JPH107728A - エラストマー及びその製造方法 - Google Patents

エラストマー及びその製造方法

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JPH107728A
JPH107728A JP8164892A JP16489296A JPH107728A JP H107728 A JPH107728 A JP H107728A JP 8164892 A JP8164892 A JP 8164892A JP 16489296 A JP16489296 A JP 16489296A JP H107728 A JPH107728 A JP H107728A
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JP
Japan
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rubber
crosslinking
elastomer
catalyst
producing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8164892A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyoshi Tsujimoto
素芳 辻本
Takeshi Iwasa
毅 岩佐
Sumio Shibahara
澄夫 柴原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温から低温までの広い温度域にわたって加
硫ゴム並のゴム弾性および長期安定性を有しつつ、良好
な成形加工性をもたせるといった相反する特性を併せ持
つ新規なエラストマーを得る。 【解決手段】 エチレン−α・オレフィン−非共役ジエ
ン共重合体ゴム(a)と、スチレン系熱可塑性エラスト
マー(b)と、ゴム架橋剤(c)と、ゴム架橋触媒
(d)及び加水分解性シラン化合物及び遊離ラジカル発
生剤からなるシラングラフト化剤(e)を原料として、
シラングラフト化工程及びゴムの動架橋工程を経た後に
シラノール縮合触媒(f)を添加し、さらに混合して賦
形後、水架橋させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形加工工程では
熱可塑性を有し、賦形後に後架橋させることによって成
形加工性と加硫ゴム並みのゴム弾性を合わせ持つエラス
トマー及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴム的な軟質材料であって加硫工
程を必要とせず、熱可塑性樹脂と同様な成形加工性を有
する熱可塑性エラストマーが自動車部品、家電部品、電
線被覆材、医療部品、雑貨、履物等の分野で利用されて
いる。熱可塑性エラストマーの構造の代表的な例として
は、特開昭61−34050号公報に開示されている様
に共重合体鎖中にハードセグメント及びソフトセグメン
トを交互に含有している種類のものや、特公昭53−2
1021号公報に開示されている様な有機過酸化物を用
いて部分架橋したモノオレフィン共重合体ゴムとポリオ
レフィン樹脂との熱可塑性ブレンド、さらには特公昭5
8−46138号公報に開示されている上記のブレンド
系に架橋剤として熱反応性アルキルフェノール樹脂を用
いるというものがある。
【0003】また、架橋剤としてアルキルフェノール樹
脂の代わりにオルガノシロキサン化合物を用いる手法が
米国特許第4803244号に提案されている。しか
し、これらはいずれも高温から低温までの広い温度範囲
での圧縮回復性が加硫ゴムに比べてまだ不十分であるた
めに自動車用ウェザーストリップやダストブーツの様な
特にゴム弾性が必要となる部材には用いることができな
かった。なぜなら、特開昭61−34050号公報の様
にハードセグメントを拘束相とする物理架橋を用いたエ
ラストマーの場合は、ハードセグメントの軟化点以上の
温度域で圧縮回復性が低下し、加硫ゴム並のゴム弾性を
持たせることが困難である。また、特公昭53−210
21号公報や、特公昭58−46138号公報や、米国
特許第4803244号等の様にゴム成分と樹脂成分と
の熱可塑性ブレンドで、ゴム成分の架橋方法として有機
過酸化物による部分架橋や、熱反応性フェノール樹脂に
よる架橋、SiH基含有オルガノシロキサンによる架橋
を用いた場合は、いずれもマトリックスが熱可塑性樹脂
であるために軟化点以上の温度域では圧縮回復性が低下
する。
【0004】また、市販品としてマトリックスに結晶性
樹脂を用いている場合が数多くあるが、これらはマトリ
ックス樹脂のガラス転移点以下の温度域で加硫ゴム並の
圧縮回復率を持たせることは困難である。このように、
現状では高温から低温までの広い温度域にわたって加硫
ゴム並の良好なゴム弾性を有しつつ、熱可塑性樹脂並の
良好な成形加工性を有するエラストマーは未だ提案され
ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の熱可塑
性エラストマー組成物では困難であった高温から低温ま
での広い温度域にわたって加硫ゴム並のゴム弾性および
長期安定性を有しつつ、良好な成形加工性をもたせると
いった相反する特性を両立させるべくなされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】加硫ゴム並みのゴム弾性
及び長期安定性を有しつつ、良好な成形加工性も有する
というこの困難な課題を達成するために種々検討を進め
た結果、海成分にスチレン系熱可塑性エラストマーと、
島成分にエチレン−α・オレフィン−非共役ジエン共重
合体ゴムを用い、島成分をゴム架橋剤で選択的に架橋さ
せることにより、成形加工性を有しつつゴム弾性を得る
とともに、シラングラフト化処理により、海成分及び島
成分に加水分解性シランをグラフトさせ、更に水蒸気下
での処理等を行うことにより、海成分同士、島成分同
士、さらに海成分と島成分の界面をも水架橋する事によ
り課題が達成できる事を見いだした。
【0007】即ち、本発明はエチレン−α・オレフィン
−非共役ジエン共重合体ゴム(a)と、スチレン系熱可
塑性エラストマー(b)と、ゴム架橋剤(c)と、ゴム
架橋触媒(d)及び加水分解性シラン化合物及び遊離ラ
ジカル発生剤からなるシラングラフト化剤(e)を原料
として、シラングラフト化工程及びゴムの動架橋工程を
経た後にシラノール縮合触媒(f)を添加し、さらに混
合して賦形後、水架橋させる事を特徴とするエラストマ
ー及びその製造方法に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるエチレン−α
・オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴム(a)は、エ
チレン、α・オレフィン及び非共役ジエンからなるもの
であり、α・オレフィンは炭素数3〜15のものが適し
ている。非共役ジエンはジシクロペンタジエン、1,4
−ヘキサジエン、エチリデンノルボルネン、及びメチレ
ンノルボルネン等が使用できる。本発明においては、入
手の容易さ、耐衝撃性改良の観点からα・オレフィンに
はプロピレンが適しており、従ってEPDMが好適であ
る。共重合体ゴムのエチレン/α・オレフィン比は重量
比で50/50〜90/10、さらに好ましくは60/
40〜80/20である。ここで、用いられるゴムのム
ーニ粘度、ML1+4(125℃)は10〜120、好まし
くは40〜100である。このムーニ粘度はゴムの分子
量と加工特性の指標となっている。
【0009】ここで、ゴム自身のムーニ粘度10未満の
ものはゴム分子量が非常に小さいことを意味しており、
架橋ゴムの分子量が小さくなり、圧縮永久歪みが大きく
なる傾向がある。逆に、120を超えたものは成形加工
性が著しく悪化するが、前記の(a)にパラフィン系オ
イルを予め溶融混練(油展)し、見掛けのムーニ粘度を
120以下に調整を施したものが市販されている。ま
た、ゴムのヨウ素価は反応性の指標となっており値が大
きいほど高活性を意味するが、本発明で用いられるゴム
種では10〜30、特に15〜30の高活性種が好まし
い。
【0010】次に、本発明に用いられるスチレン系熱可
塑性エラストマー(b)は、ビニル芳香族化合物と共役
ジエン化合物の共重合体又はその水添物からなるものを
意味している。特に、スチレン−エチレン・ブチレン−
スチレンブロック共重合体(SEBS)のように、ベー
ス樹脂として少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主
体とする重合体ブロックと、少なくとも1個の共役ジエ
ン化合物を主体とする重合体ブロックよりなるブロック
共重合体又はその水添物を用いた場合には、その構成要
素の各ブロックがミクロ相分離構造を有しているため、
常温では後架橋を施さなくてもそれ自身が熱可塑性エラ
ストマーとして用いられるほど、圧縮時の変形回復率に
優れている。また後架橋を施せば、かなり高温において
も優れた変形回復率を保持することが出来る。且つ相溶
化剤として用いられる事から、種々の樹脂との親和性も
良好である。そのため、得られるエラストマーでは島成
分であるゴムの高分散が達成でき、更に海成分自体も圧
縮時の変形回復率が優れているので、前記の(b)をシ
ラングラフト化処理し、水架橋させることにより加硫ゴ
ム同等以上のゴム弾性を付与できる。さらに、水添物を
用いた方が、耐候性、耐熱性が向上する傾向にある。
【0011】また、本発明に用いられるスチレン系熱可
塑性エラストマー(b)として、水添スチレン−ブタジ
エンランダム共重合体(HSBR)を用いた場合には、
得られるエラストマーの押出加工性が良好となる。前記
(a)対(b)の重量比は、50:50〜90:10、
好ましくは50:50〜85:15である。(a)の比
率が90以上の場合では、水架橋前の組成物の加工性が
悪くなる。また、2種以上のスチレン系熱可塑性エラス
トマー(b)を組み合わせて使用することはなんら差し
支えない。
【0012】次に本発明で用いられるゴムの架橋剤
(c)、架橋触媒(d)はゴム成分を架橋し、ゴム弾性
を発現させるために高架橋密度を形成させるために添加
する。ここで、架橋触媒というのは、架橋剤が架橋反応
を起こすために用いられる触媒、あるいは架橋反応を助
けるような架橋助剤のことを意味している。架橋触媒を
用いることにより、実用的な速度で架橋剤が架橋反応を
起こすことができる。架橋剤(c)、架橋触媒(d)に
ついては特に制限なく、通常のジエン含有ゴムの加硫剤
たる化合物、組成物から選ぶことができる。加工性を維
持しながら、高ゴム弾性を発現させるためにはゴム成分
のみを選択できる架橋剤(c)、架橋触媒(d)が好ま
しい。具体的には、架橋剤(c)が分子内にSiH基を
2つ以上持つオルガノシロキサン系架橋剤、架橋触媒
(d)がハイドロシリル化触媒の組み合わせ、あるいは
架橋剤(c)が熱反応性フェノール樹脂、架橋触媒
(d)が金属ハライドの組み合わせ、あるいは架橋剤
(c)が有機過酸化物である場合があげられる。
【0013】即ち、1番目の組合せのゴムの架橋剤
(c)はSiH基を2つ以上持つ有機オルガノシロキサ
ン化合物類である。この架橋法はSiH基のゴム成分中
の不飽和炭化水素への選択的な付加反応(ハイドロシリ
ル化)を利用したものである。架橋剤となり得るために
は2分子以上のゴムに付加することが必要条件であるか
ら分子中に2つ以上のSiH基を持つ必要がある。具体
的な化合物例は以下に示すように環状ポリシロキサン類
(I)、線状ポリシロキサン類(II)、四面体シロキサ
ン類(III)の構造を持つ化合物が代表的である。ま
た、該化合物から誘導された化合物及びまたはポリマー
を用いても良い。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】
【化3】
【0017】(mは3〜30の整数、nは0から400
までの整数、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基、
アリール基またはアリールオキシ基であり、かつ珪素原
子に結合している少なくとも1個のRが水素である珪素
原子が分子中に2個以上存在するものである。) 上記のような構造を持つ有機オルガノシロキサンがゴム
に対して選択的な架橋を行うことができる。
【0018】1番目の組合せの架橋触媒(d)はハイド
ロシリル化触媒即ちハイドロシリル化反応を促進する触
媒であり、代表例はパラジウム、ロジウム、白金などの
第VIII族遷移金属あるいはそれらの化合物、錯体が挙げ
られる。最も一般的な触媒とすればジクロロビス(アセ
トニトリル)パラジウム(II)、クロロトリス(トリフ
ェニルホスフィン)ロジウム(I)、塩化白金酸等が有
名である。
【0019】2番目の組合せのゴムの架橋剤(c)をよ
り詳しく説明すると、基本成分はアルカリ性媒体中のお
ける置換フェノール又は未置換フェノールとアルデヒド
との縮合によるか或いは二官能性フェノールジアルコー
ル類の縮合により製造されるフェノール樹脂である。2
番目の組合せ中の架橋触媒(d)の例は塩化鉄、塩化ス
ズの様な金属ハライドが好適に用いられる。
【0020】3番目のゴムの架橋剤(c)は、過酸化水
素(HOOH)の誘導体で分子構造中に−OO−結合を
持つ有機過酸化物化合物であり、ROOR’の構造式を
持つジアルキルペルオキシド等がある。具体的には、ジ
クミルペルオキシド、ジt−ブチルペルオキシド等が用
いられる。
【0021】また、架橋剤(c)及び架橋触媒(d)を
より高分散させるためにはこれらの添加物を液体成分、
固体成分の中から選ばれる1種以上に溶解又は担持させ
たものを用いることが好ましい。具体的な方法とすれ
ば、アセトン、イソプロパノールの様な溶媒に溶解させ
たり、直接、又はアルコール溶媒に溶かした状態でシリ
カの様な無機フィラーに担持させる手法がある。ここで
用いられる溶媒は特に限定されることはないが、ゴムの
架橋反応に対して比較的不活性であることが必要であ
る。溶媒種の例とすれば、炭化水素系、アルコール系、
ケトン系、エステル系等が挙げられる。調製すべき溶液
の濃度は特に制限は無い。また、無機フィラーは吸着能
力を有することが必要であり、カーボンブラック、タル
ク、マイカ、硫酸バリウム、天然ケイ酸、合成けい酸
(ホワイトカーボン)、酸化チタン等が例示できる。担
持触媒の調製法は公知の方法を用いることが出来る。
【0022】ここで、ゴムの動架橋工程とは、海成分で
あるスチレン系熱可塑性エラストマーの存在下で、島成
分であるエチレン−α・オレフィン−非共役ジエン共重
合体ゴムを動的に架橋させることを意味する。水架橋を
行う前の賦形可能なエラストマー1gを沸騰キシレンを
用いてソックスレー抽出器で10時間リフラックスし、
残留物を80メッシュの金網で濾過し、(メッシュ上に
残留した不溶物乾燥重量(g))/(組成物1g中に含
まれるa成分の重量(g))の百分率で示されるゲル含
有率が少なくとも30%、好ましくは50%以上(ただ
し、無機充填物等の不溶成分はこれに含まない)となる
ように架橋したものであり、かつ該架橋がエラストマー
の溶融混練中に行われることを特徴とする。
【0023】このようなエラストマーを得るため、前記
の(c)の配合量は、前記(a)100重量部に対して
0.5〜30重量部、好ましくは1〜20重量部の中か
ら選ぶことができ、そのゲル含量を調節することができ
る。また前記(d)の添加量は架橋剤の種類に応じて添
加することができる。即ち(c)に分子内にSiH基を
2つ以上持つオルガノシロキサン系架橋剤を用いた場合
の(d)の添加量はゴム成分100重量部に対して0.
001〜2重量部を好適に採用できる。
【0024】前記の(c)に熱反応性フェノール樹脂を
用いた場合には、前記(d)の添加量はゴム成分100
重量部に対して0.1〜5重量部を好適に採用できる。
前記の(c)に有機過酸化物を用いた場合には、添加量
はゴム成分100重量部に対して0.1〜5重量部を好
適に採用できる。これらの架橋剤(c)及び架橋触媒
(d)は、いずれの場合も下限値未満の場合には、反応
速度が遅くなり十分な架橋が起こる時間が長くなる傾向
があり、また、上限値を越えた場合は増量する効果はほ
とんどないばかりか最終製品の異物となってしまう傾向
がある。
【0025】次に本発明で用いるシラングラフト化剤
(f)について説明する。この成分は海成分たる(b)
成分と及び島成分たる(a)成分をシラングラフト化す
るために添加し、有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発
生剤から構成される。その構成成分の有機不飽和シラン
としては、一般式RR’SiY2(Rは1価のオレフィン
性不飽和炭化水素基、Yは加水分解しうる有機基、R’
は脂肪族不飽和炭化水素基以外の1価の炭化水素基ある
いはYとおなじもの)で表せる化合物が使用される。
R’がYと同一で一般式RSiY3で表せられる有機シ
ランを利用することが好適であり、例えばビニルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
ブトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、アリルト
リエトキシシラン等があげられる。
【0026】これらの添加量としては(成分(a)+成
分(b))100重量部に対して0.1〜10重量部、
好ましくは1〜5重量部である。0.1重量部未満であ
ると十分なグラフト化が起こらず、又10重量部を上回
ると経済的でないばかりか成形加工性が低下する傾向が
ある。また、シラングラフト化剤のもう1つの構成成分
である遊離ラジカル発生剤は、シラングラフト化反応の
開始剤として用いられ、重合開始作用の強い種々の有機
過酸化物が例示される。これらの添加量は、(成分
(a)+成分(b))100重量部に対して0.01〜
0.5重量部、好ましくは0.05〜0.2重量部であ
る。0.01重量部未満では十分なシラングラフト化反
応が進行せず、また0.5重量部を上回ると樹脂の分解
のような副反応のため、押出加工性が低下し成形物外観
が悪くなる傾向にある。
【0027】また、シラングラフト化剤の添加方法には
制限はなく、各構成成分を別々に添加してもよいが、好
ましくは有機シランが液状の場合には、先に遊離ラジカ
ル発生剤を有機シランに溶解させた後に、添加する方法
が用いられる。また、シラングラフト化剤を樹脂に練り
込んだマスターバッチを用いて、添加する方法も好適で
ある。シラングラフト化工程は、成分(a)、成分
(b)、シラングラフト化剤(e)を所定量混合し、遊
離ラジカルの分解温度以上で溶融混練する。
【0028】前述したゴムの動架橋工程、シラングラフ
ト化工程の順序は制限は全くなく、例えば、成分
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を混合したも
のを溶融混練するといったように、同一工程で実施して
も良いし、成分(a)、(b)、(c)、(d)を混合
したものを溶融混練(ゴムの動架橋工程)して得られた
組成物に、シラングラフト化剤(e)を添加し溶融混練
(シラングラフト化工程)をしても良いし、さらには成
分(a)、(b)、(e)を混合したものを溶融混練
(シラングラフト化工程)して得られた組成物に、成分
(c)、(d)を添加し溶融混練(ゴムの動架橋工程)
をしてもよい。
【0029】シラノール縮合触媒(f)は、成分
(a)、成分(b)を実用的な速度で水架橋するために
用いられる。シラノール縮合触媒(f)の具体例として
は、ジブチル錫ジラウリレート、酢酸第1錫、ジブチル
錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクトエート、ナフテン
酸鉛、カプリル酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、チタン酸
テトラブチルエステル、ステアリン酸鉛、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸カドミウム、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸カルシウム等の有機金属化合物があげ
られる。これらの添加量は前記の(成分(a)+成分
(b))100重量部に対して、0.001〜3重量
部、好ましくは0.005〜1重量部である。0.00
1重量部未満だと十分な架橋が進まず、3重量部を越え
ると局所的に硬化が進行し外観が悪化する傾向にある。
シラノール縮合触媒の添加方法はそのまま添加したり、
樹脂とのマスターバッチ、溶媒で希釈したり、あるいは
フィラーに担持するなどして添加する方法も採用でき
る。
【0030】また、得られる成形物の硬度を調整し、柔
軟性を与えるためにパラフィン系オイルを必要に応じて
添加することが出来る。一般にゴムの軟化、増容、加工
性向上に用いられるプロセスオイルまたはエクステンダ
ーオイルとよばれる鉱物油系ゴム用軟化剤は芳香族環、
ナフテン環、パラフィン鎖の3者を組みあわせた混合物
であり、パラフィン鎖の炭素数が全炭素数の50%以上
占めるものがパラフィン系と呼ばれ、ナフテン環炭素数
が30から45%のものがナフテン系、芳香環炭素数が
30%を越えるものが芳香族系とされる。本発明で用い
られるオイルは上記区分でパラフィン系のものが好まし
い。パラフィン系ゴム用軟化剤の性状は37.8℃にお
ける動粘度が20〜500cst、流動点が−10〜−
15℃および引火点が170〜300℃を示す。
【0031】パラフィン系オイルの好ましい配合量とし
ては前記の(a)100重量部に対して30〜300重
量部であり、さらに好ましくは30〜250重量部であ
る。300重量部をこえた配合のものは、軟化剤のブリ
ードアウトを生じやすく、最終製品に粘着性を生じる恐
れがあり、機械的性質を低下させる傾向がある。また、
30重量部未満だと添加する意味がない。
【0032】本発明のエラストマーにおいてはさらに必
要に応じて、無機充填剤を配合することも可能である。
この無機充鎮剤は、増量剤として製品コストの低下をは
かることの利益があるばかりでなく、品質改良(耐熱保
形、難燃性付与等)に積極的効果を付与する利点もあ
る。無機充鎮剤としては、例えば炭酸カルシウム、カー
ボンブラック、タルク、水酸化マグネシウム、マイカ、
硫酸バリウム、天然ケイ酸、合成けい酸(ホワイトカー
ボン)、酸化チタン等があり、カーボンプラックとして
はチャンネルブラック、ファーネスブラック等が使用で
きる。これらの無機充填剤のうちタルク、炭酸カルシウ
ムは経済的にも有利で好ましいものである。
【0033】さらに必要に応じて、各種添加剤を添加す
ることができる。添加剤の例をあげると、造核剤、外滑
剤、内滑剤、ヒンダードアミン系光安定剤、ヒンダード
フェノール系酸化防止剤、着色剤、難燃剤、シリコン系
オイル(オルガノシロキサン、シランカップリング剤
等)が該当する。また、ポリプロピレン、熱可塑性ウレ
タン樹脂のような他の熱可塑性樹脂、各種の相溶化剤を
ブレンドすることもできる。
【0034】本発明のエチレン−α・オレフィン−非共
役ジエン共重合体ゴム(a)と、スチレン系熱可塑性エ
ラストマー(b)と、ゴム架橋剤(c)と、ゴム架橋触
媒(d)及び加水分解性シラン化合物及び遊離ラジカル
発生剤からなるシラングラフト化剤(e)の原料を用
い、シラングラフト化及びゴムの動架橋工程を行う方法
及びシラノール縮合触媒を添加し、賦形する方法として
は、通常の樹脂組成物、ゴム組成物の製造に用いられる
一般的な全ての方法を採用できる。
【0035】基本的には機械的溶融混練方法であり、こ
れらには単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサ
ー、各種ニーダー、ブラベンダー、ロール等が用いられ
る。また、この際溶融混練する温度は160℃〜200
℃、剪断速度は100〜1000/secの中から好適
に選ぶことが出来る。特にゴムの高分散を達成させるに
は、1.0〜5.5mmのクリアランスを有し、150
〜500m/分という極めて高い先端速度で、異方向に
回転する二軸混練機によって溶融混練することが望まし
い。
【0036】溶融混練を行った後、熱可塑性樹脂成形機
を用いて所望の形状に賦形することが可能である。即
ち、射出成形、押出成形、カレンダー成形、ブロー成形
等の各種の成形方法が適用可能である。以下、本発明を
実施例によって更に詳細に説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
【0037】
【実施例】以下に示す実施例及び比較例において配合し
た各成分は次の通りである。 <成分a(1):EPDM>エチレン−プロピレン−エ
チリデンノルボルネン共重合体ゴム出光DSM(株)製ケ
ルタンK712[プロピレン含量:40重量%,ムーニ
粘度 ML1+4(125℃):63,ヨウ素価:16] <成分b(1):SEBS>スチレン−ブチレン−エチ
レン−スチレンブロック共重合体、旭化成工業(株)製H
1041[スチレン含量:40重量%,MFR(230
℃)=5.0g/10分]
【0038】<成分b(1):HSBR>水添スチレン
−ブタジエン共重合体、日本合成ゴム(株)製ダイナロン
1320P[スチレン含量:0重量%,MFR(230
℃)=3.5g/10分] <成分b(2):PP>ポリプロピレン樹脂、住友化学
工業(株)製W501 <成分c(1):SiH>日本ユニカー(株)製
【0039】
【化4】
【0040】<成分c(2):PN>熱反応性アルキル
フェノール樹脂、スケネクタディー・ケミカル社製SP
1045 <成分c(3):POX>有機過酸化物、日本油脂(株)
製パークミルD <成分d(1):ゴム架橋触媒 >塩化白金酸6水和物
(安田薬品(株)製)の3重量%2−プロパノール溶液を
調製し、この溶液10gをコロイダルシリカ(日本アエ
ロジル(株)製アエロジル200)100g中に担持させ
て調製した。
【0041】<成分d(2):ゴム架橋触媒 >関東化
学(株)製塩化第2スズ1gを酸化亜鉛5gに担持させて
調製した。 <成分e(1):シラングラフト化剤>液状のビニルト
リメトキシシラン(信越化学工業(株)製)20gに、粉
末状のジクミルパーオキサイド1gを溶かして調製し
た。 <成分f(1):縮合触媒>ジブチル錫ジラウリレート
【0042】《実施例1〜6》f成分を除く全ての成分
をドライブレンドした後、同方向型二軸混練機(日本製
鋼所製TEX44)を使用して、800/secの剪断
速度で樹脂温160〜180℃になるように混練して、
ゴムの動架橋及びシラングラフト化工程を同一工程で実
施し、成形可能なエラストマー組成物を得た。その後、
f成分を添加してφ50mm,L/D=20の押出機を
用いて混練温度180℃、内径φ4.0mm、肉厚2.
5mm、長さ400mmのチューブを作成した。このチ
ューブを温水中に浸積させて、架橋促進させて最終製品
を得た。
【0043】《実施例7〜12》a,b,c,d成分を
ドライブレンドした後、同方向型二軸混練機(日本製鋼
所製TEX44)を使用して、800/secの剪断速
度で樹脂温度160〜180℃になるように混練して、
ゴムの動架橋工程をおこない、組成物を得た。次にこの
組成物にe成分を添加し、ドライブレンドした後、同方
向型二軸混練機(日本製鋼所製TEX44)を使用し
て、800/secの剪断速度で樹脂温度160〜18
0℃になるように混練して、シラングラフト化工程を実
施し、成形可能なエラストマー組成物を得た。その後、
f成分を添加してφ50mm,L/D=20の押出機を
用いて混練温度180℃、内径φ4.0mm、肉厚2.
5mm、長さ400mmのチューブを作成した。このチ
ューブを温水中に浸積させて、架橋促進させて最終製品
を得た。
【0044】《比較例1〜6》比較例1〜6では、シラ
ングラフト化剤を無添加系の場合において、SEBSを
用いて実施例1〜6で記述したのと同様の方法により混
練、成形を行った例を記載した。 《比較例7〜12》比較例7〜12では、シラングラフ
ト化剤を無添加系の場合において、b成分のSEBS、
HSBRの代わりに通常のPPを用いて実施例1〜6で
記述したのと同様の方法により混練、成形を行った例を
記載した。
【0045】得られた最終製品について、JASO規格
M316−80に準拠し以下の評価を行い、実施例につ
いては表1、2に載せ、比較例については表3、4に載
せた。 (1) 外観 目視にて表面を観察し、直径100ミクロン以上のブツ
を2つ以上観察した場合は×、1つ以下のブツしか観察
しなかった場合は○とした。 (2) 寸法安定性 許容差が±0.3mm以内の場合は○、越えた場合は×
とした。 (3) 耐圧性試験 JASO規格M319−80に準じて破裂試験を行い、
0.3MPa以上であれば○、未満の場合は×とした。 (4) 耐熱老化試験 JASO規格M319−80に準じて円筒曲げ試験を実
施した。120℃、72時間処理後、亀裂発生がなけれ
ば○、亀裂が発生すれば×とした。
【0046】(5) 耐油性試験 潤滑油NO.3に100℃で72時間浸漬後の体積の浸
漬前に対する変化率が100%以下の場合は○、越えた
場合は×とした。 (6) 耐低温試験 JASO規格M319−80に準じて円筒曲げ試験を実
施した。−45℃、70時間処理後、亀裂発生がなけれ
ば○、亀裂が発生すれば×とした。 (7) 長期信頼性 100℃×1000時間処理後に(6)に準じて耐低温試
験を行った。試験後、亀裂発生がなければ○、亀裂が発
生すれば×とした。この結果から、島成分、海成分に対
してシラングラフト化及び島成分の動架橋工程を行うこ
とにより、得られたエラストマーは、島成分のみを選択
的に架橋した動的架橋型熱可塑性エラストマー耐低温性
及び長期信頼性に優れ、加硫ゴム同等以上の組成物を与
えることが明らかになった。この理由としては、上記の
工程により得られるエラストマーは、海成分と島成分と
の間でもシラングラフト化水架橋を媒介とした共架橋が
存在しているためと考えている。
【0047】
【発明の効果】本発明の製造方法で得られたエラストマ
ーは水架橋処理を施す前は熱可塑性樹脂の成形方法を実
施でき、水架橋処理を施すことによって高温下でも加硫
ゴム並のゴム弾性を持つエラストマー組成物を得ること
ができる。即ち、該エラストマー組成物は溶融混練させ
て所望の形状に容易に成形することができ、柔軟性、耐
熱クリープ性能、機械的強度に優れ、高温から低温まで
の広い温度範囲にわたって加硫ゴム同等以上のゴム弾性
を長期にわたって安定して発現し、さらに長期安定性に
も優れているため、自動車部品や、建築用材料、家電部
品、各種電線被覆(絶縁、シース)及び各種工業部品に
好適に成形し用いることができる。特にこれまで加硫ゴ
ムしか用いることができなかったパッキン、シール、ホ
ース、チューブにも適用が可能である。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−α・オレフィン−非共役ジエ
    ン共重合体ゴム(a)、スチレン系熱可塑性エラストマ
    ー(b)、ゴム架橋剤(c)、ゴム架橋触媒(d)及び
    加水分解性シラン化合物及び遊離ラジカル発生剤からな
    るシラングラフト化剤(e)を原料として、シラングラ
    フト化工程及びゴムの動架橋工程を経た後にシラノール
    縮合触媒(f)を添加し、さらに混合して賦形後、水架
    橋させる事を特徴とするエラストマーの製造方法。
  2. 【請求項2】 エチレン−α・オレフィン−非共役ジエ
    ン共重合体ゴム(a)、スチレン系熱可塑性エラストマ
    ー(b)、ゴム架橋剤(c)、ゴム架橋触媒(d)、加
    水分解性シラン及び遊離ラジカル発生剤からなるシラン
    グラフト化剤(e)の配合物を溶融混練し、シラングラ
    フト化工程及びゴムの動架橋工程を同時進行的におこな
    った後に、シラノール縮合触媒(f)を添加し、さらに
    混合して賦形後、水架橋させる請求項1記載のエラスト
    マーの製造方法。
  3. 【請求項3】 エチレン−α・オレフィン−非共役ジエ
    ン共重合体ゴム(a)、スチレン系熱可塑性エラストマ
    ー(b)、ゴム架橋剤(c)及びゴム架橋触媒(d)の
    混合物を溶融混練し、ゴムの動架橋工程をおこなった後
    に、加水分解性シラン及び遊離ラジカル発生剤からなる
    シラングラフト化剤(e)を配合し、混合した後、溶融
    混練し、さらにシラノール縮合触媒(f)を添加し、混
    合して賦形後、水架橋させる請求項1記載のエラストマ
    ーの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記の(a)がエチレン−プロピレン−
    エチリデンノルボルネン共重合体ゴムである請求項1、
    2又は3記載のエラストマーの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記の(b)が以下のないしから選
    ばれる請求項1、2、3又は4記載のエラストマーの製
    造方法。 少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主体とする重
    合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエン化合物を主
    体とする重合体ブロックよりなるブロック共重合体か、
    又はその水添物 ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物のランダム共
    重合体か、又はその水添物
  6. 【請求項6】 前記の(a)対(b)の重量比が90:
    10〜50:50である請求項1、2、3、4又は5記
    載のエラストマーの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記の(c)として分子内にSiH基を
    2つ以上持つオルガノシロキサン系架橋剤を用い、前記
    (d)として第VIII族遷移金属系触媒を用いる請求項
    1、2、3、4、5又は6記載のエラストマーの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記の(c)として熱反応性フェノール
    樹脂を用い、前記(d)として金属ハライドを用いる請
    求項1、2、3、4、5又は6記載のエラストマーの製
    造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7又は
    8記載の製造方法を用いて得られるエラストマー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11236465A (ja) * 1997-12-17 1999-08-31 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴム組成物、該ゴム組成物を用いたゴムローラ及び該ゴム組成物の製造方法
JP2002212360A (ja) * 2001-01-12 2002-07-31 Sumitomo Chem Co Ltd 自動車用ホース被覆材及びエアーダクトホース
JP2011016997A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Tsrc Corp カップリング共重合体及びその製造方法
CN108997700A (zh) * 2018-09-10 2018-12-14 福建省二轻工业研究所 适用于极地极寒地区的耐低温弹性体树脂材料及其制备方法

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