JPS594219Y2 - 流体圧式駆動機構用操作装置 - Google Patents

流体圧式駆動機構用操作装置

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JPS594219Y2
JPS594219Y2 JP16550476U JP16550476U JPS594219Y2 JP S594219 Y2 JPS594219 Y2 JP S594219Y2 JP 16550476 U JP16550476 U JP 16550476U JP 16550476 U JP16550476 U JP 16550476U JP S594219 Y2 JPS594219 Y2 JP S594219Y2
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JP
Japan
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operating
tool
control valve
operating tool
drive mechanism
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JP16550476U
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JPS5381926U (ja
Inventor
誉夫 渡辺
勇次 筒井
Original Assignee
株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建設機械に装備した流体圧アクチュエータの
制御バルブを操作具に連動連結すると共に、前記操作具
の揺動操作により前記制御バルブの開度を制御する流体
圧式駆動機構用操作装置に関する。
流体圧式駆動機構を用いて旋回台を旋回させ、掘削具を
適正位置に移動させて作業を行なうようなバックホウ等
の土工機では、建造物の近くで掘削作業を行なうような
場合、機体の一部が建造物壁に衝突するなどの危険のな
いように注意深く旋回操作を行なう必要があり、そのた
めの手段として、建造物に接近するにつれ、旋回速度を
遅くするべく流体圧アクチュエータの制御バルブに対す
る操作具を入り切りするいわゆるインチング操作による
とか、あるいは制御バルブを半ポート位置に維持させる
半ポート操作による等、作業者の感覚的な操作に委ねら
れており、熟練した作業者でなければ操作が難しく、作
業性を著しく低下させているのが実情であった。
また、実開昭51−37313号公報に開示されている
ように、同様な流体圧式駆動機構用操作装置で、操作具
から制御バルブまでの連動部に往復動範囲を制限するた
めに調整ボルトを使用する制限具を設けたものが公知で
あるが、この装置は操作具が所定以上移動して制御バル
ブが底着きして破損するのを防止するために、建設機械
の操作作業に先立ちストッパの役目をする制限具を予め
かつ、各別に調整しておくものであり、操作具の揺動に
より移動する制御バルブの開度を、その操作中において
自由に、かつ、迅速に調整することはできず、この点で
は前述の作業者の感覚的な操作に委ねられることは免れ
ず作業性を低下させる欠点があった。
本考案が解決しようとする技術的課題は、上記流体圧式
駆動機構用操作装置を、操作具の揺動操作の移動量を簡
単に調整して制御バルブの開度を制御しこれによって流
体圧アクチュエータの作動速度を所望の値に操作可能な
ものにすることである。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
前記操作具と制御バルブの連動部に接当部材を固着する
と共に、前記接当部材の移動方向に直交する方向での作
動に伴って前記接当部材に対する前記移動方向での前後
両側における接当位置を、前後で同時的に可変に構成し
た規制部材を設けて、この接当部材の移動許容範囲を変
更自在に構成し、さらに、この規制部材と前記操作具と
は、前記操作具の揺動操作方向とは異なる方向で操作さ
れるように操作具の握り部近くに設けた操作体と、前記
規制部材を前記操作体の操作に連動して作動させるよう
に操作体と規制部材とを連繋する連繋具とによって構成
された操作範囲調整用操作具を介して連動連結したもの
である。
上記技術的手段は次のように作用する。
前記操作範囲調整用操作具の操作体を操作すると、規制
部材が、前記接当部材に対する移動許容範囲をある一定
範囲に定め、前記接当部材はこの規制部材との接当によ
り規制される巾だけ前後の移動が可能となる。
この時、操作具を揺動させると制御バルブは前記接当に
より規制される巾の移動量に応じた開度が設定され従っ
てアクチュエータはこの制御バルブ開度に相当する作動
速度で移動する。
前記の移動許容範囲を変えるには前記操作範囲調整用操
作具の操作体をさらに大きく、または小さく操作すれば
良い。
上記作用は次の効果を奏する。
すなわち、制御バルブの開度の規制部材を設けることに
より、流体圧アクチュエータの作動速度を建設機械の操
作に必要な任意の速度で作業者の感覚的な操作によるこ
となく安全に作動させることができ、しかも、調整用操
作具を設けることにより、簡単な調整作業により、制御
バルブの開度を所望の任意の位置に切換え設定すること
ができ、作業時予定される建設機械の操作を安全、容易
かつ迅速に行うことができ、全体として作業性を極めて
向上できるに至った。
次に、本考案の実施例を図面の記載に基いて詳述する。
クローラ走行装置1を装備する走行機台に旋回台2を縦
軸芯4周りで全旋回可能に設け、旋回台2に操縦部3を
配設すると共に、基台4を、ガイド5を介して横手方向
に摺動自在に設け、基台4にブーム6を上下揺動自在に
枢支連結し、ブーム6にアーム7を、そしてアーム7の
先端にパケット8を揺動自在に枢支連結し、前記走行装
置1、旋回台2、ブーム6、アーム7及び゛パケット8
を流体圧アクチュエータの一例であるところの油圧モー
ター、或いは油圧シリンダにより駆動するべく構成して
あり、もって対地掘削作業を行うべくバックホウを構成
しである。
前記操縦部3には、左右の走行装置1,1夫々を駆動操
作するための操向レバー9,9、十字操作により一本の
レバーで二操作をできるようにした、ブーム6とパケッ
ト8を揺動操作するための第1操作レバー10 a、及
びアーム7の揺動操作と旋回台2の旋回操作を行うため
の第2操作レバー10 bが配設されている。
上記第1操作レバー10 a及び第2操作レバー10
bの夫々が本考案にいう操作具10を構成するものであ
って、この第1操作レバー10a1或いは第2操作レバ
ー10 bに対して後述する規制部材30および操作範
囲調整用操作具31を設けるものであるが、その具体構
成としては、前記両レバー10 a、10 bの何れに
対して設ける場合も同様であるので、ここでは、第2操
作レバー10bに対して規制部材30および操作範囲調
整用操作具31を設ける場合についてのみの実施例を示
す。
前記第2操作レバー10bによって旋回台2を駆動旋回
するための構造は、第3図に示すように、旋回用の油圧
モーター11への圧油給排路途中に制御バルブ12を介
装し、この制御バルブ12と前記第2操作レバー10
bとをロッド13を介して連動連結し、第2操作レバー
10bの横軸芯0周りでの揺動操作により、制御バルブ
12を切換え操作するべく構成しである。
前記ロッド13の途中箇所に接当部材14を連設し、他
方、ロッド13とは別に、ロッド13の長手方向におけ
る接当部材14の両側に位置させて、夫々横軸芯R,R
周、りで揺動自在に規制板15.15を設けると共に、
規制板15.15に引っ張りスプリング16.16を付
設して、夫々の下方側の間隔が拡がる方向に揺動するべ
く付勢しである。
規制板15.15の揺動軸芯R,Rよりも上方側に位置
させて筒状ガイド17を介して画描動軸芯R,Rに直交
する方向に移動可能に、その小径部分が両規制板15、
15の対向間隔より小で、かつ大径部分が両規制板15
.15の対向間隔より大なる截頭円錐部分18を有する
規制体19を設け、この規制体19、規制板15,15
、筒状ガイド17、引張りスプリング16゜16等によ
って、前記第2操作レバー10 bの操作範囲を規制す
る規制部材30が構成され、前記規制体19の摺動移動
により、両規制板15.15の下方側部分の対向間隔が
スプリング16.16の付勢力により、あるいは抗しな
がら変更され、両規制板15゜15に接当部材14が接
当し、ロッド13の長平方向への移動量、即ち、第2操
作レバー10 bによる制御バルブ12に対する操作量
を規制し、その両規制終端位置変動により、油圧モータ
ー11への圧油供給量を調整し、旋回台2の旋回速度を
調整するべく構成しである。
前記規制体19には、支持ロッド20が連設されると共
に、支持ロッド20に連繋具の一例であるL字状クラン
ク21を長孔22を介して枢支連結し、クランク21の
他端と第2操作レバー10bの握り部近くに設けた操作
体としてのヘッド23とを連繋具の一例であるプッシュ
プルケーブル24を介して連動連結し、そして前記ヘッ
ド23をレバ一本体25に螺着し、かつ、回動によりヘ
ッド23がレバ一本体25に対して遠近方向に移動し、
規制体19を摺動移動させ得るように、前記支持ロッド
20に連結されたL字状クランク21.プッシュプルケ
ーブル24、レバ一本体25に対するヘッド23の螺着
構造などにより、操作範囲調整用操作具31を構成して
あり、もって第2操作レバー10 bによる旋回操作途
中において、適宜ヘッド23を回動して制御バルブ12
に対する操作量を変更調整し、旋回速度を調整できるよ
うに構成しである。
第4図は、前記操作範囲調整用操作具31の具体構造に
関する他の実施例を示し、前記プッシュプルケーブル2
4の端部を第2操作レバー10bのヘッド23より引き
出すと共に、そこに操作体としてのリング部分26を設
け、かつヘッド23の側方の三箇所に前記リング部分2
6を掛は止めるための係止部27 a、 27 bを付
設し、上方の係止部27 aに掛は止めた状態では、制
御バルブ12を全開状態にできるように、そして下方の
係止部27 bに掛は止めた状態では制御バルブ12を
半ポート状態にしかできないように構成しである。
第5図は、前記規制部材30の具体構造に関する他の実
施例を示し、前記規制体19と両規制板15゜15によ
る制御バルブ12の操作量規制構造に代えて、円錐孔2
8を穿設してなる規制体29を設け、接当部材14の円
錐孔2Bの内周面への接当によりロッド13の長手方向
への移動量を規制し、制御バルブ12の操作量を規制す
るべく構成してあり、もって操作量を規制するのに一部
材でできるようにして構造の簡略化を図っている。
尚、本考案は、旋回台2の旋回速度を調整するものに限
らず、ブーム6等の揺動速度を調整する場合にも適用で
き、油圧モーター11あるいは油圧シリンダー等流体圧
式駆動機構をして流体圧アクチュエータ11と総称する
前記ロッド13の長手方向への移動量を規制するのに上
述の如く、規制板15.15と規制体19によるもの、
あるいは、規制体29だけによるもの、その他、規制板
15.15を摺動させて対向間隔を変更する等各種の構
造変形可能であり、それらをして規制部材30と総称す
る。
又、規制部材30を操作するものとしては、上述の如く
プッシュプルケーブル24をレバー10bのヘッド23
の回動により押し引きするもの、あるいは直接押し引き
して掛は止めするもの等各種の構造が採用でき、それら
をして操作範囲調整用操作具31と総称する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る流体圧式駆動機構用操作装置の実施
例を示し、第1図はバックホウの全体側面図、第2図は
バックホウの全体平面図、第3図は要部の駆動機構を示
す一部切欠側面図、第4図は操作範囲調整用操作具の別
実施例の要部の側面図、第5図は規制部材の別実施例を
示す側面図である。 10・・・・・・操作具、11・・・・・・流体圧アク
チュエータ、12・・・・・・制御バルブ、14・・・
・・・接当部材、21.24・・・・・・連繋具、23
.26・・・・・・操作体、30・・・・・・規制部材
、31・・・・・・操作範囲調整用操作具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建設機械に装備した流体圧アクチュエータ11の制御バ
    ルブ12を操作具10に連動連結すると共に、前記操作
    具10の揺動操作により前記制御バルブ12の開度を制
    御する流体圧式駆動機構用操作装置であって、前記操作
    具10と制御バルブ12の連動部に接当部材14を固着
    すると共に、前記接当部材14の移動方向に直交する方
    向での作動に伴って前記接当部材14に対する前記移動
    方向での前後両側における接当位置を、前後で同時的に
    可変に構成した規制部材30を設けて、この接当部材1
    4の移動許容範囲を変更自在に構成し、さらに、この規
    制部材30と前記操作具10とは、前記操作具10の揺
    動操作方向とは異なる方向で操作されるように操作具1
    0の握り部近くに設けた操作体(23または26)と、
    前記規制部材30を前記操作体10の操作に連動して作
    動させるように操作体(23または26)と規制部材3
    0とを連繋する連繋具24.21とによって構成された
    操作範囲調整用操作具31を介して連動連結しである流
    体圧式駆動機構用操作装置。
JP16550476U 1976-12-09 1976-12-09 流体圧式駆動機構用操作装置 Expired JPS594219Y2 (ja)

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JPS5381926U JPS5381926U (ja) 1978-07-07
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