JP3209070B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置

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JP3209070B2
JP3209070B2 JP01321996A JP1321996A JP3209070B2 JP 3209070 B2 JP3209070 B2 JP 3209070B2 JP 01321996 A JP01321996 A JP 01321996A JP 1321996 A JP1321996 A JP 1321996A JP 3209070 B2 JP3209070 B2 JP 3209070B2
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internal combustion
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fuel
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宏幸 水野
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射制御装置に係り、詳しくは、筒内噴射式内燃機関の如
く、成層燃焼及び均質燃焼を行うことの可能な内燃機関
の燃料噴射制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に使用されているエンジン
においては、燃料噴射弁からの燃料は吸気ポートに噴射
され、燃焼室には予め燃料と空気との均質混合気が供給
される。かかるエンジンでは、アクセル操作に連動する
スロットル弁によって吸気通路が開閉され、この開閉に
より、エンジンの燃焼室に供給される吸入空気量(結果
的には燃料と空気とが均質に混合された気体の量)が調
整され、もってエンジン出力が制御される。
【0003】しかし、上記のいわゆる均質燃焼による技
術では、スロットル弁の絞り動作に伴って大きな吸気負
圧が発生し、ポンピングロスが大きくなって効率は低く
なる。これに対し、スロットル弁の絞りを小とし、燃焼
室に直接燃料を供給することにより、点火プラグの近傍
に、可燃混合気を存在させ、当該部分の空燃比を高め、
着火性を向上するようにしたいわゆる「成層燃焼」とい
う技術が知られている。
【0004】例えば特公平6−39923号公報に開示
された技術においては、燃焼室内に直接的に燃料を噴射
せしめるとともに、電子制御式のスロットル弁を適宜制
御することにより、成層燃焼が図られている。すなわ
ち、低・中負荷及び低・中回転領域においては、スロッ
トル絞りを抑え、可燃混合気を点火プラグの近傍に存在
させることにより成層燃焼が実行される。このとき、電
子制御式スロットル弁は所定開度に保持されるよう制御
される。また、高負荷・高回転領域においては、上記成
層燃焼に代えて、均質燃焼が実行される。このため、そ
のときどきの負荷・回転に応じた燃焼が実行されること
となり、特に、「成層燃焼」により燃費の向上が図られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、次に記すような問題があった。すなわち、上記
電子制御式のスロットル弁が何らかの原因(機械的原
因、電気的原因)で故障した場合、空気量制御を適切に
行うことができず、上記の制御による正常運転が不可能
となる。従って、かかる場合にはフェイルセーフを行う
必要がある。
【0006】しかしながら、例えばスロットル弁の故障
時に、当該スロットル弁が全閉となるようなシステムに
おいては、吸入空気量がほとんど「0」となってしま
う。そのため、アイドリングを行う程度の燃焼は確保で
きるものの、所定以上の出力を得ることができないの
で、退避走行が困難となるおそれがある。
【0007】一方、故障時にスロットル弁が全開となる
ようなシステムにおいては、吸入空気量が常に最大とな
る。この場合、燃料噴射に何らの制限をも加えないとす
ると、燃焼不能を起こしたり、出力の急増が起こってし
まい、退避走行が困難となる。
【0008】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、スロットル弁に異常が生じた
場合であっても、燃焼不能となっり、出力の急増を招い
たりすることなく、運転者の要求に応じた円滑な退避走
行を図ることのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、図1に示すよう
に、成層燃焼及び均質燃焼を行うべく、内燃機関M1の
気筒M2内に燃料を噴射する燃料噴射手段M3と、前記
内燃機関M1の吸気通路M4内に設けられ、前記気筒M
2内に供給される吸入空気量を調整するためのアクチュ
エータによって駆動されるスロットル弁M5と、前記内
燃機関M1の要求される運転状態を検出する運転状態検
出手段M6と、前記運転状態検出手段M6の検出結果に
基づき、前記燃料噴射手段M3から前記気筒M2内に噴
射される燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御する燃料噴
射制御手段M7と、前記運転状態検出手段M6の検出結
果に基づき、前記スロットル弁の開度を制御するスロッ
トル開度制御手段を備えた内燃機関の燃料噴射制御装置
において、前記スロットル弁M5は、前記アクチュエー
タにより正常に駆動することができないスロットル弁M
5の異常時において、アクセル開度が所定開度よりも小
さいときには、スロットル開度が全閉付近位置にて保持
される一方、前記アクセル開度が前記所定開度よりも大
きいときには、そのアクセル開度の増大に伴ってスロッ
トル開度が増大されるように構成され、前記燃料噴射制
御手段M7は、前記スロットル弁M5の異常時か否か
検出し、前記スロットル弁M5の異常時であることが検
出されたとき、前記運転状態検出手段M6にて検出さ
れたアクセル開度に応じて、前記アクセル開度が前記所
定開度よりも小さいことを条件として成層燃焼を行い、
かつ、そのアクセル開度の増大に伴って燃料噴射量が増
大するよう前記燃料噴射手段M3を制御する一方、前記
アクセル開度が前記所定開度よりも大きいときには、理
論空燃比での燃焼を行うよう前記燃料噴射手段M3を制
御することをその要旨としている。
【0010】
【0011】
【0012】併せて、請求項に記載の発明では、請求
に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前
記全閉付近位置は、前記内燃機関をアイドリングさせる
のに十分な開度であることをその要旨としている。
【0013】加えて、請求項に記載の発明では、請求
又はに記載の内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、前記全閉付近位置は、ブレーキ用の負圧を確保する
ことができる程度に十分な開度であることをその要旨と
している。
【0014】(作用) 上記請求項1に記載の発明によれば、燃料噴射手段M3
より、内燃機関M1の気筒M2内に燃料が噴射され、当
該気筒M2内での混合気の爆発・燃焼により出力が得ら
れる。また、噴射の形態により成層燃焼及び均質燃焼が
行われうる。内燃機関M1の吸気通路M4内に設けられ
アクチュエータによって駆動されるスロットル弁M5
が開閉されることにより、吸気通路M4内の開口面積が
変動し、これによって、前記気筒M2内に供給される吸
入空気量が調整される。また、運転状態検出手段M6に
より、内燃機関M1の要求された運転状態が検出され
る。そして、その検出結果に基づき、燃料噴射制御手段
M7によって、燃料噴射手段M3から気筒M2内に噴射
される燃料噴射量及び燃料噴射時期が制御される。
た、前記運転状態検出手段M6の検出結果に基づき、ス
ロットル開度制御手段により前記スロットル弁M5は制
御される。
【0015】さて、本発明では、前記スロットル弁M5
は、前記アクチュエータにより正常に駆動することがで
きないスロットル弁M5の異常時において、アクセル開
度が所定開度よりも小さいときには、スロットル開度が
全閉付近位置にて保持される一方、前記アクセル開度が
前記所定開度よりも大きいときには、そのアクセル開度
の増大に伴ってスロットル開度が増大されるように構成
され、前記燃料噴射制御手段M7は、前記スロットル弁
M5の異常時か否かを検出し、前記スロットル弁M5の
異常時であることが検出されたときは、前記運転状態検
出手段M6にて検出されたアクセル開度に応じて、前記
アクセル開度が前記所定開度よりも小さいことを条件と
して成層燃焼を行い、かつ、そのアクセル開度の増大に
伴って燃料噴射量が増大するよう前記燃料噴射手段M3
を制御する一方、前記アクセル開度が前記所定開度より
も大きいときには、理論空燃比での燃焼を行うよう前記
燃料噴射手段M3を制御する。従って、スロットル弁M
5に異常が生じた場合でも、運転者の要求が的確に燃料
の噴射形態に反映されることとなる。例えば、運転者が
退避走行を行いたい場合には、アクセルペダルが大きく
踏み込まれることにより、理論空燃比での燃焼が可能と
なり、必要な吸入空気量も確実に確保されて退避走行に
必要な出力が確保されうる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】併せて、請求項に記載の発明では、請求
に記載の発明の作用に加えて、スロットル弁M5の
異常時において、アクセル開度が所定開度よりも小さい
ときには、スロットル開度が全閉付近位置にて保持され
るのであるが、このときの開度は、内燃機関をアイドリ
ングさせるのに十分なものとなる。このため、異常が発
生したとしても、アイドリングを行うのには十分な吸入
空気量が確保され、エンスト等が起こってしまうのが回
避されうる。
【0020】加えて、請求項に記載の発明では、請求
又はに記載の発明の作用に加えて、スロットル弁
M5の異常時において、アクセル開度が所定開度よりも
小さいときには、スロットル開度が全閉付近位置にて保
持されるのであるが、このときの開度は、ブレーキ用の
負圧を確保することができる程度に十分なものとなる。
従って、別途ブレーキ用の負圧を発生させる手段等を用
いずともブレーキ性能は十分に確保されうる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明における内燃機関の
燃料噴射制御装置を具体化した一実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0022】図2は本実施の形態において、車両に搭載
された筒内噴射式エンジンの燃料噴射制御装置を示す概
略構成図である。内燃機関としてのエンジン1は、例え
ば4つの気筒1aを具備し、これら各気筒1aの燃焼室
構造が図3に示されている。これらの図に示すように、
エンジン1はシリンダブロック2内にピストンを備えて
おり、当該ピストンはシリンダブロック2内で往復運動
する。シリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド4
が設けられ、前記ピストンとシリンダヘッド4間には燃
焼室5が形成されている。また、本実施の形態では1気
筒1aあたり、4つの弁が配置されており、図中におい
て、符号6aとして第1吸気弁、6bとして第2吸気
弁、7aとして第1吸気ポート、7bとして第2吸気ポ
ート、8として一対の排気弁、9として一対の排気ポー
トがそれぞれ示されている。
【0023】図3に示すように、第1の吸気ポート7a
はヘリカル型吸気ポートからなり、第2の吸気ポート7
bはほぼ真っ直ぐに延びるストレートポートからなる。
また、シリンダヘッド4の内壁面の中央部には、点火プ
ラグ10が配設されている。さらに、第1吸気弁6a及
び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部
には燃料噴射弁11が配置されている。すなわち、本実
施の形態においては、燃料噴射弁11からの燃料は、直
接的に気筒1a内に噴射されるようになっている。な
お、前記点火プラグ10には、ディストリビュータ(図
示しない)にて分配される点火信号が印加される。ディ
ストリビュータはイグナイタ12から出力される高電圧
をエンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ10
に分配するためのものであり、各点火プラグ10の点火
タイミングはイグナイタ12からの高電圧出力タイミン
グにより決定される。
【0024】図2に示すように、各気筒1aの第1吸気
ポート7a及び第2吸気ポート7bは、それぞれ各吸気
マニホルド15内に形成された第1吸気路15a及び第
2吸気路15bを介してサージタンク16内に連結され
ている。各第2吸気通路15b内にはそれぞれスワール
コントロールバルブ17が配置されている。これらのス
ワールコントロールバルブ17は共通のシャフト18を
介して例えばステップモータ19に連結されている。こ
のステップモータ19は後述する電子制御装置(以下単
に「ECU」という)30からの出力信号に基づいて制
御される。なお、当該ステップモータ19の代わりに、
エンジン1のインテークポートの負圧に応じて制御され
るものを用いてもよい。
【0025】前記サージタンク16は、吸気ダクト20
を介してエアクリーナ21に連結され、吸気ダクト20
内には、アクチュエータたるステップモータ22によっ
て開閉されるスロットル弁23が配設されている。つま
り、本実施の形態のスロットル弁23はいわゆる電子制
御式のものであり、基本的には、ステップモータ22が
前記ECU30からの出力信号に基づいて駆動されるこ
とにより、スロットル弁23が開閉制御される。このス
ロットル弁23の具体的構成については後述することと
する。そして、このスロットル弁23の開閉により、吸
気ダクト20を通過して燃焼室5内に導入される吸入空
気量が調節されるようになっている。本実施の形態で
は、吸気ダクト20、サージタンク16並びに第1吸気
路15a及び第2吸気路15b等により、吸気通路が構
成されている。また、スロットル弁23の近傍には、そ
の開度(スロットル開度TA)を検出するためのスロッ
トルセンサ25が設けられている。なお、前記各気筒の
排気ポート9には排気マニホルド14が接続されてい
る。そして、燃焼後の排気ガスは当該排気マニホルド1
4を介して図示しない排気ダクトへ排出されるようにな
っている。
【0026】さらに、本実施の形態では、公知の排気ガ
ス循環(EGR)装置51が設けられている。このEG
R装置51は、排気ガス循環通路としてのEGR通路5
2と、同通路52の途中に設けられた排気ガス循環弁と
してのEGRバルブ53とを含んでいる。EGR通路5
2は、スロットル弁23の下流側の吸気ダクト20と、
排気ダクトとの間を連通するよう設けられている。ま
た、EGRバルブ53は、弁座、弁体及びステップモー
タ(いずれも図示せず)を内蔵している。EGRバルブ
53の開度は、ステップモータが弁体を弁座に対して断
続的に変位させることにより、変動する。そして、EG
Rバルブ53が開くことにより、排気ダクトへ排出され
た排気ガスの一部がEGR通路52へと流れる。その排
気ガスは、EGRバルブ53を介して吸気ダクト20へ
流れる。すなわち、排気ガスの一部がEGR装置51に
よって吸入混合気中に再循環する。このとき、EGRバ
ルブ53の開度が調節されることにより、排気ガスの再
循環量が調整されるのである。
【0027】次に、本実施の形態における、上記スロッ
トル弁23の構成について、図4の模式図に従って説明
する。スロットル弁23の弁体23aは、第1のバネ4
1によって常には全閉方向へ付勢されるようになってい
る。また、スロットル弁23の開度が全閉近傍にまで閉
じられた場合、弁体23aは、一旦ストッパ42に当接
するようになっている。このストッパ42は第1の壁4
3及び第2の壁44間を往復動可能に配設されていると
ともに、常には第2のバネ45により第2の壁44に当
たるよう付勢されている。そして、ステップモータ22
等に異常がない場合には、弁体23aは当該ステップモ
ータ22の駆動力により、第1のバネ41や、第2のバ
ネ45の付勢力に抗して、ストッパ42が第1の壁43
に当たる全閉位置Qmin から、全開位置(図の上方)ま
で、移動できるようになっている。
【0028】また、本実施の形態において、スロットル
弁23には、キー46が設けられている。このキー46
は第3のバネ47を介してアクセルペダル24に機械的
に連結されている。また、第3のバネ47のバネ定数
は、第2のバネ45のバネ定数よりも大きいものとなっ
ている。さらに、このキー46は、アクセルペダル24
の踏込み量(アクセル開度ACCP)が所定開度αより
も小さい場合には、前記ストッパ42が第2の壁44に
当接しているのと同じ位置に保持される。そして、アク
セル開度ACCPが所定開度αを超えた場合に、このキ
ー46は、第3のバネ47の付勢力等に抗して第3の壁
48まで移動し、これに伴い、弁体23aを移動させる
(開く)ことができるようになっている。
【0029】従って、図5,7に示すように、ステップ
モータ22等に異常が生じた(例えば動かなくなった)
場合において、アクセル開度ACCPが所定開度αより
も小さい場合には、弁体23aはストッパ42に当接し
た状態となり、スロットル開度は全閉近傍位置Q0 に保
持されることとなる。これに対し、図5,8に示すよう
に、アクセル開度ACCPが所定開度αを超えた場合に
は、そのアクセル開度ACCPの増大に伴って、って弁
体23aは、キー46によって、該キー46が第3の壁
48に当接するまで開かれることとなるのである。
【0030】さて、図2に示すように、上述したECU
30は、デジタルコンピュータからなっており、双方向
性バス31を介して相互に接続されたRAM(ランダム
アクセスメモリ)32、ROM(リードオンリメモリ)
33、マイクロプロセッサからなるCPU(中央処理装
置)34、入力ポート35及び出力ポート36を具備し
ている。本実施の形態においては、当該ECU30によ
り燃料噴射制御手段、異常検出手段及び噴射形態変更手
段が構成されている。
【0031】前記アクセルペダル24には、当該アクセ
ルペダル24の踏込み量に比例した出力電圧を発生する
アクセルセンサ26が接続され、該アクセルセンサ26
によりアクセル開度ACCPが検出される。当該アクセ
ルセンサ26の出力電圧は、AD変換器37を介して入
力ポート35に入力される。
【0032】また、上死点センサ27は例えば1番気筒
1aが吸気上死点に達したときに出力パルスを発生し、
この出力パルスが入力ポート35に入力される。クラン
ク角センサ28は例えばクランクシャフトが30°CA
回転する毎に出力パルスを発生し、この出力パルスが入
力ポートに入力される。CPU34では上死点センサ2
7の出力パルスとクランク角センサ28の出力パルスか
らエンジン回転数NEが算出される(読み込まれる)。
【0033】さらに、前記シャフト18の回転角度はス
ワールコントロールバルブセンサ29により検出され、
これによりスワールコントロールバルブ17の開度が測
定される。そして、スワールコントロールバルブセンサ
29の出力はA/D変換器37を介して入力ポート35
に入力される。
【0034】併せて、前記スロットルセンサ25によ
り、スロットル開度TAが検出される。このスロットル
センサ25の出力はA/D変換器37を介して入力ポー
ト35に入力される。
【0035】加えて、本実施の形態では、サージタンク
16内の圧力(吸気圧PiM)を検出する吸気圧センサ
61が設けられている。さらに、エンジン1の冷却水の
温度(冷却水温THW)を検出する水温センサ62が設
けられている。これら両センサ61,62の出力もA/
D変換器37を介して入力ポート35に入力されるよう
になっている。
【0036】本実施の形態において、これらスロットル
センサ25、アクセルセンサ26、上死点センサ27、
クランク角センサ28、スワールコントロールバルブセ
ンサ29、吸気圧センサ61及び水温センサ62等によ
り、運転状態検出手段が構成されている。
【0037】一方、出力ポート36は、対応する駆動回
路38を介して各燃料噴射弁11、各ステップモータ1
9,22、イグナイタ12及びEGRバルブ53(ステ
ップモータ)に接続されている。そして、ECU30は
各センサ等25〜29,61,62からの信号に基づ
き、ROM33内に格納された制御プログラムに従い、
燃料噴射弁11、ステップモータ19,22、イグナイ
タ12及びEGRバルブ53等を好適に制御する。
【0038】次に、上記構成を備えたエンジンの燃料噴
射制御装置における本実施の形態に係る各種制御に関す
るプログラムについて、フローチャートを参照して説明
する。図6は、本実施の形態におけるインジェクタ11
等を制御して燃料噴射等の各種制御を実行するための
「各種制御ルーチン」を示すフローチャートであって、
メインルーチンで実行される。但し、本実施の形態にお
いては、スロットル弁23に異常が生じた場合の制御内
容に特徴があるので、当該制御を中心として説明する。
【0039】処理がこのルーチンへ移行すると、ECU
30は、先ず、ステップ101において、各種センサ2
5〜29,61,62等よりエンジン回転数NE、アク
セル開度ACCP、冷却水温THW、吸気圧PiM等の
各種信号を読み込むとともに、スロットルフェイルフラ
グXFTRT等の各種フラグをRAM32より読み込
む。
【0040】次に、ステップ102においては、スロッ
トルフェイルフラグXFTRTが「1」であるか否かを
判断する。ここで、スロットルフェイルフラグXFTR
Tは、スロットル弁23の異常を判定するためのフラグ
であって、別途のルーチンにおいて決定される。すなわ
ち、通常時(スロットル弁23の正常時)においてはス
ロットルフェイルフラグXFTRTは、「0」に設定さ
れている。そして、実際にスロットルセンサ25により
検出されたスロットル開度TAと要求開度との間に所定
以上のずれが発生したり、電気的な回路異常が発生した
りしたとき等に、スロットル弁23に異常が生じたもの
と判断され、かかる場合にスロットルフェイルフラグX
FTRTが「1」に設定されるのである。
【0041】そして、ステップ102においてスロット
ルフェイルフラグXFTRTが「1」でないと判断され
た場合には、スロットル弁23に異常が生じていないも
のとして、ステップ103へ移行する。
【0042】ステップ103においては、今回読み込ま
れたエンジン回転数NE及びアクセル開度ACCPに基
づき、図示しないマップを参照することにより、基本噴
射量QINJを算出する。また、続くステップ104に
おいて、今回算出された基本噴射量QINJに、予め定
められたアイドル回転数を確保するのに最小限必要なア
イドル噴射量Qidleを加算した値を最終噴射量Qf
として設定する。
【0043】そして、ステップ105においては、今回
読み込まれたエンジン回転数NE及び今回算出された最
終噴射量Qfに基づき、目標噴射時期AINJ、目標点
火時期SA、目標EGR開度EGRP、目標スワールコ
ントロール開度SCVP、目標スロットル開度TRTP
を算出する。さらに、それぞれの目標値に基づき各種の
アクチュエータ(燃料噴射弁11、ステップモータ1
9,22、イグナイタ12及びEGRバルブ53等)を
制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0044】一方、ステップ102においてスロットル
フェイルフラグXFTRTが「1」と判断された場合に
は、スロットル弁23に異常が生じたものとして、ステ
ップ106へ移行する。
【0045】ステップ106においては、今回読み込ま
れた冷却水温THWが予め定められた所定値(例えば
「80℃」)よりも高いか否かを判断する。そして、冷
却水温THWが例えば「80℃」よりも高い場合には、
暖機が既に完了しているものとして、ステップ107へ
移行する。
【0046】ステップ107においては、今回読み込ま
れたアクセル開度ACCPが、予め定められた所定開度
α以下であるか否かを判断する。ここで、上述したとお
り、アクセル開度ACCPが所定開度αよりも小さい場
合には、弁体23aはストッパ42に当接した状態とな
り、スロットル開度は全閉近傍位置Q0 に保持されるこ
ととなる。そして、かかる場合には、成層燃焼を行うべ
く、ステップ108において、ストイキ制御フラグXI
NJDJを「0」に設定する。
【0047】また、続くステップ109においては、成
層燃焼を行うべく、アクセル開度ACCPに係数kを乗
算した値に、上記アイドル回転数を確保するのに最小限
必要なアイドル噴射量Qidleを加算した値を最終噴
射量Qfとして設定する。
【0048】そして、ステップ110においては、今回
読み込まれたエンジン回転数NE及び今回算出された最
終噴射量Qfに基づき、目標噴射時期AINJ、目標点
火時期SA、目標EGR開度EGRP、目標スワールコ
ントロール開度SCVPを算出する。さらに、それぞれ
の目標値に基づき各種のアクチュエータ(燃料噴射弁1
1、(スワールコントロールバルブ17用の)ステップ
モータ19、イグナイタ12及びEGRバルブ53等)
を制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0049】また、前記ステップ106において、冷却
水温THWが例えば「80℃」以下の場合には、暖機が
未だ完了していないものとして、ステップ111へ移行
する。さらに、前記ステップ107において、アクセル
開度ACCPが所定開度αよりも大きい場合にも、ステ
ップ111へ移行する。ここで、アクセル開度ACCP
が所定開度αを超えた場合には、上述したとおり、その
アクセル開度ACCPの増大に伴って、弁体23aは、
キー46によって、該キー46が第3の壁47に当接す
るまで開かれる。すなわち、アクセル開度ACCPの増
大に伴って、スロットル開度も増大し、吸入空気量の増
大する。そして、かかる場合には、理論空燃比での運転
(ストイキ運転)を実行するべく、ステップ111にお
いて、ストイキ制御フラグXINJDJを「1」に設定
する。
【0050】また、続くステップ112においては、理
論空燃比での運転を行うべく、エンジン回転数NE及び
吸気圧PiMに基づき、図示しないマップを参照するこ
とにより、最終噴射量Qfを算出し、設定する。
【0051】そして、ステップ113においては、今回
読み込まれたエンジン回転数NE及び今回算出された最
終噴射量Qfに基づき、目標噴射時期AINJ、目標点
火時期SA、目標EGR開度EGRP、目標スワールコ
ントロール開度SCVPを算出する。さらに、それぞれ
の目標値に基づき各種のアクチュエータ(燃料噴射弁1
1、(スワールコントロールバルブ17用の)ステップ
モータ19、イグナイタ12及びEGRバルブ53等)
を制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0052】このように、上記「各種制御ルーチン」に
おいては、スロットル弁23に異常が生じない場合に
は、エンジン回転数NE及びアクセル開度ACCPに基
づいて最終噴射量Qfが算出されるとともに、当該最終
噴射量Qf等に基づいて燃料噴射時期制御、点火時期制
御、EGR制御、スワール制御、スロットル制御等の各
種制御が実行される。また、スロットル弁23に異常が
生じた場合において、暖機完了後、かつ、アクセル開度
ACCPが所定開度α以下の場合には、成層燃焼での運
転が実行される。さらに、スロットル弁23に異常が生
じた場合において、冷間時、或いは、アクセル開度AC
CPが所定開度αよりも大きい場合には、理論空燃比で
の運転が実行される。
【0053】次に、本実施の形態における特有の効果に
ついて説明する。 (イ)上述したように、本実施の形態によれば、暖機完
了後を前提とした場合において、スロットル弁23の異
常が検出されたときには、アクセル開度ACCPが所定
開度α以下の場合には、成層燃焼での運転が実行され
る。しかも、このときには、図9に示すように、アクセ
ル開度ACCPが所定開度α以下では、構成上スロット
ル開度が一定で、吸入空気量も一定のため、アクセル開
度ACCPに応じて、エンジントルクを増大させるため
に成層燃焼にて燃料量を増大させる(図9の実線)。よ
って、理論空燃比での運転に比べ、トルクの大幅な上昇
を招くことがなく、アクセル開度ACCPの増大に応じ
て滑らかなトルク増大とすることができる。
【0054】(ロ)また、アクセル開度ACCPが所定
開度αよりも大きい場合には、理論空燃比での運転が実
行される。しかも、このときには、図9に実線で示すよ
うに、スロットル開度が、構成上、アクセル開度ACC
Pの増大に伴って増大すること、及び、このときにはエ
ンジン回転数NEと吸気圧PiMとに基づいて最終噴射
量Qfが設定されることから、十分な吸入空気量、及び
燃料噴射量が得られ、要求される出力トルクを確保する
ことができる。その結果、円滑な退避走行を行うことが
できる。
【0055】(ハ)上記(イ)及び(ロ)より、本実施
の形態によれば、スロットル弁23に異常が生じたとし
ても、運転者の要求、スロットルアクセル開度ACCP
に応じた出力制御を行うことができる。
【0056】(ニ)さらに、本実施の形態では、フェイ
ル時の最終噴射量Qfのみならず、フェイル時の噴射時
期、点火時期、EGR開度、スワールコントロールバル
ブ17の開度等の目標値も別途算出され、これらの目標
値に基づき噴射時期制御、点火時期制御、EGR制御、
スワール制御等の各種制御が付随的に実行されるように
した。このため、スロットル弁23に異常が生じた場合
であっても、各種制御においても退避走行等、運転者の
要求に適した制御を行うことができる。
【0057】(ハ)併せて、本実施の形態では、冷間時
においては、理論空燃比での運転を行うこととした。こ
のため、アクセル開度ACCPが所定開度α以下の場合
には、成層燃焼での運転に比べて、より多くの燃料噴射
量及び高い出力トルクを得ることができ(図9の2点鎖
線)、より運転状態にみあった制御を実行することがで
きる。
【0058】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)上記実施の形態では、ステップ113において、
フェイル時の目標噴射時期AINJ、目標点火時期S
A、目標EGR開度EGRP、目標スワールコントロー
ル開度SCVPを算出するに際し、エンジン回転数NE
及び今回算出された最終噴射量Qfを考慮するようにし
たが、最終噴射量Qfの代わりに吸気圧PiMを考慮す
るようにしてもよい。
【0059】(2)上記実施の形態では、要求される負
荷として吸気圧PiMを検出するようにしたが(D−j
タイプ)、エアフローメータ等により吸入空気量を検出
し、その検出値に基づいて負荷を考慮するようにしても
よい(L−jタイプ)。
【0060】(3)上記実施の形態では、1つのスロッ
トル弁23のみを配設する場合に具体化したが、直列的
又は並列的に2つの弁を有するタイプのものに具体化す
るこもできる。
【0061】(4)上記実施の形態では、スロットル弁
23として、いわゆる電子制御式のものを採用したが、
アクセルペダル24にリンクしたいわゆる機械式のもの
を採用してもよい。但し、この場合には、上記実施の形
態の構成に加えて、別途アクセルペダル24に連結させ
たいわゆる2重系統とする必要がある。
【0062】(5)上記実施の形態では、筒内噴射式の
エンジン1に本発明を具体化するようにしたが、いわゆ
る成層燃焼、弱成層燃焼を行うタイプの内燃機関であれ
ばいかなるタイプのものに具体化してもよい。例えば吸
気ポート7a,7bの吸気弁6a,6bの笠部の裏側に
向かって噴射するタイプのものも含まれる。また、吸気
弁6a,6b側に燃料噴射弁が設けられてはいるが、直
接シリンダボア(燃焼室5)内に噴射するタイプのもの
も含まれる。
【0063】(6)また、上記実施の形態では、ヘリカ
ル方の吸気ポートを有し、いわゆるスワールを発生させ
ることが可能な構成としたが、かならずしもスワールを
発生しなくともよい。従って、例えば上記実施の形態に
おけるスワールコントロールバルブ17、ステップモー
タ19等を省略することもできる。また、同様に、EG
R装置53を省略する構成としてもよい。
【0064】(7)上記実施の形態では、記さなかった
が、スロットル弁23異常時における各種目標値が、正
常時のものと共用できるような場合には、目標値を共用
する構成としても何ら差し支えない。また、特に、ステ
ップ113においては、簡易的に、目標噴射時期AIN
Jを一定値に、目標EGR開度EGRPを「0」に設定
したとしても差し支えない。
【0065】(8)上記実施の形態では、所定開度αを
境に、成層燃焼での運転を行うか、理論空燃比での運転
を行うかを切り換えるようにしたが、前記所定開度α
に、ヒステリシスを設定するようにしてもよい。かかる
場合には、燃料噴射量、トルクの変動をよりスムースな
ものとすることができる。また、所定開度αの具体的数
値については、上記実施の形態のものに何ら限定される
ものではない。
【0066】特許請求の範囲の各請求項に記載されない
ものであって、上記実施の形態から把握できる技術的思
想について以下にその効果とともに記載する。 (a)請求項1〜5に記載の内燃機関の燃料噴射制御装
置において、前記内燃機関の冷間時には、理論空燃比で
の運転を行うようにしたことを特徴とする。
【0067】上記の構成とすることにより、一層内燃機
関に適した運転状態を確保することができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内燃機関
の燃料噴射制御装置によれば、スロットル弁に異常が生
じた場合であっても、燃焼不能となっり、出力の急増を
招いたりすることなく、運転者の要求に応じた円滑な退
避走行を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な概念構成を説明する概念構成
図である。
【図2】エンジンの燃料噴射制御装置を示す概略構成図
である。
【図3】エンジンの気筒部及びポート部等を示す拡大断
面図である。
【図4】スロットル弁の構成を説明するための模式的な
図である。
【図5】スロットル弁の正常時及び異常時におけるアク
セル開度に対するスロットル弁の開度特性を説明するた
めのグラフである。
【図6】ECUにより実行される「各種制御ルーチン」
を示すフローチャートである。
【図7】スロットル弁の異常時の作用を説明するための
模式図である。
【図8】スロットル弁の異常時の作用を説明するための
模式図である。
【図9】アクセル開度に対する出力トルク、燃料噴射
量、吸入空気量及びスロットル開度の関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、1a…気筒、11…燃
料噴射手段としての燃料噴射弁、15a…吸気通路を構
成する第1吸気路、15b…吸気通路を構成する第2吸
気路、16…吸気通路を構成するサージタンク、20…
吸気通路を構成する吸気ダクト、23…スロットル弁、
25…運転状態検出手段を構成するスロットルセンサ、
26…運転状態検出手段を構成するアクセルセンサ、2
7…運転状態検出手段を構成する上死点センサ、28…
運転状態検出手段を構成するクランク角センサ、29…
運転状態検出手段を構成するスワールコントロールバル
ブセンサ、30…燃料噴射制御手段、異常検出手段及び
噴射形態変更手段を構成するECU、61…運転状態検
出手段を構成する吸気圧センサ、62…運転状態検出手
段を構成する水温センサ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 11/10 F02D 11/10 Q 41/02 310 41/02 310F 325 325F (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 9/00 - 11/10 F02D 41/00 - 41/40 F02D 43/00 - 45/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成層燃焼及び均質燃焼を行うべく、内燃
    機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、 前記内燃機関の吸気通路内に設けられ、前記気筒内に供
    給される吸入空気量を調整するためのアクチュエータに
    よって駆動されるスロットル弁と、 前記内燃機関の要求される運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴
    射手段から前記気筒内に噴射される燃料噴射量及び燃料
    噴射時期を制御する燃料噴射制御手段と 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記スロッ
    トル弁の開度を制御するスロットル開度制御手段と を備
    えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記スロットル弁は、前記アクチュエータにより正常に
    駆動することができないスロットル弁の異常時におい
    て、アクセル開度が所定開度よりも小さいときには、ス
    ロットル開度が全閉付近位置にて保持される一方、前記
    アクセル開度が前記所定開度よりも大きいときには、そ
    のアクセル開度の増大に伴ってスロットル開度が増大さ
    れるように構成され、 前記燃料噴射制御手段は、前記スロットル弁の異常時か
    否かを検出し、前記スロットル弁の異常時であること
    検出されたとき、前記運転状態検出手段にて検出され
    たアクセル開度に応じて、前記アクセル開度が前記所定
    開度よりも小さいことを条件として成層燃焼を行い、か
    つ、そのアクセル開度の増大に伴って燃料噴射量が増大
    するよう前記燃料噴射手段を制御する一方、前記アクセ
    ル開度が前記所定開度よりも大きいときには、理論空燃
    比での燃焼を行うよう前記燃料噴射手段を制御すること
    を特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 前記全閉付近位置は、前記内燃機関をア
    イドリングさせるのに十分な開度であることを特徴とす
    る請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 【請求項3】 前記全閉付近位置は、ブレーキ用の負圧
    を確保することができる程度に十分な開度であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料噴射
    制御装置。
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