JPH1084532A - 信号処理装置/方法及びメモリ記憶方法 - Google Patents

信号処理装置/方法及びメモリ記憶方法

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JPH1084532A
JPH1084532A JP19114397A JP19114397A JPH1084532A JP H1084532 A JPH1084532 A JP H1084532A JP 19114397 A JP19114397 A JP 19114397A JP 19114397 A JP19114397 A JP 19114397A JP H1084532 A JPH1084532 A JP H1084532A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のメモリ手段によって各処理を行えるよ
うにするとともに、高速なリードライトを可能とするア
ドレスコントロールを行なう。 【解決手段】 処理されるべきデータ及び他のデータを
蓄積するメモリ手段と、前記メモリ手段にアクセスしつ
つ前記データに所定の信号処理を行う信号処理手段と、
前記メモリ手段に対する前記各データの書き込み及び読
み出しを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、
前記メモり手段内に前記処理手段による処理順序及び処
理単位に従って前記データを配列するとともに、メモリ
内の空き領域に処理の対象とならない他のデータを記憶
させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種データ、特に
画像データ等の符号化、復号化等の処理を行うための信
号処理装置/方法及びメモリ記憶方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、膨大なデータ量の各種データ
を符号化することによりデータ量を削減して比較的低い
伝送レートで伝送し得るようにするための各種装置が開
発されている。
【0003】例えば、画像データを磁気テープ等の記録
媒体に記録するデジタルVTRにおいても124Mbp
s程度の入力画像データを5分の1の25Mbps程度
に圧縮して磁気テープ上に記録し、再生するための規格
が制定されている。
【0004】このような規格に基づくデジタルVTRに
おいては、入力データをDCT変換した後に量子化し、
この量子化データを可変長符号化することによってデー
タの圧縮を行っており、さらに量子化する際の量子化ス
テップを各種のパラメータに基づいて可変したり、可変
長符号化された後のデータ量が一定となるようにレート
制御が行われる。
【0005】また、入力画像データをフレーム或いはフ
ィールド間動き補償付き予測符号化を用いて圧縮し、こ
の予測符号化データを上述のようなDCT,量子化及び
可変長符号化を用いて更に圧縮するようにしたMPEG
規格が制定されており、この規格に対応したCD−RO
M等の各種装置が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデジタル
VTRやCD−ROM等の伝送損失が大きな伝送系を介
してデータを伝送する場合には損失を補償するために誤
り訂正及び誤り訂正不可能な損失に対する補間が行われ
る。
【0007】ところが、そのような補間を行うために従
来は専用のメモリを設けなければならず装置全体のコス
トアップの原因となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述したような背景から
本願発明の一つの目的は、メモリを削減し、装置全体の
コストアップ及びダウンサイジングが可能な信号処理装
置及びその方法を提供することを目的とする。
【0009】このため、その一つの好適実施態様におい
て、信号処理装置は、処理されるべきデータ及び他のデ
ータを蓄積するメモリ手段と、前記メモリ手段にアクセ
スしつつ前記データに所定の信号処理を行う信号処理手
段と、前記メモリ手段に対する前記各データの書き込み
及び読み出しを制御する制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記メモリ手段内に前記処理手段による処理順序
及び処理単位に従って前記データを配列するとともに、
メモリ内の空き領域に処理の対象とはならない他のデー
タを記憶させることを特徴とする。
【0010】また、その一つの好適実施態様において、
画像データに対してn(垂直)×m(水平)画素で構成
されたブロック単位で画像データの信号処理を行う信号
処理装置であって、前記画像データを記憶するメモリ
と、前記画像データの1水平期間の画像データを少なく
ともmの倍数かつ、mの倍数のn倍が前記メモリのコラ
ム(column)方向の容量以下となるようなバース
ト長に分割する分割手段と、前記ブロック内のすべての
画像データが、同一ロウ(row)アドレスに並ぶよう
に、前記バースト長のデータ列を同一ロウアドレスに配
置する配置手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、その一つの好適実施態様において、
画像データに対してn(垂直)×m(水平)画素で構成
されたブロック単位で画像データの信号処理を行う信号
処理装置であって、前記画像データを記憶するバースト
アクセス可能なメモリと、前記ブロック内のすべての画
像データが、バーストアクセス可能な方向の同一のアド
レスに並ぶように配置する配置手段とを有することを特
徴とする。
【0012】また、その一つの好適実施態様において、
信号処理方法は、処理されるべきデータ及び他のデータ
をメモリに記憶するステップと、前記メモリにアクセス
しつつ前記データに所定の信号処理を行うステップと、
前記メモリに対する前記各データの書き込み及び読み出
しを制御するステップとを有し、前記制御ステップは、
前記メモリ手段ないに前記処理手段による処理順序及び
処理単位に従って前記データを配列するとともに、メモ
リ内の空き領域に処理の対象とはならない他のデータを
記憶することを特徴とする。
【0013】また、その一つの好適実施態様において、
画像データに対してn(垂直)×m(水平)画素で構成
されたブロック単位で画像データの信号処理を行うため
に画像データをメモリに記憶する記憶方法は、前記画像
データの1水平期間の画像データを少なくともmの倍数
かつ、mの倍数のn倍が前記メモリのコラム(colu
mn)方向の容量以下となるようなバースト長に分割す
るステップと、前記ブロック内のすべての画像データ
が、同一ロウ(row)アドレスに並ぶように、前記バ
ースト長のデータ列を同一ロウアドレスに配置するステ
ップとを有することを特徴とする。
【0014】また、その一つの好適実施態様において、
画像データに対してn(垂直)×m(水平)画素で構成
されたブロック単位で信号処理を行うために前記画像デ
ータをバーストアクセス可能なメモリに記憶するメモリ
記憶方法であって、前記ブロック内のすべての画像デー
タが、バーストアクセス可能な方向の同一のアドレスに
並ぶように配置することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1ないし図14を用いて説明する。
【0016】図1は、ディジタルVTRに適用した本発
明の第1の実施例における信号処理装置のブロック図を
示したものである。
【0017】本実施例は、図1に示すように各種処理ブ
ロックが内/外のCPUによって制御されつつ各々が所
望のタイミングでメモリにアクセスし、それらのアクセ
ス要求をメモリ制御部が調停することで上記処理ブロッ
クの動作を保証するように構成されている。
【0018】また、本実施例における各処理ブロックは
SD対応の画像データ及びオーディオデータのリアルタ
イム処理を行うことができ、本実施例においてはこのよ
うな処理ユニットを並列配置して各処理回路に時分割的
に画像データ及びオーディオデータを供給して処理させ
ることによって1フレーム当たりのデータ量が上記SD
画像データの倍であるようなHD対応の画像データ及び
オーディオデータをリアルタイムに処理することが出来
るように構成されている。
【0019】上記処理ユニットにおける各処理回路は、
図1に示すようにカメラからの入力データ、EVFへの
出力データ、ライン入出力データ等のデータを処理する
データI/Oブロック1、上記入力データに対してY/
C分離等の処理をする画像データ入出力ブロック3、オ
ーディオ処理ブロック5、画像データに対して離散コサ
イン変換を用いた可変長符号化/復号化を行う符号化/
復号化ブロック7、誤り訂正ブロック9、記録時に上記
符号化データをテープフォーマットに変換または、再生
時にデフォーマット処理をするための符号化データ入出
力ブロック11、記録/再生時の電磁変換処理を行う電
磁変換処理ブロック25から大略構成されており、これ
ら各ブロックはアドレス変換回路13及びメモリインタ
ーフェース15を介して外付けの上記メモリ17とデー
タの授受を行う。
【0020】これら処理回路の動作は、内部の電気系の
処理を制御するシステムコントロールCPUからCPU
バスCBS2を介して供給される所定のコマンド、更に
外部のサーボ系CPUからCPUバスCBS1及びイン
ターフェース21、及び上記CBS2を介して供給され
る所定のコマンドによって制御されて並列配置された各
ブロックを時分割処理させる。
【0021】本実施例における上記メモリ17は、クロ
ックの立ち上がりに同期してデータのバースト転送を行
い得るSDRAM(Synchronous−DRA
M)が用いられており、このSDRAMは図2(A)に
示すように2系統のメモリアレイM1,M2からなり、
図1に示すようなジッターの無い外部の周波数発信器2
7から上記ユニット内の周波数逓倍器29に例えば、2
7.5MHzのクロックを供給し、そこで逓倍されて発
生した67.5MHzがリファレンスクロックとして供
給される。ここでリファレンスクロック67.5MHz
(MCLK)は、周波数発信器31で作られるH_Sy
ncにロックした13.5MHzの整数倍(5倍)に設
定されている。さらに、図1のアドレス変換回路13、
及びメモリI/F15からの制御信号及びアドレス信号
に基づいて上記メモリアレイのリード/ライトモードを
設定するモードコントローラ82と上記供給されるアド
レスデータに基づいて上記メモリアレイにおけるアドレ
スを指定するアドレスコントローラ83、シリパラ変換
を行うシフトレジスタ84、入出力用のバッファメモリ
85とから構成されている。
【0022】また、このようなメモリ17における上記
各メモリアレイM1、M2はメモリセル(DRAM)8
6A、86B及びこれらメモリセルとは独立に設けられ
たセンスアンプ87A、87Bからそれぞれ構成されて
おり、これらセンスアンプに保持した所定量のデータを
クロックに同期してバースト転送することによってメモ
リ外部との転送速度と内部バンク内の動作速度を独立に
設定する事ができ、全体として高速なリード/ライトの
アクセスを可能とする。
【0023】さらに、本実施例における上記センスアン
プ87A、87Bは、図2(B)に示すように8×(8
×8)画素分の容量を備えており、8画素単位でバース
ト転送し得るようになっている。
【0024】このようなメモリ17における上記メモリ
セル86A、86Bの各メモリ空間は1フレーム分の容
量を備えたビデオメモリ(VM)領域と、同様に1フレ
ーム分の符号化データを記憶するための容量を備えたト
ラックメモリ(TM)領域とからそれぞれ構成されてお
り、各領域におけるメモリセルは1フレーム毎に書き込
みモードと読み出しモードとに設定可能であるととも
に、上記各処理ブロックは、その処理形態に応じて上記
センスアンプ87A、87Bを介してVM領域又は、T
M領域との間でデータの授受を行う。
【0025】即ち、図3に示すように上記画像データ入
出力ブロックは3は専らVM領域との間でデータの授受
を行い、上記符号化/復号化ブロック7はVM領域又は
TM領域との両方とデータの授受を行うことによって符
号化動作時には、VM領域からデータを読み出して符号
化処理した後にTM領域に書き込み、復号化動作時には
TM領域からデータを読み出して復号化処理した後にV
M領域に書き込む。
【0026】同様に、上記オーディオ処理ブロック5、
誤り訂正ブロック9、及び符号化データ入出力ブロック
11は、専らTM領域との間でデータの授受を行う。
【0027】また、上記各領域におけるアドレス空間は
図3に示すようにそれぞれ構成されている。
【0028】即ち、上記VM領域には、符号化される前
の画像データ(Y,Cr,Cb)が画素単位で書き込ま
れ、この画像データ(NTSC方式の場合、1フレーム
当たり水平720画素×垂直480画素)は、水平方向
5ブロック×垂直方向10ブロックの50個のスーパー
マクロブロック(以下、SMBと記す)に配分され、各
SMBは輝度データ4DCTブロックと色差データ各1
DCTブロックとから成るマクロブロック(以下、MB
と記す)を27ブロック集めて構成されている。
【0029】なお、各DCTブロックは8×8画素から
構成される。
【0030】また、上述のような画素数から成る1フレ
ームの画像データはNTSC方式の場合符号化処理され
た後に磁気テープ上の10トラック(PALの場合12
本)に渡って記録されるが、符号化前の画像データは上
述のような水平方向に整列された5SMB分のデータが
1本のトラックにそれぞれ対応する。
【0031】従って、このVM領域に対してアクセスす
る際のアドレスとしては、各画素の水平方向及び垂直方
向にそれぞれ対応したh、v、トラックナンバTr、各
トラック内のSMBナンバ、各SMB内のMBナンバ、
各マクロブロック内のDCTナンバを用いることが好ま
しい。
【0032】一方、上記TM領域には、符号化された後
の画像データ及び誤り訂正符号等が上述の10本(PA
Lの場合12本)のトラックに分配されて記録され、各
トラックに対応する領域には149のシンクブロック
(以下、SBと記す)が記録される。
【0033】同様に、図示せずもオーディオデータ及び
誤り訂正符号等も、上記画像データ領域とは独立した1
0本(PALの場合12本)のトラックに分配されて記
録され、各トラックに対応する領域には14SBが記録
される。
【0034】また、画像データ/オーディオデータの各
SBは、SBの先頭を示す同期データ(以下、SYと記
す)、信号の各アドレス及び属性等を示すIDデータ
(以下、IDと記す)、有効(画像/オーディオ)デー
タ、及びパリティからそれぞれ構成される。
【0035】従って、このTM領域に対してアクセスす
る際のアドレスとしては、トラックナンバTr、各Tr
内のシンクブロックナンバ(以下、SBと記す)、各S
B内のシンボルナンバ(以下、SMBと記す)を用いる
ことが好ましい。
【0036】また、上述のようなメモリ17に対する各
処理ブロックのアクセスはアドレス変換回路15により
調停制御及び、アドレス制御される。
【0037】即ち、図示せずもアドレス変換回路13
は、内外部のCPU19、23からCBS2を介して再
生モードか記録モードかといった各種動作モードの種類
等を指定するコマンドが伝送されるか、又は、直接各ブ
ロックのアドレスの所定ビットによって上記モードが伝
送されて、これらの情報に応じてデータ転送の優先順位
に関するスケジューリングを行うと共に、上記各ブロッ
クからのアクセス要求(以下、Reqと記す)に応じて
各処理ブロックとメモリ17との間のデータ転送の調停
を行う。
【0038】上記コマンドは、図示せずも機器本体の各
スイッチ等によって設定される動作モードを上記内外部
CPUが検出する事によって決定されるものであり、例
えば符号化モード、復号化モード、或いは、VTRにお
ける特殊再生モード等の各種動作モードに対応する。
【0039】なお、上記コマンドによって指定される動
作モードとしては上述のものに限られず、例えば画像合
成、アフレコ、インサート等の編集、ダビング等の各種
動作を含む。
【0040】上記アドレス変換回路13は、上記各処理
ブロックにおける処理形態及び上記メモリ17のアドレ
ス空間に応じた最適なデータ単位でアドレッシングし得
るように各処理ブロック毎に後述する所定のアドレスを
生成する。
【0041】また、このアドレス変換回路13における
アドレス生成動作は、上記内外CPU19,23から伝
送される画像タイプに応じたパラメータに基づいて可変
設定されるようになっており、例えば処理すべき画像が
SDかHDか、或いは、NTSCかPALかといった画
像タイプ(サイズ)に応じて異なるアドレスを発生す
る。
【0042】一方、上記各処理回路の各部はそれぞれ必
要なクロックが供給されており、そのクロックに同期し
て動作する。
【0043】これらの、クロックは、入力信号中から抽
出される同期信号HSync、VSync及び内部基準
クロック等に基づいて、上記画像データ入出力ブロック
3に供給されて入力信号に同期する第一のクロック(本
実施例では13.5MHz)、図示せずもオーディオ処
理ブロック5に供給されてオーディオデータの処理を行
うための第2のクロック(本実施例では48KHz)、
符号化/復号化ブロック7と誤り訂正ブロック9及び、
アドレス変換回路13、メモリI/F15、メモリ17
に供給される第3のクロック(本実施例では67.5M
Hz)、符号化データ入出力ブロック11に電磁変換処
理ブロックから供給されるドラムの回転に同期したクロ
ックで、記録媒体への記録/再生を行うための第4のク
ロック(本実施例では41.85MHz)があって、各
処理ブロックは、供給されたクロックに応じた処理動作
を行う。
【0044】以下、上述の処理回路においてつなぎ撮り
を考慮したメモリ構成を詳細に説明する。
【0045】図4は、上記メモリ(2Mbyte×8b
itのSDRAM)の全領域を表したものである。絶対
アドレスとしては、row方向が0から2047、co
lumn方向が0から1023まで割り当てが可能であ
る。上述したようにSD(NTSC/PAL)/HDに
於ける情報量を考慮してVM領域とTM領域を図のよう
に分割している。
【0046】まず、VM領域のメモリマッピングの規制
について説明する。
【0047】ここで、SD′とPALに関しては、VM
領域を512Columnで2分割しそれぞれバンク0
(以下、BS0と記す。)、バンク1(以下、BS1と
記す。)とする。基本的にBS0とBS1は同様に領域
が分割されており、以下にBS0側について説明する。
【0048】NTSCの輝度信号(以下、Yと記す。)
は、720row分の領域に割り当て、PALのY信号
は864row分の領域に割り当てる。
【0049】一方、NTSCの色差信号(以下、Cと記
す。)は、PALのY信号に隣接して360row分の
領域に割り当て、同様にPALのC信号は432row
分の領域に割り当てる。
【0050】次に、HDに関しては、BS0,BS1の
2つのバンクで1つのバンクが構成され、Y信号は10
24row分の領域に割り当て、C信号はY信号に隣接
して384row分の領域に割り当てる。
【0051】図5は、NTSC方式に於ける1フレーム
分のY信号であり、1ラインが720画素の480ライ
ン(Line0〜Line479)で構成される。
【0052】図6は、図4のエリアCを拡大したもので
64row毎にrow block(以下、RBと記
す。)、同様に64column毎にcolumn b
lock(以下、CBと記す。)を構成する。
【0053】ここで、図5の1ラインの画像データは6
4画素毎に12分割され、その分割されたLine0の
12個のブロックは、図6の(RB0,CB0)エリア
に示すように、row方向に順次記憶される。同様に、
Line1に関しては、(RB0,CB1)エリアに順
次記憶される。残りのラインの画像データに於いても同
様である。
【0054】次に、TM領域のメモリマッピングの規則
について説明する。
【0055】TM領域は、図4に示すように圧縮/符号
化された画像データがVideo0及びVideo1の
2バンクエリアに記憶され、オーディオデータはAud
io0,1,2,3の4バンクエリアに記憶される。そ
れぞれのバンクは、最大12トラックに分割され、トラ
ック内は、図3に示したようにシンクブロック単位に順
次記憶する。本実施例では、2バイトのSync信号を
除く88バイト単位に記憶する。
【0056】ここで、図7は上述したTM領域に於ける
オーディオデータエリアの1バンクについての詳細図で
あり、1つのrowアドレスに対してColumn方向
に5つのSBが連続的にアドレッシングされて記憶され
る。従って、1トラックに於ける14SBのオーディオ
データは、3つのrowアドレスに亙って記憶されるこ
とになり、1フレーム分のオーディオデータが12トラ
ックである場合を想定すると、36row×88バイト
×5SBの領域に1バンクの領域が割り当てられる。本
実施例の場合、上記領域が4バンクで構成される。
【0057】同様に、図8は上述したTM領域に於ける
ビデオデータエリアの1バンクについての詳細図であ
り、1つのrowアドレスに対してColumn方向に
5つのSBが連続的にアドレッシングされて記憶され
る。従って、1トラックに於ける149SBのビデオデ
ータは、30のrowアドレスに亙って記憶されること
になり、1フレーム分のビデオデータが12トラックで
ある場合を想定すると、360row×88バイト×5
SBの領域に1バンクの領域が割り当てられる。本実施
例の場合、上記領域が2バンクで構成される。
【0058】本実施例に於いては、オーディオ/ビデオ
それぞれのバンクの各トラック領域で1SB分の空きエ
リア(オーディオエリアでは、各14番目のSB、ビデ
オエリアでは、各149番目のSB)が存在するが、こ
の領域には、例えば図1に示した誤り訂正ブロックがS
B単位の誤り情報を書き込み、符号化/復号化ブロック
7が復号処理を行う時にその情報を参照して復号が可能
か否かを判断するために使用される。
【0059】なお、本実施例では、Column方向に
1SBにつき2バイトのSync信号を除く88バイト
の5倍の領域を確保したが、それ以外の整数倍であって
も良い。
【0060】また、図4に示した斜線のエリアDは、上
述した処理の余りのエリアであって本実施例では、入力
された画像データ及びオーディオデータ以外のデータを
記憶するために用いる。
【0061】例えば、カメラ一体型VTRに於いてマイ
コンなどからの制御によって、ビューファインダ内或い
は、モニタ内のキャラクタ表示(カウンタ、時刻、日付
等)、ビデオテープへのキャラクタの写し込み(時刻、
日付等)を制御するオンスクリーンディスプレイ(OS
D)用のデータを格納することが考えられる。
【0062】図9(A)は、SDに於けるオンスクリー
ンディスプレイのデータサイズを示したものであり、本
実施例では、ビデオデータの720画素×480画素に
対して水平/垂直が共に1/2の解像度を有するもので
ある。従って、オンスクリーンディスプレイのデータサ
イズは、360データ×240データとなり、かつその
OSDの1データは、4ビットで表現される。そのため
に、1バイトで2データを表現できるため実際のメモリ
上では、図9(B)に示すように180×240データ
領域を確保できれば良く、実際のOSDのアクセス形態
は、主に図1に示した画像データ入出力ブロック3が6
4バイト単位に高速なアクセスを行うため、row方向
の180データを64データ毎に3ブロックに分割(最
後の1ブロックはダミーデータを含む)し、かつCol
umn方向に64データづつ連続させ図9(C)に示し
たように240データ×192データ(64データ×
3)のOSD領域を設ける。
【0063】図10(A)は、OSDデータをマルチプ
レクスして出力する場合の簡単なブロック図である。図
4に示したVM領域50から読み出された画像データと
上記図9(C)に示したOSD領域から読み出されたO
SDデータがマルチプレクサ54に供給される。マルチ
プレクサ54には、システムコントロールCPU19等
から供給される制御信号56によって画像データのみ
か、OSDデータと合成された画像データかが選択され
出力端子58に出力される。
【0064】図10(B)は、マルチプレクサ54の内
部回路を示したものであり図10(A)と同様のものに
は同じ番号を付してある。入力端子60から入力された
VMからの出力画像データは、SWに供給されると共に
加算器64に供給され入力端子62から入力されたOS
Dからの出力データと加算されてSWに供給される。S
WはCPUからの制御信号によっていづれかの信号を選
択して出力する。
【0065】なお、上記処理に於けるメモリアクセス
は、図1に示したアドレス変換回路13によるアクセス
要求の調停とアドレス変換、及びメモリI/F15によ
るメインメモリへのアクセス処理で実現される。
【0066】次に図11,12を用いて、上述のアドレ
ス変換回路に於いて各ブロックからのメモリアクセス要
求の調停動作、アクセスアドレス及びモードの出力手段
について説明する。但し、ここでは、説明の簡略化のた
めに2つの処理ブロックA/Bが独自にアクセスするも
のと仮定して説明する。
【0067】図11は、アドレス変換回路の構成を示し
たブロック図である。マスタークロック(以下、MCL
Kと記す。)に同期したJkフリップフロップ100、
102は、上記2つの処理ブロックA/Bからのアクセ
ス要求信号Req_A、Req_BがK端子に供給さ
れ、J端子にはアクセス要求信号に対応するアクセス許
可信号Ack_A、Ack_Bが供給される。J−kフ
リップフロップのそれぞれの出力は、出力制御付きのラ
ッチ104に供給される。ラッチ104は、図1に示す
メモリI/F15からメモリのバスが解放されて次のア
クセス要求受け付け可能状態を示す信号(以下、Com
pleteと記す。)によって出力が制御される。つま
り、Complete信号のタイミングによってその時
点での各Reqの状態がラッチされて出力されるように
動作する。ラッチ104のReq_A側の出力は、Dフ
リップフロップ106とORゲート112に供給されて
その出力がReq_Aに対するアクセス許可信号Ack
_Aとなる。
【0068】一方、ラッチ104のReq_B側の出力
は、反転したReq_A側の出力とORゲート108に
供給され、その出力はDフリップフロップ110とOR
ゲート114に供給されてその出力がReq_Bに対す
るアクセス許可信号Ack_Bとなる。ここで、ORゲ
ート108は、アクセス要求信号の優先順位がReq_
AよりもReq_Bの方が低いために必要となる。
【0069】Addr_A、及びAddr_Bはメイン
メモリの実アドレスを意識しない論理アドレスであっ
て、バースト転送されるデータ(例えば、64バイト)
の先頭アドレスを示す。これらの論理アドレスは、ラッ
チ116及び118に供給され、Ack_A、Ack_
Bによる制御を受けていづれか一方が出力される。その
出力されたアドレスは、変換テーブル120へ供給さ
れ、Ack_A、Ack_Bの状態によってメモリアク
セスのための実アドレスに変換すると共に、書き込み/
読み込み、アクセスするデータのバースト長等のモード
信号を図1に示すメモリI/F15へ供給する。
【0070】メモリI/F15では、図示せずもカウン
タによって転送データの先頭の実アドレスをバースト長
分インクリメントしてメインメモリにアクセスする。
【0071】図12は、上記処理動作のタイミングを表
したものである。
【0072】A、Cは、各ブロックからのアクセス要求
信号、Req_A及びReq_Bであり、B、DはRe
q_A及びReq_Bによって変化する各ブロックから
の論理アドレスである。E、Fは、上記J−kフリップ
フロップ100、102の出力信号で、それぞれReq
_A及びReq_Bによって“L”レベルにリセットさ
れ、Ack_A及びAck_Bによって“H”レベルに
セットされる。Gは、上述したようにメモリI/F15
から供給される信号で次のアクセス要求を受け付けるタ
イミングである。つまりCompleteが“L”レベ
ルになった時点で上記E、Fの信号をラッチして優先順
位によってH、Iのようにアクセス許可信号Ack_
A、Ack_Bがローアクティブで出力される。
【0073】Jは、アクセス許可信号Ack_A、Ac
k_Bによってイネーブルされてラッチ116及び11
8から出力されるアドレスである。K、Lは、変換テー
ブル120から出力される実アドレスに変換されたアド
レス及び、モード信号である。
【0074】なお、本実施例では、2つのブロックから
のアクセス要求に対する動作を説明したが、N個のブロ
ックに対しても同様に処理する事が可能である。
【0075】2.補間に於けるメモリ制御 次に、本発明によって実現する補間に於けるメモリ制御
について、その詳細を説明する。
【0076】図13は、上述したシステム構成に於いて
再生時に欠落した画像データを補間する動作を実現する
ための構成を示したブロック図である。ここでは、TM
領域に於ける復号前の圧縮されたデータにより補間処理
が行われる。上述の実施例に於いてTM領域は、2フレ
ーム分を割り当てた構成を示したが、本実施例では前フ
レームからの補間処理を行うため上記メモリの空き領域
にもう1フレーム分のTM領域を割り当てる。つまり、
TM領域を3バンク構成として補間処理を行う。以下
に、再生時の動作を例に説明する。
【0077】端子140は、図1に示した符号化データ
入出力ブロック11からの入力端子、端子142は、図
1に示した誤り訂正ブロック9からの入力端子であり、
上述したように図1のアドレス変換回路13によってそ
れぞれのメモリアクセス要求が調停され、かつメモリの
実アドレスに変換されたアドレス、及び復号される前の
画像データ等が供給されるものである。144、146
は、上述したTM領域のフレームメモリでBK0、及び
BK1であり、148は、前フレーム補間を実現するた
めに設けたもう1フレーム分のメモリでBK2である。
この3つのBKエリアへの書き込み/読み込みのアクセ
スは、図1に示したシステムコントロールCPU19か
ら各処理ブロックへBK情報として供給され、それが上
位アドレスに反映されることで制御される。SW150
は、上記BK0、BK1、BK2の各メモリエリアから
読み出す画像データを上記と同様に図1に示したシステ
ムコントロールCPU19で制御されてから各処理ブロ
ックへBK情報として供給され、それが上位アドレスに
反映されることで制御される。SW150からの出力
は、例えば端子152を介して符号化/復号化ブロック
へ供給され、再生時に於いては、伸張処理されてVM領
域の所定のエリアに書き込まれる。
【0078】図14は、上記メモリ構成に於ける再生時
の各処理ブロックの動作を示した図である。縦軸はアド
レスでありそれぞれのBK内はトラックナンバ、シンク
ブロックナンバ、及び、バイトデータ単位のシンボルナ
ンバが割り当てられている。横軸は時間でありFram
e0〜Frame3は、1/30秒のフレーム時間を表
している。実線154は符号化データ入出力ブロックに
よる再生データの書き込み動作を示したものでありリニ
アなアドレッシングによってそれぞれBKをアクセスす
る。点線156は上記符号化データ入出力ブロックによ
り書き込まれた再生データに対して、誤り訂正ブロック
によるシンドローム計算のための読み出し動作を示した
ものであり、上記符号化データ入出力ブロックの書き込
み位相に対して時間的に1トラック遅延したリニアなア
ドレッシングによってそれぞれのBKをアクセスする。
四角で示した158は上記シンドローム計算の読み出し
動作に対して1トラック遅延後、その計算結果に対して
誤りが検出できた場合に、その誤りのある特定ブロック
を読み出して訂正データを加算し訂正した後元のメモリ
上の位置に書き込むための動作を示したものである。こ
の場合、1トラック時間内で1トラック内のデータを処
理することが補償されている。もし、誤り訂正能力を越
えた誤りがあった場合は、各MB単位に補間グラフを付
加することによって後段の処理で何らかの補間処理が可
能になるように処理される。
【0079】斜線で囲んだ160は、上記再生データを
誤り訂正処理した復号化前の圧縮された画像データに対
して、符号化/復号化ブロック画時間的に1フレーム遅
延後所定のBKエリアから読み出しを行い通常5MB単
位でもとの画像データに復号する処理動作を示したもの
である。但し、偶数トラックの5MBと奇数トラックの
5MBが時間的に交互にアクセスするシャフリング処理
が施されるために図に示したような絶対にアクセスされ
ないトラックが時間的に存在することになる。
【0080】ここで、符号化/復号化ブロックによるF
rameの2時間のBK1エリアの復号処理に於いて上
記補間フラグが検出できた時、符号化/復号化ブロック
は、BKアドレスのみを1フレームマエに変更すること
によって1フレーム前の同一な位置にあるMBのデータ
に置き換えることによって補間処理を行う。上記処理ブ
ロックのアドレスの位相関係は、上述したシステムコン
トロールCPU19が一括管理している。表1に、上記
に於けるBKの位相関係であり、Frame0時間に於
いて符号化データ及び誤り訂正ブロックがBK0、符号
化復号化ブロックの通常処理がBK2、符号化復号化ブ
ロックの補間処理がBK1にアクセスするように制御さ
れる。以下、Frame1及び、Frame2時間に於
いても各処理が同一時間内に競合し書き込み/読み出し
の追い越しが起こらないように制御される。
【0081】
【表1】
【0082】以下、本発明の第2の実施例を図15ない
し図29を用いて説明する。
【0083】図15は、本発明の第2の実施例における
信号処理装置のブロック図を示したものである。
【0084】本実施例は、図15に示すように各種処理
ブロックがシステム制御部によって制御されつつ各々が
所望のタイミングでメモリにアクセスし、それらのアク
セス要求をシステム制御部が調停することで上記処理ブ
ロックの動作を保証するように構成されている。
【0085】上記処理ユニットにおける各処理回路は、
以下のように動作する。
【0086】それぞれ端子201、端子202、端子2
03は、輝度信号(以下、Yと記す)と色差信号(以
下、Cr,Cbと記す)の比率が4:2:2であるD1
フォーマットのディジタルコンポーネント信号の入出力
端子である。画像入出力部204は、符号化時に於いて
は、上記端子から入力されたデータに対して色差信号を
間引き処理し輝度信号と色差信号の比率をNTSCモー
ド時は、4:1:1のディジタル信号に変換処理を行
い、PALモード時は、4:2:0のディジタル信号に
変換処理を行う。更に、上記ブロックは、前記変換され
たY、Cr、Cbに対してマルチプレクス処理を施した
データ列(以下、MUX_DATAと記す。)を出力
し、それと共にMUX_DATA列内のY、Cr/Cb
を一時バッファリングするためのアドレスであるY_R
A及びC_RA、同様にイネーブル信号Y_EN、C_
EN、また、メインメモリにアクセスするためのアドレ
ス、Y_MA及びC_MA、同様にメモリアクセス要求
信号ReqY、ReqCを発生する。
【0087】復号化時に於いては、同様の信号を発生し
つつ、バッファからMUX_DATAを読み出し4:
2:2のディジタルコンポーネント信号に変換し上記端
子201、端子202、端子203へ出力する。バッフ
ァ205は、各周辺ブロックからのアドレス信号(Y_
RA、C_RA、YM_RA、CM_RA)、書き込み
/読み出しを制御する制御信号(Y_En、C_En、
YM_En、CM_En)によって、上記MUX_DA
TA及び、メインメモリに対して書き込み/読み出しを
行う輝度信号(以下、Y_MDと記す。)と色差信号
(以下、C_MDと記す。)を所定のデータ長毎にバッ
ファリングする。メインメモリ206は、システムクロ
ックに同期してデータの書き込み/読み出しが行われ
る。圧縮・伸張部207は、メインメモリ206にアク
セスし、画像データに対してDCT変換(離散コサイン
変換)を用いた可変長符号化/復号化を行う。
【0088】システム制御部208は、上記各部からの
メインメモリに対するアドレス、及びメモリアクセス要
求信号によりメインメモリを含むシステム全体の制御を
行う。
【0089】本実施例における上記メインメモリ206
は、クロックの立ち上がりに同期してデータのバースト
転送を行うことで高速な書き込み/読み出しのアクセス
を可能とするSDRAM(Synchronous−D
RAM)が用いられている。
【0090】このSDRAMに供給されるクロックは、
図16に示すようなジッターの無い外部の周波数発信器
290から周波数逓倍器292に例えば、27.5MH
zのクロックを供給し、そこで逓倍されて発生した6
7.5MHzがリファレンスクロックとして供給され
る。ここでリファレンスクロック67.5MHzは、図
示せずも周波数発信器294で作られる水平同期信号に
ロックした13.5MHzの整数倍(5倍)に設定され
ている。ここで、周波数発信器294から供給される1
3.5MHzは、Yのサンプリング周波数であり、周波
数分周器296で4分周された3.375MHzは、上
記、4:1:1或いは、4:2:0に変換時のCr、C
bのサンプリング周波数である。
【0091】次に、図15における画像入出力部204
によってY、Cr、Cbがマルチプレクスされる詳細な
動作について図17を用いて説明する。尚、図12にお
いて図15と同一なものに対しては、同一の番号を付し
てある。
【0092】240は、一般的なフィルタであり符号化
処理時は、上記4:2:2で入力された画像データY、
Cr、Cbを間引き処理をすることによってそれぞれ
4:1:1或いは、4:2:0の画像データEX_Y、
EX_Cr、EX_Cbに変換する。また逆に復号化処
理時は、4:1:1或いは、4:2:0の画像データW
X_Y、EX_Cr、EX_Cbを色差信号に対して補
間処理を行うことにより4:2:2の画像データY、C
r、Cbに復元して出力する。ここで、WX_Yは、上
記、13.5MHzに同期し、EX_Cr、EX_Cb
は、上記、3.375MHzに同期している。242、
244、246は、67.5MHzで駆動する双方向の
フリップフロップであり、符号化処理時は、上記画像デ
ータEX_Y、EX_Cr、EX_Cbをマルチプレク
ス処理をして67.5MHzに同期したMUX_DAT
Aを生成し、復号化時は、MUX_DATAからデマル
チプレクス処理をして画像データEX_Y、EX_C
r、EX_Cbを生成する。また、上記処理は、それぞ
れタイミング発生器248から供給される67.5MH
zに同期したイネーブル信号MUX_Y、MUX_C
r、MUX_Cbによって制御される。
【0093】また、タイミング発生器248は、上記以
外に67.5MHzに同期したそれぞれのアドレス(Y
_RA、C_RA、Y_MA、C_MA)、イネーブル
信号(Y_En、C_En)、メモリアクセス要求信号
(ReqY、ReqC)を発生し周辺ブロックへ供給す
る。
【0094】図18は、図17の構成に於けるマルチプ
レクス及びデマルチプレクス処理の詳細なタイミングで
ある。図18(a)〜図18(g)に、4:1:1へ変
換されたデータを例にしてマルチプレクスのタイミング
を示す。(a)は、13.5MHzに同期した輝度デー
タEX_Y、(b)は、3.375MHzに同期した色
差データEX_Cr、同様に(c)は、3.375MH
zに同期した色差データEX_Cbである。(d)、
(e)、(f)は、67.5MHzに同期したイネーブ
ル信号であり、(a)のEX_Yは、(d)のMUX_
YがLOWレベルの時に67.5MHzでラッチ出力さ
れ、(b)のEX_Crは、(e)のMUX_CrがL
OWレベルの時に67.5MHzでラッチ出力され、
(c)のEX_Cbは、(f)のMUX_CbがLOW
レベルの時に67.5MHzでラッチ出力されることで
(g)に示したようにマルチプレクスデータMUX_D
ATAが生成される。
【0095】図18(g)、図18(a)′〜図18
(f)′に、デマルチプレクスのタイミングを示す。
(d)′、(e)′、(f)′は、それぞれデマルチプ
レクス処理を行うときのイネーブル信号MUX_Y、M
UX_Cr、MUX_Cbである。そのイネーブル信号
がLOWレベルの時にそれぞれ67.5MHzでMUX
_DATAをラッチ出力することで、デマルチプレクス
されたEX_Y(a)′、EX_Cr(b)′、EX_
Cb(c)′が生成される。なお、当然のことながら、
EX_Y(a)′は、13.5MHzに同期し、EX_
Cr(b)′、EX_Cb(c)′は、、3.375M
Hzに同期したデータ列となる。
【0096】図19は、図15に示したバッファ205
のメモリマップである。容量は、全体で256バイト
で、上記、色差信号EX_Cr、EX_Cbは、アドレ
ス0〜127にマッピングされ、輝度信号EX_Yは、
アドレス128〜255にマッピングされる。更に、輝
度信号、色差信号のそれぞれの領域は、例えば、本実施
例では、64バイト単位にバンク構成になっている。こ
こで、アドレス0〜63は、色差信号のためのバンク0
(以下、C_B0と記す)、アドレス64〜127は、
色差信号のためのバンク1(以下、C_B1と記す)、
アドレス128〜191は、輝度信号のためのバンク0
(以下、Y_B0と記す)、アドレス192〜255
は、輝度信号のためのバンク1(以下、Y_B1と記
す)という構成になっていて、図15に示す画像入出力
204とメインメモリ206の書き込み/読み出し処理
が競合しないようにシステム制御部208によって制御
されている。
【0097】図20は、上記バッファ205に対する符
号化時の書き込み/読み出し処理の詳細なタイミング図
である。(a)は、図15の画像入出力部204から供
給されるマルチレクスデータMUX_DATAである。
(b)、(d)は、MUX_DATAからそれぞれ輝度
信号(XY0,XY1....)及び色差信号(XCr
0,XCb0,XCr1,XCb1.......)を
抽出し、図19に示したバッファの各領域へ書き込むた
めのイネーブル信号であり、(c)、(e)は、その際
の書き込みアドレスである。上記、書き込みアドレス
は、(b)のY_EnがLOWレベルの時に(c)のY
_RAが選択され、(d)のC_EnがLOWレベルの
時に(e)のC_RAが選択される。この時、Y_En
とC_Enが同時にLOWレベルになることはあり得な
い。
【0098】従って、輝度信号は、図19のY_B0の
アドレス128から順次書き込まれ、色差信号は同様
に、C_B0のアドレス0から順次書き込まれる。ここ
で、67.5MHzのが20クロックで1パケットとし
て、そのパケット単位にまとめて表記したものが
(a)′である。従って、1パケット内には、輝度デー
タが4バイト、色差データがCr成分/Cb成分それぞ
れ1バイトづつ含まれる。
【0099】(f)、(g)は、図15の画像入出力部
204からシステム制御部208に供給されるメモリア
クセス要求信号であり、輝度データ及び色差データのそ
れぞれが、上記バッファに64バイト蓄積される毎に出
力される。従って、輝度データのメモリアクセス要求信
号は、(a)′に示したパケット番号P15がバッファ
に蓄積された時点で出力される。
【0100】一方、色差データのメモリアクセス要求信
号は、(a)′に示したパケット番号P31がバッファ
に蓄積された時点で出力される。この時、色差データ6
4バイトの内訳は、Cr成分が32バイト、Cb成分が
32バイトであり、上記バッファの偶数アドレスにCr
成分、奇数アドレスにCb成分が書き込まれる。
【0101】但し、これはNTSCモードの場合であり
他のモードに於いては、この限りではない。
【0102】(i)、(k)は、図15のシステム制御
部208に於いて各ブロックから供給されるメモリアク
セス要求信号を調停した結果によって生成されるイネー
ブル信号YM_En及び、CM_Enである。(h)は
バッファから読み出された輝度データY_MDでありY
M_EnがLOWレベル期間、読み出しが行われる。同
様に、(j)はバッファから読み出された色差データC
_MDでありCM_EnがLOWレベル期間、読み出し
が行われる。ここで、図示せずも、それぞれの読み出し
アドレスは、図15の画像入出力ブロックがリアルタイ
ムに書き込みを行っているバンクとは逆のバンクから読
み出されるように発生される。
【0103】また、本実施例に於ける色差データC_M
Dの読み出しは、Cr成分/Cb成分それぞれ32バイ
ト毎にまとめてSDRAMにアクセスしたいために偶数
/奇数に分けてアドレスを発生する。
【0104】図21は、上記バッファ205に対する復
号化時の書き込み/読み出し処理の詳細なタイミング図
である。(a)ReqY、(b)ReqCは、図15の
画像入出力部204から図15のシステム制御部208
に対するメモリアクセス要求信号であって図17のタイ
ミング発生器248から供給される。ReqYは、(1
/13.5MHz×64byte)ns周期で発生し輝
度データをアクセスし、ReqCは、(1/6.75M
Hz×64byte)ns周期で発生し色差データをア
クセスする。(c)Y_MD、(d)C_MDは、図1
5のシステム制御部208で上記メモリアクセス要求信
号を調停処理した結果、読み出しアドレスを図15のメ
インメモリ206へ供給することで読み出された輝度デ
ータ、及び色差データである。
【0105】本発明に於けるメモリアクセスに際しての
バースト長は、符号化時と同様に64バイトである。
尚、アクセスに際するバースト長の算出手段は、後に詳
細な説明をする。
【0106】(d)YM_En、(f)CM_Enは、
上記メインメモリから同様のバースト長で読み出された
データを図15のバッファ205へ書き込むためのイネ
ーブル信号であり、それぞれLOWレベル期間にそれぞ
れのデータの書き込み処理が行われる。
【0107】尚、図示せずも、図15のシステム制御部
208からバッファ205に対して書き込みアドレスが
供給されるが、前述したように、バンク制御されており
他のブロックの処理と競合しないように発生される。
【0108】(g)Y_En、(i)C_En、及び
(h)Y_RA、(j)C_RAは、上記符号化処理に
於いて説明したように図15の画像入出力部204から
バッファ205に供給されるイネーブル信号と読み出し
アドレスである。(k)MUX_DATAは、上記
(g)Y_En、(i)C_En、及び(h)Y_R
A、(j)C_RAによってラッチ出力された輝度デー
タと色差データがマルチプレクスされたデータ列であ
り、上記図15の画像入出力部204へ供給される。
【0109】次に、図15のメインメモリ206のマッ
ピング処理を詳細に説明する。
【0110】図22は、図15のメインメモリ6のメモ
リ空間を表したものであり2フレーム分の容量を備えた
ビデオメモリ(VM)領域(BS0及びBS1)と、そ
れ以外のデータを記憶するための容量を備えたOthe
res領域とからそれぞれ構成されている。
【0111】各領域におけるメモリセルは1フレーム毎
の書き込みモードと読み出しモードとに設定可能である
とともに、必要に応じてVM領域又は、Others領
域との間でデータの授受を行う事も可能である。
【0112】即ち、図15に示すように上記画像入出力
部204はバッファ205を介して、専らVM領域との
間でデータの授受を行い、圧縮/伸張部207はVM領
域とのデータの授受を行うことによって符号化動作時に
は、VM領域からデータを読み出して符号化処理した後
にその後に続く処理部に対して符号化データを出力し、
復号化動作時には入力された符号化データに対して復号
化処理した後にVM領域に書き込む。この時のアドレス
は、図15のシステム制御部208によってrowアド
レスとcolumn(以下、colと記す。)アドレス
として発生される。
【0113】次に上記メインメモリ206にアクセスす
る際のバースト長の算出方法を説明する。
【0114】図23(A)は、4:1:1に変換された
NTSCモードの1フレームに於ける輝度データ(以
下、Yと記す。)の構成を示したもので、水平720画
素×垂直480ラインで構成される。図23(B)は、
4:1:1に変換されたNTSCモード1フレームに於
ける色差データ(以下、Cr,Cbと記す。)の構成を
示したもので、Cr,Cbそれぞれ水平180画素×垂
直480ラインで構成される。
【0115】図24(A)は、4:2:0に変換された
PALモードの1フレームに於ける輝度データ(以下、
Yと記す。)の構成を示したもので、水平720画素×
垂直576ラインで構成される。図24(B)は、4:
2:0に変換されたPALモード1フレームに於ける色
差データ(以下、Cr,Cbと記す。)の構成を示した
もので、Cr,Cbそれぞれ水平360画素×垂直28
8ラインで構成される。
【0116】図25は、図15に示した圧縮・伸張部2
07が符号化/復号化処理をする時のDCTブロックで
ある。通常n画素×m画素で構成されるが、本実施例で
は、n=m=8としている。ここで、本発明では、メイ
ンメモリにアクセスする際のバースト長を次の条件式に
より決定する。
【0117】(m×N)×n≦COL・・・・・(1) バースト長=m×N N:1以上の自然数 COL:バンク(BS0及びBS1)のカラム方向の容
【0118】ここで、本実施例では、COL=512で
あるため、上記、式(1)は、 8N×8≦512・・・・・(2) となることからN≦8となる。従ってバースト長は、8
バイト以上64バイト以下の8の倍数となる。SDRA
Mを効率良く高速にアクセスするには、rowアドレス
を固定し、できるだけ長いバースト長でアクセスするの
が望ましい。従って、本実施例に於いては、バースト長
を64バイトとする。
【0119】次に、上記4:1:1モードの場合のYデ
ータのVMに対するアクセス方法について詳細に説明す
る。
【0120】図26は、図22のエリアAを拡大し実際
の画面イメージのデータがメモリ上に配置される様子を
示したものである。
【0121】ここで、CBL0〜CBL7は、64co
lumn毎に分割されたcolumn blockで、
RNは、水平1ラインの分割数である。上述の如く図2
3(A)の1ラインの画像データは64画素ごとに12
分割され、粗の分割されたLine0の12個のブロッ
クは、図26のCBL0エリアに示すように、row方
向(アドレス0〜アドレス11)にcolアドレスをバ
ースト長分インクリメントしつつ順次記憶される。同様
に、Line1に関しては、CBL1エリアに順次記憶
される。残りのラインの画像データに於いても同様であ
る。
【0122】従って、CBL0エリアには、図23
(A)の8n+0番目(nは、0以上の正数)のライン
のデータが順次記憶され、CBL1エリアには、8n+
1番目、CBL2エリアには、8n+2番目、CBL3
エリアには、8n+3番目、CBL4エリアには、8n
+4番目、CBL5エリアには、8n+5番目、CBL
6エリアには、8n+6番目、CBL7エリアには、8
n+7番目のラインのデータが順次記憶されることにな
る。
【0123】このように記憶された同一のrowアドレ
ス上には、図25に示した8画素×8画素のDCTブロ
ックが上記1画面の水平方向に8個分存在する。
【0124】従って、図15の圧縮・伸張部207が、
このデータを読み出して符号化する場合は、CBL0〜
CBL7のそれぞれ先頭アドレスから8データを連続し
て読み出せば、所望の8画素×8画素のDCTブロック
のデータを得る事ができ、順次同様にCBL0〜CBL
7に対してcolアドレスを8づつオフセットしつつ8
データを連続して読み出す事で順次DCTブロックを構
成し処理を行う。
【0125】一方、復号化処理時に於いては、図15の
圧縮・伸張部207が復号処理した8画素×8画素デー
タを符号化時とは逆に、CBL0〜CBL7に対してc
olアドレスを8づつオフセットしつつ8データを連続
して書き込む事で図5(f)に示した如くデータを記憶
させる。図15の画像入出力部204は、rowアドレ
スを順次遷移させながら前記データを64バースト単位
に連続読み出しを行う。4:2:0モードに於いても同
様の処理動作を行う。
【0126】次に、Cr、CbデータのVMに対するア
クセス方法について詳細に説明する。
【0127】初めに、図15の画像入出力部204のメ
モリアクセス動作について説明する。
【0128】図23(B)に示したように、4:1:1
モードに於ける色差データは、水平方向に1/4に間引
かれ、かつ、毎ラインにCr,Cbデータが同時に存在
する。また、色差データのDCTブロック構成は、輝度
データと同様に8画素×8画素であり、1バンク当たり
のCOL方向の容量は、512バイトである。従って、
1回のアクセスに於けるバースト長は、輝度データと同
様に64バイトとなる。但し、上述したように4:1:
1モードに於ける色差データの性質から、1回のアクセ
スに於けるバースト長の内訳は、Crの32バイトとC
bの32バイトを合わせた64バイトとなる。
【0129】図27(a)は、上記4:1:1モードに
於ける図22のCr/Cb領域のバンク0を示したもの
である。Cr,Cbはcolアドレスによって分割し、
colアドレスが0から255までをCr領域、col
アドレスが256から511までをCb領域とする。C
BL0〜CBL15は、Cr/Cbそれぞれ32col
umn毎に分割されたcolumn blockであ
る。ここで、書き込み/読み出し両モードに於ける色差
データ64バイトのアクセスは、Crの32バイトがC
BL0に対して行われ、Cbの32バイトがCBL8に
対して行われる。順次、ラインが遷移する毎に、CBL
1とCBL9、CBL2とCBL10というようにアク
セスエリアが遷移する。
【0130】図28は、図27(a)のCr領域のバン
ク0を拡大し、上記処理を詳細に示したものである。
【0131】ここで、RNは、水平1ラインの分割数で
あり色差データの場合RN=5である。上述の如く図2
3(B)の1ラインの画像データは、Cr、Cbそれぞ
れ32画素毎に6分割される。その分割されたLine
0の6個のブロックは、Crの場合図28のCBL0エ
リアに示すように、row方向(アドレス0〜アドレス
5)にcolアドレスをバースト長分インクリメントし
つつ順次処理される。同様に、CbのLine0の6個
のブロックは、CBL8エリアに対して処理が行われ
る。
【0132】また、LineのCr及びCbに関して
は、CBL1及びCBL9エリアに対して同様に処理さ
れる。残りのラインの画像データに於いても同様であ
る。従って、CBL0、CBL8エリアに対しては、図
23(B)の8n+0番目(nは、0以上の正数)のラ
インのそれぞれCr、Cbデータが処理され、以下同様
にCBL1、CBL9エリアには、8n+1番目、CB
L2、CBL10エリアには、8n+2番目、CBL
3、CBL11エリアには、8n+3番目、CBL4、
CBL12エリアには、8n+4番目、CBL5、CB
L13エリアには、8n+5番目、CBL6、CBL1
4エリアには、8n+6番目、CBL7、CBL15エ
リアには、8n+7番目のラインのデータが処理される
ことになる。
【0133】次に、図15の圧縮・伸張部207のメモ
リアクセス動作について説明する。
【0134】例えば、4:1:1モードのCr、Cbが
上述のように書き込み処理された同一のrowアドレス
上には、図25に示した8画素×8画素のDCTブロッ
クが上記1画面の水平方向にCr、Cbそれぞれ8個分
存在する。
【0135】従って、図15の圧縮・伸張部207が、
このデータを読み出して符号化する場合は、CBL0〜
CBL7のそれぞれ潜像アドレスから8データを連続し
て読み出せば、所望の8画素×8画素のDCTブロック
のCrデータを得る事ができ、同様に、CBL8〜CB
L15のそれぞれ先頭アドレスから8データを連続して
読み出せば、所望の8画素×8画素のDCTブロックの
Cbデータを得る。
【0136】順次同様にCBL0〜CBL7、及びCB
L8〜CBL15に対してcolアドレスを8づつオフ
セットしつつ8データを連続して読み出す事でCr、C
bそれぞれ所望のDCTブロックを構成し処理を行う。
【0137】一方、復号化処理時に於いては、図15の
圧縮・伸張部207が復号処理した8画素×8画素デー
タを符号化時とは逆に、CBL0〜CBL7、及びCB
L8〜CBL15に対してcolアドレスを8つづオフ
セットしつつ8データを連続して書き込む事で図28に
示した如くデータを記憶させる。図15の画像入出力部
204は、rowアドレスを順次遷移させながらCrデ
ータの32バイト及びCbデータの32バイト毎に64
バースト単位にして連続読み出しを行う。
【0138】次に、4:2:0モードに於ける処理動作
を説明する。
【0139】図24(B)に示したように、4:2:0
モードに於ける色差データは、Cr、Cbそれぞれ垂直
方向に1/2に間引かれ、毎ライン交互にCr,Cbデ
ータのどちらか一方が存在する。また、色差データのD
CTブロック構成は、輝度データと同様に8画素×8画
素であり、1バンク当たりのCOL方向の容量は、51
2バイトである。
【0140】従って、1回のアクセスに於けるバースト
長は、Cr,Cbそれぞれ輝度データと同様に64バイ
トとなる。図27(b)は、上記PALモードに於ける
図22のCr/Cb領域のバンク0を示したものであ
る。Cr,Cbは、rowアドレスによって分割し、本
実施例ではrowアドレスが864から1079までを
Cr領域、rowアドレスが1080から1294まで
をCb領域とする。CBL0〜CBL7は、Cr/Cb
それぞれ64column毎に分割されたcolumn
blockである。
【0141】ここで、Crデータの書き込み/読み出し
両モードに於ける色差データ64バイトのアクセスは、
図24(B)に示した偶数ラインの場合に行われ、例え
ばLine0の時はCrの64バイトがCBL0に対し
て行われる。順次、ラインが遷移する毎にアクセスエリ
アは、CBL7までの間で遷移する。詳細な処理動作
は、図25を用いて説明する。
【0142】図29は、図27(b)のCrエリアを拡
大し実際の画面イメージのデータがメモリ上に配置され
る様子を示したものである。
【0143】ここで、CBL0〜CBL7は、64co
lumn毎に分割されたcolumn blockで、
RNは、水平1ラインの分割数である。上述の如く図2
4(B)の1ラインの画像データは64画素ごとに6分
割され、その分割されたLine0の6個のブロック
は、図29のCBL0エリアに示すように、row方向
(アドレス0〜アドレス5)にcolアドレスをバース
ト長分インクリメントしつつ順次記憶される。同様に、
Line2に関しては、CBL1エリアに順次記憶され
る。残りのラインの画像データに於いても同様である。
【0144】従って、CBL0エリアには、図24
(B)の8n+0番目(nは、0以上の正数)のライン
のデータが順次記憶され、CBL1エリアには、8n+
2番目、CBL2エリアには、8n+4番目、CBL3
エリアには、8n+6番目、CBL4エリアには、8n
+8番目、CBL5エリアには、8n+10番目、CB
L6エリアには、8n+12番目、CBL7エリアに
は、8n+14番目のラインのデータが順次記憶される
ことになる。
【0145】尚、Cbエリアに関しては、図示せずもC
BL0エリアには、図24(B)の8n+1番目(n
は、0以上の正数)のラインのデータが順次記憶され、
CBL1エリアには、8n+3番目、CBL2エリアに
は、8n+5番目、CBL3エリアには、8n+7番
目、CBL4エリアには、8n+9番目、CBL5エリ
アには、8n+11番目、CBL6エリアには、8n+
13番目、CBL7エリアには、8n+15番目のライ
ンのデータが順次記憶されることになる。図15の圧縮
・伸張部207の符号化/復号化時のメモリアクセス
は、他のモードと同様にアクセスされて、Cr、Cbに
於いてそれぞれ所望の8画素×8画素のDCTブロック
単位の処理がされる。
【0146】尚、図27に示したCr、Cbのエリア分
割手段は、一例であって、例えば図27(a)のCr、
Cbを32バイト単位にcolアドレス方向に対して交
互に分割しても良い。つまり、colアドレスでCr、
Cbが分割されていて、かつ前記条件式から導かれたバ
ースト長分の連続データが同一rowアドレス上に配置
出来れば良い。図27(b)については、rowアドレ
スでCr、Cbが分割されていて、かつ前記条件式から
導かれたバースト長分の連続データが同一rowアドレ
ス上に配置出来れば良い。
【0147】尚、本実施例の信号処理装置を図30に示
したようにカメラ一体型デジタルビデオに備えることに
よりメモリを削減し、コストダウンを可能とすることが
できる。
【0148】図30において、301は被写体像を電気
的信号に変換して画像データを生成するカメラ部、30
2は第1或いは第2の実施例で説明した処理を行う信号
処理装置である。
【0149】303は信号処理装置302により処理さ
れた画像データを磁気テープ等の記録媒体に記録再生す
る記録再生部、304は信号処理装置302により処理
された画像データを液晶モニタ等により表示する表示部
である。
【0150】上述のように構成されたカメラ一体型デジ
タルビデオの動作を説明する。
【0151】カメラ部301で撮像された映像信号は信
号処理装置302に入力され、第1或いは第2の実施例
で説明した処理により符号化を行う。また、撮像中の画
像データはモニタ部304に表示することができる。
【0152】信号処理装置302により符号化された画
像データは記録再生部303により記録媒体上に記録さ
れる。
【0153】また、記録媒体上に記録された画像データ
は、記録再生部303で再生され、信号処理装置302
で第1或いは第2の実施例で説明した処理により復号化
される。符号化された画像データはモニタ部304に出
力され、表示される。
【0154】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果を有する。
【0155】メモリマッピングの規則における発明で
は、1つのメインメモリを効率良くかつSメモリのco
lumn(バースト)方向に連続するデータ(例えば信
号処理単位となるデータ)を連続的に記憶させるために
高速にアクセスすることが可能となる。特に、メモリと
してバースト書き込み及び読み出しが可能なSDRAM
等を用いた信号処理装置では、メモリへのアクセス動作
が容易となるので、高速信号処理が可能となるという効
果も奏する。
【0156】更に、空き領域に対してOSD等の記録フ
ォーマットに無関係なデータを記憶する領域を割り当て
ることによって容易にシステムとしての機能向上を図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施例の信号処理装置の
構成を表わすブロック図である。
【図2】本実施例におけるSDRAMの構成を示した図
である。
【図3】本実施例におけるSDRAMに対する各処理ブ
ロックのアクセス対応関係を説明するための図である。
【図4】本実施例におけるSDRAMに対するデータマ
ッピングを説明する図である。
【図5】NTSC方式における1フレーム分のY信号の
構成を示した図である。
【図6】本実施例におけるSDRAM内のVM領域への
アクセス手段を説明するための図である。
【図7】本発明のSDRAM内のTM領域におけるオー
ディオデータの記憶エリアを示した図である。
【図8】本発明のSDRAM内のTM領域に於けるビデ
オデータの記憶エリアを示した図である。
【図9】オンスクリーンディスプレイのデータサイズを
説明するための図である。
【図10】ビデオデータとOSDデータとを合成して出
力するための手段を実現する構成を示したブロック図で
ある。
【図11】アドレス変換回路13の具体的な構成を示し
たブロック図である。
【図12】図11のアドレス回路における信号のタイミ
ングを表した図である。
【図13】本実施例における補間処理を実現するための
構成を示したブロック図である。
【図14】本実施例における補間処理に係る各種処理ブ
ロックがメモリをアクセスする様子を示した図である。
【図15】本発明の第2の実施例における信号処理装置
のブロック図である。
【図16】本実施例で用いられるクロックを説明するた
めの図である。
【図17】画像入出力部204の詳細ブロック図であ
る。
【図18】図17の構成の画像入出力部204における
マルチプレクス及びデマルチプレクス処理の詳細な信号
タイミングを説明する図である。
【図19】バッファ205内部のメモリ空間のマッピン
グを説明するための図である。
【図20】バッファ205に対する符号化時の書き込み
/読み出し処理の詳細な信号タイミングを説明する図で
ある。
【図21】バッファ205に対する復号化時の書き込み
/読み出し処理の詳細な信号タイミングを説明する図で
ある。
【図22】メインメモリ206内部のメモリ空間のマッ
ピングを説明するための図である。
【図23】NTSC方式における輝度・色差データの1
フレームの構成図である。
【図24】PAL方式における輝度・色差データの1フ
レームの構成図である。
【図25】符号化/復号化時のDCTブロックの構成図
である。
【図26】図22におけるエリアAを拡大し、Yデータ
のマッピング処理の様子を示した図である。
【図27】メインメモリ206のCr/Cb領域のバン
ク0を説明するための図である。
【図28】図27(a)のCr領域のバンク0を拡大
し、Crデータのマッピング処理の様子を示した図であ
る。
【図29】図27(b)におけるCrエリアを拡大し、
Yデータのマッピング処理の様子を示した図である。
【図30】第1あるいは第2の実施例の信号処理装置を
カメラ一体型VTRに適用した際の構成を示したブロッ
ク図である。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理されるべきデータ及び他のデータを
    蓄積するメモリ手段と、 前記メモリ手段にアクセスしつつ前記データに所定の信
    号処理を行う信号処理手段と、 前記メモリ手段に対する前記各データの書き込み及び読
    み出しを制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記メモリ手段内に前記処理手段によ
    る処理順序及び処理単位に従って前記データを配列する
    とともに、メモリ内の空き領域に処理の対象とはならな
    い他のデータを記憶させることを特徴とする信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記メモリ手段は、
    所定のクロックに同期したデータのバースト書き込み及
    び読み出しが可能であることを特徴とする信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記メモリ手段はS
    DRAM(Synchronous−DRAM)である
    ことを特徴とする信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、前記他のデー
    タは、オンスクリーンデータを含むことを特徴とする信
    号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、前記信号処理
    装置は前記画像データとして複数のテレビジョン方式の
    画像データを入力できることを特徴とする信号処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5において、更に前画像デ
    ータを前記ブロック単位で符号化する符号化手段を有す
    ることを特徴とする信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、更に前記符号化手段
    により符号化された前記画像データを記録媒体に記録す
    る記録手段を有することを特徴とする信号処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7において、更に被写体像
    を撮像して前記画像データを出力する撮像手段を有する
    ことを特徴とする信号処理装置。
  9. 【請求項9】 画像データに対してn(垂直)×m(水
    平)画素で構成されたブロック単位で画像データの信号
    処理を行う信号処理装置であって、 前記画像データを記憶するメモリと、 前記画像データの1水平期間の画像データを少なくとも
    mの倍数かつ、mの倍数のn倍が前記メモリのコラム
    (column)方向の容量以下となるようなバースト
    長に分割する分割手段と、 前記ブロック内のすべての画像データが、同一ロウ(r
    ow)アドレスに並ぶように、前記バースト長のデータ
    列を同一ロウアドレスに配置する配置手段とを有するこ
    とを特徴とする信号処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記メモリは所定
    クロックに同期したデータのバースト書き込み及び読み
    出しが可能であることを特徴とする信号処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記メモリはS
    DRAM(Synchronous−DRAM)である
    ことを特徴とする信号処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記信号処理装置
    は前記画像データとして複数のテレビジョン方式の画像
    データを入力できることを特徴とする信号処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12において、更に前記
    画像データを前記ブロック単位で符号化する符号化手段
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、更に前記符号化
    手段により符号化された前記画像データを記録媒体に記
    録する記録手段を有することを特徴とする信号処理装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至14において、更に被写
    体像を撮像して前記画像データを出力する撮像手段を有
    することを特徴とする信号処理装置。
  16. 【請求項16】 画像データに対してn(垂直)×m
    (水平)画素で構成されたブロック単位で画像データの
    信号処理を行う信号処理装置であって、 前記画像データを記憶するバーストアクセス可能なメモ
    リと、 前記ブロック内のすべての画像データが、バーストアク
    セス可能な方向の同一のアドレスに並ぶように配置する
    配置手段とを有することを特徴とする信号処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記メモリはS
    DRAM(Synchronous−DRAM)である
    ことを特徴とする信号処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項16或いは17において、前記
    信号処理装置は前記画像データとして複数のテレビジョ
    ン方式の画像データを入力できることを特徴とする信号
    処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至18において、更に前
    記画像データを前記ブロック単位で符号化する符号化手
    段を有することを特徴とする信号処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において、更に前記符号化
    手段により符号化された前記画像データを記録媒体に記
    録する記録手段を有することを特徴とする信号処理装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項16乃至20において、更に被
    写体像を撮像して前記画像データを出力する撮像手段を
    有することを特徴とする信号処理装置。
  22. 【請求項22】 処理されるべきデータ及び他のデータ
    をメモリに記憶するステップと、 前記メモリにアクセスしつつ前記データに所定の信号処
    理を行うステップと、 前記メモリに対する前記各データの書き込み及び読み出
    しを制御するステップとを有し、 前記制御ステップは、前記メモリ手段ないに前記処理手
    段による処理順序及び処理単位に従って前記データを配
    列するとともに、メモリ内の空き領域に処理の対象とは
    ならない他のデータを記憶することを特徴とする信号処
    理方法。
  23. 【請求項23】 画像データに対してn(垂直)×m
    (水平)画素で構成されたブロック単位で画像データの
    信号処理を行うために前記画像データをメモリに記憶す
    るメモリ記憶方法であって、 前記画像データの1水平期間の画像データを少なくとも
    mの倍数かつ、mの倍数のn倍が前記メモリのコラム
    (column)方向の容量以下となるようなバースト
    長に分割するステップと、 前記ブロック内のすべての画像データが、同一ロウ(r
    ow)アドレスに並ぶように、前記バースト長のデータ
    列を同一ロウアドレスに配置するステップとを有するこ
    とを特徴とするメモリ記憶方法。
  24. 【請求項24】 画像データに対してn(垂直)×m
    (水平)画素で構成されたブロック単位で信号処理を行
    うために前記画像データをバーストアクセス可能なメモ
    リに記憶するメモリ記憶方法であって、 前記ブロック内のすべての画像データが、バーストアク
    セス可能な方向の同一のアドレスに並ぶように配置する
    ことを特徴とするメモリ記憶方法。
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