JP2016170099A - シリコン配線埋め込みガラス基板およびそれを用いたセンサ - Google Patents

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江田 和夫
Kazuo Eda
和夫 江田
吉田 仁
Hitoshi Yoshida
仁 吉田
孝典 青柳
Takanori Aoyagi
孝典 青柳
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Abstract

【課題】小型化したシリコン配線埋め込みガラス基板およびこのガラス基板を用いたセンサの提供を目的とする。【解決手段】第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有するガラス基板と、前記ガラス基板の内部に埋設されるシリコン配線とを備え、前記シリコン配線は、前記第1の面に対して垂直に延びる第1の部分と、前記第1の面と平行に延びる第2の部分と、を有し、前記第2の部分の前記第1の面に近い側の端部の幅は、前記第2の部分の前記第2の面に近い側の端部の幅よりも狭い。【選択図】図3

Description

本発明は、シリコン配線埋め込みガラス基板およびこのガラス基板を用いたセンサに関するものである。
従来、シリコン配線を埋め込んだガラス基板として、複数のガラス基板の間にシリコンは挟みこむことで、配線の引き回しを行う発明が知られている。
なお、この発明に関連する先行技術文献としては、例えば、特許文献1が知られている。
国際公開第2011/118785号
しかしながら、上記従来の構成は、基板同士を接合する際にアライメント精度を確保する必要があることから、 貫通配線パターンの小型化が困難であった。
そこで本発明は、貫通配線パターンを小型化したシリコン配線埋め込みガラス基板を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために本発明は、第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有するガラス基板と、前記ガラス基板の内部に埋設されるシリコン配線と、を備える。ここで、前記シリコン配線は、前記第1の面に対して垂直に延びる第1の部分と、前記第1の部分に接続され、前記第1の面と平行に延びる第2の部分と、を有する。そして、前記第2の部分の前記第1の面に近い側の端部の幅は、前記第2の部分の前記第2の面に近い側の端部の幅よりも狭い構成とする。
本発明のシリコン配線埋め込みガラス基板は、アライメント精度に対するロバスト性が向上するため、貫通配線パターンを小型化したシリコン配線埋め込みガラス基板を提供することができる。
実施の形態1の加速度センサの内部の構成示す斜視図 同センサが備える加速度センサ素子の分解斜視図 同センサ素子が備える貫通配線の斜視図 同センサ素子の製造工程を示す図
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付している。
本実施の形態では、センサの一例としての加速度を検出するセンサを説明する。
図1は、加速度センサ100の内部の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、パッケージ基板104は外部基板106に実装されている。図1では、パッケージの開口部をふさぐ蓋は、説明を簡単にするために図示しない。
パッケージ基板104の上には、センサ素子101と、センサ素子101からの出力に基づいて各種の演算を行い、物理量を検出する検出回路103と、が搭載される。
リード端子105は、パッケージ基板104から引き出される。パッケージ基板104から引き出されたリード端子105は外部基板106に接続される。
加速度センサ100は、静電容量型の加速度を検出するセンサである。加速度センサ100はMEMS技術で製造される。
図2は、センサ素子の概略構成を示す分解斜視図である。
センサ素子101は、第1の基板130と、第2の基板131aと、第3の基板131bと、を積層した構造を有している。別の表現では、第1の基板130が第2の基板131aと第3の基板131bとの間に挟まれた構造を有している。
第1の基板130は、X軸方向の加速度を検出する錘部111と、錘部111を支持部113に支持する梁部112a、梁部112bと、を有している。第1の基板130は、SOI基板などの半導体基板を用いることができる。図2では、支持部113の形状として枠の形状を示しているがこれに限らない。
第2の基板131aは、固定電極115a、固定電極115cと、固定電極115a、115cのそれぞれから得られる電信号を外部に引き出すための貫通配線114a、114cと、を有している。
第2の基板131aは、ガラスを含む基板を用いることができる。
各固定電極は、例えば、Al−Si膜などの金属薄膜を用いることができる。
ここで、第2の基板の面で第1の基板130に近い側の面を第1の面151、第2の基板の面で第1の面に対向する面を第2の面152、とする。
第3の基板131bは、パッケージ基板104の上に配置される。第3の基板131bは、ガラスを含む基板を用いることができる。
貫通配線114a、114cは、センサ素子101を横にした際に、電気的取出しを容易にするため、第2の基板131aの端面まで延びている。別の表現では、貫通配線114a、114cは、第2の基板131aの側面からその端部が露出する。
なお、貫通配線の端面には、金属ワイヤ接続するための電極パッドとしての金属メッキで覆われていても良い。
上述の加速度センサ素子は、錘部111と固定電極115a、115cとの間に、加速度に応じて容量が変化するコンデンサが構成されている。より詳細には、錘部111に加速度が加わると、梁部112a、112bがねじれて、錘部111が変位する。これにより、固定電極115a、115cと錘部111とが対向する面積及び間隔が変化し、コンデンサの静電容量が変化する。センサ素子101は、この静電容量の変化から加速度を検出することができる。
なお、本実施の形態ではX軸方向の加速度を検出するセンサ素子101を説明したが、これに限らない。例えば、Y軸方向やZ軸方向の加速度を検出する加速度センサ素子であってもよい。あるいは、X軸、Y軸、Z軸周りの角速度を検出する角速度センサ素子であっても構わない。
図3は、図2の貫通配線114a、114cを拡大した斜視図である。この図では、説明を簡単化するため、貫通配線114a、114cのみを図示し、他の基板は省略されている。また、説明を簡単化するため、図3の貫通配線114a、114cは、図2の貫通配線114a、114cに対して上下を反転して表示している。
貫通配線114a、114cは、第1の部分301、第2の部分302と、を有し、第1の部分301と第2の部分302とで形成される形が、T字の形である。
第1の部分301は、固定電極115a、115cと電気的に接続される。第1の部分301は、第2の基板131aの第1の面151に対して垂直(図2中のZ軸に沿った方向)に延びる部分である。
第2の部分302は、第1の部分301と電気的に接続される。第2の部分302は、第2の基板131aの第1の面151と平行(図2中のX軸に沿った方向)に延びる部分である。
第2の基板131aの第1の面151に近い側の端部の幅Wは、第2の基板131aの第2の面152に近い側の端部の幅aよりも狭い。
第2の部分302の第1の面151に近い側端部の傾斜θは、高さbに応じて決定され、本実施の形態の場合は10°〜45°の範囲である。
幅aは100μm〜200μmの範囲であり、第2の部分302の高さbは100〜200μmである。
第1の部分301において、その幅dは第2の部分302の幅aより小さく、高さcは100μm〜200μmの範囲である。
以上の構成により、貫通配線114a、114cがガラス基板の内部において、単一の部材から形成される(すなわち、第1の部分301と第2の部分302とが連続体で形成される、あるいは、一体で形成される)ことによりセンサ素子101の小型化が可能である。また、第2の部分302に設けた傾斜θにより、後述するガラス埋め込み工程において、ガラスの流し込みが容易になり、配線間が狭いピッチで配置されていてもボイドなどの欠陥が発生しにくくなるという効果が得られる。更に、傾斜θが存在することにより、ガラスとシリコンが接する表面積が増加に起因してガラスとシリコンとの間の密着力が向上するため、センサ素子101の強度が向上するという効果が得られる。
また、幅dと幅aとの関係がd<aとなるようにしている。別の表現では、第1の部分301が延びる方向を第1の方向(図3中のZ軸方向)、第2の部分302が延びる方向を第2の方向(図3中のX軸方向)、第1の方向と第2の方向とに垂直な方向を第3の方向(図3中のY軸方向)と定義し、第1の部分301の第3の方向の幅(図3中の幅d)は、第2の部分302の第3の方向の幅(図3中の幅a)よりも小さい。この構成により、第1の部分301の根元が四方面で傾斜を得ることが可能となり、上記効果をより効果的に得ることが出来る。更に、後述する製造工程の中で、第1の部分301を形成する際にアライメントのずれがある場合でも、第1の部分301と第2の部分302とによって構成されるT字の形状は、高い信頼性で形成される。すなわち、アライメント精度に対するロバスト性が向上するため、貫通配線パターンの小型化が可能である。
また、貫通配線114a、114cのそれぞれにおいて、第2の部分302全長が第2の基板131aの全長と一致するように形成している。これにより、貫通配線114aと貫通配線114cとの対称性が向上するので、加速度センサ100の温度特性を改善することができる。
また、貫通配線114aと貫通配線114cとが互いに平行になるように形成している。これにより、貫通配線114aと貫通配線114cとの対称性が向上するので、加速度センサ100の温度特性を改善することができる。
また、第1の部分301と第2の部分302とによってT字の形状が構成されると説明したが、これに限らない。例えば、第1の部分301と第2の部分302とによってL字の形状が構成されてもよい。
図4は、貫通配線114a、114cを製造する方法の一例を示す工程図である。工程毎に、図3のAA´線における断面の製造工程と、図3のY軸方向から見た側面の製造工程とが示されている。
工程(a)では、シリコン基板400にドライエッチングの際のマスクとなる2層のマスク材料401、402をフォトリソグラフィ技術により形成する。ここで、マスク材料はフォトレジストまたは熱酸化膜などの高い選択比を持つ材料が好ましい。
工程(b)では、形成した2層のマスク材料401、402を用いて反応性イオンエッチングを実施し、シリコン基板400の一段目の段差を形成する。
工程(c)では、形成した2層のマスク材料401、402のうちマスク材料402を剥離する。ここで2層のマスク材料401、402を、例えばフォトレジストと熱酸化膜などの異なる材料により形成することで、一方のマスク材料のみを剥離することが容易に可能となる。
工程(d)では、残存するもう一方のマスク材料401を用いて反応性イオンエッチングを実施し、シリコン基板400に二段目の段差を形成する。ここで、工程(b)で形成された1断面目の段差を持つシリコン基板400に対して反応性イオンエッチングが実施される。これにより、シリコン基板400の角部にエッチングイオンが集中する。その結果、図4に示すように、シリコン基板400の角部に傾斜が形成される。
工程(e)では、二段の段差を形成したシリコン基板400に、溶融したガラス材料403が埋め込まれる。
工程(f)では、研削加工、また研磨加工が実施され、ガラス材料403からシリコン基板400が露出する。
以上の工程により、図4に示すようなシリコン配線が埋め込まれたガラス基板である、第2の基板131aが製造される。
本発明は、シリコン配線埋め込みガラス基板およびこのガラス基板を用いたセンサとして有用である。
100 加速度センサ
101 センサ素子
104 パッケージ基板
105 リード端子
106 外部基板
111 錘部
113 支持部
112a、112b 梁部
114a、114c 貫通配線
115a、115c 固定電極
130 第1の基板
131a 第2の基板
131b 第3の基板
151 第1の面
152 第2の面
301 第1の部分
302 第2の部分
400 シリコン基板
401、402 マスク材料
403 ガラス材料

Claims (8)

  1. 第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有するガラス基板と、
    前記ガラス基板の内部に埋設される第1のシリコン配線と、を備え、
    前記第1のシリコン配線は、
    前記第1の面に対して垂直に延びる第1の部分と、
    前記第1の部分に接続され、前記第1の面と平行に延びる第2の部分と、を有し、
    前記第2の部分の前記第1の面に近い側の端部の幅は、前記第2の部分の前記第2の面に近い側の端部の幅よりも狭いシリコン配線埋め込みガラス基板。
  2. 前記第1の部分が延びる方向を第1の方向、前記第2の部分が延びる方向を第2の方向、前記第1の方向と前記第2の方向とに垂直な方向を第3の方向とし、
    前記第1の部分の前記第3の方向の幅は、前記第2の部分の前記第3の方向の幅よりも小さい請求項1に記載のシリコン配線埋め込みガラス基板。
  3. 第2の部分は、前記ガラス基板の全長に亘って形成される請求項1または2に記載のシリコン配線埋め込みガラス基板。
  4. 前記ガラス基板の内部に埋設される第2のシリコン配線と、を更に備え、
    前記第2のシリコン配線は、
    前記第1の面に対して垂直に延びる第3の部分と、
    前記第3の部分に接続され、前記第1の面と平行に延びる第4の部分と、を有し、
    前記第4の部分の前記第1の面に近い側の端部の幅は、前記第4の部分の前記第2の面に近い側の端部の幅よりも狭い請求項1から3のいずれかに記載のシリコン配線埋め込みガラス基板。
  5. 前記第3の部分の前記第3の方向の幅は、前記第4の部分の前記第3の方向の幅よりも小さい請求項4に記載のシリコン配線埋め込みガラス基板。
  6. 前記第4の部分は、前記ガラス基板の全長に亘って形成される請求項4または5に記載のシリコン配線埋め込みガラス基板。
  7. 第1のシリコン配線と前記第2のシリコン配線とが互いに平行である請求項4から6のいずれかに記載のシリコン配線埋め込みガラス基板。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のシリコン配線埋め込みガラス基板を備えたセンサ。
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