JPH024073Y2 - - Google Patents

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JPH024073Y2
JPH024073Y2 JP5893886U JP5893886U JPH024073Y2 JP H024073 Y2 JPH024073 Y2 JP H024073Y2 JP 5893886 U JP5893886 U JP 5893886U JP 5893886 U JP5893886 U JP 5893886U JP H024073 Y2 JPH024073 Y2 JP H024073Y2
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guard
holding groove
outer circumferential
holding
circumferential ring
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JP5893886U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は前ガードと後ガードと送風羽根と扇風
機主体とに分解した扇風機の梱包装置に関する。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術として実公昭51−41550
号公報に記載の扇風機の包装装置がある。該包装
装置の第1、第2緩衝体には側壁部と平行して配
設される前記前ガード及び後ガードの外縁部を嵌
合する複数個のガード保持溝を対向面に形成して
いる。従つて従来包装装置は外箱の底に第1緩衝
体を収納し、該第1緩衝体のガード保持溝に前ガ
ードと後ガードを収納保持せしめた後第2緩衝体
のガード保持溝に前ガードと後ガードが収納保持
される如く被せ、外箱を封緘するものである。だ
が第2緩衝体を被せる際手探りで前ガードと後ガ
ードをガード保持溝に収納させる必要があり、包
装作業がスムーズに行なえずガード保持溝に収納
されない状態で第2緩衝体を無理に押圧すると前
ガード又は後ガードが変形することがある。前述
の位置合わせの困難はガード保持溝の幅と前後ガ
ードの外周リングの幅とに寸法差がありガード保
持溝の幅が大きいことで、外周リングを支点とし
て前後ガードが骨材方向に傾斜することによる。
また梱包才数を低減せしめるために近接非接触状
態に配設することで前記前後ガードの傾斜が両前
後ガードの接触を生じせしめ輸送中の振動にて傷
つくことがある。
さらに第2緩衝体の被嵌をスムーズに行なわせ
ることを目的とする出願として実願昭60−59826
号に示される扇風機の梱包装置がある。該先に出
願された梱包装置にあつてもガードの自重による
傾斜にて傷つくことを防止するものではなく、突
起のみを前後ガード間に介在させることでより傾
き易いものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は扇風機の梱包装置における上緩衝体に
よる前ガードと後ガードの保持がスムーズに行
え、前ガードと後ガードの自重による傾斜での接
触を防止するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は分解した扇風機の構成部分を挾持する
発泡樹脂製上緩衝体と下緩衝体と、該上下緩衝体
を収納する外箱とを備え、前記下緩衝体には前ガ
ードと後ガードを非接触状態で重ね合わせて収納
する保持凹部を形成し、該保持凹部の内側面には
前後ガードの外周リングを嵌合支持する側部保持
溝部を形成し、該保持凹部の底面には内側に位置
するガードの外周リングを他方のガードの外周リ
ングに前記側部保持溝部間より近接させて嵌合支
持する下部保持溝部を形成する手段でもつて問題
点を解決するものである。
(ホ) 作用 本考案は凹部の底面に形成する下部保持溝部を
側部保持溝部間より近接させて形成したことで前
ガードと後ガードが開くように下緩衝体に支持さ
れるものである。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示
し、第7図は本考案の第2実施例を示すものであ
る。
まず第1実施例について説明する。
梱包装置1は分解した扇風機5の構成部分を挾
持する発泡樹脂製上緩衝体2と下緩衝体3と、前
記扇風機5を挾持した上下緩衝体2,3を収納す
る段ボール紙製外箱4とを備えている。
前記扇風機5は前ガード6と、後ガード7と、
送風羽根8と、扇風機スタンド9と扇風機モータ
部10とよりなる扇風機主体11とに分解され
て、前記上下緩衝体2,3にて挾持して梱包され
る。前記後ガード7の前記扇風機モータ部10へ
の取り付けはナツト体12にて行なわれ、前記送
風羽根8の回転軸への取り付けはスピンナ13に
て行なわれる。前記前ガード6は中央オーナメン
ト14と、外周リング15と、前記中央オーナメ
ント14と外周リング15間に架設される複数本
の骨材16とを備えている。前記後ガード7は中
央取付板17と、外周リング18と、前記中央取
付板17と外周リング18間に架設される複数本
の骨材19とを備えている。
前記下緩衝体3は前記外箱4下部に収納され
る。前記下緩衝体3の対向面(上面)一側部には
前記扇風機スタンド9の基台部20後部を嵌合保
持する凹部21と、他端部中央には前記扇風機頭
部10後部を嵌合保持する凹部22と、中央部中
央には前記扇風機スタンド9の支柱部23の中程
を載置支持する保持部24とを形成している。前
記下緩衝体3の対向面の前記支柱部23両側には
前記送風羽根8を収納する凹部25と、前記前ガ
ード6と後ガード7を嵌合支持する保持凹部26
とを形成している。前記下緩衝体3の前記凹部2
2側部には前記ナツト体12とスピンナ13を収
納する凹部27を形成している。
前記保持凹部26は前記下緩衝体3の成型材料
節減を兼ねる四角形状の切欠にて形成し、第1図
と第5図と第6図に詳細に示す如く、その底面に
前記外周リング15,18が嵌合する下部保持溝
部28,29と、両側上部角に前記外周リング1
5,18が嵌合する側部保持溝部30,31とを
形成している。前記前ガード6は前記下部保持溝
部28と側部保持溝部30にて支持され、前記後
ガード7は前記下部保持溝部29と側部保持溝部
31にて支持される。前記下部保持溝部28,2
9と側部保持溝部30,31の位置関係は第1図
及び第6図示す状態にある。前記後ガード7を支
持する下部保持溝部29の外側縁までの寸法A
と、側部保持溝部31の内側縁までの寸法Cとは
略等しく形成されており、前記側部保持溝部31
は下部保持溝部29より外側に位置している。前
記前ガード6を支持する下部保持溝部28の内側
縁までの寸法Bと、側部保持溝部30の外側縁ま
での寸法Dとは略等しく形成されており、前記側
部保持溝部30は下部保持溝部28より内側に位
置している。従つて、前記前ガード6と後ガード
7とを各溝部28,29,30,31に支持せし
めると第1図に示す如く下部保持溝部28,29
を中心に前記前ガード6と後ガード7とが開いた
状態に支持される。前記下部保持溝部28,29
の外側間隔Eと、前記側部保持溝部30,31の
内側間隔Fとは外側リング15,18の厚み寸法
の誤差範囲で略同一といえる寸法又はE<Fの関
係に形成されておれば前記前ガード6と後ガード
7が開いた状態に支持され本考案を構成すること
になる。前記各溝部28,29,30,31の溝
幅は前述の各寸法関係に影響のない範囲であれば
その大きさに制限はないが側部保持溝部30,3
1の溝幅は第1図に示す如く斜めに保持される関
係から、溝部30,31の長さによつても変わる
が外周リング15,18の厚さの1.5〜3倍に形
成される。
前記上緩衝体2の対向面(下面)には前記基台
部20前部を嵌合保持する凹部と、前記送風羽根
8を収納する凹部32と、前記扇風機モータ部1
0を嵌合保持する凹部を形成している。前記上緩
衝体2の前記保持部26と対向する部分には前記
前ガード6と後ガード7の外周リング15,18
の外縁に当接する押圧部33と、前記外周リング
15,18間に挿入される突部34とを形成して
いる。該突部34は前記外周リング15,18に
面する側面を傾斜面として先細り形状としてい
る。前記突部34は輸送中の振動による前記前ガ
ード6と後ガード7のたわみによる接触を防止す
るものである。
本考案においては前記前ガード6と後ガード7
とを開いて支持せしめるもので、前記突部34は
必要とされるものではなく、第7図の第2実施例
に示す如く、突部34は無くともよいものであ
る。
(ト) 考案の効果 本考案は前ガードと後ガードを下部保持溝部を
中心に開く如く側部保持溝部に支持させること
で、輸送の振動、寸法精度によるガタツキ等によ
つても両ガードの接触を阻止して、傷付きを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図乃至
第6図は第1実施例を示し、第1図は要部断面
図、第2図は断面図、第3図は斜視図、第4図は
分解斜視図、第5図は要部断面図、第6図は要部
平面図、第7図は第2実施例の断面図である。 1……梱包装置、2……上緩衝体、3……下緩
衝体、4……外箱、6……前ガード、7……後ガ
ード、26……保持凹部、28,29……下部保
持溝部、30,31……側部保持溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 分解した扇風機の構成部分を挾持する発泡樹脂
    製上緩衝体と下緩衝体と、該上下緩衝体を収納す
    る外箱とを備え、前記下緩衝体には前ガードと後
    ガードを非接触状態で重ね合わせて収納する保持
    凹部を形成し、該保持凹部の内側面には前後ガー
    ドの外周リングを嵌合支持する側部保持溝部を形
    成し、該保持凹部の底面には内側に位置するガー
    ドの外周リングを他方のガードの外周リングに前
    記側部保持溝部間より近接させて嵌合支持する下
    部保持溝部を形成してなる扇風機の梱包装置。
JP5893886U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH024073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5893886U JPH024073Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5893886U JPH024073Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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Publication Number Publication Date
JPS62171491U JPS62171491U (ja) 1987-10-30
JPH024073Y2 true JPH024073Y2 (ja) 1990-01-30

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