JPH05327131A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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Publication number
JPH05327131A
JPH05327131A JP4133213A JP13321392A JPH05327131A JP H05327131 A JPH05327131 A JP H05327131A JP 4133213 A JP4133213 A JP 4133213A JP 13321392 A JP13321392 A JP 13321392A JP H05327131 A JPH05327131 A JP H05327131A
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JP
Japan
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semiconductor laser
silicon substrate
laser device
reflection mirror
laser chip
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Application number
JP4133213A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Nakanishi
秀行 中西
昭男 ▲よし▼川
Akio Yoshikawa
Yuichi Shimizu
裕一 清水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザからの出射光をフォトディテク
タ基板法線方向に出射するとともに、半導体レーザとフ
ォトディテクタを同一平面上に配置することにより組立
精度を向上することを目的とする。 【構成】 〈110〉方向を軸とし、1〜11°のオフ
アングルを有する(511)面シリコン基板10、ある
いは4〜14°のオフアングルを有する(100)面シ
リコン基板10に、(111)面の斜面をもつ段差11
あるいは4つの斜面に囲まれた四角錐台状凹部を形成
し、4つの斜面のうち45°に近い方の斜面を反射ミラ
ー面12とし、この面12に対向する位置で凹部底面上
に半導体レーザチップ13の前端面がほぼ平行になるよ
うに配置し、レーザ出射光が反射面で反射されてシリコ
ン基板主面法線方向に出射されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報処理,光計測,
光通信等に用いる半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザ装置を図10に示し
た断面図を参照して説明する。
【0003】この構造は、素子固定台1の一側面の上方
にヒートシンク2を固定し、この上に半導体レーザチッ
プ(以後レーザチップと記す)3を固定し、レーザチッ
プ3の発光面とヒートシンク2の側面および素子固定台
1の上面を揃えるとともに、レーザチップ3の発光面と
は反対側にレーザ出力光検出用フォトダイオード4が載
置され、素子固定台1の上面に信号検出用フォトダイオ
ード5が載置されたものである。
【0004】次に、この構造の動作を説明する。レーザ
チップ3から図面の上方に出射された出射光6は、対象
物に反射されて反射光7として信号検出用フォトダイオ
ード5に入力され、信号処理される。一方、レーザチッ
プ3の出射光面の反対側から出射されるレーザ光は、レ
ーザ出力光検出用フォトダイオード4に入力され、レー
ザ光の強弱に対応した電流信号に変換される。この信号
をレーザチップ駆動回路にフィードバックさせてレーザ
光の出力を安定に制御する。
【0005】この従来の構成では、信号検出用フォトダ
イオード5とレーザ出力光検出用フォトダイオード4は
素子固定台1に対して水平と水平に近い面内に固定させ
るのに対して、レーザチップ3は垂直面内に固定しなけ
ればならないので、組立作業効率が悪く、位置合わせ精
度に大きな問題があった。
【0006】この問題を解決する構造として、図11の
断面図に示すような半導体半導体レーザ装置がある。
【0007】この構造は、(100)面のシリコン基板
8に、両側の斜面が(111)面により形成されるV状
の溝が形成され、その溝の斜面のうち一方の面をレーザ
出射光を反射させる反射ミラー面9とし、これに対向す
る面側のシリコン基板8の主面を他方の主面に対して低
くし、低くしたシリコン基板8の主面とV状の溝の斜面
とが交わる稜線にレーザチップ3のレーザ光が出射され
る前方端面が平行になるようにレーザチップ3が固定さ
れたものである。
【0008】この構造によれば、レーザチップ3より水
平方向に出射された出射光を反射ミラー面9で反射させ
て、ほぼ上方へ取り出すことができる。これにより、信
号検出用フォトダイオード(図示せず)やレーザ出力検
出用フォトダイオード(図示せず)をシリコン基板8の
主面に形成することができ、フォトリソグラフィ技術に
より精度良く作り込むことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、例えば図10の構成の場合、信号検出用フォトダ
イオード5とレーザ出力光検出用フォトダイオード4は
素子固定台1に対して水平と水平に近い面内に固定させ
るのに対して、レーザチップ3は垂直面内に固定しなけ
ればならないので、組立工程が煩雑になり、組立作業効
率が悪く、位置合わせ精度が良くないという大きな問題
であった。
【0010】また、図11に示される構成では(10
0)面のシリコン基板8に、斜面が(111)面により
形成されるV状の溝を形成した場合、溝の反射ミラー面
9とシリコン基板8の表面に対する傾きθが約54°と
なるため、出射光の中心軸はシリコン基板主面の垂直方
向より約18°傾いてしまうという課題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、レー
ザ光の出射方向の位置合わせが簡単で、組立時の角度補
正、組立工程の容易な半導体レーザ装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の半導体レーザ装置は、〈110〉方向を軸と
して1〜11°のオフアングルを有する(511)面の
シリコン基板上に、〈110〉方向を稜線方向として
(111)面を斜面とする段差が形成され、この(11
1)斜面をレーザ光を反射する反射ミラー面とし、上記
段差の底面上で前記反射ミラー面に対向する位置に、上
記段差の稜線に対して半導体レーザチップの前方端面が
ほぼ平行になるように上記半導体レーザチップが配置さ
れた構成を採用する。また、上記反射ミラー面内のシリ
コン基板上もしくは上記半導体レーザチップの後方の上
記シリコン基板上にレーザ出力光検出用フォトダイオー
ドが形成された構成や、上記シリコン基板上に信号検出
用フォトダイオード,レーザ駆動回路,増幅回路および
光信号処理回路のうち1以上が形成された構成を採用す
る。
【0013】
【作用】この構成によれば、シリコン基板の主面が(1
00)面より4〜14°オフアングルを設けた面、ある
いは(511)面より1〜11°のオフアングルを設け
た面になっているため、(111)面により形成された
段差斜面はシリコン基板主面との角度θを40°≦θ≦
50°の範囲にすることができ、半導体レーザチップか
ら出射されて反射ミラー面で反射された後のレーザ光の
中心軸をシリコン基板主面に対してほぼ垂直方向にする
ことができる。
【0014】また、半導体レーザチップを載置するヒー
トシンク用のシリコン基板内に、レーザ出力光検出用フ
ォトダイオード,信号検出用フォトダイオード,レーザ
駆動回路,増幅回路および光信号処理回路が形成されて
いるため、これらを個別に配置する構成に比べて部品点
数を削減できるとともに組立時の角度補正や組立工程の
複雑さをなくすることができるため、低コスト化を図る
ことができる。
【0015】
【実施例】本発明の第1の実施例である半導体レーザ装
置を図1(a),(b)に示した斜視図と断面図を参照
して説明する。
【0016】これは、〈110〉方向を回転軸として約
9°のオフアングルを持たせた(100)面シリコン基
板10上に、稜線が〈110〉方向に平行であり斜面が
(111)面により形成される段差11が形成されてお
り、この段差斜面を反射ミラー面12とし、この反射ミ
ラー面12に対向する位置で段差底面上に半導体レーザ
チップ13の前方端面が平行になるようにレーザチップ
13を固定した構造である。この構造において、稜線が
〈110〉方向に平行な(111)面はシリコン基板1
0の場合基板表面に対して約45°と約63°の2種類
が考えられるが、ここでは約45°の(111)面が斜
面として形成されている段差を示している。この様な
(111)斜面を有する段差11は、シリコン基板10
に酸化膜エッチングマスクを形成し、水酸化カリウム水
溶液やエチレンジアミンなどの異方性エッチング溶液で
エッチングすることにより容易に実現することができ
る。
【0017】なお、反射ミラー面12の表面には300
0〜5000Åの金薄膜14が形成されており、ミラー
の反射率は90%以上になっている。この構造により、
レーザチップ13から水平方向に出射されたレーザ光の
うち主要部分は光路5に示すように反射ミラーで反射さ
れて垂直あるいは垂直方向に近い方向へ進み、出力光と
して取り出される。
【0018】なお、この実施例においてはレーザチップ
13は結晶成長面側(発光部側)が上側になるようには
んだ材で固定されているが、レーザチップ13自身の厚
みは作製ばらつきが±20μmと大きいため、この構造
では発光点位置のばらつきがその分だけ大きくなる。従
って図2に示すようにレーザチップ13を結晶成長面側
を下側にして固定すれば発光位置ばらつきがレーザチッ
プ13の結晶成長薄膜ばらつき(±2μm程度)に抑え
られ、より効果的である。このことは以後記述する実施
例についても同様である。
【0019】また、シリコン基板10の表面として〈1
10〉方向を軸として約9°のオフアングルを持たせた
(100)面を使用したが、実際使用上4〜14°のオ
フアングルを持たせた(100)面を使用したが、実際
使用上4〜14°のオフアングルを有する(100)面
のものでも、反射ミラー面12のシリコン基板10の表
面に対する傾きθを40°≦θ≦50°の範囲におさえ
ることができ、ほぼ45°に近い反射ミラー面12が得
られるため、同様の効果が得られる。また、このシリコ
ン基板10と等価なシリコン基板として〈110〉方向
を軸として1〜11°のオフアングルを有する(51
1)基板や、その他の結晶面から適当なオフアングルを
設定して等価な基板を採用することにより同様の効果が
得られる。このことは後に述べる他の実施例においても
同じことが言える。
【0020】次に、本発明の第2の実施例である半導体
レーザ装置について図3に示した斜視図を参照して説明
する。
【0021】これは、図1で説明したオフアングルを設
けた(100)面のシリコン基板10の上に4つの(1
11)面に囲まれた四角錐台状の凹部16が形成され、
前記4つの(111)面のうちシリコン基板10の表面
に対する傾き45°に一番近い方の面をレーザ光を反射
させる反射ミラー面17とし、この面に対向する位置で
四角錐台状の凹部16の底面上に、反射ミラー面17の
上端稜線18に対してレーザチップ13の前方端面が平
行になるようにレーザチップ13が固定された構造であ
る。なお、反射ミラー面17やレーザチップ13の構造
は図1で説明した通りである。
【0022】この構造により、レーザチップ13から水
平方向に出射されたレーザ光のうち主要部分は光路19
に示すように反射ミラー面17で反射されて垂直あるい
は垂直に近い方向へ進み、出力光として取り出される。
【0023】次に、本発明の第3の実施例である半導体
レーザ装置について図4に示した断面図を参照して説明
する。
【0024】これは、〈110〉方向を回転軸として約
9°のオフアングルを持たせた(100)面のp型シリ
コン基板20上に、図1で示した段差あるいは図3で示
した四角錐台状凹部が形成され、この段差あるいは凹部
のシリコン基板20の表面に対する傾きが45°に一番
近い方の面をレーザ光を反射させる反射ミラー面21と
し、この面のp型シリコン基板20側にn型の拡散領域
22が形成され、反射ミラー面21の上に絶縁用の酸化
シリコン膜23と金薄膜24が積層され、反射ミラー面
21の上端稜線に対してレーザチップ13の前方端面が
平行になるようにレーザチップ13がシリコン基板20
の段差あるいは凹部の底面上に固定された構造である。
【0025】なお、金薄膜24の膜厚を200〜100
0Åとして半透過膜とし、レーザ光の一部がp型シリコ
ン基板20とn型拡散領域23とで構成されたフォトダ
イオードに入射されるようになっている。
【0026】この構造により、レーザチップ13から水
平方向に出射されたレーザ光は、一部は金薄膜24で形
成された半透過膜を通過してフォトダイオードに入射さ
れ、残りは半透過膜で反射されて光路25に示すように
垂直あるいは垂直に近い方向に進み、出力光として取り
出される。
【0027】なお、フォトダイオードに入射された光
は、その光強度に応じて電流信号に変化され、この電流
信号がレーザチップ駆動回路に帰還されてレーザ光の出
力を一定にさせるのに使用される。また、p型シリコン
基板20と拡散領域22の導電型を反転しても同様の効
果が得られる。
【0028】次に本発明の第4の実施例である半導体レ
ーザ装置について図5に示した断面図を参照して説明す
る。
【0029】これは、〈110〉方向を回転軸として約
9°のオフアングルを持たせた(100)面のp型シリ
コン基板20上に、図1で示した段差あるいは図3で示
した四角錐台状凹部が形成され、この段差あるいは凹部
のシリコン基板20の表面に対する傾きが45°に一番
近い方の面をレーザ光を反射させる反射ミラー面21と
し、この反射ミラー面21の上端稜線に対してレーザチ
ップ13の前方端面が平行になるようにレーザチップ1
3がシリコン基板20の段差あるいは凹部の底面上に固
定され、レーザチップ13の後方のp型シリコン基板2
0上にn型拡散領域26が形成された構造である。
【0030】p型シリコン基板20とn型拡散領域26
で形成されるフォトダイオードは、レーザチップ13の
後端面から出射されたレーザ光を受光し、その光強度に
応じて変化した電流信号を発生させる。この電流信号を
レーザチップ駆動回路に帰還させて、レーザチップ13
の前端面から出射されるレーザ光の強度を一定にさせる
モニタ用として利用される。この効果はシリコン基板と
拡散領域の導電型を反転しても同様である。
【0031】なお、レーザチップ13の前端面から水平
方向に出射されたレーザ光は、金薄膜が被覆された反射
ミラー面21で反射されて垂直あるいは垂直に近い方向
に進み、出力光として取り出される。
【0032】なお、27はレーザチップ13後端面より
出射されたレーザ光の光路、28はレーザチップ13前
端面より出射されたレーザ光の光路を示す。
【0033】次に、本発明の第5の実施例である半導体
レーザ装置について図6に示した斜視図を参照して説明
する。
【0034】この構造は、〈110〉方向を回転軸とし
て約9°のオフアングルを持たせた(100)面のp型
シリコン基板20上に斜面が(111)面により形成さ
れる四角錐台状凹部16が形成され、これらの斜面のう
ちシリコン基板20の表面に対する傾きが45°に近い
方の面を反射ミラー面17とし、この面に対向する位置
で四角錐台状凹部底面上に、反射ミラー面17の上端稜
線に対してレーザチップ13の前方端面が平行になるよ
うにレーザチップ13が固定され、レーザチップ13の
後方にn型拡散領域を形成することによりレーザ出力光
検出用フォトダイオード29が形成され、さらにシリコ
ン基板20上に信号検出用フォトダイオード30が形成
されたものである。
【0035】この構成により、レーザチップ13の前端
面から水平方向に出射されたレーザ光は、金薄膜が被覆
された反射ミラー面17で反射されて光路19に示すよ
うに垂直あるいは垂直に近い方向に進み、出力光として
取り出される。この出力光が対象物で反射された信号光
31は、信号検出用フォトダイオード30に入力され、
信号処理される。一方、レーザチップ13の後端面より
出射されたレーザ光は、レーザ出力光検出用フォトダイ
オード29に入力され、光強度に応じた電流信号に変換
される。この電流信号がレーザチップ駆動回路に帰還さ
れて、レーザチップ13の前端面より出射されたレーザ
光の出力を一定にさせるのに利用される。
【0036】この構造によれば、レーザ出力光検出用フ
ォトダイオード29と信号検出用フォトダイオード30
を同一シリコン基板20上に形成しているので小型に集
積化することができる。
【0037】なお、実施例ではレーザ出力光検出用と信
号検出用のフォトダイオード29,30を示したが、こ
れに限られることはなく、フォトダイオードから得られ
る信号の増幅回路、レーザチップ13の駆動回路および
光信号処理回路等を同一シリコン基板20上に形成する
ことができる。またこれらの効果はシリコン基板と拡散
領域の導電型を反転しても同様である。
【0038】次に、本発明の第6の実施例である半導体
レーザ装置について図7に示した断面図を参照して説明
する。
【0039】この実施例は、図6の実施例で示した半導
体レーザ装置をパッケージ32に配置し、さらにパッケ
ージ32上部にホログラム光学素子33を配置すること
により、ホログラム光学素子33をも一体化した半導体
レーザ装置である。ホログラム光学素子が近接配置され
ているので半導体レーザチップ13およびフォトダイオ
ード29,30に対して位置合わせがしやすく、精度を
向上することができる。なお、図8に示すように、ホロ
グラム光学素子33をシリコン基板20に直接配置する
ことにより、より位置合わせが行いやすく効果的であ
る。また、ここではホログラム光学素子33を例に挙げ
たが、図9に示すように対物レンズやプリズム、偏光板
等の光学素子34を用いても同様の効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の半導体レーザ装置は、〈110〉方向を軸として4〜
14°のオフアングルを有する(100)面のシリコン
基板、あるいは〈110〉方向を軸として1〜11°の
オフアングルを有する(511)シリコン基板を用い
て、(111)面からなる斜面をもつ段差あるいは四角
錐台状の凹部を形成し、この(111)面のうち一つは
シリコン基板の表面に対する傾きが約45°となり、こ
の面を反射ミラー面としているので、半導体レーザチッ
プから水平方向に出射されたレーザ光は反射ミラー面で
反射されて、ほぼ垂直方向に取り出すことができ、出射
方向の位置合わせが容易な半導体レーザ装置を提供でき
る。
【0041】また、半導体レーザチップを載置するヒー
トシンク用のシリコン基板上に、レーザ出力光検出用フ
ォトダイオード,信号検出用フォトダイオード,レーザ
駆動回路,増幅回路および光信号処理回路のうち1つ以
上が形成されているため、集積化されるとともに組立時
の角度補正や組立工程の複雑さをなくすことができ、低
価格の半導体レーザ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例における半導体
レーザ装置の斜視図 (b)は(a)の半導体レーザ装置の断面図
【図2】図1の半導体チップを結晶成長面側を下側にし
て固定した半導体レーザ装置の断面図
【図3】本発明の第2の実施例における半導体レーザ装
置の斜視図
【図4】本発明の第3の実施例における半導体レーザ装
置の断面図
【図5】本発明の第4の実施例における半導体レーザ装
置の断面図
【図6】本発明の第5の他の実施例における半導体レー
ザ装置の斜視図
【図7】本発明の第6の実施例における半導体レーザ装
置の断面図
【図8】図7のホログラム光学素子をシリコン基板に直
接配置した半導体レーザ装置の断面図
【図9】図8のホログラム光学素子の代りに対物レン
ズ,プリズムまたは偏光板等の光学素子を配置した半導
体レーザ装置の断面図
【図10】従来の半導体レーザ装置の断面図
【図11】従来の他の半導体レーザ装置の断面図
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 段差 12,17,21 反射ミラー面 13 半導体レーザチップ 14,24 金薄膜 15,19,25 光路 16 四角錐台状凹部 18 反射ミラー面の上端稜線 20 p型シリコン基板 22,26 n型拡散領域 23 酸化シリコン膜 27 レーザチップ後端面より出射されたレーザ光の光
路 28 レーザチップ前端面より出射されたレーザ光の光
路 29 レーザ出力光検出用フォトダイオード 30 信号検出用フォトダイオード 31 信号光 32 パッケージ 33 ホログラム光学素子 34 偏光板の光学素子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 〈110〉方向を軸として4〜14°の
    オフアングルを有する(100)面のシリコン基板と、
    そのシリコン基板上の所定部に形成された〈110〉方
    向を稜線方向として(111)面を斜面とする段差部
    と、その段差部の底面上で前記(111)面からなる反
    射ミラー面に対向する位置に前記段差部の稜線に対して
    前方端面がほぼ平行になるように配置された半導体レー
    ザチップとを有することを特徴とする半導体レーザ装
    置。
  2. 【請求項2】 〈110〉方向を軸として4〜14°の
    オフアングルを有する(100)面のシリコン基板に代
    えて、〈110〉方向を軸として1〜11°のオフアン
    グルを有する(511)面のシリコン基板としたことを
    特徴とする請求項1記載の半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 (111)面を斜面とする段差部が、4
    つの(111)面からなる斜面に囲まれた四角錐台状の
    凹部であり、反射ミラー面が前記4つの(111)面の
    うちシリコン基板表面に対する傾きが45°に近い(1
    11)面であり、段差部の底面上が四角錐台状の凹部の
    底面上で段差部の稜線が反射ミラー面上端稜線であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ装
    置。
  4. 【請求項4】 半導体レーザチップが結晶成長面側を接
    着面としてシリコン基板に配置されていることを特徴と
    する請求項1,2または3記載の半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】 反射ミラー面にレーザ光の反射率を高め
    るコーティング膜が施されていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 反射ミラー面側のシリコン基板の表面に
    レーザ出力検出用フォトダイオードが形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半
    導体レーザ装置。
  7. 【請求項7】 半導体レーザチップ後方のシリコン基板
    の表面にレーザ出力光検出用フォトダイオードが形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の半導体レーザ装置。
  8. 【請求項8】 半導体レーザチップが固定されたシリコ
    ン基板上にレーザの駆動回路,信号検出用フォトダイオ
    ード、前記フォトダイオードから得られる信号の増幅回
    路および光信号処理回路のうち少なくとも一つが形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項
    に記載の半導体レーザ装置。
  9. 【請求項9】 ホログラム光学素子を追加配置したこと
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導
    体レーザ装置。
  10. 【請求項10】 光学素子を追加配置したことを特徴と
    する請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体レーザ
    装置。
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