JP3362616B2 - 成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置

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JP3362616B2
JP3362616B2 JP32860296A JP32860296A JP3362616B2 JP 3362616 B2 JP3362616 B2 JP 3362616B2 JP 32860296 A JP32860296 A JP 32860296A JP 32860296 A JP32860296 A JP 32860296A JP 3362616 B2 JP3362616 B2 JP 3362616B2
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fuel injection
injection valve
fuel
cylinder
internal combustion
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/3094Controlling fuel injection the fuel injection being effected by at least two different injectors, e.g. one in the intake manifold and one in the cylinder

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成層燃焼内燃機関
の燃料噴射制御装置に係り、詳しくは、成層燃焼を可能
とするべく内燃機関の気筒内に燃料を供給する第1の燃
料噴射弁と、それよりも上流側の吸気通路に設けられた
第2の燃料噴射弁とを備えてなる成層燃焼内燃機関の燃
料噴射制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に使用されているエンジン
においては、燃料噴射弁からの燃料は吸気ポートに噴射
され、燃焼室には予め燃料と空気との均質混合気が供給
される。かかるエンジンでは、アクセル操作に連動する
スロットル弁によって吸気通路が開閉され、この開閉に
より、エンジンの燃焼室に供給される吸入空気量(結果
的には燃料と空気とが均質に混合された気体の量)が調
整され、もってエンジン出力が制御される。
【0003】しかし、上記のいわゆる均質燃焼による技
術では、スロットル弁の絞り動作に伴って大きな吸気負
圧が発生し、ポンピングロスが大きくなって効率は低く
なる。これに対し、スロットル弁の絞りを小とし、燃焼
室に直接燃料を供給することにより、点火プラグの近傍
に可燃混合気を存在させ、当該部分の空燃比を高めて、
着火性を向上するようにしたいわゆる「成層燃焼」とい
う技術が知られている。かかる技術においては、エンジ
ンの低負荷時には、噴射された燃料が、点火プラグ周り
に偏在供給されるとともに、スロットル弁がほぼ全開に
開かれて成層燃焼が実行される。これにより、ポンピン
グロスの低減が図られ、燃費の向上が図られる。
【0004】上記の如く成層燃焼を行いうる技術とし
て、例えば特開平4−237854号公報に開示された
ものが知られている。この技術では、エンジンの気筒内
に配置される第1の燃料噴射弁と、吸気管に配置される
第2の燃料噴射弁とを有し、内燃機関の負荷に応じて燃
料噴射を切換えるようにしている。すなわち、低負荷時
には、第1の燃料噴射弁により圧縮行程で燃料噴射を行
い、成層燃焼を実行する。また、高負荷時には、第2の
燃料噴射弁により燃料噴射を行い、均質燃焼を実行す
る。
【0005】そして、第2の燃料噴射弁による燃料噴射
が開始される時には、第1の燃料噴射弁からの吸気行程
での燃料噴射をも行うようにしている。このような制御
が行われることで、気筒内に流入する燃料量の変動が抑
制され、ひいては燃焼変動がの低減が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、次に記すような問題が生じうる。すなわ
ち、第2の燃料噴射弁をサージタンク等の吸気管の比較
的上流側に設けた場合には、第2の燃料噴射弁による吸
気管噴射を行うにあたり、各気筒への燃料分配が不均一
となったり、燃料の各燃焼室への流入遅れ等によって、
充分な燃料(燃料噴射量、燃料噴射時期)を確保するこ
とができないおそれがあった。
【0007】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、成層燃焼を可能とするべく内
燃機関の気筒内に燃料を供給する第1の燃料噴射弁と、
それよりも上流側の吸気通路に設けられた第2の燃料噴
射弁とを備えてなる成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装
置において、第2の燃料噴射弁による燃料噴射を行うに
際し、燃焼に最適な燃料を確保することのできる成層燃
焼内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、図1に示すよう
に、成層燃焼を可能とするべく多気筒内燃機関M1の各
気筒毎に設けられ、それら各気筒内に燃料を供給する第
1の燃料噴射弁M2と、前記第1の燃料噴射弁M2より
も上流側であって、前記内燃機関M1のサージタンクM
3に設けられ、各気筒の気筒内に燃料を供給する第2の
燃料噴射弁M4と、少なくとも負荷を含む前記内燃機関
M1の運転状態を検出する運転状態検出手段M5と、前
記運転状態検出手段M5の検出結果が、少なくとも低負
荷であるとき、前記第1の燃料噴射弁M2からの燃料噴
射を実行し制御する第1の燃料噴射弁制御手段M6と、
前記運転状態検出手段M5の検出結果が、少なくとも高
負荷であるとき、前記第2の燃料噴射弁M4からの燃料
噴射を実行し制御する第2の燃料噴射弁制御手段M7と
を備えた成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、前記内燃機関M1の吸入空気状態を示すパラメータ
として機関回転数を検出する吸入空気状態検出手段M8
と、前記第1の燃料噴射弁M2に加えて前記第2の燃料
噴射弁M4からも燃料噴射を実行する際には、前記吸入
空気状態検出手段M8により検出される機関回転数に基
づき各燃料噴射弁M2、M4から噴射される総燃料のう
ち前記第2の燃料噴射弁M4から噴射される割合を算出
するとともに、その噴射割合に基づき前記第2の燃料噴
射弁M4の燃料噴射量を算出し決定する噴射量算出決定
手段M9とを設け、更に前記噴射量算出決定手段M9
は、前記第1の燃料噴射弁M2からの燃料噴射に加えて
前記第2の燃料噴射弁M4から各気筒にそれぞれ対応し
た燃料噴射を実行する際には、前記噴射割合を、前記第
2の燃料噴射弁M4からの燃料の導入されやすさの気筒
毎の違いに基づいて、各気筒に対応した燃料噴射毎にそ
れぞれ個別に設定することをその要旨としている。
【0009】
【0010】
【0011】また、請求項に記載の発明では、成層燃
焼を可能とするべく多気筒内燃機関M1の各気筒毎に設
けられ、それら各気筒内に燃料を供給する第1の燃料噴
射弁M2と、前記第1の燃料噴射弁M2よりも上流側で
あって、前記内燃機関M1のサージタンクM3に設けら
れ、各気筒の気筒内に燃料を供給する第2の燃料噴射弁
M4と、少なくとも負荷を含む前記内燃機関M1の運転
状態を検出する運転状態検出手段M5と、前記運転状態
検出手段M5の検出結果が、少なくとも低負荷であると
き、前記第1の燃料噴射弁M2からの燃料噴射を実行し
制御する第1の燃料噴射弁制御手段M6と、前記運転状
態検出手段M5の検出結果が、少なくとも高負荷である
とき、前記第2の燃料噴射弁M4からの燃料噴射を実行
し制御する第2の燃料噴射弁制御手段M7とを備えた成
層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記内燃
機関M1の吸入空気状態を示すパラメータとして機関回
転数を検出する吸入空気状態検出手段M8と、前記第1
の燃料噴射弁M2に加えて前記第2の燃料噴射弁M4か
らも燃料噴射を実行する際には、前記吸入空気状態検出
手段M8により検出される機関回転数に基づき各燃料噴
射弁M2、M4から噴射される総燃料のうち前記第2の
燃料噴射弁M4から噴射される割合を算出するととも
に、その噴射割合に基づき前記第2の燃料噴射弁M4の
燃料噴射量を算出し決定する噴射量算出決定手段M9
と、前記第1の燃料噴射弁M2に加えて前記第2の燃料
噴射弁M4からも燃料噴射を実行する際には、前記吸入
空気状態検出手段M8により検出される機関回転数に基
づき前記第2の燃料噴射弁M4の燃料噴射時期を算出し
決定する噴射時期算出決定手段M10とを設け、更に
記噴射時期算出決定手段M10は、前記第1の燃料噴射
弁M2からの燃料噴射に加えて前記第2の燃料噴射弁M
4から各気筒にそれぞれ対応した燃料噴射を実行する際
には、前記第2の燃料噴射弁M4の燃料噴射時期を、
記第2の燃料噴射弁M4から燃料の導入されやすさ
気筒毎の違いに基づいて、各気筒に対応した燃料噴射毎
にそれぞれ個別に設定することをその要旨としている
【0012】また、請求項に記載の発明では、成層燃
焼を可能とするべく多気筒内燃機関M1の各気筒毎に設
けられ、それら各気筒内に燃料を供給する第1の燃料噴
射弁M2と、前記第1の燃料噴射弁M2よりも上流側で
あって、前記内燃機関M1のサージタンクM3に設けら
れ、各気筒の気筒内に燃料を供給する第2の燃料噴射弁
M4と、少なくとも負荷を含む前記内燃機関M1の運転
状態を検出する運転状態検出手段M5と、前記運転状態
検出手段M5の検出結果が、少なくとも低負荷であると
き、前記第1の燃料噴射弁M2からの燃料噴射を実行し
制御する第1の燃料噴射弁制御手段M6と、前記運転状
態検出手段M5の検出結果が、少なくとも高負荷である
とき、前記第2の燃料噴射弁M4からの燃料噴射を実行
し制御する第2の燃料噴射弁制御手段M7とを備えた
層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記内燃
機関M1の吸入空気状態を示すパラメータとして機関回
転数を検出する吸入空気状態検出手段M8と、前記第1
の燃料噴射弁M2に加えて前記第2の燃料噴射弁M4か
らも燃料噴射を実行する際には、前記吸入空気状態検出
手段M8により検出される機関回転数に基づき各燃料噴
射弁M2、M4から噴射される総燃料のうち前記第2の
燃料噴射弁M4から噴射される割合を算出するととも
に、その噴射割合に基づき前記第2の燃料噴射弁M4の
燃料噴射量を算出し決定する噴射量算出決定手段M9
と、前記第1の燃料噴射弁M2に加えて前記第2の燃料
噴射弁M4からも燃料噴射を実行する際には、各気筒で
の燃焼が最適となるよう前記吸入空気状態検出手段M8
により検出される機関回転数に基づき前記第1の燃料噴
射弁M2から噴射される燃料噴射量を各気筒毎に補正す
補正手段とを設けたことをその要旨としている。
【0013】また、請求項に記載の発明では、請求項
1からのいずれかに記載の成層燃焼内燃機関の燃料噴
射制御装置において、前記第1の燃料噴射弁M2は、前
記内燃機関M1の気筒内に直接的に燃料を噴射するもの
であることをその要旨としている。
【0014】(作用) 上記請求項1に記載の発明によれば、図1に示すよう
に、第1の燃料噴射弁M2により、内燃機関M1の気筒
内に燃料が供給され、これにより成層燃焼が行われう
る。また、第1の燃料噴射弁M2よりも上流側であっ
て、内燃機関M1のサージタンクM3に設けられた第2
の燃料噴射弁M4により、燃料が均質的に内燃機関M1
の気筒に供給されうる。さらに、運転状態検出手段M5
により、少なくとも負荷を含む内燃機関M1の運転状態
が検出され、その検出結果が、少なくとも低負荷である
とき、第1の燃料噴射弁制御手段M6によって、第1の
燃料噴射弁M2からの燃料噴射が実行され、制御され
る。併せて、運転状態検出手段M5の検出結果が少なく
とも高負荷であるとき、第2の燃料噴射弁制御手段M7
により、第2の燃料噴射弁M4からの燃料噴射が実行さ
れ、制御される。
【0015】さて、本発明において内燃機関M1は複数
の気筒を有するため、気筒間での燃料の分配にばらつき
が生じうる。これに対し、本発明では、吸入空気状態検
出手段M8によって、内燃機関M1の吸入空気状態を示
すパラメータとして機関回転数が検出される。そして、
第1の燃料噴射弁M2に加えて第2の燃料噴射弁M4か
燃料噴射が実行される際には、前記吸入空気状態検
出手段M8により検出される機関回転数に基づき、噴射
量算出決定手段M9によって、各燃料噴射弁M2、M4
から噴射される総燃料のうち前記第2の燃料噴射弁M4
から噴射される割合を算出するとともに、その噴射割合
に基づき第2の燃料噴射弁M4の燃料噴射量が算出さ
れ、決定される。
【0016】従って、第2の燃料噴射弁M4からの燃料
噴射が実行される際には、機関回転数に応じた、適切な
均質的な噴射量が確保される。また、前記噴射量算出決
定手段M9は、前記第1の燃料噴射弁M2からの燃料噴
射に加えて前記第2の燃料噴射弁M4から各気筒にそれ
ぞれ対応した燃料噴射を実行する際には、前記噴射割合
を、前記第2の燃料噴射弁M4からの燃料の導入されや
すさの気筒毎の違いに基づいて、各気筒に対応した燃料
噴射毎にそれぞれ個別に設定する。このため、各気筒間
での燃料分配のばらつきを抑制することができ、より一
層優れた燃焼状態を確保することが可能となる。また、
請求項2に記載の発明によれば、第1の燃料噴射弁M2
により、内燃機関M1の気筒内に燃料が供給され、これ
により成層燃焼が行われうる。また、第1の燃料噴射弁
M2よりも上流側であって、内燃機関M1のサージタン
クM3に設けられた第2の燃料噴射弁M4により、燃料
が均質的に内燃機関M1の気筒に供給されうる。さら
に、運転状態検出手段M5により、少なくとも負荷を含
む内燃機関M1の運転状態が検出され、その検出結果
が、少なくとも低負荷であるとき、第1の燃料噴射弁制
御手段M6によって、第1の燃料噴射弁M2からの燃料
噴射が実行され、制御される。併せて、運転状態検出手
段M5の検出結果が少なくとも高負荷であるとき、第2
の燃料噴射弁制御手段M7により、第2の燃料噴射弁M
4からの燃料噴射が実行され、制御される。このとき、
吸入空気状態検出手段M8によって、内燃機関M1の吸
入空気状態を示すパラメータとして機関回転数が検出さ
れる。そして、第1の燃料噴射弁M2に加えて第2の燃
料噴射弁M4からも燃料噴射が実行される際には、前記
吸入空気状態検出手段M8により検出される機関回転数
に基づき、噴射量算出決定手段M9によって、各燃料噴
射弁M2、M4から噴射される総燃料のうち前記第2の
燃料噴射弁M4から噴射される割合を算出するととも
に、その噴射割合に基づき第2の燃料噴射弁M4の燃料
噴射量が算出され、決定される。従って、第2の燃料噴
射弁M4からの燃料噴射が実行される際には、機関回転
数に応じた、適切な均質的な噴射量が確保される。ま
た、第1の燃料噴射弁M2に加えて第2の燃料噴射弁M
4からも燃料噴射が実行される際には、吸入空気状態検
出手段M8により検出される機関回転数に基づき第2の
燃料噴射弁M4の燃料噴射時期が、噴射時期算出決定手
段M10によって算出され、決定される。
【0017】従って、第2の燃料噴射弁M4からの燃料
噴射が実行される際には、機関回転数に応じた、適切な
均質的な燃料の噴射時期が確保される。また、前記噴射
時期算出決定手段M10は、前記第1の燃料噴射弁M2
からの燃料噴射に加えて前記第2の燃料噴射弁M4から
各気筒にそれぞれ対応した燃料噴射を実行する際には、
前記第2の燃料噴射弁M4の燃料噴射時期を、前記第2
の燃料噴射弁M4からの燃料の導入されやすさの気筒毎
の違いに基づいて、各気筒に対応した燃料噴射毎にそれ
ぞれ個別に設定する。このため、各気筒間での燃料分配
のばらつきを抑制することができ、より一層優れた燃焼
状態を確保することが可能となる。
【0018】
【0019】また、請求項に記載の発明によれば、
1の燃料噴射弁M2により、内燃機関M1の気筒内に燃
料が供給され、これにより成層燃焼が行われうる。ま
た、第1の燃料噴射弁M2よりも上流側であって、内燃
機関M1のサージタンクM3に設けられた第2の燃料噴
射弁M4により、燃料が均質的に内燃機関M1の気筒に
供給されうる。さらに、運転状態検出手段M5により、
少なくとも負荷を含む内燃機関M1の運転状態が検出さ
れ、その検出結果が、少なくとも低負荷であるとき、第
1の燃料噴射弁制御手段M6によって、第1の燃料噴射
弁M2からの燃料噴射が実行され、制御される。併せ
て、運転状態検出手段M5の検出結果が少なくとも高負
荷であるとき、第2の燃料噴射弁制御手段M7により、
第2の燃料噴射弁M4からの燃料噴射が実行され、制御
される。このとき、吸入空気状態検出手段M8によっ
て、内燃機関M1の吸入空気状態を示すパラメータとし
て機関回転数が検出される。そして、第1の燃料噴射弁
M2に加えて第2の燃料噴射弁M4からも燃料噴射が実
行される際には、前記吸入空気状態検出手段M8により
検出される機関回転数に基づき、噴射量算出決定手段M
9によって、各燃料噴射弁M2、M4から噴射される総
燃料のうち前記第2の燃料噴射弁M4から噴射される割
合を算出するとともに、その噴射割合に基づき第2の燃
料噴射弁M4の燃料噴射量が算出され、決定される。従
って、第2の燃料噴射弁M4からの燃料噴射が実行され
る際には、機関回転数に応じた、適切な均質的な噴射量
が確保される。また、前記第1の燃料噴射弁M2に加え
て第2の燃料噴射弁M4からも燃料噴射が実行される際
には、吸入空気状態検出手段M8により検出される機関
回転数に基づき第1の燃料噴射弁M2から噴射される燃
料噴射量が各気筒毎に補正され、各気筒での燃焼が最適
となるよう制御される。従って、気筒間における燃料分
配のばらつきが吸入空気状態に応じて抑制されることと
なる。
【0020】また、請求項に記載の発明によれば、請
求項1からのいずれかに記載の発明の作用に加えて、
前記第1の燃料噴射弁M2からの燃料は、内燃機関M1
の気筒内に直接的に噴射されるものである。従って、気
筒内に直接的に噴射される燃料が補正されることで、直
接的に分配ばらつきが抑制される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明における内燃機関の
燃料噴射制御装置を具体化した一実施の形態を、図面に
基づいて詳細に説明する。
【0022】図2は本実施の形態において、車両に搭載
された筒内噴射式エンジンの燃料噴射制御装置を示す概
略構成図である。内燃機関としてのエンジン1は、例え
ば4つの気筒1aを具備し、これら各気筒1aの燃焼室
構造が図3に示されている。これらの図に示すように、
エンジン1はシリンダブロック2内にピストンを備えて
おり、当該ピストンはシリンダブロック2内で往復運動
する。シリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド4
が設けられ、前記ピストンとシリンダヘッド4との間に
は燃焼室5が形成されている。また、本実施の形態では
1気筒1aあたり、4つの弁が配置されており、図中に
おいて、符号6aとして第1吸気弁、6bとして第2吸
気弁、7aとして第1吸気ポート、7bとして第2吸気
ポート、8として一対の排気弁、9として一対の排気ポ
ートがそれぞれ示されている。
【0023】図3に示すように、第1の吸気ポート7a
はヘリカル型吸気ポートからなり、第2の吸気ポート7
bはほぼ真っ直ぐに延びるストレートポートからなる。
また、シリンダヘッド4の内壁面の中央部には、点火プ
ラグ10が配設されている。さらに、第1吸気弁6a及
び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部
には、第1の燃料噴射弁としての主燃料噴射弁11が各
気筒1a毎に配置されている。すなわち、本実施の形態
においては、主燃料噴射弁11からの燃料は、直接的に
気筒1a内に噴射されるようになっており、当該主燃料
噴射弁11から噴射される燃料により、成層燃焼が行わ
れるようになっている。
【0024】図2に示すように、各気筒1aの第1吸気
ポート7a及び第2吸気ポート7bは、それぞれ各吸気
マニホルド15内に形成された第1吸気路15a及び第
2吸気路15bを介してサージタンク16内に連結され
ている。各第2吸気通路15b内にはそれぞれスワール
コントロールバルブ17が配置されている。これらのス
ワールコントロールバルブ17は共通のシャフト18を
介して、アクチュエータとしてのステップモータ19に
連結されている。このステップモータ19は、後述する
電子制御装置(以下単に「ECU」という)30からの
出力信号に基づいて制御される。
【0025】前記サージタンク16は、吸気ダクト20
を介してエアクリーナ21に連結され、吸気ダクト20
内には、別途のステップモータ22によって開閉される
スロットル弁23が配設されている。つまり、本実施の
形態のスロットル弁23は、いわゆる電子制御式のもの
であり、基本的には、ステップモータ22が前記ECU
30からの出力信号に基づいて駆動されることにより、
スロットル弁23が開閉制御される。そして、このスロ
ットル弁23の開閉により、吸気ダクト20を通過して
燃焼室5内に導入される吸入空気量が調節されるように
なっている。本実施の形態では、吸気ダクト20、サー
ジタンク16並びに第1吸気路15a及び第2吸気路1
5b等により、吸気通路が構成されている。また、スロ
ットル弁23の近傍には、その開度(スロットル開度T
A)を検出するためのスロットルセンサ25が設けられ
ている。なお、前記各気筒の排気ポート9には排気マニ
ホルド14が接続されている。そして、燃焼後の排気ガ
スは当該排気マニホルド14を介して図示しない排気ダ
クトへ排出されるようになっている。
【0026】さらに、本実施の形態では、公知の排気ガ
ス循環(EGR)装置51が設けられている。このEG
R装置51は、排気ガス循環通路としてのEGR通路5
2と、同通路52の途中に設けられた排気ガス循環弁と
してのEGRバルブ53とを含んでいる。EGR通路5
2は、スロットル弁23の下流側の吸気ダクト20と、
排気ダクトとの間を連通するよう設けられている。ま
た、EGRバルブ53は、弁座、弁体及びステップモー
タ(いずれも図示せず)を内蔵しており、これらにより
EGR機構が構成されている。EGRバルブ53の開度
は、ステップモータが弁体を弁座に対して断続的に変位
させることにより、変動する。そして、EGRバルブ5
3が開くことにより、排気ダクトへ排出された排気ガス
の一部がEGR通路52へと流れる。その排気ガスは、
EGRバルブ53を介して吸気ダクト20へ流れる。す
なわち、排気ガスの一部がEGR装置51によって吸入
混合気中に再循環する。このとき、EGRバルブ53の
開度が調節されることにより、排気ガスの再循環量が調
整されるのである。
【0027】併せて、図2,4に示すように、本実施の
形態では、前記サージタンク16には、第2の燃料噴射
弁としての1つの副燃料噴射弁56が設けられている。
この副燃料噴射弁56からの燃料は、主として高負荷時
にサージタンク16内に噴射されるようになっており、
当該噴射により、前記気筒1a(♯1,♯2,♯3,♯
4)には均質的な燃料が供給されるようになっている。
【0028】さて、上述したECU30は、デジタルコ
ンピュータからなっており、双方向性バス31を介して
相互に接続されたRAM(ランダムアクセスメモリ)3
2、ROM(リードオンリメモリ)33、マイクロプロ
セッサからなるCPU(中央処理装置)34、入力ポー
ト35及び出力ポート36を具備している。本実施の形
態においては、当該ECU30により、第1の燃料噴射
弁制御手段、第2の燃料噴射弁制御手段、噴射量算出決
定手段、噴射時期算出決定手段が構成されている。
【0029】前記アクセルペダル24には、当該アクセ
ルペダル24の踏込み量に比例した出力電圧を発生する
アクセルセンサ26Aが接続され、該アクセルセンサ2
6Aによりアクセル開度ACCPが検出される。当該ア
クセルセンサ26Aの出力電圧は、AD変換器37を介
して入力ポート35に入力される。また、同じくアクセ
ルペダル24には、アクセルペダル24の踏込み量が
「0」であることを検出するための全閉スイッチ26B
が設けられている。すなわち、この全閉スイッチ26B
は、アクセルペダル24の踏込み量が「0」である場合
に全閉信号として「1」の信号を、そうでない場合には
「0」の信号を発生する。そして、該全閉スイッチ26
Bの出力電圧も入力ポート35に入力されるようになっ
ている。
【0030】また、上死点センサ27は例えば1番気筒
1aが吸気上死点に達したときに出力パルスを発生し、
この出力パルスが入力ポート35に入力される。クラン
ク角センサ28は、例えばクランクシャフトが30°C
A回転する毎に出力パルスを発生し、この出力パルスが
入力ポートに入力される。CPU34では、クランク角
センサ28の出力パルスからクランク角CCRNKが読
み込まれる。また、CPU34では上死点センサ27の
出力パルスとクランク角センサ28の出力パルスからエ
ンジン回転数NEが算出される(読み込まれる)。
【0031】さらに、前記シャフト18の回転角度は、
スワールコントロールバルブセンサ29により検出さ
れ、これによりスワールコントロールバルブ17の開度
が検出されるようになっている。そして、スワールコン
トロールバルブセンサ29の出力はA/D変換器37を
介して入力ポート35に入力される。
【0032】併せて、前記スロットルセンサ25によ
り、スロットル開度TAが検出される。このスロットル
センサ25の出力はA/D変換器37を介して入力ポー
ト35に入力される。
【0033】加えて、本実施の形態では、サージタンク
16内の圧力(吸気圧PIM)を検出する吸気圧センサ
61が設けられている。さらに、エンジン1の冷却水の
温度(冷却水温THW)を検出する水温センサ62が設
けられている。これら両センサ61,62の出力もA/
D変換器37を介して入力ポート35に入力されるよう
になっている。
【0034】本実施の形態において、これらスロットル
センサ25、アクセルセンサ26A、全閉スイッチ26
B、上死点センサ27、クランク角センサ28、スワー
ルコントロールバルブセンサ29、吸気圧センサ61及
び水温センサ62等により、運転状態検出手段が構成さ
れている。
【0035】また、上死点センサ27、クランク角セン
サ28等により、吸入空気状態検出手段が構成されてい
る。一方、出力ポート36は、対応する駆動回路38を
介して各主燃料噴射弁11、各ステップモータ19,2
2、点火プラグ10を作動させるためのイグナイタ1
2、EGRバルブ53(ステップモータ)及び副燃料噴
射弁56に接続されている。そして、ECU30は各セ
ンサ等25〜29,61,62からの信号に基づき、R
OM33内に格納された制御プログラムに従い、主燃料
噴射弁11、ステップモータ19,22、イグナイタ1
2、EGRバルブ53及び副燃料噴射弁56等を好適に
制御する。なお、本実施の形態では、各気筒1aに関し
ては、♯1,♯3,♯4,♯2の順で点火が行われるよ
うになっている。
【0036】次に、上記構成を備えた成層燃焼エンジン
の燃料噴射制御装置における本実施の形態に係る各種制
御に関するプログラムについて、フローチャートを参照
して説明する。すなわち、図5は、本実施の形態におけ
る燃料噴射量及び噴射時期についての制御を行うための
「燃料噴射制御ルーチン」を示すフローチャートであっ
て、例えば、所定クランク角毎の割り込みで各気筒1a
毎について実行される。
【0037】処理がこのルーチンへ移行すると、ECU
30は、先ず、ステップ101において、クランク角セ
ンサ28、上死点センサ27等の検出結果等に基づき、
現在のクランク角CCRNK、エンジン回転数NE等を
読み込む。また、別途のルーチンで算出された燃料噴射
量QALLを読み込む。
【0038】次に、ステップ102においては、今回読
み込んだ燃料噴射量QALLに基づき、現在高負荷であ
るか否かを判断する。そして、高負荷でない場合には、
副燃料噴射弁56からの燃料噴射を行わないものとし
て、その後の処理を一旦終了する。一方、現在高負荷で
ある場合には、副燃料噴射弁56からの燃料噴射を行う
必要があるものとして、ステップ103へ移行する。
【0039】ステップ103においては、今回読み込ん
だ吸入空気状態としてのエンジン回転数NEに基づき、
副燃料噴射弁噴射割合KSUBを算出する(0≦KSU
B≦1)。ここで、この副燃料噴射弁噴射割合KSUB
の算出に際しては、例えば、図6に実線で示すような、
そのときどきのエンジン回転数NEに対する副燃料噴射
弁噴射割合KSUBを定めたマップ(mapA)が参酌
される。本実施の形態において、このような特性を有す
るマップ(mapA)を採用することとしたのは、エン
ジン回転数NEが低い場合には、副燃料噴射弁56から
の燃料の割合を多くしたのでは、スワールコントロール
バルブ17の存在(スワール強度大)により、充填効率
の低下を招くおそれがあるからである。また、エンジン
回転数NEが非常に高い場合には、副燃料噴射弁噴射割
合KSUBを多くしても、気筒1a内に導入されにくく
なるからである。つまり、図7に示すように、そのとき
どきのエンジン回転数NEに応じた最適な(最もトルク
の得られる)副燃料噴射弁噴射割合KSUBが存在する
ため、ステップ103においては、その値を算出するの
である。
【0040】そして、次のステップ104においては、
今回読み込んだ燃料噴射量QALLに対し、今回算出し
た副燃料噴射弁噴射割合KSUBを乗算した値を、副燃
料噴射弁目標噴射量QSUBとして設定する。このよう
に、ステップ103,104の処理により、そのときど
きのエンジン回転数NEに応じた、最適な副燃料噴射弁
目標噴射量QSUBが設定される。
【0041】なお、このフローチャート中においては説
明されないが、本実施の形態において、副燃料噴射弁噴
射割合KSUB、ひいては副燃料噴射弁目標噴射量QS
UBは、図9に示すように、副燃料噴射弁56に最も近
い位置にある気筒1a(♯4)が最も少ない値に設定さ
れ、副燃料噴射弁56に最も遠い位置にある気筒1a
(♯1)が最も多い値に設定される。これは、図4に示
すように、副燃料噴射弁56により近い位置にある気筒
1a(♯4,♯3,♯2,♯1の順)の方が、副燃料噴
射弁56からの燃料がより供給されやすく、各気筒1a
間毎の燃料の供給量の均一化を図るためである。
【0042】さらに、ステップ105においては、該当
気筒1aにおける副燃料噴射弁目標噴射時期AINJS
を算出する。ここで、この副燃料噴射弁目標噴射時期A
INJSの算出に際しては、例えば、図8に示すよう
な、そのときどきのエンジン回転数NEに対する副燃料
噴射弁目標噴射時期AINJSを定めたマップ(map
B)が参酌される。本実施の形態においては、エンジン
回転数NEの増大に伴って、副燃料噴射弁目標噴射時期
AINJSが早められる。
【0043】また、副燃料噴射弁目標噴射時期AINJ
Sは、各気筒1a毎に設定されるものであって、図9に
示すように、副燃料噴射弁56に最も近い位置にある気
筒1a(♯4)が最も遅い時期に設定され、副燃料噴射
弁56に最も遠い位置にある気筒1a(♯1)が最も早
い時期に設定される。これは、図4に示すように、副燃
料噴射弁56により近い位置にある気筒1a(♯4,♯
3,♯2,♯1の順)の方が、副燃料噴射弁56からの
燃料がより早い時期に供給されやすく、各気筒1a間毎
の燃料の供給時期の均一化を図るためである。
【0044】次に、ステップ106においては、今回検
出されたクランク角CCRNKに基づき、主燃料噴射弁
11から噴射するに際しての該当気筒1aを算出し、決
定する。
【0045】また、続くステップ107においては、ス
テップ106で算出された該当気筒1aに応じた噴射量
補正係数QALL[i]を算出する。ここで、この噴射
量補正係数QALL[i]の算出に際しては、例えばそ
のときどきのエンジン回転数NEに対する噴射量補正係
数QALL[i]を定めた図示しないマップが参酌され
る。
【0046】さらに、次のステップ108において、燃
料噴射量QALLから副燃料噴射弁目標噴射量QSUB
を減算した値に対し、上記噴射量補正係数QALL
[i]を乗算した値を、該当気筒1aの主燃料噴射弁目
標噴射量QMAIN[i]として設定する。これによ
り、主燃料噴射弁11からの燃料噴射量の適正化が図ら
れることとなる。そして、ECU30は、その後の処理
を一旦終了する。
【0047】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 (イ)本実施の形態においては、エンジン1が高負荷状
態にある場合に、主燃料噴射弁11のみならず、副燃料
噴射弁56からの燃料噴射も実行される。この場合にお
いて、そのときどきのエンジン回転数NEに応じて副燃
料噴射弁56からの燃料噴射量(副燃料噴射弁目標噴射
量QSUB)が設定される。このため、そのときどきの
エンジン回転数NEに応じた最適な均質的な燃料の量を
確保することができ、もって最適な燃焼状態、トルクを
確保することができる。
【0048】(ロ)また、本実施の形態では、エンジン
回転数NEに応じて副燃料噴射弁56からの燃料噴射時
期(副燃料噴射弁目標噴射時期AINJS)が設定され
る。このため、より一層最適な均質的な燃料の供給時期
を確保することができ、もってさらなる燃焼状態、出力
性能の向上を図ることができる。
【0049】(ハ)さらに、本実施の形態では、複数の
気筒1aを有するため、気筒1a間での燃料の分配にば
らつきが生じうる。これに対し、本実施の形態では、上
記燃料噴射量、噴射時期を、各気筒1aに応じて設定す
ることとした。
【0050】特に、副燃料噴射弁56に最も近い位置に
ある気筒1a(♯4)について、最も噴射量を少なく、
かつ、噴射時期を遅く設定することとし、副燃料噴射弁
56に最も遠い位置にある気筒1a(♯1)について、
最も噴射量を多く、かつ、噴射時期を早く設定すること
とした。そのため、気筒1a間での燃料の供給量、供給
時期のばらつきを抑制することができ、その結果、より
一層の燃焼状態の向上を図ることができる。
【0051】(ニ)併せて、本実施の形態では、高負荷
状態において、主燃料噴射弁11からの燃料噴射も行わ
れる場合に、当該主燃料噴射弁11からの燃料噴射量に
ついても、エンジン回転数NEに基づいて補正を行うこ
ととした。従って、上述した制御を行うことによっても
各気筒1a間での燃料供給にばらつきが生じうる場合で
あっても、気筒1a内に直接的に燃料を噴射しうる主燃
料噴射弁11からの燃料噴射を制御することで、そのば
らつきを解消し、適切な燃料供給を確保することができ
る。その結果、各気筒1aでの燃焼をより一層最適なも
のとすることができる。
【0052】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)上記実施の形態では、該当気筒1a毎に、副燃料
噴射弁目標噴射時期AINJSを算出するようにした。
これに対し、例えば図10に示すように、クランクシャ
フト2回転に1回(2回でもよい)の割合で燃料を噴射
するようにしてもよい。この場合には、噴射停止期間を
副燃料噴射弁56に近い気筒に対応させるように適合す
るのが望ましい。このような制御を採用することによ
り、副燃料噴射弁56からの燃料要求量が多い場合に充
分対応することが可能となるとともに、制御の簡素化を
図ることができる。
【0053】(2)上記実施の形態では、副燃料噴射弁
56からの燃料の噴射量及び噴射時期をともにエンジン
回転数NEに基づいて設定するようにしたが、噴射量及
び噴射時期のいずれかのみを設定するようにしてもよ
い。また、主燃料噴射弁11からの燃料噴射量の補正を
省略するようにしてもよい。
【0054】(3)上記実施の形態では、吸入空気状態
としてエンジン回転数NEを用いることとしたが、その
他にも、図示しないエアフロメータ等により検出される
吸入空気流量や、スワールコントロールバルブセンサ2
9によって検出されるスワールコントロールバルブの開
度等によって吸入空気状態を認識するようにしてもよ
い。
【0055】(4)上記実施の形態では、図6に実線で
示すようなマップ(mapA)を採用することとした
が、その外にも例えば同図2点鎖線で示すようなマップ
を採用するようにしてもよい。
【0056】また、スワールコントロールバルブ17を
有しないような場合には、エンジン回転数NEの増大と
ともに副燃料噴射弁噴射割合KSUBの低下する特性を
有するようなマップ(図中破線)を採用してもよい。
【0057】(5)上記実施の形態では、筒内噴射式の
エンジン1に本発明を具体化するようにしたが、いわゆ
る一般的な成層燃焼、或いは弱成層燃焼を行うタイプの
ものに具体化してもよい。例えば吸気ポート7a,7b
の吸気弁6a,6bの傘部の裏側に向かって噴射するタ
イプのものも含まれる。また、吸気弁6a,6b側に主
燃料噴射弁11が設けられてはいるが、直接シリンダボ
ア(燃焼室5)内に噴射するタイプのものも含まれる。
【0058】(6)さらに、上記実施の形態では、内燃
機関としてガソリンエンジン1の場合に本発明を具体化
したが、その外にもディーゼルエンジン等の場合等にも
具体化できる。
【0059】特許請求の範囲の各請求項に記載されない
ものであって、上記実施の形態から把握できる技術的思
想について以下に記載する。 (a)成層燃焼を可能とするべく内燃機関の気筒内に燃
料を供給する第1の燃料噴射弁と、前記第1の燃料噴射
弁よりも上流側であって、前記内燃機関の吸気通路に設
けられた第2の燃料噴射弁とを備えた成層燃焼内燃機関
の燃料噴射制御装置において、前記第2の燃料噴射弁か
ら噴射される燃料噴射時間が、前記内燃機関の吸入空気
状態によって変動するものであることを特徴とする。
【0060】(b)成層燃焼を可能とするべく内燃機関
の気筒内に燃料を供給する第1の燃料噴射弁と、前記第
1の燃料噴射弁よりも上流側であって、前記内燃機関の
吸気通路に設けられた第2の燃料噴射弁とを備えた成層
燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記第2の
燃料噴射弁から噴射される燃料噴射時期が、前記内燃機
関の吸入空気状態によって変動するものであることを特
徴とする。
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
成層燃焼を可能とするべく多気筒内燃機関の気筒
設けられ、それら各気筒内に燃料を供給する第1の燃料
噴射弁と、それよりも上流側のサージタンクに設けら
、各気筒内に燃料を供給する第2の燃料噴射弁とを備
えてなる成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、第1の燃料噴射弁に加えて第2の燃料噴射弁からも
燃料噴射を行うに際し、燃焼に最適な燃料を確保するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な概念を示す概念構成図であ
る。
【図2】一実施の形態における成層燃焼エンジンの燃料
噴射制御装置を示す概略構成図である。
【図3】エンジンの気筒部分を拡大して示す断面図であ
る。
【図4】副燃料噴射弁と各気筒の位置関係等を示す模式
図である。
【図5】ECUにより実行される「燃料噴射制御ルーチ
ン」を示すフローチャートである。
【図6】エンジン回転数に対する副燃料噴射弁噴射割合
の関係を示すマップである。
【図7】あるエンジン回転数における副燃料噴射弁噴射
割合に対するトルク及び充填効率の関係を示すグラフで
ある。
【図8】エンジン回転数に対する副燃料噴射弁目標噴射
時期の関係を示すマップである。
【図9】各気筒毎に対応した副燃料噴射弁からの噴射状
態を示すタイミングチャートである。
【図10】別の実施の形態における副燃料噴射弁からの
噴射状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、11…第1の燃料噴射
弁としての主燃料噴射弁、17…スワールコントロール
バルブ、25…運転状態検出手段を構成するスロットル
センサ、26A…運転状態検出手段を構成するアクセル
センサ、26B…運転状態検出手段を構成する全閉スイ
ッチ、27…運転状態検出手段及び吸入空気状態検出手
段を構成する上死点センサ、28…運転状態検出手段及
び吸入空気状態検出手段を構成するクランク角センサ、
29…運転状態検出手段を構成するスワールコントロー
ルバルブセンサ、30…第1の燃料噴射弁制御手段、第
2の燃料噴射弁制御手段、噴射量算出決定手段、噴射時
期算出決定手段を構成するECU、56…第2の燃料噴
射弁としての副燃料噴射弁、61…運転状態検出手段を
構成する吸気圧センサ、62…運転状態検出手段を構成
する水温センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 41/34 F02D 41/34 C (56)参考文献 特開 平4−237854(JP,A) 特開 昭61−250361(JP,A) 特開 昭61−250354(JP,A) 特開 昭63−106332(JP,A) 特開 平7−293301(JP,A) 特開 平4−132857(JP,A) 特開 平5−280404(JP,A) 特開 平2−259272(JP,A) 特開 昭63−255536(JP,A) 特開 昭61−279737(JP,A) 特開 昭60−36721(JP,A) 特開 平5−231221(JP,A) 特開 平5−5451(JP,A) 特開 平2−163435(JP,A) 特開 平2−153241(JP,A) 特開 平2−161148(JP,A) 特開 平2−9948(JP,A) 特開 平1−267331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/00 - 41/40 F02B 1/00 - 23/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成層燃焼を可能とするべく多気筒内燃機
    関の各気筒毎に設けられ、それら各気筒内に燃料を供給
    する第1の燃料噴射弁と、 前記第1の燃料噴射弁よりも上流側であって、前記内燃
    機関のサージタンクに設けられ、各気筒の気筒内に燃料
    を供給する第2の燃料噴射弁と、 少なくとも負荷を含む前記内燃機関の運転状態を検出す
    る運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果が、少なくとも低負荷
    であるとき、前記第1の燃料噴射弁からの燃料噴射を実
    行し制御する第1の燃料噴射弁制御手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果が、少なくとも高負荷
    であるとき、前記第2の燃料噴射弁からの燃料噴射を実
    行し制御する第2の燃料噴射弁制御手段とを備えた成層
    燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置において、 前記内燃機関の吸入空気状態を示すパラメータとして機
    関回転数を検出する吸入空気状態検出手段と、 前記第1の燃料噴射弁に加えて前記第2の燃料噴射弁か
    らも燃料噴射を実行する際には、前記吸入空気状態検出
    手段により検出される機関回転数に基づき各燃料噴射弁
    から噴射される総燃料のうち前記第2の燃料噴射弁から
    噴射される割合を算出するとともに、その噴射割合に基
    づき前記第2の燃料噴射弁の燃料噴射量を算出し決定す
    る噴射量算出決定手段とを設け 更に前記噴射量算出決定手段は、前記第1の燃料噴射弁
    からの燃料噴射に加えて前記第2の燃料噴射弁から各気
    筒にそれぞれ対応した燃料噴射を実行する際には、前記
    噴射割合を、前記第2の燃料噴射弁からの燃料の導入さ
    れやすさの気筒毎の違いに基づいて、各気筒に対応した
    燃料噴射毎にそれぞれ個別に設定する ことを特徴とする
    成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 成層燃焼を可能とするべく多気筒内燃機
    関の各気筒毎に設けられ、それら各気筒内に燃料を供給
    する第1の燃料噴射弁と、 前記第1の燃料噴射弁よりも上流側であって、前記内燃
    機関のサージタンクに設けられ、各気筒の気筒内に燃料
    を供給する第2の燃料噴射弁と、 少なくとも負荷を含む前記内燃機関の運転状態を検出す
    る運転状態検出手段と 前記運転状態検出手段の検出結果が、少なくとも低負荷
    であるとき、前記第1の燃料噴射弁からの燃料噴射を実
    行し制御する第1の燃料噴射弁制御手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果が、少なくとも高負荷
    であるとき、前記第2の燃料噴射弁からの燃料噴射を実
    行し制御する第2の燃料噴射弁制御手段とを備えた成層
    燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置において、 前記内燃機関の吸入空気状態を示すパラメータとして機
    関回転数を検出する吸入空気状態検出手段と、 前記第1の燃料噴射弁に加えて前記第2の燃料噴射弁か
    らも燃料噴射を実行する際には、前記吸入空気状態検出
    手段により検出される機関回転数に基づき各燃料噴射弁
    から噴射される総燃料のうち前記第2の燃料噴射弁から
    噴射される割合を算出するとともに、その噴射割合に基
    づき前記第2の燃料噴射弁の燃料噴射量を算出し決定す
    る噴射量算出決定手段と、 前記第1の燃料噴射弁に加えて前記第2の燃料噴射弁か
    らも燃料噴射を実行する際には、前記吸入空気状態検出
    手段により検出される機関回転数に基づき前記第2の燃
    料噴射弁の燃料噴射時期を算出し決定する噴射時期算出
    決定手段を設け 更に前記噴射時期算出決定手段は、前記第1の燃料噴射
    弁からの燃料噴射に加えて前記第2の燃料噴射弁から各
    気筒にそれぞれ対応した燃料噴射を実行する際には、前
    記第2の燃料噴射弁の燃料噴射時期を、前記第2の燃料
    噴射弁からの燃料の導入されやすさの気筒毎の違いに基
    づいて、各気筒に対応した燃料噴射毎にそれぞれ個別に
    設定する ことを特徴とする成層燃焼内燃機関の燃料噴射
    制御装置。
  3. 【請求項3】 成層燃焼を可能とするべく多気筒内燃機
    関の各気筒毎に設けられ、それら各気筒内に燃料を供給
    する第1の燃料噴射弁と、 前記第1の燃料噴射弁よりも上流側であって、前記内燃
    機関のサージタンクに設けられ、各気筒の気筒内に燃料
    を供給する第2の燃料噴射弁と、 少なくとも負荷を含む前記内燃機関の運転状態を検出す
    る運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果が、少なくとも低負荷
    であるとき、前記第1の燃料噴射弁からの燃料噴射を実
    行し制御する第1の燃料噴射弁制御手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果が、少なくとも高負荷
    であるとき、前記第2の燃料噴射弁からの燃料噴射を実
    行し制御する第2の燃料噴射弁制御手段とを備えた成層
    燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置において、 前記内燃機関の吸入空気状態を示すパラメータとして機
    関回転数を検出する吸入空気状態検出手段と、 前記第1の燃料噴射弁に加えて前記第2の燃料噴射弁か
    らも燃料噴射を実行する際には、前記吸入空気状態検出
    手段により検出される機関回転数に基づき各燃料噴射弁
    から噴射される総燃料のうち前記第2の燃料噴射弁から
    噴射される割合を算出するとともに、その噴射割合に基
    づき前記第2の燃料噴射弁の燃料噴射量を算出し決定す
    る噴射量算出決定手段と、 前記第1の燃料噴射弁に加えて前記第2の燃料噴射弁か
    らも燃料噴射を実行する際には、各気筒での燃焼が最適
    となるよう前記吸入空気状態検出手段により検出される
    機関回転数に基づき前記第1の燃料噴射弁から噴射され
    る燃料噴射量を各気筒毎に補正する補正手段とを設けた
    ことを特徴とする成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の成層
    燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記第1の燃料噴射弁は、前記内燃機関の気筒内に直接
    的に燃料を噴射 するものであることを特徴とする成層燃
    焼内燃機関の燃料噴射制御装置。
JP32860296A 1996-12-09 1996-12-09 成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置 Expired - Lifetime JP3362616B2 (ja)

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