JPH1042253A - デジタル信号処理装置 - Google Patents
デジタル信号処理装置Info
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- JPH1042253A JPH1042253A JP8190795A JP19079596A JPH1042253A JP H1042253 A JPH1042253 A JP H1042253A JP 8190795 A JP8190795 A JP 8190795A JP 19079596 A JP19079596 A JP 19079596A JP H1042253 A JPH1042253 A JP H1042253A
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- JP
- Japan
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- memory
- data
- processing
- block
- address
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一のメモリ手段によって各処理を行えるよ
うにするとともに、つなぎ撮りの際にフレーム同期し作
るようにする。 【解決手段】 少なくともデータの書き込み又は読み出
しを行う第1のメモリ部と、書き込まれたデータの処理
を行うための第2のメモリ部と、処理が行われたデータ
をメモリするための第3のメモリ部とを有するメモリ手
段と、前記各種処理を行う複数の処理手段と、つなぎ撮
り時のモード移行を各処理手段毎に制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は前記各処理手段と各メモリ部と
を連動して制御することを特徴とする。
うにするとともに、つなぎ撮りの際にフレーム同期し作
るようにする。 【解決手段】 少なくともデータの書き込み又は読み出
しを行う第1のメモリ部と、書き込まれたデータの処理
を行うための第2のメモリ部と、処理が行われたデータ
をメモリするための第3のメモリ部とを有するメモリ手
段と、前記各種処理を行う複数の処理手段と、つなぎ撮
り時のモード移行を各処理手段毎に制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は前記各処理手段と各メモリ部と
を連動して制御することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種データ、特に
画像データ等の符号化、復号化等の処理を行うための信
号処理装置に関する。
画像データ等の符号化、復号化等の処理を行うための信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、膨大なデータ量の各種データ
を符号化することによりデータ量を削減して比較的低い
伝送レートで伝送し得るようにするための各種装置が開
発されている。
を符号化することによりデータ量を削減して比較的低い
伝送レートで伝送し得るようにするための各種装置が開
発されている。
【0003】例えば、画像データを磁気テープ等の記録
媒体に記録するデジタルVTRにおいても124Mbp
s程度の入力画像データを5分の1の25Mbps程度
に圧縮して磁気テープ上に記録し、再生するための規格
が制定されている。
媒体に記録するデジタルVTRにおいても124Mbp
s程度の入力画像データを5分の1の25Mbps程度
に圧縮して磁気テープ上に記録し、再生するための規格
が制定されている。
【0004】このような規格に基づくデジタルVTRに
おいては、入力データをDCT変換した後に量子化し、
この量子化データを可変長符号化することによってデー
タの圧縮を行っており、さらに量子化する際の量子化ス
テップを各種のパラメータに基づいて可変したり、可変
長符号化された後のデータ量が一定となるようにレート
制御が行われる。
おいては、入力データをDCT変換した後に量子化し、
この量子化データを可変長符号化することによってデー
タの圧縮を行っており、さらに量子化する際の量子化ス
テップを各種のパラメータに基づいて可変したり、可変
長符号化された後のデータ量が一定となるようにレート
制御が行われる。
【0005】また、入力画像データをフレーム或いはフ
ィールド間動き補償付き予測符号化を用いて圧縮し、こ
の予測符号化データを上述のようなDCT,量子化及び
可変長符号化を用いて更に圧縮するようにしたMPEG
規格が制定されており、この規格に対応したCD−RO
M等の各種装置が開発されている。
ィールド間動き補償付き予測符号化を用いて圧縮し、こ
の予測符号化データを上述のようなDCT,量子化及び
可変長符号化を用いて更に圧縮するようにしたMPEG
規格が制定されており、この規格に対応したCD−RO
M等の各種装置が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデジタル
VTRやCD−ROM等の伝送損失が大きな伝送系を介
してデータを伝送する場合には損失を補償するためには
誤り訂正及び誤り訂正不可能な損失に対する補間が行わ
れる。
VTRやCD−ROM等の伝送損失が大きな伝送系を介
してデータを伝送する場合には損失を補償するためには
誤り訂正及び誤り訂正不可能な損失に対する補間が行わ
れる。
【0007】ところが、そのような補間を行うために従
来は専用のメモりを設けなければならず装置全体のコス
トアップの原因となっていた。
来は専用のメモりを設けなければならず装置全体のコス
トアップの原因となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のような実
情に鑑みてなされたものであり、コストダウンが可能な
デジタル信号処理装置を提供することを目的とする。
情に鑑みてなされたものであり、コストダウンが可能な
デジタル信号処理装置を提供することを目的とする。
【0009】そのために、本発明は少なくともデータの
書き込み又は読み出しを行う第1のメモリ部と、書き込
まれたデータの処理を行うための第2のメモリ部と、処
理が行われたデータをメモリするための第3のメモリ部
とを有するメモリ手段と、前記各種処理を行う複数の処
理手段と、つなぎ撮り時のモード移行を各処理手段毎に
制御する制御手段とを備え、前記制御手段は前記各処理
手段と各メモリ部とを連動して制御することを特徴とす
るデジタル信号処理装置を提供するものである。
書き込み又は読み出しを行う第1のメモリ部と、書き込
まれたデータの処理を行うための第2のメモリ部と、処
理が行われたデータをメモリするための第3のメモリ部
とを有するメモリ手段と、前記各種処理を行う複数の処
理手段と、つなぎ撮り時のモード移行を各処理手段毎に
制御する制御手段とを備え、前記制御手段は前記各処理
手段と各メモリ部とを連動して制御することを特徴とす
るデジタル信号処理装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の説明】以下、本発明の好適実施例を図1
ないし図5を用いて説明する。
ないし図5を用いて説明する。
【0011】図1は、ディジタルVTRに適用した本発
明の一実施例における基本構成ブロック図を示したもの
である。
明の一実施例における基本構成ブロック図を示したもの
である。
【0012】本実施例は、図1に示すように各種処理ブ
ロックが内/外のCPUによって制御されつつ各々が所
望のタイミングでメモリにアクセスし、それらのアクセ
ス要求をメモリ制御部が調停することで上記処理ブロッ
クの動作を保証するように構成されている。
ロックが内/外のCPUによって制御されつつ各々が所
望のタイミングでメモリにアクセスし、それらのアクセ
ス要求をメモリ制御部が調停することで上記処理ブロッ
クの動作を保証するように構成されている。
【0013】また、本実施例における各処理ブロックは
SD対応の画像データ及びオーディオデータのリアルタ
イム処理を行うことができ、本実施例においてはこのよ
うな処理ユニットを並列配置して各処理回路に時分割的
に画像データ及びオーディオデータを供給して処理させ
ることによって1フレーム当たりのデータ量が上記SD
画像データの倍であるようなHD対応の画像データ及び
オーディオデータをリアルタイムに処理することが出来
るように構成されている。
SD対応の画像データ及びオーディオデータのリアルタ
イム処理を行うことができ、本実施例においてはこのよ
うな処理ユニットを並列配置して各処理回路に時分割的
に画像データ及びオーディオデータを供給して処理させ
ることによって1フレーム当たりのデータ量が上記SD
画像データの倍であるようなHD対応の画像データ及び
オーディオデータをリアルタイムに処理することが出来
るように構成されている。
【0014】上記処理ユニットにおける各処理回路は、
図1に示すようにカメラからの入力データ、EVFへの
出力データ、ライン入出力データ等のデータを処理する
データI/Oブロック1、上記入力データに対してY/
C分離等の処理をする画像データ入出力ブロック3、オ
ーディオ処理ブロック5、画像データに対して離散コサ
イン変換を用いた可変長符号化/復号化を行う符号化/
復号化ブロック7、誤り訂正ブロック9、記録時に上記
符号化データをテープフォーマットに変換または、再生
時にデフォーマット処理をするための符号化データ入出
力ブロック11、記録/再生時の電磁変換処理を行う電
磁変換処理ブロック25から大略構成されており、これ
ら各ブロックはアドレス変換回路13及びメモリインタ
ーフェース15を介して外付けの上記メモリ17とデー
タの授受を行う。
図1に示すようにカメラからの入力データ、EVFへの
出力データ、ライン入出力データ等のデータを処理する
データI/Oブロック1、上記入力データに対してY/
C分離等の処理をする画像データ入出力ブロック3、オ
ーディオ処理ブロック5、画像データに対して離散コサ
イン変換を用いた可変長符号化/復号化を行う符号化/
復号化ブロック7、誤り訂正ブロック9、記録時に上記
符号化データをテープフォーマットに変換または、再生
時にデフォーマット処理をするための符号化データ入出
力ブロック11、記録/再生時の電磁変換処理を行う電
磁変換処理ブロック25から大略構成されており、これ
ら各ブロックはアドレス変換回路13及びメモリインタ
ーフェース15を介して外付けの上記メモリ17とデー
タの授受を行う。
【0015】これら処理回路の動作は、内部の電気系の
処理を制御するシステムコントロールCPUからCPU
バスCBS2を介して供給される所定のコマンド、更に
外部のサーボ系CPUからCPUバスCBS1及びイン
ターフェース21、及び上記CBS2を介して供給され
る所定のコマンドによって制御されて並列配置された各
ブロックを時分割処理させる。
処理を制御するシステムコントロールCPUからCPU
バスCBS2を介して供給される所定のコマンド、更に
外部のサーボ系CPUからCPUバスCBS1及びイン
ターフェース21、及び上記CBS2を介して供給され
る所定のコマンドによって制御されて並列配置された各
ブロックを時分割処理させる。
【0016】本実施例における上記メモリ17は、クロ
ックの立ち上がりに同期してデータのバースト転送を行
い得るSDRAM(Syncronous−DRAM)
が用いられており、このSDRAMは図2(A)に示す
ように2系統のメモリアレイM1,M2からなり、図1
に示すようなジッターの無い外部の周波数発信器27か
ら上記ユニット内の周波数逓倍器29に例えば、27.
5MHzのクロックを供給し、そこで逓倍されて発生し
た67.5MHzがリファレンスクロックとして供給さ
れる。ここでリファレンスクロック67.5MHz(M
CLK)は、周波数発信器31で作られるH_Sync
にロックした13.5MHzの整数倍(5倍)に設定さ
れている。さらに、図1のアドレス変換回路13、及び
メモリI/F15からの制御信号及びアドレス信号に基
づいて上記メモリアレイのリード/ライトモードを設定
するモードコントローラ82と上記供給されるアドレス
データに基づいて上記メモリアレイにおけるアドレスを
指定するアドレスコントローラ83、シリパラ変換を行
うシフトレジスタ84、入出力用のバッファメモリ85
とから構成されている。
ックの立ち上がりに同期してデータのバースト転送を行
い得るSDRAM(Syncronous−DRAM)
が用いられており、このSDRAMは図2(A)に示す
ように2系統のメモリアレイM1,M2からなり、図1
に示すようなジッターの無い外部の周波数発信器27か
ら上記ユニット内の周波数逓倍器29に例えば、27.
5MHzのクロックを供給し、そこで逓倍されて発生し
た67.5MHzがリファレンスクロックとして供給さ
れる。ここでリファレンスクロック67.5MHz(M
CLK)は、周波数発信器31で作られるH_Sync
にロックした13.5MHzの整数倍(5倍)に設定さ
れている。さらに、図1のアドレス変換回路13、及び
メモリI/F15からの制御信号及びアドレス信号に基
づいて上記メモリアレイのリード/ライトモードを設定
するモードコントローラ82と上記供給されるアドレス
データに基づいて上記メモリアレイにおけるアドレスを
指定するアドレスコントローラ83、シリパラ変換を行
うシフトレジスタ84、入出力用のバッファメモリ85
とから構成されている。
【0017】また、このようなメモリ17における上記
各メモリアレイM1、M2はメモリセル(DRAM)8
6A、86B及びこれらメモリセルとは独立に設けられ
たセンスアンプ87A、87Bからそれぞれ構成されて
おり、これらセンスアンプに保持した所定量のデータを
クロックに同期してバースト転送することによってメモ
リ外部との転送速度と内部バンク内の動作速度を独立に
設定する事ができ、全体として高速なリード/ライトの
アクセスを可能とする。
各メモリアレイM1、M2はメモリセル(DRAM)8
6A、86B及びこれらメモリセルとは独立に設けられ
たセンスアンプ87A、87Bからそれぞれ構成されて
おり、これらセンスアンプに保持した所定量のデータを
クロックに同期してバースト転送することによってメモ
リ外部との転送速度と内部バンク内の動作速度を独立に
設定する事ができ、全体として高速なリード/ライトの
アクセスを可能とする。
【0018】さらに、本実施例における上記センスアン
プ87A、87Bは、図2(B)に示すように8×64
(8×8)画素分の容量を備えており、8画素単位でバ
ースト転送し得るようになっている。
プ87A、87Bは、図2(B)に示すように8×64
(8×8)画素分の容量を備えており、8画素単位でバ
ースト転送し得るようになっている。
【0019】このようなメモリ17における上記メモリ
セル86A、86Bの各メモリ空間は1フレーム分の容
量を備えたビデオメモリ(VM)領域と、同様に1フレ
ーム分の符号化データを記憶するための容量を備えたト
ラックメモリ(TM)領域とからそれぞれ構成されてお
り、各領域におけるメモリセルは1フレーム毎に書き込
みモードと読み出しモードとに設定可能であるととも
に、上記各処理ブロックは、その処理形態に応じて上記
センスアンプ87A、87Bを介してVM領域又は、T
M領域との間でデータの授受を行う。
セル86A、86Bの各メモリ空間は1フレーム分の容
量を備えたビデオメモリ(VM)領域と、同様に1フレ
ーム分の符号化データを記憶するための容量を備えたト
ラックメモリ(TM)領域とからそれぞれ構成されてお
り、各領域におけるメモリセルは1フレーム毎に書き込
みモードと読み出しモードとに設定可能であるととも
に、上記各処理ブロックは、その処理形態に応じて上記
センスアンプ87A、87Bを介してVM領域又は、T
M領域との間でデータの授受を行う。
【0020】即ち、図3に示すように上記画像データ入
出力ブロックは3は専らVM領域との間でデータの授受
を行い、上記符号化/復合化ブロック7はVM領域又は
TM領域との両方とデータの授受を行うことによって符
号化動作時には、VM領域からデータを読み出して符号
化処理した後にTM領域に書き込み、復合化動作時には
TM領域からデータを読み出して復合化処理した後にV
M領域に書き込む。
出力ブロックは3は専らVM領域との間でデータの授受
を行い、上記符号化/復合化ブロック7はVM領域又は
TM領域との両方とデータの授受を行うことによって符
号化動作時には、VM領域からデータを読み出して符号
化処理した後にTM領域に書き込み、復合化動作時には
TM領域からデータを読み出して復合化処理した後にV
M領域に書き込む。
【0021】同様に、上記オーディオ処理ブロック5、
誤り訂正ブロック9、及び符号化データ入出力ブロック
11は、専らTM領域との間でデータの授受を行う。
誤り訂正ブロック9、及び符号化データ入出力ブロック
11は、専らTM領域との間でデータの授受を行う。
【0022】また、上記各領域におけるアドレス空間は
図3に示すようにそれぞれ構成されている。即ち、上記
VM領域には、符号化される前の画像データ(Y,C
r,Cb)が画素単位で書き込まれ、この画像データ
(NTSC方式の場合、1フレーム当たり水平720画
素×垂直480画素)は、水平方向5ブロック×垂直方
向10ブロックの50個のスーパーマクロブロック(以
下、SMBと記す)に配分され、各SMBは輝度データ
4DCTブロックと色差データ各1DCTブロックとか
ら成るマクロブロック(以下、MBと記す)を27ブロ
ック集めて構成されている。
図3に示すようにそれぞれ構成されている。即ち、上記
VM領域には、符号化される前の画像データ(Y,C
r,Cb)が画素単位で書き込まれ、この画像データ
(NTSC方式の場合、1フレーム当たり水平720画
素×垂直480画素)は、水平方向5ブロック×垂直方
向10ブロックの50個のスーパーマクロブロック(以
下、SMBと記す)に配分され、各SMBは輝度データ
4DCTブロックと色差データ各1DCTブロックとか
ら成るマクロブロック(以下、MBと記す)を27ブロ
ック集めて構成されている。
【0023】なお、各DCTブロックは8×8画素から
構成される。
構成される。
【0024】また、上述のような画素数から成る1フレ
ームの画像データはNTSC方式の場合符号化処理され
た後に磁気テープ上の10トラック(PALの場合12
本)に渡って記録されるが、符号化前の画像データは上
述のような水平方向に整列された5SMB分のデータが
1本のトラックにそれぞれ対応する。
ームの画像データはNTSC方式の場合符号化処理され
た後に磁気テープ上の10トラック(PALの場合12
本)に渡って記録されるが、符号化前の画像データは上
述のような水平方向に整列された5SMB分のデータが
1本のトラックにそれぞれ対応する。
【0025】従って、このVM領域に対してアクセスす
る際のアドレスとしては、各画素の水平方向及び垂直方
向にそれぞれ対応したh、v、トラックナンバTr、各
トラック内のSMBナンバ、各SMB内のMBナンバ、
各マクロブロック内のDCTナンバを用いることが好ま
しい。
る際のアドレスとしては、各画素の水平方向及び垂直方
向にそれぞれ対応したh、v、トラックナンバTr、各
トラック内のSMBナンバ、各SMB内のMBナンバ、
各マクロブロック内のDCTナンバを用いることが好ま
しい。
【0026】一方、上記TM領域には、符号化された後
の画像データ及び誤り訂正符号等が上述の10本(PA
Lの場合12本)のトラックに分配されて記録され、各
トラックに対応する領域には149のシンクブロック
(以下、SBと記す)が記録される。
の画像データ及び誤り訂正符号等が上述の10本(PA
Lの場合12本)のトラックに分配されて記録され、各
トラックに対応する領域には149のシンクブロック
(以下、SBと記す)が記録される。
【0027】同様に、図示せずもオーディオデータ及び
誤り訂正符号等も、上記画像データ領域とは独立した1
0本(PALの場合12本)のトラックに分配されて記
録され、各トラックに対応する領域には14SBが記録
される。
誤り訂正符号等も、上記画像データ領域とは独立した1
0本(PALの場合12本)のトラックに分配されて記
録され、各トラックに対応する領域には14SBが記録
される。
【0028】また、画像データ/オーディオデータの各
SBは、SBの先頭を示す同期データ(以下、SYと記
す)、信号の各アドレス及び属性等を示すIDデータ
(以下、IDと記す)、有効(画像/オーディオ)デー
タ、及びパリティからそれぞれ構成される。
SBは、SBの先頭を示す同期データ(以下、SYと記
す)、信号の各アドレス及び属性等を示すIDデータ
(以下、IDと記す)、有効(画像/オーディオ)デー
タ、及びパリティからそれぞれ構成される。
【0029】従って、このTM領域に対してアクセスす
る際のアドレスとしては、トラックナンバTr、各Tr
内のシンクブロックナンバ(以下、SBと記す)、各S
B内のシンボルナンバ(以下、SMBと記す)を用いる
ことが好ましい。
る際のアドレスとしては、トラックナンバTr、各Tr
内のシンクブロックナンバ(以下、SBと記す)、各S
B内のシンボルナンバ(以下、SMBと記す)を用いる
ことが好ましい。
【0030】また、上述のようなメモリ17に対する各
処理ブロックのアクセスはアドレス変換回路15により
調停制御及び、アドレス制御される。
処理ブロックのアクセスはアドレス変換回路15により
調停制御及び、アドレス制御される。
【0031】即ち、図示せずもアドレス変換回路13
は、内外部のCPU19、23からCBS2を介して再
生モードか記録モードかといった各種動作モードの種類
等を指定するコマンドが伝送されるか、又は、直接各ブ
ロックのアドレスの所定ビットによって上記モードが伝
送されて、これらの情報に応じてデータ転送の優先順位
に関するスケジューリングを行うと共に、上記各ブロッ
クからのアクセス要求(以下、Reqと記す)に応じて
各処理ブロックとメモリ17との間のデータ転送の調停
を行う。
は、内外部のCPU19、23からCBS2を介して再
生モードか記録モードかといった各種動作モードの種類
等を指定するコマンドが伝送されるか、又は、直接各ブ
ロックのアドレスの所定ビットによって上記モードが伝
送されて、これらの情報に応じてデータ転送の優先順位
に関するスケジューリングを行うと共に、上記各ブロッ
クからのアクセス要求(以下、Reqと記す)に応じて
各処理ブロックとメモリ17との間のデータ転送の調停
を行う。
【0032】上記コマンドは、図示せずも機器本体の各
スイッチ等によって設定される動作モードを上記内外部
CPUが検出する事によって決定されるものであり、例
えば符号化モード、復合化モード、或いは、VTRにお
ける特殊再生モード等の各種動作モードに対応する。
スイッチ等によって設定される動作モードを上記内外部
CPUが検出する事によって決定されるものであり、例
えば符号化モード、復合化モード、或いは、VTRにお
ける特殊再生モード等の各種動作モードに対応する。
【0033】なお、上記コマンドによって指定される動
作モードとしては上述のものに限られず、例えば画像合
成、アフレコ、インサート等の編集、ダビング等の各種
動作を含む。
作モードとしては上述のものに限られず、例えば画像合
成、アフレコ、インサート等の編集、ダビング等の各種
動作を含む。
【0034】上記アドレス変換回路13は、上記各処理
ブロックにおける処理形態及び上記メモリ17のアドレ
ス空間に応じた最適なデータ単位でアドレッシングし得
るように各処理ブロック毎に後述する所定のアドレスを
生成する。また、このアドレス変換回路13におけるア
ドレス生成動作は、上記内外CPU19,23から伝送
される画像タイプに応じたパラメータに基づいて可変設
定されるようになっており、例えば処理すべき画像がS
DかHDか、或いは、NTSCかPALかといった画像
タイプ(サイズ)に応じて異なるアドレスを発生する。
ブロックにおける処理形態及び上記メモリ17のアドレ
ス空間に応じた最適なデータ単位でアドレッシングし得
るように各処理ブロック毎に後述する所定のアドレスを
生成する。また、このアドレス変換回路13におけるア
ドレス生成動作は、上記内外CPU19,23から伝送
される画像タイプに応じたパラメータに基づいて可変設
定されるようになっており、例えば処理すべき画像がS
DかHDか、或いは、NTSCかPALかといった画像
タイプ(サイズ)に応じて異なるアドレスを発生する。
【0035】一方、上記各処理回路の各部はそれぞれ必
要なクロックが供給されており、そのクロックに同期し
て動作する。
要なクロックが供給されており、そのクロックに同期し
て動作する。
【0036】これらの、クロックは、入力信号中から抽
出される同期信号HSync、VSync及び内部基準
クロック等に基づいて、上記画像データ入出力ブロック
3に供給されて入力信号に同期する第一のクロック(本
実施例では13.5MHz)、図示せずもオーディオ処
理ブロック5に供給されてオーディオデータの処理を行
うための第2のクロック(本実施例では48KHz)、
符号化/復合化ブロック7と誤り訂正ブロック9及び、
アドレス変換回路13、メモリI/F15、メモリ17
に供給される第3のクロック(本実施例では67.5M
Hz)、符号化データ入出力ブロック11に電磁変換処
理ブロックから供給されるドラムの回転に同期したクロ
ックで、記録媒体への記録/再生を行うための第4のク
ロック(本実施例では41.85MHz)があって、各
処理ブロックは、供給されたクロックに応じた処理動作
を行う。
出される同期信号HSync、VSync及び内部基準
クロック等に基づいて、上記画像データ入出力ブロック
3に供給されて入力信号に同期する第一のクロック(本
実施例では13.5MHz)、図示せずもオーディオ処
理ブロック5に供給されてオーディオデータの処理を行
うための第2のクロック(本実施例では48KHz)、
符号化/復合化ブロック7と誤り訂正ブロック9及び、
アドレス変換回路13、メモリI/F15、メモリ17
に供給される第3のクロック(本実施例では67.5M
Hz)、符号化データ入出力ブロック11に電磁変換処
理ブロックから供給されるドラムの回転に同期したクロ
ックで、記録媒体への記録/再生を行うための第4のク
ロック(本実施例では41.85MHz)があって、各
処理ブロックは、供給されたクロックに応じた処理動作
を行う。
【0037】以下、上述の処理回路においてつなぎ撮り
を考慮したメモリ構成を詳細に説明する。
を考慮したメモリ構成を詳細に説明する。
【0038】次に、本発明によって実現する補間に於け
るメモリ制御について、その詳細を説明する。
るメモリ制御について、その詳細を説明する。
【0039】図4(A)は、上述したシステム構成に於
いて再生時に欠落した画像データを補間する動作を表す
構成図である。ここでは、TM領域に於ける復号前の圧
縮されたデータにより補間処理が行われる。上述の実施
例に於いてTM領域は、2フレーム分を割り当てた構成
を示したが、本実施例では前フレームからの補間処理を
行うため上記メモリの空き領域にもう1フレーム分のT
M領域を割り当てる。つまり、TM領域を3バンク構成
として補間処理を行う。以下に、再生時の動作を例に説
明する。
いて再生時に欠落した画像データを補間する動作を表す
構成図である。ここでは、TM領域に於ける復号前の圧
縮されたデータにより補間処理が行われる。上述の実施
例に於いてTM領域は、2フレーム分を割り当てた構成
を示したが、本実施例では前フレームからの補間処理を
行うため上記メモリの空き領域にもう1フレーム分のT
M領域を割り当てる。つまり、TM領域を3バンク構成
として補間処理を行う。以下に、再生時の動作を例に説
明する。
【0040】端子140は、図1に示した符号化データ
入出力ブロック11からの入力端子、端子142は、図
1に示した誤り訂正ブロック9からの入力端子であり、
上述したように図1のアドレス変換回路13によってそ
れぞれのメモリアクセス要求が調停され、かつメモリの
実アドレスに変換されたアドレス、及び復号される前の
画像データ等が供給されるものである。144、146
は、上述したTM領域のフレームメモリでBK0及びB
K1であり、148は、前フレーム補間を実現するため
に設けたもう1フレーム分のメモりBK2である。この
3つのBKエリアへの書き込み/読み込みのアクセス
は、図1に示したシステムコントロールCPU19から
各処理ブロックへBK情報として供給され、それが上位
アドレスに反映されることで制御される。SW150
は、上記BK0、BK1、BK2の各メモリエリアから
読み出す画像データを上記と同様に図1に示したシステ
ムコントロールCPU19から制御され各処理ブロック
へBK情報として供給され、それが上位アドレスに反映
されることで制御される。SW150からの出力は、例
えば端子152を介して符号化/復号化ブロックへ供給
され、再生時に於いては、伸張処理されてVM領域の所
定のエリアに書き込まれる。
入出力ブロック11からの入力端子、端子142は、図
1に示した誤り訂正ブロック9からの入力端子であり、
上述したように図1のアドレス変換回路13によってそ
れぞれのメモリアクセス要求が調停され、かつメモリの
実アドレスに変換されたアドレス、及び復号される前の
画像データ等が供給されるものである。144、146
は、上述したTM領域のフレームメモリでBK0及びB
K1であり、148は、前フレーム補間を実現するため
に設けたもう1フレーム分のメモりBK2である。この
3つのBKエリアへの書き込み/読み込みのアクセス
は、図1に示したシステムコントロールCPU19から
各処理ブロックへBK情報として供給され、それが上位
アドレスに反映されることで制御される。SW150
は、上記BK0、BK1、BK2の各メモリエリアから
読み出す画像データを上記と同様に図1に示したシステ
ムコントロールCPU19から制御され各処理ブロック
へBK情報として供給され、それが上位アドレスに反映
されることで制御される。SW150からの出力は、例
えば端子152を介して符号化/復号化ブロックへ供給
され、再生時に於いては、伸張処理されてVM領域の所
定のエリアに書き込まれる。
【0041】図4(B)は、上記メモリ構成に於ける再
生時の各処理ブロックの動作を示した図である。縦軸は
アドレスでありそれぞれのBK内はトラックナンバ、シ
ンクブロックナンバ、及び、バイトデータ単位のシンボ
ルナンバが割り当てられている。横軸は時間でありFr
ame0〜Frame3は、1/30秒のフレーム時間
を表している。実線154は符号化データ入出力ブロッ
クによる再生データの書き込み動作を示したものであり
リニアなアドレッシングによってそれぞれのBKをアク
セスする。点線156は上記符号化データ入出力ブロッ
クにより書き込まれた再生データに対して、誤り訂正ブ
ロックによるシンドローム計算のための読み出し動作を
示したものであり、上記符号化データ入出力ブロックの
書き込み位相に対して時間的に1トラック遅延したリニ
アなドレッシングによってそれぞれのBKをアクセスす
る。四角で示した158は上記シンドローム計算の読み
出し動作に対して1トラック遅延後、その計算結果に対
して誤りが検出できた場合に、その誤りのある特定ブロ
ックを読み出し訂正データを加算し訂正した後元のメモ
り上の位置に書き込むための動作を示したものである。
この場合、1トラック時間内で1トラック内のデータを
処理することが補償されている。もし、誤り訂正能力を
越えた誤りがあった場合は、各MB単位に補間フラグを
付加することによって後段の処理で何らかの補間処理が
可能になるように処理される。
生時の各処理ブロックの動作を示した図である。縦軸は
アドレスでありそれぞれのBK内はトラックナンバ、シ
ンクブロックナンバ、及び、バイトデータ単位のシンボ
ルナンバが割り当てられている。横軸は時間でありFr
ame0〜Frame3は、1/30秒のフレーム時間
を表している。実線154は符号化データ入出力ブロッ
クによる再生データの書き込み動作を示したものであり
リニアなアドレッシングによってそれぞれのBKをアク
セスする。点線156は上記符号化データ入出力ブロッ
クにより書き込まれた再生データに対して、誤り訂正ブ
ロックによるシンドローム計算のための読み出し動作を
示したものであり、上記符号化データ入出力ブロックの
書き込み位相に対して時間的に1トラック遅延したリニ
アなドレッシングによってそれぞれのBKをアクセスす
る。四角で示した158は上記シンドローム計算の読み
出し動作に対して1トラック遅延後、その計算結果に対
して誤りが検出できた場合に、その誤りのある特定ブロ
ックを読み出し訂正データを加算し訂正した後元のメモ
り上の位置に書き込むための動作を示したものである。
この場合、1トラック時間内で1トラック内のデータを
処理することが補償されている。もし、誤り訂正能力を
越えた誤りがあった場合は、各MB単位に補間フラグを
付加することによって後段の処理で何らかの補間処理が
可能になるように処理される。
【0042】斜線で囲んだ160は、上記再生データを
誤り訂正処理した復号化前の圧縮された画像データに対
して、符号化/復号化ブロックが時間的に1フレーム遅
延後所定のBKエリアから読み出しを行い通常5MB単
位でもとの画像データに復号する処理動作を示したもの
である。但し、偶数トラックの5MBと奇数トラックの
5MBが時間的に交互にアクセスするシャフリング処理
が施されるために図に示したような絶対にアクセスされ
ないトラックが時間的に存在することになる。
誤り訂正処理した復号化前の圧縮された画像データに対
して、符号化/復号化ブロックが時間的に1フレーム遅
延後所定のBKエリアから読み出しを行い通常5MB単
位でもとの画像データに復号する処理動作を示したもの
である。但し、偶数トラックの5MBと奇数トラックの
5MBが時間的に交互にアクセスするシャフリング処理
が施されるために図に示したような絶対にアクセスされ
ないトラックが時間的に存在することになる。
【0043】ここで、符号化/復号化ブロックによるF
rame2の時間のBK1エリアの復号処理に於いて上
記補間フラグが検出できた時、符号化/復号化ブロック
は、BKアドレスのみを1フレーム前に変更することに
よって1フレーム前の同一な位置にあるMBのデータに
置き換えることによって補間処理を行う。上記処理ブロ
ックのアドレスの位相関係は、上述したシステムコント
ロールCPU19が一括管理している。表1に、上記処
理に於けるBKの位相関係であり、Frame0時間に
於いて符号化データ及び誤り訂正ブロックがBK0、符
号化復号化ブロックの通常処理がBK2、符号化復号化
ブロックの補間処理がBK1にアクセスするように制御
される。以下、Frame1及び、Frame2時間に
於いても各処理が同一時間内に競合し書き込み/読み出
しの追い越しが起こらないように制御される。
rame2の時間のBK1エリアの復号処理に於いて上
記補間フラグが検出できた時、符号化/復号化ブロック
は、BKアドレスのみを1フレーム前に変更することに
よって1フレーム前の同一な位置にあるMBのデータに
置き換えることによって補間処理を行う。上記処理ブロ
ックのアドレスの位相関係は、上述したシステムコント
ロールCPU19が一括管理している。表1に、上記処
理に於けるBKの位相関係であり、Frame0時間に
於いて符号化データ及び誤り訂正ブロックがBK0、符
号化復号化ブロックの通常処理がBK2、符号化復号化
ブロックの補間処理がBK1にアクセスするように制御
される。以下、Frame1及び、Frame2時間に
於いても各処理が同一時間内に競合し書き込み/読み出
しの追い越しが起こらないように制御される。
【0044】
【表1】
【0045】次に、本発明によって実現するつなぎ撮り
を考慮したメモリ制御について、その詳細を説明する。
を考慮したメモリ制御について、その詳細を説明する。
【0046】本実施例に於けるつなぎ撮りは、符号化デ
ータ入出力ブロックを基準としてフレーム単位に処理さ
れる。図5(A)は、磁気テープ上に形成されるトラッ
クの様子を示したものであるがFrame(n−1)と
Frame(n)の境界で図の様にモードが再生から記
録に変化したとすると、記録トラックは最終の再生トラ
ックに隙間無く隣接して形成されるように処理する必要
がある。
ータ入出力ブロックを基準としてフレーム単位に処理さ
れる。図5(A)は、磁気テープ上に形成されるトラッ
クの様子を示したものであるがFrame(n−1)と
Frame(n)の境界で図の様にモードが再生から記
録に変化したとすると、記録トラックは最終の再生トラ
ックに隙間無く隣接して形成されるように処理する必要
がある。
【0047】その際のモード変化及びそれに伴う各処理
ブロックがメモリへアクセスする位相情報は、図1に示
した様にシステムコントロールバスCBS2を介して内
外部CPUから各処理ブロックへ伝送される。
ブロックがメモリへアクセスする位相情報は、図1に示
した様にシステムコントロールバスCBS2を介して内
外部CPUから各処理ブロックへ伝送される。
【0048】その時のTM領域へのアクセスを図5
(B)に示す。
(B)に示す。
【0049】図5(B)の縦軸は上記メモリ構成におけ
るアドレスでありそれぞれのBK内はトラックナンバ、
シンクブロックナンバ、及び、バイトデータ単位のシン
ボルナンバが割り当てられている。横軸は時間でありF
rame0〜Frame3は、1/30秒のフレーム時
間を表していてさらに時間軸を2フレーム分つけ加えて
表している。実線154は再生時の符号化データ入出力
ブロック11のメモリアクセスであり再生モードの時
は、メモリに対して書き込み処理することを意味する。
点線156は、誤り訂正ブロック9のシンドローム計算
のための読み出し処理であり、四角で表した158は誤
り訂正ブロックの訂正処理を表したものである。斜線で
示した160は、符号化/復号化ブロック7の処理を示
す。ここで、例えば図に示したようにt1 のタイミング
でモード切換えのコマンドが出された場合には、符号化
データ入出力ブロック11がFrame2の時間にBK
2領域に、再生されたフレームデータを書き終えた(t
2 )に上記したCPUによって再生モードから記録モー
ドに変化したとすると、その変化した時点から符号化デ
ータ入出力ブロック11は即座に記録モードとなりBK
0領域に於ける先頭トラックエリアに記憶されているデ
ータを読み出して記録のためのフォーマット処理を行い
図1に示した電磁変換処理ブロック25へ転送する。
るアドレスでありそれぞれのBK内はトラックナンバ、
シンクブロックナンバ、及び、バイトデータ単位のシン
ボルナンバが割り当てられている。横軸は時間でありF
rame0〜Frame3は、1/30秒のフレーム時
間を表していてさらに時間軸を2フレーム分つけ加えて
表している。実線154は再生時の符号化データ入出力
ブロック11のメモリアクセスであり再生モードの時
は、メモリに対して書き込み処理することを意味する。
点線156は、誤り訂正ブロック9のシンドローム計算
のための読み出し処理であり、四角で表した158は誤
り訂正ブロックの訂正処理を表したものである。斜線で
示した160は、符号化/復号化ブロック7の処理を示
す。ここで、例えば図に示したようにt1 のタイミング
でモード切換えのコマンドが出された場合には、符号化
データ入出力ブロック11がFrame2の時間にBK
2領域に、再生されたフレームデータを書き終えた(t
2 )に上記したCPUによって再生モードから記録モー
ドに変化したとすると、その変化した時点から符号化デ
ータ入出力ブロック11は即座に記録モードとなりBK
0領域に於ける先頭トラックエリアに記憶されているデ
ータを読み出して記録のためのフォーマット処理を行い
図1に示した電磁変換処理ブロック25へ転送する。
【0050】従って、誤り訂正ブロックに於ける符号化
処理(記録モードでは、MB単位にパリティデータを付
加する処理)。は、符号化データ入出力ブロックの1ト
ラック前の位相すなわちt1 の直後に記録モードに設定
されると共に開始され、そのパリティデータを生成する
ためのシンドローム計算はさらに1トラック前(t3)
に記録モードに設定されると共に開始する。符号化/復
号化ブロックは、符号化データ入出力ブロックのモード
切り替わり時点より約1フレーム前のFrame1の時
点から記録モードに設定され、VM領域から画像データ
を読み込むと共にTM領域のBK0エリアへ符号化した
データを書き込み処理を行う。
処理(記録モードでは、MB単位にパリティデータを付
加する処理)。は、符号化データ入出力ブロックの1ト
ラック前の位相すなわちt1 の直後に記録モードに設定
されると共に開始され、そのパリティデータを生成する
ためのシンドローム計算はさらに1トラック前(t3)
に記録モードに設定されると共に開始する。符号化/復
号化ブロックは、符号化データ入出力ブロックのモード
切り替わり時点より約1フレーム前のFrame1の時
点から記録モードに設定され、VM領域から画像データ
を読み込むと共にTM領域のBK0エリアへ符号化した
データを書き込み処理を行う。
【0051】上記処理は、少なくとも3バンクの領域が
確保されれば良く、それ以上であれば同様の処理を実現
できる。
確保されれば良く、それ以上であれば同様の処理を実現
できる。
【0052】なお、上記処理に於けるメモリアクセス
は、図1に示したアドレス変換回路13によるアクセス
要求の調停とアドレス変換、及びメモリ1/F15によ
るメインメモリへのアクセス処理で実現される。
は、図1に示したアドレス変換回路13によるアクセス
要求の調停とアドレス変換、及びメモリ1/F15によ
るメインメモリへのアクセス処理で実現される。
【0053】次に図6(A),(B)を用いて、上述の
アドレス変換回路に於いて各ブロックからのメモリアク
セス要求の調停動作、アクセスアドレス及びモードの出
力手段について説明する。但し、ここでは、説明の簡略
化のために2つの処理ブロックA/Bが独自にアクセス
するものと仮定して説明する。
アドレス変換回路に於いて各ブロックからのメモリアク
セス要求の調停動作、アクセスアドレス及びモードの出
力手段について説明する。但し、ここでは、説明の簡略
化のために2つの処理ブロックA/Bが独自にアクセス
するものと仮定して説明する。
【0054】図6(A)は、上記処理のブロック図を示
す。マスタークロック(以下、MCLRと記す。)に同
期したJ−kフリップフロップ100、102は、上記
2つの処理ブロックA/Bからのアクセス要求信号Re
q_A、Req_BがK端子に供給され、J端子にはア
クセス要求信号に対応するアクセス許可信号Ack_
A、Ack_Bが供給される。J−kフリップフロップ
のそれぞれの出力は、出力制御付きのラッチ104に供
給される。ラッチ104は、図1に示すメモリI/F1
5からメモリのバスが解放されて次のアクセス要求受け
付け可能状態を示す信号(以下、Completeと記
す。)によって出力が制御される。つまり、Compl
ete信号のタイミングによってその時点での各Req
の状態がラッチされて出力されるように動作する。ラッ
チ104のReq_A側の出力は、Dフリップフロップ
106とORゲート112に供給されてその出力がRe
q_Aに対するアクセス許可信号Ack_Aとなる。
す。マスタークロック(以下、MCLRと記す。)に同
期したJ−kフリップフロップ100、102は、上記
2つの処理ブロックA/Bからのアクセス要求信号Re
q_A、Req_BがK端子に供給され、J端子にはア
クセス要求信号に対応するアクセス許可信号Ack_
A、Ack_Bが供給される。J−kフリップフロップ
のそれぞれの出力は、出力制御付きのラッチ104に供
給される。ラッチ104は、図1に示すメモリI/F1
5からメモリのバスが解放されて次のアクセス要求受け
付け可能状態を示す信号(以下、Completeと記
す。)によって出力が制御される。つまり、Compl
ete信号のタイミングによってその時点での各Req
の状態がラッチされて出力されるように動作する。ラッ
チ104のReq_A側の出力は、Dフリップフロップ
106とORゲート112に供給されてその出力がRe
q_Aに対するアクセス許可信号Ack_Aとなる。
【0055】一方、ラッチ104のReq_B側の出力
は、反転したReq_A側の出力とORゲート108に
供給され、その出力はDフリップフロップ110とOR
ゲート114に供給されてその出力Req_Bに対する
アクセス許可信号Ack_Bとなる。ここで、ORゲー
ト108は、アクセス要求信号の優先順位がReq_A
よりもReq_Bのほうが低いために必要となる。
は、反転したReq_A側の出力とORゲート108に
供給され、その出力はDフリップフロップ110とOR
ゲート114に供給されてその出力Req_Bに対する
アクセス許可信号Ack_Bとなる。ここで、ORゲー
ト108は、アクセス要求信号の優先順位がReq_A
よりもReq_Bのほうが低いために必要となる。
【0056】Addr_A、及びAddr_Bはメイン
メモリの実アドレスを意識しない論理アドレスであっ
て、バースト転送されるデータ(例えば、64バイト)
の先頭アドレスを示す。これらの論理アドレスは、ラッ
チ116及びラッチ118に供給され、Ack_A、A
ck_Bによる制御を受けていづれか一方が出力され
る。その出力されたアドレスは、変換テーブル120へ
供給され、Ack_A、Ack_Bの状態によってメモ
リアクセスのための実アドレスに変換すると共に、書き
込み/読み込み、アクセスするデータのバースト長等の
モード信号を図1に示すメモリI/F15へ供給する。
メモリの実アドレスを意識しない論理アドレスであっ
て、バースト転送されるデータ(例えば、64バイト)
の先頭アドレスを示す。これらの論理アドレスは、ラッ
チ116及びラッチ118に供給され、Ack_A、A
ck_Bによる制御を受けていづれか一方が出力され
る。その出力されたアドレスは、変換テーブル120へ
供給され、Ack_A、Ack_Bの状態によってメモ
リアクセスのための実アドレスに変換すると共に、書き
込み/読み込み、アクセスするデータのバースト長等の
モード信号を図1に示すメモリI/F15へ供給する。
【0057】メモりI/F15では、図示せずもカウン
タによって転送データの先頭の実アドレスをバースト長
分インクリメントしてメインメモリにアクセスする。
タによって転送データの先頭の実アドレスをバースト長
分インクリメントしてメインメモリにアクセスする。
【0058】図5(B)は、上記処理動作のタイミング
を表したものである。
を表したものである。
【0059】A、Cは、各ブロックからのアクセス要求
信号、Req_A及びReq_Bであり、B、DはRe
q_A及びReq_Bによって変化する各ブロックから
の論理アドレスである。E、Fは、上記J−kフリップ
100、102の出力信号で、それぞれReq_A及び
Req_Bによって“L”レベルにリセットされ、Ac
k_A及びAck_Bによって“H”レベルにセットさ
れる。Gは、上述したようにメモリI/F15から供給
される信号で次のアクセス要求を受け付けるタイミング
である。つまりCompleteが“L”レベルになっ
た時点で上記E、Fの信号をラッチして優先順位によっ
てH、Iのようにアクセス許可信号Ack”A、Ack
_Bがローアクティブで出力される。
信号、Req_A及びReq_Bであり、B、DはRe
q_A及びReq_Bによって変化する各ブロックから
の論理アドレスである。E、Fは、上記J−kフリップ
100、102の出力信号で、それぞれReq_A及び
Req_Bによって“L”レベルにリセットされ、Ac
k_A及びAck_Bによって“H”レベルにセットさ
れる。Gは、上述したようにメモリI/F15から供給
される信号で次のアクセス要求を受け付けるタイミング
である。つまりCompleteが“L”レベルになっ
た時点で上記E、Fの信号をラッチして優先順位によっ
てH、Iのようにアクセス許可信号Ack”A、Ack
_Bがローアクティブで出力される。
【0060】Jは、アクセス許可信号Ack_A、Ac
k_Bによってイネーブルされてラッチ116及び11
8から出力されるアドレスである。K、Lは、変換テー
ブル120から出力される実アドレスに変換されたアド
レス及び、モード信号である。
k_Bによってイネーブルされてラッチ116及び11
8から出力されるアドレスである。K、Lは、変換テー
ブル120から出力される実アドレスに変換されたアド
レス及び、モード信号である。
【0061】なお、本実施例では、2つのブロックから
のアクセス要求に対する動作を説明したが、N個のブロ
ックに対しても同様に処理する事が可能である。
のアクセス要求に対する動作を説明したが、N個のブロ
ックに対しても同様に処理する事が可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明は以下の様な効果を有する。
【0063】つなぎ撮りを考慮したメモリ構成に於ける
発明では、TM領域を3バンク構成とすることによって
再生モードから記録モードへの切換えタイミングをフレ
ーム同期にする事が可能で、しかもTMに対するエラー
訂正のための処理等が破錠無く行われるために、良好な
記録/再生処理を実現できる。
発明では、TM領域を3バンク構成とすることによって
再生モードから記録モードへの切換えタイミングをフレ
ーム同期にする事が可能で、しかもTMに対するエラー
訂正のための処理等が破錠無く行われるために、良好な
記録/再生処理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成ブロック図。
【図2】本発明で用いるシンクロナイズドDRAMの構
成図。
成図。
【図3】図2に於けるメモりに対する各処理ブロックの
アクセス対応関係を説明するための図。
アクセス対応関係を説明するための図。
【図4】(A)は、メモリ及び各メモリからの読出しを
制御する構成を示した図。(B)は、補間処理における
メモりアクセス状態を示した図。
制御する構成を示した図。(B)は、補間処理における
メモりアクセス状態を示した図。
【図5】(A)は、モードが変化したときの磁気テープ
上に構成されるトラックを表した図。(B)は、本発明
に於けるつなぎ撮りに係る各種処理ブロックがメモリを
アクセスする様子を示した図。
上に構成されるトラックを表した図。(B)は、本発明
に於けるつなぎ撮りに係る各種処理ブロックがメモリを
アクセスする様子を示した図。
【図6】(A)は、本発明に於ける複数のアクセス要求
を調停するための構成図。(B)は、図5(A)に於け
るタイミング図。
を調停するための構成図。(B)は、図5(A)に於け
るタイミング図。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともデータの書き込み又は読み出
しを行う第1のメモリ部と、書き込まれたデータの処理
を行うための第2のメモリ部と、処理が行われたデータ
をメモリするための第3のメモリ部とを有するメモリ手
段と、 前記各種処理を行う複数の処理手段と、 つなぎ撮り時のモード移行を各処理手段毎に制御する制
御手段とを備え、 前記制御手段は前記各処理手段と各メモリ部とを連動し
て制御することを特徴とするデジタル信号処理装置。 - 【請求項2】 上記処理手段は、符号化復号化回路と、
誤り訂正回路及び符号化データ入出力回路を含むことを
特徴とする請求項1記載のデジタル信号処理装置。 - 【請求項3】 前記メモリ手段は、SDRAMが用いら
れていることを特徴とする請求項1記載のデジタル信号
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8190795A JPH1042253A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | デジタル信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8190795A JPH1042253A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | デジタル信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1042253A true JPH1042253A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16263876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8190795A Withdrawn JPH1042253A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | デジタル信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1042253A (ja) |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP8190795A patent/JPH1042253A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |