JPH1077088A - 扇風機の梱包装置 - Google Patents

扇風機の梱包装置

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JPH1077088A
JPH1077088A JP8246967A JP24696796A JPH1077088A JP H1077088 A JPH1077088 A JP H1077088A JP 8246967 A JP8246967 A JP 8246967A JP 24696796 A JP24696796 A JP 24696796A JP H1077088 A JPH1077088 A JP H1077088A
Authority
JP
Japan
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guard
blade
fan
base
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8246967A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ogawa
健一 小川
Takayuki Iwai
隆幸 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8246967A priority Critical patent/JPH1077088A/ja
Publication of JPH1077088A publication Critical patent/JPH1077088A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝体の部品点数を減らすと共に、コンパク
トにして経済的な扇風機の梱包装置を提供すること。 【解決手段】 ベース2上に第1の緩衝体6を介して羽
根7を置き、その上に羽根7に接触しないように外周縁
を下箱1に形成した段部1aで支持させて後ガード9を
置き、その後ガード9の内周穴を貫通して前記羽根7と
前ガードとの中心部に当接して前ガード10と後ガード
9との間隔を保持する第2の緩衝体20を配設すること
により、緩衝体を2個に削減した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扇風機をベース、
支柱部とモータ部とからなる本体、前ガード、後ガー
ド、羽根に分解して箱体に収納し、梱包する扇風機の梱
包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の梱包装置は、図8に示す
ように、成型した発泡スチロール製の緩衝下箱1内に扇
風機のベース2および支柱部3とモータ部4とからなる
本体5を納め、ベース2の支柱接続用の凹部2a上に円
柱状の緩衝体6を嵌合し、その上に羽根7を載せ、さら
にその上に緩衝体8を介在させて後ガード9を載置し、
その上に前ガード10を弾力性のある樹脂製袋からなる
緩衝体11に包んで積載した上、全体を梱包する構成で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成によると、緩衝体を6、8、11の3つも必要と
して、部品点数、梱包工程が多い上、作業性も悪くコス
ト高となる問題点があった。
【0004】また、ベース2に形成される凹部2aは中
心から外れた位置に形成されているため、図9の断面図
に示すように、凹部2a上に載置される羽根7、前、後
ガード9、10部分がベース2から水平面方向に寸法L
だけはみ出して配置され、梱包装置全体が大きくなる問
題点があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決し、緩
衝体の部品点数を減らすと共に、コンパクトにして経済
的な扇風機の梱包装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
扇風機をベース、支柱部とモータ部とからなる本体、前
ガード、後ガード、羽根に分解して箱体内に収納して、
梱包する扇風機の梱包装置において、ベース上に第1の
緩衝体を介して羽根を置き、その上に後ガードの外周縁
を前記箱体に形成した段部に支持させて前記羽根に接触
しないように後ガードを置き、その後ガードの内周穴を
貫通して前記羽根と前ガードとの中心部に当接して前記
前ガードと後ガードとの間隔を保持する第2の緩衝体を
配設したことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、前記ベース上の中心から外れた位置に前記
支柱部を嵌合、接続する支柱接続用凹部が形成されると
共に、前記第1の緩衝体は、下部がその支柱接続用凹部
に嵌合し、上部が前記ベースの中心部に位置して前記羽
根の中心ブロックを保持する形状に形成されていること
を特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、扇風機をベース、
支柱部とモータ部とからなる本体、前ガード、後ガー
ド、羽根に分解して上箱及び下箱からなる箱体内に収
納、梱包する扇風機の梱包装置において、ベース上に第
1の緩衝体を介して羽根を置き、前記箱体の下箱上部に
形成した段部と上箱との間に後ガードの外周縁を挟み込
んで前記羽根に接触しないように後ガードを固定保持
し、さらに上箱下部に段部を形成して前ガードを前記後
ガードと接触しないように載置したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は第1の実施の形態を示す扇風機の梱
包装置の分解斜視図、図2(A)、(B)、(C)は、
その梱包装置の作業工程を示したものである。図中、図
8および9と同一符号は同一または相当部分を示し、異
なる点は緩衝体8、10の代わりに羽根7の回転中心ブ
ロックに形成された凹部7aに嵌合すると共に、上部に
鍔部20aが形成された緩衝体20を用いるようにした
点である。
【0011】これらの図において、図2(A)に示すよ
うに、緩衝材で形成された箱体の下箱1部分にベース
2、本体5、第1緩衝体6、羽根7を収納するまでは図
8の場合と変わらない。
【0012】次に、図2(B)に示すように、下箱1の
上部に段部1aを形成し、そこに後ガード9の外周縁を
載せ、後ガード9の内周穴9aを通して羽根7の回転中
心凹部7aに第2の緩衝体20を嵌合させると共に、上
部に形成した鍔部20aで後ガード9の内周穴9a周辺
を抑えることにより羽根7、後ガード9をベース2と一
体化して安定を図るようにしている。
【0013】次で、緩衝体20の上面20bに前ガード
10の中心板10aを乗せることにより、水平面方向の
安定性を確保すると共に、緩衝体20で後ガード9と前
ガード10が接触しないように上下方向の間隔を確保す
る。
【0014】このようにして、下箱1にベース2、本体
5、羽根7、後ガード9、前ガード10を納めた状態で
(図3参照)、上箱15を被せるが、この上箱15は上
下方向の高さ寸法をできるだけ少なくするため、前ガー
ド10の中心付近が露呈する如く開口部15aを形成
し、その開口端部で前ガード10の一部を抑えるように
する。
【0015】これにより、羽根7、後ガード9、前ガー
ド10は互いに接触することなく、水平面、垂直面いず
れの方向に対しても安定した状態で、ベース2と一体的
に固定されることになる。さらに、下箱1に上箱15を
被せ、それを図4に示すように段ボール箱17に収納し
て封をすることにより梱包作業は完了する。
【0016】扇風機をこのように梱包することによっ
て、従来3つも必要としていた緩衝体を2つに削減する
ことができ、部品点数を削減できると共に、梱包作業工
程も削減でき大幅なコストダウンをはかることができ
る。
【0017】ところで、ベース2上に形成される凹部2
aは必ずしも常にベース2の中心部に形成されるとは限
らず、むしろ図5に示すように、風量の選択やタイマの
設定等行うための操作部2bの配置等の関係により中心
からずれた位置に形成されるのが普通である。なお、2
cはコンセントであり、本体5の支柱3はこのコンセン
ト2cを利用して支柱3の下部を位置決めし、凹部2a
に嵌合固定する構造となっている。
【0018】しかしながら、このような構造の扇風機を
上記のように梱包すると、先に図9を用いて説明したよ
うに、羽根7、後ガード9、前ガード10がベース2の
中心位置からずれてしまい梱包装置全体の嵩が増す問題
が生じる。そこで、この点を考慮してベース2の凹部2
aが中心からずれた位置に形成されていても、嵩張るこ
となくコンパクトに梱包できる扇風機の梱包装置につい
て示したのが図6の断面図である。
【0019】即ち、図6において、図2と同一符号は同
一または相当部分を示し、図2の構造と異なる点は、第
1緩衝体6の形状を、下部6aはベース2の凹部2aに
嵌合し、上部6bはベース2の中心部で羽根7の中心ブ
ロック7aを保持する形状に構成した点である。
【0020】このように、上下部分が左右にずれた形状
の第1緩衝体6を用いて梱包することによりベース2、
羽根7、後ガード9、前ガード10が全て中心位置に整
列され、水平面方向にはみ出ることなくコンパクトな梱
包装置が得られるようになる。
【0021】図7は梱包装置の他の実施の形態を示した
ものである。図中、図2と同一符号は合一または相当部
分を示し、図2の構造と異なる点は、下箱1の上部に形
成した段部1a上に前ガード10の外周部に形成された
ガードリング10aを載せ、上箱15で挟み込んで固定
すると共に、上箱15の下部には段部15aを形成し
て、そこに後ガード9の外周縁を載置するようにした点
である。
【0022】扇風機の梱包装置をこのような構造とする
ことにより、前ガード10はガードリング10aが下箱
1の1aと上箱15により羽根7と無接触に固定保持さ
れる。従って、緩衝体8は必ずしも必要でなくなる。一
方、後ガード9はその外周縁が上箱15の下部に形成さ
れた15aにより前ガード10と無接触に保持される。
これにより、扇風機の各部品は互いに無接触に安定に箱
体内に固定保持される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、箱体内に形成した段部で後ガードの外周縁
を支持すると共に、羽根の中心部から後ガードの内周穴
を貫通して第2の緩衝体を設置し前ガードを支持するよ
うにしたので、緩衝体が2個で済むようになり、部品点
数、作業工数を減らして経済的な扇風機の梱包装置が得
られるようになる。
【0024】請求項2に係る発明によれば、ベースの中
心部から外れた位置に支柱接続用の凹部が形成された扇
風機の場合は、下部がその支柱接続部に嵌合し、上部が
ベースの中心部に位置するように形成された緩衝体を用
いるようにしたので、全体が水平面方向に嵩張ることな
く、コンパクトな扇風機の梱包装置が得られるようにな
る。
【0025】請求項3に係る発明によれば、前ガードの
外周縁に形成されているガードリングを下箱と上箱間に
挟み込んで固定し、後ろガードは外周縁を上箱下部に形
成した段部で保持して固定するようにしたので、さらに
緩衝体を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る扇風機の梱包
装置の分解斜視図。
【図2】(A)、(B)、(C)は図1の梱包作業工程
を示す各断面図。
【図3】扇風機の各部品を下箱内に納めた状態を示す上
面図。
【図4】箱体内に収納した扇風機を段ボールに格納した
状態を示す斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る扇風機の梱包
装置を説明するためのベースの上面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る扇風機の梱包
装置の断面図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る扇風機の梱包
装置の断面図。
【図8】従来の扇風機の梱包装置の分解斜視図。
【図9】ベース上の支柱接続用凹部が中心位置からずれ
た扇風機の梱包装置の断面図。
【符号の説明】
1 下箱 2 ベース 3 支柱 4 モータ部 5 本体 6 第1緩衝体 7 羽根 9 後ガード 10 前ガード 15 上箱 20 第2緩衝体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇風機をベース、支柱部とモータ部とか
    らなる本体、前ガード、後ガード、羽根に分解して箱体
    内に収納して、梱包する扇風機の梱包装置において、ベ
    ース上に第1の緩衝体を介して羽根を置き、その上に後
    ガードの外周縁を前記箱体に形成した段部に支持させて
    前記羽根に接触しないように後ガードを置き、その後ガ
    ードの内周穴を貫通して前記羽根と前ガードとの中心部
    に当接して前記前ガードと後ガードとの間隔を保持する
    第2の緩衝体を配設したことを特徴とする扇風機の梱包
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ベース上の中心から外れた位置に前
    記支柱部を嵌合、接続する支柱接続用凹部が形成される
    と共に、前記第1の緩衝体は、下部がその支柱接続用凹
    部に嵌合し、上部が前記ベースの中心部に位置して前記
    羽根の中心ブロックを保持する形状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の扇風機の梱包装置。
  3. 【請求項3】 扇風機をベース、支柱部とモータ部とか
    らなる本体、前ガード、後ガード、羽根に分解して上箱
    及び下箱からなる箱体内に収納、梱包する扇風機の梱包
    装置において、ベース上に第1の緩衝体を介して羽根を
    置き、前記箱体の下箱上部に形成した段部と上箱との間
    に後ガードの外周縁を挟み込んで前記羽根に接触しない
    ように後ガードを固定保持し、さらに上箱下部に段部を
    形成して前ガードを前記後ガードと接触しないように載
    置したことを特徴とする扇風機の梱包装置。
JP8246967A 1996-08-30 1996-08-30 扇風機の梱包装置 Pending JPH1077088A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149870A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Funai Electric Co Ltd 梱包用緩衝材
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