JPH1081070A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH1081070A
JPH1081070A JP9172768A JP17276897A JPH1081070A JP H1081070 A JPH1081070 A JP H1081070A JP 9172768 A JP9172768 A JP 9172768A JP 17276897 A JP17276897 A JP 17276897A JP H1081070 A JPH1081070 A JP H1081070A
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heat
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polystyrene sheet
sensitive
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JP9172768A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Tsugawa
洋晶 津川
Makoto Nozaki
信 野崎
Kaoru Izumi
薫 和泉
Tomotoshi Imahari
知登志 今治
Yoichi Sone
洋一 曽根
Koji Muroi
孝司 室井
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Lintec Corp
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Lintec Corp
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発色性に優れ白色度が高く、かつ、熱に対す
るカブリが少なく、保存性、特に耐水性の良好な感熱記
録材料を提供する。 【解決手段】 本発明は、発泡ポリスチレンシートの支
持体上に、感熱発色層を設けたことを特徴とし、好まし
くは当該発泡ポリスチレンシートの表面の濡れ張力が3
5dyn/cm以上である感熱記録材料、及び、当該感
熱記録材料からなる接着ラベルに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録材料に関
し、特に発色性に優れ、かつ熱に対するカブリが少なく
発色感度、耐可塑剤性、耐油性、耐水性等の保存性の良
い感熱記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無色または淡色の発色性物質と該発色性
物質を熱時発色させうる顕色性物質を利用した感熱記録
材料は特公昭43−4160号、特公昭45−1403
9号等で知られ広く実用化されている。一般に、感熱記
録材料は、ロイコ染料とフェノール性物質等の顕色剤を
それぞれ別個に微粒子状に分散化した後、両者を混合
し、これに結合剤、増感剤、充填剤、滑剤等の添加剤を
添加して塗液となし、紙、フィルム、合成紙等の支持体
に塗布したもので加熱により、ロイコ染料と顕色剤の一
方または両者が溶融、接触して起る化学反応により発色
記録を得るものであり通常シート状の感熱記録材料が調
製される。このような感熱記録シートの発色のためには
サーマルヘッドを内蔵したサーマルプリンター等が用い
られる。この感熱記録法は他の記録法に比較して、
(1)記録時に騒音が出ない、(2)現像定着等の必要
がない、(3)メンテナンスフリーである。(4)機械
が比較的安価である等の特徴により、ファクシミリ分
野、コンピューターのアウトプット、電卓等のプリンタ
ー分野、医療計測用のレコーダー分野、自動券売機分
野、感熱記録型ラベル分野等に広く用いられている。
【0003】これらの利用分野の中でも小売店やスーパ
ーマーケット等のPOSシステム化の普及に伴いラベル
や値札類に大量に使用されているが、特に生鮮食品、弁
当、加工食品等に貼付した感熱ラベル類は可塑剤を含む
包装材(ラップフィルム)や漏れた食用油や脂肪等によ
り画像部が消色したり、加温や解凍時の熱、湿度等によ
って地肌カブリ(未印字部の発色)を起こし易いという
問題がある。
【0004】また近年、高速記録に対する要求が一段と
高くなり、それに対応するための感熱記録材料の開発が
強く望まれているが、一般に感熱記録材料の感度を高め
熱応答性を良くすると地肌カブリが起こるという欠点が
現れやすくなる。また、上記した耐可塑剤性、耐油性を
向上させるために使用される保存性向上剤、安定剤等は
感度低下や地肌カブリを引き起こす欠点を有しているも
のが多い。従来、熱応答性が良く、保存性に優れ、さら
に未印字部の耐熱性、耐湿熱性を向上させるために種々
の方法が提案されているが、未だ満足すべき方法は確立
されていない。
【0005】例えば特公昭52−20142号には感熱
発色層をスーパーカレンダー処理で平滑度を上げて熱応
答性を向上させることが記載されているが、この処理で
は操作が複雑となり、また平滑性が向上すると逆にサー
マルヘッドとのマッチングが不良になる弊害がある。ま
た特開昭56−164890号には低融点化したロイコ
染料を使用する方法が開示されているが、この方法では
熱応答性が改良されているものの、熱カブリが大きくな
る欠点を有している。また別の方法として、支持体と感
熱記録層の間に特定の中間層を設ける方法が特開昭59
−5093号、特開昭60−248390号、特開平1
−113282号、特開平2−214688号等に開示
されているが、共通問題として支持体あるいは感熱記録
層との完全な密着性は得られず、機械的外力や水没等条
件によつては顕著な剥がれの現象が認められている。
【0006】さらに最近すすめられている廃棄物回収と
再資源化として、ポリスチレン及び発泡ポリスチレンで
つくられている上記の食品容器、包装材の回収が行われ
ているが、従来の紙、合成紙、ポリエステルフィルム等
を使用した感熱ラベルは回収時においてその除去が手間
となっている。この問題を解決する手段として感熱記録
材料の支持体にポリスチレンフィルムを使用する手段が
提案されている(特開平7−242061号)。しか
し、この方法では印字エネルギーが低い場合の発色濃度
が不十分で、高速性の点で問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記し
たような従来技術の欠点を解決することにある。即ち、
高感度で画像部の保存性に優れ、かつ熱や湿度に対する
保存性が良く、さらに再資源化しやすい感熱記録材料を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記したよう
な感熱記録材料の欠点を改良すべく鋭意研究を重ねた結
果、本発明を完成させた。即ち、本発明は、(1) 発
泡ポリスチレンシートの支持体上に、熱時発色し得る物
質を含有する感熱発色層を設けたことを特徴とする感熱
記録材料、(2) 発泡ポリスチレンシートの表面の濡
れ張力が35dyn/cm以上である(1)の感熱記録
材料、(3) 発泡ポリスチレンシートの表面がコロナ
処理されている(2)の感熱記録材料、(4) 熱時発
色し得る物質が、通常無色ないし淡色の発色性化合物と
該発色性化合物を熱時発色させうる顕色性化合物を含有
するものである(1)ないし(3)の感熱記録材料、
(5) 発泡ポリスチレンシートが2軸延伸された発泡
ポリスチレンシートである(1)または(4)の感熱記
録材料、(6)発泡ポリスチレンシートのみかけ密度が
0.7〜0.02g/cm3 である(1)ないし(5)
の感熱記録材料、(7)感熱発色層が結合剤を含有し、
該結合剤がスチレン系重合体である(1)ないし(6)
の感熱記録材料、(8)発泡ポリスチレンシートの支持
体上の片面に感熱発色層を設け、該支持体の他面に接着
剤層を設けた(1)ないし(7)の感熱記録材料、に関
する。また、本発明は、前記(8)の感熱記録材料から
なる接着ラベルに関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の感熱記録材料は、発泡ポ
リスチレンシートの支持体に熱時発色し得る物質を含有
する感熱発色層を設けることによって調製される。本発
明において感熱発色層には、前記した熱時発色し得る物
質のほかに必要に応じて結合剤、充填剤、熱可融性化合
物、滑剤、界面活性剤等を含有させることもできる。ま
た、感熱発色層に含有される熱時発色し得る物質として
は、以下に示すような発色性化合物、顕色性化合物を使
用することができる。本発明においては支持体上に上記
材料からなる塗布液が乾燥時の重量で1〜40g/m2
好ましくは5〜15g/m2 になるように塗布、乾燥さ
れて感熱発色層が形成される。さらに支持体と感熱発色
層との間に中間層や、感熱発色層上に保護層などを設け
ることもできる。該感熱発色層の成分比は、発色性化合
物は1〜50重量%、顕色性化合物は5〜80重量%、
結合剤は1〜90重量%、充填剤及び熱可融性化合物は
各々0〜80重量%、その他滑剤、界面活性剤等は各々
任意の割合で用いられる。中間層、保護層の形成材料は
結合剤と必要に応じて充填剤の中から適宜、選ぶことが
でき、乾燥時の重量で各々6g/m2 以下の範囲で設け
られる。
【0010】本発明において支持体として使用される発
泡ポリスチレンシートは、例えば、通常のポリスチレン
ペーパー成形加工による2軸延伸シートとして得られ、
主成分はポリスチレン99.5〜94重量%、発泡剤例
えばブタン系化合物0.5〜6重量%からなり、みかけ
密度約0.7〜0.02g/cm3 の物性を有してい
る。形状としては、延伸フィルムベースのものが好まし
く、その厚さは100〜3000μm程度がよい。この
ような発泡ポリスチレンシートは、例えばユー・パール
という商品名でパールパッケージ株式会社より市販され
ている。また、発泡ポリスチレンシートは、支持体とし
て感熱発色層を設ける必要性から表面の濡れ張力が35
dyn/cm以上、好ましくは40dyn/cm以上、
さらに好ましくは50dyn/cm以上のものがよい。
市販の発泡ポリスチレンシートの表面の濡れ張力は30
dyn/cm程度であり、これをコロナ処理あるいは界
面活性剤の塗布等、好ましくはコロナ処理により前記の
濡れ張力を有するものを得ることができる。コロナ処理
をすることによりポリスチレンシートの表面の濡れ張力
を大きくすることができ、また、製品の耐水性を向上さ
せることができる。なお、濡れ張力は、JIS K 6
768−1977の試験法により測定される。
【0011】感熱発色層に使用する発色性化合物の例と
しては、一般に感圧記録紙や感熱記録紙に用いられてい
るものであればよく、特に制限されない。具体例として
は、例えばフルオラン系化合物、トリアリールメタン系
化合物、スピロ系化合物、ジフェニルメタン系化合物、
チアジン系化合物、ラクタム系化合物、フルオレン系化
合物等が挙げられる。
【0012】このうちフルオラン系化合物としては、例
えば3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキシ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−エチル−N−イソペンチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−イソブチルエチルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−[N
−エチル−N−(3−エトキシプロピル)アミノ]−6
−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル
−N−ヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピルア
ミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−エチル−N−テトラヒドロフリルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−フル
オロアニリノ)フルオラン、3−(p−トルイジノエチ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−トルイジ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロ
ロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−
(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン、3−ジ
ブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(3,4−ジクロロアニ
リノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ
−7−エトキシエチルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−オクチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−フェニルフルオラン、3−(p−トルイジノエチ
ルアミノ)−6−メチル−7−フェネチルフルオラン等
が挙げられる。
【0013】また、トリアリールメタン系化合物として
は、例えば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニ
ル)−6−ジメチルアミノフタリド(別名:クリスタル
バイオレットラクトンまたはCVL)、3,3−ビス
(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−(p−
ジメチルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルア
ミノインドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−3−(2−メチルインドール−
3−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2−フェニルインドール−3−イル)フタ
リド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3
−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバ
ゾール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、
3,3−(2−フェニルインドール−3−イル)−5−
ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノフェ
ニル−3−(1−メチルピロール−2−イル)−6−ジ
メチルアミノフタリド等が挙げられる。
【0014】さらに、スピロ系化合物としては、例えば
3−メチルスピロジナフトピラン、3−エチルスピロジ
ナフトピラン、3,3’−ジクロロスピロジナフトピラ
ン、3−ベンジルスピロジナフトピラン、3−プロピル
スピロベンゾピラン、3−メチルナフト−(3−メトキ
シベンゾ)スピロピラン、1,3,3−トリメチル−6
−ニトロ−8’−メトキシスピロ(インドリン−2,
2’−ベンゾピラン)等が、ジフェニルメタン系化合物
としては、例えばN−ハロフェニル−ロイコオーラミ
ン、4,4−ビス−ジメチルアミノフェニルベンズヒド
リルベンジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフ
ェニルロイコオーラミン等が、チアジン系化合物として
は、例えばベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニト
ロベンゾイルロイコメチレンブルー等が、ラクタム系化
合物としては、例えばローダミンBアニリノラクタム、
ローダミンB−p−クロロアニリノラクタム等が、フル
オレン系化合物としては、例えば3,6−ビス(ジメチ
ルアミノ)フルオレンスピロ(9,3’)−6’−ジメ
チルアミノフタリド、3,6−ビス(ジメチルアミノ)
フルオレンスピロ(9,3’)−6’−ピロリジノフタ
リド、及び、3−ジメチルアミノ−6−ジエチルアミノ
フルオレンスピロ(9,3’)−6’−ピロリジノフタ
リド等が挙げられる。これらの発色性化合物は単独もし
くは混合して用いられる。
【0015】顕色性化合物も一般に感圧記録紙や感熱記
録紙に用いられているものであればよく、特に制限され
ない。具体例としては、例えば、フェノール性化合物と
しては、α−ナフトール、β−ナフトール、p−オクチ
ルフェノール、4−t−オクチルフェノール、p−t−
ブチルフェノール、p−フェニルフェノール、1,1−
ビス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン(別名:ビスフ
ェノールAまたはBPA)、2,2−ビス(p−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、1,1−ビス(p−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、4,4’−チオビスフェノ
ール、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノール、
2,2’−(2,5−ジブロム−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、4,4−イソプロピリデンビス(2−t
−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−
クロロェノール)、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン、4−ヒドロキシ−4’−メトキシジフェニルスル
ホン、4−ヒドロキシ−4’−エトキシジフェニルスル
ホン、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニ
ルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−ブトキシジフェニ
ルスルホン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メ
チル、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチル、
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジル、2,
4−ジヒドロキシ−2’−メトキシベンズアニリド等が
挙げられる。また、芳香族カルボン酸又はその誘導体と
しては、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、p−ヒドロ
キシ安息香酸エチル、4−ヒドロキシフタル酸ジベンジ
ル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、5−ヒドロキシ
イソフタル酸エチルなどの芳香族カルボン酸エステル誘
導体、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸、3,5−ジ
−α−メチルベンジルサリチル酸等の芳香族カルボン酸
またはその金属塩等が挙げられる。
【0016】感熱発色層に使用する結合剤はスチレン系
重合体が好まししく、その例としては、スチレン/無水
マレイン酸共重合体、ポリスチレン、スチレン/アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン/アクリロニトリル共
重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、カルボキシル
化スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/ブタジエ
ン/アクリル酸系共重合体、コロイダルシリカとスチレ
ン系共重合体組成物等の疎水性高分子エマルジョンが挙
げられる。さらに、必要に応じて、メチルセルロース、
メトキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール(PVA)、カル
ボキシル基変性ポリビニルアルコール、スルホン酸基変
性ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ
アクリルアミド、ポリアクリル酸、デンプン及びその誘
導体、カゼイン、ゼラチン、水溶性イソプレンゴム、イ
ソ(またはジイソ)ブチレン/無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩等の水溶性のもの、あるいは、ポリ酢酸ビ
ニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリアクリル
酸エステル、ポリウレタン、コロイダルシリカとアクリ
ル樹脂組成物等の疎水性高分子エマルジョン等を用いる
こともできる。
【0017】用いうる充填剤の例としては、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、シリカ、
ホワイトカーボン、タルク、クレー、アルミナ、水酸化
マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウ
ム、硫酸バリウム、ポリスチレン樹脂、尿素−ホルマリ
ン樹脂等がある。
【0018】用いうる熱可融性化合物の例としては、動
植物性ワックス、合成ワックスなどのワックス類や高級
脂肪酸、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸アニリド、芳香
族アミンのアセチル化物、ナフタレン誘導体、芳香族エ
ーテル、芳香族カルボン酸誘導体、芳香族スルホン酸エ
ステル誘導体、炭酸またはシュウ酸ジエステル誘導体、
ビフェニル誘導体、ターフェニル誘導体等が挙げられ、
常温で固体であり約70℃以上の融点を有するものを使
用することができる。
【0019】ワックス類としては、例えば木ろう、カル
ナウバろう、シェラック、パラフィン、モンタンろう、
酸化パラフィン、ポリエチレンワックス、酸化ポリエチ
レン等が、高級脂肪酸としては、例えばステアリン酸、
ベヘン酸等が、高級脂肪酸アミドとしては、例えばステ
アリン酸アミド、オレイン酸アミド、N−メチルステア
リン酸アミド、エルカ酸アミド、メチロールベヘン酸ア
ミド、メチロールステアリン酸アミド、メチレンビスス
テアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド等
が、高級脂肪酸アニリドとしては、例えばステアリン酸
アニリド、リノール酸アニリド等が、芳香族アミンのア
セチル化物としては、例えばアセトトルイジド等が、ナ
フタレン誘導体としては、例えば1−ベンジルオキシナ
フタレン、2−ベンジルオキシナフタレン、1−ヒドロ
キシナフトエ酸フェニルエステル等が、芳香族エーテル
としては、例えば1,2−ジフェノキシエタン、1,4
−ジフェノキシエタン、1,2−ビス(3−メチルフェ
ノキシ)エタン、1,2−ビス(4−メトキシフェノキ
シ)エタン、1,2−ビス(3,4−ジメチルフェニ
ル)エタン、1−フェノキシ−2−(4−クロロフェノ
キシ)エタン、1−フェノキシ−2−(4−メトキシフ
ェノキシ)エタン等が、芳香族カルボン酸誘導体として
は、例えばp−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル、
p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジルエステル、テレフ
タル酸ジベンジルエステル等が、芳香族スルホン酸エス
テル誘導体としては、例えばp−トルエンスルホン酸フ
ェニルエステル、フェニルメシチレンスルホナート、4
−メチルフェニルメシチレンスルホナート等が、炭酸ま
たはシュウ酸ジエステル誘導体としては、例えば炭酸ジ
フェニル、シュウ酸ジベンジルエステル、シュウ酸ジ
(4−メチルベンジル)エステル、シュウ酸ジ(4−ク
ロロベンジル)エステル等が、ビフェニル誘導体として
は、例えばp−ベンジルビフェニル、p−アリルオキシ
ビフェニル等が、ターフェニル誘導体としては、例えば
m−ターフェニル等が、各々例示される。
【0020】その他ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸アルミニウム等の滑剤、各種の
界面活性剤、消泡剤、紫外線吸収剤等を必要に応じて加
えることもできる。
【0021】前記材料を用いて例えば次のような方法に
よって本発明の感熱記録材料が調製される。即ち、常法
によりまず発色性化合物、顕色性化合物をそれぞれ別々
に結合剤あるいは必要に応じてその他の添加物と共にボ
ールミル、アトライター、サンドミルなどの分散機にて
粉砕、分散した後(粉砕、分散を湿式で行うときは通常
水を媒体として用いる)、混合して感熱発色層塗布液を
調製し、発泡ポリスチレンシート(あらかじめ塗布面を
コロナ処理する)の支持体上に通常、乾燥時の重量で1
〜40g/m2 になるようにバーコーター、ブレードコ
ーター等により塗布(発色性化合物と顕色性化合物の比
は、通常乾燥重量比で2:1〜1:10である)、乾燥
して本発明の感熱記録材料を得る。
【0022】発泡ポリスチレンシートのコロナ処理は、
通常のコロナ処理方法で行うことができ、例えば、高電
圧発生機に接続した電極と、ポリエステルフィルム、ハ
イパロン、EPラバーなどでカバーした金属ロールの間
に約0.5〜2mm程度の間隔を設け、数百KHzの高
周波で数千〜数万Vの高電圧をかけて、間隙に高圧コロ
ナを発生させ、この間隙に発泡ポリスチレンシートを一
定の速度、例えば、5〜200m/分、好ましくは10
〜100m/分で走らせることにより行うことができ
る。このコロナ処理は、空気、炭酸ガス、窒素等の気体
中でなされることが好ましい。また、必要に応じて感熱
発色層と支持体との間に中間層を設けたり感熱発色層上
にオーバーコート層を設けてもよい。
【0023】発泡ポリスチレンシートの支持体上に感熱
発色層を設けた本発明の感熱記録材料は、支持体が有す
る断熱効果によりサーマルプリンターの記録濃度あるい
は記録速度が著しく高い。感熱記録層自体の熱応答性を
過敏に高める必要がないので、使用原料の弊害が少なく
保存性も良好な上、熱及び湿度に対する地肌カブリの心
配がない。加えて本発明品は主として、通常接着剤層を
支持体裏側に設けた接着ラベルとして作成使用される。
この接着剤層は、例えば、酢酸ビニル樹脂系、塩化ビニ
ル樹脂系、アクリル樹脂系等の溶剤型接着剤;エチレン
−酢酸ビニル系共重合体、ポリオレフィン樹脂系、ポリ
アミド樹脂系、ポリエステル樹脂系等の感熱型接着剤;
ゴム系、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系、ポリビニ
ルエーテル樹脂系等の感圧型接着剤などの従来公知の種
々の接着剤により形成することができるが、使用性や作
業性などから感圧型接着剤の使用が好ましい。接着剤層
の厚さは、通常、3〜100μm程度であり、好ましく
は10〜50μm程度である。接着剤層の形成方法とし
ては、例えば、支持体に直接接着剤塗液を塗布し、乾燥
させる直塗法や、剥離シートの剥離面に接着剤塗液を塗
布し、乾燥させ接着剤層を形成し、支持体に貼り合わせ
転写させる転写法などがある。本発明においては、支持
体に直接熱がかからないことから転写法が好ましい。本
発明の感熱記録材料は接着ラベルとして、PSP容器
(発泡ポリスチレン製食品容器)、ポリスチレン製のト
レー及び容器に貼付使用されることにより、それら容
器、包装材等の回収、再資源化を行う上での分別、回収
作業の手間を解消することができる。
【0024】また、別の使用方法として記録表示を行っ
た本発明の感熱記録材料を(発泡ポリスチレンの緩衝性
にもとずき)ガラス、陶磁器、プラスチック等の容器の
包装材あるいは緩衝材として利用すれば余分な印刷やラ
ベル貼付等の手間を省略することも可能である。
【0025】
【実施例】本発明を実施例によりさらに詳細に説明する
が本発明がこれらの例に限定されるものではない。な
お、実施例中「部」は重量部を示す。
【0026】実施例1 下記組成の混合物をサンドグラインダーを用いて平均粒
径が2μm以下になるように粉砕、分散化してそれぞれ
[A]液、[B]液を調製する。 [A]液: 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 25部 25%PVA水溶液 20部 水 55部 [B]液: 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン 25部 25%PVA水溶液 20部 水 55部
【0027】次いで各調製液を下記の割合で混合して感
熱発色層塗布液を調製し、あらかじめコロナ処理を行い
表面の濡れ張力を約50dyn/cmとした発泡ポリス
チレンシート(厚さ180μm、みかけ密度 約0.3
g/cm3、コロナ処理を行う前の濡れ張力 約32d
yn/cm)上に乾燥時の重量が約6g/m2 となるよ
うに塗布、乾燥して感熱発色層を得る。 [A]液 8部 [B]液 24部 50%炭酸カルシウム分散液 40部 48%カルボキシル化スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス 6部 水 20部 さらに、下記の割合からなる保護層塗布液を前記の感熱
発色層上に乾燥時の重量で約3g/m2 となるように塗
布、乾燥して本発明の感熱記録材料を得る。 15%PVA水溶液 100部 50%クレー分散液 10部 30%グリオキザール水溶液 1部
【0028】実施例2 実施例1の[B]液の代わりに実施例1と同様に粉砕、
分散化して得た25%ビス(3−アリル−4−ヒドロキ
シフェニル)スルホン分散液を使用して実施例1と同様
にして本発明の感熱記録材料を得る。
【0029】実施例3 下記組成の混合物をサンドグラインダーを用いて平均粒
径が2μm以下になるように粉砕、分散化してそれぞれ
[C]液、[D]液を調製する。 [C]液: 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン 25部 25%PVA水溶液 20部 水 55部 [D]液: ビスフェノールA 25部 25%PVA水溶液 20部 水 55部
【0030】次いで各調製液を下記の割合で混合して感
熱発色層塗布液を調製し、実施例1と同様に塗布、乾燥
を行って本発明の感熱記録材料を得る。 [C]液 8部 [D]液 20部 20%メチロールステアリン酸アミド分散液 16部 50%炭酸カルシウム分散液 40部 48%カルボキシル化スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス 6部 水 20部
【0031】実施例4 実施例1の発泡ポリスチレンシートの代わりに同様にコ
ロナ処理して表面の濡れ張力を約40dyn/cmとし
た発泡ポリスチレンシートを使用して実施例1と同様に
して本発明の感熱記録材料を得る。
【0032】実施例5 実施例1の発泡ポリスチレンシートの代わりにみかけ密
度が約0.15g/cm3 の発泡ポリスチレンシートを
使用して実施例1と同様にして本発明の感熱記録材料を
得る。
【0033】実施例6 実施例1の発泡ポリスチレンシートの代わりに、みかけ
密度が約0.5g/cm3 の発泡ポリスチレンシートを
使用して実施例1と同様にして本発明の感熱記録材料を
得る。 実施例7 剥離シートの剥離面上に厚さ25μmのアクリル系感圧
型接着剤層(リンテック(株)製、「PA−T1」)を
形成した。次いで実施例1で作成された感熱記録材料の
支持体裏面に、上記剥離シート上に形成された接着剤層
を転写して接着剤層を有する感熱記録材料を得た。
【0034】比較例1 コロナ処理を行った透明の無発泡ポリスチレンフィルム
(商品名:OPSフィルム、厚さ50μm、旭化成工業
(株)製)上に実施例1と同様の塗布条件で、実施例1
の感熱発色層塗布液を塗工し、比較用の感熱記録材料を
得る。
【0035】比較例2 下記の混合物を攪はん分散して中間層塗布液[E]を得
る。 [E]液: 30%中空粒子ラテックス(スチレン/アクリル共重合体樹脂、 平均粒径0.5μm、空隙率55%) 83部 48%カルボキシル化スチレンブタジエン共重合体ラテックス 17部
【0036】上記の中間層塗布液を、市販の上質紙(坪
量50g/m2 )の表面に、乾燥時の重量が2g/m2
となるように塗布、乾燥を行って中間層を形成する。次
に本中間層上に感熱発色層と保護層を実施例1と同条件
で設けて比較用の感熱記録材料を得る。以上の様にして
得られる本発明及び比較例の感熱記録材料の品質性能を
表1、表2に示す。
【0037】 表1 品質性能試験 地肌1) 発色濃度2) 発色濃度3) 耐熱性4) 実施例1 0.04 1.35 1.45 0.05 実施例2 0.05 1.33 1.43 0.06 実施例3 0.04 1.34 1.45 0.06 実施例4 0.04 1.35 1.45 0.05 実施例5 0.04 1.38 1.46 0.05 実施例6 0.04 1.34 1.45 0.05 比較例1 0.06 0.89 1.28 0.07 比較例2 0.05 0.70 1.20 0.06
【0038】 表2 品質性能試験 耐可塑剤性5) 耐油性6) 耐水性7) 耐水性8) 実施例1 96% 94% 90% ○ 実施例2 99% 98% 95% ○ 実施例3 90% 91% 91% ○ 実施例4 96% 94% 91% ○ 実施例5 95% 95% 90% ○ 実施例6 96% 94% 91% ○ 比較例1 96% 95% 90% × 比較例2 95% 94% 78% ×
【0039】上記の表1及び表2に掲げた各品質性能試
験の方法は、以下のとおりである。 1)地肌: 未発色の試料をマクベス反射濃度計R
D−914型で測定した値。 2)発色濃度: 市販のPOSラベル用プリンターを使
用、可変の印字エネルギー電圧17V〜27Vにおい
て、17Vと19Vで印字を行ったうちの17Vで印字
した試料の印字部のマクベス反射濃度。 3)発色濃度: 上記プリンター19Vで印字した時の
印字部のマクベス反射濃度。 4)耐熱性: 70℃の恒温器中に24時間放置した
後の試料の未印字部のマクベス反射濃度。 5)耐可塑剤性:上記プリンターで印字した試料をPV
Cラップフィルムを両面に合わせて30g/cm2 の加
重下、室温で24時間放置した後の印字部濃度の残存率
(%)。 6)耐油性: 上記プリンターで印字した試料の上に
サラダ油を塗布し、室温で24時間放置した後の印字部
濃度の残存率(%)。 7)耐水性: 上記プリンターで印字した試料を室温
で水道水に24時間浸漬した後の印字部濃度の残存率
(%)。 8)耐水性: 上記耐水性試験において、浸漬中の試
料を指等でかるくこすり記録層のハガレ、脱落等を観察
した。 ○=ハガレ、脱落なし。×=ハガレまたは脱落あり。
【0040】表から明らかなように本発明の感熱記録材
料は地肌部及び印字の発色濃度、耐可塑剤性、耐油性、
耐水性等の保存性に優れ、かつ熱によるカブリが少な
い。とりわけ発色濃度において、低い印字エネルギー量
で高い発色濃度が得られること、また耐水性において、
印字部の物理的強度において優れていることが判明し
た。
【0041】
【発明の効果】発泡ポリスチレンシートの支持体上に感
熱発色層を設けた本発明の感熱記録材料は、高感度で画
像部の保存性に優れ、かつ熱に対するカブリが少ない。
加えて本発明品を同質の多用されているポリスチレン製
の食品容器、包装材等の貼付ラベルとして使用すること
により、従来問題になっているラベルにかわり容器類の
回収、再資源化を解決する。また、発泡ポリスチレンシ
ートの表面をコロナ処理して、製品の耐水性等を向上さ
せることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08J 7/04 C08J 7/04 A C08L 25/06 C08L 25/06 B41M 5/18 111 (72)発明者 今治 知登志 千葉県船橋市松が丘3−32−2 (72)発明者 曽根 洋一 埼玉県熊谷市大字村岡100−6 (72)発明者 室井 孝司 埼玉県蓮田市黒浜1385−10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡ポリスチレンシートの支持体上に、
    熱時発色し得る物質を含有する感熱発色層を設けたこと
    を特徴とする感熱記録材料。
  2. 【請求項2】 発泡ポリスチレンシートの表面の濡れ張
    力が35dyn/cm以上である請求項1に記載の感熱
    記録材料。
  3. 【請求項3】 発泡ポリスチレンシートの表面がコロナ
    処理されている請求項2に記載の感熱記録材料。
  4. 【請求項4】 熱時発色し得る物質が、通常無色ないし
    淡色の発色性化合物と該発色性化合物を熱時発色させう
    る顕色性化合物を含有するものである請求項1から3の
    いずれか1項に記載の感熱記録材料。
  5. 【請求項5】 発泡ポリスチレンシートが2軸延伸され
    た発泡ポリスチレンシートである請求項1から4のいず
    れか1項に記載の感熱記録材料。
  6. 【請求項6】 発泡ポリスチレンシートのみかけ密度が
    0.7〜0.02g/cm3 である請求項1から5のい
    ずれか1項に記載の感熱記録材料。
  7. 【請求項7】 感熱発色層が結合剤を含有し、当該結合
    剤がスチレン系重合体である請求項1ないし6のいずれ
    か1項に記載の感熱記録材料。
  8. 【請求項8】 発泡ポリスチレンシートの支持体上の片
    面に感熱発色層を設け、該支持体の他面に接着剤層を設
    けた請求項1ないし7のいずれか1項に記載の感熱記録
    材料。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の感熱記録材料からなる
    接着ラベル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194843A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 感熱記録材料

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JP2008194843A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 感熱記録材料

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