JPH1082709A - 圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

圧力センサおよびその製造方法

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JPH1082709A
JPH1082709A JP23538796A JP23538796A JPH1082709A JP H1082709 A JPH1082709 A JP H1082709A JP 23538796 A JP23538796 A JP 23538796A JP 23538796 A JP23538796 A JP 23538796A JP H1082709 A JPH1082709 A JP H1082709A
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尚彦 丸野
Seiichi Yokoyama
誠一 横山
Fumio Kaize
文男 海瀬
Koji Ito
弘次 伊東
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Nagano Keiki Co Ltd
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Nagano Keiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板とダイアフラムとの接合強度を大きくで
きる圧力センサの提供。 【解決手段】 ともにダイアフラム20と対向した上ガ
ラス30の中央電極31および周辺電極32のうち、周
辺電極32と導通した信号取出部35のみに、陽極接合
用電極39の外側に引きされた引出部38を設けた。ま
た、周辺電極32とダイアフラム20とを同電位にし
て、このダイアフラム20と上ガラス30とを陽極接合
した。こうすると、陽極接合用電極39の不連続部39
Aを短くでき、良好な耐電圧を維持しつつ、陽極接合さ
れたダイアフラム20と上ガラス30との接合強度を大
きくできる。また、陽極接合時に、ダイアフラム20が
上ガラス30側に引き寄せられることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサおよび
その製造方法に係り、小型化を図るのに好適な静電容量
型の圧力センサおよびその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、静電容量型の圧力センサにおい
ては、ダイアフラムを構成する導電性が付与されたシリ
コンと、そのダイアフラムに対向する電極を備えたガラ
ス(基板)との間に、400℃程度の高温下で約400
Vの高電圧を印加し、シリコンおよびガラスを互いに陽
極接合することが行われている。しかし、従来の圧力セ
ンサは、比較的大型であったため、ダイアフラムとガラ
スとの間の間隔が大きく、陽極接合する場合でも、ダイ
アフラムの変形は問題にならなかった。
【0003】これに対し、圧力センサを小型化してゆく
と、ダイアフラムとガラスとの間の間隔が微少になるた
め、陽極接合の高電圧印加時には、ダイアフラムと電極
との間に強い静電引力が生じるようになる。このため、
ダイアフラムがガラス側に引き寄せられ、ダイアフラム
が変形あるいはガラスに接触するという問題が発生す
る。そして、この状態で陽極接合を続けると、本来平坦
であるべきダイアフラムがガラス側に歪んだ状態で形成
されるため、有害な応力がダイアフラムに与えられ、ダ
イアフラムが圧力に相応して変位しないという問題に発
展する。
【0004】そこで、このような問題を解決するための
技術として、米国特許4,384,899、および特開
平2−290524号公報に記載されている方法が知ら
れている。これらの方法は、ガラスに設けられた電極に
も高電圧を印加し、この電極とダイアフラムとを同電位
にすることで静電引力の発生を抑えるものである。
【0005】一方、圧力センサの中には、ガラスに設け
られる電極として、中央に位置した中央電極と、この中
央電極を囲む周辺電極とのように、複数が設けられたも
のがある。このような圧力センサでは、各電極での静電
容量の差異を測定することにより、圧力をより正確に検
出できるようになっている。従って、このような圧力セ
ンサでは、中央電極および周辺電極の両方をダイアフラ
ムと同電位とすることで、前述したダイアフラムの変形
や接触を防止することが考えられ、このためには、中央
電極および周辺電極への電圧印加を、各電極からひきだ
されたガラス表面(中央電極、周辺電極形成面とは反対
の面)の各信号取出部を利用して行うことが考えられ
る。
【0006】ところで、圧力センサが小型化してくる
と、各信号取出部の大きさが非常に小さくなるうえ、各
信号取出部とこれらを囲んでいる陽極接合用の電極との
間隔が狭くなるため、前述の米国特許4,384,89
9のように、各信号取出部に直に電圧印加用の端子を当
てることが困難になる。このため、接合用の電極の外側
に各信号取出部から引き出された引出部を設け、これら
の引出部に導線を接触させることで印加を行う必要があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すように、チップ状の圧力センサ200において、陽
極接合用の電極201の外側に各信号取出部202,2
03の引出部204を引き出すためには、接合用の電極
201の不連続部201Aに各引出部204を通す必要
があり、引出部204が中央電極、周辺電極用の二本の
場合には、不連続部201Aの長さLが長くなってしま
い、ダイアフラムとガラスとの陽極接合時の接合強度が
弱くなってしまうという問題が生じる。ましてや、信号
取出部が三つ以上設けられた場合等、各々の信号取出部
に引出部を設けると、陽極接合自体が困難となる。反対
に、短い不連続部に複数の引出部を通そうとすると、接
合用の電極と引出部とが接近するため、陽極接合時に印
加される高電圧に対しての耐電圧に問題が生じる。従っ
て、ガラス等の基板側に複数の電極が設けられた場合に
は、耐電圧を良好に維持しながら、基板とダイアフラム
との接合強度を大きくするのには限界があった。
【0008】本発明の目的は、基板とダイアフラムとの
接合強度を大きくできる圧力センサを提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、陽極接合時のダイアフ
ラムの引き寄せを防止できる圧力センサの製造方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力センサは、
基板と、この基板に対して間隔を開けて弾性変形可能に
対向配置されたダイアフラムと、このダイアフラムおよ
び基板の対向面に各々設けられた電極とを備え、基板の
電極は複数設けられ、これら複数の電極のうちの少なく
とも一つの電極は他の電極を囲んで設けられ、かつ基板
の前記対向面とは反対の面には、この基板の各電極と導
通した信号取出部と、これら信号取出部を囲みかつ一部
に不連続部が形成された陽極接合用電極とが設けられ、
基板とダイアフラムとが互いに陽極接合されている圧力
センサであって、各信号取出部のうちの前記他の電極を
囲む電極のうち最外周の電極と導通した信号取出部のみ
に、陽極接合用電極の不連続部を通ってこの陽極接合用
電極の外側に引き出された引出部を設けることを特徴と
するものである。なお、ここでのダイアフラムに設けら
れる電極とは、ダイアフラムが絶縁性を有する場合に
は、例えば、半導体プロセス等の技術により形成された
もの等をいい、また、ダイアフラム自身が半導体あるい
は導体からなる場合には、このダイアフラム自体をい
う。
【0010】このような本発明では、複数の信号取出部
のうちの一つの信号取出部のみに引出部を設けるから、
陽極接合用電極の不連続部の長さは、一本の引出部が通
る長さに設定されればよく、耐電圧を良好に維持するこ
とを考慮しても、十分に短いものになる。従って、基板
に複数の電極が設けられた場合でも、基板とダイアフラ
ムとの陽極接合時の接合強度が大きくなる。この際、引
出部は、基板の他の電極を囲む電極のうち最外周の電極
と導通しているから、陽極接合する際に、その引出部に
ダイアフラムと同じ電圧を印加すれば、この電極に囲ま
れた残りの電極もダイアフラムと略同電位となり、ダイ
アフラムが基板側に引き寄せられることはない。なお、
中央電極のみに引出部を設け、不連続部の長さを短くす
ることも考えられるが、このような場合には、周辺電極
の周囲が接合電位のため、周辺電極は、基板の主な電位
である接合用の電極の電位に近くなってしまい、ダイア
フラムの引き寄せが依然として生じてしまう。
【0011】また、本発明の圧力センサは、複数の基板
が一体に形成された基板ウェーハと、複数のダイアフラ
ムが一体に形成されたダイアフラムウェーハとが、互い
に陽極接合されて積層ウェーハが形成され、この積層ウ
ェーハに形成された複数のセンサチップを各々に切断す
ることで製造されており、積層ウェーハに、各センサチ
ップ毎の引出部と導通した一連の導通部を設け、この導
通部を積層ウェーハの切断位置に設けてもよい。このよ
うな場合には、各引出部を導通部で導通させるから、陽
極接合を行うにあたって、基板の各電極をダイアフラム
の電極と略同電位にするためには、導通部を適宜な位置
に引き出す等し、この引き出された部位の一箇所に電圧
を印加すればよく、積層ウェーハ上に複数のセンサチッ
プを並べて作り込み、各センサチップを切断することで
小型の圧力センサを大量に製造する場合でも、陽極接合
が簡単な設備で容易に行えるようになる。また、導通部
を切断位置に設けるため、切断後には圧力センサー上に
余分な導体部分が存在しない。従って、例えば、各信号
取出部にボンディングを施す際にも、余分な導体を介し
て導線同士が短絡する等の不具合がより確実に防止され
る。
【0012】さらに、本発明の圧力センサでは、基板を
絶縁体とし、この基板の側面にダイアフラムの電極と導
通したダイアフラム用の信号取出部を設けてもよい。こ
のような場合には、特開平2−290524号公報のよ
うに、基板の一部を切り欠く等してダイアフラムの電極
を露出させる必要がないから、圧力センサの大きさが小
さい場合でも、ダイアフラムの信号取出部が簡単に形成
されるようになり、圧力センサの小型化が一層促進され
るようになる。
【0013】一方、本発明の圧力センサの製造方法は、
基板と、この基板に対して間隔を開けて弾性変形可能に
対向配置されたダイアフラムと、このダイアフラムおよ
び基板の対向面に各々設けられた電極とを備え、基板の
電極は複数設けられ、これら複数の電極のうちの少なく
とも一つの電極は他の電極を囲んで設けられ、かつ基板
の対向面とは反対の面には、この基板の各電極と導通し
た信号取出部と、これら信号取出部を囲む陽極接合用電
極とが設けられ、基板およびダイアフラムが互いに陽極
接合されている圧力センサの製造方法であって、ダイア
フラムの電極と基板の前記他の電極を囲む電極のうち最
外周の電極とを同電位にし、基板およびダイアフラムを
互いに陽極接合することを特徴とするものである。この
ような本発明においては、前述のように、基板の対向面
に設けられた全ての電極がダイアフラムの電極と略同電
位になるから、ダイアフラムの基板側への変形等が防止
される。
【0014】また、本発明の圧力センサの製造方法で
は、複数の基板が一体に形成された基板ウェーハと、複
数のダイアフラムが一体に形成されたダイアフラムウェ
ーハとを、互いに陽極接合して積層ウェーハを形成し、
この積層ウェーハに形成された複数のセンサチップを各
々に切断し、切断された複数のセンサチップを複数のチ
ップ保持部が設けられた保持治具で所定間隔に保持させ
るとともに、各センサチップの少なくともダイアフラム
の電極に導通した部位と基板の側面とを保持治具から露
出させた状態にし、この状態で、切欠部を有するカバー
を隣接し合う各センサチップ上に配置して、切欠部を前
記各センサチップの互いに近接した部位に対向させ、こ
の後、この対向させた切欠部に向かって導電性を有する
蒸着材料を蒸発させて供給し、これにより、ダイアフラ
ムの電極に導通した部位と基板の側面とに跨ったダイア
フラム用の信号取出部を形成してもよい。このような場
合には、前述したように、圧力センサの小型化が一層促
進されるようになる。さらに、同時に複数のセンサチッ
プに対して信号取出部が形成されるから、圧力センサの
製造が効率よく行われるようになる。また、保持治具お
よびカバーは、チップ保持部や切欠部が設けられただけ
の簡単な構造であるから、製作が容易であり、安価であ
る。従って、圧力センサのコストが削減される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係る圧
力センサ10を示す図2、図4の略I−I線に沿って切
断した端面図、図2は、圧力センサ10の分解斜視図で
ある。図1および図2において、圧力センサ10は、圧
力を静電容量の変化として検出する静電容量型の圧力セ
ンサであり、弾性変形可能なダイアフラム20と、この
ダイアフラム20周囲の厚肉部21に陽極接合された
上、下ガラス30,40とから構成され、ダイアフラム
20および上、下ガラス30,40間には所定の空隙が
形成されている。すなわち、ダイアフラム20は、上、
下ガラス30,40に対して間隔を開けて配置され、厚
肉部21を介して上、下ガラス30,40と陽極接合さ
れている。
【0016】ダイアフラム20は、導電性が付与された
シリコンからなり、ダイアフラム20自身が一つの電極
になっている。このダイアフラム20において、上ガラ
ス30と対向する対向面20Aは、厚肉部21の上面2
1Aよりも一段低く凹んでおり、下ガラス40と対向す
る対向面20Bは、厚肉部21の下面21Bよりも図中
高くなって(凹んで)いる。このダイアフラム20は、
例えば、約0.1mm厚のシリコンから各段差部分がホ
トレジスト加工等によりエッチングされて形成されてい
る。なお、限定されるものではないが、対向面20Aか
ら厚肉部21の上面21Aまでの段差寸法は、例えば、
約2〜8μm程度、対向面20Bから下面21Bまでの
段差寸法は、例えば、約80μm程度である。
【0017】上ガラス30は、本発明における基板であ
り、ダイアフラム20と対向する対向面30Aには、図
3にも示すように、中央電極31と、この中央電極31
を囲む周辺電極32とが設けられている。各電極31,
32は、図4にも示すように、上ガラス30の上面(対
向面30Aとは反対の面)30Bに設けられた各信号取
出部34,35とスルーホール36,37を介して導通
している。そして、各信号取出部34,35のうち、周
辺電極32と導通した信号取出部35だけが、上ガラス
30の端縁部分まで引き出された引出部38を備えてい
る。
【0018】また、上ガラス30の上面30Bには、陽
極接合時に使用される陽極接合用電極39が設けられて
おり、この陽極接合用電極39は、略ダイアフラム20
の縁に対応した形状とされて各信号取出部34,35を
囲んでおり、前述の引出部38が陽極接合用電極39の
不連続部39Aを通って引き出されている。さらに、図
2、図4に示されるように、上面30Bの角部30Dに
はダイアフラム20の側面20Cから引き出された信号
取出部50が設けられており、この信号取出部50は、
上ガラス30の上面に形成された上面部50Aと、ダイ
アフラム20の側面20Cおよび上ガラス30の側面3
0Cに跨る側面部50Bとが連続して形成されたもので
ある。
【0019】下ガラス40は、略中央位置に設けられた
圧力導入口41を備えており、この圧力導入口41から
圧力が印加されるようになっている。なお、下ガラス4
0は、圧力センサの使用形態等を勘案し、適宜省略可能
である。
【0020】このような圧力センサ10では、圧力導入
口41に圧力が印加されると、ダイアフラム20が湾曲
するように弾性変形し、ダイアフラム20と上ガラス3
0の中央電極31および周辺電極32との間の距離が変
化し、その距離に応じて静電容量が変化し、これにより
圧力測定を行う。この際、ダイアフラム20の変位は中
央近辺が大きく、周辺部が小さいため、ダイアフラム2
0と上ガラス30の中央電極31および周辺電極32と
の間の静電容量とに差が生じ、両者の差異を測定するこ
とにより、温度等の変化に基づく誤差を校正するととも
に、ノイズ等を取り除き、より正確に圧力を検出する。
なお、この圧力センサ10は、いわゆるゲージ圧(大気
圧をゼロとしたときの、大気圧に対する差圧)センサで
あり、ダイアフラム20および上ガラス30間の空隙部
分は、中央電極31、周辺電極32の各スルーホール3
6,37を通じて大気開放されている。
【0021】次ぎに、圧力センサ10の製造手順を説明
する。圧力センサ10は、図5および図6に示すダイア
フラムウェーハであるシリコンウェーハ70、および
上、下ガラスウェーハ80,90を互いに陽極接合して
積層ウェーハ60を製作した後、この積層ウェーハ60
に形成された複数のセンサチップ(センサチップ単体)
61を、図6中に点線で示す切断位置87に従って各々
に切断し、切断されたセンサチップ61にダイアフラム
20用の信号取出部50(図2、図4参照)を設けるこ
とにより製造される。
【0022】具体的には、先ず、シリコンウェーハ70
を、エッチング等により複数のダイアフラム20が一体
に形成されたものとしておく。同様に、基板ウェーハで
ある上ガラスウェーハ80に、スルーホール36,3
7、中央電極31、周辺電極32、信号取出部34,3
5、引出部38、陽極接合用電極39、および信号取出
部50形成用のパターン50Dを、アルミ等の金属蒸
着、およびエッチング等により設け、上ガラスウェーハ
80を複数の上ガラス30が一体に形成されたものとし
ておく。そして、下ガラスウェーハ90に、複数の圧力
導入口41を設け、複数の下ガラス40が一体に形成さ
れたものとしておく。ここで、これらシリコンウェーハ
70の各ダイアフラム20、上ガラスウェーハ80の各
上ガラス30、および下ガラスウェーハ90の各下ガラ
ス40は、各ウェーハ70,80,90が積層されたと
き、各々が圧力センサ10のセンサチップ61を構成す
るように、互いに対応した位置に設けられている。
【0023】この際、上ガラスウェーハ80の切断位置
87に各引出部38と導通した一連の導通部81を設
け、この導通部81を印加部82(図5参照)に引き出
しておく。また、導通部81で仕切られた中にある陽極
接合用電極39同士を接合部83,84で導通させ、全
ての陽極接合電極39と印加部85(図5参照)とを各
々導通させておく。
【0024】次いで、図5に示すように、下ガラスウェ
ーハ90、シリコンウェーハ70、および上ガラスウェ
ーハ80を、導電性を有する陽極接合用の載置台100
上に順に積層した後、導線101を印加部82と上ガラ
スウェーハ80の開口部86に露出したシリコンウェー
ハ70とに接触させ、導線102を別の印加部85と載
置台100とに接触させ、導線101側がプラス、導線
102側がマイナスとなるように、各導線101,10
2間に約400℃の高温下で約400Vの電圧を印加
し、各ウェーハ70,80,90を陽極接合する。以上
により、積層ウェーハ60には、切断位置87で区分け
された複数のセンサチップ61が形成され、積層ウェー
ハ60を切断位置87で切断することにより、各センサ
チップ61を取り出す。
【0025】次ぎに、以下の手順で、センサチップ61
にダイアフラム20用の信号取出部50を形成する。図
7および図8に示すように、先ず、蒸着用の載置台11
0上に、複数のチップ保持部112を有する保持治具1
11を配置する。ここで、チップ保持部112は、セン
サチップ61の平面形状と略同じ大きさの開口とされ、
これらの保持部112にセンサチップ61を保持させる
ことにより、各センサチップ61が所定間隔で配置され
るようになる。
【0026】そして、各センサチップ61を保持させた
後、各センサチップ61のダイアフラム20の側面20
Cと上ガラス30の側面30Cとを保持治具111の上
方に露出させた状態にし、この状態で、切欠部である丸
孔114を有するカバー113を隣接し合う四つのセン
サチップ61上に配置して、その丸孔114を各センサ
チップ61の互いに近接した角部30Dの上方に位置決
めし、この後、この丸孔114に向かって金属等の導電
性を有する蒸着材料を蒸発させて供給する(図8中の矢
印参照)。これにより、ダイアフラム20の側面20C
と、上ガラス30の側面30Cと、上面30Bに予め設
けられていたパターン50Dとに跨った信号取出部50
が形成され、圧力センサ10が完成する。
【0027】このような本実施の形態によれば以下のよ
うな効果がある。すなわち、中央電極31および周辺電
極32の各信号取出部34,35のうち、周辺電極32
の信号取出部35のみに引出部38が設けられているか
ら、陽極接合用電極39の不連続部39Aの長さを、一
本の引出部38が通る長さに設定すればよく、耐電圧を
良好に維持することを考慮しても、十分に短いものにで
きる。従って、上ガラス30に複数の電極31,32が
設けられたとしても、ダイアフラム20と上ガラス30
との陽極接合時の接合強度を大きくできる。
【0028】この際、引出部38が中央電極31を囲む
周辺電極32と導通しているうえ、陽極接合時には、そ
の引出部38にダイアフラム20と同じ電圧を印加する
から、周辺電極32およびこの周辺電極32に囲まれた
中央電極31を、ダイアフラム20と略同電位にするこ
とができ、陽極接合時にダイアフラム20が上ガラス3
0に引き寄せられるのを防止できる。
【0029】そして、周辺電極32の信号取出部35の
みに引出部38が設けられ、中央電極31の信号取出部
34には引出部が設けられていないため、陽極接合用電
極39の不連続部39Aにおいて、互いの引出部同士が
接近することがなく(図9)、各電極31,32間の絶
縁抵抗の低下を防止することもできる。
【0030】また、積層ウェーハ60において、各引出
部38が導通部81で導通されているから、陽極接合を
行うにあたって、上ガラス30の各電極31,32をダ
イアフラム20と略同電位にするためには、導通部81
を印加部82に引き出す等し、この印加部82の一箇所
に電圧を印加すればよく、前述の米国特許のように、各
引出部38毎に導線を接触させるといった面倒な装置や
作業を省いて、陽極接合を簡単な設備で容易に行うこと
ができる。
【0031】また、各導通部81が切断位置87に設け
られているため、切断後に圧力センサ10上に余分な導
体部分が存在しない。従って、各信号取出部34,35
にボンディングを施す際にも、余分な導体を介して導線
同士が短絡する心配もなく、不具合をより確実に防止す
ることができる。
【0032】さらに、絶縁体である上ガラス30の角部
30Dには、ダイアフラム20から側面20C,30C
を通って引き出されたダイアフラム20用の信号取出部
50が設けられているから、上ガラス30の角部30D
を切り欠いて信号取出部を形成する必要がない。このた
め、圧力センサ10の大きさが小さい場合でも、ダイア
フラム20の信号取出部50を簡単に形成することがで
き、圧力センサの小型化を一層促進できる。
【0033】そして、信号取出部50を形成する際に
は、保持治具111やカバー113を用いることで、複
数のセンサチップ61に信号取出部50を同時に形成す
ることができ、圧力センサ10の製造を効率よく行うこ
とができる。また、保持治具111およびカバー113
は、チップ保持部112や丸孔114が設けられただけ
の簡単な構造であるから、それらを安価でしかも容易に
製作することができる。従って、圧力センサ10のコス
トを安価にできる。
【0034】また、上ガラス30の角部30Dには、セ
ンサチップ61の時点でパターン50Dが設けられてい
るため、金属等の蒸着により信号取出部50を形成する
際、上ガラス30の上面30Bにおいては、蒸着金属が
パターン50Dの一部に着けばよく、センサチップ61
に対するカバー113の丸孔114の位置精度によら
ず、安定した形状および位置の信号取出部50を得るこ
とができる。さらに、パターン50Dが設けられている
ことで、各センサチップ61を保持治具111に保持さ
せる際には、パターン50Dを目印にして互いの角部3
0Dを近接させることができ、センサチップ61の向き
を違えるといった不具合も防止できる。
【0035】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、ダイアフラム20用の信
号取出部50が上ガラス30の上面30Bまで引き出さ
れていたが、信号取出部は、例えば、上ガラス30の側
面30Cにのみ引き出されたものであってもよく、上面
30Bまで引き出すか否かは、圧力センサの使用形態に
応じて適宜に決められてよい。ただし、ダイアフラム用
の信号取出部を、特開平2−290524号公報のよう
に、上ガラス30の角部30Dを切り欠く等して形成し
た場合でも、請求項3を除く本発明に含まれる。
【0036】また、前記実施の形態では、上ガラス30
のみに中央電極31および周辺電極32が設けられてい
たが、本発明は、下ガラス40にも同様な電極が設けら
れた差圧式の圧力センサに適用可能である。そして、ガ
ラス等の基板に設けられる電極としては、前記実施の形
態での中央電極31および周辺電極32のように二つに
限られるものではなく、中央電極に相当する電極や周辺
電極に相当する電極が各々複数設けられていてもよく、
このような場合には、他の電極を囲む一つの電極のみに
引出部を設け、また、その電極にのみダイアフラム側と
同じ電圧を印加すればよい。
【0037】さらに、前記実施の形態では、積層ウェー
ハ60において、各引出部38が導通部81を介して導
通されていたが、米国特許4,384,899のよう
に、このような導通部81がない場合でも本発明に含ま
れる。しかしながら、導通部を前記実施の形態のように
設ければ、前述した効果が得られるので好ましい。そし
て、前記実施の形態では、ダイアフラム20自身が電極
とされていたが、例えば、ダイアフラムが絶縁体である
場合には、半導体プロセス等の技術により、このダイア
フラムに導電性の薄膜を形成する等して電極を設けても
よい。また、前記実施の形態では、厚肉部21がダイア
フラム20の周縁に一体に設けられていたが、ガラス等
の基板側に凹部を加工することにより、厚肉部を基板側
に一体に設け、ダイアフラムを均一な厚さのものとして
もよく、あるいは、別体の厚肉部材をダイアフラムと基
板との間に介装させる構成でもよい。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の圧力センサ
によれば、陽極接合時の接合強度を大きくできるという
効果がある。
【0039】また、本発明の圧力センサの製造方法によ
れば、陽極接合時のダイアフラムの引き寄せを有効に防
止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る圧力センサの図
2、図4の略I−I線に沿った断面の端面図である。
【図2】前記圧力センサを示す分解斜視図である。
【図3】前記圧力センサを構成する部材の下面図であ
る。
【図4】前記部材の平面図であり、図3を左右方向に反
転した図である。
【図5】前記圧力センサの製造方法を説明するための斜
視図である。
【図6】図5の要部を拡大して示す平面図である。
【図7】前記圧力センサの製造方法を説明するための別
の斜視図である。
【図8】前記圧力センサの製造方法を説明するための断
面図である。
【図9】基板側に複数の電極を有する本発明を従来の技
術に適用した場合を示す平面図である。
【符号の説明】
10 圧力センサ 20 ダイアフラム 20A、30A 対向面 20C,30C 側面 30 基板である上ガラス 30B 対向面とは反対の面である上面 31,32 複数の電極である中央電極、周辺電
極 34,35,50 信号取出部 38 引出部 39 陽極接合用電極 39A 不連続部 60 積層ウェーハ 61 センサチップ 70 ダイアフラムウェーハであるシリコ
ンウェーハ 80 基板ウェーハである上ガラスウェー
ハ 81 導通部 111 保持治具 112 チップ保持部 113 カバー 114 切欠部である丸孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 弘次 東京都大田区東馬込1−30−4 株式会社 長野計器製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板に対して間隔を開けて
    弾性変形可能に対向配置されたダイアフラムと、このダ
    イアフラムおよび前記基板の対向面に各々設けられた電
    極とを備え、前記基板の電極は複数設けられ、これら複
    数の電極のうちの少なくとも一つの電極は他の電極を囲
    んで設けられ、かつ前記基板の前記対向面とは反対の面
    には、この基板の前記各電極と導通した信号取出部と、
    これら信号取出部を囲みかつ一部に不連続部が形成され
    た陽極接合用電極とが設けられ、前記基板と前記ダイア
    フラムとが互いに陽極接合されている圧力センサであっ
    て、 前記各信号取出部のうちの前記他の電極を囲む電極のう
    ち最外周の電極と導通した信号取出部のみが、前記陽極
    接合用電極の不連続部を通ってこの陽極接合用電極の外
    側に引き出された引出部を備えていることを特徴とする
    圧力センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の圧力センサにおいて、
    複数の前記基板が一体に形成された基板ウェーハと、複
    数の前記ダイアフラムが一体に形成されたダイアフラム
    ウェーハとが、互いに前記陽極接合されて積層ウェーハ
    が形成され、この積層ウェーハに形成された複数のセン
    サチップを各々に切断することで製造されており、 前記積層ウェーハには、各センサチップ毎の前記引出部
    と導通した一連の導通部が設けられ、この導通部は、前
    記積層ウェーハの切断位置に設けられていることを特徴
    とする圧力センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の圧力セ
    ンサにおいて、前記基板の側面にはダイアフラムの電極
    と導通したダイアフラム用の信号取出部が設けられてい
    ることを特徴とする圧力センサ。
  4. 【請求項4】 基板と、この基板に対して間隔を開けて
    弾性変形可能に対向配置されたダイアフラムと、このダ
    イアフラムおよび前記基板の対向面に各々設けられた電
    極とを備え、前記基板の電極は複数設けられ、これら複
    数の電極のうちの少なくとも一つの電極は他の電極を囲
    んで設けられ、かつ前記基板の前記対向面とは反対の面
    には、この基板の前記各電極と導通した信号取出部と、
    これら信号取出部を囲む陽極接合用電極とが設けられ、
    前記基板および前記ダイアフラムが互いに陽極接合され
    ている圧力センサの製造方法であって、 前記ダイアフラムの電極と前記他の電極を囲む電極のう
    ち最外周の電極とを同電位にし、前記基板および前記ダ
    イアフラムを互いに陽極接合することを特徴とする圧力
    センサの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の圧力センサの製造方法
    において、複数の前記基板が一体に形成された基板ウェ
    ーハと、複数の前記ダイアフラムが一体に形成されたダ
    イアフラムウェーハとを、互いに前記陽極接合して積層
    ウェーハを形成し、この積層ウェーハに形成された複数
    のセンサチップを各々に切断し、切断された複数のセン
    サチップを複数のチップ保持部が設けられた保持治具で
    所定間隔に保持させるとともに、前記各センサチップの
    少なくとも前記ダイアフラムの電極に導通した部位と前
    記基板の側面とを前記保持治具から露出させた状態に
    し、この状態で、切欠部を有するカバーを隣接し合う前
    記各センサチップ上に配置して、前記切欠部を前記各セ
    ンサチップの互いに近接した部位に対向させ、この後、
    この対向させた切欠部に向かって導電性を有する蒸着材
    料を蒸発させて供給し、前記ダイアフラムの電極に導通
    した部位と前記基板の側面とに跨ったダイアフラム用の
    信号取出部を形成することを特徴とする圧力センサの製
    造方法。
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