JPH1080830A - エレベーターのエントランス組立ライン - Google Patents

エレベーターのエントランス組立ライン

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JPH1080830A
JPH1080830A JP22574996A JP22574996A JPH1080830A JP H1080830 A JPH1080830 A JP H1080830A JP 22574996 A JP22574996 A JP 22574996A JP 22574996 A JP22574996 A JP 22574996A JP H1080830 A JPH1080830 A JP H1080830A
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JP
Japan
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entrance
conveyor
conveyor table
stage
work
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22574996A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ishikawa
石川  雅之
Kenji Matsuba
健治 松葉
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業が手間がかからずにスムーズに行
え、作業者にかかる負担を軽減するようにした。 【解決手段】 水平作業装置1,2,3と前記鉛直作業
装置9とを並べて設置し、コンベア台15から上昇させ
た作業台19の上で前段階のエントランスを組み立て、
この作業台19をコンベア台15に没入させて前段階の
エントランスをコンベア台15に載せ、前段階のエント
ランスをコンベア台33に移送して反転機34によって
鉛直位置にし、この鉛直方向の前段階のエントランスを
コンベア台35に移送し、この前段階のエントランスを
リフター49によって適正位置にして完全なエントラン
スに組み立てられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのエ
ントランスを流れ作業によって組み立てることができる
ようにした組立ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターの乗場側出入口に設
けられたエントランスは、作業台上でサイドジャム,ヘ
ッドジャム,シル等の部品を水平方向に芯出して前段階
エントランスに組み立てる水平組立工程と、この前段階
エントランスをクレーンで吊り上げて鉛直に保持し、こ
れにハンガー,ドア等の部品を鉛直方向に芯出しして組
み付け、完全なエントランスとする鉛直組立工程とに分
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
組立ラインにあっては、水平組立工程では作業台で組み
立てた前段階のエントランスは作業者によって運ばなけ
ればならず、また鉛直組立工程ではクレーンで前段階の
エントランスを吊り上げて鉛直に保持しなければなら
ず、このため組立作業は手間がかかり、また作業者に大
きな負担をかけてしまうという問題点があった。
【0004】本発明は、組立作業が手間がかからずにス
ムーズに行え、作業者にかかる負担を軽減するようにし
た流れ作業の組立ラインを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、第1コンベア台,回動可
能な作業台、およびこの作業台を第1コンベア台から上
昇させたり、これに没入させたりする第1昇降手段を有
する水平作業装置と、第2コンベア台を水平位置と鉛直
位置とに変換する反転手段、および第2コンベア台に隣
接し、鉛直方向の第3コンベア台を昇降させる第2昇降
手段を有する鉛直作業装置とを備え、前記水平作業装置
と前記鉛直作業装置とを並べて設置し、第1コンベア台
から上昇させた作業台の上で前段階のエントランスを組
み立て、この作業台を第1コンベア台に没入させて前段
階のエントランスを第1コンベア台に載せ、前段階のエ
ントランスを第2コンベア台に移送して反転手段によっ
て鉛直位置にし、この鉛直方向の前段階のエントランス
を第3コンベア台に移送し、この前段階のエントランス
を第2昇降手段によって適正位置にして完全なエントラ
ンスに組み立てるようにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1ないし図10は本発明に係るエレベーター
のエントランス組立ラインの一実施例を示す図である。
【0007】図1および図2において、符号1,2,3
は水平作業装置であり、これらの水平作業装置1,2,
3の間にはコンベア台4,5が設置されている。水平作
業装置1,2,3のそれぞれの近傍には、ヘッドジャ
ム,サイドジャム,シル等の部品6、ヘッダー,ストラ
ットチャンネル等の部品7、ドア,ハンガー等の部品8
が置かれ、これらの部品6,7,8はそれぞれ水平作業
装置1,2,3で組立作業が行われる。水平作業装置3
の隣には鉛直作業装置9が並べて設置され、またこの鉛
直作業装置9の隣には鉛直方向のコンベア台10が並べ
て設置されている。
【0008】図3および図4において、符号1は水平作
業装置であり、この基台11の略中央には物を昇降させ
るリフター12(第1昇降手段)が設置されている。リ
フター12はX字状のリンク13やこの上に位置する作
業板14等からなり、リンク13を駆動手段(図示せ
ず)によって動かすと、作業板14は昇降することにな
る。
【0009】また、基台11の上にはコンベア台15
(第1コンベア台)が設けられ、このコンベア台15は
枠体に設けられた細長い形状をした一対の支持板材6
a,6bと、この支持板材16a,16bに回転自在に
設けられたローラ17等からなる。
【0010】リフター12の作業板14には、回動自在
機構18を介して作業台19が設けられており、この回
動自在機構18は作動板14の上に立設された外筒20
と、この外筒20に回動自在に支持される内筒21等か
らなっている。内筒21の上端に設けられた支持板22
に作業台19が設けられている。
【0011】外筒20の上端には円形状をしたフランジ
部20aが設けられ、このフランジ部20aの外周縁に
は90°間隔で係合凹部21が形成されている。この係
合凹部21には、作業台19に設けられたストッパ手段
23が係合可能であり、回動自在機構18によって回動
自在となっている作業台19はストッパ手段23が係合
凹部21に係合したときに固定保持されることになる。
【0012】作業台19は基台11にリフター12、回
動自在機構18を介して設けられているが、この基台1
1にはコンベア台15が設けられており、このコンベア
台15の上方に作業台19が位置していることになる。
コンベア台15の支持板材16a,16bには作業台1
9を構成する角パイプ19aが収納可能な切欠部24が
形成されており、このため作業台19がリフター12に
よって下降させられると、コンベア台15の中に沈み込
み、作業台19よりもコンベア台15の方が高くなる。
【0013】なお、他の水平作業装置2,3も水平作業
装置1と同じ構成となっている。
【0014】図5および図6に示すように、鉛直作業装
置9の反転機34(反転手段)に設けられたコンベア台
33(第2コンベア台)は、フレーム枠37に支持板材
38を介してローラ39が設けられている。また、フレ
ーム枠37の一端には支持部材40を介してローラ41
が前記ローラ39に対して直角に設けられ、他端には係
合保持部材42が設けられている。
【0015】反転機34は、作業面32に設けられた基
台43と、この基台43にコンベア台33を回動自在に
支持する支持部材44と、コンベア台33に連結された
リンク45を作用させるモータ46とからなっている。
モータ46を駆動させると、減速機構を介してコンベア
台33を水平位置から鉛直位置に回動させる。なお、コ
ンベア台33が鉛直位置にあるときには、この下端は基
台43の側に設けられたピット室47内に位置すること
になる。
【0016】鉛直作業装置9のリフター36(第2昇降
手段)は図7および図8に示すように、ピット室47に
設置され、このピット室47内の基台48と、基台48
上のX字状のリンク49と、このリンク49上の作業板
50とからなっている。作業板50上にコンベア台35
(第3コンベア台)が鉛直方向に立設され、このコンベ
ア台35は補助ブラケット51によって補強されてい
る。コンベア台35はフレーム枠材52に支持板材53
を介して設けられたローラ54と、フレーム枠材52の
下端に設けられたローラ55と、上端に設けられた係合
保持部材56とからなっている。リンク49を駆動手段
(図示せず)によって作動させると、コンベア台35は
昇降する。
【0017】リフター36にはこれに隣接してコンベア
台10が図9および図10に示すように、作業面32上
に立設されており、このコンベア台10は前記同様にフ
レーム枠材58,ローラ59,ローラ60,係合保持部
材61等からなっている。この係合保持部材61は、コ
ンベア台16に設けられたハンドル62を回すと、ロッ
ド63を介して開閉する。
【0018】水平作業装置1のリフター12によって作
業台19を上昇させてコンベア台15よりも上方に位置
させ、この作業台19の上でサイドジャム,ヘッドジャ
ム,シル等の部品6を水平方向に芯出ししながら前々段
階のエントランスを組み立てる。このとき、作業台19
は回動自在機構18によって回動自在となっているの
で、作業者は基台11の周囲の一箇所に立ったままで、
作業台19の方を回動させることにする。
【0019】次に、リフター12によって作業台19を
下降させてコンベア台15に没入させると、このコンベ
ア台15に前々段階のエントランスは載ることになる。
そうすると、前々段階のエントランスは、コンベア台1
5から隣接するコンベア台4へ移送可能となる。
【0020】次に前々段階のエントランスは、コンベア
台4から水平作業装置2へ移送され、これにヘッダー,
ストラットチャンネル等の部品7を水平方向に芯出しし
ながら組み付けて前段階のエントランスとする。
【0021】次に、水平作業装置2から水平作業装置3
へ前段階のエントランスが移送されると、この水平作業
装置3で前段階のエントランスにドア,ハンガー等の部
品8を仮止めする。
【0022】次に、水平作業装置3から前段階のエント
ランスが水平方向を向いているコンベア台33へ移送さ
れると、このコンベア台33を反転機34によって回動
させて鉛直方向に向ける。前段階のエントランスは、コ
ンベア台33のローラ41によって円滑に移動可能であ
り、隣のコンベア台35へと移動させる。このとき、コ
ンベア台35はリフター36によってピット室47にお
ける下方位置(適正位置)にある。
【0023】このように、コンベア台35がピット室4
7における下方位置にあると、前段階のエントランスに
仮止めされたドア,ハンガー等の部品8を鉛直方向に芯
出ししながら本取り付けする。このときの作業は、作業
台に乗らずに自然体で作業面32の上から行うことがで
きる。
【0024】エントランスを保持するコンベア台35は
リフター36によって上昇させる。そうすると、このコ
ンベア台35とコンベア台10とは同一面上の位置とな
り、コンベア台35上のエントランスをコンベア台10
へ移動させることができる。
【0025】コンベア台10にエントランスが保持され
ると、作業者は作業面32上から自然体でこのエントラ
ンスにスプリングクローザー等の部品を取り付けて仕上
げることとなる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1コンベア台が上昇させた作業台の上で前段階のエン
トランスを組み立て、この作業台を第1コンベア台に没
入させて前段階のエントランスを第1コンベア台に載
せ、前段階のエントランスを第2コンベア台に移送して
反転手段によって鉛直位置にし、この鉛直方向の前段階
のエントランスを第3コンベア台に移送し、この前段階
のエントランスを第2昇降手段によって適正位置にして
完全なエントランスに組み立てるようにしたので、組立
作業が手間がかからずにスムーズに行え、その結果、作
業効率が向上することとなる。また、作業者にかかる負
担を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターのエントランス組立
ラインの一実施例を示す平面図。
【図2】同上正面図。
【図3】水平作業装置の正面図。
【図4】水平作業装置の平面図。
【図5】反転機の正面図。
【図6】反転機の平面図。
【図7】リフターの正面図。
【図8】図7中A矢視図。
【図9】コンベア台の正面図。
【図10】図9中B矢視図。
【符号の説明】
1,2,3…水平作業装置、9…鉛直作業装置、12…
リフター、15…コンベア台、19…作業台、33…コ
ンベア台、34…反転機、49…リフター。
フロントページの続き (72)発明者 松葉 健治 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1コンベア台,回動可能な作業台、お
    よびこの作業台を第1コンベア台から上昇させたり、こ
    れに没入させたりする第1昇降手段を有する水平作業装
    置と、第2コンベア台を水平位置と鉛直位置とに変換す
    る反転手段、および第2コンベア台に隣接し、鉛直方向
    の第3コンベア台を昇降させる第2昇降手段を有する鉛
    直作業装置とを備え、前記水平作業装置と前記鉛直作業
    装置とを並べて設置し、第1コンベア台から上昇させた
    作業台の上で前段階のエントランスを組み立て、この作
    業台を第1コンベア台に没入させて前段階のエントラン
    スを第1コンベア台に載せ、前段階のエントランスを第
    2コンベア台に移送して反転手段によって鉛直位置に
    し、この鉛直方向の前段階のエントランスを第3コンベ
    ア台に移送し、この前段階のエントランスを第2昇降手
    段によって適正位置にして完全なエントランスに組み立
    てるようにしたことを特徴とするエレベーターのエント
    ランス組立ライン。
JP22574996A 1996-08-28 1996-08-28 エレベーターのエントランス組立ライン Withdrawn JPH1080830A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104175077A (zh) * 2014-08-20 2014-12-03 怡达快速电梯有限公司 电梯门、壁板自动化生产线和生产工艺
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031104