JPH1078486A - 表示装置及び時計 - Google Patents

表示装置及び時計

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JPH1078486A
JPH1078486A JP9186752A JP18675297A JPH1078486A JP H1078486 A JPH1078486 A JP H1078486A JP 9186752 A JP9186752 A JP 9186752A JP 18675297 A JP18675297 A JP 18675297A JP H1078486 A JPH1078486 A JP H1078486A
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博行 園田
Norihisa Usui
則久 碓氷
Shunji Minami
俊二 南
Hajime Mogi
肇 茂木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字板等に金属感を付与すると共に、表示し
ている情報を暗闇内で読み取りが可能な構造とする。 【解決手段】 電力の供給求によって発光するEL発光
部材8の上方に表示板9を配置する。表示板9を金属感
を付与する材料によって形成する。表示板9に多数の出
射口を形成し、EL発光部材8からの光を表示板9の上
方に出射させて、暗闇内での情報の読み取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子腕時計、電子
手帳、携帯電話やポケットベルなどの携帯型通信機器、
その他の電子機器に使用される表示装置及び時計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】時計の文字板として、半透過性フィルム
或いは光透過性のカラーインクによって加飾されたフィ
ルム部材を用いると共に、これらの下方にEL(エレク
トロルミネセンス)発光部材が配置された構造の文字板
が従来より使用されている。この文字板はEL発光部材
が発光することによって照明されるため、明るくなり、
夜間、暗闇内での時刻の読み取りを可能とするものであ
る。
【0003】又、液晶表示部材を組み込むと共に、夜間
や暗闇内での液晶表示部材の表示内容の読み取りを可能
とした従来の時計の場合、LSIが実装された回路基板
が上ハウジング及び下ハウジングによって挟まれること
により固定されている。液晶表示部材は、下偏光板、下
電極基板、上電極基板及び上偏光板が下から順に積層さ
れることによって形成されており、上ハウジングの上部
に配置され、回路基板からの信号が入力されることによ
って所定の表示を行うようになっている。この時計で
は、液晶表示部材の照明を行うため、板状のEL発光部
材が液晶表示部材の下方に配置されるものである。
【0004】以上の他に、電子腕時計では、光電変換素
子としての太陽電池を組み込み、太陽電池から時計モジ
ュールに電力を供給することによって作動する構造が開
発されている。この時計においては、太陽電池が光を効
率良く受光する必要があり、このため文字板部分に太陽
電池を配置することがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半透過
性フィルムや加飾されたフィルム部材を使用した文字板
では、カラー表現が可能であっても、ゴールドやシルバ
ーなどの高級な金属感を表すことができず、時計に高級
感を付与することができない不便さがある。又、液晶表
示部材の照明が可能な時計においても、同様に金属感を
表現することができないものとなっている。文字板部分
に太陽電池を配置した時計においても、太陽電池が光沢
のない黒色のため、同様に金属感を表すことができない
問題を有している。
【0006】なお、文字板に金属板を使用して高級感を
付与した場合においては、金属板が光を遮断するため、
EL発光部材や太陽電池を設ける意義がなくなり、これ
らの実用性が消失するものである。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、EL発光部材や太陽電池を組み込んで
も、金属感を良好に表すことが可能で、高級感を付与で
きる表示装置及び時計を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の表示装置は、板状の発光部材と、
金属感を有する材料からなり、前記発光部材からの光が
出射する多数の出射口が開口され、前記発光部材の上方
に配置された表示板と、を備えていることを特徴とす
る。
【0009】この表示装置は、金属感を付与する材料に
よって表示板が形成されているため、表示板全体の金属
感を損なうことがない。このため表示装置全体に高級な
金属感を付与することができる。又、発光部材からの光
は出射口から出射するため、表示板全体が明るくなり、
夜間、暗闇内での読み取りができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明であっ
て、前記表示板の上方に配置された液晶表示部材を更に
備えていることを特徴とする。
【0011】液晶表示部材は表示板の上方に配置されて
おり、発光部材が発光していないときは、表示板からの
反射光によって明るくなり、表示する情報の読み取りが
できる。一方、夜間等において、発光部材が発光してい
るときは、その光が表示板の出射口から出射するため、
液晶表示部材の表示する情報の読み取りが可能となる。
かかる液晶表示部材は、入力されたデータや計算結果或
いは時刻等の各種の情報を表示する。従って、この構造
では、時計、電子手帳、携帯用通信機器その他の電子機
器に適用することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の発明であっ
て、前記表示板は、導電性材料の部分を含み、グラウン
ド電位に接続されていることを特徴とする。
【0013】導電性材料部分を含む表示板がグラウンド
電位に接続されることにより、発光部材からのノイズを
遮断することができる。従って、ノイズによる液晶表示
部材への悪影響がなくなり、情報を良好に表示すること
ができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明であって、前記表示板の上方に配置された加飾
された光透過性のフィルム部材を更に備えていることを
特徴とする。
【0015】この発明においては、加飾された光透過性
のフィルム部材を表示板の上方に配置することができ、
これにより光がフィルム部材を透過するため、フィルム
部材のデザインを観賞できる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明であって、前記出射口は前記表示板上面の意匠
を形成していることを特徴とする。
【0017】出射口が表示板上面の意匠を形成すること
により、趣味性が向上する。
【0018】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かの発明であって、前記出射口に対応した表示板の内部
に、金属からなる目隠し壁が設けられていることを特徴
とする。
【0019】出射口に対応した表示板の内部に金属から
なる目隠し壁を設けることにより、出射口部分にも金属
が存在するため、出射口が目立つことがないと共に、金
属感を損なうことがなくなる。
【0020】請求項7の発明は、請求項1〜4又は6の
いずれかの発明であって、前記表示板の全体に、前記出
射口が均一の密度で形成されていることを特徴とする。
【0021】出射光が均一の密度のため、表示板の全体
から均一に光が出射する。このため、むらのない照明が
できる。
【0022】請求項8の発明は、請求項1〜6のいずれ
かの発明であって、前記表示板は、文字又は意匠が認識
可能なように前記発光部材からの光の透過密度が異なっ
た部位を有していることを特徴とする。
【0023】光の透過密度が異なることにより、文字又
は意匠を光によって認識できるため、趣味性が向上す
る。この発明における光の透過密度が異なった部位とし
ては、例えば、出射口が形成された部位、或いは出射光
が形成されない部位に区分することによって可能とな
る。
【0024】請求項9の発明は、請求項8の発明であっ
て、前記表示板は、前記出射口が粗密度で形成される第
1の形成部位と、出射口が精密度で形成される第2の形
成部位とを備え、いずれか一方又は双方の形成部位が前
記文字又は意匠を構成していることを特徴とする。
【0025】粗密度及び精密度で出射口を形成すること
により、光の透過密度を異なるようにすることができ、
光による文字又は意匠の表示を行うことができる。
【0026】請求項10の発明は、少なくとも上面が金
属からなり、下方に光を導く多数の入射口が前記上面に
開口された表示板と、この表示板の下方に配置された板
状の太陽電池と、を備えていることを特徴とする。
【0027】太陽電池を用いる発明においては、表示板
の上面が金属によって形成されているため、表示板全体
の金属感を損なうことがない。しかも表示板に形成した
入射口から光が太陽電池に達するため、光電変換が可能
となる。
【0028】請求項11の発明の時計は、板状の発光部
材と、金属感を付与する材料からなり、前記発光部材か
らの光が出射する多数の出射口が開口され、前記発光部
材の上方に配置された表示板と、回転する指針を有し、
この指針が前記表示板の上方で回転するアナログ指針機
構と、を備えていることを特徴とする。
【0029】この発明の時計では、アナログ指針機構の
指針が回転することによって時刻を表示する。従って、
表示板は時計の文字板として機能する。この表示板は金
属感を付与する材料によって形成されているため、時計
に高級な金属感を付与することができる。又、表示板に
は、光が出射する出射口が形成されているため、夜間、
暗闇での時刻の読み取りが可能となっている。
【0030】請求項12の発明の時計は、板状の発光部
材と、金属感を付与する材料からなり、前記発光部材か
らの光が出射する多数の出射口が開口され、前記発光部
材の上方に配置された表示板と、この表示板の上方に配
置された液晶表示部材と、前記発光部材の下方に配置さ
れた時計モジュールと、を備えていることを特徴とす
る。
【0031】表示板の上方に配置された液晶表示部材
は、表示板からの反射光によって明るくなる一方、発光
部材が発光しているときは、その光が表示板の出射口か
ら出射して照明されるため、時刻その他の情報の読み取
りが可能となる。従って、金属性の高級感を有し、しか
も夜間等における時刻の読み取りが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の第1の実施
形態を示し、図1はこの実施形態が適用された腕時計の
内部構造である。この腕時計は、上部に時計ガラス2
が、下部に裏蓋3が取り付けられた時計ケース1と、こ
の時計ケース1内に設けられたアナログ指針機構4とを
備えている。アナログ指針機構4は回路基板、電池その
他の部品がハウジングに組み込まれた本体部5と、本体
部5の中央部分から上方に延びる指針軸6と、この指針
軸6に取り付けられた分針、時針等の指針7とを備えて
いる。
【0033】アナログ指針機構4の本体部5上面には、
板状に成形されたEL発光部材8と、表示板9とが積層
状態で載置されている。又、これらのEL発光部材8及
び表示板9の中央部分には、貫通穴8a、9aが形成さ
れ、これらの貫通穴8a、9aを指針軸6が貫通して上
方に延びている。図1において、10は表示板9の周囲
を押さえ付けてこれらを固定する押え部材であり、11
は裏蓋3と時計ケース1の下面との間に設けられたシー
ル部材である。
【0034】このような構造において、EL発光部材8
及びその上部に積層された表示板9によって表示装置と
しての文字板12が構成されるものであり、EL発光部
材8はアナログ指針機構4の回路基板から発光用信号が
入力されることによって発光する。
【0035】表示板9は金属感を付与する材料によって
形成されている。このため、少なくとも、その上面が金
属によって形成されている。かかる表示板9としては、
例えば、全体を金属板としても良く、樹脂板を金属メッ
キしても良い。又、金属板をさらにメッキすることによ
って明るさや金属カラーを付与したものであっても良
い。この表示板9の上面には、時字、その他の文字等を
印刷することができ、これにより時刻を表する文字板と
しての機能を備えている。このように金属感を付与する
材料によって表示板9を形成することによって、金属感
を表現でき、腕時計に高級感を付与することができる。
この場合、ゴールド、シルバー等の高級金属色をメッキ
することにより、さらに高級感を付与することができ、
製品価値が増大する。
【0036】図2は全体が金属によって形成された表示
板9を示し、多数条の出射口13が貫通穴9aを中心と
して放射状に形成されている。この出射口13は図3に
示すように、細径となっていると共に、表示板9の径方
向に断続状態で延びている。このような形状の出射口1
3は、表示板9をエッチングすることにより形成される
ものである。
【0037】かかる出射口13には、表示板9を厚さ方
向に貫通する光通路(図示省略)が連通しており、これ
により下方のEL発光部材8からの光が出射口13から
出射する。この光の出射によって表示板9の上面全体が
明るくなって、暗闇や夜間における時刻の読み取りが可
能となる。又、出射口13は細径であり、表示板9全体
の面積に比べて少ないため、表示板9の金属感を損なう
ことがない。このため、EL発光部材8が発光したとき
は、金属の文字板として認識されるため、高級感を付与
することができる。
【0038】図4及び図5は表示板9の別の形態を示
し、出射口13が細径の円弧状に形成されている。又、
出射口13は、その多数が貫通穴9aを中心とした同心
円状に配置されている。この場合にも、出射口13は表
示板9を厚さ方向に貫通する光通路に連通しているた
め、EL発光部材8からの光を出射することができ、図
2及び図3と同様な作用を有している。
【0039】以上の図2〜図5に示す多数の出射口13
は表示板9の上面に規則的な模様を形成しており、出射
口13の全体で表示板9上面の意匠を形成している。こ
のため表示板9に美装性が付与され、表示装置としての
文字板12の外観が向上している。なお、以上のような
出射口13が形成する意匠は、図示する以外の模様、絵
柄であっても良い。
【0040】図6は本発明の第2の実施形態を示し、上
述した実施形態と同一の要素は同一の符号で対応させて
ある。この実施形態においては、EL発光部材8上に表
示板9が配置されると共に、表示板9上にフィルム部材
14が配置されることによって、表示装置としての文字
板12が形成されている。フィルム部材14は、光透過
性を有していると共に、模様、絵柄、文字等が印刷され
ることによって加飾が施されている。なお、フィルム部
材14の中央部分には、指針軸6が貫通する貫通穴14
aが形成されている。
【0041】表示板9としては、図2〜図5と同様に、
細径の出射口13が意匠をなすように形成されてたもの
が使用されている。このように加飾されたフィルム部材
14を表示板9の上方に配置することによって、表示板
9の意匠に加えて、フィルム部材14の加飾を観賞で
き、趣味性が向上して、文字板12の商品価値が向上す
る。なお、フィルム部材14としては、光透過性を有し
たカラーフィルムであっても良く、このフィルムを使用
することによって、カラーメタリック感を付与すること
ができる。
【0042】図7及び図8は、本発明の第3の実施形態
を示す。この実施形態では、EL発光部材8の上方に配
置される表示板9の全体が金属によって形成されてお
り、その上面には、スリット状の多数の出射口13が多
列状に設けられている。
【0043】又、表示板9の内部における出射口13と
の対応部位には、目隠し壁15が設けられている。目隠
し壁15は表示板9の一部となっており、従って、目隠
し壁15は金属によって構成されている。このように出
射口13と対応する表示板9の内部に金属からなる目隠
し壁15を設けることによって、出射口13部分からも
金属が見えるため、表示板9全体が金属として感受で
き、金属感を表すことができる。
【0044】さらに、隣接する目隠し壁15の間は、出
射口13と同様にスリット状に開口されることによっ
て、光の入射口16となっており、この入射口16がE
L発光部材8に面している。そして、表示板9の内部に
は、入射口16と出射口13とを連通するジグザグ状の
光通路17が形成されており、EL発光部材8が発光し
た光が、図8の矢印で示すように、入射口16から光通
路17を介して出射口13に達し、出射口13から上方
に出射する。この光の出射によって表示板9が明るくな
るため、暗闇内での時刻の読み取りを行うことができ
る。
【0045】かかる実施形態における位置ズレした出射
口13、入射口15の形成は、表示板9をハーフエッチ
ングすることによって行うことができる。すなわち、表
示板9の上面からハーフエッチングを行って出射口13
を形成し、その後、表示板9の下面からハーフエッチン
グを行って出射口13と位置ズレした入射口16を形成
する。この上下面からのハーフエッチングにおいては、
エッチング量をオーバーラップさせ、出射口13、入射
口16とを連通するジグザグ状の光通路17を作製する
ものである。
【0046】本発明においては、図示を省略するが、表
示板9の下方に太陽電池を配置することができる。これ
は図1におけるEL発光部材8に代えて、太陽電池とす
ることにより可能となる。この場合、表示板9は以上の
実施形態と同様な構造のものが使用されるが、その出射
口13が光の入射口となり、光の入射によって太陽電池
が光電変換を行い、時計内部の部品へ電力供給を行うこ
とができる。この場合にも、出射口13を細径とするこ
とによって、表示板9の金属感が損なわれることがな
く、高級感を付与できる。
【0047】図9〜図12は、本発明の第4の実施形態
であり、図9及び図10はそのモジュール20を示す。
モジュール20は、地板21によって組み付けられた上
ハウジング22及び下ハウジング23と、上下のハウジ
ング22、23に保持された回路基板24と、上ハウジ
ング22に取り付けられたEL発光部材8、表示板25
及び液晶表示部材26とを備えている。
【0048】上ハウジング22及び下ハウジング23の
組み付けは、下ハウジング23下面に地板21を当接す
ると共に、この当接部分から上方に立ち上がるフック部
21aを上ハウジング22に係止することによって行わ
れる。なお、下ハウジング23には、釦型の電池27が
挿入されており、この電池27から回路基板24に電力
が供給されるようになっている。
【0049】回路基板24は、上ハウジング22及び下
ハウジング23に挟持されることによって固定されてい
る。この回路基板24には、時計全体の作動を制御する
LSI等の制御チップ28が実装されており、EL発光
部材8及び液晶表示部材26の作動を行うための信号を
これらに出力する。
【0050】EL発光部材8、表示板25及び液晶表示
部材26は、いずれも上ハウジング22の中央部分に形
成された凹部22a内に配置されている。これらは、下
からEL発光部材8、表示板25、液晶表示部材26の
順で上下方向に配置されており、EL発光部材8が発光
することによ表示板25を介して液晶表示部材26が照
明される。
【0051】液晶表示部材26は、下偏光板30、下電
極基板31、上電極基板32及び上偏光板33が順に積
層されると共に、電極基板31、32の間に液晶材(図
示省略)が封入されることにより形成されている。上下
の偏光板30、33及び上下の電極基板31、32はい
ずれも透明材料が使用されており、全体が透明となって
いる。上電極基板32は両端部が下電極基板31よりも
外方に突出するように長くなっており、この延設部分の
下面に電極(図示省略)が形成されて回路基板24の電
極(図示省略)と電気的に接続されている。回路基板2
4との接続は、導電性ゴム、異方性ゴム等からなる弾性
を有したインターコネクタ29を、上述した電極間に配
置することによってなされる。この接続によって、液晶
表示部材26は入力データ、記憶データ、計算結果、時
刻等の各種の情報を表示する。従って、このモジュール
20は、電子手帳、電子時計、携帯通信機器、ゲーム機
その他の電子機器に適用することができる。
【0052】表示板25は、かかる液晶表示部材26の
下方に配置されている。表示板25は、全体が金属によ
って形成されており、それ自体で金属色を有している。
又、表示板25に対しては、ゴールド、シルバー等のメ
ッキを施しても良い。さらに、表示板25としては、樹
脂板に金属メッキを施したものであっても良い。
【0053】図11は、表示板25を示し、下方のEL
発光部材8全体を覆う形状に成形されている。同図にお
いて、ハッチングで示す部分は、出射口形成部位34で
あり、多数の出射口35が形成される。この実施形態に
おける出射口35は、表示板25の板厚方向に貫通する
小径の貫通孔からなり、図12に示すように、前後及び
左右方向に均一な密度となるように分散している。
【0054】このように金属からなる表示板25或い
は、金属又は樹脂にゴールド、シルバー等のメッキが施
された表示板25を液晶表示部材26の下方に配置する
ことにより、表示板25からの反射光によって液晶表示
部材26が明るくなるため、表示する情報の読み取りが
容易となると共に、金属色で認識されるため、高級感を
付与することができる。又、EL発光部材8が発光した
場合は、その光が出射口35を通過して液晶表示部材2
6を照明するため、夜間、暗闇での情報の読み取りを行
うことができる。特に、この実施形態では、出射口35
が表示板25の全体に均一に形成されて、むらなく均一
に照明できるため、情報が読み取り易くなるメリットが
ある。
【0055】図13〜図15は、この実施形態における
表示板25の別の形態であり、図13に示すように、細
線ハッチングで示す第1の出射口形成部位36と、太線
ハッチングで示す第2の出射口形成部位37とに区分け
されている。第1の出射口形成部位36には、図14で
示すように、小径の貫通孔からなる出射口35が粗密度
となるように前後及び左右方向に分散している。
【0056】これに対し、第2の出射口形成部位37に
は、図15で示すように、隣接する出射口35が接近す
ることにより精密度となるように出射口35が形成され
ている。又、この第2の出射口形成部位37は、図13
で示すように、第1の出射口形成部位36の内方に、文
字「G」を模したマークを形成するように配置されてい
る。このような形態では、第1及び第2の出射口形成部
位36、37を透過する光の透過密度が異なっており、
EL発光部材8が発光すると、精密度の出射口35を有
する第2の出射口形成部位37が「G」を表示する。こ
のため、使用上の趣味性が向上する。
【0057】なお、光の透過密度を異ならせることによ
って表示するものとしては、文字以外の模様、マーク等
の意匠であっても良い。又、出射口35を形成すること
のない部位を表示板25に形成して、光の透過密度を異
なるようにしても良い。
【0058】図16は、電子腕時計に適用した本発明の
第5の実施形態を示す。この実施形態では、制御チップ
28が実装された回路基板24、EL発光部材8、表示
板25及び液晶表示部材26がハウジング41に組み付
けられることによって時計モジュール42が形成されて
いる。この時計モジュール42は、時計ケース1の裏側
から同ケース1内に挿入され、その後、時計ケース1に
裏蓋3を被せることによって時計ケース1内に収容され
る。
【0059】EL発光部材8及び液晶表示部材26は、
回路基板24から信号が入力されることによって作動す
る。このため、EL発光部材8は導電性のコイルばね4
3によって回路基板24と接続されて発光し、液晶表示
部材26はインターコネクタ29によって回路基板24
と接続されて情報を表示する。
【0060】表示板25は、全体が金属或いはゴール
ド、シルバー等がメッキされた金属からなり、第4の実
施形態と同様に出射口35(図12、14、15参照)
が形成されている。このため、表示板25は、第4の実
施形態と同様に作用する。これに加えて、この実施形態
では、回路基板24にグラウンド電極45がパターン形
成されると共に、このグラウンド電極45と表示板25
とが導電性コイルばねからなるグラウンド接続部材44
によって電気的に接続されている。この接続によって表
示板25は、グラウンド電位に接続される。このため、
表示板25は下方のEL発光部材8からのノイズを遮断
することができ、ノイズによる液晶表示部材26への悪
影響がなくなる。これにより、液晶表示部材26が良好
に情報を表示することができる。
【0061】図17は、本発明の第6の実施形態を示
す。この実施形態では、表示板9の下側に太陽電池50
が積層状態で配置されるものであり、その他の部材は図
1及び図6と同様となっており、これらの図と同一の符
号により対応させてある。又、この実施形態のアナログ
指針機構4は、その指針軸6が太陽電池50の貫通穴5
0a及び表示板9の貫通穴9aを貫通しており、指針軸
6に取り付けられた指針7が表示板9の上方で回転して
時刻を表示する。このアナログ指針機構4の駆動は、太
陽電池50によって供給される電力により行われる。
【0062】表示板9としては、図2〜図5及び図11
〜図15に示す出射口13又は35を有した構造のもの
を使用するが、これらの出射口13、35は外部光が入
射する入射口として作用する。従って、光が表示板9を
透過して太陽電池50に入射するため、光電変換により
太陽電池50が発電を行うことができる。
【0063】又、この実施形態では、上方で指針7が回
転する表示板9は文字板として機能している。この表示
板9としては、上述した実施形態1〜5と同様に金属感
を付与する材質によって形成されるものである。このた
め、金属を使用したと同様な高級感を表現することがで
きる。
【0064】図18は、本発明の第7の実施形態を示
す。この実施形態は、基本的には図10に示す第4の実
施形態と同様となっており、同一の部材には同一の符号
で対応させてある。この実施形態では、表示板25の下
方に太陽電池50が配置されている。太陽電池50は、
光電変換によって発電を行い、その電力を回路基板24
に供給する。このため、電池27の消耗を抑制すること
ができる。
【0065】又、表示板25の上方には、液晶表示部材
26が配置されている。表示板25には、図11〜図1
5に示すと同様に多数の出射口35が貫通するように形
成されるが、この実施形態では、出射口35は外部光が
入射する入射口として機能している。これにより、外部
光が太陽電池50に良好に入射するため、太陽電池50
が発電を行うことができる。又、表示板25は、第4の
実施形態と同様に、金属又は金属感を付与する材質によ
って形成されており、金属感を表現することができ、高
級感を付与することが可能となっている。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示板が金属感を付与する材料によって形成されている
ため、発光部材の発光の有無にかかわらず、高級な金属
感を有したものとすることができる。又、表示部材は発
光部材からの光が出射する出射口を有しているため、発
光部材の発光時に出射口を通して出射された光により表
示板の全体或いは液晶表示部材が明るくなる。このた
め、夜間、暗闇内での時刻等の読み取りができる。
【0067】又、加飾された光透過性のフィルム部材を
設けた場合には、フィルム部材のデザインを観賞でき、
出射口が表示板上面の意匠を形成することにより、趣味
性が向上し、さらには、出射口に対応する目隠し壁を設
けることによって、出射口が目立つことがなく、金属感
を損なうことがなくなる。
【0068】さらに、光の透過密度を異なるようにする
ことによって、表示板が文字、意匠を表示することがで
き、趣味性が向上する。加えて、表示板をグラウンド電
位と接続することにより、発光部材からのノイズを遮断
でき、液晶表示部材への悪影響を防止することができ
る。
【0069】太陽電池を用いた場合においても、表示板
によって金属感を付与することができると共に、表示板
に光の入射口を多数設けているため、太陽電池が光電変
換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態が適用された腕時計の
部分断面図である。
【図2】出射口を設けた表示板の平面図である。
【図3】図2の拡大平面図である。
【図4】別の出射口を設けた表示板の平面図である。
【図5】図5の拡大平面図である。
【図6】第2の実施形態の部分断面図である。
【図7】第3の実施形態の斜視図である。
【図8】図7の断面図である。
【図9】第4の実施形態の正面図である。
【図10】図9におけるA−A線断面図である。
【図11】第4の実施形態の表示板の正面図である。
【図12】図11の部分拡大正面図である。
【図13】表示板の別の形態の正面図である。
【図14】第1の出射口形成部位の部分拡大正面図であ
る。
【図15】第2の出射口形成部位の部分拡大正面図であ
る。
【図16】第5の実施形態の断面図である。
【図17】第6の実施形態の部分断面図である。
【図18】第7の実施形態の断面図である。
【符号の説明】
1 時計ケース 2 時計ガラス 3 裏蓋 4 アナログ指針機構 8 EL発光部材 9 25 表示板 12 文字板 13 35 出射口 26 液晶表示部材 34 出射口形成部位 36 第1の出射口形成部位 37 第2の出射口形成部位 44 グラウンド接続部材 50 太陽電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 肇 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の発光部材と、 金属感を付与する材料からなり、前記発光部材からの光
    が出射する多数の出射口が開口され、前記発光部材の上
    方に配置された表示板と、を備えていることを特徴とす
    る表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示板の上方に配置された液晶表示
    部材を更に備えていることを特徴とする請求項1記載の
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示板は、導電性材料の部分を含
    み、グラウンド電位に接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示板の上方に配置された加飾され
    た光透過性のフィルム部材を更に備えていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記出射口は前記表示板上面の意匠を形
    成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記出射口に対応した表示板の内部に、
    金属からなる目隠し壁が設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示板の全体に、前記出射口が均一
    の密度で形成されていることを特徴とする請求項1〜4
    又は6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示板は、文字又は意匠が認識可能
    なように前記発光部材からの光の透過密度が異なった部
    位を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示板は、前記出射口が粗密度で形
    成される第1の形成部位と、出射口が精密度で形成され
    る第2の形成部位とを備え、いずれか一方又は双方の形
    成部位が前記文字又は意匠を構成していることを特徴と
    する請求項8記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも上面が金属からなり、下方
    に光を導く多数の入射口が前記上面に開口された表示板
    と、 この表示板の下方に配置された板状の太陽電池と、を備
    えていることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 板状の発光部材と、 金属感を付与する材料からなり、前記発光部材からの光
    が出射する多数の出射口が開口され、前記発光部材の上
    方に配置された表示板と、 回転する指針を有し、この指針が前記表示板の上方で回
    転するアナログ指針機構と、 を備えていることを特徴とする時計。
  12. 【請求項12】 板状の発光部材と、 金属感を付与する材料からなり、前記発光部材からの光
    が出射する多数の出射口が開口され、前記発光部材の上
    方に配置された表示板と、 この表示板の上方に配置された液晶表示部材と、 前記発光部材の下方に配置された時計モジュールと、 を備えていることを特徴とする時計。
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