JPH1089122A - 成層燃焼エンジンのアイドル回転数制御装置 - Google Patents
成層燃焼エンジンのアイドル回転数制御装置Info
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Abstract
いて、負荷が加えられた際の各燃焼状態におけるアイド
ル回転数の安定性を確保し、もって回転変動による不具
合を防止する。 【解決手段】エンジン1の第1吸気弁6a及び第2吸気
弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴
射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は、直
接的に気筒1a内に噴射される。また、電子制御式のス
ロットル弁23の開度や、燃料噴射弁11からの噴射量
が制御されることによりアイドルアップが図られる。電
子制御装置(ECU)30は、シフト位置がDレンジに
なった後、所定の遅延時間が経過した後にアイドルアッ
プを実行する。また、成層燃焼時の遅延時間を均質燃焼
時の遅延時間よりも大きく設定する。従って、実際にエ
ンジン1に負荷がかかる時期と、アイドルアップの時期
との適正化が図られる。
Description
のアイドル回転数制御装置に係り、詳しくは、筒内噴射
式内燃機関の如く、成層燃焼及び均質燃焼を行いうる成
層燃焼エンジンのアイドル回転数制御装置に関するもの
である。
においては、燃料噴射弁からの燃料は、吸気ポートに噴
射され、燃焼室には予め燃料と空気との均質混合気が供
給される。かかるエンジンでは、アクセル操作に連動す
るスロットル弁によって吸気通路が開閉され、この開閉
により、エンジンの燃焼室に供給される吸入空気量(結
果的には燃料と空気とが均質に混合された気体の量)が
調整され、もってエンジン出力が制御される。
術では、スロットル弁の絞り動作に伴って大きな吸気負
圧が発生し、ポンピングロスが大きくなって効率は低く
なる。これに対し、スロットル弁の絞りを小とし、燃焼
室に直接燃料を供給することにより、点火プラグの近傍
に可燃混合気を存在させ、当該部分の空燃比を高めて、
着火性を向上するようにしたいわゆる「成層燃焼」とい
う技術が知られている。この技術では、一般に、燃料を
燃焼室内に均一に分散して噴射供給するための均質燃焼
用の燃料噴射弁と、点火プラグ周りに向けて燃料を直接
噴射供給する成層燃焼用の燃料噴射弁とが設けられてい
る。そして、エンジンの低負荷時には、成層燃焼用の燃
料噴射弁から燃料が噴射され、その燃料が点火プラグ周
りに偏在供給されるとともに、スロットル弁がほぼ全開
に開かれて成層燃焼が実行される。これにより、燃費の
向上が図られるとともに、ポンピングロスの低減が図ら
れる。
る装置としては、従来より種々の技術が提案されてい
る。すなわち、近年では一般に、低燃費化の観点から、
アイドル回転数が比較的低く設定されているため、自動
変速機等の負荷を備えたエンジンでは、非駆動レンジ
(Nレンジ等)から駆動レンジ(Dレンジ等)へシフト
変更した際の負荷の増大により回転数低下、ひいてはス
トールが起こりやすい。そのため、この技術では、上記
のような回転数の不安定化を防止することを主目的とし
ている。
示された技術では、非駆動レンジから駆動レンジへシフ
トした際には、負荷信号が入力されてから所定の遅延時
間が経過した後にアイドル回転数の増大(アイドルアッ
プ)を行うようにしている。これは、負荷信号が入力さ
れてから、負荷が実際にエンジンに加わるまでの間に若
干の遅れが存在するため、その遅れに合わせてアイドル
アップを実行しようとするものである。また、この技術
では、非駆動レンジから駆動レンジへシフトした際、そ
の駆動レンジのシフト位置(Dレンジ、Lレンジ等)に
応じて遅延時間を変更するようにしている。
記載された技術を、既述した成層燃焼を行いうるエンジ
ンに適用した場合には、次に示すような問題が生じるお
それがあった。すなわち、成層燃焼が行われている場
合、スロットル弁の開度は比較的大きいため、吸入空気
量ではなく、燃料の噴射量を増大させることによりアイ
ドルアップが行われる。これに対し、均質燃焼のときに
は、スロットル弁(或いはアイドルピードコントロール
バルブ)の開度を増大させて吸入空気量を増大させるこ
とによってアイドルアップが行われる(勿論、このとき
は空燃比をほぼ一定に保つべく吸入空気量の増大に伴っ
て燃料噴射量も増大させられる)。
るにしても、成層燃焼実行時と、均質燃焼実行時とで
は、アイドルアップの方法に相違がある。このため、ア
イドルアップが指令されてから、実際にトルクが増大す
るまでの応答時間が、成層燃焼と均質燃焼とでは異なっ
てくる。具体的には、成層燃焼の場合には、燃料噴射量
が増大させられるだけなので、応答遅れはほとんどなく
即座にトルク増大に反映される。一方、均質燃焼の場合
には、スロットル弁(或いはアイドルピードコントロー
ルバルブ)が開かれてから、燃焼室に増大した空気量が
到達するまでに時間を要するため、トルクが増大するの
が相対的に遅いものとなる。
応答が比較的早い場合には、先にトルクが増大してから
負荷が加わることとなる。その結果、回転数が一旦増大
して、その後、負荷がかかってショックが発生し、回転
数が急激に落ち込むといった不具合が発生するおそれが
あった。逆に、アイドルアップの応答が余りに遅い場合
には、トルクが増大する前に負荷が加わることとなり、
回転数が低下して、エンジンストールが起こるおそれが
あった。
れたものであって、その目的は、成層燃焼及び均質燃焼
を行いうる成層燃焼エンジンのアイドル回転数制御装置
において、エンジンに負荷が加えられた際の各燃焼状態
におけるアイドル回転数の安定性を確保し、もって回転
変動による不具合を防止することのできる成層燃焼エン
ジンのアイドル回転数制御装置を提供することにある。
に請求項1に記載の発明においては、図1に示すよう
に、成層燃焼及び均質燃焼を行うべく、エンジンM1の
気筒内に燃料を供給しうる燃料噴射手段M2と、前記エ
ンジンM1の運転状態を検出する運転状態検出手段M3
と、前記運転状態検出手段M3の検出結果に基づき、成
層燃焼と均質燃焼との間で、燃焼状態の制御を行う燃焼
状態制御手段M4と、前記エンジンM1のアイドリング
時の回転数を増大させるためのアイドルアップ手段M5
と、前記エンジンM1に加えられる負荷の作動状態を検
出する負荷状態検出手段M6と、前記負荷状態検出手段
M6の検出結果に基づき、前記負荷の作動が検出された
後、前記アイドルアップ手段M5を制御して前記エンジ
ンM1のアイドル回転数を増大させるアイドルアップ制
御手段M7とを備えた成層燃焼エンジンのアイドル回転
数制御装置において、前記燃焼状態制御手段M4により
成層燃焼が実行されているときの前記アイドルアップ制
御手段M7により前記エンジンM1のアイドル回転数を
増大させる時期を、前記燃焼状態制御手段M4により均
質燃焼が実行されているときの前記アイドルアップ制御
手段M7により前記エンジンM1のアイドル回転数を増
大させる時期よりも遅らせるアイドルアップ開始時期制
御手段M8を設けたことをその要旨としている。
1に記載の成層燃焼エンジンのアイドル回転数制御装置
において、前記アイドルアップ手段M5は、成層燃焼が
実行されているときには、燃料噴射量を増大させるもの
であり、均質燃焼が実行されているときには、少なくと
も吸入空気量を増大させるものであることをその要旨と
している。
項2に記載の成層燃焼エンジンのアイドル回転数制御装
置において、前記吸入空気量を増大させるものは、吸気
通路に設けられたスロットル弁及び該スロットル弁を開
閉するためのアクチュエータよりなる電子制御式スロッ
トル機構、吸気通路に設けられたスロットル弁をバイパ
スするバイパス吸気通路に設けられたアイドルスピード
コントロールバルブ及び該バルブを開閉するためのアク
チュエータよりなるISC機構のうち少なくとも1つに
よって構成されていることをその要旨としている。
項1から3のいずれかに記載の成層燃焼エンジンのアイ
ドル回転数制御装置において、前記アイドルアップ制御
手段M7は、前記負荷の作動が検出された後、所定の遅
延時間経過後に前記アイドルアップ手段M5を制御して
前記エンジンM1のアイドル回転数を増大させるもので
あり、かつ、前記アイドルアップ開始時期制御手段M8
は、成層燃焼が実行されているときの前記遅延時間を、
均質燃焼が実行されているときの前記遅延時間よりも長
くするものであることをその要旨としている。
図1に示すように、燃料噴射手段M2によって、エンジ
ンM1の気筒内に燃料が供給され、気筒内の燃料が燃焼
することにより、エンジンM1は駆動力を得る。また、
エンジンM1の気筒内の燃料により、成層燃焼及び均質
燃焼が行われうる。
ジンM1の運転状態が検出され、その検出結果に基づ
き、燃焼状態制御手段M4によって、成層燃焼と均質燃
焼との間で、燃焼状態の制御が行われる。
作動状態が負荷状態検出手段M6によって検出される。
そして、その検出結果に基づき前記負荷の作動が検出さ
れた後、アイドルアップ制御手段M7によって、前記ア
イドルアップ手段M5が制御される。これにより、エン
ジンM1のアイドル回転数が増大させられる。
期制御手段M8によって、燃焼状態制御手段M4により
成層燃焼が実行されているときの前記アイドルアップ制
御手段M7により前記エンジンM1のアイドル回転数を
増大させる時期が、均質燃焼が実行されているときのア
イドル回転数の増大時期よりも遅らされる。ここで、成
層燃焼が実行されているときのアイドルアップの応答速
度が、均質燃焼が実行されているときのアイドルアップ
の応答速度よりも遅いことが経験的に明らかである。こ
のため、上記のようにアイドル回転数の増大時期に差を
設けることにより、実際にエンジンM1に負荷がかかる
時期と、アイドルアップの時期との適正化が図られるこ
ととなる。
求項1に記載の発明の作用に加えて、前記アイドルアッ
プ手段M5により、成層燃焼が実行されているときに
は、燃料噴射量が増大させられる。また、均質燃焼が実
行されているときには、少なくとも吸入空気量が増大さ
せられる。従って、成層燃焼が実行されているときのア
イドルアップの応答速度が、均質燃焼が実行されている
ときのアイドルアップの応答速度よりも遅くなる。その
ため、上記請求項1に記載の発明の作用が確実に奏され
ることとなる。
請求項2に記載の発明の作用に加えて、前記吸入空気量
を増大させるものは、吸気通路に設けられたスロットル
弁及び該スロットル弁を開閉するためのアクチュエータ
よりなる電子制御式スロットル機構、吸気通路に設けら
れたスロットル弁をバイパスするバイパス吸気通路に設
けられたアイドルスピードコントロールバルブ及び該バ
ルブを開閉するためのアクチュエータよりなるISC機
構のうち少なくとも1つによって構成されている。この
ため、吸気通路の開口面積を変更しうる既存の装置を用
いて吸入空気量を増大させ、アイドル回転数の増大を図
ることが可能となる。
請求項1から3に記載の発明の作用に加えて、前記アイ
ドルアップ制御手段M7によって、前記負荷の作動が検
出された後、所定の遅延時間経過後に前記アイドルアッ
プ手段M5が制御されてアイドル回転数が増大させられ
る。また、前記アイドルアップ開始時期制御手段M8に
よって、成層燃焼が実行されているときの前記遅延時間
が、均質燃焼が実行されているときの前記遅延時間より
も長くされる。ここで、負荷の作動が検出されてから実
際にエンジンM1に負荷が加わるまでには若干の時間を
要する。このため、本発明によれば、その時間に併せて
アイドルアップを図ることが可能となる。従って、より
一層のアイドル回転数の安定化を図ることができる。
ンジンのアイドリング回転数制御装置を具体化した一実
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
された筒内噴射式エンジンの燃料噴射制御装置を示す概
略構成図である。エンジン1は、例えば4つの気筒1a
を具備し、これら各気筒1aの燃焼室構造が図3に示さ
れている。これらの図に示すように、エンジン1はシリ
ンダブロック2内にピストンを備えており、当該ピスト
ンはシリンダブロック2内で往復運動する。シリンダブ
ロック2の上部にはシリンダヘッド4が設けられ、前記
ピストンとシリンダヘッド4間には燃焼室5が形成され
ている。また、本実施の形態では1気筒1aあたり、4
つの弁が配置されており、図中において、符号6aとし
て第1吸気弁、6bとして第2吸気弁、7aとして第1
吸気ポート、7bとして第2吸気ポート、8として一対
の排気弁、9として一対の排気ポートがそれぞれ示され
ている。
はヘリカル型吸気ポートからなり、第2の吸気ポート7
bはほぼ真っ直ぐに延びるストレートポートからなる。
また、シリンダヘッド4の内壁面の中央部には点火プラ
グ10が配設されている。この点火プラグ10には、図
示しないディストリビュータを介してイグナイタ12か
らの高電圧が印加されるようになっている。そして、こ
の点火プラグ10の点火タイミングは、イグナイタ12
からの高電圧の出力タイミングにより決定される。さら
に、第1吸気弁6a及び第2吸気弁6b近傍のシリンダ
ヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射手段としての燃料噴
射弁11が配置されている。すなわち、本実施の形態に
おいては、燃料噴射弁11からの燃料は直接的に気筒1
a内に噴射されるようになっている。
ポート7a及び第2吸気ポート7bは、それぞれ各吸気
マニホルド15内に形成された第1吸気路15a及び第
2吸気路15bを介してサージタンク16内に連結され
ている。各第2吸気通路15b内にはそれぞれスワール
コントロールバルブ17が配置されている。これらのス
ワールコントロールバルブ17は共通のシャフト18を
介して例えばステップモータ(或いはDCモータ)19
に連結されている。このステップモータ19は、後述す
る電子制御装置(以下単に「ECU」という)30から
の出力信号に基づいて制御される。なお、当該ステップ
モータ19の代わりに、エンジン1の吸気ポート7a,
7bの負圧に応じて制御されるものを用いてもよい。
を介してエアクリーナ21に連結され、吸気ダクト20
内には、ステップモータ22によって開閉されるアイド
ルアップ手段を構成するスロットル弁23が配設されて
いる。つまり、本実施の形態のスロットル弁23は、い
わゆる電子制御式のものであり、基本的には、同じくア
イドルアップ手段を構成するアクチュエータとしてのス
テップモータ(或いはDCモータ)22が前記ECU3
0からの出力信号に基づいて駆動されることにより、ス
ロットル弁23が開閉制御される。そして、このスロッ
トル弁23の開閉により、吸気ダクト20を通過して燃
焼室5内に導入される吸入空気量が調節されるようにな
っている。本実施の形態では、吸気ダクト20、サージ
タンク16並びに第1吸気路15a及び第2吸気路15
b等により、吸気通路が構成されている。
開度(スロットル開度TA)を検出するためのスロット
ルセンサ25が設けられている。なお、前記各気筒の排
気ポート9には排気マニホルド14が接続されている。
そして、燃焼後の排気ガスは当該排気マニホルド14を
介して図示しない排気管へ排出されるようになってい
る。
ス再循環(EGR)機構51が設けられている。このE
GR機構51は、排気ガス再循環通路としてのEGR通
路52と、同通路52の途中に設けられたEGRバルブ
53とを含んでいる。EGR通路52は、スロットル弁
23の下流側の吸気ダクト20と、排気ダクトとの間を
連通するよう設けられている。また、EGRバルブ53
は、弁座、弁体及びステップモータ(いずれも図示せ
ず)を内蔵している。EGRバルブ53の開度は、ステ
ップモータが弁体を弁座に対して断続的に変位させるこ
とにより、変動する。そして、EGRバルブ53が開く
ことにより、排気ダクトへ排出された排気ガスの一部が
EGR通路52へと流れる。その排気ガスは、EGRバ
ルブ53を介して吸気ダクト20へ流れる。すなわち、
排気ガスの一部がEGR機構51によって吸入混合気中
に再循環する。このとき、EGRバルブ53の開度が調
節されることにより、排気ガスの再循環量が調整される
のである。
ンピュータからなっており、双方向性バス31を介して
相互に接続されたRAM(ランダムアクセスメモリ)3
2、ROM(リードオンリメモリ)33、マイクロプロ
セッサからなるCPU(中央処理装置)34、入力ポー
ト35及び出力ポート36を具備している。本実施の形
態においては、当該ECU30により、燃焼状態制御手
段、アイドルアップ制御手段及びアイドルアップ開始時
期制御手段が構成されている。
アクセルペダル24の踏込み量に比例した出力電圧を発
生するアクセルセンサ26Aが接続され、該アクセルセ
ンサ26Aによりアクセル開度ACCPが検出される。
当該アクセルセンサ26Aの出力電圧は、AD変換器3
7を介して入力ポート35に入力される。また、同じく
アクセルペダル24には、アクセルペダル24の踏込み
量が「0」であることを検出するための全閉スイッチ2
6Bが設けられている。すなわち、この全閉スイッチ2
6Bは、アクセルペダル24の踏込み量が「0」である
場合に全閉信号XIDLとして「1」の信号を、そうで
ない場合には「0」の信号を発生する。そして、該全閉
スイッチ26Bの出力電圧も入力ポート35に入力され
るようになっている。
1aが吸気上死点に達したときに出力パルスを発生し、
この出力パルスが入力ポート35に入力される。クラン
ク角センサ28は例えばクランクシャフトが30°CA
回転する毎に出力パルスを発生し、この出力パルスが入
力ポートに入力される。CPU34では上死点センサ2
7の出力パルスとクランク角センサ28の出力パルスか
らエンジン回転数NEが算出される(読み込まれる)。
ワールコントロールバルブセンサ29により検出され、
これによりスワールコントロールバルブ17の開度が測
定される。そして、スワールコントロールバルブセンサ
29の出力はA/D変換器37を介して入力ポート35
に入力される。
り、スロットル開度TAが検出される。このスロットル
センサ25の出力はA/D変換器37を介して入力ポー
ト35に入力される。
16内の圧力(吸気圧PiM)を検出する吸気圧センサ
61が設けられている。さらに、エンジン1の冷却水の
温度(冷却水温THW)を検出する水温センサ62が設
けられている。そして、これらセンサ61,62の出力
もA/D変換器37を介して入力ポート35に入力され
るようになっている。
ン1に対し自動変速機71が駆動連結されており、該自
動変速機71は、例えば図示しないエアーコンディショ
ナ(エアコン)等とともに、負荷の一部を構成してい
る。併せて、自動変速機71の内部には、負荷検出手段
を構成するニュートラルスタートスイッチ63が設けら
れている。このニュートラルスタートスイッチ63は、
現在のシフト位置がニュートラルレンジ[Nレンジ(P
レンジも含む)]にあることを検出する。すなわち、現
在のシフト位置がNレンジにある場合には、ニュートラ
ル信号NSWとして「0」の信号を出力し、ドライブレ
ンジ(Dレンジ)にある場合には、ニュートラル信号N
SWとして「1」の信号を出力するようになっている。
センサ25、アクセルセンサ26A、全閉スイッチ26
B、上死点センサ27、クランク角センサ28、スワー
ルコントロールバルブセンサ29、吸気圧センサ61、
水温センサ62、ニュートラルスタートスイッチ63等
により、エンジン1の運転状態を検出する運転状態検出
手段が構成されている。
路38を介して各燃料噴射弁11、各ステップモータ1
9,22、イグナイタ12及びEGRバルブ53(ステ
ップモータ)に接続されている。そして、ECU30は
各センサ等25〜29,61〜63からの信号に基づ
き、ROM33内に格納された制御プログラムに従い、
燃料噴射弁11、ステップモータ19,22、イグナイ
タ12(点火プラグ10)及びEGRバルブ53等を好
適に制御する。
ドル回転数制御装置における本実施の形態に係る各種制
御に関するプログラムについて、フローチャートを参照
して説明する。図4は、本実施の形態におけるスロット
ル弁23(ステップモータ22)及び燃料噴射弁11を
制御してアイドル回転数制御を実行する際に使用される
アイドルアップ要求フラグXNSWを設定するための
「アイドルアップ要求フラグ設定ルーチン」を示すフロ
ーチャートであって、メインルーチンとしてECU30
により実行される。
30は先ずステップ101において、各種センサ等25
〜29,61〜63から、エンジン回転数NE、アクセ
ル開度ACCP、ニュートラル信号NSW等の、そのと
きどきの運転状態や負荷を示す各種検出信号等を読み込
む。
み込んだニュートラル信号NSWが「0」であるか否か
を判断する。そして、ニュートラル信号NSWが「0」
でない、すなわち、「1」である場合には、現在のシフ
ト位置がNレンジにあり、外部負荷が加わっていないも
のとしてステップ103へ移行する。
ンタのカウント値CNDDLYを「0」にクリヤする。
ここで、ディレーカウンタは、一定時間(例えば「32
ms」)毎にそのカウント値CNDDLYをカウントア
ップするものである。従って、現在のシフト位置がNレ
ンジにあると判断された場合には、ディレーカウンタの
カウント値CNDDLYが「0」にクリヤされ続ける。
ドルアップ要求フラグXNSWを「1」に設定する。こ
こで、アイドルアップ要求フラグXNSWというのは、
アイドルアップを要求することを示すフラグであって、
アイドルアップを要求する場合には「0」に、そうでな
い場合には「1」に設定される。そして、ECU30は
その後の処理を一旦終了する。従って、この場合には、
アイドルアップは実行されないこととなる。
ートラル信号NSWが「0」の場合には、現在のシフト
位置がDレンジにあり、外部負荷が加わるものとしてス
テップ105へ移行する。
ードFMODEが「0」であるか否かを判断する。ここ
で、燃焼状態が成層燃焼である場合には燃焼モードFM
ODEが「0」に設定され、均質燃焼が実行されている
場合には燃焼モードFMODEが「1」に設定される。
そして、現在の燃焼モードFMODEが「0」の場合に
は、現在成層燃焼が実行されているものとしてステップ
106へ移行する。ステップ106においては、所定時
間T0を遅延時間TDとして設定する。また、これに対
し、現在の燃焼モードFMODEが「1」の場合には、
現在均質燃焼が実行されているものとしてステップ10
7へ移行する。ステップ107においては、所定時間T
1[前記所定時間T0よりも短い(T0>T1)]を遅
延時間TDとして設定する。
から移行して、ステップ108においては、現在のディ
レーカウンタのカウント値CNDDLYが、ステップ1
06又はステップ107で設定された遅延時間TD以上
となっているか否かを判断する。そして、未だカウント
値CNDDLYが遅延時間TD以上となっていない場合
には、何らの処理をも行うことなくその後の処理を一旦
終了する。また、カウント値CNDDLYが遅延時間T
D以上となっている場合には、アイドルアップ要求フラ
グXNSWを「0」に設定する。そして、ECU30は
その後の処理を一旦終了する。従って、この場合には、
アイドルアップが実行されることとなる。
ラグ設定ルーチン」においては、そのときのニュートラ
ル信号NSWと、そのニュートラル信号NSWが「0」
となってからの時間(カウント値CNDDLY)が遅延
時間TDを経過したか否かによってアイドルアップ要求
フラグXNSWが「1」又は「0」に設定される。ま
た、前記遅延時間TDは、成層燃焼が実行されている
か、均質燃焼が実行されているかによって可変とされ
る。
SWに基づいて実際にアイドル回転数を制御するための
処理について説明する。すなわち、図5は、ECU30
により実行される「ISCルーチン」を示すフローチャ
ートであって、所定クランク角(例えば「180°C
A」)毎の割り込みで実行される。
30はまずステップ201において、アイドルアップ要
求フラグXNSWが「0」であるか否かを判断する。そ
して、アイドルアップ要求フラグXNSWが「0」の場
合には、アイドルアップ、つまりアイドル回転数の増大
を図るべく、ステップ202において、別途のルーチン
で算出される基本アイドル量DCALBに対し、Dレン
ジ相当のアイドルアップ要求量DEを加算した値をアイ
ドル要求量DCALとして設定する。ここで、基本アイ
ドル量DCALB及びDレンジ相当のアイドルアップ要
求量DEは、共に、無次元の数値(例えば%)として表
されるものである。従って、この処理で得られるアイド
ル要求量DCALもまた、無次元の数値として表され
る。
アップ要求フラグXNSWが「1」の場合には、アイド
ルアップを行う必要がないものとして、ステップ203
において、別途のルーチンで算出される基本アイドル量
DCALBをそのままアイドル要求量DCALとして設
定する。
から移行してステップ204においては、現在の燃焼モ
ードFMODEが「0」であるか否かを判断する。そし
て、現在の燃焼モードFMODEが「0」の場合には、
現在成層燃焼が実行されているものとしてステップ20
5へ移行する。ステップ205においては、今回設定さ
れたアイドル要求量DCALに対し、燃料量換算係数K
QFを乗算した値をISC用の燃料噴射量QFISCと
して設定する。そして、その後の処理を一旦終了する。
このISC用の燃料噴射量QFISCは、別途のルーチ
ンで実行される最終噴射量の算出に際し、アイドル回転
数制御用のパラメータとして基本噴射量に加算されう
る。
焼モードFMODEが「1」の場合には、現在均質燃焼
が実行されているものとしてステップ206へ移行す
る。ステップ206においては、今回設定されたアイド
ル要求量DCALに対し、スロットル開度換算係数KQ
Aを乗算した値をISC用のスロットル開度QAISC
として設定する。そして、その後の処理を一旦終了す
る。このISC用のスロットル開度QAISCは、別途
のルーチンで実行される最終的な目標スロットル開度の
算出に際し、アイドル回転数制御用のパラメータとして
基本スロットル開度に加算されうる。なお、これに伴
い、空燃比A/Fを制御する必要があることから、燃料
噴射量もその分だけ増大させられることとなる(フィー
ドバック制御)。
のときどきのアイドルアップ要求フラグXNSWに応じ
て無次元のアイドル要求量DCALが算出される。この
とき、アイドルアップ要求フラグXNSWが「0」の場
合には、そうでない場合に比べて、アイドル要求量DC
ALは、Dレンジ相当のアイドルアップ要求量DEの分
だけ大きい値に設定される。また、そのときどきの燃焼
モードFMODEに応じて、ISC用の燃料噴射量QF
ISC又はISC用のスロットル開度QAISCが設定
される。すなわち、成層燃焼が実行されている場合に
は、燃料噴射量を増大することによりアイドルアップを
図るべく、ISC用の燃料噴射量QFISCが算出され
る。一方、均質燃焼が実行されている場合には、主とし
てスロットル開度(吸入空気量)を増大することにより
アイドルアップを図るべく、ISC用のスロットル開度
QAISCが算出される。
て説明する。 (イ)本実施の形態によれば、ニュートラル信号NSW
が「0」となった後、すなわち、Dレンジになった後、
所定の遅延時間TDが経過した後にアイドルアップ要求
フラグXNSWが「0」に設定され、アイドルアップが
実行される。
は、スロットル弁23の開度は既にほぼ最大に開かれて
いるため、吸入空気量ではなく、燃料の噴射量を増大さ
せることによりアイドルアップを行う必要があるのに対
し、均質燃焼が実行されているときには、スロットル弁
23の開度を増大させて吸入空気量を増大させることに
よってアイドルアップが行われる。このため、成層燃焼
を行っているときにアイドルアップを行おうとすると、
燃料噴射量を増大させれば、速やかにアイドル回転数は
増大しうる。これに対し、均質燃焼を行っているときに
アイドルアップを行おうとすると、吸入空気量を増大さ
せる必要があるため、アイドルアップを指令した(アイ
ドルアップ要求フラグXNSWを「0」にする)として
も、アイドル回転数が増大するのには所定の時間を要す
ることになる。
層燃焼が実行されているときの遅延時間TD(T0)
が、均質燃焼が実行されているときの遅延時間TD(T
1)よりも大きく設定される。このため、アイドル回転
数の増大時期に差が設けられることにより、実際にエン
ジン1に負荷(シフト位置をDレンジにしたことによる
負荷)がかかる時期と、アイドルアップの時期との適正
化が図られることとなる。その結果、アイドル回転数の
安定化を図ることができ、ひいては、回転変動によるト
ルクショック、エンジンストールといった不具合の発生
を確実に回避することができる。
燃焼が実行されているときには、燃料噴射弁11からの
燃料噴射量を増大させることにより、また、均質燃焼が
実行されているときには、少なくともスロットル開度を
増大させて吸入空気量を増大させることによりアイドル
アップを行うこととしている。従って、既存の装置を用
いて上述の制御を実行することができる。また、成層燃
焼が実行されているときのアイドルアップの応答速度
が、均質燃焼が実行されているときのアイドルアップの
応答速度よりも遅くなるため、上記(イ)に記載の作用
効果が確実に奏されることとなる。
ル回転数の制御を行うに際し、無次元のパラメータであ
るアイドル要求量DCALを採用することとした。この
ため、1つのパラメータでもって、燃料噴射量及びスロ
ットル開度の両方の制御に対応することができる。その
結果、ワード数の低減等のソフト上の効果が得られるこ
ととなる。
ものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)上記実施の形態では、均質燃焼時のアイドルアッ
プ手段として、吸気ダクト20に設けられたスロットル
弁23及び該スロットル弁23を開閉するためのアクチ
ュエータとしてのステップモータ22よりなる電子制御
式スロットル機構により構成したが、その他にも、スロ
ットル弁23をバイパスするバイパス吸気通路に設けら
れたアイドルスピードコントロールバルブ及び該バルブ
を開閉するためのアクチュエータよりなるISC機構に
より構成してもよい。
ことによりアイドルアップ手段を構成するようにしても
よい。 (2)上記実施の形態では、無次元のパラメータである
アイドル要求量DCALを採用し、かかる1つのパラメ
ータでもって、燃料噴射量及びスロットル開度の両方の
制御に対応するようにしたが、それぞれ別のパラメータ
を持たせてもよい。
加えられる負荷の例として、自動変速機71がNレンジ
からDレンジにシフト位置が変動した場合を採用した
が、それ以外にも、エアコンのエアコンスイッチが投入
された場合や、パワーステアリングが作動した場合にも
本発明を適用しうる。
エンジン1に本発明を具体化するようにしたが、いわゆ
る成層燃焼、弱成層燃焼を行うタイプの内燃機関であれ
ばいかなるタイプのものに具体化してもよい。例えば吸
気ポート7a,7bの吸気弁6a,6bの傘部の裏側に
向かって噴射するタイプのものも含まれる。また、吸気
弁6a,6b側に燃料噴射弁が設けられてはいるが、直
接シリンダボア(燃焼室5)内に噴射するタイプのもの
も含まれる。
ル型の吸気ポートを有し、いわゆるスワールを発生させ
ることが可能な構成としたが、かならずしもスワールを
発生しなくともよい。従って、例えば上記実施の形態に
おけるスワールコントロールバルブ17、ステップモー
タ19等を省略することもできる。
機関としてガソリンエンジン1の場合に本発明を具体化
したが、その外にもディーゼルエンジン等の場合等にも
具体化できる。
成層燃焼及び均質燃焼を行いうる成層燃焼エンジンのア
イドル回転数制御装置において、エンジンに負荷が加え
られた際の各燃焼状態におけるアイドル回転数の安定性
を確保し、もって回転変動による不具合を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
ある。
ドル回転数制御装置を示す概略構成図である。
る。
フラグ設定ルーチン」を示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
焼時及び均質燃焼時のアイドルアップ要求フラグの関係
を示すタイミングチャートである。
弁、20…吸気ダクト、22…アイドルアップ手段を構
成するステップモータ、23…アイドルアップ手段を構
成するスロットル弁、25…運転状態検出手段を構成す
るスロットルセンサ、26A…運転状態検出手段を構成
するアクセルセンサ、26B…運転状態検出手段を構成
する全閉スイッチ、27…運転状態検出手段を構成する
上死点センサ、28…運転状態検出手段を構成するクラ
ンク角センサ、29…運転状態検出手段を構成するスワ
ールコントロールバルブセンサ、30…燃焼状態制御手
段、アイドルアップ制御手段及びアイドルアップ開始時
期制御手段を構成するECU、61…運転状態検出手段
を構成する吸気圧センサ、62…運転状態検出手段を構
成する水温センサ、63…運転状態検出手段及び負荷検
出手段を構成するニュートラルスタートスイッチ、71
…自動変速機。
Claims (4)
- 【請求項1】 成層燃焼及び均質燃焼を行うべく、エン
ジンの気筒内に燃料を供給しうる燃料噴射手段と、 前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段
と、 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、成層燃焼と
均質燃焼との間で、燃焼状態の制御を行う燃焼状態制御
手段と、 前記エンジンのアイドリング時の回転数を増大させるた
めのアイドルアップ手段と、 前記エンジンに加えられる負荷の作動状態を検出する負
荷状態検出手段と、 前記負荷状態検出手段の検出結果に基づき、前記負荷の
作動が検出された後、前記アイドルアップ手段を制御し
て前記エンジンのアイドル回転数を増大させるアイドル
アップ制御手段とを備えた成層燃焼エンジンのアイドル
回転数制御装置において、 前記燃焼状態制御手段により成層燃焼が実行されている
ときの前記アイドルアップ制御手段により前記エンジン
のアイドル回転数を増大させる時期を、前記燃焼状態制
御手段により均質燃焼が実行されているときの前記アイ
ドルアップ制御手段により前記エンジンのアイドル回転
数を増大させる時期よりも遅らせるアイドルアップ開始
時期制御手段を設けたことを特徴とする成層燃焼エンジ
ンのアイドル回転数制御装置。 - 【請求項2】 前記アイドルアップ手段は、成層燃焼が
実行されているときには、燃料噴射量を増大させるもの
であり、均質燃焼が実行されているときには、少なくと
も吸入空気量を増大させるものであることを特徴とする
請求項1に記載の成層燃焼エンジンのアイドル回転数制
御装置。 - 【請求項3】 前記吸入空気量を増大させるものは、 吸気通路に設けられたスロットル弁及び該スロットル弁
を開閉するためのアクチュエータよりなる電子制御式ス
ロットル機構、 吸気通路に設けられたスロットル弁をバイパスするバイ
パス吸気通路に設けられたアイドルスピードコントロー
ルバルブ及び該バルブを開閉するためのアクチュエータ
よりなるISC機構のうち少なくとも1つによって構成
されていることを特徴とする請求項2に記載の成層燃焼
エンジンのアイドル回転数制御装置。 - 【請求項4】 前記アイドルアップ制御手段は、前記負
荷の作動が検出された後、所定の遅延時間経過後に前記
アイドルアップ手段を制御して前記エンジンのアイドル
回転数を増大させるものであり、かつ、前記アイドルア
ップ開始時期制御手段は、成層燃焼が実行されていると
きの前記遅延時間を、均質燃焼が実行されているときの
前記遅延時間よりも長くするものであることを特徴とす
る請求項1から3のいずれかに記載の成層燃焼エンジン
のアイドル回転数制御装置。
Priority Applications (5)
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