JPH0548395B2 - - Google Patents

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JPH0548395B2
JPH0548395B2 JP59213961A JP21396184A JPH0548395B2 JP H0548395 B2 JPH0548395 B2 JP H0548395B2 JP 59213961 A JP59213961 A JP 59213961A JP 21396184 A JP21396184 A JP 21396184A JP H0548395 B2 JPH0548395 B2 JP H0548395B2
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shift
switch
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vehicle speed
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両等に搭載される自動変速機の制
御装置に関し、とりわけ、予め記憶された変速機
のシフトパターンが変更できるようになつた制御
装置に関する。
従来の技術 この種の自動変速機の制御装置としては、従
来、たとえば特開昭59−37359に示されたような
ものがある。即ち、この制御装置は、変速機の変
速が、車速信号、エンジン負荷信号およびレンジ
位置信号に基づいて、予め定めたシフトパターン
に沿つて行なわれるようになつていると共に、シ
フトアツプ指示スイツチおよびシフトダウン指示
スイツチを設け、これらのスイツチによつても手
動で変速制御ができるようになつている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる従来の自動変速機の制御
装置にあつては、運転者の好みの変速を行なわせ
ようとするその都度に変速指示スイツチを操作す
る必要がある。従つて、この場合の操作が煩わし
くなり、自動変速機の手軽さが失われてしまう。
更に、変速指示スイツチしかないため、アツプ
シフト点を高速側へ或いはダウンシフト点を低速
側へ移したいときに不自然さが生ずる。即ち、ア
ツプシフト点を高速側(ダウンシフト点を低速
側)へ移すときには、予め定めたシフトパターン
に従つて変速された後、シフトダウン(シフトア
ツプ)指示スイツチを操作しなければならず、変
速シヨツクが多く発生してしまう。また、特にコ
ーステイング時ダウンシフトさせたくないような
場合は、それの対応ができないという問題点があ
つた。
問題点を解決するための手段 そこで、本発明の自動変速機の制御装置は、か
かる従来の問題点を解決するためになされたもの
で、第1図に示すような構成となつている。
即ち、本発明は、スロツトル開度に対応する車
速に応じて変速を行うよう、制御手段bに予め記
憶されたシフトパターンに従い変速機aの変速段
を制御する制御装置において、変速段の変速を行
わせる信号を出力する変速指示スイツチcと、変
速段の変速を禁止する信号を出力する変速禁止ス
イツチdと、前記変速指示スイツチcと変速禁止
スイツチdとからの信号を入力し、前記変速指示
スイツチcから信号が出力されると、その時のス
ロツトル開度に応じた車速で変速を行うように前
記シフトパターンを変更すると共に変速段を変速
させ、前記変速禁止スイツチdから信号が出力さ
れると、前記シフトパターンに基づく変速段の変
速を禁止するようその時の変速段を維持し、前記
変速指示スイツチcからの信号が入力されるかも
しくは変速段毎に予め定めた車速を超えるとその
時のスロツトル開度に応じた車速で変速を行うよ
うに前記シフトパターンを変更すると共に変速段
を変速させるパターン変更手段eと、を設けた。
作 用 本発明の自動変速機の制御装置にあつては、前
記パターン変更手段eが、前記変速指示スイツチ
cから信号が出力されると、その時のスロツトル
開度に応じた車速で変速を行うように前記シフト
パターンを変更すると共に変速段を変速させ、前
記変速禁止スイツチdから信号が出力されると、
その時の変速段を維持するように前記シフトパタ
ーンに基づく変速段の変速を禁止し、維持した変
速段の有効車速範囲を超えるとその時のスロツト
ル開度に応じた車速で変速を行うように前記シフ
トパターンを変更し変速段を変速させる。
このため、例えば、加速時に通常のシフトパタ
ーンに基づく変速段のシフトアツプより早めのシ
フトアツプを望む場合には、変速指示スイツチc
を操作することにより変速させることができ、そ
の後スイツチc,dの操作なしに同じ特性で変速
を行わせることができる。逆に通常のシフトパタ
ーンに基づく変速段のシフトアツプより遅めの変
速を望む場合には、変速禁止スイツチdを操作す
ることによりシフトアツプを禁止することがで
き、その後、好みのところで変速指示スイツチc
を操作したり、維持している変速段の有効車速範
囲を超えるとシフトアツプさせることができ、そ
の後はスイツチc,dの操作なしに同じ特性で変
速を行わせることができる。
また、減速時に通常のシフトパターンに基づく
変速段のシフトダウンより早めの変速を望む場合
には、変速指示スイツチcを操作することにより
変速させることができ、その後スイツチc,dの
操作なしに同じ特性で変速を行わせることができ
る。逆に通常のシフトパターンに基づく変速段の
シフトダウンより遅めの変速を望む場合には、変
速禁止スイツチdを操作することによりシフトダ
ウンを禁止することができ、その後、好みのとこ
ろで変速指示スイツチcを操作したり、維持して
いる変速段の有効車速範囲を超えるとシフトダウ
ンさせることができ、その後はスイツチc,dの
操作なしに同じ特性で変速を行わせることができ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
即ち、第2図は本発明の一実施例を概略的に示
し、エンジン1回転はトルクコンバータ2を介し
て変速機3に入力され、そして、該変速機3で適
宜変速されたエンジン回転はデイフアレンシヤル
ギヤ4を介して駆動輪5,5aに伝達されるよう
になつている。6は前記変速機3を変速操作する
アクチユエータで、このアクチユエータ6は制御
手段としてのコントロールユニツト10からの出
力信号により作動されるようになつている。即
ち、該コントロールユニツト10には予め設定さ
れたシフトパターンが記憶手段11に記憶されて
おり、このシフトパターンに沿つて運転条件に応
じた変速段が選択され、この選択された変速段に
対応する信号を前記アクチユエータ6に出力する
ようになつている。前記運転条件を検出する手段
として、車速センサ12およびスロツトル開度を
検出するスロツトルセンサ13が用いられ、これ
ら各センサ12,13によつて得られる車速信号
およびエンジン負荷信号が前記コントロールユニ
ツト10に入力されるようになつている。
ここで、本実施例にあつては変速指示スイツチ
としてのシフトアツプスイツチ20およびシフト
ダウンスイツチ21、変速禁止スイツチとしての
シフトアツプ禁止スイツチ22およびシフトダウ
ン禁止スイツチ23が設けられている。
前記シフトアツプスイツチ20、シフトダウン
スイツチ21は操作された際にON信号を、それ
以外ではOFF信号を前記コントロールユニツト
10に出力するようになつており、たとえば、こ
れらスイツチ20,21としてモーメンタリー型
のスイツチが用いられている。そして、これら、
シフトアツプスイツチ20、シフトダウンスイツ
チ21はONされることによつて、コントロール
ユニツト10にシフトアツプおよびシフトダウン
の意志が入力保持されるようになつている。
一方、前記シフトアツプ禁止スイツチ22およ
びシフトダウン禁止スイツチ23は、一担操作さ
れるとON信号を発し、前記シフトアツプスイツ
チ20又は前記シフトダウンスイツチ21が操作
されるか、若しくは予め定めた車速に達するまで
ON信号を発し続けるようになつている。
ところで、30,31,32は前記記憶装置に
記憶されるシフトパターンを3通りに切換える第
1、第2、第3選択スイツチで、第1選択スイツ
チ30をONすることにより第3図に示すような
燃費重視のエコノミー(E)パターンが得られ、第2
選択スイツチ31をONすることにより第4図に
示すようなパワー(P)パターンが得られ、また、第
3選択スイツチ32をONすることにより第5図
に示すような運転者の好みに合わされたフリー(F)
パターンが得られるようになつている。従つて、
前記第3選択スイツチ32をONにしてフリーパ
ターンにすることにより、前記シフトアツプ、シ
フトダウンスイツチ20,21および前記シフト
アツプ、シフトダウン禁止スイツチ22,23に
よる動作が行なわれるようになつている。
更に、本実施例にあつては前記コントロールユ
ニツト10にパターン変更手段24が設けられ、
前記シフトアツプスイツチ20、シフトダウンス
イツチ21によつて、予め記憶されたフリー(F)パ
ターンの変速点が変更された後は、前記パターン
変更手段24によつてこの変更されたパターンに
従つて記憶手段11の前記フリー(F)パターンを変
更するようになつている。
尚、40は表示装置で、後述するように変速機
3の変速位置を運転者に表示するようになつてい
る。
以下、第6図A,Bに示すフローチヤートに基
づいて、本実施例の変速制御を述べる。
まず、プログラムがスタートすると、ステツプ
1000で車速センサ12の信号から車速を読込み、
続いてステツプ2000ではスロツトルセンサ13の
信号からスロツトル開度(TVO)を読込む。
次のステツプ3000では、前記第1、第2、第3
選択スイツチ30,31,32の切換位置を読取
り、エコノミー(E)パターン、パワー(P)パターンお
よびフリー(F)パターンを判別する。そして、シフ
トパターンがEパターンまたはPパターンである
場合は、ステツプ4000に進み、予め記憶手段11
に記憶された夫々のパターンに対応した第3図又
は第4図の変速パターンから、前記ステツプ1000
およびステツプ2000で読込んだ車速とスロツトル
開度における変速位置を判定し、その結果を新し
い変速位置を示すフラグ(GRNEW)に記憶す
る。
続いて、ステツプ5000では前述のGRNEWフ
ラグと、現在のギヤ位置を示すフラグ
(GROLD)の比較を行ない、等しい場合はステ
ツプ6000に進み、現在の変速位置を示す表示制御
信号を表示装置40に出力してステツプ1000に戻
る。ステツプ5000で2つのフラグの値が異なる場
合、即ち、ギヤ位置が変化する場合はステツプ
5100に進み、前記GROLDのフラグ値に対応する
変速位置を解除し、GRNEWフラグの値に対応
した変速位置を達成するための変速制御信号をア
クチユエータ13に出力する。続いて、ステツプ
5200でGROLDフラグの値をGRNEWフラグの値
に変更し、ステツプ6000に進み、この更新した
GROLDフラグ値に基づいて現在の変速位置を表
示する。
次に、ステツプ3000でフリー(F)パターンと判断
すると、後述するステツプ3100以下のステツプ
3000番代の処理を行なう。本実施例では、シフト
アツプスイツチ(up・sw)20、シフトダウン
スイツチ(DOWN・Sw)21およびシフトアツ
プ禁止スイツチ(up禁止sw)22、シフトダウ
ン禁止スイツチ(DOWN禁止SW)23のON、
OFFに基づいて変速を制御し、更に変速パター
ンを変更する。また、安全対策の意味でシフトダ
ウンスイツチ21がONになつた場合とか、シフ
トアツプ禁止スイツチ22がONになつている状
態においても、車速とギヤ比からエンジン回転速
度を算出し、エンジンのオーバーランの危険があ
る場合は、夫々シフトダウンを禁止するとか、シ
フトアツプ禁止スイツチ22に関係なくシフトア
ツプするようにしている。更に、シフトアツプ禁
止スイツチ22がONし、ドライバーがシフトア
ツプを望んでいない場合では、エンジンのオーバ
ーラン条件に加え、加速性能の面からも自動的に
シフトアツプするようにしている。
この加速性能については、第7図の特性図に基
づいて説明する。即ち、この第7図はスロツトル
開度がある値に固定(たとえば5/8とか7/8)して
いれば、各変速段での加速度は、車速が上昇すれ
ば次第に減少することが示されている。そして、
車速がOからV12までは第1速が、V12からV23
では第2速が、V23以上では第3速が各変速段の
中で最も大きな加速として得られることが示され
ている。従つて、このスロツトル開度条件では、
V12で1→2変速を、V23で2→3変速を実施す
ることにより、最もよい加速が得られることにな
る。このような特性は、エンジン性能、トルクコ
ンバータ性能および変速ギヤ比等により、種々の
スロツトル開度について求められ、予め記憶して
おいてもよいし、これらの各性能を記憶し、その
都度算出してもよい。そして、V12、V23のよう
な最大加速達成のための車速になれば、シフトア
ツプ禁止スイツチ22がONであつても自動的に
シフトアツプされるようになつている。これによ
つては、低速ギヤで必要以上にエンジン回転が上
昇するまで加速し、燃費の悪化と加速の悪化を生
ずるのを防止する。
次に、ステツプ3100以下の処理を説明する。
ステツプ3100でシフトアツプスイツチ20の
ON、OFFを判別し、ONの場合はステツプ3100
に進み、変速ギヤがトツプであるか否かを判別
し、トツプの場合は後述するステツプ3250に進
む。トツプでなければステツプ3120で新しい変速
位置を示すGRNEWフラグに、現在の変速位置
を示すGROLDフラグの値に「1」を加えた値を
格納する(GRNEW=GROLD+1)。続いて、
ステツプ3130でステツプ1000とステツプ2000で読
み込まれた車速とスロツトル開度(TVO)に従
つて変速パターンを変更する。即ち、第5図にお
いて、P2点でシフトアツプスイツチ20がONさ
れた場合、スロツトル開度がBj区間であれば、
今までは車速V4が変速点であつたシフトパター
ンを、前記Bj区間で車速V3を変速点とするパタ
ーンに変更する。また、シフトアツプ禁止スイツ
チ22が操作された後にシフトアツプスイツチ2
0が第5図のP1点でONした場合には、スロツト
ル開度がAi区間では変速車速がV1からV2に変更
されたパターンとなる。その後、ステツプ3250に
進みシフトアツプおよびシフトダウンを禁止する
フラグ(uPNGFLGとDWNNGFLG)をOFFに
し、前述のステツプ5100に進む。
ステツプ3100でシフトアツプスイツチ20が
OFFのときはステツプ3200に進み、シフトダウ
ンスイツチ21のON、OFFを判別する。そし
て、シフトダウンスイツチ21がONのときは、
ステツプ3210に進み、変速ギヤがローであるか否
かを判別し、ローの場合には前記ステツプ6000に
進み、否の場合はステツプ3220で現在の車速とシ
フトダウンしたときのギヤ比からエンジン回転を
算出し、エンジンのオーバーランの可能性を判別
し、可能性有りの場合はステツプ6000に進む。可
能性がなければステツプ3230でダウンシフトのた
めにGRNEW=GROLD−1とし、ステツプ3240
で前述のアツプシフトの変更にダウンシフト点の
変更を行い、前述のステツプ3250に進む。
ステツプ3200でシフトダウンスイツチ21が
OFFのときは、ステツプ3300に進み、シフトア
ツプを禁止するフラグ(uPNGFLG)のON、
OFFを判別する。ONのときはステツプ3310で現
在のギヤ位置と車速から、エンジンのオーバーラ
ンの可能性を判別し、可能性有りの場合はステツ
プ3330に進み、アツプシフトのためにGRNEW
=GROLD+1とし、ステツプ3340ではステツプ
1000とステツプ2000で読み込んだ車速とスロツト
ル開度に基づき、シフトパターンを前述のステツ
プ3130と同様に行う。続いて、ステツプ3350で
uPNGFLGをOFFにし、既述のステツプ5100に
進む。ステツプ3310でオーバーランの加能性がな
い場合には、第7図で説明したように加速最大車
速を越えたか否かを、ステツプ3320により予み記
憶したデータと比較して判別し、越えた場合は前
述のステツプ3330以下の処理を行ない、否の場合
はステツプ6000に進む。
ステツプ3300でuPNGFLGがOFFのときは、
ステツプ3400に進み、シフトアツプ禁止スイツチ
22がONしたか否かを判別し、OFFのときはス
テツプ3500に進む。ONのときはステツプ3410で
シフトアツプを禁止するuPNGFLGをONにし、
ステツプ3420でシフトダウンを禁止する
DWNNGFLGをOFFにし、ステツプ6000に進
む。
ステツプ3400でシフトアツプ禁止スイツチ22
のOFFを判別し、ステツプ3500に進むと、ダウ
ンシフトの禁止フラグ(DWNNGFLG)のON、
OFFを判別し、ONのときはステツプ3510に進
み、読み込んだ車速が予め定めた最低車速以下か
否かを判別する。最低車速以下の場合はステツプ
3511でダウンシフトのために新しい変速位置を示
すフラグ(GRNEW)のGROLDのフラグ値から
「1」を減じた値に格納する(GRNEW=
GROLD−1)。続いてステツプ3512にて前述と
同様の方法でシフトパターンを変更し、ステツプ
3513でDWNFLGをOFFにする。その後ステツプ
6000に進む。一方、ステツプ3510で最低車速以上
と判断した場合直接ステツプ6000に進む。
ステツプ3500でDWNNGFLGがOFFの場合
は、ステツプ3600でシフトダウンスイツチ21が
ONしたか否かを判別し、ONの場合はステツプ
3610に進み、ダウンシフトを禁止するフラグ
(DWNNGFLG)をONにし、続いてアツプシフ
トを禁止するフラグ(uPNGFLG)をOFFにし、
ステツプ6000に進む。
ステツプ3600でシフトダウン禁止スイツチ23
がOFFのときは、ステツプ4000に進み、フリー
(F)パターンの変速線図と車速とTVOより変速位
置を選択し、その位置に対応した値をGRNEW
フラグに格納し、前述したステツプ5000以下の処
理を行なう。
尚、フリー(F)パターンの初期値としては、例え
ば変速点がエコノミー(E)パターンとパワー(P)パタ
ーンの中間となるように設定しておく。
また、フリー(F)パターンを選択するスイツチを
複数にすることも可能で、この場合1人の運転者
が何通りかのパターンを作つておくことも可能で
あるし、更に、1台の車を何人かの運転者が運転
するときには、各運転者の好みのパターンをそれ
ぞれ作つておくことも可能である。
発明の効果 以上説明してきたように本発明の自動変速機の
制御装置にあつては、変速指示スイツチおよび変
速禁止スイツチを操作することによつて運転者の
意図したスロツトル開度に応じた車速にてシフト
アツプおよびシフトダウンを行わせることができ
ると共に、パターン変更手段によりシフトパター
ン自体が指示された変速点で変速するように変更
されるので、その後、スイツチの操作がなくても
運転者の意図した点での変速を行わせることがで
きる。
このため、例えばコーステイング時において、
早めにシフトダウンさせエンジンブレーキを効か
せたい運転者もいれば、シフトダウンによるエン
ジンブレーキを効かせたくない運転者もいるが、
本発明にあつてはいずれの運転者に対しても、自
己の好みにも合わせたシフトダウンを一度手動で
指定すれば、2度目からは自動的に同じ特性で変
速を実行させることができるという優れた効果を
奏する。
更に、パターン変更手段は、運転者が変速禁止
スイツチを操作した後、変速指示スイツチの操作
を忘れていても、維持している変速段の有効車速
範囲を超えると変速させることができるので、無
意味な変速禁止状態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における自動変速機の制御装置
の概念を示すブロツク図、第2図は本発明の一実
施例を示すブロツク図、第3図、第4図、第5図
は本発明に用いられる変速パターンの実施例を
夫々示す特性図、第6図A,Bは本発明の制御の
一実施例として用いられるフローチヤート図、第
7図は変速機の各変速ギヤによるスロツトル開度
一定での加速と加速度との関係を示す特性図であ
る。 1……エンジン、3……変速機、10……コン
トロールユニツト(制御手段)、20……シフト
アツプスイツチ(変速指示スイツチ)、21……
シフトダウンスイツチ(変速指示スイツチ)、2
2……シフトアツプ禁止スイツチ(変速禁止スイ
ツチ)、23……シフトダウン禁止スイツチ(変
速禁止スイツチ)、24……パターン変更手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スロツトル開度に対応する車速に応じて変速
    を行うよう、制御手段に予め記憶されたシフトパ
    ターンに従い変速段を制御する自動変速機の制御
    装置において、 変速段の変速を行わせる信号を出力する変速指
    示スイツチと、 変速段の変速を禁止する信号を出力する変速禁
    止スイツチと、 前記変速指示スイツチと変速禁止スイツチとか
    らの信号を入力し、前記変速指示スイツチから信
    号が出力されると、その時のスロツトル開度に応
    じた車速で変速を行うように前記シフトパターン
    を変更すると共に変速段を変速させ、前記変速禁
    止スイツチから信号が出力されると、前記シフト
    パターンに基づく変速段の変速を禁止するようそ
    の時の変速段を維持し、前記変速指示スイツチか
    らの信号が入力されるかもしくは変速段毎に予め
    定めた車速を超えるとその時のスロツトル開度に
    応じた車速で変速を行うように前記シフトパター
    ンを変更すると共に変速段を変速させるパターン
    変更手段と、 を設けたことを特徴とする自動変速機の制御装
    置。
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