JPH11193068A

JPH11193068A - 包装装置

Info

Publication number: JPH11193068A
Application number: JP10000580A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Unno; 賢一海野; Toshihiro Hotta; 敏弘堀田; Atsushi Matsunaga; 淳松永
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1998-01-06
Filing date: 1998-01-06
Publication date: 1999-07-21

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】被包装体の包装装置の前面・背面保護と天面
からの荷重を支える支柱となる部品を一体化し、部品構
成を紙製品に単一化し、接着剤等を使用せず成形するこ
と。【解決手段】被包装体と、この被包装体の天面に設け
られ、天面を保護するトレイ型上箱２と、被包装体の底
面に設けられ、底面を保護するトレイ型下箱３と、トレ
イ型上箱とトレイ型下箱との間に挟まれて被包装体の前
面・背面に配置され、天面荷重を支持する天面荷重支持
部を有し、１枚の段ボール板で構成した前面・背面保護
用段ボール４とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、被包装体を保護
する包装装置の改善に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図１６、図１７は、例えば特開平３−６
４２５３号公報に示された従来の被包装体を保護する包
装装置を示す斜視図、及びその支柱の斜視図である。こ
れは、底板部と、段ボール箱２，３と、両段ボール箱四
隅部間に挟持された柱２４と、内側面が被包装体１に当
接する緩衝材と、両端に切り欠きが設けられた緩衝材
と、両挿入穴に、それぞれ端部が嵌入された柱、及び柱
部に位置し、両段ボール箱外周を巻装締結したバンド５
とを設けたもので、木箱梱包と比較して、格段に軽量
で、表面状態が柔軟であるから手荷役が容易であるとい
うものである。

【０００３】また、図１８、図１９は、例えば特開平９
−１１８３７０号公報に示された他の従来の被包装体を
保護する包装装置の斜視図、及び包装装置の左右端部に
配置される緩衝材用段ボールの斜視図である。これは、
被包装体１７の両端部に当てがえて保持する緩衝材２６
の上面板を形成する折込片に３分割し、左右折込片の端
部に挿入片を連接した空気調和機等の被包装体１７の外
形形状に沿ったハの字状の支持部を形成し設けたもので
ある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の被包装体（空気
調和機の室外機等）を保護する包装装置は上記のように
構成されているので、包装装置の前面及び背面に配置さ
れて、且つ、被包装体の天面を保護する上箱と被包装体
の底面を保護する下箱の間に挟まれ、天面方向からの荷
重を支える支柱となる部品が木材部品であり、部品の組
み立て時の作業性や部品点数、また、据付け開梱後の後
処理及び廃却時の分解と選別作業に問題があった。

【０００５】また、被包装体の左右両端を保護する緩衝
用段ボールは、被包装体の外形形状に沿わせるため、複
数からなる段ボール構成品や他の部材を接着等により構
成しているため、部品の組み立て時の作業性や部品点
数、また、据付け開梱後の後処理及び廃却時の分解と選
別作業に問題があった。

【０００６】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、被包装体の前面・背面を保護す
る段ボールと包装装置の支柱となる部品を、１枚の段ボ
ールの折り曲げ・組み込みにより成形することにより、
一体化し、接着剤やワイヤー止め等を使用せず、部品点
数の削減・部品の組み立て作業の簡略化、また、据付開
梱後の後処理廃却等が簡単にできる構成とした包装装置
を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明に係る包装装置
は、被包装体と、この被包装体の天面に設けられ、天面
を保護するトレイ型上箱と、被包装体の底面に設けら
れ、底面を保護するトレイ型下箱と、トレイ型上箱とト
レイ型下箱との間に挟まれて被包装体の前面・背面に配
置され、天面荷重を支持する天面荷重支持部を有し、１
枚の段ボール板で構成した前面・背面保護用段ボールと
を備えたものである。

【０００８】また、天面荷重支持部を前面・背面保護用
段ボールの左右端部に形成された柱状部で構成したもの
である。

【０００９】また、柱状部を多角柱又は円柱で構成した
ものである。

【００１０】また、柱状部の先端部に設けた差し込み用
凸部と、段ボール板に設けられ、差し込み用凸部に係合
して柱状部を形成する差し込み用穴部とを備えたもので
ある。

【００１１】また、天面荷重支持部を断面Ｔ字状部で構
成したものである。

【００１２】また、Ｔ字状部の段ボール板の突き合わせ
部の一方側に設けた差し込み用凸部と、突き合わせ部の
他方側に設けられ、差し込み用凸部に係合してＴ字状部
を形成する差し込み用穴部とを備えたものである。

【００１３】また、前面・背面保護用段ボールの上下部
に設けられ、切り欠き部を対向して有する四角筒部と、
天面荷重支持部を構成し、切り欠き部にはめ込まれた支
柱部材とを備えたものである。

【００１４】また、段ボール板に山・谷形のジャバラ部
を設けたものである。

【００１５】また、被包装体と、この被包装体の左右両
端部に配置され、１枚の段ボール板から成形された緩衝
材と、この緩衝材の内側天面コーナー部に設けられ、被
包装体の外形に沿って段ボール板から成形した四角錐状
支持部とを備えたものである。

【００１６】また、四角錐状支持部の先端部に設けた差
し込み用凸部と、段ボール板に設けられ、差し込み用凸
部に係合して四角錐状支持部を形成する差し込み用穴部
とを備えたものである。

【００１７】

【発明の実施の形態】実施の形態１．以下、この発明の
実施の形態１を図について説明する。図１はこの発明の
実施の形態１による包装装置の斜視図である。図におい
て、１は被包装体（空気調和機の室外機等）、２は被包
装体１の天面を保護するトレイ型上箱、３は被包装体１
の底面を保護するトレイ型下箱、４は被包装体１の前面
・背面を保護する前面・背面保護用段ボールで両端部に
三角柱が形成されている。５は被包装体及び包装装置全
体を結束するバンドである。

【００１８】図２は前面・背面保護用段ボールの詳細
図、図３はその段ボール展開図である。図において、６
は両端部に形成された天面荷重支持部材である柱状部の
一例としての天面荷重支持用三角柱、７は組み込み用の
差し込み用凸部、８は組み込み用の差し込み用穴部であ
る。

【００１９】次に動作について説明する。１枚の段ボー
ル板から、前面・背面保護用段ボール４の両端部を折り
曲げ等により加工し、天面荷重支持用三角柱６を形成す
る。この時、天面荷重支持用三角柱６の先端に設けた差
し込み用凸部７を差し込み用穴部８に差し込み、天面荷
重支持用三角柱６の折り込みの復元力により、差し込み
用凸部７と差し込み用穴部８が互いに推力により固定す
る。この前面・背面保護用段ボール４をトレイ型上箱２
とトレイ型下箱３の間の両側面に配置し、被包装体１及
び包装装置全体をバンド５にて結束する。

【００２０】上述の実施の形態では、前面・背面保護用
段ボール４の両端部に天面荷重支持用三角柱６を形成し
たものを示したが、三角柱に限らず他の多角柱、円柱等
でもよい。

【００２１】この実施の形態１によれば、被包装体の前
・背面を保護するとともに、段ボールの左右端部に天面
荷重支持用三角柱を形成することにより、天面方向から
の荷重を支えることが同時にできるため、部品点数が削
減され、組み立て作業性が向上する。また、１枚の段ボ
ールから接着材等を使用せず、折り曲げ・差し込みによ
り構成するため、木材の使用量が削減され、据付け開梱
後の包装部品の後処理、廃却等が簡単にできる。

【００２２】実施の形態２．以下、この発明の実施の形
態２を図について説明する。図４はこの発明の実施の形
態２による包装装置の斜視図、図５は前面・背面保護用
段ボールの斜視図、図６は前面・背面保護用段ボールの
展開図である。図４において、９は被包装体１の前・背
面を保護する前面・背面保護用段ボールでＴ字状部を形
成したものである。図５において、前面・背面保護用段
ボール９には、折り曲げによって加工された天面荷重支
持用Ｔ字部１０が形成されている。図６において、前面
・背面保護用段ボール９には、組み込み用の差し込み用
凸部７、組み込み用の差し込み用穴部８が形成されてい
る。

【００２３】次に動作について説明する。１枚の段ボー
ル板から、保護板９の２カ所を折り曲げにより加工し、
Ｔ字状部１０を形成する。この時、Ｔ字状部１０の先端
に設けた差し込み用凸部７を差し込み用穴部８に差し込
み、差し込み用凸部７と差し込み用穴部８の嵌合により
固定する。この保護板９をトレイ型上箱２とトレイ型下
箱３の間の両側面に配置し、被包装体１及び包装装置全
体をバンド５にて結束する。

【００２４】この実施の形態２によれば、前面・背面保
護用段ボール９が被包装体の前・背面を保護するととも
に、段ボールの１カ所又は複数カ所を折り曲げ、Ｔ字状
部１０を成形することにより、天面方向からの荷重を支
えることが同時にできるため、部品点数が削減され、組
み立て作業性が向上する。また、１枚の段ボールから接
着材等を使用せず、折り曲げ・差し込みにより構成する
ため、木材の使用量が削減され、据付け開梱後の包装部
品の後処理、廃却等が簡単にできる。

【００２５】実施の形態３．以下、この発明の実施の形
態３を図について説明する。図７はこの発明の実施の形
態３による包装装置の斜視図、図８は前面・背面保護用
段ボールの斜視図、図９は前面・背面保護用段ボールの
展開図である。図７において、１１は包装装置の前・背
面を保護する前面・背面保護用段ボールで上下部に四角
筒部を形成し、支柱部材をはめ込んだものである。図８
において、１２は四角筒部、１４は支柱部材である。図
９において、７は組み込み用の差し込み用凸部、８は組
み込み用の差し込み用穴部、１３は支柱部材１４のはめ
込み用の切り欠きである。

【００２６】次に動作について説明する。１枚の段ボー
ル板から、前面・背面保護用段ボール１１の上下部に四
角筒部１２を成形し、四角筒部１２の先端に設けた差し
込み用凸部７を同一段ボール上に設けた差し込み用穴部
８に差し込み、嵌合等により固定する。その際、上下四
角筒部１２の対称位置に切り欠き部１３を設け、支柱部
材１４をはめ込み固定する。この前面・背面保護用段ボ
ール１１をトレイ型上箱２とトレイ型下箱３の間の両側
面に配置し、被包装体１及び包装装置全体をバンド５に
て結束する。

【００２７】この実施の形態３によれば、被包装体の前
・背面を保護するとともに、支柱部材１４を組み込んで
成形することにより、天面方向からの荷重を支えること
が同時にできるため、部品点数が削減され、組み立て作
業性が向上する。また、１枚の段ボールから接着材等を
使用せず、折り曲げ・組み込みのみにより構成するた
め、木材の使用量が削減され、据付け開梱後の包装部品
の後処理、廃却等が簡単にできる。

【００２８】実施の形態４．以下、この発明の実施の形
態４を図について説明する。図１０はこの発明の実施の
形態４による包装装置の斜視図、図１１は前面・背面保
護用段ボールの斜視図、図１２は前面・背面保護用段ボ
ールの展開図である。図１０において、１１は包装装置
の前・背面を保護する前面・背面保護用段ボールで両端
部に天面荷重支持用三角柱６、中央部にジャバラ部１６
を形成したものである。図１１において、両端部に天面
荷重支持用三角柱６、中央部にジャバラ部１６が形成さ
れている。図１２において、７は組み込み用の差し込み
用凸部、８は組み込み用の差し込み用穴部である。

【００２９】次に動作について説明する。１枚の段ボー
ル板から、前面・背面保護用段ボール１５の両端部に天
面荷重支持用三角柱６を成形し、中央部にジャバラ状部
１６を設ける。天面荷重支持用三角柱６は前面・背面保
護用段ボール１５の両端部を折り曲げ等により加工し、
三角柱を形成する。この時、天面荷重支持用三角柱６の
先端に設けた差し込み用凸部７を差し込み用穴部８に差
し込み、天面荷重支持用三角柱６の折り込みの復元力に
より、差し込み用凸部７と差し込み用穴部８とが互いに
推力により固定する。この前面・背面保護用段ボール１
１５のジャバラ部１６の伸び縮みにより寸法を調節して
トレイ型上箱２とトレイ型下箱３との間の両側面に配置
し被包装体１及び包装配置全体をバンド５にて結束す
る。

【００３０】この実施の形態４によれば、被包装体の前
・背面を保護するとともに、１枚の段ボールの全部又は
特定部を山・谷形のジャバラ状に加工し、実施の形態
１，２又は３記載の包装装置に追加し、木材部品の使用
を廃止して構成することにより、天面方向からの荷重を
支えることが同時にできるため、部品点数が削減され、
組み立て作業性が向上する。また、ジャバラ状部１６を
追加することにより、左右方向の寸法がある程度自由と
なるため、被包装体１の寸法違いのものに対して使用可
能となり、部品の共通化となる。また、１枚の段ボール
から接着材等を使用せず、折り曲げのみにより構成する
ため、木材の使用量が削減され、据付け開梱後の包装部
品の後処理、廃却等が簡単にできる。

【００３１】実施の形態５．以下、この発明の実施の形
態５を図について説明する。図１３はこの発明の実施の
形態５による包装装置の斜視図、図１４は包装装置の左
右端部に配置される緩衝材の斜視図、図１５は包装装置
の左右端部に配置される緩衝材用段ボールの展開図であ
る。図１３において、１７は被包装体（空気調和機の室
内機等）、１８は外装用段ボール、１９は被包装体１７
を保護し被包装体１７の左右両端部に配置される緩衝材
である。図１４において、２０は被包装体１７の外形に
沿った四角錐状支持部である。図１５において、２１は
被包装体１７との接触面、２２は組み込み用の差し込み
用凸部、２３は組み込み用の差し込み用穴部である。

【００３２】次に動作について説明する。緩衝材１９を
１枚の段ボール板から成形し、この緩衝材１９の天面内
側に、被包装体１７の外形に沿うように四角錐状支持部
２０を同一段ボール板から折り曲げ、四角錐状支持部２
０先端に設けた差し込み用凸部２２を、同じくこの緩衝
材１９の天面部に設けた差し込み用穴部２３に差し込む
ことにより固定する。この緩衝材１９を被包装体１７の
左右両端部にはめ込み、外装段ボール１８と共に全体を
バンド５にて固定する。

【００３３】この実施の形態５によれば、被包装体１７
を保護する被包装体１７の左右両端部に配置される緩衝
材１９を１枚の段ボール板から成形し、この緩衝材１９
の天面内側に、被包装体１７の外形に沿うように四角錐
状支持部２０を同一段ボール板から折り曲げ、成形す
る。その際、四角錐状支持部２０先端に設けた差し込み
用凸部２２を、同じくこの緩衝材１９の天面部に設けた
差し込み用穴部２３に差し込むことにより固定する構成
としたことにより、部品点数が削減され、組み立て作業
性が向上し、また、据付け開梱後の包装部品の後処理、
廃却等が簡単にできる。

【００３４】

【発明の効果】この発明に係る包装装置は、被包装体の
前・背面を保護するとともに、前面・背面保護用段ボー
ルに天面荷重支持部を形成することにより、天面方向か
らの荷重を支えることが同時にできるため、部品点数が
削減され、組み立て作業性が向上する。また、１枚の段
ボールから接着材等を使用せず、折り曲げ・差し込みに
より構成するため、木材の使用量が削減され、据付け開
梱後の包装部品の後処理、廃却等が簡単にできる。

【００３５】また、被包装体の左右両端部に配置され、
１枚の段ボール板から成形された緩衝材と、この緩衝材
の内側天面コーナー部に設けられ、被包装体の外形に沿
って段ボール板から成形した四角錐状支持部とを備えた
構成により、部品点数が削減され、組み立て作業性が向
上し、また、据付け開梱後の包装部品の後処理、廃却等
が簡単にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施の形態１による包装装置の斜
視図である。

【図２】この発明の実施の形態１による包装装置の前
面・背面保護用段ボールの斜視図である。

【図３】この発明の実施の形態１による包装装置の前
面・背面保護用段ボールの展開図である。

【図４】この発明の実施の形態２による包装装置の斜
視図である。

【図５】この発明の実施の形態２による包装装置の前
面・背面保護用段ボールの斜視図である。

【図６】この発明の実施の形態２による包装装置の前
面・背面保護用段ボールの展開図である。

【図７】この発明の実施の形態３による包装装置の斜
視図である。

【図８】この発明の実施の形態３による包装装置の前
面・背面保護用段ボールの斜視図である。

【図９】この発明の実施の形態３による包装装置の前
面・背面保護用段ボールの展開図である。

【図１０】この発明の実施の形態４による包装装置の
斜視図である。

【図１１】この発明の実施の形態４による包装装置の
前面・背面保護用段ボールの斜視図である。

【図１２】この発明の実施の形態４による包装装置の
前面・背面保護用段ボールの展開図である。

【図１３】この発明の実施の形態５による包装装置の
斜視図である。

【図１４】この発明の実施の形態５による包装装置の
左右端部に配置される緩衝材の斜視図である。

【図１５】この発明の実施の形態５による包装装置の
左右端部に配置される緩衝材用段ボールの展開図であ
る。

【図１６】従来の被包装体（ルームエアコンの室外機
等）を保護する包装装置の斜視図である。

【図１７】従来の被包装体（ルームエアコンの室外機
等）を保護する包装装置の支柱の斜視図である。

【図１８】従来の被包装体（ルームエアコンの室内機
等）を保護する包装装置の斜視図である。

【図１９】従来の被包装体（ルームエアコンの室内機
等）を保護する包装装置の左右端部に配置される緩衝材
用段ボールの斜視図である。

【符号の説明】

１被包装体、２トレイ型上箱、３トレイ型下箱、
４前面・背面保護用段ボール、５結束バンド、６
天面荷重支持用三角柱、７差し込み用凸部、８差し
込み用穴部、９前面・背面保護用段ボール、１０天
面荷重支持用Ｔ字部、１１前面・背面保護用段ボー
ル、１２四角筒部、１３切り欠き部、１４支柱部
材、１５前面・背面保護用段ボール、１６ジャバラ
部、１７被包装体、１８外装用段ボール、１９左右
両端保護用緩衝材、２０四角錐状支持部、２１四角
錐状部の被包装体との接触面、２２差し込み用凸部、
２３差し込み用穴部、２４木材支柱、２５ステッ
チ、２６左右両端保護用緩衝材、２７支持部品。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】被包装体と、この被包装体の天面に設けられ、該天面を保護するトレ
イ型上箱と、前記被包装体の底面に設けられ、該底面を保護するトレ
イ型下箱と、前記トレイ型上箱と前記トレイ型下箱との間に挟まれて
前記被包装体の前面・背面に配置され、天面荷重を支持
する天面荷重支持部を有し、１枚の段ボール板で構成し
た前面・背面保護用段ボールと、を備えたことを特徴と
する包装装置。
【請求項２】前記天面荷重支持部を前記前面・背面保
護用段ボールの左右端部に形成された柱状部で構成した
ことを特徴とする請求項１記載の包装装置。
【請求項３】前記柱状部を多角柱又は円柱で構成した
ことを特徴とする請求項２記載の包装装置。
【請求項４】前記柱状部の先端部に設けた差し込み用
凸部と、前記段ボール板に設けられ、前記差し込み用凸部に係合
して前記柱状部を形成する差し込み用穴部と、を備えた
ことを特徴とする請求項２記載の包装装置。
【請求項５】前記天面荷重支持部を断面Ｔ字状部で構
成したことを特徴とする請求項１記載の包装装置。
【請求項６】前記Ｔ字状部の前記段ボール板の突き合
わせ部の一方側に設けた差し込み用凸部と、前記突き合わせ部の他方側に設けられ、前記差し込み用
凸部に係合して前記Ｔ字状部を形成する差し込み用穴部
と、を備えたことを特徴とする請求項５記載の包装装
置。
【請求項７】前記前面・背面保護用段ボールの上下部
に設けられ、切り欠き部を対向して有する四角筒部と、前記天面荷重支持部を構成し、前記切り欠き部にはめ込
まれた支柱部材と、を備えたことを特徴とする請求項１
記載の包装装置。
【請求項８】前記段ボール板に山・谷形のジャバラ部
を設けたことを特徴とする請求項２又は請求項５又は請
求項７記載の包装装置。
【請求項９】被包装体と、この被包装体の左右両端部に配置され、１枚の段ボール
板から成形された緩衝材と、この緩衝材の内側天面コーナー部に設けられ、前記被包
装体の外形に沿って前記段ボール板から成形した四角錐
状支持部と、を備えたことを特徴とする包装装置。
【請求項１０】前記四角錐状支持部の先端部に設けた
差し込み用凸部と、前記段ボール板に設けられ、前記差し込み用凸部に係合
して前記四角錐状支持部を形成する差し込み用穴部と、
を備えたことを特徴とする請求項９記載の包装装置。