JPH1077153A - スタッカ装置 - Google Patents

スタッカ装置

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JPH1077153A
JPH1077153A JP24924896A JP24924896A JPH1077153A JP H1077153 A JPH1077153 A JP H1077153A JP 24924896 A JP24924896 A JP 24924896A JP 24924896 A JP24924896 A JP 24924896A JP H1077153 A JPH1077153 A JP H1077153A
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sealing piece
stacker
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
Seiji Kasai
清治 葛西
Seiji Suzuki
征治 鈴木
Hidekazu Horigome
秀和 堀籠
Hiroyuki Yoshida
浩之 吉田
Eiji Tanaka
栄治 田中
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JFE Engineering Corp
Toppan Edge Inc
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Toppan Moore Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封入物が多くて膨らんだ封筒の封緘片が剥が
れるのを防止する。 【解決手段】 スタッカ装置51は、封入物を封入封緘
した、封緘片2を有する封筒1を、順次上側に堆積する
昇降可能な載置台503と、この載置台503に対向し
て封筒1を搬入する径路より上方に配置した押さえ板5
10とを備え、載置台503は、封筒1を搬入すると上
昇し、搬入した封筒1の封緘片2部分を押さえ板510
で押さえる一方、次の封筒1を搬入する前に下降して次
の封筒1の搬入を可能にし、押さえ板510は、封緘片
部分に対応する大きさで、バネ511の付勢力に抗して
上昇可能とし、押さえ板510が所定位置迄上昇したこ
とを検知するマイクロスイッチを設けて、このマイクロ
スイッチがオン動作すると載置台503の上昇を停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封入物を封入封緘
した、封緘片を有する封筒を、順次上側に堆積して収容
するスタッカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種スタッカ装置は、封入物を
封入封緘した、封緘片を有する封筒を、昇降可能な載置
台上に順次上側に堆積して収容し、堆積量の増大に応じ
て載置台を下降することにより、堆積した封筒の最上位
置が常に同一高さに位置するよう構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスタッ
カ装置は、封入物の量が少ない時には特に不都合はない
が、封入物の量が多くなると、封筒が膨らむために、一
旦接着した封緘片がスタッカ装置に搬入する前後で剥が
れてしまうという不都合が生じていた。本発明はこの不
都合を解消したスタッカ装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明の請求項1に記載したスタッカ装置は、封
入物を封入封緘した、封緘片を有する封筒を、順次上側
に堆積して収容するスタッカ装置であって、封筒を堆積
する昇降可能な載置台と、この載置台に対向して封筒を
搬入する搬入径路より上方に配置した押さえ板とを備
え、前記載置台と前記押さえ板を、前記載置台に封筒を
搬入すると接近方向に相対的に移動し、搬入した封筒の
封緘片部分を押さえ板で押さえる一方、次の封筒を搬入
する前に離反方向に相対的に移動して次の封筒の搬入を
可能にするよう構成したことを特徴とする。
【0005】また、本発明の請求項2に記載したスタッ
カ装置は、封入物を封入封緘した、封緘片を有する封筒
を、順次上側に堆積して収容するスタッカ装置であっ
て、封筒を堆積する昇降可能な載置台と、この載置台に
対向して封筒を搬入する搬入径路より上方に配置した押
さえ板とを備え、前記載置台は、封筒を搬入すると上昇
し、搬入した封筒の封緘片部分を押さえ板で押さえる一
方、次の封筒を搬入する前に下降して次の封筒の搬入を
可能にするよう構成したものである。
【0006】さらに、本発明の請求項3に記載したスタ
ッカ装置は、上述の請求項2に記載した構成において、
押さえ板を封緘片部分に対応する大きさで、バネの付勢
力に抗して上昇可能に構成し、この押さえ板が所定位置
迄上昇したことを検知するスイッチを設けたものであ
る。
【0007】またさらに、本発明の請求項4に記載した
スタッカ装置は、上述の請求項2に記載した構成におい
て、押さえ板を封緘片部分に対応する大きさで、バネの
付勢力に抗して上昇可能に構成し、載置台に堆積された
封筒の封緘片部分に所定の圧力がかかったことを検知す
るスイッチを設けたものである。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明を、連続用紙を単片化
して丁合し、この丁合物を封筒内に封入封緘する丁合封
入封緘装置に適用した場合の好適な実施形態について、
添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1
は装置全体を示す概略的な平面図、図2は連続用紙切断
供給部と丁合部と挿入部とを示す概略的な側面図、図3
は挿入部と封入封緘部とスタッカ装置たるスタッカ部を
示す概略的な側面図、図4はスタッカ部の一部を省略し
た概略的な斜視図、図5は封筒の搬入状態を示すスタッ
カ部の概略的な側面図、図6は封筒を押さえ板で押さえ
た状態を示すスタッカ部の概略的な側面図である。
【0009】まず、図4に基づいて、封筒1の構成を説
明すると、この封筒1は、一辺開封型の封筒であり、開
放された一辺に対応して封緘片2を設けている。図示し
てはいないが、封筒1の表面側には窓部が形成されてい
る。また、前記封緘片2には通常では接着せず、所定条
件が付与されると接着可能となる再湿性、感圧性あるい
は感熱性の接着剤(図示せず)が塗布されるもので、本
実施形態では再湿性接着剤が塗布されている。
【0010】次に、図1に基づいて封入封緘装置につい
て説明する。封入封緘装置10は、連続用紙の場合に使
用する連続用紙切断供給部11aと単片用紙の場合に使
用する単片用紙供給部11bとを有し、これら供給部1
1a,11bを択一的に選択して、単片用紙(図示せ
ず)を所定の順番で裏面側を上にして供給する供給部1
1と、この供給部11から供給された単片用紙を、丁合
すべき一単位の単片用紙毎に、表紙となるべき宛名表示
を印字した単片用紙を最下位として重ね合わせて丁合す
る丁合部21と、この丁合部21で丁合された丁合物
(図示せず)を封筒1内に挿入する挿入部31と、丁合
物が封入された封筒1の封緘片2を折って接着する封入
封緘部41と、封入封緘した封筒1を順次上側に堆積し
て収容するスタッカ部51とからなる。
【0011】連続用紙切断供給部11aは、図2に示す
ように、連続用紙(図示せず)を所定状態で載置する連
続用紙載置台101を有し、この連続用紙載置台101
から引き上げた連続用紙を、その移送孔を利用して表面
側を上にして移送するとともに、マージナル部を切断除
去するマージナルスリッタ111(図1参照)を一体的
に設けたトラクタ装置102を備えている。このトラク
タ装置102の移送径路に対応して、連続用紙を各単位
毎に折り兼切り用ミシン目で切断するロータリーカッタ
105を配置している。
【0012】ロータリーカッタ105に続いて、表裏反
転機構が設けられており、この表裏反転機構は、各単片
用紙をほぼ垂直状態で一時的に収容する反転ガイド10
7と、この反転ガイド107への各単片用紙の送入、送
出を行うために互いに連動して所定方向に回転する3個
のローラからなる反転ローラ群108と、この反転ロー
ラ群108を回転駆動するための駆動ローラ109とか
らなる。この表裏反転機構において各単片用紙は、移送
方向先端が上端となるようほぼ垂直状態となった後、そ
の下端から引き出されて同一移送方向に送られることに
より、表面側が上にある状態から裏面側が上にある状態
へと表裏面が反転する。表裏反転機構に続いて、各単片
用紙を丁合部21に供給するための上下一対の供給ロー
ラ110が設けられている。
【0013】一方、単片用紙供給部11bは、図1に示
すように、単片用紙を所定状態で載置し、載置量に応じ
て昇降する単片用紙載置台121を有し、この単片用紙
載置台121上の単片用紙の最上位のものを引き出す引
き出しローラ122と、適宜対の移送ローラ(図示せ
ず)を備え、これら移送ローラによって各単片用紙を丁
合部21へ移送するよう構成している。
【0014】図2に示すように、丁合部21は、上述し
た各供給部11a,11bから所定の順序で送り込まれ
た各単片用紙を受け、一単位毎に重ね合わせて丁合する
ための載置テーブル201を備えている。この載置テー
ブル201には、前記供給部11aの供給ローラ110
による移送方向に伸びる一対の平行な溝孔202,20
3(図1参照)が設けられている。これら溝孔202,
203に対応して、各単片用紙が丁合されてなる丁合物
を、図2上右方向に封入部31に向けて、間欠的に駆動
して移送する移送爪204aを有する移送チェーン20
4を配置している。
【0015】図2に示すように、移送チェーン204の
移送径路に沿って、載置テーブル201の延長上にこれ
と同一高さの載置面を有する挿入部材205が設けら
れ、この挿入部材205は、図2上右方向に向けて往復
動可能に構成されている。この挿入部材205が図示の
待機状態にあるときに、その先端部に対応位置するよう
に、丁合物の先端を突き当てて揃えるための規制部材2
06が、図2上反時計方向に向けて往復揺動可能に支持
されている。そして、前記規制部材206が図2上反時
計方向に揺動すると、挿入部材205上にあった丁合物
は、前記挿入部材205上から移送チェーン204によ
って、挿入台207上に落下するよう構成している。
【0016】挿入部31は、図2に示すように、封緘片
2を開放し裏面側(窓部を形成していない面側)を上に
した状態の封筒1を、前記封緘片2がガイド板302と
は反対側に位置するよう載置する、載置面が前記ガイド
板302方向に下降した封筒載置台301を有し、前記
ガイド板302の下端部には、引き出しベルト303と
対接して、最下位に位置する封筒1を引き出すための引
き出しローラ304を設けている。また、前記封筒載置
台301には、前記封筒1の位置決めを行う位置決め部
材318が設けられている。
【0017】引き出しローラ304に続いて、移送ベル
ト305とこれに対接するガイドローラ306を設けて
いる。そして、引き出した封筒1を、ガイド板307と
下降ベルト308に送り込み、さらに水平移送ベルト3
09で前記封筒1を表面側を上にした状態で丁合部21
方向に水平移動する。続いて、ガイド板310と上昇ベ
ルト311及び供給ベルト312によって、前記封筒1
を裏面側を上にした状態にして、挿入台207の延長上
に位置する封筒待機台313上に移送するよう構成して
いる。なお、封筒待機台313の最奥端には封筒1の位
置決めをするストッパ319を設けている。
【0018】封筒待機台313に対向するようにしてそ
の上方には、丁合部21側から順に、丁合物の挿入時に
封筒1の開口部から進入して開口面積を広げるとともに
丁合物をガイドする開口片314と、開口状態を維持す
るよう封筒1の裏面側を負圧吸引力で吸い上げる吸引部
材315と、自重によって挿入時の封筒1のふらつきを
防ぐ押さえローラ316とを設けている。そして、封筒
待機台313の所定位置に移送された封筒1に対して、
挿入台207上の丁合物を、挿入部材205で押動し
て、前記丁合物を所定状態で封筒1内に挿入する。
【0019】図2及び図3に示すように、挿入動作が終
了した封筒1は、吸引部材315の吸引力を解除し、開
口片314を退出させた後、移送チェーン317の移送
爪317aによって、封入封緘部41の上下一対の移送
ベルト401,402に向けて移送する。図1及び図3
に示すように、これら移送ベルト401,402は押さ
えローラ403,404,405によって前記封筒1を
上下から挟持して移送するものである。そして、この移
送径路に沿って、封緘片2を折り返す折りバー406,
407、封緘片2の接着剤に湿気を付与して接着可能状
態にする噴霧機構408、前記封緘片2を圧着して封入
封緘する圧着部材409を順次配置している。
【0020】封入封緘した封筒1は、図1及び図4に示
すスタッカ装置たるスタッカ部51に移送ベルト40
1,402から供給される。スタッカ部51は、ガイド
軸502に沿って昇降ベルト501により昇降可能に支
持された載置台503を有するダウンスタッカ504
と、前記ダウンスタッカ504の最下降位置に配置し
た、移送ベルト506,507を有するベルトコンベア
スタッカ505とからなる。そして、前記ダウンスタッ
カ504の載置台503には、前記ベルトコンベアスタ
ッカ505の各移送ベルト506,507と対応する位
置に透孔508(1つのみ図示)を設け、前記ダウンス
タッカ504が最下降位置に来ると、前記載置台503
上の封筒1は、前記ベルトコンベアスタッカ505の移
送ベルト506,507上に載置されるよう構成してい
る。
【0021】図3、図5及び図6に示すように、固定板
509に、上端に抜止用の膨大部を有する2つの支持杆
513を摺動可能に支持し、これら支持杆513の下端
に押さえ板510を固定している。前記各支持杆513
にはそれぞれコイルバネ511を巻装し、前記押さえ板
510を前記コイルバネ511の弾発力により下方に付
勢している。このようにして、前記押さえ板510を、
載置台503に対向して封筒1を搬入する搬入径路より
上方に位置するよう配置している。
【0022】図4に示すように、押さえ板510は、載
置台503に堆積して収容した封筒1の封緘片2部分に
対応位置し、その大きさを封緘片2部分を押さえ得る大
きさに設定している。前記押さえ板510は、各支持杆
513とともに各コイルバネ511の弾発付勢力に抗し
て上昇可能であり、また、その上面にはマイクロスイッ
チ512を設けている。このマイクロスイッチ512
は、前記押さえ板510が固定板509の近接位置迄上
昇すると、そのスイッチ片が前記固定板509に接触し
て投入され、前記押さえ板510が所定位置まで上昇し
たことを検知するものである。
【0023】載置台503は、封筒1の堆積量の増大に
応じて下降して新たな封筒1の搬入高さ位置を一定に保
つ一方、新たな封筒1を搬入すると上昇し、搬入した封
筒1の封緘片2部分を押さえ板510で押さえる状態と
したうえ、押さえ板510を各コイルバネ511の付勢
力に抗して上昇し、マイクロスイッチ512が投入され
るとその上昇を停止する。そして、この載置台503
は、次の新たな封筒1を搬入する前に所定位置まで下降
し、次の封筒1の搬入を可能にするよう構成している。
【0024】次に、丁合封入封緘動作を、連続用紙が処
理対象の場合について説明する。あらかじめ宛名表示を
はじめとする各種情報を所定の順序でプリントした連続
用紙を、折り兼切り用ミシン目でジグザグ状に折り畳ん
だ状態で連続用紙載置台101に載置し、上方に引き出
して連続用紙切断供給部11aのトラクタ装置102
に、プリント面(表面側)を上にしてセットする。一
方、封筒1は封筒載置台301に、窓部側(表面側)を
下にし、封緘片2を位置決め部材318側にした、所定
状態で載置する。
【0025】動作モードを連続用紙処理モードとして始
動スイッチを投入すると、連続用紙は、トラクタ装置1
02により移送され、そのマージナル部がマージナルス
リッタ111により切り離される(図1参照)。連続用
紙はさらに移送されて、ロータリーカッタ105により
各単片用紙毎に切断される。この時先頭には、丁合時に
最下位に重ねられる、宛名表示をプリントした表紙とな
る単片用紙が位置している。
【0026】続いて、各単片用紙は表裏反転機構に至
り、反転ガイド107と反転ローラ群108との作用に
よって、表面側が上にある状態から裏面側が上にある状
態へと表裏面が反転し、上下一対の供給ローラ110に
よって丁合部21に供給される(図2参照)。そして、
供給枚数が図示していないカウンタによりカウントされ
る。
【0027】各単片用紙は、停止状態にある移送爪20
4aで区画された載置テーブル201上に、最下位に重
ねられる表紙となる単片用紙から順次供給され、供給枚
数があらかじめ指定された所定の枚数に達すると、丁合
された一単位の丁合物となり、単片用紙の供給が停止さ
れる。ここで、移送チェーン204は1区画分だけ移動
するよう間欠駆動し、次に丁合すべき各単片用紙を載置
テーブル201上に受け得る状態とする。
【0028】次いで、単片用紙の供給が開始され、次の
一単位の単片用紙が重ねられて第2の丁合物ができる
と、移送チェーン204の2回目の駆動により、第1の
丁合物は挿入部材205上に移動され、その先端が規制
部材206に突き当って揃えられる。同様にして第3の
丁合物ができると、前記移送チェーン204が3回目の
駆動をし、前記規制部材206は図2上反時計方向に揺
動し、前記挿入部材205上の第1の丁合物は、挿入台
207上に落下する(図2参照)。
【0029】この時、封筒1は、封筒載置台301上か
ら挿入台207の延長上に位置する封筒待機台313上
に移送され、その裏面側を上にして封緘片2を開放した
状態で待機している。次いで、開口片314が前記封筒
1の開口部から進入して開口面積をひろげるとともに、
吸引部材315が前記封筒1の裏面側を吸い上げた状態
で、、挿入部材205を挿入部31に向けて駆動して丁
合物を押動し、前記開口片314で丁合物をガイドしつ
つ、表紙である単片用紙の宛名表示が窓部に対応するよ
う前記封筒1内に挿入する(図2参照)。
【0030】丁合物を挿入した封筒1は、移送チェーン
317を駆動してその移送爪317aにより、封入封緘
部41の上下一対の移送ベルト401,402に向けて
移送し、これら移送ベルト401,402で移送しなが
ら、前記封筒1の封緘片2を折りバー406,407に
より折り返し、噴霧機構408により接着剤に湿気を付
与し、圧着部材409で折り返した前記封緘片2を圧着
して封入封緘する(図3参照)。
【0031】封入封緘した封筒1は、移送ベルト40
1,402によってダウンスタッカ504の載置台50
3に搬入される(図3及び図5参照)。ここで載置台5
03は上昇し、封筒1の封緘片2が押さえ板510に押
される状態となり、さらに載置台503が上昇してマイ
クロスイッチ512のスイッチ片が固定板509に当接
し、前記マイクロスイッチ512が投入されると、載置
台503の上昇は停止する(図6参照)。そして、次の
新たな封筒1が搬入される前に、前記載置台503は所
定位置まで下降し、新たな封筒1の搬入径路を開放して
待機する(図5参照)。新たな封筒1が搬入されると、
この封筒1はそれまでの最上位の封筒1の封緘片2上に
堆積されるので、最上位にあった封筒1の封緘片2は、
押さえ板510に変わって最新に搬入された封筒1によ
り押さえられる。
【0032】以上の動作を繰り返すことにより、載置台
503に搬入した封筒1の封緘片2の接着を確実なもの
とする。そして、封筒1の堆積量の増大に応じて前記載
置台503は下降し、所定量の封筒1が前記載置台50
3に供給されると、前記載置台503は最下降位置にま
で下降し、載置していた封筒1は、ベルトコンベアスタ
ッカ505の移送ベルト506,507上に載置され
る。次いで、これら移送ベルト506,507を所定距
離駆動して、封筒1を前記載置台503から移動した
後、前記載置台503を上昇して、次のスタック動作に
備える。一方、移送ベルト506,507上の封筒1
は、適所に搬送する。
【0033】なお、単片用紙供給部11bを用いた処理
動作は、上述した連続用紙切断供給部11aの処理動作
における連続用紙を単片化した後の動作とほぼ同様であ
り、相違するのは、丁合する一単位の単片用紙の載置テ
ーブル201への供給位置が、連続用紙切断供給部11
aから供給される各単片用紙の供給位置よりも、移送チ
ェーン204が1区画分だけ移動した後の位置に対応す
る載置テーブル201部分になるだけである。したがっ
て、この単片用紙供給部11bを用いた処理動作につい
ての説明は省略する。
【0034】なお、本発明は、上述した実施形態に限ら
ず、例えば、固定板509をソレノイドやエアーシリン
ダ等の適宜な駆動機構により昇降可能とし、新たな封筒
1が載置台503に搬入される毎に固定板509ととも
に押さえ板510を下降して、搬入した封筒1の封緘片
2を押さえ、次の封筒1が搬入される前に上昇するよう
構成してもよい。また、押さえ板510に向けて載置台
503を上昇させ載置された封筒1の封緘片2を押さえ
る際、載置台503の上昇移動における停止位置の検知
は、上述の実施形態ではマイクロスイッチ512で行っ
たが、押さえ板510による封筒1の封緘片2部分に所
定の圧力がかかったことを検知するスイッチを押さえ板
510、または押さえ板510を支持する固定板等に設
けて行ってもよい。さらに、ベルトコンベアスタッカ5
05は必ずしも設ける必要はない。さらにまた、封筒1
は窓部を設けたものに限定されない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、封筒の封入物が多い場合にも、封緘片
を確実に接着し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体を示す概略的な平面図。
【図2】連続用紙切断供給部と丁合部と挿入部とを示す
概略的な側面図。
【図3】挿入部と封入封緘部とスタッカ部とを示す概略
的な側面図。
【図4】スタッカ部の一部を省略した概略的な斜視図。
【図5】封筒の搬入状態を示すスタッカ部の概略的な側
面図。
【図6】封筒を押さえ板で押さえた状態を示すスタッカ
部の概略的な側面図。
【符号の説明】
1 封筒 2 封緘片 10 丁合封入封緘処理装置 11 供給部 11a 連続用紙切断供給部 11b 単片用紙供給部 21 丁合部 31 挿入部 41 封入封緘部 51 スタッカ部 501 昇降ベルト 503 載置台 504 ダウンスタッカ 505 ベルトコンベアスタッカ 506,507 移送ベルト 509 固定板 510 押さえ板 511 コイルスプリング 512 マイクロスイッチ 513 支持杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 征治 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 堀籠 秀和 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 吉田 浩之 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 田中 栄治 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封入物を封入封緘した、封緘片を有する
    封筒を、順次上側に堆積して収容するスタッカ装置であ
    って、封筒を堆積する昇降可能な載置台と、この載置台
    に対向して封筒を搬入する搬入径路より上方に配置した
    押さえ板とを備え、前記載置台と前記押さえ板を、前記
    載置台に封筒を搬入すると接近方向に相対的に移動し、
    搬入した封筒の封緘片部分を押さえ板で押さえる一方、
    次の封筒を搬入する前に離反方向に相対的に移動して次
    の封筒の搬入を可能にするよう構成したことを特徴とす
    るスタッカ装置。
  2. 【請求項2】 封入物を封入封緘した、封緘片を有する
    封筒を、順次上側に堆積して収容するスタッカ装置であ
    って、封筒を堆積する昇降可能な載置台と、この載置台
    に対向して封筒を搬入する搬入径路より上方に配置した
    押さえ板とを備え、前記載置台は、封筒を搬入すると上
    昇し、搬入した封筒の封緘片部分を押さえ板で押さえる
    一方、次の封筒を搬入する前に下降して次の封筒の搬入
    を可能にするよう構成したことを特徴とするスタッカ装
    置。
  3. 【請求項3】 押さえ板を封緘片部分に対応する大きさ
    で、バネの付勢力に抗して上昇可能に構成し、この押さ
    え板が所定位置迄上昇したことを検知するスイッチを設
    けたことを特徴とする請求項2記載のスタッカ装置。
  4. 【請求項4】 押さえ板を封緘片部分に対応する大きさ
    で、バネの付勢力に抗して上昇可能に構成し、載置台に
    堆積された封筒の封緘片部分に所定の圧力がかかったこ
    とを検知するスイッチを設けたことを特徴とする請求項
    2記載のスタッカ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298457A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Toppan Forms Co Ltd 収容体およびその検査方法
JP2006298458A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Toppan Forms Co Ltd 封緘方法および装置

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