JPH1092276A - 真空バルブ及びその製造方法 - Google Patents

真空バルブ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1092276A
JPH1092276A JP24596496A JP24596496A JPH1092276A JP H1092276 A JPH1092276 A JP H1092276A JP 24596496 A JP24596496 A JP 24596496A JP 24596496 A JP24596496 A JP 24596496A JP H1092276 A JPH1092276 A JP H1092276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brazing material
metal
vacuum valve
insulating container
outer tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24596496A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Okutomi
功 奥富
Takashi Kusano
貴史 草野
Keisei Seki
経世 関
Atsushi Yamamoto
敦史 山本
Masako Nakabashi
昌子 中橋
Miho Maruyama
美保 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIBAFU ENG KK
Toshiba Corp
Original Assignee
SHIBAFU ENG KK
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIBAFU ENG KK, Toshiba Corp filed Critical SHIBAFU ENG KK
Priority to JP24596496A priority Critical patent/JPH1092276A/ja
Publication of JPH1092276A publication Critical patent/JPH1092276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミックス製絶縁容器外管と封着金具とを
封着するためのロウ材を改善し、気密性と接合強さを向
上させる。 【解決手段】 セラミックス製絶縁容器外管の端部と封
着金具の間に介挿載置されるロウ材は、Ag及びCuの
うちの少なくとも1つを含む第1の金属とし、Ti、C
r、V、Zr及びHfの少なくとも1つより成る第2の
金属とを有し、第2の金属が0.05〜5重量%含有される
ものとし、これにてセラミックス製絶縁容器外管の端部
と封着金具を気密封着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空バルブ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックスは、優れた耐熱性、絶縁
性、気密性を有する為、その特性を生かして、種々の電
気部品材料として用いられている。特に、真空バルブの
セラミックス(例えば、アルミナ、マグネシア、ジルコ
ニア等の酸化物系セラミックス)製外管の場合、内部を
真空に維持する為に、厳密に気密性を長期に亘り保ち得
るものでなければならない。
【0003】しかしながら、一般にセラミックス製絶縁
容器と金属とでは、熱膨張係数が大きく異なる為、その
両者の熱膨張係数差に起因して熱応力がしばしば発生す
る。これらの熱応力はセラミックスに亀裂を発生させや
すいという重大な問題がある。そこで、この様な熱応力
の発生を低減させる為に、なるべくセラミックスの熱膨
張係数に近い金属を用いた接合方法が検討されている。
この様な目的に使用される金属としては、鉄基合金、特
にインバー系合金、エリンバ系合金、または通称コバー
ル、42アロイなどと呼ばれるFe−Ni系、Fe−Ni
−Co系合金など鉄基低熱膨張係数合金が一般に使用さ
れる。
【0004】ところで、セラミックス製絶縁容器と封着
金具とを、銀ロウ材を介して接合するに際して、一般に
は、セラミックス部材の端面(表面)に通称モリブデン
・マンガン法(Mo−Mn法)と呼ばれるMo、W、M
n粉末を含むペーストをあらかじめ塗布し、加湿雰囲気
中で1400℃以上の高温度熱処理を施してセラミックス製
絶縁容器の表面をメタライズし、その後Niメッキを施
し、さらにロウ材を用いて接合を行うという高価な手法
が多く行われてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近活
性金属法と呼ばれるTiなどの活性な金属と銀ロウ(A
g−Cu)の様な金属銀ロウ材を組合わせて用いる方法
が注目されている。この方法は、Ti、Zrなど周期率
表のIVA、VA族など活性な金属がセラミックスとの
反応性が高い作用を利用して接合を行うもので、代表的
活性金属としてAg−Cu−Ti、Ag−Cu−Zr、
Cu−Ti系ロウ材などが挙げられる。
【0006】これらの活性金属ロウ材を金属とセラミッ
クスとの接合部に合金、積層体など種々の状態で載置
し、真空など不活性雰囲気中で加熱する事により、両者
の接合が良好に行える。これらロウ材の融点が、Ag−
Cu系で約 780℃、Cu−Ti系で約 870℃程度であっ
て、全般に低いことから、Mo−Mn法より低温で、し
かも少ない接合工程で接合できる上、高い接合強度が得
られることが、この方法の特徴である。
【0007】しかしながら、無作為に取出した無処理の
複数個のセラミックス製絶縁容器を用い、封着金具とし
て前述した鉄基低熱膨張係数合金(以下、鉄基合金と記
す。)を使用し、この封着金具に十分な除歪熱処理を与
えてから真空バルブの接合に使用したとしても、酸化ア
ルミセラミックス製絶縁容器と封着金具との界面近傍に
はある程度の残留応力が存在する。このため、特に気密
性や再点弧発生にばらつき現象や不規則発生が見られ
た。この実験から、ロウ材自体の状態が前記気密性や再
点弧発生にばらつき現象や不規則な発生に影響を及ぼし
ていることが観察された。
【0008】例えば、Cu−Ag−Ti合金よりなるロ
ウ材では、ロウ材製造時の条件によっては粗大したCu
Ti相が存在し、その為真空バルブとしての気密性、接
合強度にばらつきの発生が見られる。
【0009】本発明の目的は、封着金具とセラミックス
製絶縁容器との接合製造において、介挿載置するロウ材
を改良して気密性と接合強さを向上させ、長期に亘り安
定した遮断性能、再点弧特性を発揮できる真空バルブ及
びその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、セラミックス製絶縁容器外管の端部がロウ
材を介して封着金具で気密に封着されて成る真空容器内
に接離可能な一対の電極が配置される真空バルブにおい
て、セラミックス製絶縁容器外管の端部と封着金具の間
に介挿載置されるロウ材は、Ag及びCuのうちの少な
くとも1つを含む第1の金属と、Ti、Cr、V、Zr
及びHfの少なくとも1つよりなる第2の金属とを有
し、第2の金属が0.05〜5重量%含有されることを要旨
とする。
【0011】また、セラミックス製絶縁容器外管の端部
と封着金具との間にロウ材を介挿載置する工程と、これ
ら全体を10-1Pa以下の真空中で排気しながら加熱し、加
熱保持して冷却する工程とを有する真空バルブの製造方
法において、セラミックス製絶縁容器外管の端部と封着
金具との間に介挿載置されるロウ材が、Ag及びCuの
うちの少なくとも1つを含む第1の金属と、Ti、C
r、V、Zr及びHfの少なくとも1つより成る第2の
金属とを有し、第2の金属が0.05〜5重量%含有される
ものであって、非酸化性雰囲気中で該ロウ材を溶融した
後、該ロウ材を凝固させる冷却速度を50〜106 K/秒に
したことを要旨とする。
【0012】真空バルブは、例えば酸化物系セラミック
スで成る絶縁容器の端部を封着金具で気密封着して形成
される真空容器の内部に、固定通電軸と可動通電軸にそ
れぞれ取付けられる固定電極と可動電極が配設され、そ
れぞれの電極の対向表面に接点が固着されたものであ
る。また、真空容器内で発生し得るガス等が容器内部に
付着するのを防ぐため、電極周辺等にはアークシールド
が取付けられている。
【0013】このような真空バルブにおいて、電流遮断
後に真空バルブ内で閃絡が発生して接点間が再び導通状
態になる(その後、放電は継続しない)現象を再点弧と
呼ぶ。その発生メカニズムは未解明であるが、電気回路
が一度電流遮断状態となった後、導通状態に急激に変化
する為、異常過電圧が発生しやすい。特に、コンデンサ
バンクの遮断時に再点弧を発生させる実験によれば、極
めて大きな過電圧の発生や過大な高周波電流が流れる
為、再点弧の発生抑制が求められている。
【0014】上記した様に、再点弧現象の発生メカニズ
ムは未だ知られていないが、本発明者らの実験観察によ
れば、再点弧は真空バルブ内の接点/接点間、接点/ア
ークシールド間でかなり高い頻度で発生している。その
為、本発明者らは、例えば接点がアークを受けた時に放
出される突発性ガスの抑制、接点表面形態の最適化な
ど、再点弧の発生抑制に極めて有効な技術を明らかに
し、再点弧発生数を大幅に低減化した。しかし、近年の
真空バルブに対する高耐電圧化要求、大電流遮断化要
求、小形化要求には上記接点の改良のみではすでに限界
と考えられ、これら以外においても改良最適化が必要と
なってきた。
【0015】すなわち、本発明者らは、セラミックス製
絶縁容器外管、接点、アークシールド、金属蓋体、通電
軸、封着金具、ベローズなど各構成部材を適宜真空バル
ブ内へ装着したり取外ししたりしながら模擬再点弧発生
実験を行ったところ、直接アークを受ける接点や、アー
クシールドを除くと、使用るロウ材の状態が真空バルブ
としての接合気密性、接合強度に重要であることを発見
した。さらに、複数のロウ材を比較しながら真空バルブ
を作り再点弧発生状況を観察したところ、接点及び接点
材料を最適化した上で使用するロウ材の最適化を加える
事が有益であることも判明した。
【0016】ここでは、Ag−Cu−Tiロウ材を代表
例として示す。詳細に解析した結果、真空バルブとして
の接合強度、気密性の要因を検討したところ、セラミッ
クス外管の表面状態の他に、使用するロウ材の量、厚
さ、材質、特にロウ材の状態、すなわちロウ材の内部に
発生する亀裂の起点となったり、亀裂を進展させたり、
また接合界面に発生する応力などに関与する組織的均一
性が重要であることが判った。組織的均一性は、ロウ材
の内部に存在するAg−Cu−Tiロウの場合における
CuTi相の量、大きさ、偏析の程度が左右し、これら
はロウ材を製造する時の溶解条件、加工圧延条件、熱処
理条件などが関わっている(Ag−Cu−Ti以外のロ
ウ材でも、CuZr相、CuHf相、CuV相、CuC
r相、Ti、Zr、Hf、V、Crなどが影響を与えて
いる)。
【0017】CuTi相は、1AgCuTiインゴット
を圧延しロウ材を製造する過程での生成と、2この後の
真空バルブのロウ付け過程での生成とがある。2のロウ
付け過程ではロウ材が再溶解されるので、ロウ材を製造
する過程で生成したCuTi相は消滅する。その為、1
のロウ材を製造する過程で生成しているCuTi相は一
般に軽視されているが、本発明者らの観測によれば、1
のロウ材でのCuTi相の存在も重要である事を確認し
た。すなわち、1のロウ材でのCuTi相の存在は組成
の不均一さ、溶融温度の不揃いやばらつき及び加工性不
良などで良質の板状ロウ材が得られなかったり、板厚さ
の調整に手間を要す上、真空バルブ製造時の気密封着後
の接合性にも影響を与え、その結果真空バルブとしての
電気的特性に好ましくない影響を与えていることが判っ
た。
【0018】このように、1のロウ材の状態が不適当の
時には、接合面のロウ材の流れも阻害されている状況が
観察され、接合処理の後の接合強度にばらつきと強さ不
足の現象が見られ、更に真空バルブの気密封着性に対し
ても好ましくなく、再点弧発生頻度に対しても好ましく
ない影響を与えた。このように、真空バルブの製造にお
いては、2の真空バルブのロウ付け過程での条件制御の
みならず、上記した理由によって従来無視されていた1
の使用するロウ材の製造条件とそれに伴いロウ材の状態
の制御が重要であることが推察された。
【0019】1のロウ材の状態でCuTi相が著しく多
いロウ材を用いて、真空バルブの接合を行い再点弧現象
の発生状況を観察すると、再点弧現象は、電流遮断開閉
回数の初期から中期にかけてばらついて発生しているこ
とが判った。接合部界面の断面組織を観察した結果、C
uTi相もしくはその近傍を起点とする亀裂とCuTi
相を通過する亀裂がセラミックス外管の外部に向かって
発達している傾向にあった。この様な真空バルブでは、
電流遮断開閉後の真空度テストでは、著しい気密性の低
下が見られた。接合強度も著しく低下しかつ著しいばら
つきも見られている。
【0020】これに対して、1のロウ材の状態でのCu
Ti相が上記より少ないロウ材を用いて、真空バルブの
接合を行い再点弧現象の発生状況を観察すると、接合部
界面の断面組織観察した結果、やはりCuTi相を起点
とする亀裂の発生が見られ、一部にはセラミックス外管
の外部に発達しているのも見られた。電流遮断開閉後の
真空度テストでは、気密性の低下と接合強度が見られて
いるが、再点弧現象は、相対的に前者よりは少なくまた
電流遮断回数の経過の比較的後半に再点弧現象が発生し
ていることが判った。
【0021】以上から、再点弧現象の発生の時期は、電
流遮断回数の進展に対して見掛け上では関係なく見える
が、使用するロウ材の状態(CuTi相の量や存在形
態)がその発生時期、発生状況とある程度の関わりが見
られる事が判明した。このことが各真空バルブ毎に再点
弧現象の発生にばらつきが生じていた重要な原因と考え
られた。従って再点弧の各発生の時期の総てを抑制もし
くは軽減化するには、あらかじめ使用するロウ材の状態
を制御したものを使う事が真空バルブ特性の安定化に有
益であることが判った。
【0022】なお、ロウ材に関し、第2の金属であるT
i、Zr、Hf、V、Crは、少なくとも1種を合計0.
05〜5重量%含有することが好ましく、0.05重量%以下
では真空バルブとして十分な接合強度が得られず、5重
量%以上では粗大化したCuTi相などが生成され、真
空バルブしての十分な気密性を得られないからである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を詳細に
説明する。本発明の要旨は、あらかじめ所定状態に制御
した活性金属ロウ材を用いた真空バルブの封着金具とセ
ラミックス製絶縁容器の接合において、真空バルブの再
点弧現象発生の抑制軽減化の為に、真空バルブの組立て
工程の内の特に気密封着工程において使用するロウ材の
状態に適切な管理を与える事にあり、その効果を得るも
のである。従って、ロウ材の状態を制御する為の一連の
ロウ材の製造条件管理が重要なポイントとなる。
【0024】特性評価の条件を示す。 (1)遮断特性;直径70mmの25%CrCu接点を装着し
た遮断テスト用真空バルブの封着金具とセラミックス製
絶縁容器の接合を、各条件で製造したロウ材を使用して
気密封着するとともに、ベーキング、電圧エージング等
を与えた後、開閉装置に取り付け、24kV、50Hzの回
路に接続し1kAずつ電流を増加しながら遮断限界を真空
バルブ3本につき比較評価した。尚、実施例1の結果の
みは、真空バルブ3本の平均値であり、他の数値は実施
例1の値を 100とした時の比較値をバラツキ幅を持って
表1に示した。遮断テスト前後の実験バルブについてリ
ークテストを実施し気密封着性判断の一助とした。
【0025】(2)再点弧特性:直径30mm、厚さ5mmの
円板状50%CrCu接点片を真空バルブに装着した後、
各条件で製造したロウ材を使用して気密封着するととも
に、ベーキング、電圧エージング等を与え再点弧テスト
用真空バルブを製造した。その真空バルブにおいて、24
kV× 500Aの回路を2000回遮断した時の再点弧発生頻度
を2台の遮断器(真空バルブとして6本)のバラツキ値
を考慮して表1に示した。
【0026】(3)銀ろう付け性の評価;真空バルブの
組立て工程(銀ろう付け工程)後の真空バルブの一部に
ついて、銀ろうの付着の状況の目視的所見及び接合部界
面の金属顕微鏡によるミクロ的観察を行った。以下、評
価条件を示した表1、評価結果を示した表2を参照しな
がら、具体的に説明する。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】(実施例1〜5)端面の平均表面粗さ(Ra
ve.)を約 0.1μmに研磨した高さ10cmのセラミックス
製絶縁容器(主成分:AL23 )を用意した。このセ
ラミックス製絶縁容器に対して組立て前に1650℃の前加
熱処理を施した。封着金具として、板厚さ2mmの42%N
i−Fe合金を用意した。
【0030】ロウ材薄板は、本実施例においては以下の
様にして製造した。すなわち、Ag−28%Cu− 1.5%
Ti合金を目標に秤量した所定比率のAg、Cu、Ti
を真空度5×10-4Pa.で溶融状態とした後、該溶湯を所
定の周速で回転する1対の双ロール間隙に導き、そこを
通過させながら冷却固化してロウ材薄板とした。上記ロ
ウ材薄板を製造するにおいて、溶湯の溶融温度及び冷却
開始温度を 1050 ℃から 860℃までの間に選択したり、
ロール間隙の間、ロールの周速度を1〜 100メートル/
秒の間に調節しながら、溶湯から固体となるまでの間の
冷却速度を50〜10の6乗K/秒に調整(実施例1〜5)
し、また必要により使用するロールの厚さ、材質、ロー
ルの冷却有無などを行い、これらを適宜組合わせてロウ
材薄板の冷却速度を50〜10の6乗K/秒の範囲に調整し
た。
【0031】なお、本発明で使用する活性金属を含むロ
ウ材としては、この合金薄板状態に限る事なく合金粉状
態であっても実施が可能である。すなわち回転する片面
ロールに該溶湯を不活性ガスと共に吹付けることによっ
て、ロウ材溶湯を噴霧しながら製造した合金粉であって
も実施が可能である。この場合の冷却速度はロール回転
速度、不活性ガス吹付速度、溶湯の飛翔距離などを調節
しながら溶湯から固体(粉体)となるまでの間の冷却速
度を調整した。
【0032】24kV、50Hzの回路を1kAずつ電流を増加し
ながら遮断させた時、再点弧なしでアーク時間が1ミリ
秒以内で遮断に成功した時の電流値によって判断した遮
断性能は、ロウ材製造工程における冷却速度が10の3乗
K/秒(実施例2)〜10の6乗K/秒(実施例5)の範
囲では、比較対象とした50K/秒(実施例1)で冷却し
たロウ材を使用した場合の特性と同等かそれ以上の良好
な遮断特性を示した。
【0033】24kV× 500Aの回路を2000回遮断した時の
再点弧発生頻度によって判断した再点弧特性も同様にロ
ウ材製造工程における冷却速度が10の3乗K/秒(実施
例2)〜10の6乗K/秒(実施例5)の範囲では、比較
対象とした50K/秒(実施例1)で冷却したロウ材を使
用した場合の特性と同等かそれ以上の良好な遮断特性を
示した。
【0034】冷却速度が50〜10の6乗K/秒で製造した
ロウ材の顕微鏡的組織は、CuTi相の存在はほとんど
見られず組織的に均質で良好なロウ材素材であった。こ
のロウ材素材を使用して、5℃/分で冷却(ロウ材素材
の製造時の冷却ではなく、真空バルブの封着後の冷却)
した気密封着部について、銀ロウの流れの状況及び接合
部断面の金属顕微鏡によるミクロ的観察を行ったとこ
ろ、脚長部には充分な銀ロウの流れと接合部断面のミク
ロ的組織は良好な封着状態であった。
【0035】なお、ロウ材製造工程における冷却速度を
50K/秒より遅くする事は、ロウ材中の析出物CuTi
相の分散に粗の状態が見られたり、粗大したCuTi相
が出現するなど良質なロウ材素材が得られない傾向にあ
るのみならず、生産性においても著しく不利な素材とな
る。
【0036】逆に、ロウ材製造工程における冷却速度を
10の6乗K/秒より速くする事は、経済性に問題がある
のみならず、工業的に必要な充分な厚さのロウ材素材が
得られない。
【0037】上記した様に、ロウ材製造工程における冷
却速度が50〜10の6乗K/秒の範囲において、良質なロ
ウ材素材の供給が可能であると共に遮断性能、再点弧特
性とも好ましい範囲であることを示している。
【0038】参考評価として、あらかじめ気密封着工程
を経た後の真空バルブの全てに対して、Heリークディ
テクターを使用して気密性の評価を実施した。目安とし
てリーク量が5×10-10 (Torr・L/sec )以下を合格
とした。ロウ材製造工程における冷却速度を50〜10の6
乗K/秒としたロウ材を使用した総ての真空バルブにお
いて合格の範囲であった。
【0039】更に、上記気密性の評価の後の真空バルブ
を用いて、セラミックス製絶縁容器の両端に0〜 120kV
のインパルス電圧を10回印加し絶縁破壊を示したときの
電圧値、絶縁破壊回数を評価する耐電圧特性を評価し
た。目安として絶縁破壊電圧値が95kVで絶縁破壊回数が
ゼロの場合を合格とした。ロウ材製造工程における冷却
速度を50〜10の6乗K/秒としたロウ材を使用した総て
の真空バルブにおいて合格の範囲であった。
【0040】なお上記した実施例1〜5では、真空バル
ブの封着後の冷却速度を5℃/分で冷却した場合を示し
たが、この工程の冷却速度は 0.5〜30℃/分の範囲に選
択する時には、前記したロウ材製造工程における好まし
い冷却速度範囲とあいまって、安定した遮断特性、再点
弧発生特性を示している。
【0041】なお、本発明の活性金属を含むロウ材は、
厚さ約1mmのCu板と共に重ね合せて、被接合物間(セ
ラミックス製絶縁容器の端面と封着金具)との間に中間
層、拡散防止材として金挿配置して使用することもでき
る。これは製造条件などによって適宜割愛したり又は板
厚さを増減して実施する。
【0042】(実施例6〜9、比較例1〜2)上記実施
例1〜5では、ロウ材成分としてAg−28%Cu− 1.5
%Ti合金を製造するに際して、そのロウ材製造工程に
おける冷却速度が50〜10の6乗K/秒の範囲において、
良質なロウ材素材の供給が可能であると共に遮断性能、
再点弧特性とも好ましい範囲であることを示した。しか
し本発明実施に適応するロウ材成分はこれに限る事なく
実施が可能である。すなわちロウ材製造工程における冷
却速度を10の4乗K/秒とし、活性金属としてのTiを
含まないAgCu(比較例1)及びTiを0.05%〜5%
含有したAgCu(実施例6〜9)及びTiを10%含有
したAgCu(比較例2)の各々を製造した。
【0043】これらのロウ材を使用して前記実施例1〜
5と同様に真空バルブを製造した後、同様の評価を行っ
た。表1から明らかな様にTi量を0.05%〜5%含有さ
せたAgCuにおいて、前記したロウ材製造工程におけ
る冷却速度範囲の効果とあいまって、比較対象とした実
施例1の特性と同等の遮断特性及び低い再点弧発生頻度
を示した(実施例16〜9)。しかしTiを含まないAg
Cu(比較例1)では、例えロウ材素材の製造工程にお
ける冷却速度を好ましい範囲内である10の4乗K/秒を
選択しても、気密封着性及び接合強さが不良であった。
これと対応して遮断特性及び再点弧特性評価は実施でき
なかった。一方Tiを10%含有したAgCuでは、板状
の圧延加工が極めて困難であった上に極めて多量の析出
物CuTi相が生成しかつ偏析して存在したのみなら
ず、CuTi相の周辺を起点とした亀裂も存在し、ロウ
材用素材として不良であった。これと対応して遮断特性
及び再点弧発生頻度とも好ましくなかった。特にTiを
10%含有したAgCuでは再点弧が多発した(比較例
2)。
【0044】以上から本発明を実施するに好適なロウ材
成分中のTi量は、0.05%〜5%の範囲である事が望ま
しい(実施例6〜9)。 (実施例10〜13、比較例3)上記実施例1〜9、比較例
1〜2では、ロウ材の厚さを50μmに一定とした場合の
状況を示したが、しかし本発明実施に適応するロウ材の
厚さはこれに限る事なく実施が可能である。すなわちロ
ウ材の厚さを50μmにのみ限ることなく、厚さが1〜 5
00μmの範囲内で表1の如く安定した遮断特性と再点弧
特性を発揮する事を確認した(実施例10〜13)。
【0045】しかしロウ材の厚さが1μm以下では、ロ
ウ材としてのTi量を確保するのに不便(多数枚数のロ
ウ材を重ねて使用する必要がある。)である上に接合作
業の上での取扱い性も劣るので、本発明実施において使
用するロウ材の好ましい厚さから除外した。またロウ材
の厚さが1000μm(比較例3)では、析出物CuTi相
の分散が不良であり、ロウ材組成の変動も著しく、遮断
特性、再点弧特性に影響を与えている上に、特に再点弧
発生確率においては、 1.8%から 4.2%のバルブまで広
いばらつき幅を示した為、やはり本発明実施において使
用するロウ材の好ましい厚さから除外した。
【0046】さらに、ロウ材の板厚さが1000μm(比較
例3)では、セラミックス表面に対して活性ロウ材の流
れは均一で良好な濡れ状態を示したが、ロウ付け後の接
合部界面近傍の断面組織観察によれば、ミクロ的亀裂が
複数存在しているのが認められた。これが原因として、
一部のバルブでは遮断性能が大幅に劣った。更に参考評
価として、気密封着工程後の真空バルブに対して実施し
たHeリークディテクターを使用した気密性評価におい
ても、一部のバルブにリーク量が好ましくなく大きな4
×10-70 (Torr・L/sec )を示し、著しいリーク量を
示した。
【0047】以上から本発明効果を充分に発揮させる為
には、使用するロウ材の厚さを1〜500μmの範囲とし
て本発明を実施する時その効果が大きい(実施例10〜1
3)。(実施例14〜17、比較例4)上記実施例10〜13、
比較例4では、ロウ材成分としてAg−28%Cu− 1.5
%Ti合金を製造するに際して、そのロウ材製造工程に
おける冷却速度を50〜10の6乗K/秒の範囲に制御した
上で、製造したロウ材中の析出物CuTi相の大きさを
1μmとした時の実施の状況を示したが、しかし本発明
実施に適応するロウ材中の析出物CuTi相の大きさ
は、これに限る事なく実施が可能である。
【0048】すなわちロウ材中の析出物CuTi相の大
きさが0.05〜20μmの範囲内で表1の如く安定した遮断
特性と再点弧特性を発揮する事を確認した(実施例14〜
17)。しかしロウ材中の析出物CuTi相の大きさが0.
05μm以下の大きさにロウ材を安定して制御する事は、
ロウ材としての強度及び接合強度への悪影響がなく、必
要以上に微細に制御する事は不経済であるので除外す
る。また、ロウ材中の析出物CuTi相の大きさが60μ
mの場合には、ロウ材中に析出相を起点に多数の亀裂が
見られると共に、真空バルブとして組立てた後の接合強
さと気密性に著しいばらつきが発生し、一部の真空バル
ブにおいて遮断特性、再点弧特性評価の実施が不能とな
った(比較例4)。
【0049】以上の様に本発明を実施するに好適なロウ
材は、ロウ材中の析出物CuTi相の大きさを0.05〜20
μmの範囲として本発明を実施する事が望ましい(実施
例6〜9)。
【0050】(実施例18〜21、比較例5)上記実施例1
〜9、比較例1〜6では、セラミックス製絶縁容器(外
管端面)の端部調整工程において、総てその平均表面粗
さ(Rave.)をあらかじめ 0.1μmに一定とした場合の
実施状況を示したが、本発明では平均表面粗さは 0.1μ
mに限ることなく、0.05〜10μmの範囲において安定し
た遮断特性と再点弧特性を発揮する。
【0051】しかしロウ材製造工程における冷却速度を
50〜10の6乗K/秒の範囲に調整して製造したロウ材を
使用し、セラミックス製絶縁容器端面の平均表面粗さ
が、0.05μm以下としても、必ずしも遮断特性、再点弧
特性の維持向上に対して効果が少なく、量生性、経済性
の観点から除外する。またセラミックス容器端面の平均
表面粗さを30μmとした時、真空バルブとして組立てた
後の接合強さと気密性に著しいばらつきが発生した(比
較例5)。
【0052】特に、平均表面粗さが30μm(比較例5)
では、ロウ材の流れが不均一となると共にロウ材の使用
量も多く必要としたり、封着金具との間に空間が発生し
たりして好ましくなく、気密性の観点からも好ましくな
い。一部の真空バルブには接合強さ不足が認められた。
再点弧特性においても、 0.6〜 6.4%と著しくばらつき
幅を示した(比較例5)。これに対して平均表面粗さ
(Rave.)が、0.05〜10μm(実施例18〜21)では、比
較対象とする実施例1と比べ遮断特性と再点弧特性とも
ほぼ同等の良好な特性を示した。
【0053】以上から本発明効果を充分に発揮させる為
には、使用するセラミックス製絶縁容器端面の平均表面
粗さを0.05〜10μmの範囲として本発明を実施する時そ
の効果が大きい(実施例18〜21)。
【0054】(実施例22〜25)前記実施例1〜22では、
真空バルブの組立て(気密封着工程)において使用した
活性金属を含むロウ材は、Ag−Cu−Tiを代表ロウ
材として実施の態様を示したが、本発明ではこのAg−
Cu−Tiロウ材に限ることなく、Ag−Cu−Cr、
Ag−Cu−V、Ag−Cu−Zr、Ag−Cu−Hf
などを使用しても、ロウ材製造工程における冷却速度を
50〜10の6乗K/秒の範囲に、また製造したロウ材中の
析出物CuCr相、CuV相、CuZr相、CuHf相
の大きさを0.05〜20μmの範囲とし、かつ使用するロウ
材の厚さを1〜 500μmの範囲に制御する事によって安
定した遮断特性と再点弧特性を発揮する(実施例22〜2
5)。
【0055】(実施例26〜31)前記実施例1〜25では、
真空バルブの組立て(気密封着工程)において使用した
活性金属を含むロウ材は、第1の金属としてAg−Cu
合金を代表として実施の態様を示したが、本発明では使
用し得る第1の金属はこれに限ることなく、Ag又はA
g・Cu又はCu・Mnを主成分とするロウ材、例えば
Ag− 1.5%Ti、Ag−4%In− 1.5%Ti、Ag
−3%Sn− 1.5%Ti、Ag−26%Cu−3%In−
1.5%Ti、Ag−25%Cu−2%Sn− 1.5%Ti、
Cu−40%Mn− 1.5%Ti、Cu−20%Ag−37%M
n− 1.5%Tiロウ材であっても、比較対象とする実施
例1と比べ遮断特性と再点弧特性ともほぼ同等の好まし
い特性を示した(実施例26〜32)。しかし、参考として
調査したこれら活性金属を含まない72%Ag−Cuロウ
材では、セラミックス製絶縁容器表面への濡れ性が得ら
れず接合不良となっている。著しい真空リークも認めら
れて好ましくない。遮断特性と再点弧特性とも著しいば
らつきを示した(比較例1)。
【0056】また、活性金属を含むロウ材の形態とし
て、板状のロウ材を利用した実施を示したが、活性金属
の供給は板状に限ることなく粉状、膜状、箔状の状態で
あっても目的を達成する。更に、上記した実施例、比較
例での封着金具は、CuまたはNiなどを被覆したSU
S304 、42アロイ又はコバールなど鉄基合金あるいは鉄
基低熱膨張係数合金について示したが、Cu−Ni基合
金(Ni70Wt%以下、Cu 100Wt%含む)よりなる封着
金具であっても同等の特性を得た。セラミックス製絶縁
容器材質もアルミナ以外にマグネシア、ジルコニアなど
酸化物系セラミックスを使用する事も問題なく実施でき
る。また、絶縁容器外管として、少なくとも純度90%以
上の酸化アルミを利用すると、より好ましいことも判明
した。
【0057】一方、真空バルブを構成する部材総てを一
度(1回の接合加熱処理)に排気しながら処理する場合
や、接点(電極)/通電軸部の接合のみを不活性雰囲気
(真空雰囲気を含む)中で予め接合一体化してから残部
の構成部材と共に排気し処理する場合であっても、本ロ
ウ材は適用可能であって、前述した実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、セラミッ
クス製絶縁容器外管と封着金具との封着に関して優れた
気密性と接合強さを持ち、長期に亘って安定した遮断性
能、再点弧特性を有する真空バルブを得ることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 経世 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 山本 敦史 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 中橋 昌子 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 丸山 美保 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス製絶縁容器外管の端部がロ
    ウ材を介して封着金具で気密に封着されて成る真空容器
    内に接離可能な一対の電極が配置される真空バルブにお
    いて、前記セラミックス製絶縁容器外管の端部と封着金
    具の間に介挿載置されるロウ材は、Ag及びCuのうち
    の少なくとも1つを含む第1の金属と、Ti、Cr、
    V、Zr及びHfの少なくとも1つよりなる第2の金属
    とを有し、第2の金属が0.05〜5重量%含有されること
    を特徴とする真空バルブ。
  2. 【請求項2】 前記ロウ材は、内部に存在し得るCuT
    i相、CuZr相、CuHf相、CuV相、CuCr
    相、Ti、Cr、V、Zr及びHfを平均直径が0.05〜
    10μmとなるように微細制御され、これらを取り囲むよ
    うに前記第1の金属を形成させるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の真空バルブ。
  3. 【請求項3】 前記ロウ材の第1の金属は、Ag−I
    n、Ag−Sn、Ag−Cu−In、Ag−Cu−S
    n、Cu−Mn及びCu−Ag−Mnのうちの少なくと
    も1つであることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の真空バルブ。
  4. 【請求項4】 前記セラミックス製絶縁容器外管の端部
    の表面粗さを0.05〜10μmとし、前記ロウ材を介してセ
    ラミックス製絶縁容器外管の端部と封着金具とを気密に
    封着したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    かに記載の真空バルブ。
  5. 【請求項5】 セラミックス製絶縁容器外管の端部と封
    着金具との間にロウ材を介挿載置する工程と、これら全
    体を10-1Pa以下の真空中で排気しながら加熱し、加熱保
    持して冷却する工程とを有する真空バルブの製造方法に
    おいて、前記セラミックス製絶縁容器外管の端部と封着
    金具との間に介挿載置されるロウ材が、Ag及びCuの
    うちの少なくとも1つを含む第1の金具と、Ti、C
    r、V、Zr及びHfの少なくとも1つよりなる第2の
    金属とを有し、第2の金属が1.05〜5重量%含有される
    ものであって、非酸化性雰囲気中で該ロウ材を溶融した
    後、該ロウ材を凝固させる冷却速度を50〜106 K/秒に
    したことを特徴とする真空バルブの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記セラミックス製絶縁容器外管の端部
    と封着金具との間には、活性金属を含む前記ロウ材と共
    に、活性金属を含まないCuまたはAgから成る中間層
    を介挿載置されるようにしたことを特徴とする請求項5
    記載の真空バルブの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記セラミックス製絶縁容器外管の端部
    と封着金具との間には、Cuと組合せて一対としたロウ
    材を介挿載置されるようにしたことを特徴とする請求項
    5記載の真空バルブの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ロウ材は、厚さが1〜 500μmの合
    金板、膜または箔、平均粒子直径が1〜 500μmの混合
    粉または合金粉のいずれかの単体、もしくは積層体から
    供給されるものとし、該ロウ材を前記セラミックス製絶
    縁容器外管の端部と封着金具との間に介挿載置するよう
    にしたことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか
    に記載の真空バルブの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記セラミックス製絶縁容器外管は、予
    め 600℃〜1700℃の加熱処理が施されたものであること
    を特徴とする請求項5〜請求項8のいずれかに記載の真
    空バルブの製造方法。
JP24596496A 1996-09-18 1996-09-18 真空バルブ及びその製造方法 Pending JPH1092276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24596496A JPH1092276A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 真空バルブ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24596496A JPH1092276A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 真空バルブ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1092276A true JPH1092276A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17141465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24596496A Pending JPH1092276A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 真空バルブ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1092276A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100323745B1 (ko) * 1999-12-14 2002-02-19 이종수 절연통과 씨일컵(Seal Cup)을 접합한 브레이징층을갖는 진공인터랩터
JP2011051015A (ja) * 2009-06-15 2011-03-17 Schneider Electric Industries Sas 反応性ろう付によるアセンブリ方法及びこの方法を用いて構成した真空カートリッジ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100323745B1 (ko) * 1999-12-14 2002-02-19 이종수 절연통과 씨일컵(Seal Cup)을 접합한 브레이징층을갖는 진공인터랩터
JP2011051015A (ja) * 2009-06-15 2011-03-17 Schneider Electric Industries Sas 反応性ろう付によるアセンブリ方法及びこの方法を用いて構成した真空カートリッジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3598195B2 (ja) 接点材料
JPH1173830A (ja) 真空バルブ
JPH11195323A (ja) 接点材料
JPH1092276A (ja) 真空バルブ及びその製造方法
JP2000235825A (ja) 真空遮断器用電極部材及びその製造方法
JP3251779B2 (ja) 真空バルブ用接点材料の製造方法
JP2017105682A (ja) 金属部材とセラミックス部材の接合方法
JP4515696B2 (ja) 真空遮断器用接点材料
JPH08245275A (ja) 複合ロウ材料の製造方法および接合方法
JP2001236865A (ja) 真空バルブ
JP2002208335A (ja) 真空バルブ用接点及びその製造方法
JPH09213179A (ja) 真空バルブの製造方法
JP4515695B2 (ja) 真空遮断器用接点材料
JPS6215716A (ja) 真空遮断器電極用接点
JP3382000B2 (ja) 真空バルブ用接点材料
JP3302121B2 (ja) 真空バルブの製造方法
JP2653467B2 (ja) 真空バルブ用接点合金の製造方法
JP2001357760A (ja) 真空バルブ
JP2511043B2 (ja) 真空バルブ用接点合金の製造方法
JPH0325821A (ja) 真空バルブ用接点
JPH09231884A (ja) 真空バルブ
JPH056292B2 (ja)
JPS59819A (ja) 真空しや断器用接点材料
JPH10241513A (ja) 真空バルブ
JP2001076595A (ja) 真空バルブ用接点材料及びその製造方法