JP2707942B2 - エレベータのロープ張力平衡装置 - Google Patents

エレベータのロープ張力平衡装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのロープ張
力平衡装置に関するものであり、特に、エレベータ据付
工事中のロープ張力の調整が自動で簡易にできるエレベ
ータのロープ張力平衡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエレベータのロープ張力
平衡装置に関連するものとして、特開昭60−2136
76号公報に掲載の技術がある。図8は、上記公報に示
されたエレベータの作業台平衡装置であり、従来のエレ
ベータのロープ張力平衡装置を示す正面図である。図に
おいて、1は昇降路上部に位置する機械室、2は昇降路
壁、3,4は機械室1から垂下され作業台を巻上げるロ
ープ、5は昇降路内機器の据付作業に使用される移動可
能な作業台、5aは作業台5の手摺、6は作業台5が取
付けられているかご枠、7,8は電動巻上機、9,10
はかご枠6の移動を案内するガイドレール、11はガイ
ドシュー、12は制御ケーブル、13はかご枠6上部に
垂設された連結棒、14,15はリミットスイッチ、1
6は先端にリミットスイッチ14,15が取付けられて
いる取付棒、17は連結棒13の上部に横渡された天秤
棒、18,19はリミットスイッチ14,15の作動
棒、20は作業台5に配設された運転スイッチである。
【0003】上記のように構成された従来のエレベータ
のロープ張力平衡装置では、作業台5が組付けられてい
るかご枠6の上部に電動巻上機7,8を取付ける天秤棒
17を設け、一方の電動巻上機のロープ張力が弱くなれ
ば、天秤棒17が傾き先端が下方に移動し、リミットス
イッチ作動金具がリミットスイッチ14,15を押下げ
ることにより、ロープ張力が不均衡になったことを検出
する。そして、他方、即ち、ロープ張力が強い方の電動
巻上機の電源を遮断し、上記リミットスイッチ14,1
5からリミットスイッチ作動金具が離れたならば、電動
巻上機の同時運転に切換える。こうして、ロープ張力を
平衡に保つことによって、作業台5の平衡状態を確保し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のエレベータのロープ張力平衡装置では、連結棒1
3、取付棒16、天秤棒17等の仮設品が多く、かご枠
側に電動巻上機7,8が配設されており、作業台全体の
重量も重いために、コストもかかっていた。また、片側
の電動巻上機の電源を遮断してロープ張力を平衡に保つ
方式のために、作業台5の昇降速度が一定でなく、しか
も、円滑ではなかった。さらに、電動巻上機7,8のモ
ータ電源も頻繁に入切するので、スイッチ接触点のコン
タクタの溶着などの虞れがあるといった問題があった。
【0005】そこで、本発明は、かかる問題点を解決す
るためになされたものであり、仮設品を少なくして安価
で手間が省け、作業台の重量を軽量化できるとともに、
円滑に昇降でき、ロープ張力を安全且つ自動で平衡にす
ることができるエレベータのロープ張力平衡装置の提供
を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
エレベータのロープ張力平衡装置は、昇降路に垂設され
たガイドレールに係合するかご枠に組付けられ、昇降路
内機器の据付作業の際に使用される作業台と、前記昇降
路上部に配設された2台の電動巻上機と、前記作業台を
移動させるために、前記各電動巻上機から懸垂されたロ
ープを前記かご枠の所定の個所に集めて吊上げる吊上部
とを具備するものである。
【0007】請求項2の発明にかかるエレベータのロー
プ張力平衡装置は、昇降路に垂設されたガイドレールに
係合するかご枠に組付けられ、昇降路内機器の据付作業
の際に使用される作業台と、前記昇降路上部に配設され
た2台の電動巻上機と、前記作業台を移動させるため
に、前記各電動巻上機から懸垂されたロープを前記かご
枠の所定の個所に集めて吊上げる吊上部と、前記ロープ
の過負荷状態を検出し、所定の安全動作をする過負荷検
出手段とを具備するものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明のエレベータのロープ張力平衡
装置においては、昇降路上部に配設された2台の電動巻
上機から懸垂されたロープを、ガイドレールに係合する
かご枠及び作業台の1点に集め、作業台を吊上げて移動
させるものであるから、一方のロープ張力が減少する
と、そのロープを送出する電動巻上機の負荷が少なくな
り、回転数が増加し、他方のロープ張力と同じになるま
でロープが巻取られることで、2台の電動巻上機の各ロ
ープ張力が自動的に平衡になる。
【0009】請求項2の発明のエレベータのロープ張力
平衡装置においては、2本のロープをかご枠及び作業台
の1点に集め、作業台を吊上げるとともに、過負荷検出
手段が前記ロープの過負荷状態を検出し、所定の安全動
作をするものであるから、上記請求項1の発明と同様に
して、2本のロープ張力が自動的に平衡になるだけでな
く、過負荷検出手段により、安全且つ円滑に装置が作動
する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。 〈第一実施例〉図1は本発明の第一実施例であるエレベ
ータのロープ張力平衡装置を示す拡大正面図、図2は本
発明の第一実施例であるエレベータのロープ張力平衡装
置が配設された昇降路全体を示す正面図、図3は本発明
の第一実施例であるエレベータのロープ張力平衡装置が
配設された昇降路全体を示す側面図である。図中、上記
従来例と同一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
【0011】図において、7,8は各々同一巻上能力を
有する電動巻上機、21は電動巻上機7,8の駆動を制
御する制御盤、7a,8aは各電動巻上機7,8と制御
盤21とを繋ぐ電気配線、22は電動巻上機7,8を吊
下げるための吊ビーム、23,24は吊ビーム22を昇
降路壁2に固定するためのブラケットである。25はか
ご枠6の上部に位置する上部作業台、26は上部作業台
25の手摺であり、かご枠6の下部には従来と略同様の
作業台5及び手摺5aが位置する。27はロープ3,4
を固定するロープシャックル、28は緩衝用のバネ、2
9はバネ28を固定する固定盤、30はナットである。
31,32はガイドレール9,10を昇降路壁2に固定
する取付部材である。33は作業台5に固着された綱止
ビーム、34,35はかご枠6を長方形に維持するため
の柱である。
【0012】従来のエレベータのロープ張力平衡装置で
は、作業台5を2台の電動巻上機7,8で引上げた場
合、吊り点位置が離れていると、電動巻上機7,8の電
動巻上げの巻取能力の微妙な違いによって作業台5及び
かご枠6が傾く。そのため、傾きを補正するために電動
巻上機7,8を適宜停止させる必要、または、スイッチ
等によって制御する必要があった。しかし、本実施例の
如く、吊り点位置を1点、若くは、近づけることによ
り、電動巻上機7,8にかかる荷重を自動的に平衡にさ
せることが可能になる。
【0013】ここで、吊り点位置を1点、若くは、近づ
けることにより、電動巻上機7,8にかかる荷重が自動
的に平衡を保つ原理について説明する。図4は本発明の
第一実施例であるエレベータのロープ張力平衡装置の電
動巻上機の負荷と速度との関係を示す特性図である。も
し、仮に一方の電動巻上機7に45%の負荷がかかり、
他方の電動巻上機8に55%の負荷がかかっていたと
し、45%の負荷の速度をx、55%の負荷の速度をy
とする。このときには、電動巻上機8の負荷が大きいた
め、速度が遅いことが分かる。次の動きとして、低負荷
の電動巻上機7は高負荷の電動巻上機8の負荷を助け、
次第に速度が遅くなる。一方、電動巻上機8は負荷が軽
減され、速度が次第に速くなっていく。そして、両電動
巻上機7,8が同一負荷になると、同一速度で巻上動作
を行なう。こうして、ロープ張力が平衡状態となること
により、作業台5及びかご枠6の傾きを補正するための
電動巻上機の停止、起動の回数が減り、運転効率が良く
なる。
【0014】このように、本実施例のエレベータのロー
プ張力平衡装置は、昇降路壁2に沿って昇降路に垂設さ
れ、かご枠6の移動を案内するガイドレール9,10
と、前記ガイドレール9,10に係合する本設かご枠6
に組付けられ、昇降路内機器の据付作業の際に使用され
る作業台5と、前記昇降路上部に配設された各々同一巻
上能力を有する2台の電動巻上機7,8と、前記作業台
5を移動させるために、前記各電動巻上機7,8から懸
垂されたロープ3,4を前記かご枠6の一点(所定の個
所)に集めて吊上げるロープシャックル27等からなる
吊上部とを備えている。
【0015】即ち、本実施例のエレベータのロープ張力
平衡装置は、昇降路上部に配設された2台の電動巻上機
7,8から懸垂されたロープ3,4を、ガイドレール
9,10に係合するかご枠6及び作業台5の1点に集
め、作業台5を吊上げて移動させるものである。
【0016】したがって、一方のロープ張力が減少する
と、そのロープを送出する電動巻上機の負荷が少なくな
り、回転数が増加し、他方のロープ張力と同じになるま
でロープが巻取られることで、結果的に2台の電動巻上
機の各ロープ張力が自動的に平衡になる。このため、従
来必要であった連結棒13、取付棒16、天秤棒17等
の部品が不要になり、仮設品が少なく、また、2台の電
動巻上機7,8も昇降路上部に配設され、軽量な作業台
5となり、装置全体が安価になる。しかも、電動巻上機
7,8の停止、起動の回数が減り、作業台5及びかご枠
6が円滑に上下動する。
【0017】ところで、上記説明では、両電動巻上機
7,8から懸垂されたロープ3,4をロープシャックル
27に接続してかご枠6及び作業台5を吊上げる場合に
ついて説明したが、このロープ3,4とロープシャック
ル27の接続部の構造は種々考えれる。例えば、図5は
本発明の第一実施例であるエレベータのロープ張力平衡
装置の吊上部の各種構造を示す要部正面図である。図に
おいて、(a)はロープ3,4を1本のロープとしたも
のであり、この場合には、2台の電動巻上機7,8の巻
上速度に差が生じても、ロープ3,4がロープシャック
ル27に擦れないように、固定環36等でロープ3,4
をロープシャックル27に固定する必要がある。(b)
もロープ3,4を1本のロープとしたものであるが、こ
れは、ロープシャックル27に滑車37を装着し、この
滑車37を介してロープ3,4とロープシャックル27
とを接続したものである。したがって、ロープ3,4が
円滑に移動するので、2台の電動巻上機7,8の巻上速
度に差が生じても、ロープ3,4がロープシャックル2
7に擦れる心配はない。(c)はロープ3の端部とロー
プ4の端部を各々同一のロープシャックル27に接続し
たものであり、2本のロープ3,4でかご枠6及び作業
台5を吊上げるものである。図5の(a)〜(c)のい
ずれの構成を採用しても、吊り点位置を1点とすること
になり、電動巻上機7,8にかかる荷重を自動的に平衡
にさせることが可能になるので、上述の効果を得ること
ができる。
【0018】〈第二実施例〉図6は本発明の第二実施例
であるエレベータのロープ張力平衡装置の過負荷検出装
置を示す正面図である。図において、40,41はマイ
クロスイッチであり、ロープ一本に100%の負荷がか
かった時に作動するように設定されている。42はマイ
クロスイッチ40,41を取付け所定の位置に支持する
金具である。なお、本実施例では、各電動巻上機7,8
からのロープ3,4を極めて近接する2個のロープシャ
ックル27に各々接続し、2個のロープシャックル27
を介して作業台5及びかご枠6を吊上げている。この各
ロープシャックル27部分の構成は上記第一実施例と略
同様であるが、本実施例ではダブルナット30a,30
bを介して固定盤29が装着されている。
【0019】したがって、各電動巻上機7,8からのロ
ープ3,4の張力に差が生じると、上記第一実施例と同
様に、電動巻上機7,8の回転数が調整され、ロープ張
力が同じになることにより、電動巻上機7,8にかかる
荷重を自動的に平衡状態にすることができる。しかも、
本実施例においては、何らかの異常で電動巻上機7,8
の一方が故障、または、片側のみの運転になった場合、
マイクロスイッチ40,41が作動し過負荷を検出す
る。つまり、過負荷状態になると、バネ28の付勢力に
抗して固定盤29が上昇し、マイクロスイッチ40,4
1に接触し、マイクロスイッチ40,41を押上げるか
らである。そして、安全に巻上機を停止させる。
【0020】これを図7の回路図を用いて説明する。図
7は本発明の第二実施例であるエレベータのロープ張力
平衡装置の過負荷検出装置を示す回路図である。図にお
いて、リレーUは運転スイッチ20の上昇指令である押
ボタンUPによって付勢されるリレーであり、リレーD
は運転スイッチ20の下降指令である押ボタンDNによ
って付勢されるリレーである。また、リレーU右は、上
昇の時に右側の電動巻上機を駆動するリレー、リレーU
左は上昇の時に左側の電動巻上機を駆動するリレー、リ
レーD右は下降の時に右側の電動巻上機を駆動するリレ
ー、リレーD左は下降の時に左側の電動巻上機を駆動す
るリレーである。また、図中の40,41は図6と同一
のマイクロスイッチであり、このマイクロスイッチ4
0,41が過負荷を検出し、マイクロスイッチ40,4
1が作動した場合には、巻上機を停止させる。
【0021】このように、本実施例のエレベータのロー
プ張力平衡装置は、昇降路壁2に沿って昇降路に垂設さ
れ、かご枠6の移動を案内するガイドレール9,10
と、前記ガイドレール9,10に係合する本設かご枠6
に組付けられ、昇降路内機器の据付作業の際に使用され
る作業台5と、前記昇降路上部に配設された各々同一巻
上能力を有する2台の電動巻上機7,8と、前記作業台
5を移動させるために、前記各電動巻上機7,8から懸
垂されたロープ3,4を前記かご枠6の一点(所定の個
所)に集めて吊上げる近接する2個のロープシャックル
27等からなる吊上部と、前記ロープ3,4の過負荷状
態をマイクロスイッチ40,41で検出し、各電動巻上
機7,8の駆動を停止する(所定の安全動作をする)図
7の如き回路構成の過負荷検出装置(過負荷検出手段)
とを備えている。
【0022】即ち、本実施例のエレベータのロープ張力
平衡装置は、2本のロープ3,4をかご枠6及び作業台
5の極めて近接する2点に集め、作業台5を吊上げると
ともに、マイクロスイッチ40,41で前記ロープ3,
4の過負荷状態を検出し、マイクロスイッチ40,41
が作動した場合には電動巻上機7,8の駆動を停止させ
るものである。
【0023】したがって、上記第一実施例と同様にし
て、2本のロープ張力が自動的に平衡になるだけでな
く、過負荷検出手段により、安全且つ円滑に装置が作動
する。この結果、仮設品が少なく、軽量な作業台とな
り、装置全体が安価になるとともに、作業台5及びかご
枠6が円滑に上下動し、安全性も増す。
【0024】なお、上記実施例では上下二段の作業台を
有するかご枠を移動させる場合について説明したが、一
段の作業台を有するかご枠を移動させる場合にも当然利
用できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータのロープ張力平衡装置は、ガイドレールと、
作業台と、2台の電動巻上機と、吊上部とを備え、昇降
路上部に配設された2台の電動巻上機から懸垂されたロ
ープを、ガイドレールに係合するかご枠及び作業台の1
点に集め、作業台を吊上げて移動させることにより、一
方のロープ張力が減少すると、そのロープを送出する電
動巻上機の負荷が少なくなり、回転数が増加し、他方の
ロープ張力と同じになるまでロープが巻取られること
で、2台の電動巻上機の各ロープ張力が自動的に平衡に
なるので、仮設品が少なく、軽量な作業台床が安価にで
き、作業台の上下移動が円滑にできる。
【0026】請求項2の発明のエレベータのロープ張力
平衡装置は、ガイドレールと、作業台と、2台の電動巻
上機と、吊上部と、過負荷検出手段とを備え、2本のロ
ープをかご枠及び作業台の1点に集め、作業台を吊上げ
るとともに、過負荷検出手段が前記ロープの過負荷状態
を検出し、所定の安全動作をすることにより、上記請求
項1の発明と同様にして、2本のロープ張力が自動的に
平衡になるだけでなく、過負荷検出手段により、安全且
つ円滑に装置が作動するので、仮設品が少なく、軽量な
作業台となり、装置全体が安価になるとともに、安全性
が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例であるエレベータの
ロープ張力平衡装置を示す拡大正面図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例であるエレベータの
ロープ張力平衡装置が配設された昇降路全体を示す正面
図である。
【図3】図3は本発明の第一実施例であるエレベータの
ロープ張力平衡装置が配設された昇降路全体を示す側面
図である。
【図4】図4は本発明の第一実施例であるエレベータの
ロープ張力平衡装置の電動巻上機の負荷と速度との関係
を示す特性図である。
【図5】図5は本発明の第一実施例であるエレベータの
ロープ張力平衡装置の吊上部の各種構造を示す要部正面
図である。
【図6】図6は本発明の第二実施例であるエレベータの
ロープ張力平衡装置の過負荷検出装置を示す正面図であ
る。
【図7】図7は本発明の第二実施例であるエレベータの
ロープ張力平衡装置の過負荷検出装置を示す回路図であ
る。
【図8】図8は従来のエレベータのロープ張力平衡装置
を示す正面図である。
【符号の説明】
2 昇降路壁 3,4 ロープ 5 作業台 6 かご枠 7,8 電動巻上機 9,10 ガイドレール 12 制御ケーブル 20 運転スイッチ 21 制御盤 22 吊ビーム 25 上部作業台 27 ロープシャックル 28 バネ 29 固定盤 33 綱止ビーム 36 固定環 37 滑車 40,41 マイクロスイッチ UP 押ボタン DN 押ボタン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に垂設されたガイドレールと、 前記ガイドレールに係合するかご枠に組付けられ、昇降
    路内機器の据付作業に使用される作業台と、 前記昇降路上部に配設された2台の電動巻上機と、 前記作業台を移動させるために、前記各電動巻上機から
    懸垂されたロープを前記かご枠の所定の個所に集めて吊
    上げる吊上部とを具備することを特徴とするエレベータ
    のロープ張力平衡装置。
  2. 【請求項2】 昇降路に垂設されたガイドレールと、 前記ガイドレールに係合するかご枠に組付けられ、昇降
    路内機器の据付作業に使用される作業台と、 前記昇降路上部に配設された2台の電動巻上機と、 前記作業台を移動させるために、前記各電動巻上機から
    懸垂されたロープを前記かご枠の所定の個所に集めて吊
    上げる吊上部と、 前記ロープの過負荷状態を検出し、所定の安全動作をす
    る過負荷検出手段とを具備することを特徴とするエレベ
    ータのロープ張力平衡装置。
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