JPH1092832A - バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents
バイポーラトランジスタの製造方法Info
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- JPH1092832A JPH1092832A JP24517996A JP24517996A JPH1092832A JP H1092832 A JPH1092832 A JP H1092832A JP 24517996 A JP24517996 A JP 24517996A JP 24517996 A JP24517996 A JP 24517996A JP H1092832 A JPH1092832 A JP H1092832A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベース抵抗の低減と高い遮断周波数とを両立
させることができるバイポーラトランジスタの製造方法
を提供する。 【解決手段】 第2のN型シリコン層8成長後に熱処理
を行い、多結晶シリコン層3のひさしから成長したN型
多結晶シリコン層9にボロンを十分に拡散させ、高濃度
にドープするようにしたので、シリコンゲルマニウムベ
ース層10の成長後の熱処理が不要となる。
させることができるバイポーラトランジスタの製造方法
を提供する。 【解決手段】 第2のN型シリコン層8成長後に熱処理
を行い、多結晶シリコン層3のひさしから成長したN型
多結晶シリコン層9にボロンを十分に拡散させ、高濃度
にドープするようにしたので、シリコンゲルマニウムベ
ース層10の成長後の熱処理が不要となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイポーラトラン
ジスタの製造方法に係り、特に、ベース層の形成にエピ
タキシャル成長技術を用いる、自己整合型バイポーラト
ランジスタの製造方法に関するものである。
ジスタの製造方法に係り、特に、ベース層の形成にエピ
タキシャル成長技術を用いる、自己整合型バイポーラト
ランジスタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バイポーラトランジスタのベース
層の薄膜化を図るために、ベース層の形成をエピタキシ
ャル成長法によって行う製造方法が提案されてきてい
る。かかるエピタキシャル成長法では、従来のイオン注
入法で発生するチャネリングの問題、イオン注入ダメー
ジに伴う増速拡散の問題等が解決され、極薄いベース層
が実現できる。また、このエピタキシャル成長法では、
ベース層の厚み及び不純物濃度を全く独立に制御でき、
ベース層をSiGe合金とすることにより、ヘテロ接合
バイポーラトランジスタが実現できるという利点も有し
ている。
層の薄膜化を図るために、ベース層の形成をエピタキシ
ャル成長法によって行う製造方法が提案されてきてい
る。かかるエピタキシャル成長法では、従来のイオン注
入法で発生するチャネリングの問題、イオン注入ダメー
ジに伴う増速拡散の問題等が解決され、極薄いベース層
が実現できる。また、このエピタキシャル成長法では、
ベース層の厚み及び不純物濃度を全く独立に制御でき、
ベース層をSiGe合金とすることにより、ヘテロ接合
バイポーラトランジスタが実現できるという利点も有し
ている。
【0003】このような自己整合型バイポーラトランジ
スタ構造のベース層の形成を、選択的なエピタキシャル
成長法により行う製造方法の一例として、エミッタをシ
リコン、ベースをシリコンゲルマニウムで構成し、ベー
ス内の不純物濃度をエミッタ内のそれよりも高くした構
造とするものが、例えば、本願発明者等によって既に特
願平7−142153号として提案されている。
スタ構造のベース層の形成を、選択的なエピタキシャル
成長法により行う製造方法の一例として、エミッタをシ
リコン、ベースをシリコンゲルマニウムで構成し、ベー
ス内の不純物濃度をエミッタ内のそれよりも高くした構
造とするものが、例えば、本願発明者等によって既に特
願平7−142153号として提案されている。
【0004】以下、その製造方法を図4及び図5を参照
しながら説明する。図4は従来のバイポーラトランジス
タの製造工程断面図(その1)、図5はそのバイポーラ
トランジスタの製造工程断面図(その2)である。 (1)まず、P型のシリコン基板に、N+ 型埋め込み拡
散層を形成後(図示なし)、その上に、図4(a)に示
すように、コレクタ層となる第1のN型シリコン層31
を成長する。その第1のN型シリコン層31上に第1の
シリコン酸化膜32、多結晶シリコン層33、第2のシ
リコン酸化膜34を順次形成する。次に、多結晶シリコ
ン層33内にボロンをイオン注入しアニールを行った
後、シリコン窒化膜35を形成する。
しながら説明する。図4は従来のバイポーラトランジス
タの製造工程断面図(その1)、図5はそのバイポーラ
トランジスタの製造工程断面図(その2)である。 (1)まず、P型のシリコン基板に、N+ 型埋め込み拡
散層を形成後(図示なし)、その上に、図4(a)に示
すように、コレクタ層となる第1のN型シリコン層31
を成長する。その第1のN型シリコン層31上に第1の
シリコン酸化膜32、多結晶シリコン層33、第2のシ
リコン酸化膜34を順次形成する。次に、多結晶シリコ
ン層33内にボロンをイオン注入しアニールを行った
後、シリコン窒化膜35を形成する。
【0005】(2)次に、図4(b)に示すように、シ
リコン窒化膜35、第2のシリコン酸化膜34、多結晶
シリコン層33を公知のリソグラフィ技術および異方性
ドライエッチング技術によりパターニングして、エミッ
タ開口部36を形成する。 (3)次に、図4(c)に示すように、エミッタ開口部
36側壁に窒化シリコンからなるサイドウォール37を
形成した後、等方性のウェットエッチングにより、開口
内部の第1のシリコン酸化膜32を除去するとともに、
開口端から後退させる。
リコン窒化膜35、第2のシリコン酸化膜34、多結晶
シリコン層33を公知のリソグラフィ技術および異方性
ドライエッチング技術によりパターニングして、エミッ
タ開口部36を形成する。 (3)次に、図4(c)に示すように、エミッタ開口部
36側壁に窒化シリコンからなるサイドウォール37を
形成した後、等方性のウェットエッチングにより、開口
内部の第1のシリコン酸化膜32を除去するとともに、
開口端から後退させる。
【0006】(4)次に、図5(a)に示すように、選
択CVD成長技術を用いて第1のN型シリコン層31上
に、第2のN型シリコン層38、その一部に高濃度のボ
ロンをドープしたシリコンゲルマニウムベース層39、
低濃度エミッタ層となる第3のN型シリコン層40を順
次エピタキシャル成長させる。この時、多結晶シリコン
層33のひさしから、エピタキシャル層と同様の厚みの
N型多結晶シリコン層41、多結晶シリコンゲルマニウ
ム層42が成長し、エピタキシャル層とこれら多結晶層
とが接続される。
択CVD成長技術を用いて第1のN型シリコン層31上
に、第2のN型シリコン層38、その一部に高濃度のボ
ロンをドープしたシリコンゲルマニウムベース層39、
低濃度エミッタ層となる第3のN型シリコン層40を順
次エピタキシャル成長させる。この時、多結晶シリコン
層33のひさしから、エピタキシャル層と同様の厚みの
N型多結晶シリコン層41、多結晶シリコンゲルマニウ
ム層42が成長し、エピタキシャル層とこれら多結晶層
とが接続される。
【0007】(5)次に、図5(b)に示すように、窒
化シリコンからなるサイドウォール37の側壁に、酸化
シリコンからなるサイドウォール43を形成した後、N
+ 多結晶シリコン層44を形成し、パターニングを行
う。次に、第3のシリコン酸化膜45を形成後、熱処理
を行う。この際、高濃度にドープされた多結晶シリコン
層33からのボロンの拡散により、N型多結晶シリコン
層41はP型化され、シリコンゲルマニウムベース層3
9と多結晶シリコン層33との電気的な導通がとられ
る。
化シリコンからなるサイドウォール37の側壁に、酸化
シリコンからなるサイドウォール43を形成した後、N
+ 多結晶シリコン層44を形成し、パターニングを行
う。次に、第3のシリコン酸化膜45を形成後、熱処理
を行う。この際、高濃度にドープされた多結晶シリコン
層33からのボロンの拡散により、N型多結晶シリコン
層41はP型化され、シリコンゲルマニウムベース層3
9と多結晶シリコン層33との電気的な導通がとられ
る。
【0008】その後、ベース、エミッタ、コレクタとの
コンタクトをとるための開口及びメタライゼーション等
を行うことにより、バイポーラトランジスタが得られる
(図示せず)。
コンタクトをとるための開口及びメタライゼーション等
を行うことにより、バイポーラトランジスタが得られる
(図示せず)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のバイポーラトランジスタの製造方法では、シリ
コンゲルマニウムベース層と多結晶シリコン層との導通
を低抵抗でとり、トランジスタのベース抵抗を下げるた
めには、多結晶シリコン層のひさしから成長したN型多
結晶シリコン層にボロンを十分に拡散させ、高濃度にド
ープする必要があるため、800℃で30分程度の熱処
理が必要であった。
た従来のバイポーラトランジスタの製造方法では、シリ
コンゲルマニウムベース層と多結晶シリコン層との導通
を低抵抗でとり、トランジスタのベース抵抗を下げるた
めには、多結晶シリコン層のひさしから成長したN型多
結晶シリコン層にボロンを十分に拡散させ、高濃度にド
ープする必要があるため、800℃で30分程度の熱処
理が必要であった。
【0010】このような熱処理を行うと、シリコンゲル
マニウムベース層内のボロンの拡散も同時に起こり、最
終のベース幅が増加してしまい、トランジスタの遮断周
波数を低下させるという問題があり、従来技術では、ベ
ース抵抗の低減と高い遮断周波数とを両立させるのに難
があった。本発明は、上記問題点を除去し、ベース抵抗
の低減と高い遮断周波数とを両立させることができるバ
イポーラトランジスタの製造方法を提供することを目的
とする。
マニウムベース層内のボロンの拡散も同時に起こり、最
終のベース幅が増加してしまい、トランジスタの遮断周
波数を低下させるという問題があり、従来技術では、ベ
ース抵抗の低減と高い遮断周波数とを両立させるのに難
があった。本発明は、上記問題点を除去し、ベース抵抗
の低減と高い遮断周波数とを両立させることができるバ
イポーラトランジスタの製造方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)バイポーラトランジスタの製造方法において、第
1の第1導電型のシリコン層上に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜上に第1の多結晶シリコン
層を形成する工程と、前記第1の多結晶シリコン層に第
2導電型の不純物をドープする工程と、前記第1の多結
晶シリコン層上に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記
第2の絶縁膜と前記第1の多結晶シリコン層の所定の一
部を除去し開口部を形成する工程と、前記開口部の側壁
に第3の絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程
と、前記開口部および開口外周部の前記第1の絶縁膜を
除去し第1の多結晶シリコン層からなるひさし部分を形
成する工程と、前記開口部に露出した前記第1の第1導
電型のシリコン層上に、第2の第1導電型のシリコン層
を成長させるとともに、前記第1の多結晶シリコン層の
ひさし部分から第2の多結晶シリコン層を成長させる工
程と、熱処理により前記第1の多結晶シリコン層から第
2の多結晶シリコン層へ第2導電型の不純物を拡散させ
る工程と、第2導電型の不純物を少なくともその一部に
含むベース層、シリコン層を順次成長する工程とを施す
ようにしたものである。
成するために、 (1)バイポーラトランジスタの製造方法において、第
1の第1導電型のシリコン層上に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜上に第1の多結晶シリコン
層を形成する工程と、前記第1の多結晶シリコン層に第
2導電型の不純物をドープする工程と、前記第1の多結
晶シリコン層上に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記
第2の絶縁膜と前記第1の多結晶シリコン層の所定の一
部を除去し開口部を形成する工程と、前記開口部の側壁
に第3の絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程
と、前記開口部および開口外周部の前記第1の絶縁膜を
除去し第1の多結晶シリコン層からなるひさし部分を形
成する工程と、前記開口部に露出した前記第1の第1導
電型のシリコン層上に、第2の第1導電型のシリコン層
を成長させるとともに、前記第1の多結晶シリコン層の
ひさし部分から第2の多結晶シリコン層を成長させる工
程と、熱処理により前記第1の多結晶シリコン層から第
2の多結晶シリコン層へ第2導電型の不純物を拡散させ
る工程と、第2導電型の不純物を少なくともその一部に
含むベース層、シリコン層を順次成長する工程とを施す
ようにしたものである。
【0012】このように、第2のN型シリコン層成長後
に熱処理を行い、多結晶シリコン層のひさしから成長し
たN型多結晶シリコン層にボロンを十分に拡散させ、高
濃度にドープするようにしたので、シリコンゲルマニウ
ムベース層成長後の熱処理が不要となる。従って、シリ
コンゲルマニウムベース内のボロンの拡散が抑えられ、
ベース抵抗の低減と高い遮断周波数とが両立できる。
に熱処理を行い、多結晶シリコン層のひさしから成長し
たN型多結晶シリコン層にボロンを十分に拡散させ、高
濃度にドープするようにしたので、シリコンゲルマニウ
ムベース層成長後の熱処理が不要となる。従って、シリ
コンゲルマニウムベース内のボロンの拡散が抑えられ、
ベース抵抗の低減と高い遮断周波数とが両立できる。
【0013】(2)バイポーラトランジスタの製造方法
において、第1の第1導電型のシリコン層上に第1の絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第1の多
結晶シリコン層を形成する工程と、前記第1の多結晶シ
リコン層に第2導電型の不純物をドープする工程と、前
記第1の多結晶シリコン層上に第2の絶縁膜を形成する
工程と、前記第2の絶縁膜と第1の多結晶シリコン層の
所定の一部を除去し開口部を形成する工程と、前記開口
部の側壁に第3の絶縁膜からなるサイドウォールを形成
する工程と、前記開口部および開口外周部の前記第1の
絶縁膜を除去し第1の多結晶シリコン層からなるひさし
部分を形成する工程と、前記開口部に露出した第1の第
1導電型のシリコン層上に、第2の第1導電型のシリコ
ン層を成長させるとともに、前記第1の多結晶シリコン
層のひさし部分から第2の多結晶シリコン層を成長さ
せ、前記第2の第1導電型のシリコン層と第2の多結晶
シリコン層とを接続させる工程と、熱処理により、前記
第1の多結晶シリコン層から第2の多結晶シリコン層お
よび第2の第1導電型のシリコン層へ第2導電型の不純
物を拡散させる工程と、第2導電型の不純物を少なくと
もその一部に含むベース層、シリコン層を順次成長する
工程とを施すようにしたものである。
において、第1の第1導電型のシリコン層上に第1の絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第1の多
結晶シリコン層を形成する工程と、前記第1の多結晶シ
リコン層に第2導電型の不純物をドープする工程と、前
記第1の多結晶シリコン層上に第2の絶縁膜を形成する
工程と、前記第2の絶縁膜と第1の多結晶シリコン層の
所定の一部を除去し開口部を形成する工程と、前記開口
部の側壁に第3の絶縁膜からなるサイドウォールを形成
する工程と、前記開口部および開口外周部の前記第1の
絶縁膜を除去し第1の多結晶シリコン層からなるひさし
部分を形成する工程と、前記開口部に露出した第1の第
1導電型のシリコン層上に、第2の第1導電型のシリコ
ン層を成長させるとともに、前記第1の多結晶シリコン
層のひさし部分から第2の多結晶シリコン層を成長さ
せ、前記第2の第1導電型のシリコン層と第2の多結晶
シリコン層とを接続させる工程と、熱処理により、前記
第1の多結晶シリコン層から第2の多結晶シリコン層お
よび第2の第1導電型のシリコン層へ第2導電型の不純
物を拡散させる工程と、第2導電型の不純物を少なくと
もその一部に含むベース層、シリコン層を順次成長する
工程とを施すようにしたものである。
【0014】このように、第2のN型シリコン層成長時
に、第2のN型シリコン層とN型多結晶シリコン層を接
続するようにしたので、熱処理により高濃度にドープさ
れた多結晶シリコン層からN型多結晶シリコン層だけで
はなく、第2のN型シリコン層へもボロンは拡散し、第
2のN型シリコン層の周辺部分にP型拡散領域が形成さ
れる。
に、第2のN型シリコン層とN型多結晶シリコン層を接
続するようにしたので、熱処理により高濃度にドープさ
れた多結晶シリコン層からN型多結晶シリコン層だけで
はなく、第2のN型シリコン層へもボロンは拡散し、第
2のN型シリコン層の周辺部分にP型拡散領域が形成さ
れる。
【0015】従って、シリコンゲルマニウムベース層と
多結晶シリコン層との電気的な導通がより低抵抗で得ら
れ、トランジスタの高速動作を実現する上で重要な、ベ
ース抵抗の更なる低減が可能となる。
多結晶シリコン層との電気的な導通がより低抵抗で得ら
れ、トランジスタの高速動作を実現する上で重要な、ベ
ース抵抗の更なる低減が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の第
1実施例を示すバイポーラトランジスタの製造工程断面
図(その1)、図2はそのバイポーラトランジスタの製
造工程断面図(その2)である。ここでは、主要部分の
みを示した工程断面図に従い、本発明の第1実施例のバ
イポーラトランジスタの製造方法について説明する。
て図を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の第
1実施例を示すバイポーラトランジスタの製造工程断面
図(その1)、図2はそのバイポーラトランジスタの製
造工程断面図(その2)である。ここでは、主要部分の
みを示した工程断面図に従い、本発明の第1実施例のバ
イポーラトランジスタの製造方法について説明する。
【0017】(1)まず、P型のシリコン基板に、N+
型埋め込み拡散層を形成後(図示なし)、その上に、図
1(a)に示すように、コレクタ層となる第1のN型シ
リコン層1を形成する。次に、その第1のN型シリコン
層1上に150nmの厚みの第1のシリコン酸化膜2、
多結晶シリコン層(第1の多結晶シリコン層)3、第2
のシリコン酸化膜4を順次形成する。次に、多結晶シリ
コン層3内にボロンをイオン注入しアニールを行い、5
×1020cm-3程度のボロンをドープした後、シリコン
窒化膜5を形成する。
型埋め込み拡散層を形成後(図示なし)、その上に、図
1(a)に示すように、コレクタ層となる第1のN型シ
リコン層1を形成する。次に、その第1のN型シリコン
層1上に150nmの厚みの第1のシリコン酸化膜2、
多結晶シリコン層(第1の多結晶シリコン層)3、第2
のシリコン酸化膜4を順次形成する。次に、多結晶シリ
コン層3内にボロンをイオン注入しアニールを行い、5
×1020cm-3程度のボロンをドープした後、シリコン
窒化膜5を形成する。
【0018】(2)次に、図1(b)に示すように、シ
リコン窒化膜5、第2のシリコン酸化膜4、多結晶シリ
コン層3を公知のリソグラフィ技術及び異方性ドライエ
ッチング技術によりパターニングして、エミッタ開口部
6を形成する。 (3)次に、図1(c)に示すように、エミッタ開口部
6側壁に窒化シリコンからなるサイドウォール7を形成
後、弗酸溶液を用いた等方性のウェットエッチングによ
り、開口内部の第1のシリコン酸化膜2を除去するとと
もに、開口端から200nm程度後退させる。次に、選
択CVD成長技術を用いて第1のN型シリコン層1上
に、厚み約50nmの第2のN型シリコン層8をエピタ
キシャル成長させる。この成長中に、多結晶シリコン層
3のひさしから、エピタキシャル層と同様の厚みのN型
多結晶シリコン層(第2の多結晶シリコン層)9が成長
する。次に、窒素雰囲気中で、800℃で30分程度の
熱処理を行い、高濃度にドープされた多結晶シリコン層
3からのボロンの拡散により、N型多結晶シリコン層9
をP型化する。
リコン窒化膜5、第2のシリコン酸化膜4、多結晶シリ
コン層3を公知のリソグラフィ技術及び異方性ドライエ
ッチング技術によりパターニングして、エミッタ開口部
6を形成する。 (3)次に、図1(c)に示すように、エミッタ開口部
6側壁に窒化シリコンからなるサイドウォール7を形成
後、弗酸溶液を用いた等方性のウェットエッチングによ
り、開口内部の第1のシリコン酸化膜2を除去するとと
もに、開口端から200nm程度後退させる。次に、選
択CVD成長技術を用いて第1のN型シリコン層1上
に、厚み約50nmの第2のN型シリコン層8をエピタ
キシャル成長させる。この成長中に、多結晶シリコン層
3のひさしから、エピタキシャル層と同様の厚みのN型
多結晶シリコン層(第2の多結晶シリコン層)9が成長
する。次に、窒素雰囲気中で、800℃で30分程度の
熱処理を行い、高濃度にドープされた多結晶シリコン層
3からのボロンの拡散により、N型多結晶シリコン層9
をP型化する。
【0019】(4)次に、図2(a)に示すように、選
択CVD成長技術を用いて第2のN型シリコン層8上
に、その一部に高濃度のボロンをドープした厚み50n
mのシリコンゲルマニウムベース層10をエピタキシャ
ル成長させる。この時、N型多結晶シリコン層9の底部
から、シリコンゲルマニウムベース層10と同様の厚み
の多結晶シリコンゲルマニウム層11が成長し、シリコ
ンゲルマニウムベース層10と多結晶シリコンゲルマニ
ウム層11とは接続する。続いて、シリコンゲルマニウ
ムベース層10上に、厚み50nmの低濃度エミッタ層
となる第3のN型シリコン層12をエピタキシャル成長
させる。
択CVD成長技術を用いて第2のN型シリコン層8上
に、その一部に高濃度のボロンをドープした厚み50n
mのシリコンゲルマニウムベース層10をエピタキシャ
ル成長させる。この時、N型多結晶シリコン層9の底部
から、シリコンゲルマニウムベース層10と同様の厚み
の多結晶シリコンゲルマニウム層11が成長し、シリコ
ンゲルマニウムベース層10と多結晶シリコンゲルマニ
ウム層11とは接続する。続いて、シリコンゲルマニウ
ムベース層10上に、厚み50nmの低濃度エミッタ層
となる第3のN型シリコン層12をエピタキシャル成長
させる。
【0020】(5)次に、図2(b)に示すように、窒
化シリコンからなるサイドウォール7の側壁に、酸化シ
リコンからなるサイドウォール13を形成した後、N+
多結晶シリコンエミッタ層14を形成し、パターニング
を行う。次に、第3のシリコン酸化膜15を形成する。
その後、ベース、エミッタ、コレクタとのコンタクトを
とるための開口及びメタライゼーション等を行うことに
より、バイポーラトランジスタが得られる(図示な
し)。
化シリコンからなるサイドウォール7の側壁に、酸化シ
リコンからなるサイドウォール13を形成した後、N+
多結晶シリコンエミッタ層14を形成し、パターニング
を行う。次に、第3のシリコン酸化膜15を形成する。
その後、ベース、エミッタ、コレクタとのコンタクトを
とるための開口及びメタライゼーション等を行うことに
より、バイポーラトランジスタが得られる(図示な
し)。
【0021】このように、第1実施例によれば、第2の
N型シリコン層成長後に熱処理を行い、多結晶シリコン
層のひさしから成長したN型多結晶シリコン層にボロン
を十分に拡散させ、高濃度にドープするようにしたの
で、シリコンゲルマニウムベース層成長後の熱処理が不
要となる。従って、シリコンゲルマニウムベース内のボ
ロンの拡散が抑えられ、ベース抵抗の低減と高い遮断周
波数とが両立できる。
N型シリコン層成長後に熱処理を行い、多結晶シリコン
層のひさしから成長したN型多結晶シリコン層にボロン
を十分に拡散させ、高濃度にドープするようにしたの
で、シリコンゲルマニウムベース層成長後の熱処理が不
要となる。従って、シリコンゲルマニウムベース内のボ
ロンの拡散が抑えられ、ベース抵抗の低減と高い遮断周
波数とが両立できる。
【0022】次に、本発明の第2実施例のバイポーラト
ランジスタの製造方法について説明する。図3は本発明
の第2実施例を示すバイポーラトランジスタの要部断面
図である。なお、第1実施例と同じ部分については同じ
符号を付してそれらの説明は省略する。
ランジスタの製造方法について説明する。図3は本発明
の第2実施例を示すバイポーラトランジスタの要部断面
図である。なお、第1実施例と同じ部分については同じ
符号を付してそれらの説明は省略する。
【0023】この実施例では、図3に示すように、第1
実施例と同様の工程を経た後、選択CVD成長技術を用
いて、コレクタ層となる第1のN型シリコン層1上に、
厚み80nmの第2のN型シリコン層21をエピタキシ
ャル成長させる。この成長中に、多結晶シリコン層3の
ひさしから、エピタキシャル層と同様の厚みのN型多結
晶シリコン層22が成長し、第2のN型シリコン層21
とN型多結晶シリコン層22とが接続される。
実施例と同様の工程を経た後、選択CVD成長技術を用
いて、コレクタ層となる第1のN型シリコン層1上に、
厚み80nmの第2のN型シリコン層21をエピタキシ
ャル成長させる。この成長中に、多結晶シリコン層3の
ひさしから、エピタキシャル層と同様の厚みのN型多結
晶シリコン層22が成長し、第2のN型シリコン層21
とN型多結晶シリコン層22とが接続される。
【0024】続いて、窒素雰囲気中で、900℃で30
分程度の熱処理を行い、高濃度にドープされた多結晶シ
リコン層3からのボロンの拡散により、N型多結晶シリ
コン層22をP型化するとともに、第2のN型シリコン
層21の周辺部分にP型拡散領域23を形成する。続い
て、第2のN型シリコン層21上に、その一部に高濃度
のボロンをドープしたシリコンゲルマニウムベース層2
4、低濃度エミッタ層となる第3のN型シリコン層25
を順次エピタキシャル成長させる。
分程度の熱処理を行い、高濃度にドープされた多結晶シ
リコン層3からのボロンの拡散により、N型多結晶シリ
コン層22をP型化するとともに、第2のN型シリコン
層21の周辺部分にP型拡散領域23を形成する。続い
て、第2のN型シリコン層21上に、その一部に高濃度
のボロンをドープしたシリコンゲルマニウムベース層2
4、低濃度エミッタ層となる第3のN型シリコン層25
を順次エピタキシャル成長させる。
【0025】以下、第1実施例と同様の工程を経ること
により、バイポーラトランジスタが得られる。このよう
に、第2実施例では、第2のN型シリコン層成長時に、
第2のN型シリコン層とN型多結晶シリコン層を接続す
るようにしたので、熱処理により高濃度にドープされた
多結晶シリコン層からN型多結晶シリコン層だけではな
く、第2のN型シリコン層へもボロンは拡散し、第2の
N型シリコン層の周辺部分にP型拡散領域が形成され
る。
により、バイポーラトランジスタが得られる。このよう
に、第2実施例では、第2のN型シリコン層成長時に、
第2のN型シリコン層とN型多結晶シリコン層を接続す
るようにしたので、熱処理により高濃度にドープされた
多結晶シリコン層からN型多結晶シリコン層だけではな
く、第2のN型シリコン層へもボロンは拡散し、第2の
N型シリコン層の周辺部分にP型拡散領域が形成され
る。
【0026】従って、シリコンゲルマニウムベース層と
多結晶シリコン層との電気的な導通がより低抵抗で得ら
れ、トランジスタの高速動作を実現する上で重要な、ベ
ース抵抗の更なる低減が可能となる。なお、本発明は、
以下のような利用形態を有する。上記した第1実施例、
第2実施例では、シリコンゲルマニウムベース層上に、
N型シリコン層をエピタキシャル成長させ、これを低濃
度エミッタ層とする例を説明したが、N型シリコン層を
P型シリコン層とし、N+ 多結晶シリコンエミッタ層か
らのN型不純物の拡散によりエミッタ領域を形成する場
合でも、本発明は適用でき、N+ 多結晶シリコンエミッ
タ層からのN型不純物の拡散のための熱処理を抑えなが
ら、ベース抵抗を低減するという効果が得られる。
多結晶シリコン層との電気的な導通がより低抵抗で得ら
れ、トランジスタの高速動作を実現する上で重要な、ベ
ース抵抗の更なる低減が可能となる。なお、本発明は、
以下のような利用形態を有する。上記した第1実施例、
第2実施例では、シリコンゲルマニウムベース層上に、
N型シリコン層をエピタキシャル成長させ、これを低濃
度エミッタ層とする例を説明したが、N型シリコン層を
P型シリコン層とし、N+ 多結晶シリコンエミッタ層か
らのN型不純物の拡散によりエミッタ領域を形成する場
合でも、本発明は適用でき、N+ 多結晶シリコンエミッ
タ層からのN型不純物の拡散のための熱処理を抑えなが
ら、ベース抵抗を低減するという効果が得られる。
【0027】なお、第1実施例、第2実施例では、ヘテ
ロ接合型のNPNバイポーラトランジスタに適用した例
を説明したが、ベース層をシリコン層に変更することに
より、ホモ型のトランジスタにも、また、不純物の種類
を変更することにより、PNPトランジスタにも適用す
ることができる。また、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもので
はない。
ロ接合型のNPNバイポーラトランジスタに適用した例
を説明したが、ベース層をシリコン層に変更することに
より、ホモ型のトランジスタにも、また、不純物の種類
を変更することにより、PNPトランジスタにも適用す
ることができる。また、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもので
はない。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、第2のN型シリコ
ン層成長後に熱処理を行い、多結晶シリコン層のひさし
から成長したN型多結晶シリコン層にボロンを十分に拡
散させ、高濃度にドープするようにしたので、シリコン
ゲルマニウムベース層成長後の熱処理が不要となる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、第2のN型シリコ
ン層成長後に熱処理を行い、多結晶シリコン層のひさし
から成長したN型多結晶シリコン層にボロンを十分に拡
散させ、高濃度にドープするようにしたので、シリコン
ゲルマニウムベース層成長後の熱処理が不要となる。
【0029】従って、シリコンゲルマニウムベース内の
ボロンの拡散が抑えられ、ベース抵抗の低減と高い遮断
周波数とが両立できる。 (2)請求項2記載の発明によれば、第2のN型シリコ
ン層成長時に、第2のN型シリコン層とN型多結晶シリ
コン層を接続するようにしたので、熱処理により高濃度
にドープされた多結晶シリコン層からN型多結晶シリコ
ン層だけではなく、第2のN型シリコン層へもボロンは
拡散し、第2のN型シリコン層の周辺部分にP型拡散領
域が形成される。従って、シリコンゲルマニウムベース
層と多結晶シリコン層との電気的な導通がより低抵抗で
得られ、トランジスタの高速動作を実現する上で重要
な、ベース抵抗の更なる低減が可能となる。
ボロンの拡散が抑えられ、ベース抵抗の低減と高い遮断
周波数とが両立できる。 (2)請求項2記載の発明によれば、第2のN型シリコ
ン層成長時に、第2のN型シリコン層とN型多結晶シリ
コン層を接続するようにしたので、熱処理により高濃度
にドープされた多結晶シリコン層からN型多結晶シリコ
ン層だけではなく、第2のN型シリコン層へもボロンは
拡散し、第2のN型シリコン層の周辺部分にP型拡散領
域が形成される。従って、シリコンゲルマニウムベース
層と多結晶シリコン層との電気的な導通がより低抵抗で
得られ、トランジスタの高速動作を実現する上で重要
な、ベース抵抗の更なる低減が可能となる。
【図1】本発明の第1実施例を示すバイポーラトランジ
スタの製造工程断面図(その1)である。
スタの製造工程断面図(その1)である。
【図2】本発明の第1実施例を示すバイポーラトランジ
スタの製造工程断面図(その2)である。
スタの製造工程断面図(その2)である。
【図3】本発明の第2実施例を示すバイポーラトランジ
スタの断面図である。
スタの断面図である。
【図4】従来のバイポーラトランジスタの製造工程断面
図(その1)である。
図(その1)である。
【図5】従来のバイポーラトランジスタの製造工程断面
図(その2)である。
図(その2)である。
1 第1のN型シリコン層(コレクタ層) 2 第1のシリコン酸化膜 3 多結晶シリコン層 4 第2のシリコン酸化膜 5 シリコン窒化膜 6 エミッタ開口部 7,13 サイドウォール 8,21 第2のN型シリコン層 9,22 N型多結晶シリコン層 10,24 シリコンゲルマニウムベース層 11 多結晶シリコンゲルマニウム層 12,25 第3のN型シリコン層 14 N+ 多結晶シリコンエミッタ層 15 第3のシリコン酸化膜 23 P型拡散領域
Claims (2)
- 【請求項1】(a)第1の第1導電型のシリコン層上に
第1の絶縁膜を形成する工程と、(b)前記第1の絶縁
膜上に第1の多結晶シリコン層を形成する工程と、
(c)前記第1の多結晶シリコン層に第2導電型の不純
物をドープする工程と、(d)前記第1の多結晶シリコ
ン層上に第2の絶縁膜を形成する工程と、(e)前記第
2の絶縁膜と前記第1の多結晶シリコン層の所定の一部
を除去し開口部を形成する工程と、(f)前記開口部の
側壁に第3の絶縁膜からなるサイドウォールを形成する
工程と、(g)前記開口部および開口外周部の前記第1
の絶縁膜を除去し第1の多結晶シリコン層からなるひさ
し部分を形成する工程と、(h)前記開口部に露出した
前記第1の第1導電型のシリコン層上に、第2の第1導
電型のシリコン層を成長させるとともに、前記第1の多
結晶シリコン層のひさし部分から第2の多結晶シリコン
層を成長させる工程と、(i)熱処理により前記第1の
多結晶シリコン層から第2の多結晶シリコン層へ第2導
電型の不純物を拡散させる工程と、(j)第2導電型の
不純物を少なくともその一部に含むベース層、シリコン
層を順次成長する工程とを施すことを特徴とするバイポ
ーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項2】(a)第1の第1導電型のシリコン層上に
第1の絶縁膜を形成する工程と、(b)前記第1の絶縁
膜上に第1の多結晶シリコン層を形成する工程と、
(c)前記第1の多結晶シリコン層に第2導電型の不純
物をドープする工程と、(d)前記第1の多結晶シリコ
ン層上に第2の絶縁膜を形成する工程と、(e)前記第
2の絶縁膜と第1の多結晶シリコン層の所定の一部を除
去し開口部を形成する工程と、(f)前記開口部の側壁
に第3の絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程
と、(g)前記開口部および開口外周部の前記第1の絶
縁膜を除去し第1の多結晶シリコン層からなるひさし部
分を形成する工程と、(h)前記開口部に露出した第1
の第1導電型のシリコン層上に、第2の第1導電型のシ
リコン層を成長させるとともに、前記第1の多結晶シリ
コン層のひさし部分から第2の多結晶シリコン層を成長
させ、前記第2の第1導電型のシリコン層と第2の多結
晶シリコン層とを接続させる工程と、(i)熱処理によ
り、前記第1の多結晶シリコン層から第2の多結晶シリ
コン層および第2の第1導電型のシリコン層へ第2導電
型の不純物を拡散させる工程と、(j)第2導電型の不
純物を少なくともその一部に含むベース層、シリコン層
を順次成長する工程とを施すことを特徴とするバイポー
ラトランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24517996A JPH1092832A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24517996A JPH1092832A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1092832A true JPH1092832A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17129796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24517996A Withdrawn JPH1092832A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1092832A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6709941B2 (en) | 2002-03-28 | 2004-03-23 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device employing solid phase diffusion |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP24517996A patent/JPH1092832A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6709941B2 (en) | 2002-03-28 | 2004-03-23 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device employing solid phase diffusion |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |