JPH1088911A - 出 窓 - Google Patents

出 窓

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JPH1088911A
JPH1088911A JP26671496A JP26671496A JPH1088911A JP H1088911 A JPH1088911 A JP H1088911A JP 26671496 A JP26671496 A JP 26671496A JP 26671496 A JP26671496 A JP 26671496A JP H1088911 A JPH1088911 A JP H1088911A
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JP
Japan
Prior art keywords
back plate
vertical frame
frame
fins
bay window
Prior art date
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Pending
Application number
JP26671496A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Shibazaki
忠男 柴崎
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Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出窓固定用のフィンの変形を抑制し、且つ、
縦枠の下端部に水切りを簡単に連結することのできる出
窓を提供する。 【解決手段】 一側面を開放して両側縁には出窓固定用
フィン12a、12bを形成した縦枠12を備え、この
縦枠12の上下端部には両フィン間に位置するように裏
板40,140を取り付け、この裏板と上枠と方立との
間、及び裏板と下枠と方立との間にはボルト30を通し
て、縦枠に上枠と下枠と方立とを連結して袖部3を形成
した出窓において、裏板40には縦枠のフィンに当接し
て当該フィンの変形を抑制する当接体40Aを設けたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、方立と上枠と下枠
と縦枠とからなる袖部を有する出窓に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、一側面を開放して両側縁には出
窓固定用フィンを形成したいわゆるソリッド材(以下、
単に「ソリッド材」という。)からなる縦枠を備え、こ
の縦枠の上下端部には両フィン間に位置するように裏板
を取り付け、この裏板と上枠と方立との間、及び裏板と
下枠と方立との間にボルトを通して前記縦枠に上枠と下
枠と方立とを連結して袖部を形成した出窓は知られてい
る。
【0003】ソリッド材からなる縦枠はアルミニウム押
出し型材製であるが、この種のものでは、軽量化を図る
ため一般的に肉厚の薄いものが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような肉厚の薄いソリッド材からなる縦枠を、出窓の袖
部に用いる場合には、出窓を例えば家屋の柱に固定する
作業を行なうような場合に、過度な力が縦枠に作用する
と、両フィン間が狭まるように変形するという問題があ
る。また、出窓の下部には一般的に水切りが連結される
場合があるが、この水切りは、従来、縦枠の下端部には
連結されない。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、出窓固定用のフィンの変
形を抑制し、且つ、縦枠の下端部に水切りを簡単に連結
することのできる出窓を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
正面部と袖部とを有し、この袖部は、一側面を開放して
両側縁には出窓固定用フィンを形成した縦枠を備え、こ
の縦枠の端部には両フィン間に位置するように裏板を取
り付け、この裏板と横枠との間には固定具を通して前記
縦枠に横枠を連結し、前記裏板には前記縦枠のフィンに
当接して当該フィンの変形を抑制する当接体を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0007】この発明によれば、裏板には縦枠のフィン
に当接して当該フィンの変形を抑制する当接体を設けて
いるので、出窓を例えば家屋の柱に固定する作業を行な
うような場合に、過度な力が縦枠に作用したとしても、
従来のものに比べて、出窓固定用のフィンの変形は抑制
される。
【0008】請求項2記載の発明は、正面部と袖部とを
有し、この袖部は、一側面を開放して両側縁には出窓固
定用フィンを形成した縦枠を備え、この縦枠の端部には
両フィン間に位置するように裏板を取り付け、この裏板
と横枠との間には固定具を通して前記縦枠に横枠を連結
し、前記縦枠の下端部に位置する前記裏板には前記縦枠
のフィンに当接して当該フィンの変形を抑制するととも
に、水切りを固定する水切り固定体を設けたことを特徴
とするものである。
【0009】この発明によれば、縦枠の下端部に位置す
る裏板には、水切り固定体が設けられるので、この水切
り固定体を介して、縦枠と出窓の下部に位置する水切り
とを簡単に連結することができ、出窓が補強される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0011】図1〜図2において、符号1は出窓を示し
ている。この出窓1は、図2に示すように、庇部2、左
右の袖部3,3、正面部4、テーブル板5、底板24、
水切り26等で構成されている。正面部4は、正面上枠
6、正面下枠7等で構成されている。袖部3,3にはガ
ラス板3aが嵌め込まれ、正面部4には引き違い戸4
a,4aが設けられている。袖部3,3は左右対称にな
っているので、各袖部3,3の構成部材には同じ符号を
付している。袖部3は、方立(「縦枠」)10、縦枠1
2、側面上枠(「横枠」)14、側面下枠(「横枠」)
16を枠組みしたものであり、いずれの部材も、図3〜
図4に断面が示されるように、いわゆる薄肉のアルミニ
ウム製の押出し型材である。なお、図3は袖部3の縦断
面図、図4は出窓1の水平断面図である。
【0012】この実施の形態によれば、袖部3の各部材
の連結構造に特徴を有している。図5に示すように、こ
の袖部3は方立(「縦枠」)10と縦枠12と側面上枠
(「横枠」)14と側面下枠(「横枠」)16とで構成
されており、各部材10,12,14,16は、図5に
示すように、裏板20,40,140と複数本の通しボ
ルト30,30とを介して、互いに連結される構造にな
っている。
【0013】方立10について説明すると、図6に示す
ように、中空(「ホロー材」)の4角形を呈しており、
4つの側面50,52,54,56のうちの、一の側面
50の外面には、図4に示すように、ガスケット3dを
介して、ガラス板3aを保持する保持枠58が設けられ
ている。この側面50の内面には、図6に示すように、
一対の案内部80が設けられ、この案内部80には裏板
20の案内受け溝80aが形成されている。この案内受
け溝80aの幅Wは、図7に示すように、裏板20の幅
wよりもやや大きく形成され、この方立10に裏板20
を装着するときには、裏板20を案内溝80a内に導
き、矢印の方向に押し込むようになっている。また、図
8を参照して、案内受け溝80aの構成は方立10の上
下端部10a、10bにほぼ同様に形成されている。
【0014】そして、この裏板20は上下対称(図7)
に形成され、図8に示すように、上端部10aにも下端
部10bにも装着できるようになっており、上端部10
aと下端部10bとで裏板20の共通化が図られてい
る。
【0015】図7に示すように、方立10の上端部10
aと下端部10bとには切欠部70,70と孔72,7
2とが形成されている。これらの孔72,72には、図
5に示すように、枠部材の組立時に長い通しボルト30
の先端が通される。
【0016】前述した切欠部70には、裏板20の装着
時に、裏板20の突起97が係合し、この突起97が係
合されると、裏板20が受け溝80a内に位置決めされ
る。この裏板20が所定の位置に位置決めされると、裏
板20のめねじ孔98が孔72に臨み、この孔72を通
じてめねじ孔98に通しボルト30が螺合される。
【0017】この実施の形態によれば、裏板20には、
切り起こしにより形成されるつめ部95が設けられ、こ
のつめ部95の高さHは、案内受け溝80aの高さhよ
りも高く形成され、裏板20の装着時には、案内受け溝
80aに挟まって、裏板20の案内受け溝80aからの
離脱を阻止している。尚、つめ部95は、裏板20の共
通化のために、上下対称に設けられている。
【0018】縦枠12は、図4から明らもかなように、
一側面を開放して両側縁には出窓固定用フィン12a、
12bを形成したいわゆるソリッド材(以下、単に「ソ
リッド材」という。)で形成されている。このソリッド
材はアルミニウム押出し型材製であるが、出窓固定用フ
ィン12a、12bは、出窓1の据え付け時には、家屋
の柱100に宛われ、この柱100にビス止めされる。
【0019】袖部3の組立に際しては、図5からも明ら
かなように、いわゆるソリッド材からなる縦枠12に、
上部裏板40と下部裏板140とが宛われる。
【0020】上部裏板40はほぼL字型に形成され、こ
の上部裏板40には当接体40Aが一体に形成される。
この当接体40Aの側部は、図9に示すように、フィン
12bの内面に面Mで当接し、フィン12bに矢印方向
の力が作用したとき、フィン12間距離が狭まる方向
に、フィン12bが変形するのを防止する。この一方の
フィン12bに限定して、その変形を抑制しているの
は、このフィン12bが部屋の外側に位置するためであ
る。即ち、フィン12bが変形すると、縦枠12と上枠
14或いは下枠16とのつなぎ目に隙間が形成されて、
この隙間を通じて雨水などが浸入するおそれが発生する
ためである。
【0021】ただし、一方のフィン12bの変形防止に
限定するものではなく、他方のフィン12aの変形防止
をも共に図ることは望ましい。
【0022】下部裏板140は、前述の裏板40とほぼ
同様にL字型に形成され、この下部裏板140には水切
り固定体140Aが一体に形成される。この水切り固定
体140Aの側部は、図10に示すように、フィン12
bの内面にほぼ点Tで当接し、フィン12bに矢印方向
の力が作用したとき、フィン12a、12b間の距離が
狭まる方向に、フィン12bが変形するのを防止する。
【0023】この水切り固定体140Aは縦枠12と水
切り26(図2参照)とを連結する機能をも兼ねてい
る。図11に示すように、水切り固定体140Aにはめ
ねじ孔141があけられ、水切り26には孔110があ
けられる。これによれば、縦枠12と水切り26とは、
図11に示すように、水切り固定体140Aと水切り2
6とを、ねじ113を用いて連結することにより、互い
に堅固に連結される。26aは水切り端部シーラーであ
る。
【0024】次に、袖部3の組立方法について説明す
る。
【0025】袖部3は、前述したように、方立10と縦
枠12と側面上枠14と側面下枠16とを互いに連結す
ることにより製造される。まず、連結に先立っては、図
5に示すように、方立10の案内受け溝80a内に裏板
20を装着する。既に説明したように、方立10には上
端部10aと下端部10bとがあり、裏板20は、その
いずれにも装着される。裏板20が所定の位置に装着さ
れた時には、裏板20のめねじ孔98の位置と方立10
の孔72の位置とが一致し、しかも裏板20はつめ部9
5の作用により受け溝80aからの離脱が阻止される。
【0026】これによれば、仮に、方立10を横にして
も、方立10を逆さにしても、裏板20は案内受け溝8
0a内に保持されたままになる。 方立10に裏板20を装着した後には、図5に示すよう
に、側面上枠14と縦枠12とのそれぞれを所定の位置
に配置して、縦枠12にはL字型に曲げた裏板40、1
40を宛い、この裏板40の孔40a、140aを通じ
てボルト30を挿通する。このボルト30は、側面上枠
14のねじホルダ101を貫通して延び、方立10の孔
72を貫通して、裏板20のめねじ孔98に螺合され
る。以上の組立手順は、方立10の上端部10aでも、
下端部10bでも同じである。
【0027】この実施の形態によれば、出窓1を固定す
る際には、図4に示すように、ねじを用いて縦枠12の
出窓固定用フィン12a、12bを柱100に固定す
る。例えば、この作業中において、縦枠12をつかむと
この縦枠12はソリッド材であるので、図9又は図10
に示すように、フィン12aは矢印方向に変形し易い。
しかしながら、この実施の形態によれば、このような変
形力が作用したとしても、フィン12bは、裏板40,
140の当接体40A及び水切り固定体140Aに当接
するので、フィン12aの狭まる方向への変形は抑制さ
れる。また水切り固定体140Aを通じて、縦枠12と
水切り26とを堅固に連結するので、この出窓1の強度
は従来のものに比べて格段に向上する。
【0028】なお、この実施の形態によれば、裏板20
は案内受け溝80a内に保持されたままであるので、枠
部材の組立時には、この裏板20は押さえる必要がな
い。従って、ほかの部分を押さえてねじ止めすることが
できるので、枠部材の組立の作業性を、従来のものに比
べて向上させることができる。
【0029】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるも
のではない。
【0030】例えば、本発明は、壁面から矩形状、或い
は台形状に突出する出窓への適用に限定されるものでは
なく、窓を4つ以上備え、壁面から多角形状に突出する
いわゆる「ボウウインド」の両サイドに位置する袖部に
も適用できることはいうまでもない等、種々の変形が可
能である。また、以上の実施の形態では、縦枠と上下枠
の両連結構造について説明しているが、本発明は、縦枠
と上下枠との連結に限定されるものではなく、縦枠と上
枠(「横枠」)、或いは縦枠と下枠(「横枠」)の一方
の連結にのみ用いることも可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、裏板には
縦枠のフィンに当接して当該フィンの変形を抑制する当
接体を設けているので、出窓を例えば家屋の柱に固定す
る作業を行なうような場合に、過度な力が縦枠に作用し
たとしても、従来のものに比べて、出窓固定用のフィン
の変形は抑制される。
【0032】請求項2記載の発明によれば、縦枠の下端
部に位置する裏板には、水切り固定体が設けられるの
で、この水切り固定体を介して、縦枠と出窓の下部に位
置する水切りとを簡単に連結することができ、出窓が補
強される。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物の出窓の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の建物の出窓の分解斜視図である。
【図3】出窓の袖部を示す縦断面図である。
【図4】出窓の水平断面図である。
【図5】出窓の袖部の分解斜視図である。
【図6】方立の水平断面図である。
【図7】方立と裏板を示す斜視図である。
【図8】方立の上端部、及び下端部を示す図である。
【図9】上部裏板の装着状態を示す断面図である。
【図10】下部裏板の装着状態を示す断面図である。
【図11】縦枠と水切りとの連結状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 方立(立部材) 12 縦枠 12a、12b 出窓固定用フィン 14 側面上枠(横部材) 16 側面下枠(横部材) 40,140 裏板 40A 当接体 140A 水切り固定体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面部と袖部とを有し、この袖部は、一
    側面を開放して両側縁に出窓固定用フィンを形成した縦
    枠を備え、 この縦枠の端部には両フィン間に位置するように裏板を
    取り付け、この裏板と横枠との間には固定具を通して前
    記縦枠に横枠を連結し、 前記裏板には前記縦枠のフィンに当接して当該フィンの
    変形を抑制する当接体を設けたことを特徴とする出窓。
  2. 【請求項2】 正面部と袖部とを有し、この袖部は、一
    側面を開放して両側縁に出窓固定用フィンを形成した縦
    枠を備え、 この縦枠の端部には両フィン間に位置するように裏板を
    取り付け、この裏板と横枠との間には固定具を通して前
    記縦枠に横枠を連結し、 前記縦枠の下端部に位置する前記裏板には前記縦枠のフ
    ィンに当接して当該フィンの変形を抑制するとともに、
    水切りを固定する水切り固定体を設けたことを特徴とす
    る出窓。
JP26671496A 1996-09-17 1996-09-17 出 窓 Pending JPH1088911A (ja)

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