JPH1089466A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH1089466A
JPH1089466A JP8248280A JP24828096A JPH1089466A JP H1089466 A JPH1089466 A JP H1089466A JP 8248280 A JP8248280 A JP 8248280A JP 24828096 A JP24828096 A JP 24828096A JP H1089466 A JPH1089466 A JP H1089466A
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time
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overspeed
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    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0248Control units where shifting is directly initiated by the driver, e.g. semi-automatic transmissions

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動変速モードから手動変速モードに変更した
ときにエンジンの過回転を確実に抑制しながら運転者に
違和感を与えることを防止する。 【解決手段】セレクトレバーでマニュアルモードを選択
したときに、エンジン回転数NE が過回転数NOVを越え
ていると、過回転シフトフラグFOVを“1”にセットし
すると共に、アップシフト経過時間T0 を“0”にクリ
アし(ステップS21,S22)、次回の処理時からア
ップシフト経過時間T0 をインクリメントし(ステップ
S6)、この経過時間T0 がアップシフトが完了する迄
に相当するシフト禁止時間TI 未満であるときにはその
まま処理を終了することにより、シフトアップ及びシフ
トダウンを禁止し、経過時間T0 がシフト禁止時間TI
以上となったときにシフトアップ又はシフトダウンを許
容する(ステップS18,S20)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行状態に基づい
て変速を行うオートモードと手動操作に基づいて変速を
行うマニュアルモードとを選択可能な自動変速機の変速
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の変速制御装置として
は、例えば特開平2−8545号公報に記載されている
ものがある。
【0003】この従来例は、通常の自動変速機に備えら
れているシフト装置に、アップシフト信号を出力するプ
ラス−センサとダウンシフト信号を出力するマイナス−
センサを有するマニュアルシフト機能を付加し、シフト
レバーを通常走行を選択するDレンジ位置からマニュア
ルシフト位置に移動し、ここでプラス−センサを動作さ
せることにより、変速機の変速段を1速分だけ高速側に
シフトアップし、逆にマイナス−センサを動作させるこ
とにより、変速段を1速分だけ低速側にシフトダウンす
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動変速機
の変速制御装置にあっては、Dレンジを選択してオート
モードで走行している状態で、マニュアルモードに切換
えてアップシフト又はダウンシフトを行うことができ、
運転者の好みに応じた変速段を選択することができる利
点があるが、マニュアル操作によるダウンシフトによっ
てエンジンが過回転状態となるおそれがあるという未解
決の課題がある。
【0005】この未解決の課題を解決するためには、例
えば実開昭61−169629号公報に記載されている
ように、エンジンが過回転状態となることを検出又は予
測したときに、自動変速機を通常の変速判断に優先して
自動的にアップシフトを行うことによりエンジンの過回
転を抑制することが考えられる。
【0006】しかしながら、この場合には、エンジンの
過回転を抑制するためのアップシフトが運転者の操作と
はかかわりなく自動的に行われるので、このエンジンの
過回転を抑制するアップシフトと運転者の意思によるマ
ニュアルモードでのアップシフトとが短時間内に重複し
たときには、2速分アップシフトされることになり、運
転者の意図した加速性が得られず違和感を与え、また逆
にエンジンの過回転を抑制するアップシフトの直後に運
転者の意思によるマニュアルモードでのダウンシフトを
行う場合には、エンジンの過回転を抑制できなくなると
いう新たな課題がある。
【0007】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、エンジンの過回転
を確実に抑制しながら運転者に違和感を与えることなく
マニュアル操作を行うことができる自動変速機の変速制
御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、走行状態に基づいて自動的
に変速段を設定する自動変速手段と、手動操作で選択さ
れた変速段を設定する手動変速手段とを選択可能な自動
変速機の変速制御装置において、前記自動変速手段及び
手動変速手段で設定された変速段にシフトするシフト制
御手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検
出手段と、該エンジン回転数検出手段のエンジン回転数
検出値が予め設定した過大回転数を越えたときに前記シ
フト制御手段にアップシフト指令を送出する過回転抑制
手段と、該過回転抑制手段でアップシフト指令を送出し
てから所定時間が経過するまでの間少なくとも前記手動
変速手段による前記シフト制御手段のシフトを禁止する
シフト禁止手段とを備えている。
【0009】この請求項1の発明においては、エンジン
回転数が過大回転数以下の正常範囲内であるときには、
手動変速手段で設定された変速段へのシフトアップ又は
シフトダウンが許容されるが、過回転抑制手段でエンジ
ン回転数検出値が過大回転数を越えたときにアップシフ
ト指令をシフト制御手段に送出して、エンジン回転数を
正常範囲内に低下させ、このときにシフト禁止手段で手
動変速手段によるシフト制御手段のシフトを禁止するこ
とにより、アップシフト動作が2段階となって運転者に
違和感を与えたり、ダウンシフト動作によってエンジン
回転数が過大回転数を越えることになることを防止す
る。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1の
発明において、前記シフト禁止手段の所定時間は、現在
の変速段及びスロットル開度の少なくとも一方に応じて
設定されていることを特徴としている。
【0011】さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
の発明において、前記シフト禁止手段の所定時間は、変
速開始から変速終了までの変速時間と略一致するように
設定されていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示
す概略構成図であり、エンジン1の出力側に自動変速機
2が接続されている。
【0013】自動変速機2は、エンジン1の出力側に接
続されたロックアップピストンを内蔵したトルクコンバ
ータTCと、このトルクコンバータTCの出力側に接続
された変速機構TMとで構成されている。
【0014】そして、自動変速機2の変速態様はセレク
ト機構4によって選択される。このセレクト機構4は、
図2に示すように、通常のパーキングレンジ“P”、リ
バースレンジ“R”、ニュートラルレンジ“N”、ドラ
イブレンジ“D”、セカンドレンジ“2”及びファース
トレンジ“1”をその順で車両前後方向に1列に配置し
たセレクトレバー4aを案内する主案内路4bと、この
主案内路4bにおけるドライブレンジ“D”に対応する
位置を中心として、主案内路4bと平行に配設されたア
ップシフトレンジ“+”及びダウンシフトレンジ“−”
を有する副案内路4cと、前記ドライブレンジ“D”に
対応する位置で前記主案内路4b及び副案内路4cを連
通する連通路4dとを備えている。
【0015】ここで、セレクトレバー4aは、図3に示
すように、下端部が二股状に形成され、この二股状部が
ケース体4eに左右方向に延長して回動自在に支持され
た回動軸4fに前後方向面内で回動可能に取付けられた
回動支持部材4gの回動軸4fの下側に前後方向に貫通
支持された回動軸4hに回動可能に支持されて、回動軸
4fを支点として主案内路4b及び副案内路4cに沿っ
て前後方向に回動し、且つ回動軸4hを支点として連通
路4dに沿って左右方向に回動可能に支持されている。
【0016】そして、セレクトレバー4aは、主案内路
4bに案内されている状態で、自身に配設された係合突
起4iが回動軸4fに形成された2面幅に係合して一体
に回動する回動レバー4jの係合溝4kに係合すること
により、回動軸4fを一体に回動させるが、そのドライ
ブレンジ“D”で回動軸4hを支点として時計方向に回
動させて、連通路4dを介して副案内路4c側に移動さ
せると、係合突起4iと係合溝4kとの係合状態が解除
されると共に、セレクトレバー4aの軸部が副案内路4
cに沿って対向配設されたスイッチ作動杆4m,4n間
に係合し、この状態で前後方向に回動させることによ
り、スイッチ作動杆4m(又は4n)を介し、さらにリ
ターンスプリング4o(又は4p)を介してアップシフ
トスイッチ5(又はダウンシフトスイッチ6)がオン状
態となる。
【0017】一方、回動軸4fには、その軸端に取付け
られた操作レバー4rがリンク4sを介して自動変速機
2に取付けられたインヒビタースイッチ7に連結され、
このインヒビタースイッチ7によって主案内路4bに形
成された各レンジ“P”、“R”、“N”、“D”、
“2”及び“1”に対応するスイッチ信号が出力され
る。
【0018】さらに、連通路4cには、セレクトレバー
4aが主案内路4b側から副案内路4c側に通過したと
きにオン状態となり、逆に通過したときにオフ状態とな
るマニュアル操作状態であるか否かを検出するマニュア
ルモードスイッチ8が配設されている。
【0019】さらにまた、回動レバー4jには、これを
ドライブレンジ“D”位置でロックするセレクトロック
ソレノイド9が配設されている。なおさらに、セレクト
レバー4aには、その下端側と回動支持部材4gとの間
にリターンスプリング4tが介装され、このリターンス
プリング4tによって主案内路4b側に付勢され、その
付勢位置が回動支持部材4gに突設されたストッパ部4
uに当接することにより規制されている。
【0020】また、自動変速機2の変速段は、図1に示
すように、その下部側に設けられたコントロールバルブ
ユニット10内に設けられた各種コントロールバルブを
制御するシフトソレノイドSSA ,SSB 、オーバーラ
ンクラッチソレノイドOS、ロックアップソレノイドL
Sとコントロールバルブユニット4内のライン圧を制御
するライン圧ソレノイドPSとによって切換え制御され
る。
【0021】ここで、シフトソレノイドSSA,SS
B は、後述するコントローラ11からの制御信号によっ
て自動変速機2の変速段即ち車両走行状態に応じた変速
点ギヤ位置を制御するものであり、ギヤ位置が両シフト
ソレノイドSSA,SSB がオン状態(通電状態)である
ときには1速位置となり、シフトソレノイドSSA がオ
フ状態(非通電状態)でシフトソレノイドSSB がオン
状態であるときには2速位置となり、両シフトソレノイ
ドSSA,SSB がオフ状態であるときには3速位置とな
り、シフトソレノイドSSA がオン状態でシフトソレノ
イドSSB がオフ状態であるときには4速状態となる。
【0022】また、オーバーランソレノイドOSは、同
様にコントローラ11からの制御信号によって車両走行
状態に応じたエンジンブレーキ効果を制御する。さら
に、ロックアップソレノイドLSは、同様にコントロー
ラ11からの制御信号によってデューティ制御され、こ
れによってロックアップコントロールバルブに供給する
パイロット圧を制御し、ロックアップ圧を調整する。
【0023】さらにまた、ライン圧ソレノイドPSは、
同様にコントローラ11からの制御信号によってデュー
ティ制御され、これによってプレッシャーモデファイヤ
バルブに供給するパイロット圧を制御し、コントロール
バルブユニット10内のポンプの吐出圧を車両走行状態
に応じたライン圧に調圧する。
【0024】そして、これら各ソレノイドSSA,
B 、OS、LS及びPSがコントローラ11によって
電気的に制御される。コントローラ11は、例えばマイ
クロコンピュータを含んで構成されており、その入力側
にはエンジン1に取付けたスロットルバルブ開度及び開
速度を検知するスロットルセンサ12、このスロットル
センサ12の異常時にスロットルバルブが全閉状態であ
ることを検知するアイドルスイッチ13、同様にスロッ
トルセンサ12の異常時にスロットルバルブが約1/2
開度以上であることを検知するフルスロットルスイッチ
14及びエンジン回転を検知するエンジン回転数検出手
段としてのエンジン回転センサ15が接続されている。
【0025】また、コントローラ11の入力側には、セ
レクトレバー4に関連するアップシフトスイッチ5、ダ
ウンシフトスイッチ6、インヒビタースイッチ7及びマ
ニュアルモードスイッチ8が接続され、さらに自動変速
機2のミッションオイルの温度を検知する油温センサ1
6、自動変速機2の出力軸の回転から車速を検知する車
速センサ17が接続されている。
【0026】さらに、コントローラ11の入力側には、
スロットルセンサ12の異常時にアクセルペダルが全開
であることを検知するキックダウンスイッチ18、運転
者がパワーモード及びオートモードの何れを選択してい
るかを検知するパワーシフトスイッチ19、車速センサ
17の異常時の代替え用のスピードメータに内蔵された
車速センサ20が接続され、且つバッテリーから所定の
電源電圧が印加されている。
【0027】一方、コントローラ11の出力側には、前
述した自動変速機2の変速段即ちギヤ位置を制御するシ
フトソレノイドSSA 及びSSB 、自動変速機2のエン
ジンブレーキ効果を制御するオーバーランソレノイドO
S、ロックアップ圧を制御するロックアップソレノイド
LS及びライン圧ソレノイドPSが接続されている。こ
こで、ライン圧ソレノイドPSにはそのニードル弁始動
時には直接大電流を供給するが、始動後はドロッピング
レジスタ21を介して小電流を供給する。
【0028】そして、コントローラ11ではこれに含ま
れるマイクロコンピュータで、主にスロットルセンサ1
2のスロットル開度検出値をもとに予め設定されたスロ
ットル開度とライン圧との関係を示すライン圧制御マッ
プを参照してライン圧を設定するライン圧制御処理、パ
ワーシフトスイッチ19でオート及びパワーの何れが選
択されているかに応じて車速とスロットル開度に基づい
て変速ギヤ位置を設定する通常の経済走行に適したエコ
ノミーパターンと登坂時や加速時に適したパワーパター
ンとの2種類の走行パターンを選択するシフトパターン
制御処理、パワーシフトスイッチ19でオートが選択さ
れ、且つドライブレンジ“D”での4速走行時で設定車
速以上であるときにロックアップソレノイドのデューテ
ィ比のオフ時間を短くしてトルクコンバータ2内のロッ
クアップピストンを締結することにより、トルクコンバ
ータ2の滑りをなくすロックアップ制御処理、自動変速
機2内のフォワードワンウェイクラッチの空転を防止し
てエンジンブレーキを作用させるエンジンブレーキ制御
処理及び車速とスロットル開度に基づいて予め設定され
た変速特性制御マップを参照してシフトソレノイドSS
A,SSB を制御することにより変速段即ちギヤ位置を制
御する変速制御処理を実行する。
【0029】ここで、ライン圧制御処理、シフトパター
ン制御処理、ロックアップ制御処理及びエンジンブレー
キ制御処理については、通常の自動変速機の変速制御装
置と同様の制御を行っているので、これらについての詳
細説明は省略する。
【0030】変速制御処理は、図4に示すように、マニ
ュアルモードスイッチ8がオフ状態であるときには、通
常の変速特性制御マップを参照してギヤ位置を設定し、
これに応じてシフトソレノイドSSA,SSB のオン・オ
フ状態を制御することにより、設定されたギヤ位置に自
動変速機2を変速制御する通常変速制御処理を行い、マ
ニュアルモードスイッチ8がオン状態であるときには、
エンジン回転数が過回転数NOV以上となってアップシフ
トしたときには所定時間T0 の間アップシフト及びダウ
ンシフトを禁止し、この禁止状態が解除されているとき
に、ダウンシフト要求があったときは、ダウンシフトし
たときのエンジン回転数NEDが過回転数NOV以上となる
ときにはシフトダウンを禁止するが、所定時間T1 内に
エンジン回転数NEDが過回転数NOV未満となったときに
はその時点でシフトダウンを許容するマニュアル変速制
御処理を行う。
【0031】次に、上記実施形態の動作をコントローラ
11に含まれるマイクロコンピュータの変速制御処理手
順を示す図4を伴って説明する。この変速制御処理は、
例えば10msec毎のタイマ割込処理として実行さ
れ、先ず、ステップS1でマニュアルモードスイッチ8
のスイッチ信号がオン状態であるか否かを判定する。こ
の判定は、セレクトレバー4aが主案内部4bで案内さ
れているオート変速モードから副案内部4cで案内され
るマニュアル変速モードに変更されたか否かを判定する
ものであり、スイッチ信号がオフ状態であるときには、
オート変速モードであると判断してステップS2aに移
行し、セレクトロックソレノイド9に所定値の電流の通
電を停止してこれを非作動状態とすることにより、回動
レバー4j及び回動軸4fの回動を許容してからステッ
プS2bに移行し、通常自動変速制御処理を実行する。
【0032】この通常自動変速制御処理は、インヒビタ
ースイッチ7からのレンジ位置に応じたスイッチ信号に
基づいて該当するレンジに対応するシフトパターン制御
マップを選択し、選択されたシフトパターン制御マップ
が“D”レンジ用制御マップであるときには前述したシ
フトパターン制御処理で選択されたエコノミーパターン
及びパワーパターンの変速制御マップの何れかを参照す
ることにより、スロットルセンサ12のスロットル開度
検出値及び車速センサ19の車速検出値をもとにその走
行条件に合致したギヤ位置GPを求め、求めたギヤ位置
GPを内蔵メモリの予め設定されたギヤ位置記憶領域に
更新記憶する。
【0033】次いで、ステップS3に移行して、ギヤ位
置記憶領域に記憶されているギヤ位置GPを読込み、こ
のギヤ位置GPに応じたシフトソレノイドSSA,SSB
に対する制御信号のオン・オフ状態を設定し、設定され
た制御信号をシフトソレノイドSSA,SSB に出力して
からタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラム
に復帰する。
【0034】一方、ステップS1の判定結果がマニュア
ルモードスイッチ8のスイッチ信号がオン状態であると
きには、セレクトレバー4aが連通路4dを介して副案
内部4c側に移動されてマニュアルモードが選択された
ものと判断してステップS4に移行する。
【0035】このステップS4では、セレクトロックソ
レノイド9に所定値の電流を通電してこれを作動状態と
することにより、回動レバー4j及び回動軸4fの回動
を阻止し、インヒビタースイッチ7のスイッチ信号をド
ライブレンジ“D”に相当するスイッチ信号に固定して
からステップS5に移行する。
【0036】このステップS5では、後述するエンジン
1の過回転を防止するためのアップシフト動作が行われ
ているか否かを表す過回転シフトフラグFOVが過回転に
よるアップシフト状態を表す“1”にセットされている
か否かを判定し、この過回転シフトフラグFOVが“0”
にリセットされているときには過回転を防止するアップ
シフト動作が行われていないものと判断して直接後述す
るステップS9に移行し、過回転シフトフラグFOV
“1”にセットされているときには過回転を防止するア
ップシフト動作中であると判断してステップS6に移行
する。
【0037】このステップS6では、内蔵メモリに設定
されたアップシフト経過時間記憶領域に記憶された過回
転を防止するアップシフトを開始してからのアップシフ
ト経過時間T0 を読出し、これに“1”を加算した値を
新たなアップシフト経過時間T0 としてアップシフト経
過時間記憶領域に更新記憶してからステップS7に移行
する。
【0038】このステップS7では、アップシフト経過
時間T0 が予め設定されたシフト操作禁止時間TI 未満
であるか否かを判定する。このシフト操作禁止時間TI
は、エンジン1の過回転を防止するアップシフト動作が
完了するに要する時間に相当するものであり、現在のギ
ヤ位置GPとスロットル開度THとに基づいて設定され
る。
【0039】したがって、ステップS7での判定処理
は、エンジン1の過回転を防止するアップシフト動作が
完了したか否かを判定することになり、アップシフト経
過時間T0 がシフト操作禁止時間TI 未満であるときに
はそのままタイマ割込処理を終了して所定のメインプロ
グラムに復帰し、アップシフト経過時間T0 がシフト操
作禁止時間TI 以上となると過回転防止用のアップシフ
ト動作が完了したものと判断してステップS8に移行
し、過回転シフトフラグFOVを“0”にリセットしてか
らステップS9に移行する。
【0040】このステップS9では、エンジン回転数セ
ンサ15の現在のエンジン回転数N E を読込み、このエ
ンジン回転数NE が予め設定された過回転数NOVを越え
ているか否かを判定し、NE ≦NOVであるときには、エ
ンジン1の回転状態が正常であると判断してステップS
10に移行する。
【0041】このステップS10では、後述するダウン
シフト要求があったときにこれを許可するか否かを表す
ダウンシフト許可フラグFDSがダウンシフトを許可する
“1”にセットされているか否かを判定し、このダウン
シフト許可フラグFDSが“1”にセットされているとき
には、ダウンシフト操作が可能な状態であると判断して
直接ステップS12に移行し、ダウンシフト許可フラグ
DSが“0”にリセットされているときには、ステップ
S11に移行して、ダウンシフトスイッチ6がオン状態
であるか否かを判定する。
【0042】このステップS11の判定結果が、ダウン
シフトスイッチ6がオン状態であるときには、運転者が
ダウンシフト要求を行っているものと判断してステップ
S12に移行し、現在のギヤ位置GPから1速分シフト
ダウンしたときのエンジン回転数NEDを算出してからス
テップS13に移行する。
【0043】このステップS13では、前記ステップS
12で算出されたシフトダウン時のエンジン回転数NED
が前述した過回転数NOVを越えているか否かを判定し、
ED>NOVであるときには、シフトダウンしたときにエ
ンジン回転数が過回転状態となるものと判断してステッ
プS14に移行し、内蔵メモリのダウンシフト要求経過
時間記憶領域に記憶されているシフトダウン要求時過回
転状態の経過時間を表すダウンシフト要求経過時間T1
を読出し、これに“1”を加算した値を新たなダウンシ
フト要求経過時間T1 として、これをダウンシフト要求
経過時間記憶領域に更新記憶してからステップS15に
移行する。
【0044】このステップS15では、ダウンシフト要
求経過時間T1 が予め設定されたダウンシフト要求を行
ったときのダウンシフト要求有効時間TD 未満であるか
否かを判定する。ここで、ダウンシフト要求有効時間T
D は現在のギヤ位置GP、スロットルセンサ12のスロ
ットル開度検出値TH、減速度DA及び車速センサ17
の車速検出値V等に基づいて設定される値で、ギヤ位置
GPが低くなるほど、スロットル開度検出値THが低く
なるほど、減速度DAが大きくなるほど、車速Vが低く
なるほど長い時間に設定される。
【0045】したがって、ステップS15の判定結果が
D >T1 であるときには、シフトダウン要求を許可す
ることが可能であると判断して、ステップS16に移行
し、ダウンシフト許可フラグFDSを“1”にセットして
から前記ステップS3に移行し、TD ≦T1 であるとき
には、ダウンシフト要求経過時間T1 が長すぎてシフト
ダウン有効時間外であるためシフトダウン要求を解除す
る必要があると判断してステップS17に移行し、ダウ
ンシフト許可フラグFDSを“0”にリセットすると共
に、ダウンシフト要求経過時間T1 を“0”にクリアし
てから前記ステップS3に移行する。
【0046】一方、ステップS13の判定結果がNED
過回転数NOV以下であるときには、シフトダウンによっ
てもエンジン回転数が正常範囲内であると判断して、ス
テップS18に移行し、所定記憶領域に記憶されている
現在のギヤ位置GPを読出し、これから“1”を減算し
た値を新たなギヤ位置GPとし、これをギヤ位置記憶領
域に更新記憶してから前記ステップS17に移行する。
【0047】さらに、ステップS11の判定結果がダウ
ンシフトスイッチ6のスイッチ信号がオフ状態であると
きには、ステップS19に移行して、アップシフトスイ
ッチ5がオン状態であるか否かを判定し、アップシフト
スイッチ5がオフ状態であるときには、シフト要求がな
いものと判断してそのまま前記ステップS17に移行
し、アップシフトスイッチ5がオン状態であるときには
運転者がアップシフトを要求しているものと判断してス
テップS20に移行し、ギヤ位置記憶領域に記憶されて
いる現在のギヤ位置GPを読出し、これに“1”を加算
した値を新たなギヤ位置GPとし、これをギヤ位置記憶
領域に更新記憶してから前記ステップS17に移行す
る。
【0048】さらに、前記ステップS9の判定結果が、
現在のエンジン回転数NE が過回転数NOVを越えている
ものであるときには、アップシフトによってエンジン回
転数NE を低下させる必要があるものと判断してステッ
プS21に移行し、アップシフト動作状態を表す過回転
シフトフラグFOVを“1”にセットし、次いでステップ
S22に移行して、アップシフト経過時間T0 を“0”
にクリアしてから前記ステップS20に移行して、ギヤ
位置GPを1速分加算する。
【0049】この図4の変速制御処理において、ステッ
プS2bの処理が自動変速手段に対応し、ステップS5
〜ステップS22の処理が手動変速手段に対応し、ステ
ップS4〜S8の処理がシフト禁止手段に対応し、ステ
ップS9,S20〜S22の処理が過回転抑制手段に対
応している。
【0050】したがって、今、車両がセレクトレバー4
aでドライブレンジ“D”を選択して、前進走行してい
るものとすると、この状態では、図5の変速制御処理が
実行されたときに、マニュアルモードスイッチ8がオフ
状態であるので、ステップS1からステップS2aに移
行して、セレクトロックソレノイド9を非作動状態とし
てからステップS2bに移行して、現在の車速センサ1
7の車速検出値Vとスロットルセンサ12のスロットル
開度検出値THとをもとに変速制御マップを参照してギ
ヤ位置GPを設定し、これをギヤ位置記憶領域に更新記
憶してからステップS3に移行する。
【0051】このため、ステップS3では、自動変速機
2がギヤ位置記憶領域に更新記憶されたギヤ位置GPに
応じたギヤ位置となるようにシフトソレノイドSSA,
Bの制御信号をオン・オフ制御する。例えばギヤ位置
GPが4速であるときには、シフトソレノイドSSA
対する制御信号CSAをオン状態とすると共に、シフトソ
レノイドSSB に対する制御信号CSBをオフ状態として
自動変速機2における変速機構TMのギヤ位置を4速に
制御する。
【0052】このドライブレンジ“D”での4速走行中
に、例えば他の車両の追い越しを行うために急加速した
いときには、セレクトレバー4aを回動軸4hを支点と
して図3で見て時計方向にリターンスプリング4tに抗
して回動させて、連通路4dを介して副案内路4c側に
移動させることによりマニュアルモードスイッチ8をオ
ン状態とし、この状態でセレクトレバー4aを回動軸4
fを支点として後方側に回動させて、スイッチ作動杆4
nを介してダウンシフトスイッチ6をオン状態とする。
【0053】このため、図4の変速制御処理が実行され
るタイミングで、マニュアルモードスイッチ8がオン状
態であることにより、ステップS1からステップS4に
移行し、セレクトロックソレノイド9を作動状態とし
て、回動レバー4jをロック状態とし、インヒビタース
イッチ7をドライブレンジ“D”に対応するスイッチ信
号が出力されている状態にロックする。
【0054】次いで、ステップS5に移行して、過回転
シフトフラグFOVが“0”にリセットされているので、
そのままステップS9に移行する。ここで、現在のエン
ジン回転数NE が過回転数NOV未満であって正常回転数
範囲内であるときには、ステップS10に移行し、ダウ
ンシフト許可フラグFDSが“0”にリセットされている
ので、ステップS11に移行して、ダウンシフトスイッ
チ6がオン状態か否かを判定し、これがオン状態である
ので、ステップS12に移行する。
【0055】このステップS12では、ダウンシフトし
たときのエンジン回転数NEDを算出し、このエンジン回
転数NEDが過回転数NOV以下であるときには、ステップ
S18に移行して、現在のギヤ位置GP(=4)から1
速分を減算した値GP=3を算出し、これをギヤ位置記
憶領域に更新記憶し、次いでステップS17移行してダ
ウンシフト許可フラグFOVを“0”にリセットし、且つ
ダウンシフト許可経過時間T1 を“0”にクリアしてか
らステップS3に移行して、ギヤ位置記憶領域に記憶さ
れている3速を表すギヤ位置GPに応じてシフトソレノ
イドSSA 及びSSB に対する制御信号CSA, SBをオ
フ状態とする。
【0056】このため、シフトソレノイドSSA 及びS
B が共に非通電状態となって、自動変速機2における
変速機構TMのギヤ位置が3速にシフトダウンされ、追
い越しに必要な急加速状態を得ることができる。
【0057】同様に、下り坂走行状態となって、一時的
にエンジンブレーキを必要とする場合にも、セレクトレ
バー4aでシフトダウンスイッチ6をオン状態とするこ
とにより、所望のギヤ位置GPにシフトダウンさせるこ
とができる。
【0058】ところで、セレクトレバー4aを副案内路
4c側に移動させているマニュアルモードにおける3速
以下での走行中で、アクセルペダルを踏込んで加速状態
としたときに、そのときのエンジン回転数NE が過回転
数NOVを越える状態となると、図4の変速制御処理にお
いて、ステップS9からステップS21に移行すること
により、過回転シフトフラグFOVが“1”にセットさ
れ、次いで、アップシフト経過時間T0 を“0”にクリ
アし(ステップS22)、さらにギヤ位置記憶領域に記
憶されている現在のギヤ位置GPに1速分に相当する
“1”を加算した値を新たなギヤ位置GPとしてギヤ位
置記憶領域に更新記憶する。
【0059】このため、ステップS3でギヤ位置記憶領
域に記憶されているギヤ位置GPに応じて制御された制
御信号CSA, SBが出力されることにより、自動変速機
2の変速機構TMがシフトアップされて、エンジン回転
数NE が自動的に過回転領域から低下される。
【0060】このように、変速機構TMがエンジン1の
過回転を防止するために、アップシフトされた状態とな
ると、図4の変速制御処理では、ステップS5で過回転
シフトフラグFOVが“1”にセットされているのでステ
ップS6に移行し、アップシフト経過時間T0 をインク
リメントしてからステップS7に移行するが、この時点
では、アップシフトしたばかりであるので、経過時間T
0 がシフト操作禁止時間TI 未満であり、そのままタイ
マ割込処理を終了する。
【0061】この結果、運転者がセレクトレバー4aを
操作して、アップシフトスイッチ5又はダウンシフトス
イッチ6をオン状態として、アップシフト又はダウンシ
フトを要求した場合であっても、ステップS11のダウ
ンシフト判定処理及びステップS19のアップシフト判
定処理に移行することはないので、アップシフト及びダ
ウンシフトの双方が禁止される。
【0062】そして、図4の処理が実行される毎に、順
次アップシフト経過時間T0 がインクリメントされ、こ
れが予め設定されたアップシフトが完了する迄の変速時
間に相当するシフト操作禁止時間TI 以上となると、過
回転によるアップシフトが完了したものと判断して、ス
テップS7からステップS8に移行し、過回転シフトフ
ラグFOVを“0”にリセットしてからステップS9に移
行することにより、シフト禁止状態が解除される。
【0063】この状態では、変速機構TMのアップシフ
トが完了したことによってエンジン回転数NE が過回転
数NOVより低下しているので、ステップS10に移行
し、ダウンシフト許可フラグFDSが“0”にリセットさ
れているので、ステップS11に移行して、ダウンシフ
トスイッチ6がオン状態であるか否かを判定し、このと
きダウンシフトスイッチ6がオフ状態であるときにはダ
ウンシフト要求がないものと判断してステップS19に
移行し、アップシフトスイッチ5がオン状態であるか否
かを判定し、これがオフ状態であるときには、アップシ
フト要求もないものと判断してステップS17に移行
し、ダウンシフト許可フラグFDSを“0”にリセットし
た状態に維持すると共に、ダウシフト要求経過時間T1
を“0”にクリアした状態を維持する。
【0064】このときには、ギヤ位置記憶領域に記憶さ
れているギヤ位置GPは変更されないので、4速位置を
維持し、これに対応したオン状態の制御信号CSA及びオ
フ状態のCSBがシフトソレノイドSSA 及びSSB に出
力されて、変速機構TMのギヤ位置が4速に維持され
る。
【0065】上記とは逆に、例えば3速のギヤ位置で走
行しているときに、エンジン回転数NE が過回転数NOV
となる直前に運転者がセレクトレバー4aでアップシフ
トスイッチ5をオン状態とすると、この状態では過回転
シフトフラグFOVが“0”にリセットされているので、
図4の処理が実行されたときに、ステップS5からステ
ップS9に移行し、エンジン回転数NE が過回転数NOV
以下であるので、ステップS10に移行し、ダウンシフ
ト許可フラグFDSが“0”にリセットされているので、
ステップS11に移行する。
【0066】このとき、ダウンシフトスイッチ6はオフ
状態であるので、ステップS19に移行し、アップシフ
トスイッチ5がオン状態であるので、ステップS20に
移行して、ギヤ位置記憶領域に記憶されているギヤ位置
GP(=3)を読出し、これに“1”を加算した値を新
たなギヤ位置GP(=4)とし、これを所定記憶領域に
更新記憶してからステップS17に移行し、ダウンシフ
ト許可フラグFDSを“0”にリセットすると共に、ダウ
ンシフト要求経過時間T1 を“0”にクリアしてからス
テップS3に移行する。
【0067】このため、ギヤ位置記憶領域に記憶されて
いるギヤ位置GP(=4)に応じたオン状態の制御信号
SA及びオフ状態の制御信号CSBを夫々シフトソレノイ
ドSSA 及びSSB に出力して、自動変速機2のギヤ位
置を3速から4速にシフトアップする。
【0068】このように、マニュアルモードでのシフト
アップを行ったときには、これに応じてエンジン回転数
E が低下するので、上述したようにエンジン回転数N
E が過回転数NOVを越えることはなく、上述したような
過回転によるアップシフト動作は行われない。
【0069】一方、前述した過回転によるアップシフト
が完了した直後に、運転者が急加速等を行うために、セ
レクトレバー4aでマニュアルモードを選択し、且つダ
ウンシフトスイッチ6をオン状態とすると、上述したよ
うに、過回転シフトフラグF OVが“0”にリセットされ
ているので、ステップS5から直接ステップS9に移行
し、アップシフトが完了した直後であるので、エンジン
回転数NE が過回転数NOVより低下しているので、ステ
ップS10に移行する。
【0070】このステップS10では、ダウンシフト許
可フラグFDSが“0”にリセットされていることによ
り、ステップS11に移行し、ダウンシフトスイッチ6
がオン状態であるので、ステップS12に移行して、現
在のギヤ位置GP(4速)からダウンシフトした3速状
態でのエンジン回転数NDSを算出してからステップS1
3に移行する。
【0071】このとき、アップシフトした直後であるの
で、ステップS12で算出されるダウンシフト後のエン
ジン回転数NDSは過回転数NOVを越えることになり、ス
テップS14に移行して、ダウンシフト要求経過時間T
1 をインクリメントするが、ダウンシフト有効時間TD
未満であるので、ステップS15からステップS16に
移行してダウンシフト許可フラグFDSを“1”にセット
してからステップS3に移行し、所定記憶領域に記憶さ
れているギヤ位置GPは4速のまま変更されていないの
で、これに対応した制御信号CSA,CSBがシフトソレノ
イドSSA,SS B に出力され、自動変速機2が4速のギ
ヤ位置に維持される。
【0072】このように、ダウンシフト許可フラグFDS
が“1”にセットされると、次に図4の変速制御処理が
実行されたときに、ステップS1,S4,S5,S9,
S10を経て直接ステップS12に移行することにな
り、ダウンシフト後のエンジン回転数NEDを演算し、こ
れが過回転数NOVを越えているときには、前述したと同
様にダウンシフト要求経過時間T1 をインクリメント
し、これがダウンシフト有効時間TD 未満であるときに
はダウンシフト許可フラグFDSを“1”にセットした状
態を維持する。
【0073】この状態で、ステップS12で算出したシ
フトダウン時のエンジン回転数NEDが過回転数NOV以下
となると、ステップS13からステップS18に移行
し、ギヤ位置記憶領域に記憶されているギヤ位置GP
(=4)を読出し、これから“1”を減算した値GP=
3を算出し、これをギヤ位置記憶領域に更新記憶してか
らステップS17に移行し、ダウンシフト許可フラグF
DSを“0”にリセットし、さらにステップS3に移行し
て、3速のギヤ位置GPに対応した共にオフ状態の制御
信号CSA,CSBをシフトソレノイドSSA,SSB に出力
して、自動変速機2を3速のギヤ位置にシフトダウンし
て急加速状態に移行することができる。
【0074】ところが、ダウンシフト要求時にシフトダ
ウン時回転数NEDが過回転数NOV以下とならず、ダウン
シフト要求経過時間T1 がダウンシフト有効時間TD
上となると、運転者のダウンシフト要求から時間がかか
りすぎており、ダウンシフトすることにより運転者の意
図しないエンジンブレーキが作用するおそれがあるもの
と判断してステップS15からステップS17に移行
し、ダウンシフト許可フラグFDSを“0”にリセットす
ると共に、ダウンシフト要求経過時間T1 を“0”にク
リアしてからステップS3に移行し、ギヤ位置記憶領域
のギヤ位置GPが更新されていないので、変速機構TM
のギヤ位置を従前の4速に維持する。
【0075】また、変速機構TMのギヤ位置GPが例え
ば2速位置である状態から3速位置にアップシフトした
いときには、セレクトレバー4aでマニュアルモードス
イッチ8をオン状態とし、さらにアップシフトスイッチ
5をオン状態とすることにより、過回転シフトフラグF
OVが“0”にリセットされているものとすると、図4の
処理が実行されたときに、ステップS5からステップS
9に移行し、エンジン回転数NE が正常範囲内であると
きには、ステップS10を経てステップS11に移行
し、ダウンシフトスイッチ5がオフ状態であるので、ス
テップS19に移行し、アップシフトスイッチ5がオン
状態であるので、ステップS20に移行する。
【0076】このステップS20では、現在所定記憶領
域に記憶されているギヤ位置GP(=2速)を読出し、
これに“1”を加算して新たなギヤ位置GP=3を算出
し、これを所定記憶領域に更新記憶してからステップS
17に移行して、ダウンシフト許可フラグFDSを“0”
にリセットすると共に、ダウンシフト要求経過時間T 1
を“0”にクリアしてからステップS3に移行して、共
にオフ状態の制御信号CSA,CSBをシフトソレノイドS
A,SSB に出力して、変速機構TMを3速にシフトア
ップさせる。
【0077】このように、上記実施形態によれば、セレ
クトレバーでマニュアルモードを選択している状態で、
エンジン回転数NE が予め設定された過回転数NOVを越
える状態となると、直ちにアップシフト状態となって、
ギヤ位置GPをアップシフトさせるが、このアップシフ
ト動作が決定されると、シフト操作禁止フラグFOV
“1”にセットされることにより、アップシフト動作が
完了するまでの間アップシフト及びダウンシフト操作が
禁止されるので、この過回転によるアップシフト動作
と、セレクトレバー4aによる運転者の意思によるアッ
プシフト要求とが重なった場合でも、アップシフトが重
複することを確実に防止することができ、運転者に違和
感を与えることがないと共に、過回転によるアップシフ
ト動作中にダウンシフト要求があった場合でも、これを
禁止するので、エンジンが過回転状態を継続することを
確実に防止することができる。
【0078】なお、上記実施形態においては、セレクト
機構をシフトレバー4の回動によってパーキングレンジ
“P”、リバースレンジ“R”、ニュートラルレンジ
“N”、ドライブレンジ“D”、セカンドレンジ
“2”、ファーストレンジ“1”をその順に選択する場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、ドライブレンジ“D”を一番最後とし、これに応じ
てマニュアルモードを選択する連通路4dも一番最後に
設けるようにしてもよく、レンジ位置の配置は任意に設
定することができる。
【0079】また、上記実施形態においては、セレクト
レバー4aを主案内路4b及び副案内路4cとの間で移
動可能に構成した場合につい説明したが、これに限定さ
れるものではなく、例えばセレクトレバー4aの把持部
にオート/マニュアル切換スイッチを設け、このスイッ
チがオフ状態であるときにはオートモードとして選択レ
ンジに応じた変速制御を行い、オン状態であるときには
マニュアルモードとしてセレクトレバー4aの回動又は
別途設けたマニュアルモードレバーの回動によってアッ
プシフト又はダウンシフトを選択するようにしてもよ
い。
【0080】さらに、上記実施形態においては、シフト
操作禁止時間TI をそのときの車速V及びスロットル開
度THに基づいて設定する場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、予め設定した各ギヤ位置
におけるアップシフト変速時間の最大値を各ギヤ位置毎
に固定値として設定するようにしてもよく、これら各ギ
ヤ位置毎の固定値の最大値を1つのシフト操作禁止時間
I として設定するようにしてもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、変速段をアップシフト及びダウンシフトす
るシフト制御手段と、エンジン回転数を検出するエンジ
ン回転数検出手段と、該エンジン回転数検出手段のエン
ジン回転数検出値に基づいて、これが予め設定した過大
回転数以上となったときに前記シフト制御手段にアップ
シフト指令を送出する過回転抑制手段と、前記シフト制
御手段でアップシフト制御を開始してから所定時間が経
過するまでの間少なくとも手動変速手段によるシフトを
禁止するシフト禁止手段とを備えた構成を有するので、
過回転抑制手段でシフトアップ動作中における手動変速
手段によるシフトを禁止することができ、過回転抑制手
段によるシフトアップ中に、マニュアルモードでシフト
アップ要求を行ったときに、これによるシフトアップ動
作が禁止され、運転者に違和感を与えることを確実に防
止することができると共に、過回転抑制手段によるシフ
トアップ中にダウンシフト動作も禁止されるので、エン
ジンの過回転状態を確実に抑制することができるという
効果が得られる。
【0082】また、請求項2に係る発明によれば、前記
シフト禁止手段の所定時間が、現在の変速段、スロット
ル開度の何れかに応じて設定されるので、過回転抑制手
段によるアップシフト時のシフト禁止時間を実際のアッ
プシフト変速時間に対応させた最適時間に設定すること
ができるという効果が得られる。
【0083】さらに、請求項3に係る発明によれば、前
記シフト禁止手段の所定時間が、変速開始から変速終了
までの変速時間と略一致するように設定されているの
で、アップシフト変速の終了タイミングでシフト禁止を
解除することができ、実際の変速動作に応じたきめ細か
な制御を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】セレクト機構を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】コントローラの変速制御処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 トルクコンバータ 3 自動変速機 4 セレクト機構 4a セレクトレバー 4b 主案内路 4c 副案内路 4d 連通路 5 アップシフトスイッチ 6 ダウンシフトスイッチ 7 インヒビタースイッチ 8 マニュアルモードスイッチ 11 コントローラ 12 スロットルセンサ 15 エンジン回転センサ 17 車速センサ SSA,SSB シフトソレノイド
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 59:70

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行状態に基づいて自動的に変速段を設
    定する自動変速手段と、手動操作で選択された変速段を
    設定する手動変速手段とを選択可能な自動変速機の変速
    制御装置において、前記自動変速手段及び手動変速手段
    で設定された変速段にシフトするシフト制御手段と、エ
    ンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、該
    エンジン回転数検出手段のエンジン回転数検出値が予め
    設定した過回転数を越えたときに前記シフト制御手段に
    アップシフト指令を送出する過回転抑制手段と、該過回
    転抑制手段でアップシフト指令を送出してから所定時間
    が経過するまでの間少なくとも前記手動変速手段による
    前記シフト制御手段のシフトを禁止するシフト禁止手段
    とを備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シフト禁止手段の所定時間は、現在
    の変速段及びスロットル開度の少なくとも一方に応じて
    設定されることを特徴とする請求項1記載の自動変速機
    の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記シフト禁止手段の所定時間は、変速
    開始から変速終了までの変速時間と略一致するように設
    定されていることを特徴とする請求項1記載の自動変速
    機の変速制御装置。
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