体レーザ装置に必要とされる
迷光のないビームの広がり角の外側に除外することがで
き、しかも反射ミラーで反射した後に他の面で反射する
ことによる迷光を発生させず、従って迷光のないビーム
の広がり角内に正規反射光のみを放射させることができ
る。
【0011】
【0012】また本発明のように半導体レーザ素子と反
射ミラーの相対位置を規定することによる上記の効果は
半導体基板に集積された反射ミラーでなくても、半導体
レーザ素子と反射ミラーを内蔵する半導体レーザ装置全
般に適用できるものである。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例を説明するた
めの半導体レーザ装置の構成図である。図1において、
1は半導体レーザ素子、3は反射ミラー(斜面)、5は
正規反射光、6bは迷光、7は段差の底面、8は正規反
射光光軸、10は半導体基板、Tは半導体レーザ素子1
の厚さ、Hは段差の底面7からレーザ光出射点までの高
さ、θは段差の底面7に対する斜面3の傾き角度、Aは
半導体レーザ装置として必要な迷光のないビームの広が
り角(段差の底面の主面法線に対するふれ角)、Lは段
差の底面7と斜面3との境界線から半導体レーザ素子1
の出射端面までの距離、Dは段差の高さである。なお、
反射ミラー3の角度θとしては35°〜55°が用いら
れる。
【0014】以上のように構成された半導体レーザ装置
において、距離Lが(数1)の関係を満足するように半
導体レーザ素子1が段差の底面7の上に接着固定され
る。また、この場合の段差の高さDは(数2)の関係を
満足するように形成する。ただし、(数1)における距
離Lが解を持つためには半導体レーザ素子1の厚さTは
(数3)の関係を満足するものとする。
【0015】
【数3】
【0016】また(数1)の左辺が負になる場合は0と
見なす。なお以下に具体的な実施例について説明する。
【0017】(実施例1)図2は本発明の第1の実施例
における半導体レーザ装置の構成図で、反射ミラーの角
度θ=45°の場合である。図2において各構成要素の
符号は図1と同じであり、詳細説明を省略する。なお正
規反射光5に関しては正規反射光光軸8を中心として半
導体レーザ素子1側を負、その逆を正としている。
【0018】本実施例では、θ=45°を代入すること
により、(数1)、(数2)は(数4)、(数5)のよ
うに簡略化される。
【0019】
【数4】
【0020】
【数5】
【0021】この(数4)、(数5)において、半導体
レーザ素子1の厚さT=100μm、光出射点までの高
さH=10μm、半導体レーザ装置に必要とされる迷光
のないビームの広がり角Aを−10゜〜+10゜とする
と、反射ミラー3に対する半導体レーザ素子1の相対位
置を決める条件は(数4)より9.3μm≦L≦56.7μm
となる。そこでこの条件を満たすL値としてまず40μ
mを決定する。同様にして、半導体基板10に形成する
段差の高さDを決める条件は(数5)より20.7μm≦D
となる。そこでこの条件を満たすD値として25μmを
決定する。
【0022】上記の方法でL,D値を決定した場合、図
2に示す通りこの半導体レーザ装置から出射される正規
反射光5は−14゜〜+13゜、迷光6bは+14゜〜
+28.3゜となり、−10゜〜+10゜の範囲内には
迷光6bが入らないようにすることができる。
【0023】しかも、この構造は半導体レーザ素子1の
発光面が段差の底面7に近いため、図9に示す従来例に
比べて放熱性が大きく向上する。例えば、半導体レーザ
素子1の厚さT=100μm、半導体レーザ素子1の共
振器長を250μmとし、半導体レーザ素子1の構造お
よび材質はすべて同じとした場合、図9に示す構造に比
べて本発明による構造では熱抵抗が約100゜C/W低
下する。
【0024】なお以上説明した半導体レーザ装置は、具
体的には図3にその斜視図を示すような構造となってい
る。図3において、1は半導体レーザ素子、3は反射ミ
ラー、5は正規反射光、10は半導体基板、11は逆四
角錐台状の凹部、12は逆四角錐台状の凹部底面であ
る。本実施例においては半導体基板10に斜面(反射ミ
ラー3)の一つが半導体基板10の主面に対して45゜
をなすような逆四角錐台状の凹部11が形成されてお
り、その凹部底面12の上に半導体レーザ素子1が45
゜をなす反射ミラー3によってレーザ出射光が反射する
ように配置されている。逆四角錐台状の凹部11の深さ
および反射ミラー3に対する半導体レーザ素子1の相対
位置は、第1の実施例におけるのと同様の方法により決
定される。
【0025】このような基板構造は半導体基板10とし
て<110>方向に5〜15゜のオフアングルを有する
(100)面シリコン半導体基板を用い、酸化膜等のエ
ッチングマスクを用いて水酸化カリウム系エッチング液
等により異方性エッチングを行うことにより(111)
面を4つの斜面とする逆四角錐台状の凹部11が形成で
きる。この斜面の一つが凹部底面12に対して45°で
交わる反射ミラー3となる。
【0026】(実施例2)図4は第2の実施例における
半導体レーザ装置の構成図である。図4において、13
は高反射率コーティング薄膜、14は半導体レーザ素子
1の後方出射光をモニターする受光素子、15は半導体
レーザ素子1の後方出射光であり、その他の図2に示す
第1の実施例と同一箇所には同一符号を付して詳細説明
を省略する。本実施例においては、段差の底面7に対し
て45゜をなす反射ミラー3の上に高反射率コーティン
グ薄膜13(例えばAu約3000オングストローム)
が形成されており反射率が99%以上になっている。ま
た、段差高さDおよび反射ミラー3に対する半導体レー
ザ素子1の相対位置Lは第1の実施例における場合と同
じである。図2に示す第1の実施例と大きく異なる点
は、半導体レーザ素子1の前方出射光を制御するため、
後方出射光15をモニターする受光素子14を段差の底
面7の上に一体的に設けた点である。
【0027】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
における半導体レーザ装置の構成図である。図5におい
て、図4に示す第2の実施例と同一箇所には同一符号を
付して詳細説明を省略する。なお3aは半導体レーザ素
子1の後方に設けた斜面である。
【0028】本実施例においては、段差の底面7に対し
て45゜をなす反射ミラー3の上に高反射率コーティン
グ薄膜13(例えばAu約3000オングストローム)
が形成されており反射率が99%以上になっている。ま
た、段差高さDおよび反射ミラー3に対する半導体レー
ザ素子1の相対位置Lは第1の実施例における場合と同
じである。本実施例では、半導体基板10の主面に逆四
角錐台状の凹部11を設けたもので、半導体レーザ素子
1の後方にも斜面3aが設けられており、この斜面3a
を含んで段差の上下両面にかけて受光素子14を形成し
ており、後方出射光15を効率よく検出できるようにし
たものである。
【0029】(実施例4)図6は本発明の第4の実施例
における半導体レーザ装置の構成図である。図6におい
て、図4に示す第2の実施例と同一箇所には同一符号を
付して詳細説明を省略する。なお16は半導体レーザ素
子1の前方出射光を直接モニターする受光素子、13a
は一部レーザ光を透過する反射コーティング薄膜であ
る。
【0030】本実施例においては、段差の底面7に対し
て45゜をなす反射ミラー3の上に一部光を透過する反
射コーティング薄膜13a(この場合はAu約1000
オングストローム)が形成されており、その反射率が5
0%以上99%以下になっている。また、段差高さDお
よび反射ミラーに対する半導体レーザ素子の相対位置L
は第1の実施例における場合と同じである。本実施例で
は、半導体レーザ素子1の前方から出射される正規反射
光5は大半が反射ミラー3で反射されるが、一部は反射
ミラー3を透過する。この透過した光が反射ミラー3の
下に形成された受光素子16で検出され、半導体レーザ
素子1の前方出射光を制御できるようになっている。
【0031】(実施例5)図7は本発明の第5の実施例
における構成図である。図7において、1は半導体レー
ザ素子、3は反射ミラー、5は正規反射光、10は半導
体基板、11は逆四角錐台状の凹部、12は逆四角錐台
状の凹部底面、13は高反射率コーティング薄膜、14
は半導体レーザ素子1の後方出射光をモニターする受光
素子、15は半導体レーザ素子1の後方出射光、17は
信号光検出用の受光素子、18は信号光である。
【0032】本実施例においては、半導体基板10の主
面に対して45゜をなす反射ミラー3の上に高反射率コ
ーティング薄膜13(例えばAu約3000オングスト
ローム)が形成されており反射率が99%以上になって
いる。段差の高さDおよび反射ミラー3に対する半導体
レーザ素子1の相対位置Lは第1の実施例における場合
と同じである。本実施例では、半導体レーザ素子1の前
方出射光を制御するため、半導体レーザ素子1の後方か
ら出射される後方出射光15が受光素子14で効率よく
検出されるようになっている。
【0033】なお本実施例は、正規反射光5が光ディス
ク等により反射されて戻ってきた信号光18を検出する
ための信号光検出用の受光素子17が半導体基板10の
上に形成されており、半導体レーザ素子1、反射ミラー
3、受光素子14および受光素子17が同一半導体基板
10の上に集積された構造になっている。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、半導体基板の主
面に斜面を介して段差が形成されており、この段差の底
面に半導体レーザ素子が配置されており、段差の斜面と
段差の底面との境界線から半導体レーザ素子の出射端面
までの距離および段差の高さと、半導体レーザ素子の厚
さ、段差の底面からレーザ光出射点までの高さ、斜面の
傾きおよび必要とする迷光のないビームの広がり角とが
所定の関係式を満足する構成とすることにより、反射ミ
ラーを内蔵する半導体レーザ装置においても、問題にな
る迷光を半導体レーザ装置に必要とされる迷光のないビ
ームの広がり角の外側に除外することができ、必要角内
には正規反射光のみが放射される優れた半導体レーザ装
置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための半導体レーザ
装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施例における半導体レーザ装
置の構成図
【図3】本発明の第1の実施例における半導体レーザ装
置の斜視図
【図4】本発明の第2の実施例における半導体レーザ装
置の構成図
【図5】本発明の第3の実施例における半導体レーザ装
置の構成図
【図6】本発明の第4の実施例における半導体レーザ装
置の構成図
【図7】本発明の第5の実施例における半導体レーザ装
置の斜視図
【図8】従来の半導体レーザ装置の構成図
【図9】他の従来の半導体レーザ装置の構成図
【図10】従来例から考えられる半導体レーザ装置の構
成図
【符号の説明】
1 半導体レーザ素子 3 反射ミラー(斜面) 6b 迷光 7 段差の底面 10 半導体基板 A 必要とされる迷光のないビームの広がり角 D 段差の高さ H 段差の底面からレーザ光出射点までの高さ L 境界線から半導体レーザ素子の端面までの距離 T 半導体レーザ素子の厚さ θ 段差の底面に対する斜面の傾き
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−203692(JP,A) 特開 平3−105985(JP,A) 特開 昭62−211980(JP,A) 実開 昭61−153360(JP,U) 実開 昭61−168663(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射ミラーを内蔵する半導体レーザ装置
    において、半導体レーザ素子を搭載する半導体基板の主
    面に斜面を介して、少なくとも前記半導体レーザの前方
    および後方に段差が形成されており、前記段差の底面に
    半導体レーザ素子が搭載されており、前記半導体レーザ
    素子の後方の段差の斜面上に、前記半導体レーザ素子か
    らの後方出射光強度を検出する受光素子を備え、前記半
    導体レーザ素子の前方の段差の斜面上に反射ミラーを備
    え、前記前方の段差の斜面と底面とが交差する境界線か
    ら前記半導体レーザ素子の端面までの距離L(μm)
    が、前記半導体レーザ素子の厚さT(μm)、前記底面
    からレーザ光出射点までの高さH(μm)前記底面に
    対する前記斜面の傾きθ、前記半導体レーザ素子より出
    射され、かつ前記反射ミラーによって反射されるレーザ
    光のビームの広がり角Aとの間に 【数1】 (角度の単位はすべて度)の関係が成立するように前記
    半導体レーザ素子が前記底面に配置され、かつ前記前方
    の段差の高さD(μm)が、前記距離L、前記厚さT、
    前記高さH、前記傾きθおよび前記広がり角Aとの間に 【数2】 の関係が成立するように前記前方の段差が形成されてい
    ることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板の上に信号検出用受光素
    子、半導体レーザ素子駆動回路、検出信号演算回路およ
    び検出信号増幅回路のうち少なくとも一つが形 成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板として、<110>方向
    に対して5度以上15度以下のオフアングルを有する
    (100)面を主面としたシリコン半導体基板を用いる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ
    装置。
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