JPH1081499A - 産業車両の機能部品組付構造 - Google Patents

産業車両の機能部品組付構造

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JPH1081499A
JPH1081499A JP8236646A JP23664696A JPH1081499A JP H1081499 A JPH1081499 A JP H1081499A JP 8236646 A JP8236646 A JP 8236646A JP 23664696 A JP23664696 A JP 23664696A JP H1081499 A JPH1081499 A JP H1081499A
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JP
Japan
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assembly
front protector
mounting
mounting bracket
mounting plate
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Pending
Application number
JP8236646A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ishikawa
忠史 石川
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントプロテクターに対する機能部品の組
付工数を削減して作業性を向上する。 【解決手段】 フロントプロテクター1の後面に組付可
能な縦板4の後面に、コラム取付板5とペダル取付板6
とレバー取付板7とを設けて単一の取付ブラケット3を
構成する。そして、コラム取付板5にステアリングコラ
ムアッセンブリ10を、ペダル取付板6にブレーキペダ
ルアッセンブリ20を、レバー取付板7にパーキングブ
レーキレバーアッセンブリ30をそれぞれ組付けること
によってユニット化し、その後、ユニット化された構造
体を取付ブラケット3を介してフロントプロテクター1
に組付ける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
ような産業車両のフロントプロテクターに装着される機
能部品の組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フォークリフトにおいては、車
両の前部、即ち運転席の前方にフロントプロテクターが
設けられ、そのフロントプロテクターにステアリングコ
ラム、ブレーキペダル、パーキングブレーキレバー或い
はアクセルペダルや荷役レバー等の種々の機能部品が装
着されている。そして、上記のような機能部品はそれぞ
れが個々のブラケットを用いてフロントプロテクターに
取り付ける構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の組付構造では、取付ブラケットを機能部品毎に設定
しているため、部品点数が多くなり、従って、フロント
プロテクターに対する組付工数が多数に及び手間がかか
ることになる。そして、フロントプロテクターに対する
組付けは、時間的制約のある組み立てラインで行われる
ため、作業者にきつい作業を強いることとなる。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、フロントプロテ
クターに対する機能部品の組付工数を削減して作業性を
向上することのできる産業車両の機能部品組付構造を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、産業車両の機能部品組付構造であっ
て、車両前部のフロントプロテクターに装着される複数
の機能部品を単一の取付ブラケットに組付けることによ
りユニット化し、そのユニット化された構造体をフロン
トプロテクターに組付ける構成としたことを特徴とす
る。
【0006】上記のように構成された請求項1の発明に
よれば、複数の機能部品を単一の取付ブラケットに組付
けたのち、その取付ブラケットをフロントプロテクター
に取り付けることで、複数の機能部品を纏めてフロント
プロテクターに取り付けることができる。従って、複数
の機能部品のフロントプロテクターに対する組付工数を
従来に比べて削減することができる。また、ユニット化
によりコンパクトな設計が可能となって運転席の足元ス
ペースの拡大化が図れ、しかも部品点数が減少されるた
め、その管理が容易となる。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
産業車両の機能部品組付構造において、前記取付ブラケ
ットは、前記フロントプロテクターの後面に組付可能な
縦面部を備え、その縦面部の後面には、ステアリングコ
ラム取付部と、ブレーキペダル取付部と、パーキングブ
レーキレバー取付部とを備えたことを特徴とする。この
ような構成を採用したときは、ステアリングコラムアッ
センブリとブレーキペダルアッセンブリとパーキングブ
レーキレバーアッセンブリとの3つの機能部品を纏めて
フロントプロテクターに取り付けることができるため、
フロントプロテクターに対する取付工数が減少する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図5は本発明の適用対象
である小型バッテリフォークリフトの全体側面図であ
り、車両前部には車幅方向に延在するフロントプロテク
ター1が僅かに後傾した状態で立設され、そのフロント
プロテクター1は左右両端部がヘッドガード2のフロン
トピラー2aに固着されている。そして、フロントプロ
テクター1の後面には図1〜図3にそれぞれ仮想線で示
すような機能部品としてのステアリングコラムアッセン
ブリ10、ブレーキペダルアッセンブリ20、パーキン
グブレーキレバーアッセンブリ30が図4に示すような
単一の取付ブラケット3を介して装着される。
【0009】取付ブラケット3はフロントプロテクター
1の後面に平行な横長の縦面部を構成する縦板4をベー
ス部材として備え、その縦板4にはフロントプロテクタ
ー1に取り付けるための適数個の取付孔4aが設けられ
ている。そして、縦板4の後面右寄りにはステアリング
コラム取付部を構成する左右2枚のコラム取付板5が結
合されており、そのコラム取付板5は縦板4に対してそ
の面方向が直交するとともに、縦板4の上端部から張り
出すように上方へ延出され、その延出上端部間に縦板4
と平行な取付孔5b付きの平板5aが設けられている。
【0010】また、縦板4の後面左右両端部にはプレー
キペダル取付部を構成する左右2枚のペダル取付板6
(ただし、右側については前記コラム取付板5が兼用す
る)が結合されており、そのペダル取付板6は縦板4に
対してその面方向が直交するとともに、縦板4の下端部
から張り出すように下方へ延出され、その延出端に取付
孔6aを有する。また、縦板4の後面左寄りには、パー
キングブレーキレバー取付部を構成するレバー取付板7
が結合されており、そのレバー取付板7は縦板4に対し
てその面方向が直交しかつ取付孔7aを有する。さらに
また、前記コラム取付板5のうちの内側のコラム取付板
5の下部側には取付孔8aを有するストップボルト取付
板8が設けられている。
【0011】上記のように構成される取付ブラケット3
は、縦板4に対して各取付板5,6,7がその面方向を
直交して結合されることで各所でコ字形を構成すること
になり、そのため剛性の高い取付ブラケット3が構成さ
れる。次に、取付ブラケット3に対する各機能部品の組
付けについて説明する。
【0012】図1及び図3に仮想線で示すように、ステ
アリングコラムアッセンブリ10は左右のコラム取付板
5間に配置されるとともに、ステアリングコラム11を
平板5aと該平板5aにボルト17にて締着された略ハ
ット形のコラムサポート16とによって挟着することに
よって取付ブラケット3に組付けられる。なお、ステア
リングコラムアッセンブリ10はステアリングコラム1
1、ステアリングコラム11内を貫通するステアリング
シャフト12、ステアリングシャフト12の上端に取り
付けられたステアリングホイール13、ステアリングシ
ャフト12の下端に自在継手15を介して連結されたス
テアリングロッド14等から構成されている。
【0013】また、ブレーキペダルアッセンブリ20
は、図1及び図2に仮想線で示すように、筒体22、そ
の筒体22の一端に結合されたブレーキペダル21、筒
体22の他端外周に突設された第1のアーム23aにピ
ン24により連結されたリンクロッド25及びブレーキ
解除用のリターンスプリング26等から構成され、筒体
22を左右のペダル取付板6間に配置した状態でその筒
孔内に貫通される通しボルト28とナット28aにより
回動自在に取り付けることによって取付ブラケット3に
組付けられる。
【0014】一方、パーキングブレーキレバーアッセン
ブリ30は、図1及び図2に仮想線で示すように、パー
キングブレーキレバー31、パーキングブレーキレバー
31をピン32を介して回動自在に支持するレバーホル
ダー33、一端がパーキングブレーキレバー31に連結
され、かつ他端が前記ブレーキペダルアッセンブリ20
の筒体22に突設された第2のアーム23bに連結され
るパーキングブレーキケーブル34等からなり、レバー
ホルダー33をレバー取付板7の取付孔7aにボルト3
5によって締着することによって取付ブラケット3に組
付けられる。
【0015】なお、このほか、ストップボルト取付板8
の取付孔8aには、筒体22の外周に突設されたストッ
パ27に当接可能なペダル高さ調整用のストップボルト
9が取り付けられ、またブレーキペダルアッセンブリ2
0のリターンスプリング26は一端をコラム取付板5
に、他端をストッパ27にそれぞれ掛止することによっ
て組付けられる。
【0016】かくして、単一の取付ブラケット3に対し
て機能部品としてのステアリングコラムアッセンブリ1
0、ブレーキペダルアッセンブリ20及びパーキングブ
レーキレバーアッセンブリ30を組付けることによって
ユニット化された構造体が構成される。そして、このよ
うに構成されたユニット構造体は、その後、図1及び図
3に示すように、取付ブラケット3のベース部材である
縦板4をフロントプロテクター1の後面に設けたナット
1b付き台座1aに当接した状態で取付孔4aを通して
取付ボルト41を台座1aのナット1bに締着すること
によってフロントプロテクター1に組付けられる。
【0017】なお、フロントプロテクター1に対する組
付後においては、図示はしないが、ステアリングコラム
アッセンブリ10のステアリングロッド14がステアリ
ングギヤやステアリングチェン等を介して後輪43と連
結される。また、ブレーキペダルアッセンブリ20のリ
ンクロッド25がケーブルを介して駆動輪(前輪42)
制動用の機械式ブレーキ装置に連結される。つまり、本
実施の形態にあっては、ブレーキペダル21とパーキン
グブレーキレバー31が筒体22を介して連結される構
造のため、ブレーキペダル21とパーキングブレーキレ
バー31は共通の機械式ブレーキ装置を作動する。その
ため、パーキングブレーキレバー31をブレーキ作動方
向へ操作したときはそれに連動してブレーキペダル21
が踏み込み方向へ回動されるが、ブレーキペダル21を
踏み込み操作したときはパーキングブレーキケーブル1
7が弛むことになる。
【0018】さて、上記のように、本実施の形態による
と、単一の取付ブラケット3に対するステアリングコラ
ムアッセンブリ10、ブレーキペダルアッセンブリ20
及びパーキングブレーキレバーアッセンブリ30等の複
数の機能部品の組付作業については、これを時間的制約
を受けないサブラインで行うことが可能となる。一方、
時間的制約のある組み立てラインでは、単一の取付ブラ
ケット3によって複数の機能部品を纏めてフロントプロ
テクター1に組付けることができるため、従来に比べて
フロントプロテクター1に対する組付工数が少なくな
り、その組付作業を短縮することができる。
【0019】また、複数の機能部品をユニット化したと
きは、コンパクトな設計或いは取付ブラケット3の軽量
化が可能となるとともに、運転席の足元スペースの拡大
を図ることが可能となり、しかも取付ブラケット3に対
する機能部品の組付後におけるユニット構造体は、部品
点数が僅か1点となるため、その管理がすこぶる容易と
なる。
【0020】なお、図示の実施の形態では、取付ブラケ
ット3に組付ける複数の機能部品として、ステアリング
コラムアッセンブリ10、ブレーキペダルアッセンブリ
20及びパーキングブレーキレバーアッセンブリ30の
3種のアッセンブリの場合で説明したが、機能部品は必
ずしもこれに限定するものではなく、このほか、例えば
荷役レバーやアクセルペダル等が追加或いは変更の形態
で組付けることが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
フロントプロテクターに対する複数の機能部品の組付工
数を従来に比べて削減できるため、組付作業時間が短縮
されるとともに、作業性が向上される。また、ユニット
化によりコンパクトな設計が可能となるとともに、部品
点数を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付ブラケットに対する機能部品の組付状態
と、フロントプロテクターに対する取付ブラケットの組
付状態を示す正面図であり、機能部品は仮想線で示す。
【図2】取付ブラケットに対するブレーキ系機能部品の
取付状態を示す側面図であり、機能部品は仮想線で示
す。
【図3】フロントプロテクターに対する取付ブラケット
の組付状態と、取付ブラケットに対するステアリングコ
ラムアッセンブリの取付状態を示す側断面図であり、機
能部品は仮想線で示す。
【図4】取付ブラケットを示す斜視図である。
【図5】小型バッテリフォークリフトの全体側面図であ
る。
【符号の説明】
1…フロントプロテクター 3…取付ブラケット 4…縦板 5…コラム取付板 6…ペダル取付板 7…レバー取付板 10…ステアリングコラムアッセンブリ 20…ブレーキペダルアッセンブリ 30…パーキングブレーキレバーアッセンブリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前部のフロントプロテクターに装着
    される複数の機能部品を単一の取付ブラケットに組付け
    ることによりユニット化し、そのユニット化された構造
    体をフロントプロテクターに組付ける構成とした産業車
    両の機能部品組付構造。
  2. 【請求項2】 前記取付ブラケットは、前記フロントプ
    ロテクターの後面に組付可能な縦面部を備え、その縦面
    部の後面には、ステアリングコラム取付部と、ブレーキ
    ペダル取付部と、パーキングブレーキレバー取付部とを
    備えた請求項1記載の産業車両の機能部品組付構造。
JP8236646A 1996-09-06 1996-09-06 産業車両の機能部品組付構造 Pending JPH1081499A (ja)

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JP8236646A JPH1081499A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 産業車両の機能部品組付構造

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JPH1081499A true JPH1081499A (ja) 1998-03-31

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JP (1) JPH1081499A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6435055B1 (en) * 2000-06-20 2002-08-20 Hiroyuki Sato Dual operating system for controlling a brake
EP2301882A3 (de) * 2009-09-26 2013-03-13 Jungheinrich Aktiengesellschaft Flurförderzeug mit einem Fahrzeugrahmen und mindestens einem Verkleidungsteil
US10946887B2 (en) * 2018-05-28 2021-03-16 Mitsubishi Logisnext Co., LTD. Steering device and cargo handling vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6435055B1 (en) * 2000-06-20 2002-08-20 Hiroyuki Sato Dual operating system for controlling a brake
EP2301882A3 (de) * 2009-09-26 2013-03-13 Jungheinrich Aktiengesellschaft Flurförderzeug mit einem Fahrzeugrahmen und mindestens einem Verkleidungsteil
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