JPH1088619A - 油圧作業機及び油圧バルブ - Google Patents

油圧作業機及び油圧バルブ

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JPH1088619A
JPH1088619A JP8311019A JP31101996A JPH1088619A JP H1088619 A JPH1088619 A JP H1088619A JP 8311019 A JP8311019 A JP 8311019A JP 31101996 A JP31101996 A JP 31101996A JP H1088619 A JPH1088619 A JP H1088619A
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    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B13/00Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
    • F15B13/02Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
    • F15B13/04Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor
    • F15B13/042Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor operated by fluid pressure
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、熟練を必要とせず、スムーズに操
作をすることができる油圧作業機を得ることを目的とす
るものである。 【解決手段】 作業装置3と同様のリンク構造を持ち操
作装置11を運転室2Aに配置し、操作装置11を操作
することにより、作業装置3が操作装置11と同じよう
に動くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば油圧ショ
ベル等の油圧作業機及びこのような油圧作業機等に使用
される油圧バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ショベルには、作業装置のア
クチュエータを制御するための2本の作業用操作レバー
が設けられている。これらの作業用操作レバーは、それ
ぞれ4方向、合計8方向への操作が可能になっている。
また、油圧ショベルでは、ブーム、アーム、バケット及
び旋回体がそれぞれ2方向、合計8方向へ回動するた
め、上記の作業用操作レバーの操作方向にブーム、アー
ム、バケット及び旋回体の動作方向が対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧ショベルにおいては、ブーム、アーム、バケット及び
旋回体の動作方向と作業用操作レバーの操作方向とが異
なっているため、これら操作方向と動作方向との関係を
感覚的に把握し、作業装置をスムーズに動作させるため
にはかなりの熟練を要するという問題点があった。ま
た、熟練度などのオペレータの個人的な能力により作業
の進み具合に大きな差が生じてしまい、全体の工期にも
大きな影響を及ぼすという問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、熟練を必要と
せず、スムーズに操作をすることができる油圧作業機及
び油圧バルブを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る油
圧作業機及び油圧バルブは、作業機本体、互いに回動可
能に連結されている複数の作業側回動部材を有し、作業
機本体に搭載されている作業装置、複数の作業側回動部
材を回動させる油圧シリンダ、この油圧シリンダの動作
方向を切り換える切換バルブを有し、油圧シリンダを動
作させる油圧回路部、作業側回動部材にそれぞれ対応
し、互いに回動可能に連結されている複数の操作側回動
部材を有している操作装置、この操作装置により操作さ
れ、切換バルブを制御する制御バルブ、及び作業側回動
部材の回動を伝達し、作業側回動部材に対応した制御バ
ルブを中立状態に戻す伝達手段を備えたものである。
【0006】請求項2の発明に係る油圧作業機は、作業
側回動部材の回動に連動して動作する作業側伝達部材
と、操作側回動部材の回動に連動して動作し、制御バル
ブを操作する操作側伝達部材とを有する伝達手段を用
い、操作側回動部材の回動により操作側伝達部材が動作
すると、制御バルブが操作されて作業側回動部材が動作
し、この作業側回動部材の動作により、制御バルブを中
立状態に戻す方向へ操作側回動部材が動作するようにし
たものである。
【0007】請求項3の発明に係る油圧作業機は、作業
側伝達部材としての伝達用プーリと、操作側回動部材の
回動により回動する操作側プーリと、この操作側プーリ
及び伝達用プーリの間に巻かれているとともに、一部が
操作側プーリ及び伝達用プーリにそれぞれ固定されてい
る操作側ワイヤと、伝達用プーリの外周に沿って往復動
可能に配置されているとともに、操作側ワイヤに貫通さ
れている操作側伝達部材としての変位部材とを有する伝
達手段を用い、操作側回動部材及び操作側プーリが回動
して操作側ワイヤのいずれか一側が引張されることによ
り、変位部材が伝達用プーリの外周に沿って移動され、
制御バルブが操作されるとともに、制御バルブの操作に
より作業側回動部材が回動すると、伝達用プーリは、制
御バルブを中立状態に戻す方向へ変位部材を変位させる
ようにしたものである。
【0008】請求項4の発明に係る油圧作業機は、作業
側回動部材の回動により回動する作業側プーリと、この
作業側プーリ及び伝達用プーリの間に巻かれているとと
もに、一部が作業側プーリ及び伝達用プーリにそれぞれ
固定されており、作業側プーリの回動を伝達用プーリに
伝達する作業側ワイヤとを有する伝達手段を用いたもの
である。
【0009】請求項5の発明に係る油圧作業機は、作業
側回動部材の回動に連動して回動する作業側伝達部材と
しての第1の伝達用回動体と、操作側回動部材の回動に
連動して回動する操作側伝達部材としての第2の伝達用
回動体とを有する伝達手段を用い、第1及び第2の伝達
用回動体のいずれか一方に制御バルブが搭載され、いず
れか他方の回動により制御バルブが操作されるように構
成したものである。
【0010】請求項6の発明に係る油圧作業機は、操作
側回動部材を回動することにより回動される第1のバル
ブ片と、この第1のバルブ片に対して回動可能に組み合
わされている第2のバルブ片とを有する制御バルブを用
い、第1のバルブ片の第2のバルブ片に対する相対的な
回動により切換バルブの制御を行うようにしたものであ
る。
【0011】請求項7の発明に係る油圧作業機は、作業
側回動部材の回動を検出するセンサ、及びこのセンサか
らの信号により第2のバルブ片を回動させるサーボモー
タを有する伝達手段を用いたものである。
【0012】請求項8の発明に係る油圧作業機は、作業
機本体、互いに回動可能に連結されている複数の作業側
回動部材を有し、作業機本体に搭載されている作業装
置、複数の作業側回動部材を回動させる油圧シリンダ、
この油圧シリンダの動作方向を切り換える切換バルブを
有し、油圧シリンダを動作させる油圧回路部、作業側回
動部材にそれぞれ対応し、互いに回動可能に連結されて
いる複数の操作側回動部材を有している操作装置、切換
バルブを制御する制御バルブ、この制御バルブを操作す
るサーボモータ、操作側回動部材の回動を検出する操作
側センサ、作業側回動部材の回動を検出する作業側セン
サ、及び操作側センサ及び作業側センサからの信号が入
力され、作業側回動部材が操作側回動部材と同様に動く
ようにサーボモータを制御する制御部を備えたものであ
る。
【0013】請求項9の発明に係る油圧作業機は、操作
側回動部材の操作速度に制限を与える抵抗手段を備えた
ものである。
【0014】請求項10の発明に係る油圧作業機は、操
作側センサからの出力と作業側センサからの出力との差
がなくなるようにサーボモータを制御する電気回路部を
有する制御部を用いたものである。
【0015】請求項11の発明に係る油圧作業機は、作
業側回動部材として、作業機本体に連結されブーム軸を
中心に先端部を上下させる方向へ回動可能なブームと、
このブームに連結されブーム軸と平行なアーム軸を中心
に回動可能なアームとを有しており、さらにブームは、
作業機本体が置かれている面と平行な面でブーム軸に直
交する方向へ延びる捻り軸を中心に回動可能になってい
るものである。
【0016】請求項12の発明に係る油圧作業機は、2
つの作業装置及びこれらにそれぞれ対応する2つの操作
装置が作業機本体に搭載されているものである。
【0017】請求項13の発明に係る油圧作業機は、下
部走行体と、この下部走行体上に旋回可能に搭載されて
いる上部旋回体とを有する作業機本体を用い、かつ上部
旋回体の旋回を操作するためのぺダルが上部旋回体に設
けられているものである。
【0018】請求項14の発明に係る油圧作業機は、下
部走行体、この下部走行体上に旋回可能に搭載され、作
業装置及び操作装置が搭載されている上部旋回体、及び
上部旋回体を旋回させる旋回モータを備え、油圧回路部
には、旋回モータの動作方向を切り換える切換バルブが
設けられており、また操作装置を支持する固定部材に旋
回モータ用の旋回制御バルブが固定されており、上部旋
回体の旋回方向へ操作装置を回動させることにより旋回
制御バルブが操作されるとともに、上部旋回体の旋回に
より旋回制御バルブが中立状態に戻されるように構成さ
れているものである。
【0019】請求項15の発明に係る油圧バルブは、円
柱部を有する第1のバルブ片と、円柱部が挿入されるリ
ング部を有し第1のバルブ片に対して回動可能に組み合
わされる第2のバルブ片とを備え、第1のバルブ片は、
第1及び第2のポートと、第1のポートに連通され一端
部が円柱部の外周面に開口している第1の流路と、第2
のポートに連通され一端部が第1の流路の両側で円柱部
の外周面にそれぞれ開口している第2及び第3の流路と
を有し、第2のバルブ片は、第3及び第4のポートと、
第3のポートに連通され一端部がリング部の内周面に開
口している第4の流路と、第4のポートに連通され一端
部がリング部の内周面に開口している第5の流路とを有
し、中立状態では、第2のポートと第3及び第4のポー
トとが連通され、第1のバルブ片が第2のバルブ片に対
して相対的に回動されることにより、第1のポートが第
3及び第4のポートのいずれか一方と、第2のポートが
第3及び第4のポートの他方とそれぞれ選択的に連通さ
れるものである。
【0020】請求項16の発明に係る油圧バルブは、第
1のバルブ片の円柱部の外周面には凹部が設けられてお
り、第2のバルブ片には、凹部内に接する押圧片と、こ
の押圧片を凹部に押し付けて第1のバルブ片を中立状態
に自動復帰させる押圧ばねとが設けられているものであ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による油
圧ショベルを示す概略の構成図である。図において、下
部走行体1上には、運転室2Aを有する上部旋回体2が
旋回可能に設けられている。この上部旋回体2には、作
業装置3が搭載されている。この作業装置3は、上部旋
回体2に回動可能に連結されている作業側回動部材とし
てのブーム4、このブーム4に回動可能に連結されてい
る作業側回動部材としてのアーム5、及びこのアーム5
に回動可能に連結されている作業側回動部材としてのバ
ケット6を有している。
【0022】さらに、上部旋回体2とブーム4との間に
はブームシリンダ7、ブーム4とアーム5との間にはア
ームシリンダ8、アーム5とバケット6との間にはバケ
ットシリンダ9がそれぞれ設けられている。これらのシ
リンダ7,8,9としては、油圧シリンダが用いられ
る。上部旋回体2は、油圧モータである旋回モータ10
により下部走行体1に対して旋回可能になっている。運
転室2Aには、作業装置3のリンク機構を適当な比率で
縮小したリンク機構を構成する操作装置11が設けられ
ている。
【0023】ブーム4の基端部には、ブーム4の回動軸
を中心にブーム4と一体に回動する作業側プーリとして
のブームプーリ12が固定されている。アーム5には、
アーム5の回動軸を中心にアーム5と一体に回動する作
業側プーリとしてのアームプーリ13が固定されてい
る。バケット6を回動させるためのリンク機構の一部に
は、バケット6と一体に回動する作業側プーリとしての
バケットプーリ14が固定されている。
【0024】図2は図1の油圧ショベルの油圧回路の要
部を示す概略のブロック図である。図において、各シリ
ンダ7〜9及び旋回モータ10には、それぞれの動作方
向(ブーム上げ,ブーム下げ,アームクラウド,アーム
ダンプ,バケットクラウド,バケットダンプ,旋回右,
旋回左)を切り換える切換バルブ21〜24が接続され
ている。また、各切換バルブ21〜24は、それぞれ制
御バルブ(PPCバルブ)25〜28により制御され
る。上記の切換バルブ21〜24を有する油圧回路部2
9には、タンク及び油圧ポンプ等(図示せず)が設けら
れているのは勿論であり、周知の油圧ショベルの油圧回
路部を利用することもできる。従って、回路構成の細部
については、種々の変更が可能である。
【0025】上記の制御バルブ25〜28は、図3に示
すように、バルブ本体30と、このバルブ本体30に設
けられているバルブ操作レバー31とを有している。バ
ルブ操作レバー31は、中立位置(ニュートラル)とそ
の左右の操作位置との3位置間で回動可能になっている
とともに、中立位置に自動復帰するように構成されてい
る。
【0026】図4は図1のアームプーリ13の取付状態
を示す正面図、図5は図4の要部を拡大して示す正面図
であり、図4は図1のブーム4とアーム5との連結部を
裏側から見た図である。アームプーリ13には、円弧状
の固定部13aが設けられており、この固定部13aが
アーム5に溶接されている。また、アームプーリ13の
外周部には、作業側ワイヤ15が巻き付けられている。
この作業側ワイヤ15は、アームプーリ13に止めねじ
16を締め付けることにより、アームプーリ13に対し
てその円周上の1箇所で固定されている。
【0027】作業側ワイヤ15は、ワイヤガイド17に
回動自在に設けられた一対のローラ18に案内されてア
ームプーリ13から引き出されている。ワイヤガイド1
7は、支点17aを中心に回動自在にブーム4に取り付
けられている。また、作業側ワイヤ15は、ワイヤチュ
ーブ19内にスムーズに摺動自在に挿通されており、こ
のワイヤチューブ16をブーム4に沿って配設すること
により運転室2Aまで導かれている。さらに、ワイヤチ
ューブ19は、ワイヤガイド17への取付部で長さ調整
可能になっており、これにより作業側ワイヤ15の張力
がある程度の範囲で調整される。
【0028】なお、図示はしないが、ブームプーリ12
及びバケットプーリ14についても、作業側ワイヤ15
が巻き付けられており、これらの作業側ワイヤ15は、
同様の構造で運転室2Aに導入されている。
【0029】次に、図6は図1の操作装置11を拡大し
て示す構成図である。図において、運転室2Aに固定さ
れた固定部材32には、旋回モータ10用の旋回制御バ
ルブ28のバルブ本体30が固定されている。旋回制御
バルブ28のバルブ操作レバー31には、可動支持部材
33が固定されている。この可動支持部材33は、固定
部材32に対して、バルブ操作レバー31と一体に水平
方向左右へ回動可能になっている。
【0030】可動支持部材33上には、操作装置基台3
4が固定されている。この操作装置基台34には、操作
側回動部材としてのブームレバー35の基端部が回動可
能に連結されている。このブームレバー35の先端部に
は、操作側回動部材としてのアームレバー36が回動可
能に連結されている。さらに、アームレバー36の先端
部には、操作側回動部材としてのバケットレバー37が
回動可能に連結されている。バケットレバー37は、操
作装置11の把手を兼ねており、運転室2Aの作業者が
掴み易い形状に構成される。また、バケットレバー37
には、付属的な機器を操作するための電気スイッチ等を
搭載することも可能である。
【0031】ブームレバー35,アームレバー36及び
バケットレバー37の各基端部には、各レバー35,3
6,37と一体に回動する操作側プーリとしてのブーム
レバープーリ38,アームレバープーリ39及びバケッ
トレバープーリ40が固定されている。各レバープーリ
38〜40の外周には、それぞれ操作側ワイヤ41が巻
かれており、図5に示したようなワイヤチューブ19に
挿通されて引き出されている。また、操作側ワイヤ41
は、例えば図5の止めねじ16と同様の構成により、各
レバープーリ38〜40にその円周上の1箇所で固定さ
れている。ブームレバー35と操作装置基台34との間
には、ばね42が設けられており、操作装置11が自重
により倒れようとするのが防止されている。
【0032】次に、図7は実施の形態1による伝達手段
の要部を示す平面図、図8は図7のVIII−VIII
線に沿う断面図である。図において、フレーム43に
は、ブーム制御バルブ25,アーム制御バルブ26及び
バケット制御バルブ27のバルブ本体30が固定されて
いる。また、フレーム43は、例えば運転室2Aの下部
などの適当なスペースに収納されている。
【0033】フレーム43に設けられた主軸44には、
各制御バルブ25〜27に対応する3個の伝達用回動
体、即ち伝達用プーリ45が回転自在に設けられてい
る。各伝達用プーリ45には、対応する作業側ワイヤ1
5の他端部が巻かれている。これら作業側ワイヤ15
は、各伝達用プーリ45にその円周上の1箇所で固定さ
れている。従って、各伝達用プーリ45は、対応する作
業側プーリ12〜14にそれぞれ連動して(同期して)
回動する。主軸44と平行にフレーム43に設けられた
支軸46Aには、図5とほぼ同様のワイヤガイド17が
支持されており、このワイヤガイド17に作業側ワイヤ
15用のワイヤチューブ19の端部が接続されている。
【0034】各伝達用プーリ45の外周には、作業側ワ
イヤ15用の溝45aと、この溝45aに平行な溝45
bとが設けられており、溝45bには、対応する操作側
ワイヤ41が巻かれている。これらの操作側ワイヤ41
も、各伝達用プーリ45にその円周上の1箇所で固定さ
れている。
【0035】各伝達用プーリ45に巻かれた操作側ワイ
ヤ41は、変位部材(クラブ)46に設けられた一対の
ローラ47に案内され、変位部材46を貫通して伝達用
プーリ45から引き出されている。これらの変位部材4
6は、ワイヤガイド17とほぼ同様の構成のものである
が、フレーム43及び伝達用プーリ45に対して固定さ
れておらず、伝達用プーリ45の周方向へ往復動可能に
なっている。各変位部材46は、板状の連結リンク47
を介して対応する制御バルブ25〜27のバルブ操作レ
バー31に連結されている。
【0036】この例における伝達手段は、各作業側プー
リ12〜14、作業側ワイヤ15、各操作側プーリ38
〜40、操作側ワイヤ41、伝達用プーリ45、変位部
材46及び連結リンク47を有している。
【0037】次に、動作について説明する。運転室2A
に搭乗した作業者は、操作装置11のバケットレバー3
7を把持し、バケット6及び作業現場を目視しながら、
バケット6を動かすようにバケットレバー37を移動さ
せる。これにより、操作装置11の各関節部分が回動す
る。
【0038】例えば、ブームレバー35が図6の反時計
方向(下げ方向)へ回動したとすると、これとともにブ
ームレバープーリ38も同様に回動する。このブームレ
バープーリ38には操作側ワイヤ41が固定されている
ので、ブームレバープーリ38の回動により操作側ワイ
ヤ41の一方の側が引っ張られ、この引張力が伝達用プ
ーリ45の側の操作側ワイヤ41の端部にも伝達され
る。しかし、この段階では、実際のブーム4は停止して
おり、ブームプーリ12に連動する伝達用プーリ45も
停止して動かない。従って、引っ張られた操作側ワイヤ
41のある方へ変位部材46が移動する。ここでは、図
8の右側の操作側ワイヤ41が引っ張られ、左側の操作
側ワイヤ41が送られて、変位部材46が図の右方へ移
動したとする。
【0039】この変位部材46の移動により、連結リン
ク47を介してブーム制御バルブ25のバルブ操作レバ
ー31が操作される。このとき、油圧回路部29の配管
は、ブーム4がブームレバー35と同方向へ回動するよ
うに構成されている。従って、ブーム4は、ブームレバ
ー35の回動に僅かに遅れて同方向へ回動する。このよ
うにブーム4が回動すると、その動きがブームプーリ1
2及び作業側ワイヤ15を介して対応する伝達用プーリ
45に伝達され、その伝達用プーリ45が図8の反時計
方向へ回動する。
【0040】この伝達用プーリ45の回動により、図8
の右側のワイヤチューブ19に操作側ワイヤ41が送ら
れ、左側のワイヤチューブ19から操作側ワイヤ41が
引き出されるかたちとなるため、変位部材46は復元方
向、ここでは図8の左方へ移動しようとする。このと
き、ブームレバー35の回動が停止すれば、変位部材4
6は元の位置へ移動して停止し、ブーム制御バルブ25
は中立状態に戻り、ブーム4の回動も停止する。また、
ブームレバー35の回動が続いていれば、変位部材46
は変位し続け、ブームレバー35が止まるまでブームレ
バーブーム4が回動し続ける。なお、ブームレバー35
を逆方向へ操作した場合は、上記の逆の動作となる。ま
た、アーム5及びバケット6についてもブーム4と同様
に操作される。
【0041】従って、作業装置3及び操作装置11の動
きを妨げないように、伝達用プーリ45が回転してワイ
ヤ15,41を供給・巻取することができれば、操作装
置11の動きに作業装置3の動きをスムーズに連動させ
ることができる。
【0042】次に、旋回動作について説明する。バケッ
トレバー37を握ったままで、操作装置11全体を旋回
させたい方向へ回動させると、旋回制御バルブ28のバ
ルブ操作レバー31が直接操作され、上部旋回体2全体
が同方向へ旋回する。この旋回動作により、上部旋回体
2に固定されている旋回制御バルブ28のバルブ本体3
0が旋回することになり、そのバルブ操作レバー31は
相対的に中立位置へ戻されるかたちになる。従って、操
作装置11を旋回方向へ回動させている間、上部旋回体
2は同方向へ旋回し、操作装置11の回動を止めれば、
上部旋回体2の旋回も停止する。
【0043】このように、操作装置11のリンク機構に
追従して、作業装置3のリンク機構をスムーズに動作さ
せることができるため、作業者は、作業装置3を直接動
かすのに近い感覚で操作装置11を操作することができ
る。また、バケットレバー37を動かせば、操作装置1
1のリンク機構は自動的に最短距離で追従するので、各
リンクの個別の角度等を考慮する必要もない。従って、
特別な熟練を必要とせずに作業効率を向上させることが
でき、工期全体としても大幅な短縮を図ることができ
る。
【0044】さらに、作業装置3及び操作装置11の各
回動部材は1:1で対応しているため、例えばブーム4
の動作に対するアーム5の対比速度や対比変位量などを
考慮する必要もなく、装置構成が簡単である。従って、
ディストリビュータでの複雑な制御も不要であり、かつ
油圧回路部29に設けるポンプを1台のみにすることも
でき、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0045】また、図5に示すように作業側プーリ12
〜14への作業側ワイヤ15の固定や、操作側プーリ3
8〜40への操作側ワイヤ41の固定を止めねじ16で
行うことにより、操作装置11と作業装置3との間の初
期位置の設定や、ずれの調整を容易に行うことができ
る。
【0046】なお、作業側回動部材と伝達用回動体とを
連動させる手段は上記の例に限定されるものではなく、
例えばチューブ内でワイヤ自体が回転するフレキシブル
ワイヤ等の他の手段を用いたり、また作業側回動部材の
回動をセンサで検出し、その出力に応じて伝達用回動体
をサーボモータで連動させたりしてもよい。
【0047】実施の形態2.次に、図9はこの発明の実
施の形態2による油圧ショベルの要部を示す概略の平面
図、図10は図9の要部側面図である。この例では、実
施の形態1と同様の作業側プーリ12〜14の回動に連
動して回動する第1の伝達用回動体としての第1の伝達
用プーリ51に制御バルブ25〜27が搭載され、その
バルブ本体30が固定されている。また、図6に示した
ようなレバープーリ38〜40の回動に連動して回動す
る第2の伝達用回動体としての第2の伝達用プーリ52
には、バルブ操作レバー31を操作する操作部材53が
固定されている。第1及び第2の伝達用プーリ51,5
2は、同軸上に設けられており、互いに独立して回動す
る。他の構成は、上記実施の形態1とほぼ同様である。
【0048】このような装置では、操作装置11の操作
により第2の伝達用プーリ52が回動すると、操作部材
53が回動してバルブ操作レバー31が操作される。こ
れにより、ブーム4,アーム5及びバケット6等が回動
すると、これに連動して第1の伝達用プーリ51が回動
する。このとき、第1の伝達用プーリ51は、搭載され
た制御バルブ25〜27を中立状態に戻すような方向、
即ち、第2の伝達用プーリ51と同方向へ回動する。
【0049】従って、操作装置11のリンク機構に追従
して、作業装置3のリンク機構をスムーズに動作させる
ことができる。
【0050】実施の形態3.次に、図11はこの発明の
実施の形態3による油圧ショベルを示す概略の側面図で
ある。図において、運転室2Aには、作業装置3のリン
ク機構を適当な比率で縮小したリンク機構を構成する操
作装置55が設けられている。ブーム4の基端部には、
ブーム4の回動を検出するブームセンサ56が設けられ
ている。ブーム4とアーム5との連結部には、アーム5
の回動を検出するアームセンサ57が設けられている。
バケット6を回動させるためのリンク機構の一部には、
バケット6の回動を検出するバケットセンサ58が設け
られている。これらのセンサ56〜58としては、例え
ばポテンションメータなど、回転状態に応じて電気信号
を出力する周知の回転センサを適宜選択して使用するこ
とができる。
【0051】図12は図11の油圧ショベルの油圧回路
の要部を示す概略のブロック図であり、ブーム制御バル
ブ61,アーム制御バルブ62及びバケット制御バルブ
63を除く構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0052】次に、図13はブーム用、アーム用、バケ
ット用の制御バルブ61〜63を示す平面図である。制
御バルブ61〜63は、円柱部64Aを有する第1のバ
ルブ片64と、円柱部64Aが挿入され、第1のバルブ
片64に対して回動可能に組み合わされたリング部とし
ての第2のバルブ片65とを備えている。
【0053】図14は図13の第1のバルブ片64を示
す平面図、図15は図14の正面図、図16は図13の
第2のバルブ片65を示す平面図、図17は図16の正
面図である。各バルブ片64,65には、それぞれ2つ
ずつのポート、即ち第1ないし第4のポート64a,6
4b,65a,65bが設けられている。
【0054】第1のバルブ片64には、一端部が第1の
ポート64aに連通し他端部が第2のバルブ片65との
摺動面に開口した第1の流路64cと、一端部が第2の
ポート64bに連通し他端部が流路64cの両側で摺動
面に開口した第2及び第3の流路64d,64eとが設
けられている。また、第2のバルブ片65には、一端部
が第3のポート65aに連通し他端部が第1のバルブ片
64との摺動面に開口した第4の流路65cと、一端部
が第4のポート65bに連通し他端部が摺動面に開口し
た第5の流路65dとが設けられている。
【0055】第1のバルブ片64の外周面における第1
の流路64cの開口部から180゜の位置、即ち反対側
の部分には、断面二等辺三角形の凹部64fが設けられ
ている。第2のバルブ片65には、径方向に貫通したね
じ孔65eが設けられている。このねじ孔65eには、
先端部が凹部64fに挿入される押圧片66と、この押
圧片66を凹部64fへ押し付ける押圧ばね67とが挿
入されている。また、ねじ孔65eには、押圧ばね67
の端部位置を調整するための調整ねじ68が螺着されて
いる。さらに、第1のバルブ片64の外周部には、2本
のシールリング69が設けられている。
【0056】このような制御バルブ61〜63は、第1
のバルブ片64の第2のバルブ片65に対する相対的な
回動により中立位置(ニュートラル)とその左右の操作
位置とが切り換えられ、4ポート3位置のバルブを構成
している。また、押圧ばね67で押圧片66を凹部64
fに押し付けると、押圧片66が凹部64f内をその中
心へ向けて移動しようとするため、これにより中立位置
への自動復帰が行われる。押圧片66としては、球状の
もの又は先端形状が三角形のものなどが使用される。
【0057】次に、図18は図13の制御バルブ61〜
63の中立状態を示す説明図である。中立状態において
は、第1のバルブ片64のポート64a及び流路64c
は、第2のバルブ片65のいずれの流路65c,65d
にも連通されていない。また、第1のバルブ片64の流
路64d,64eの開口部は、それぞれ第2のバルブ片
65の流路65c,65dの開口部に対して僅かに(例
えば流路径3mmに対して0.5mm程度)オーバーラ
ップしており、ポート65a,65bとポート64bと
が連通されている。
【0058】図18の状態から、例えば図19に示すよ
うに、第1のバルブ片64が第2のバルブ片65に対し
て相対的に回動されると、第1のバルブ片64のポート
64aが第2のバルブ片65のポート65a,65bの
いずれか一方と連通され、第1のバルブ片64のポート
64bが第2のバルブ片65のポート65a,65bの
いずれか他方と連通される。従って、このような相対的
な回動の方向に応じて、流路が切り換えられ、対応した
切換バルブ21〜23が切り換えられる。
【0059】次に、図20は図11の操作装置55を拡
大して示す構成図である。図において、上記実施の形態
1と同様に、可動支持部材33上には操作装置基台34
が固定されている。この操作装置基台34には、操作側
回動部材としてのブームレバー71の基端部が回動可能
に連結されている。このブームレバー71の先端部に
は、操作側回動部材としてのアームレバー72が回動可
能に連結されている。さらに、アームレバー72の先端
部には、操作側回動部材としてのバケットレバー73が
回動可能に連結されている。バケットレバー73は、操
作装置55の把手を兼ねており、運転室2Aの作業者が
掴み易い形状に構成される。また、バケットレバー73
には、付属的な機器を操作するための電気スイッチ等を
搭載することも可能である。
【0060】操作装置基台34とブームレバー71との
間、ブームレバー71とアームレバー72との間、及び
アームレバー72とバケットレバー73との間には、そ
れぞれバルブ・モータアセンブリ74が介在している。
ブームレバー71と操作装置基台34との間には、操作
装置55の自重を補償するばね42が設けられている。
【0061】次に、図21は図20のバルブ・モータア
センブリ74を示す概略の構成図であり、一例としてブ
ームレバー71とアームレバー72との間に配置された
ものを示している。ブームレバー71には、サーボモー
タ75が固定されている。このサーボモータ75には、
遊星ギヤ等のギヤ装置76を介してアーム制御バルブ6
2の第2のバルブ片65が連結されている。アーム制御
バルブ62の第1のバルブ片64には、アームレバー7
2が固定されている。また、サーボモータ75は、図1
のアームセンサ57からの信号に応じて、ギヤ装置76
を介して第2のバルブ片65を回動させる。
【0062】さらに、アームレバー72側からアーム制
御バルブ62の操作範囲を越えて第2のバルブ片65を
無理に回動できないように、サーボモータ75及びギヤ
装置76が設定されている。他の2ケ所のバルブ・モー
タアセンブリ74も同様に構成されている。また、この
例における伝達手段は、各センサ56〜58、サーボモ
ータ75及びギヤ装置76を有している。
【0063】次に、動作について説明する。運転室2A
に搭乗した作業者は、操作装置55のバケットレバー7
3を把持し、バケット6及び作業現場を目視しながら、
バケット6を動かすようにバケットレバー73を移動さ
せる。これにより、操作装置55の各関節部分が回動す
る。
【0064】例えば、ブームレバー71が図11の反時
計方向(下げ方向)へ回動し始めたとすると、これとと
もにブームレバー71が固定されたブーム制御バルブ6
1の第1のバルブ片64もその操作範囲内で同様に回動
する。この第1のバルブ片64の回動操作によりブーム
切換バルブ21が切り換えられ、ブームシリンダ7が駆
動されて、作業装置3のブーム4がブームレバー72と
同方向へ回動される。
【0065】このようにブーム4が回動すると、それが
ブームセンサ56により検出され、操作装置基台34に
固定されたサーボモータ75が駆動され、ブーム制御バ
ルブ61の第2のバルブ片65が、ブーム制御バルブ6
1を中立状態に戻す方向、即ち第1のバルブ片64と同
方向へ回動される。従って、ブームレバー71を連続し
て回動させると、その回動に追従して第2のバルブ片6
5が回動し、ブーム4が連続して回動する。
【0066】また、ブームレバー71の回動が停止すれ
ば、ブーム制御バルブ61は中立状態のままとなり、ブ
ーム4の回動も停止する。なお、ブームレバー71を逆
方向へ操作した場合は、上記の逆の動作となる。また、
アーム5及びバケット6についてもブーム4と同様に操
作される。さらに、旋回動作については、上記実施の形
態1と同様である。
【0067】このように、操作装置55のリンク機構に
追従して、作業装置3のリンク機構をスムーズに動作さ
せることができるため、作業者は、作業装置3を直接動
かすのに近い感覚で操作装置55を操作することができ
る。また、バケットレバー73を動かせば、操作装置5
5のリンク機構は自動的に最短距離で追従するので、各
リンクの個別の角度等を考慮する必要もない。従って、
特別な熟練を必要とせずに作業効率を向上させることが
でき、工期全体としても大幅な短縮を図ることができ
る。
【0068】また、ディストリビュータでの複雑な制御
が不要であり、かつ油圧回路部29に設けるポンプを1
台のみにすることもでき、大幅なコストダウンを図るこ
とができる。
【0069】なお、各センサ56〜58からサーボモー
タ75への信号は、リード線を配線することにより行え
ばよいが、ワイヤレスで送信することも可能であり、リ
ード線の断線等による故障を防止することができる。
【0070】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4について説明する。この例では、作業装置3側の構
造が上記実施の形態1と同様になっており、かつ図6に
示した操作装置11が使用される。また、図22は実施
の形態4による油圧ショベルの伝達手段の要部を示す平
面図、図23は図22のXXIII−XXIII線に沿
う断面図である。図において、例えば運転室2Aの下部
などの適当なスペースに収納されるフレーム77には、
主軸78が設けられている。この主軸78には、上記実
施の形態3と同様の機能を有する制御バルブ61〜63
が支持されている。これらの制御バルブ61〜63は、
それぞれ第1及び第2のバルブ片64,65が独立して
回動可能になっている。また、各制御バルブ61〜63
への配管の図示は省略する。
【0071】各第2のバルブ片65の外周には、溝65
fがそれぞれ形成されており、これらの溝65fには、
対応する作業側ワイヤ15の他端部がそれぞれ巻かれて
いる。これら作業側ワイヤ15は、各第2のバルブ片6
5にその円周上の1箇所で固定されている。従って、各
第2のバルブ片65は、作業装置3側の対応するプーリ
12〜14にそれぞれ連動して(同期して)回動する。
主軸78と平行にフレーム77に設けられた支軸79に
は、図5とほぼ同様のワイヤガイド17が支持されてお
り、このワイヤガイド17に作業側ワイヤ15用のワイ
ヤチューブ19の端部が接続されている。
【0072】各第1のバルブ片64の外周には、溝65
fに平行な溝64gがそれぞれ形成されており、これら
の溝64gには、対応する操作側ワイヤ41が巻かれて
いる。これらの操作側ワイヤ41も、各第1のバルブ片
64にその円周上の1箇所で固定されている。主軸78
と平行にフレーム77に設けられた支軸80には、図5
とほぼ同様のワイヤガイド17が支持されており、この
ワイヤガイド17に操作側ワイヤ41用のワイヤチュー
ブ19の端部が接続されている。
【0073】この例における伝達手段は、作業装置3側
の各プーリ12〜14、作業側ワイヤ15、各レバープ
ーリ38〜40、操作側ワイヤ41、ワイヤガイド1
7、フレーム77、主軸78、及び支軸79,80を有
している。
【0074】次に、動作について説明する。運転室2A
に搭乗した作業者は、操作装置11のバケットレバー3
7を把持し、バケット6及び作業現場を目視しながら、
バケット6を動かすようにバケットレバー37を移動さ
せる。これにより、操作装置11の各関節部分が回動す
る。
【0075】例えば、ブームレバー35が図6の反時計
方向(下げ方向)へ回動したとすると、これとともにブ
ームレバープーリ38も同様に回動する。このブームレ
バープーリ38の回動は、操作側ワイヤ41を介して伝
達され、対応する第1のバルブ片64が回動する。この
とき、第2のバルブ片65は停止しているため、第1の
バルブ片64は第2のバルブ片65に対して相対的に回
動し、ブーム制御バルブ61が操作される。
【0076】このとき、油圧回路部29の配管は、ブー
ム4がブームレバー35と同方向へ回動するように構成
されている。従って、ブーム4は、ブームレバー35の
回動に僅かに遅れて同方向へ回動する。このようにブー
ム4が回動すると、その動きがブームプーリ12及び作
業側ワイヤ15を介して対応する第2のバルブ片65に
伝達され、その第2のバルブ片65がブーム制御バルブ
61を中立状態に戻す方向、即ち第1のバルブ片64と
同方向へ回動される。
【0077】従って、ブームレバ61を連続して回動さ
せると、その回動に追従して第2のバルブ片65が回動
し、ブーム4が連続して回動する。また、ブームレバー
61の回動が停止すれば、ブーム制御バルブ61は中立
状態のままとなり、ブーム4の回動も停止する。なお、
ブームレバー61を逆方向へ操作した場合は、上記の逆
の動作となる。また、アーム5及びバケット6について
もブーム4と同様に操作される。さらに、旋回動作につ
いては、上記実施の形態1と同様である。
【0078】なお、上記実施の形態4では、作業装置3
の動きをプーリ12〜14及び作業側ワイヤ15により
第2の操作片65に伝達したが、実施の形態3で示した
ようなセンサ56〜58、サーボモータ75及びギヤ装
置76を介して伝達することも可能である。
【0079】また、操作装置及び作業装置の両方の動き
をセンサ及びサーボモータを介して第1及び第2の操作
片に伝達することも可能である。この場合、操作装置が
作業装置の追従可能速度を大きく超えて操作されないよ
うに作業者の操作力に対する抵抗を加える油圧ダンパ等
を操作装置に取り付けるのが好適である。
【0080】さらに、各ワイヤ15,41の代わりに、
例えばチューブ内でワイヤ自体が回転するフレキシブル
ワイヤ等の他の手段を用いてもよい。
【0081】実施の形態5.次に、図24はこの発明の
実施の形態5による油圧ショベルを示す概略の側面図で
ある。図において、ブーム4は、ブーム軸4Aを中心に
先端部を上下させる方向へ回動可能な状態でブーム支持
部101に支持されている。ブーム支持部101は、下
部走行体1が置かれている面と平行な面でブーム軸4A
に直交する方向(図19の左右方向)へ延びる捻り軸1
02の先端部に固定されている。捻り軸102は、上部
旋回体2に搭載された捻り用油圧モータ103により直
接、又はギヤ等を介して回動される。図示しない油圧回
路部には、捻り用油圧モータ103の回転方向を切り換
える捻り切換バルブが設けられている。また、捻り軸1
02には、その回動角度を検出する捻りセンサ(図示せ
ず)が設けられている。さらに、運転室2Aには、作業
装置3のリンク機構を適当な比率で縮小したリンク機構
を構成する操作装置104が設けられている。
【0082】図25は図20の操作装置104を拡大し
て示す構成図である。この操作装置104は、図20と
同様の操作装置基台34が、バルブ・モータアセンブリ
74を介して可動支持部材33に支持されているもので
ある。これにより、操作装置基台34は、捻り軸102
と平行な軸を中心として回動可能となっている。このバ
ルブ・モータアセンブリ74は、捻り用油圧モータ10
3を制御するための捻り制御バルブ105と、捻り軸1
02に設けられた捻りセンサからの信号に応じて駆動さ
れるサーボモータ75と、ギヤ装置76とを有してお
り、構造的には図21のものと同様である。その他の構
成は、上記実施の形態3と同様である。
【0083】このような油圧ショベルでは、捻り軸10
2を回動させることにより、作業装置3を倒すことがで
き、例えば土砂を手前に掻き集めるような作業をスムー
ズに行うことができる。
【0084】ここで、従来の油圧ショベルでは、2本の
操作レバーを必要としていたため、作業者の両手がこれ
らの操作レバーで塞がってしまい、操作可能な方向数に
制限を受けていたが、本発明によれば、1台の操作装置
104を片手で操作して、しかも操作可能な方向数を増
加させることができる。
【0085】なお、上記の例では捻り用油圧モータ10
3の操作を操作装置104で行うようにしたが、操作装
置は図20と全く同一のものを使用し、他の操作レバー
やペダル等で捻り用油圧モータ103を操作することも
可能である。
【0086】実施の形態6.次に、図26はこの発明の
実施の形態6による油圧ショベルを示す側面図、図27
は図26の油圧ショベルを示す平面図である。図におい
て、下部走行体81上には、運転室82Aを有する上部
旋回体82が旋回可能に設けられている。作業機本体
は、下部走行体81及び上部旋回体82を有している。
上部旋回体82の運転室82Aの左右には、第1及び第
2作業装置83,89が搭載されている。
【0087】第1作業装置83は、上部旋回体81の前
後方向(図21の左右方向)へ延びる第1捻り軸84、
この第1捻り軸84に固定された第1ブーム支持部8
5、この第1ブーム支持部85に回動可能に連結されて
いる第1作業側回動部材としての第1ブーム86、この
第1ブーム86に回動可能に連結されている第1作業側
回動部材としての第1アーム87、及びこの第1アーム
87に回動可能に連結されている第1作業側回動部材と
しての第1バケット88を有している。
【0088】また、第2作業装置89は、第1作業装置
83と同様に構成され、第2捻り軸90、第2ブーム支
持部91、第2ブーム92、第2アーム93及び第2バ
ケット94を有している。第1及び第2作業装置83,
89には、それぞれ上記実施の形態3と同様にブームシ
リンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、ブ
ームセンサ56、アームセンサ57及びバケットセンサ
58が設けられている。さらに、上部旋回体82は、実
施の形態3と同様に旋回モータ10により下部走行体8
1に対して旋回可能になっている。また、左右の捻り軸
84,90は、実施の形態5と同様に捻り用油圧モータ
103により回動可能になっており、第1及び第2作業
装置83,89は、それぞれ捻り軸84と一体に回動可
能になっている。
【0089】図28は図26の油圧ショベルの油圧回路
の要部を示す概略のブロック図である。図において、油
圧回路部95には、ブーム切換バルブ21、アーム切換
バルブ22、バケット切換バルブ23、及び捻り切換バ
ルブ96がそれぞれ2個、旋回切換バルブ24が1個設
けられている。各切換バルブ21〜24,96は、それ
ぞれ制御バルブ61〜63,97により制御される。
【0090】運転室82A内の運転席の左右には、第1
及び第2作業装置83,89に対応した2本の第1及び
第2操作装置98,99が設置されている。これらの操
作装置98,99は、図20に示したものと同様の構造
を有し、それぞれ対応する制御バルブ61〜63,97
が搭載されている。また、旋回制御バルブ28は、第1
操作装置98のみに搭載されている。
【0091】このような油圧ショベルでは、運転席に座
った作業者が左右の手でそれぞれ左右の操作装置98,
99を操作する。第1及び第2作業装置83,89のそ
れぞれの動作原理は、上記実施の形態3,5と同様であ
る。
【0092】本発明においては、従来両手操作を必要と
したブーム、アーム、バケットの操作を、左右いずれか
一方の手で行うことができるため、両手を用いればブー
ム、アーム、バケットをそれぞれ2個ずつ操作できるこ
とになる。即ち、この実施の形態6で示すような2本腕
の油圧ショベルを1人で、しかも容易に操作することが
できる。これにより、多様な作業を効率良く行うことが
できる。
【0093】なお、上記実施の形態6では旋回制御バル
ブ24を第1操作装置98に設けたが第2操作装置99
に設けてもよい。また、運転室82Aの足元にペダルを
設け、このペダルを足で操作することにより、旋回制御
バルブ24を操作するようにしてもよい。
【0094】また、上記の動作に加えて、ブーム86,
92がスイング動作、即ち図26の上下方向へ延びる軸
を中心として回動するようにしてもよい。さらに、左右
の作業装置83,89を同様の構成としたが、例えば一
方のアームの先端にバケット以外のアタッチメントを取
り付けるなど、左右異なる構造としてもよい。
【0095】さらにまた、実施の形態6では上部旋回体
82の左右に作業装置83,89を搭載したが、前後に
向けて搭載してもよい。また、実施の形態3.5と同様
の伝達手段を利用したが、実施の形態4と同様のものな
ど、この発明の範囲内であれば他の伝達手段を用いても
よい。
【0096】また、上記の各例では全ての作業側回動部
材についてこの発明を適用したが、例えば一部の回動部
分についてのみこの発明を適用することも可能である。
さらに、上記の各例では全ての作業側回動部材を同様の
伝達手段で操作側回動部材に連動させたが、作業側回動
部材毎に適した異なる伝達手段を使用してもよい。
【0097】実施の形態7.次に、図29はこの発明の
実施の形態7による油圧ショベルを示す概略の側面図で
ある。図において、運転室2Aには、作業装置3のリン
ク機構を適当な比率で縮小したリンク機構を構成する操
作装置110が設けられている。ブーム4の基端部に
は、ブーム4の回動を検出する作業側センサとしてのブ
ームセンサ111が設けられている。ブーム4とアーム
5との連結部には、アーム5の回動を検出する作業側セ
ンサとしてのアームセンサ112が設けられている。バ
ケット6を回動させるためのリンク機構の一部には、バ
ケット6の回動を検出する作業側センサとしてのバケッ
トセンサ112が設けられている。これらのセンサ11
1〜113としては、回転状態に応じて電気信号を出力
する周知の回転センサを適宜選択して使用することがで
きるが、ここでは一例として、可変抵抗器を用いたポテ
ンションメータが用いられている。
【0098】図30は図29の操作装置110を拡大し
て示す構成図である。図において、上記実施の形態1と
同様に、可動支持部材33上には操作装置基台34が固
定されている。この操作装置基台34には、操作側回動
部材としてのブームレバー114の基端部が回動可能に
連結されている。このブームレバー114の先端部に
は、操作側回動部材としてのアームレバー115が回動
可能に連結されている。さらに、アームレバー115の
先端部には、操作側回動部材としてのバケットレバー1
16が回動可能に連結されている。バケットレバー11
6は、操作装置110の把手を兼ねており、運転室2A
の作業者が掴み易い形状に構成される。また、バケット
レバー6には、付属的な機器を操作するための電気スイ
ッチ等を搭載することも可能である。
【0099】操作装置基台34とブームレバー114と
の間、ブームレバー114とアームレバー115との
間、及びアームレバー115とバケットレバー116と
の間には、それぞれ各レバー114〜116の回動を検
出する操作側センサとしてのブームレバーセンサ11
7,アームレバーセンサ118及びバケットレバーセン
サ119が設けられている。各レバーセンサ117〜1
19としては、作業装置3側のセンサ111〜113と
同様の原理のものが使用される。
【0100】また、操作装置基台34とブームレバー1
14との間、ブームレバー114とアームレバー115
との間、及びアームレバー115とバケットレバー11
6との間には、各レバー114〜116の操作速度を制
限、即ち各レバー114〜116が作業装置3側の追従
可能速度を大きく超えないように作業者の操作力に対し
て抵抗を加える抵抗手段としての油圧ダンパ120〜1
22が設けられている。これら油圧ダンパ120〜12
2による抵抗力は調整も可能である。
【0101】図31は図29の油圧ショベルの各制御バ
ルブの制御系統を示すブロック図である。旋回について
は実施の形態1と同様であるが、他の各制御バルブ25
〜27は、それぞれ対応するサーボモータ123〜12
5により操作される。また、各サーボモータ123〜1
25は、制御部126内のブーム制御部127,アーム
制御部128及びバケット制御部129により、それぞ
れ独立して制御される。例えば、ブーム制御部127
は、ブームレバーセンサ117から出力されたブームレ
バー114の回動情報と、ブームセンサ111から出力
されたブーム4の回動情報との差がなくなるようにブー
ム用サーボモータ123を制御する電気回路部(図示せ
ず)を有している。アーム制御部128及びバケット制
御部129についても同様である。
【0102】次に、動作について説明する。運転室2A
に搭乗した作業者は、操作装置110のバケットレバー
116を把持し、バケット6及び作業現場を目視しなが
ら、バケット6を動かすようにバケットレバー116を
移動させる。これにより、操作装置110の各関節部分
が回動する。
【0103】例えば、ブームレバー114が図30の反
時計方向(下げ方向)へ回動し始めたとすると、この回
動がブームレバーセンサ117により検出され、回動状
態に応じた信号(電圧)がブーム制御部127に入力さ
れる。ブームレバー114が回動し始めた瞬間は、ブー
ム4はまだ停止しているため、ブームセンサ111から
は回動状態、即ち停止に対応した信号がブーム制御部1
27に入力される。ブーム制御部127では、それらの
信号の差を求め、これらの差をなくすための指令信号を
ブーム用サーボモータ123に出力する。これにより、
ブーム用サーボモータ123が駆動され、ブーム制御バ
ルブ25が中立状態から一方の側へ操作され、ブーム4
がブームレバー114と同方向へ回動される。
【0104】このようにブーム4が回動すると、それが
ブームセンサ111により検出され、その出力値はブー
ムレバーセンサ117からの出力値に近づこうとする。
しかし、ブームレバー114の回動が続いていれば、そ
の差はなくならないため、ブーム制御バルブ25は一方
の側へ操作され続け、ブーム4も回動を続ける。従っ
て、ブームレバー114を連続して回動させると、その
回動に追従してブーム4が連続して回動する。また、上
記の出力値の差は、ブームレバー114の回動速度に応
じたものとなるため、ブーム4はブームレバー114と
ほぼ同様の角速度で回動する。
【0105】また、ブームレバー114の回動が停止す
れば、両センサ117,111からの出力の差がなくな
り、ブーム用サーボモータ123が停止される。このと
き、ブーム制御バルブ25は中立状態に戻っており、ブ
ーム4の回動が停止する。なお、ブームレバー114を
逆方向へ操作した場合は、上記の逆の動作となる。ま
た、アーム5及びバケット6についてもブーム4と同様
に操作される。さらに、旋回動作については、上記実施
の形態1と同様である。
【0106】このように、操作装置110のリンク機構
に追従して、作業装置3のリンク機構をスムーズに動作
させることができるため、作業者は、作業装置3を直接
動かすのに近い感覚で操作装置110を操作することが
できる。また、バケットレバー116を動かせば、操作
装置110のリンク機構は自動的に最短距離で追従する
ので、各リンクの個別の角度等を考慮する必要もない。
従って、特別な熟練を必要とせずに作業効率を向上させ
ることができ、工期全体としても大幅な短縮を図ること
ができる。
【0107】また、作業装置3及び操作装置110の各
回動部材は1:1で対応しているため、例えばブーム4
の動作に対するアーム5の対比速度や対比変位量などを
考慮する必要もなく、装置構成が簡単である。従って、
ディストリビュータでの複雑な制御も不要であり、かつ
油圧回路部に設けるポンプを1台のみにすることもで
き、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0108】さらに、油圧ダンパ120〜122を設け
て操作装置110のみが動くのを防止したので、軽量か
つ簡単な構造で操作装置110と作業装置3とを同期さ
せることができる。
【0109】なお、各センサ、制御部及び各サーボモー
タ間の配線については図示を省略したが、ワイヤレスで
通信することも可能であり、リード線の断線等による故
障を防止することができる。
【0110】また、実施の形態7では作業装置3が1台
のみ搭載された油圧ショベルを示したが、図24で示し
たような捻り軸を有するものや、図26及び図27で示
したような2台の作業装置を搭載したものに、実施の形
態7で示した構造を適用することができるのは勿論であ
る。
【0111】さらに、上記の各例では油圧ショベル、特
に油圧バックホーについて示したが、この発明は、例え
ばトラックバックホー,ジャンボブレーカ,クラッシ
ャ,クラムシェル,油圧フォーク(はさみ),油圧バイ
ブロなど、種々の油圧作業機に適用することができる。
また、バケットの代わりに種々のアタッチメントを取り
付けてもよい。さらに、下部走行体を持たない定置式の
作業機にも適用することができる。さらにまた、建設用
に限らず、あらゆる作業に使用される油圧作業機にこの
発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による油圧ショベル
を示す概略の側面図である。
【図2】 図1の油圧ショベルの油圧回路の要部を示す
概略のブロック図である。
【図3】 図2の制御バルブを示す概略の構成図であ
る。
【図4】 図1のアームプーリの取付状態を示す正面図
である。
【図5】 図4の要部を拡大して示す正面図である。
【図6】 図1の操作装置を拡大して示す構成図であ
る。
【図7】 実施の形態1による伝達手段の要部を示す平
面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線に沿う断面図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態2による油圧ショベル
の要部を示す概略の平面図である。
【図10】 図9の要部側面図である。
【図11】 この発明の実施の形態3による油圧ショベ
ルを示す概略の側面図である。
【図12】 図11の油圧ショベルの油圧回路の要部を
示す概略のブロック図である。
【図13】 図12のブーム用、アーム用、バケット用
の制御バルブを示す平面図である。
【図14】 図13の第1のバルブ片を示す平面図であ
る。
【図15】 図14の正面図である。
【図16】 図13の第2のバルブ片を示す平面図であ
る。
【図17】 図16の正面図である。
【図18】 図13の制御バルブの中立状態を示す説明
図である。
【図19】 図18の第1のバルブ片が回動した状態を
示す説明図である。
【図20】 図11の操作装置を拡大して示す構成図で
ある。
【図21】 図20のバルブ・モータアセンブリを示す
概略の構成図である。
【図22】 この発明の実施の形態4による油圧ショベ
ルの伝達手段の要部を示す平面図である。
【図23】 図22のXXIII−XXIII線に沿う
断面図である。
【図24】 この発明の実施の形態5による油圧ショベ
ルを示す概略の側面図である。
【図25】 図24の操作装置を拡大して示す構成図で
ある。
【図26】 この発明の実施の形態6による油圧ショベ
ルを示す側面図である。
【図27】 図26の油圧ショベルを示す平面図であ
る。
【図28】 図26の油圧ショベルの油圧回路の要部を
示す概略のブロック図である。
【図29】 この発明の実施の形態7による油圧ショベ
ルを示す概略の側面図である。
【図30】 図29の操作装置を拡大して示す構成図で
ある。
【図31】 図29の油圧ショベルの各制御バルブの制
御系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,81 下部走行体、2,82 上部旋回体、3 作
業装置、4 ブーム(作業側回動部材)、5 アーム
(作業側回動部材)、6 バケット(作業側回動部
材)、7 ブームシリンダ、8 アームシリンダ、9
バケットシリンダ、10 旋回モータ、11,55,1
04,110 操作装置、12 ブームプーリ(作業側
プーリ)、13 アームプーリ(作業側プーリ)、14
バケットプーリ(作業側プーリ)、15 作業側ワイ
ヤ、21〜24 切換バルブ、25〜28,60〜63
制御バルブ、29 油圧回路部、30 バルブ本体、
31 バルブ操作レバー、35,71,114 ブーム
レバー(操作側回動部材)、36,72,115 アー
ムレバー(操作側回動部材)、37,73,116 バ
ケットレバー(操作側回動部材)、38 ブームレバー
プーリ(操作側プーリ)、39 アームレバープーリ
(操作側プーリ)、40 バケットレバープーリ(操作
側プーリ)、41 操作側ワイヤ、45 伝達用プーリ
(伝達用回動体)、46 変位部材、47 連結リン
ク、51 第1の伝達用プーリ(第1の伝達用回動
体)、52 第2の伝達用プーリ(第2の伝達用回動
体)、56〜58 センサ、64 第1のバルブ片、6
5 第2のバルブ片、75 サーボモータ、83第1作
業装置、84 第1捻り軸、86 第1ブーム(第1作
業側回動部材)、87 第1アーム(第1作業側回動部
材)、88 第1バケット(第1作業側回動部材)、8
9 第2作業装置、90 第2捻り軸、92 第2ブー
ム(第2作業側回動部材)、93 第2アーム(第2作
業側回動部材)、94 第2バケット(第2作業側回動
部材)、95 油圧回路部、98 第1操作装置、99
第2操作装置、102 捻り軸、111 ブームセンサ
(作業側センサ)、112 アームセンサ(作業側セン
サ)、113 バケットセンサ(作業側センサ)、11
7 ブームレバーセンサ(操作側センサ)、118 ア
ームレバーセンサ(操作側センサ)、119 バケット
レバーセンサ(操作側センサ)、120〜122 油圧
ダンパ(抵抗手段)、123 ブーム用サーボモータ、
124 アーム用サーボモータ、125 バケット用サ
ーボモータ、126 制御部。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機本体、 互いに回動可能に連結されている複数の作業側回動部材
    を有し、上記作業機本体に搭載されている作業装置、 上記複数の作業側回動部材を回動させる油圧シリンダ、 この油圧シリンダの動作方向を切り換える切換バルブを
    有し、上記油圧シリンダを動作させる油圧回路部、 上記作業側回動部材にそれぞれ対応し、互いに回動可能
    に連結されている複数の操作側回動部材を有している操
    作装置、 この操作装置により操作され、上記切換バルブを制御す
    る制御バルブ、及び上記作業側回動部材の回動を伝達
    し、上記作業側回動部材に対応した制御バルブを中立状
    態に戻す伝達手段を備えていることを特徴とする油圧作
    業機。
  2. 【請求項2】 伝達手段は、作業側回動部材の回動に連
    動して動作する作業側伝達部材と、操作側回動部材の回
    動に連動して動作し、制御バルブを操作する操作側伝達
    部材とを有し、上記操作側回動部材の回動により上記操
    作側伝達部材が動作すると、上記制御バルブが操作され
    て上記作業側回動部材が動作し、この作業側回動部材の
    動作により、上記制御バルブを中立状態に戻す方向へ上
    記操作側回動部材が動作することを特徴とする請求項1
    記載の油圧作業機。
  3. 【請求項3】 伝達手段は、 作業側伝達部材としての伝達用プーリと、 操作側回動部材の回動により回動する操作側プーリと、 この操作側プーリ及び上記伝達用プーリの間に巻かれて
    いるとともに、一部が上記操作側プーリ及び上記伝達用
    プーリにそれぞれ固定されている操作側ワイヤと、 上記伝達用プーリの外周に沿って往復動可能に配置され
    ているとともに、上記操作側ワイヤに貫通されている操
    作側伝達部材としての変位部材とを有し、 上記操作側回動部材及び上記操作側プーリが回動して上
    記操作側ワイヤのいずれか一側が引張されることによ
    り、上記変位部材が上記伝達用プーリの外周に沿って移
    動され、上記制御バルブが操作されるとともに、上記制
    御バルブの操作により上記作業側回動部材が回動する
    と、上記伝達用プーリは、上記制御バルブを中立状態に
    戻す方向へ上記変位部材を変位させることを特徴とする
    請求項2記載の油圧作業機。
  4. 【請求項4】 伝達手段は、作業側回動部材の回動によ
    り回動する作業側プーリと、この作業側プーリ及び伝達
    用プーリの間に巻かれているとともに、一部が上記作業
    側プーリ及び上記伝達用プーリにそれぞれ固定されてお
    り、上記作業側プーリの回動を上記伝達用プーリに伝達
    する作業側ワイヤとを有していることを特徴とする請求
    項3記載の油圧作業機。
  5. 【請求項5】 伝達手段は、作業側回動部材の回動に連
    動して回動する作業側伝達部材としての第1の伝達用回
    動体と、操作側回動部材の回動に連動して回動する操作
    側伝達部材としての第2の伝達用回動体とを有し、上記
    第1及び第2の伝達用回動体のいずれか一方に制御バル
    ブが搭載され、いずれか他方の回動により上記制御バル
    ブが操作されるように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の油圧作業機。
  6. 【請求項6】 制御バルブは、操作側回動部材を回動す
    ることにより回動される第1のバルブ片と、この第1の
    バルブ片に対して回動可能に組み合わされている第2の
    バルブ片とを有し、上記第1のバルブ片の上記第2のバ
    ルブ片に対する相対的な回動により切換バルブの制御を
    行うようになっていることを特徴とする請求項1記載の
    油圧作業機。
  7. 【請求項7】 伝達手段は、作業側回動部材の回動を検
    出するセンサ、及びこのセンサからの信号により第2の
    バルブ片を回動させるサーボモータを有していることを
    特徴とする請求項6記載の油圧作業機。
  8. 【請求項8】 作業機本体、 互いに回動可能に連結されている複数の作業側回動部材
    を有し、上記作業機本体に搭載されている作業装置、 上記複数の作業側回動部材を回動させる油圧シリンダ、 この油圧シリンダの動作方向を切り換える切換バルブを
    有し、上記油圧シリンダを動作させる油圧回路部、 上記作業側回動部材にそれぞれ対応し、互いに回動可能
    に連結されている複数の操作側回動部材を有している操
    作装置、 上記切換バルブを制御する制御バルブ、 この制御バルブを操作するサーボモータ、 上記操作側回動部材の回動を検出する操作側センサ、 上記作業側回動部材の回動を検出する作業側センサ、及
    び上記操作側センサ及び上記作業側センサからの信号が
    入力され、上記作業側回動部材が上記操作側回動部材と
    同様に動くように上記サーボモータを制御する制御部を
    備えていることを特徴とする油圧作業機。
  9. 【請求項9】 操作側回動部材の操作速度に制限を与え
    る抵抗手段を備えていることを特徴とする請求項8記載
    の油圧作業機。
  10. 【請求項10】 制御部は、上記操作側センサからの出
    力と上記作業側センサからの出力との差がなくなるよう
    に上記サーボモータを制御する電気回路部を有している
    ことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の油圧作業
    機。
  11. 【請求項11】 作業側回動部材は、作業機本体に連結
    されブーム軸を中心に先端部を上下させる方向へ回動可
    能なブームと、このブームに連結され上記ブーム軸と平
    行なアーム軸を中心に回動可能なアームとを有してお
    り、さらに上記ブームは、作業機本体が置かれている面
    と平行な面で上記ブーム軸に直交する方向へ延びる捻り
    軸を中心に回動可能になっていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項10のいずれかに記載の油圧作業機。
  12. 【請求項12】 2つの作業装置及びこれらにそれぞれ
    対応する2つの操作装置が作業機本体に搭載されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載の油圧作業機。
  13. 【請求項13】 作業機本体は、下部走行体と、この下
    部走行体上に旋回可能に搭載されている上部旋回体とを
    有しており、かつ上記上部旋回体の旋回を操作するため
    のぺダルが上記上部旋回体に設けられていることを特徴
    とする請求項12記載の油圧作業機。
  14. 【請求項14】 下部走行体、 この下部走行体上に旋回可能に搭載され、作業装置及び
    操作装置が搭載されている上部旋回体、及び上記上部旋
    回体を旋回させる旋回モータを備え、 油圧回路部には、上記旋回モータの動作方向を切り換え
    る切換バルブが設けられており、また操作装置を支持す
    る固定部材に上記旋回モータ用の旋回制御バルブが固定
    されており、上記上部旋回体の旋回方向へ上記操作装置
    を回動させることにより上記旋回制御バルブが操作され
    るとともに、上記上部旋回体の旋回により上記旋回制御
    バルブが中立状態に戻されるように構成されていること
    を特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記
    載の油圧作業機。
  15. 【請求項15】 円柱部を有する第1のバルブ片と、 上記円柱部が挿入されるリング部を有し上記第1のバル
    ブ片に対して回動可能に組み合わされる第2のバルブ片
    とを備え、 上記第1のバルブ片は、第1及び第2のポートと、上記
    第1のポートに連通され一端部が上記円柱部の外周面に
    開口している第1の流路と、上記第2のポートに連通さ
    れ一端部が上記第1の流路の両側で上記円柱部の外周面
    にそれぞれ開口している第2及び第3の流路とを有し、 上記第2のバルブ片は、第3及び第4のポートと、上記
    第3のポートに連通され一端部が上記リング部の内周面
    に開口している第4の流路と、上記第4のポートに連通
    され一端部が上記リング部の内周面に開口している第5
    の流路とを有し、 中立状態では、上記第2のポートと上記第3及び第4の
    ポートとが連通され、上記第1のバルブ片が上記第2の
    バルブ片に対して相対的に回動されることにより、上記
    第1のポートが上記第3及び第4のポートのいずれか一
    方と、上記第2のポートが上記第3及び第4のポートの
    他方とそれぞれ選択的に連通されることを特徴とする油
    圧バルブ。
  16. 【請求項16】 第1のバルブ片の円柱部の外周面には
    凹部が設けられており、第2のバルブ片には、上記凹部
    内に接する押圧片と、この押圧片を上記凹部に押し付け
    て上記第1のバルブ片を中立状態に自動復帰させる押圧
    ばねとが設けられていることを特徴とする請求項15記
    載の油圧バルブ。
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