JP2006298458A - 封緘方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な装置を用いて再湿糊部に水が塗布されたことを容易に検査することができる封緘方法および装置を提供する。
【解決手段】 再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング工程;および再湿糊部の色を検知する色検知工程を有する封緘方法。再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング手段;および再湿糊部の色を検知する色検知手段を有する封緘装置。
【選択図】 図2
【解決手段】 再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング工程;および再湿糊部の色を検知する色検知工程を有する封緘方法。再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング手段;および再湿糊部の色を検知する色検知手段を有する封緘装置。
【選択図】 図2
Description
本発明は、フラップを有する封筒などの収容体を封緘する方法および装置に関する。特には、再湿糊部を有するフラップの再湿糊部をモイスニングして封緘する方法および装置に関する。
従来から、再湿糊部が形成されたフラップを有する封筒を用い、この封筒内へ封入物を挿入した後、フラップにモイスニング処理を施し、フラップを封緘することが行われている。特には、自動封入封緘装置を用い、大量かつ高速に封入封緘することが行われている。
フラップには予め再湿糊が塗布され乾燥状態とされた再湿糊部が形成されており、モイスニングはこの再湿糊を湿らせて、再湿糊に粘着性を持たせる処理である。
モイスニングにおいては、例えば、噴霧ノズルから再湿糊部に水を噴霧すること、あるいは、水を含んだブラシを用いて再湿糊部に水を塗布することが行われている。
例えば特許文献1には、封筒内への封入物の封入や封筒の封緘などの作業を自動的に行う封入封緘装置に水を供給する封入封緘装置の水供給装置が開示され、噴霧ノズルを用いてフラップに水を噴霧することが開示されている。
特開2003−341623号公報
特に自動的に封入および封緘を行う封入封緘装置を用いて多量の封筒を封緘する場合においては、希にではあるが封緘が確実に行われないことがある。つまり、封筒のフラップが良好に接着していない封筒が発生することがある。このため、封緘状態を目視によって検査することも行われるが、目視検査も確実とは言えず、封筒が封緘不良の状態で発送され、宛先において封緘不良の封筒が発見される場合があった。
封緘不良の原因として、モイスニング不良が挙げられる。つまり、再湿糊部に水が良好に塗布されないために封緘が良好に行えない場合が考えられる。
モイスニングには水道水などの水が用いられており、水は透明であって蒸発してしまうため、また封入封緘装置では多量の封筒が高速で処理されるため、再湿糊部に水が塗布されたことを検知することは難しい。センサや画像処理装置を用いて水塗布を検知することも不可能とは言えないが、その検知は難しく、また検知装置のコストも相当なものになると考えられる。
本発明の目的は、簡易な装置を用いて再湿糊部がモイスニングされたことを容易に検査することができる封緘方法および装置を提供することである。
本発明により、再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング工程;および
該再湿糊部の色を検知する色検知工程
を有する封緘方法が提供される。
該再湿糊部の色を検知する色検知工程
を有する封緘方法が提供される。
この方法が、さらに、前記色検知工程において所定の色が検知されたか否かによって収容体を選別する工程;および
所定の色が検知された収容体について、フラップを閉じて収容体を封緘する工程
を有することができる。
所定の色が検知された収容体について、フラップを閉じて収容体を封緘する工程
を有することができる。
上記方法において、前記有色液が、変色可能であることが好ましい。
上記方法において、前記有色液が、消色可能であることが好ましい。
上記方法において、前記有色液が、pHの変化によって変色可能であることが好ましい。
本発明により、再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング手段;および
該再湿糊部の色を検知する色検知手段
を有する封緘装置が提供される。
該再湿糊部の色を検知する色検知手段
を有する封緘装置が提供される。
この装置が、さらに、前記検知手段によって所定の色が検知された否かによって収容体を選別する選別手段;および
所定の色が検知された収容体について、フラップを閉じて収容体を封緘する封緘手段
を有することができる。
所定の色が検知された収容体について、フラップを閉じて収容体を封緘する封緘手段
を有することができる。
本発明により、簡易な装置を用いて再湿糊部がモイスニングされたことを容易に検査することができる封緘方法および装置が提供される。
本発明においては、封緘のために再湿糊部を有するフラップを有する公知の収容体を適宜用いることができ、内容物を収容した状態の収容体を用いる。
収容体の例としては、封筒、段ボール箱などを挙げることができる。収容体の材料も紙(段ボール紙を含む)、樹脂など、収容体の材料として公知のものから適宜選べばよい。
内容物については、使用する収容体に収容できるものを適宜選ぶことができる。
再湿糊としては、乾燥した塗膜状態で接着力が実質的になく、モイスニングによって接着性を発現する公知の再湿糊を適宜用いることができる。
再湿糊部は、フラップの適宜の部分に再湿糊を塗布して形成するなど、公知の再湿糊部の形成方法で形成できる。
以下、図面を用い、収容体として封筒を例にして本発明の形態につき説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
図1に示すように、封筒10は、フラップ11を有する。フラップ11には再湿糊部13が形成されている。この封筒に、同封物12が封入されている。
この状態の封筒に、図2(a)に示すように、モイスニング手段21によって有色液が供給される。特には、再湿糊部13の好ましくは全体を含む領域に有色液が塗布され、有色液が付着したモイスニング部分14が形成される。
モイスニング手段としては、有色液を用いることを除いては公知のモイスニング手段を用いることができる。例えば、有色液が適宜供給されるブラシや噴霧ノズルなどを用いることができる。
モイスニング部分は有色液によって着色されており、図2(b)に示すように、色検知手段22によって再湿糊部の色を検知することによって、再湿糊部にモイスニングが行われたか否かを判定することができる。
色検知手段には、色を検知することのできる公知のセンサを適宜用いることができる。例えば、色センサやCCD(電荷結合素子)などを用いることができる。なかでも構成が簡易で比較的安価なことから色センサが好ましい。
例えば、特定の色の光を投光する投光部と、投光された光が対象物で反射した反射光を受光する受光部を備え、受光部で反射光の強度を検知する色センサを用いることができる。このようなセンサとして例えば(株)キーエンス製、デジタルR・G・BセンサCZ−V20(商品名)を挙げることができる。
色を検知する個所としては、モイスニングされるべき再湿糊部の大きさや形状、またセンサの色を検知できる範囲に応じて適宜決めることができる。
色検知手段によって所定の色が検知された場合、フラップを閉じて封筒を封緘すればよい。
所定の色が検知されなかった場合は異常が発生したものとして、適宜処置することができる。例えば、封入封緘装置を停止して不良品を手動で取り除くこともできる。あるいは、色検知手段によって所定の色が検知されたか否かによって収容体を選別する選別手段を用いることができる。例えば、所定の色が検知された封筒は封緘手段に送り、所定の色が検知されなかった封筒は、封緘手段には送らずに、自動的に不良品として排出するようにすることもできる。このような選別手段は、色検知手段からの信号に応じて自動的に収容体の搬送路を切り替える機構によって実現できる。このために、信号に応じて搬送路を切り替えることのできる公知の機構を利用することができる。
封緘手段としては、フラップを閉じて収容体を封緘することのできる公知の封緘機を用いることができる。
本発明では、モイスニングに有色液を用いる。有色液としては、再湿糊部をモイスニング可能な液体であって、有色液が再湿糊部に付着したか否かを色検知手段によって判定できる程度の色を有する液体を適宜用いることができる。モイスニング可能な液体の代表例は水であるので、有色液として有色水を用いることができる。例えば、有色水として適宜の色素を含む水を用いることができる。
収容体の美観の観点から、有色液が変色可能であることが好ましく、有色液が有色から実質的に無色に変色可能(すなわち消色可能)であることがより好ましい。つまり、変色可能な有色液(以下、変色インクという。)を用いることが好ましく、有色から実質的に無色に変色可能な有色液(以下、消色インクという。)を用いることがより好ましい。なお、実質的に無色に変色するとは、消色インクによってモイスニングされた部分の収容体の色が、モイスニングされる前のその部分の色と目視にて判別できない程度に、消色インクが無色になることを意味する。
変色インクを用いることによって、色検知時には容易に色検知が可能で、その後に色が目立たなくすることができる。収容体の色、特にはフラップ部の色にもよるが、例えば、赤や青などの目立ちやすい色から、黄色などの目立ちにくい色に変色する変色インクを用いることができる。
消色インクを用いることによって、色検知時には容易に色検知が可能で、その後色が消え、収容体の美観に影響しないようにすることができる。
変色インクとして、pHの変化によって変色する変色インクを用いることができる。変色インクが消色インクである場合は、pHの変化によって有色から実質的に無色に変化する消色インクを用いることができる。
pHの変化によって変色する変色インクとしては、呈色指示薬を含む水を用いることができる。
呈色指示薬のなかでも、変色域がアルカリ性の範囲にある呈色指示薬が好ましい。アルカリ性の変色インクを、再湿糊部に供給すると、pHが低下する。また、変色インクが空気に触れると、空気中の炭酸ガスによってpHが低下する。つまり、アルカリ性の変色インクを再湿糊部に供給すると、時間の経過とともにpHが低下する。例えばpH11以上から10以下へと、大気中で自然に変化する。このようなpH変化に伴って、呈色指示薬が変色することが好ましく、特には消色することが好ましい。
なお、空気によるpH低下は比較的遅く進行する傾向があるが、紙や再湿糊の影響によるpH低下は比較的速く進行する傾向がある。自動封入封緘装置で高速に処理する場合など、モイスニングから色検知までの時間が短い場合は、紙や再湿糊の影響によってpHが低下する前に色を検知することが可能である。
また、酸性の液体は金属を腐食させる場合もあるが、アルカリ性の変色インクを用いれば、特段の腐食対策は不要である観点からも、アルカリ性の変色インクを用いてモイスニングすることが好ましい。
呈色指示薬としては例えば、p−α−ナフトールフタレイン、フェノールフタレイン、チモールフタレインを用いることができる。
p−α−ナフトールフタレイン水溶液の変色域はpH7.0〜9.0であり、この変色域においてpHの低下とともに青色から黄色へと変色する。フェノールフタレイン水溶液の変色域は8.0〜10.0であり、この変色域においてpHの低下とともに赤紫色から無色へと変色(消色)する。チモールフタレインの変色域はpH9.4〜10.6であり、この変色域においてpHの低下とともに青色から無色へと変色(消色)する。
このような呈色指示薬と、pHを調整するためのアルカリ性物質とを含む水溶液を変色インク、特には消色インクとして用いることができる。呈色指示薬がそのままでは水に溶けにくい場合などにおいては、呈色指示薬のエタノール溶液などを水に添加することもできる。
上記アルカリ性物質としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化銅、水酸化アルミニウム、水酸化鉄、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の既知のアルカリ性物質を用いることができる。
また、水としては必ずしも純水を用いる必要はなく、水道水や工業用水などを適宜用いてもよい。
呈色指示薬としてp−α−ナフトールフタレインを用いる場合は、その水溶液が検知工程で色検知可能な青色を呈するpHにアルカリ性物質を用いて調整すればよく、水溶液のpHを8以上12以下に調整することが好ましい。色検知容易性の観点からpH8以上が好ましく、別途収容体に情報を印字するための印刷インキへの影響を考慮するとpH12以下が好ましい。この水溶液を変色インクとして用いることができ、この水溶液を再湿糊部に供給してモイスニングすれば、モイスニングが行われた部分は青色に着色され、容易にこの青色を検知することができ、その後大気中でpHが自然に低下して青色が黄色に変化するようにすることができる。黄色は目立ちにくい色であるため、黄色が残っていても収容体の美観はあまり損なわれない。
呈色指示薬としてフェノールフタレインを用いる場合は、水溶液が検知工程で色検知可能な桃色もしくは赤紫色を呈するpHにアルカリ性物質を用いて調整すればよく、アルカリ性物質によって水溶液のpHを10以上12以下に調整することが好ましい。この物質はpH8以下では一旦赤色に発色するが、直ぐに淡赤色に2段階変色を起こす。そこで明らかな着色状態を維持するためにはpHを10以上に保つ事が望ましい。別途収容体に情報を印字するための印刷インキへの影響を考慮するとpH12以下が好ましい。この水溶液を消色インクとして用いることができ、この水溶液を再湿糊部に供給してモイスニングすれば、モイスニングが行われた部分は桃色もしくは赤紫色に着色され、容易にこの色を検知することができ、その後大気中でpHが自然に低下して色が消えるようにすることができる。色が消えれば、収容体の美観は損なわれない。
呈色指示薬としてチモールフタレインを用いる場合は、水溶液が検知工程で色検知可能な青色を呈するpHにアルカリ性物質を用いて調整すればよく、アルカリ性物質によって水溶液のpHを9以上12以下に調整することが好ましい。色検知容易性の観点からpH9以上が好ましく、別途収容体に情報を印字するための印刷インキへの影響を考慮するとpH12以下が好ましい。この水溶液もフェノールフタレイン水溶液と同様に消色インクとして好適に用いることが可能である。
さらに、封緘の後に、フラップに空気の噴流を当て、フラップが開くかどうかによって封緘が良好に行われたか否かを検査することもできる。これにより、封緘不良の収容体を一層確実に検出することができる。
以下、本発明を実施例に基づき更に詳細に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
〔実施例1〕
呈色指示薬としてフェノールフタレイン1質量%エタノール溶液を、アルカリ性物質として炭酸ナトリウムを、水として水道水(pH6.0)を用い、表1に示す処方でこれらを配合し、消色インクを作成した。この段階の消色インクのpHは表1に示すように、8.0であった。
呈色指示薬としてフェノールフタレイン1質量%エタノール溶液を、アルカリ性物質として炭酸ナトリウムを、水として水道水(pH6.0)を用い、表1に示す処方でこれらを配合し、消色インクを作成した。この段階の消色インクのpHは表1に示すように、8.0であった。
フラップ部に再湿糊部が形成された定形郵便物の白色の封筒を用意した。再湿糊部の寸法は15mm×207mmであった。この封筒に、A4サイズの紙を折り畳んで同封した。
上記消色インクを封筒の再湿糊部にブラシにより塗布してモイスニングしたところ、封筒が赤紫色に着色された。消色インクの塗布量は20mgであった。
この再湿糊部を、色センサ(キーエンス(株)製、商品名:デジタルR・G・BセンサCZ−V20)により検査したところ、容易に赤紫色を検知することができた。
次いで、フラップを閉じて再湿糊によるフラップの接着を行ったところ、良好に封緘することができた。
封緘した封筒を24時間大気中で放置し、フラップを剥がして目視観察したところ、赤紫色は全く観察されず、消色インクが赤紫色から無色へと変化したことが確認された。
一方、消色インクを塗布しない封筒の再湿糊部を前述の色センサにより同様に検査したところ、赤紫色に着色されていないことを容易に検知することができた。
〔実施例2〜4〕
消色インクの配合をそれぞれ表1に示す配合に変更した以外は実施例1と同様にして封緘を行った。
消色インクの配合をそれぞれ表1に示す配合に変更した以外は実施例1と同様にして封緘を行った。
実施例1の結果と同様、色センサにより容易にモイスニングの有無を検知することができた。また、24時間大気中に放置した後は、封筒の赤紫色は消えていた。
〔比較例1〕
表1に示す配合で、フェノールフタレインのエタノール溶液、炭酸ナトリウム、水道水を混合したところ、得られた水溶液は無色であった。消色インクに替えてこの水溶液を用いたこと以外は実施例1と同様にしてモイスニングを行い、色センサにより検査を行ったが、再湿糊部に水が付着したこと、すなわちモイスニングが行われたことを検知することはできなかった。
表1に示す配合で、フェノールフタレインのエタノール溶液、炭酸ナトリウム、水道水を混合したところ、得られた水溶液は無色であった。消色インクに替えてこの水溶液を用いたこと以外は実施例1と同様にしてモイスニングを行い、色センサにより検査を行ったが、再湿糊部に水が付着したこと、すなわちモイスニングが行われたことを検知することはできなかった。
〔比較例2〕
消色インクに替えて水道水を用いたこと以外は実施例1と同様にしてモイスニングを行い、色センサにより検査を行ったが、再湿糊部に水が付着したこと、すなわちモイスニングが行われたことを検知することはできなかった。
消色インクに替えて水道水を用いたこと以外は実施例1と同様にしてモイスニングを行い、色センサにより検査を行ったが、再湿糊部に水が付着したこと、すなわちモイスニングが行われたことを検知することはできなかった。
〔実施例5〕
市販の自動封入封緘装置のモイスニング装置において、水の替わりに実施例1で用いた消色インクを用い、モイスニング装置の直下流に実施例1で用いた色センサを取り付けた。色センサからは所定の色の検知の有無に対応するON/OFF信号が出力されるが、所定の色の検知が無かったことに対応する信号があった場合に、封入封緘装置を停止するようにした。
市販の自動封入封緘装置のモイスニング装置において、水の替わりに実施例1で用いた消色インクを用い、モイスニング装置の直下流に実施例1で用いた色センサを取り付けた。色センサからは所定の色の検知の有無に対応するON/OFF信号が出力されるが、所定の色の検知が無かったことに対応する信号があった場合に、封入封緘装置を停止するようにした。
この装置を用い、実施例1で用いた封筒及び同封物を用いて、高速(50枚/分)で自動封入封緘を行った。
封入封緘された封筒を10枚サンプリングし、そのフラップ部を観察したところ、いずれの封筒においても赤紫色が透けて見えた。この封筒を24時間大気中に放置した後、フラップを剥がしたところ、いずれの封筒にも赤紫色は確認できなかった。
また、強制的に消色インクの供給を停止したところ、封入封緘装置が自動的に停止し、封緘不良の封筒を確認することができた。
本発明は、再湿糊部が形成されたフラップを有する封筒などを封緘するために好適に利用できる。
10 封筒
11 フラップ
12 同封物
13 再湿糊部
14 モイスニングされた部分
21 モイスニング手段
22 色検知手段
11 フラップ
12 同封物
13 再湿糊部
14 モイスニングされた部分
21 モイスニング手段
22 色検知手段
Claims (7)
- 再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング工程;および
該再湿糊部の色を検知する色検知工程
を有する封緘方法。 - さらに、前記色検知工程において所定の色が検知されたか否かによって収容体を選別する工程;および
所定の色が検知された収容体について、フラップを閉じて収容体を封緘する工程
を有する請求項1記載の封緘方法。 - 前記有色液が、変色可能である請求項1または2記載の方法。
- 前記有色液が、有色から実質的に無色に変色可能である請求項3記載の方法。
- 前記有色液が、pHの変化によって変色可能である請求項3または4記載の方法。
- 再湿糊部を有するフラップを有しかつ内容物を収容した収容体の再湿糊部を、有色液によってモイスニングするモイスニング手段;および
該再湿糊部の色を検知する色検知手段
を有する封緘装置。 - さらに、前記検知手段によって所定の色が検知された否かによって収容体を選別する選別手段;および
所定の色が検知された収容体について、フラップを閉じて収容体を封緘する封緘手段
を有する封緘装置。
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- 2005-04-22 JP JP2005125411A patent/JP2006298458A/ja active Pending
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