JPH1081466A - エレベータのロープ絡まり防止装置 - Google Patents
エレベータのロープ絡まり防止装置Info
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- JPH1081466A JPH1081466A JP23521396A JP23521396A JPH1081466A JP H1081466 A JPH1081466 A JP H1081466A JP 23521396 A JP23521396 A JP 23521396A JP 23521396 A JP23521396 A JP 23521396A JP H1081466 A JPH1081466 A JP H1081466A
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Abstract
まりを防止する。 【解決手段】昇降路上方の巻上げ機が、巻上げロープに
よってつり合重り9及びかご10をつるべ式に保持し、
かご10とこれを制御する制御装置の間を信号伝送用の
テールコード6で接続し、かつ、かご10とつり合重り
9の間をバランスをとるつり合ロープ8で接続し、巻上
げ機によってかご10を移動させるエレベータにおい
て、地震等により振動したことを検知する振動検知手段
と、一端が回転可能に接続され、常時昇降路の側壁面に
中心軸が垂直になるように設けられ、振動検知手段が振
動を検知した場合に、昇降路をテールコード6が存在す
る側とつり合ロープ8が存在する側に分けるように、他
端が倒れ込む振れ止め棒1と、昇降路の振れ止め棒1と
対向する位置の壁面にある振れ止め棒1のための受け止
め体2とを具備したエレベータのロープ絡まり防止装
置。
Description
テールコードとつり合ロープの絡まりを防止するロープ
絡まり防止装置に関する。
かごと、つり合重りと、巻上げロープと、制御装置と、
つり合ロープと、テールコードとにより構成される。巻
上げ機は、昇降路上方に設けられている。
って接続されている。この巻上げロープによって接続さ
れたかごとつり合重りとは、巻上げ機によって、つるべ
式に保持されている。
に接続されており、他端がかごに備えられている操作盤
などの電気回路と電気的に接続されている。巻上げ機
は、駆動装置である。この巻上げ機の動作によって、か
ごとつり合重りの上下移動が行なわれる。
と信号の伝達を行なう。そして、かごから受信した信号
に基づいて、かごを上下移動させるための制御を行な
い、巻上げ機を動作させる。
おり、他端がつり合重りと接続されている。つり合ロー
プは、下方に垂れ下がっている。これを備えることで、
巻上げ機につるべ式に保持されているかごとつり合重り
が昇降する際のバランスをとることができる。
鎖を用いても同様の作用、効果が得られる。また、この
ようなエレベータには、上記した巻上げロープ、テール
コード、つり合ロープに加えて、つり合重り側調速機ロ
ープ、かご側調速機ロープ、スチールテープなどの様々
なロープ、ケーブル等(以下、「ロープ・ケーブル類」
という)が設けられている。
プ・ケーブル類が振動し、ロープ・ケーブル類と昇降路
用部材とが衝突する。これにより、ロープ・ケーブル類
に損傷が発生する。
プ・ケーブル類とそれらの保護措置との関係を示す上方
断面図である。図12には、ロープ・ケーブル類とし
て、テールコード6と、つり合ロープ8と、つり合重り
側調速機ロープ19と、かご側調速機ロープ20と、ス
チールテープ21とが示されている。
よって異なるため、ロープ・ケーブル類の保護措置も昇
降路の高さによって異なってくる。以下にそれぞれの場
合について説明する。 保護措置1:昇降路の地上部の高さが15m以下の場合 建築物の揺れ(変位)が僅少のため、保護措置は不要で
ある。 保護措置2:昇降路の地上部の高さが15mを超え30
m以下の場合 テールコード6の損傷を保護するために、テールコード
6に近い側のレールブラケット角部にかご側レールブラ
ケット保護線22を張る。
ために、テールコード6側の中間ビームにテールコード
保護金網23又はプロテクター24を設ける。但し、プ
ロテクター24は速度が105m/min以下の場合に
適用する。
速機ロープ19を保護するために、つり合重り側のレー
ルブラケット角部につり合重り側レールブラケット保護
線25を張る。 保護措置3:昇降路の地上部の高さが30mを超え60
m以下の場合 保護措置2の場合と同様の保護措置を行なう。
びかご側調速機ロープ20の損傷を保護するために、つ
り合重り側調速機ロープ19及びかご側調速機ロープ2
0の戻り側に調速機ロープガイド26を設ける。
るために、スチールテープ21の戻り側にスチールテー
プガイド27を設ける。 保護措置4:昇降路の地上部の高さが60mを超え12
0m以下の場合 保護措置3の場合と同様の保護措置を行なう。 保護措置5:昇降路の地上部の高さが120mを超える
場合 テールコード6、つり合ロープ8、つり合重り側調速機
ロープ19、かご側調速機ロープ20、スチールテープ
21、図示していない主索の損傷を保護するために、プ
ロテクター28又は保護線29を設ける。
に、ロープ・ケーブル類と昇降路用部材の衝突の際に、
ロープ・ケーブル類の損傷を保護するための措置であ
る。しかし、地震等による振動によって引き起こされる
トラブルには、ロープ・ケーブル類の衝突による損傷の
みでなく、テールコード6とつり合ロープ8の絡まりも
ある。これは、非常に大きな規模の地震のときに生じる
可能性が高い。
は、地震等による振動に対してロープ・ケーブル類の損
傷を保護するための措置がなされていたが、これでは、
テールコードとつり合ロープの絡まりを防止することが
できないという問題があった。本発明の目的は、テール
コードとつり合ロープの間に発生する絡まりを防止する
エレベータのロープ絡まり防止装置を提供することにあ
る。
めに、まず、請求項1に対応する発明では、昇降路上方
に設置された巻上げ機が、巻上げロープによってつり合
重り及びかごをつるべ式に保持し、かごとかごを制御す
る制御装置の間を、信号の伝送を行なうテールコードで
接続し、かつ、かごとつり合重りの間を、かご及びつり
合重りが昇降する際のバランスをとるためのつり合ロー
プで接続し、巻上げ機の動作によりかごを昇降路に沿っ
て上下移動させるエレベータにおいて、エレベータが地
震等により振動したことを検知する振動検知手段と、一
端が回転可能に接続され、常時昇降路の側壁面に中心軸
が垂直になるように設けられ、振動検知手段によって振
動が検知された場合に、昇降路において、テールコード
が存在する側とつり合ロープが存在する側とで分けるよ
うに、他端が倒れ込む振れ止め棒と、昇降路の壁面であ
って、振れ止め棒の回動支持部と対向する位置に設けら
れ、側壁面から倒れ込んできた振れ止め棒の他端を受け
止める受け止め体とを具備したエレベータのロープ絡ま
り防止装置を提供する。
ータのロープ絡まり防止装置においては、昇降路の側壁
面に設けられた振れ止め棒が、昇降路をテールコードが
存在する側とつり合ロープが存在する側とで分けるよう
に、受け止め体に対して倒れ込むことにより、テールコ
ードとつり合ロープの絡まりを防止できる。
止め棒の表面を衝撃緩和材で覆った請求項1記載のエレ
ベータのロープ絡まり防止装置を提供する。従って、請
求項2に対応する発明のエレベータのロープ絡まり防止
装置においては、テールコードとつり合ロープの絡まり
を防止できる。
ったので、テールコードまたはつり合重りが振れ止め棒
に衝突、接触しても損傷を防ぐことができる。次に、請
求項3に対応する発明では、振れ止め棒の上端から下端
に渡って、振れ止め棒の中心軸と平行で、振れ止め棒に
接触しないように張られたピアノ線と、ピアノ線の状態
によって、テールコードまたはつり合ロープが振れ止め
棒に接触しているか否かを検知するロープ接触検知手段
とを具備した請求項1または請求項2に記載のいずれか
のエレベータのロープ絡まり防止装置を提供する。
ータのロープ絡まり防止装置においては、テールコード
とつり合ロープの絡まりを防止でき、損傷を防ぐことが
できる。
ルコードまたはつり合ロープが振れ止め棒に接触してい
るか否かを検知するので、絡まりの有無を検知できる。
さらに、この発明のエレベータのロープ絡まり防止装置
を複数設置することにより、絡まりの存在する位置を検
知できる。
動検知手段が検知していた振動が検知されなくなり、か
つ、ロープ接触検知手段がテールコードまたはつり合ロ
ープと振れ止め棒との接触を検知していない場合に、振
れ止め棒の状態を、振動が発生する前の状態に自動的に
復帰する自動復帰手段を具備した請求項3に記載のエレ
ベータのロープ絡まり防止装置を提供する。
ータのロープ絡まり防止装置においては、テールコード
とつり合ロープの絡まりを防止でき、損傷を防ぐことが
できる。
ルコードまたはつり合ロープが振れ止め棒に接触してい
るか否かを検知するので、絡まりの有無を検知でき、こ
の発明のエレベータのロープ絡まり防止装置を複数設置
することにより、絡まりの存在する位置を検知できる。
さらに、自動復帰手段により、振れ止め棒の状態を振動
が発生する前の状態に自動的に復帰することができる。
図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、本実施形態によるエレベー
タのロープ絡まり防止装置の構成例を示す側壁面図であ
る。
振れ止め棒1と、受け止め体2と、バネ3と、電磁ロッ
ク4と、かご位置検出センサ5とから構成されている。
振れ止め棒1は、昇降路の側壁面に、中心軸が垂直にな
るように設置されている。また、振れ止め棒1は、下端
が回転可能に支持されており、上端が受け止め体2に対
して倒れ込む。
ている側壁面に対向する対向面に設置されており、倒れ
込んできた振れ止め棒1の上端を受け止める。バネ3
は、振れ止め棒1の上端が受け止め体2に倒れ込むよう
に押し出す作用をもつ。すなわち、バネ3は、振れ止め
棒1に対して受け止め体2側に力をかけている。
出し作用によって、振れ止め棒1が倒れ込まないように
固定している。この電磁ロック4は、地震等が検知され
た場合に、解除される。
上端及び下端に設置されている。これは、かごが近くに
存在するか否かを検出するためのセンサである。図2
は、エレベータと振れ止め棒1との位置関係を示す状態
図である。
止め棒1との位置関係を示す上方断面図である。図2
(b)は、振れ止め棒1の位置関係を示す側面図であ
る。
て、テールコード6と、かごレール7と、つり合ロープ
8と、つり合重り9と、かご10とが示されている。ま
た、図3は、エレベータと振れ止め棒1との位置関係を
示す斜視図である。
止め棒1及び受け止め体2は、振れ止め棒1が倒れ込ん
だ際に、テールコード6とかごレール7との間に位置す
るように、すなわち、昇降路をテールコード6が存在す
る側とつり合ロープ8が存在する側とで分けるように設
置されている。
御する倒れ込み動作制御装置の構成例を示すブロック図
である。この倒れ込み動作制御装置は、地震感知器11
と、制御盤12と、振れ止め制御装置13とから構成さ
れる。
によって受け止め体2側に力をかけてられている。ま
た、かご位置検出センサ5は、かご10が近くに存在す
るか否かを検出する。そして、電磁ロック4は、電磁石
14を用いて振れ止め棒1をロックしている。
れの信号を制御盤12に送信する。制御盤12は、地震
感知器11から揺れの信号を受信すると、かご停止信号
とともに振れ止め制御信号を振れ止め制御装置13に送
信する。
信号を受信すると、振れ止め棒1の上端及び下端に設置
されているかご位置検出センサ5によって、振れ止め棒
1近くにかご10が存在するか否かを確認する。また、
近くにかご10が存在しない場合は、電磁ロック4を解
除する。
装置の振れ止め棒1の動作について説明する。図5は、
ロープ絡まり防止装置の振れ止め棒1の動作を示すフロ
ー図である。
に力がかけられているが、電磁ロック4によって固定さ
れている。ここで、地震等が発生した場合は、地震感知
器11から揺れの信号を受信した制御盤12がかご停止
信号とともに振れ止め動作信号を振れ止め制御装置13
に送信する。振れ止め制御装置13は、その信号を受信
しすると振れ止め棒1を倒すための動作を行なう(a
1)。
信号を受信すると、振れ止め棒1の上端及び下端に設置
されているかご位置検出センサ5によって、振れ止め棒
1近くにかご10が存在するか否かを確認し、振れ止め
棒1近くにかご10が存在する場合には、動作を終了す
る(a2)。
場合には、電磁ロック4のロックを解除する(a3)。
これにより、振れ止め棒1が受け止め体2に倒れ、動作
が終了する(a4)。
プ絡まり防止装置の効果について説明する。本実施形態
のエレベータのロープ絡まり防止装置においては、地震
等が発生した場合に、その振動を感知することにより、
昇降路の側壁面に設けられた振れ止め棒1が、テールコ
ード6とかごレール7との間に位置するように、対向面
に設けられた受け止め体2に対して倒れ込む。
プ8の絡まりを防止できる。なお、本実施形態によるエ
レベータのロープ絡まり防止装置を、昇降路に複数設置
することにより、一層テールコード6とつり合ロープ8
の絡まりを防止する効果を向上できる。
よるエレベータのロープ絡まり防止装置の構成例を示す
側面図であり、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
プ絡まり防止装置の構成について説明する。すなわち、
本実施形態によるエレベータのロープ絡まり防止装置
は、図6に示すように、図1における振れ止め棒1の表
面を衝撃緩和材15で覆った構成となっている。
本実施形態による振れ止め棒1の上方断面を示す簡略図
である。衝撃緩和材15は、振れ止め棒1に対するテー
ルコード6とつり合ロープ8の衝突によって引き起こさ
れる衝撃を緩和する。
り防止装置の動作において、地震等が発生した場合の動
作から、振れ止め棒1が受け止め体2に倒れ込むまでの
動作については、前記第1の実施形態で説明した動作と
同様であるので、ここではその説明を省略する。
後に、テールコード6とつり合ロープ8が振れ止め棒1
に衝突しても、表面を覆う衝撃緩和材15が衝撃を緩和
する。
タのロープ絡まり防止装置の効果としては、テールコー
ド6とつり合ロープ8の絡まりを防止でき、さらに、テ
ールコード6とつり合ロープ8の損傷を防ぐことができ
る。
プ絡まり防止装置を、昇降路に複数設置することによ
り、一層テールコード6とつり合ロープ8の絡まりを防
止する効果を向上できる。
よるエレベータのロープ絡まり防止装置の一例を示す構
成図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
タのロープ絡まり防止装置の構成例を示す側面図であ
る。また、図8(b)は、本実施形態によるエレベータ
のロープ絡まり防止装置の構成例を示す上面図である。
プ絡まり防止装置の構成について説明する。すなわち、
本実施形態によるエレベータのロープ絡まり防止装置
は、図8に示すように、図1のロープ絡まり防止装置
に、ピアノ線16と、絡まり検知スイッチ17とを付加
した構成となっている。
触の検出に利用される。このピアノ線16は、振れ止め
棒1が倒れ込んだ場合に、振れ止め棒1の横に位置する
ように、かつ、振れ止め棒1の中心軸と平行になるよう
に、さらに、振れ止め棒1に接触しないように2本設け
られている。
の下端付近に2つ設置されている。また、2つの絡まり
検知スイッチ17は、それぞれがピアノ線16に接続さ
れている。
り防止装置の動作において、地震等が発生した場合の動
作から、振れ止め棒1が受け止め体2に倒れ込むまでの
動作については、前記第1の実施形態で説明した動作と
同様であるので、ここではその説明を省略する。
後の動作を説明する。図9は、絡まり検知動作を示すフ
ロー図である。地震等が発生して振れ止め棒1が受け止
め体2に倒れ込んだ後、テールコード6とつり合重り8
が絡まって、振れ止め棒1に沿って張られたピアノ線1
6に接触しているかを判断し、接触していない場合には
動作を終了する(b1)。
合重り8が接触している場合には、絡まり検知スイッチ
17が動作する(b2)。絡まり検知スイッチ17が動
作すると、図示しないロープ接触検知装置が絡まりがあ
ることを検知する。なお、本実施形態によるエレベータ
のロープ絡まり防止装置を、昇降路に複数設置した場合
には、絡まりが発生している位置も検出する(b3)。
タのロープ絡まり防止装置の効果としては、テールコー
ド6とつり合ロープ8の絡まりを防止できる。また、ピ
アノ線16の状態によって、テールコード6またはつり
合重り8が振れ止め棒1に接触しているか否かを検知す
るので、絡まりの有無を検知できる。
まり防止装置を複数設置することにより、一層テールコ
ード6とつり合ロープ8の絡まりを防止する効果を向上
でき、絡まりの存在する位置も検知できる。
によるエレベータのロープ絡まり防止装置の一例を示す
構成図であり、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
ータのロープ絡まり防止装置の構成例を示す側面図であ
る。また、図10(b)は、本実施形態によるエレベー
タのロープ絡まり防止装置の構成例を示す上面図であ
る。
ロープ絡まり防止装置は、振れ止め棒1と、受け止め体
2と、かご位置検出センサ5と、モータ18とから構成
されている。
と、かご位置検出センサ5とについては、図1で説明し
たものと同一の構成要素であるので、同一符号を付して
その説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述
べる。
振れ止め棒1を受け止め体2に向かって倒し込む動力を
発する。さらに、モータ18は、地震が終了し、かご1
0の移動動作を再び行なう場合に、振れ止め棒1を地震
が発生する前の状態、すなわち、中心軸が垂直の状態に
なるように、自動的に復帰する動力を発する。
装置の振れ止め棒1の動作について説明する。図11
は、本実施形態によるロープ絡まり防止装置の振れ止め
棒1が倒れ込んでから復帰するまでの動作を示すフロー
図である。
1から揺れの信号を受信した制御盤12がかご停止信号
とともに振れ止め動作信号を振れ止め制御装置13に送
信する。振れ止め制御装置13は、その信号を受信する
と振れ止め棒1を倒すための動作を行なう(c1)。
信号を受信すると、振れ止め棒1の上端及び下端に設置
されているかご位置検出センサ5によって、振れ止め棒
1近くにかご10が存在するか否かを確認し、振れ止め
棒1近くにかご10が存在する場合には、動作を終了す
る(c2)。
場合には、モータ18は、振れ止め棒1を受け止め体2
に向かって倒し込むように駆動し、これにより、振れ止
め棒1が倒れる(c3)。
動動作を再び行なうか否かで判断する(c4)。かご1
0の移動動作が行なわれない場合には、その状態を維持
する(c5)。
は、モータ18は、振れ止め棒1を起き上がらせるよう
に駆動し、これにより、自動復帰がなされる(c6)。
以上のように、本実施形態におけるエレベータのロープ
絡まり防止装置の効果としては、テールコード6とつり
合ロープ8の絡まりを防止できる。
ータ18を駆動することによって、振れ止め棒1を地震
が発生する前の状態に自動的に復帰することができる。
なお、本実施形態によるエレベータのロープ絡まり防止
装置に、前記第3の実施形態の構成要素であるピアノ線
16と、絡まり検知スイッチ17を付加することで、絡
まりの有無を検知できる。
17とを付加した場合、かご10の移動動作を再び行な
うか否かの判断は、地震が検知されなくなり、かつ、絡
まりが検知されていないとき、すなわち、地震感知器1
1が地震を検知しなくなり、かつ、ピアノ線16と、絡
まり検知スイッチ17と、ロープ接触検知装置とによっ
て、絡まりが検知されていないときになされる。
る発明によれば、昇降路の側壁面に設けられた振れ止め
棒が、昇降路をテールコードが存在する側とつり合ロー
プが存在する側とで分けるように、受け止め体に対して
倒れ込むことにより、テールコードとつり合ロープの絡
まりを防止できる。
昇降路の側壁面に設けられた振れ止め棒が、昇降路をテ
ールコードが存在する側とつり合ロープが存在する側と
で分けるように、受け止め体に対して倒れ込むことによ
り、テールコードとつり合ロープの絡まりを防止でき
る。
ったので、テールコードとつり合ロープが振れ止め棒に
衝突、接触しても、テールコードとつり合ロープの損傷
を防ぐことができる。
昇降路の側壁面に設けられた振れ止め棒が、昇降路をテ
ールコードが存在する側とつり合ロープが存在する側と
で分けるように、受け止め体に対して倒れ込むことによ
り、テールコードとつり合ロープの絡まりを防止でき
る。
うと、テールコードとつり合ロープが振れ止め棒に衝
突、接触しても、テールコードとつり合ロープの損傷を
防ぐことができる。
コードとつり合ロープが振れ止め棒に接触しているか否
かを検知するので、絡まりの有無を検知できる。加え
て、この発明のエレベータのロープ絡まり防止装置を複
数設置することにより、絡まりの存在する位置を検知で
きる。
ば、昇降路の側壁面に設けられた振れ止め棒が、昇降路
をテールコードが存在する側とつり合ロープが存在する
側とで分けるように、受け止め体に対して倒れ込むこと
により、テールコードとつり合ロープの絡まりを防止で
きる。
うと、テールコードとつり合ロープが振れ止め棒に衝
突、接触しても、テールコードとつり合ロープの損傷を
防ぐことができる。
コードとつり合ロープが振れ止め棒に接触しているか否
かを検知するので、絡まりの有無を検知できる。加え
て、この発明のエレベータのロープ絡まり防止装置を複
数設置することにより、絡まりの存在する位置を検知で
きる。そして、自動復帰手段により、振れ止め棒の状態
を振動が発生する前の状態に自動的に復帰することがで
きる。
のロープ絡まり防止装置の構成例を示す側面図。
位置関係を示す状態図。
位置関係を示す斜視図。
動作制御装置の構成例を示すブロック図。
止め棒の動作を示すフロー図。
のロープ絡まり防止装置の構成例を示す側面図。
簡略図。
のロープ絡まり防止装置の一例を示す構成図。
図。
タのロープ絡まり防止装置の構成例を示す側面図。
れ止め棒が倒れ込んでから復帰するまでの動作を示すフ
ロー図。
類とそれらの保護措置との関係を示す上方断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 昇降路上方に設置された巻上げ機が、巻
上げロープによってつり合重り及びかごをつるべ式に保
持し、前記かごと当該かごを制御する制御装置の間を、
信号の伝送を行なうテールコードで接続し、かつ、前記
かごと前記つり合重りの間を、前記かご及び前記つり合
重りが昇降する際のバランスをとるためのつり合ロープ
で接続し、前記巻上げ機の動作により前記かごを前記昇
降路に沿って上下移動させるエレベータにおいて、 前記エレベータが地震等により振動したことを検知する
振動検知手段と、 一端が回転可能に接続され、常時前記昇降路の側壁面に
中心軸が垂直になるように設けられ、前記振動検知手段
によって振動が検知された場合に、前記昇降路におい
て、前記テールコードが存在する側と前記つり合ロープ
が存在する側とで分けるように、他端が倒れ込む振れ止
め棒と、 前記昇降路の壁面であって、前記振れ止め棒の回動支持
部と対向する位置に設けられ、側壁面から倒れ込んでき
た前記振れ止め棒の他端を受け止める受け止め体と、を
具備したことを特徴とするエレベータのロープ絡まり防
止装置。 - 【請求項2】 前記振れ止め棒の表面を衝撃緩和材で覆
ったことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロー
プ絡まり防止装置。 - 【請求項3】 前記振れ止め棒の上端から下端に渡っ
て、前記振れ止め棒の中心軸と平行で、前記振れ止め棒
に接触しないように張られたピアノ線と、 前記ピアノ線の状態によって、前記テールコードまたは
前記つり合ロープが前記振れ止め棒に接触しているか否
かを検知するロープ接触検知手段とを具備したことを特
徴とする請求項1または請求項2に記載のいずれかのエ
レベータのロープ絡まり防止装置。 - 【請求項4】 前記振動検知手段が検知していた振動が
検知されなくなり、かつ、前記ロープ接触検知手段が前
記テールコードまたは前記つり合ロープと前記振れ止め
棒との接触を検知していない場合に、前記振れ止め棒の
状態を、振動が発生する前の状態に自動的に復帰する自
動復帰手段を具備したことを特徴とする請求項3に記載
のエレベータのロープ絡まり防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23521396A JP3689196B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | エレベータのロープ絡まり防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23521396A JP3689196B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | エレベータのロープ絡まり防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1081466A true JPH1081466A (ja) | 1998-03-31 |
JP3689196B2 JP3689196B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=16982765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23521396A Expired - Fee Related JP3689196B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | エレベータのロープ絡まり防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3689196B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107879232A (zh) * | 2016-09-30 | 2018-04-06 | 奥的斯电梯公司 | 补偿链稳定装置和方法,电梯井道以及电梯系统 |
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1996
- 1996-09-05 JP JP23521396A patent/JP3689196B2/ja not_active Expired - Fee Related
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