JPH1076813A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH1076813A JPH1076813A JP8235482A JP23548296A JPH1076813A JP H1076813 A JPH1076813 A JP H1076813A JP 8235482 A JP8235482 A JP 8235482A JP 23548296 A JP23548296 A JP 23548296A JP H1076813 A JPH1076813 A JP H1076813A
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- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/04—Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of continuous circumferential ribs, e.g. zig-zag
- B60C11/042—Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of continuous circumferential ribs, e.g. zig-zag further characterised by the groove cross-section
- B60C11/047—Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of continuous circumferential ribs, e.g. zig-zag further characterised by the groove cross-section the groove bottom comprising stone trapping protection elements, e.g. ribs
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Abstract
抑制でき、耐久を向上しかつタイヤの更生比率を高め
る。 【解決手段】トレッド面2に主溝3によって囲まれたブ
ロック5を有するブロックパターンの空気入りタイヤで
あって、ブロックを囲んで前記主溝は互いに連通すると
ともに、タイヤ中央部Mに位置する前記ブロックを囲む
中央主溝4の溝底面に前記ブロックの溝壁面と間隙を有
して立上がるとともに該ブロックを囲む石噛み防止用の
突起体9を設けている。この突起体は、主突起部10と
これを継ぐ副突起部11とからなり、しかも主突起部1
0は、配設位置によりその高さを違えている。
Description
内方に位置するトレッドゴム及びコード補強層の破損を
防止することにより、トレッド部の耐久性を高めかつタ
イヤの更生率を高めうる空気入りタイヤに関する。
及び整地現場を移動する機会の多いトラック、建設用車
両にあっては、非舗装路を走行する際に図7、8に示す
ようにトレッド面に形成される溝部a、bに石が挟み込
まれることが多い。
転動した場合、石噛み部分に反復して溝部を押し拡げよ
うとする力が作用することになり、溝底部に亀裂が生じ
かつその溝底部内方に配されるベルト層などのコード補
強層fを破損させる。
傍、しかも周方向にのびる周方向溝において多く発生す
る。
0−189608号公報、特開昭61−291203号
公報に開示し、かつ図7、8に一点鎖線で示すように周
方向溝aの溝底部に溝底線方向にのびる突起eを断続的
に形設するとともに、周方向溝aへの石の挟み込みを防
止するとともに、突起eの弾性力によって挟み込まれた
石を排出する提案がなされている。
ド面には、前記周方向溝aに加えてこの周方向溝と交差
しかつ周方向溝に接続する横溝bが多数に存在する。殊
に非舗装路を走行する機会の多いトラック、建設用車両
のタイヤにあっては、トレッド面をブロックパターンと
して形成されているため、横溝bの条数が多くなり、従
って石噛みが生じる機会が多い。
く、特開平3−67706号公報において周方向溝aと
横溝bとが交差する交差部dにおいてそれぞれの溝方向
にのびる突起eを設けることを提案している。しかし、
前記提案のものでは交差部dにおいて突起eが溝底線に
沿って放射状にのびるため突起e自体の剛性が高まり弾
性が失われるため、交差部に噛込んだ石は排出し得ず、
又横溝bには突起がないため、横溝bに進入した石を排
出し得ないという問題がある。
って調査した結果、ブロックを囲んで突起を設けること
が必要であること。又石噛みは、石噛み時に変形の少な
い主溝の連通点間において特に生じやすいため、この連
通点間において石の排出を容易にするため突起高さを高
くするのが効果的であることを見出し、本発明を完成さ
せたのである。
っても石噛みによる損傷を防止でき、前記問題点を解決
しうる空気入りタイヤの提供を目的としている。
主溝によって囲まれたブロックを有するブロックパター
ンの空気入りタイヤであって、ブロックを囲んで前記主
溝は互いに連通するとともに、タイヤ中央部に位置する
前記ブロックを囲む中央主溝の溝底面に前記ブロックの
溝壁面と間隙を有して立上がり該ブロックを囲む石噛み
防止用の突起体を設けるとともに、この突起体は、主突
起部と、この主突起部の間を継ぎかつ主突起部よりも小
巾の副突起部とからなり、前記主突起部は、溝底面から
の高さH1が前記中央主溝の溝深さGHの10%以上か
つ25%以下、主溝に沿う長さL1は3mm以上かつ10
mm以下であるとともに、副突起部は、溝底面からの高さ
H2が前記中央主溝の溝深さGHの5%以上かつ10%
未満、主溝に沿う長さL2が2mm以上かつ5mm以下、主
溝方向と直角をなす巾W2が1mm以上かつ2mm以下であ
り、しかも、前記主突起部は第1の主突起部と、それよ
りも低い第2の主突起部とを含み、第1の主突起部は、
前記主溝が連通する連通部間の略中間位置に配設したこ
とを特徴とする空気入りタイヤである。
防止用の突起体を設けている。ブロックからなるブロッ
クパターンにおいて、タイヤが路面に接地する接地領域
の中でタイヤ赤道近傍に位置する中央部分が接地圧が高
くなるため、石噛みが生じやすい。従ってこの中央部分
に位置する主溝に対して突起体を設けることにより、効
果的に石噛みを防止しうる。
により、ブロックを囲む主溝において、周方向溝と、こ
の周方向溝と連なる横溝とをその交わり部を含んで突起
体が設けられる。従って突起体が存在しない部分がな
く、確実に石噛みを防止することが出来る。さらに突起
体が連なっているため、石噛み時における突起体の弾性
変形が半径方向のみではなく、タイヤの周面方向へも変
動でき、噛込ませた石を揺動しながら効率よく排出する
ことが出来る。
間に間隙を有して立上げているため、突起体は弾性力を
保持し、主溝に進入した石をその弾性力によって揆き出
すことが出来る。
突起部の間を継ぎかつ主突起部よりも小巾の副突起部と
からなり、前記主突起部は、溝底面からの高さH1が前
記中央主溝の溝深さGHの10%以上かつ25%以下、
主溝に沿う長さL1は3mm以上かつ10mm以下であると
ともに、副突起部は、溝底面からの高さH2が前記中央
主溝の溝深さGHの5%以上かつ10%未満、主溝に沿
う長さL2が2mm以上かつ5mm以下、主溝方向と直角を
なす巾W2が1mm以上かつ2mm以下に形成している。
に剛性差が生じかつ石噛み時における主突起部の弾性変
形が一様な断面形状で連続した場合に比べて大となるた
め、反発力が高まり、効率よく石を揆き出すことが出来
る。
2の主突起部よりも高い第1の主溝突起部を、主溝が連
通する通過点間の略中間位置に配設している。この主溝
の連通部にはブロックの隅部が位置している。石噛み時
においてはブロックは、隅部が弾性変形しやすく、この
隅部に面した前記連通点においてブロック自体が保持す
る弾性によって比較的容易に石を揆き出すことができ
る。しかしブロックの隅部間の中間、即ち主溝の連通部
間の中間位置においては石噛み時のブロックの変形量が
少ないため、連通部に比べて石噛みの発生率が高くなる
傾向にある。
高さの高い第1の主突起部を配設することによって、石
噛みの発生を中央主溝の略全域に亘り一様に抑制するこ
とが出来る。
防止できることによって、従来、溝底部に発生しがちで
あったトレッドゴムの損傷を防止でき、タイヤの耐久性
を向上するとともに、タイヤの更生比率を高めうる。
央主溝の前記溝壁面を、主溝方向と直角をなす溝断面に
おいて、溝底面から該中央主溝の溝深さGHの15〜3
0%の高さKHまでの溝壁が略半径方向に向く下垂直壁
部と、この下垂直壁部の上端とトレッド面との間のトレ
ッド面に向かってハ字状に開脚する上傾斜壁部とによっ
て形成した場合には、進入した石による主溝の溝壁によ
る楔作用は、上傾斜壁部にとどまり溝底部に対して拡巾
しようとする拡巾力が緩和されるため、溝底部及びその
下方のコード補強層が損傷するのをより効果的に防止し
うる。
空気入りタイヤがトラック、バス用の重荷重用タイヤで
ある場合を例にとり図面に基づき説明する。
レッド面2を主溝3…によって囲まれたブロック5…か
らなるブロックパターンとして形成している。
サイズが11R24.5の重荷重用タイヤであって、ト
レッド部12からサイドウォール部13をへてビード部
14のビードコア15の周りを折返して立上がるカーカ
ス16と、トレッド部12の内部かつ前記カーカス16
の半径方向外側に配されるベルト層17とを具える。
ン、芳香族ポリアミドなどの有機繊維コード又はスチー
ルコードをタイヤ赤道Cに対して70〜90°傾けて配
列したラジアル又はセミラジアル構成からなるカーカス
プライを1枚又は複数枚重ね合わせて形成している。
枚のベルトプライ17A、17Bからなり、これらのベ
ルトプライ17A、17Bは、ナイロン、ポリエステ
ル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コード、
又はスチールコードをプライ間で互いに交差する向きに
配列している。
ターンが形成され、本例では、タイヤ赤道Cを挟んでそ
の両側で周方向にジグザグ状にのびる1対の中央の周方
向溝21、21と、この中央の周方向溝21とトレッド
縁Eとの間にそれぞれ配される側周方向溝22、22と
からなる4本の周方向溝を具える。
溝24…、中央周方向溝21と側周方向溝21間を結ぶ
中間横溝25…、及び側周方向溝21からトレッド縁E
にのびる側横溝26…からなる横溝によって周方向溝は
互いに連通し、これらの各周方向溝21、21及び各横
溝24、25、26が主溝3を形成するとともに、トレ
ッド面2には前記構成の主溝3によって囲まれた多数の
ブロック5…が形成される。
と正規荷重とを加えた正規状態において、タイヤが接地
する接地巾SWの1/4倍の距離をタイヤ赤道Cよりタ
イヤ軸方向両側に隔てる点Pを周方向に通る区分線間
K、K間をタイヤ中央部Mと設定し、この中央部M内に
位置する周方向溝、横溝を一括して中央主溝4と呼称す
る。又前記中央主溝4によって囲まれたブロック5を中
央ブロック5Aと呼称する。
は、トレッド縁E、E間タイヤ軸方向距離であるトレッ
ド巾TWの0.08〜0.18倍、又、この中央主溝の
間口端での溝巾GWはトレッド巾TWの0.06〜0.
15倍の範囲に設定される。
上がる突起体9が設けられる。この突起体9は、中央ブ
ロック5Aを囲んで配され中央ブロック5Aの溝壁面7
と間隙Gを隔てて配されることにより、該壁面7とは遊
離して設立される。
央周方向溝21から中間横溝25に沿って側周方向溝2
2との連通部近傍まで延設されている。
横溝24との連通部D及び中央周方向溝21と中間横溝
25との間の連通部Dにおいて突起体9が溝方向に途切
れる途切れ部27を設けることが出来る。このような途
切れ部27を設けた場合には、中央主溝4における排水
性が高まりウエットグリップ性を高めうる。なお前記交
わり部以外においては突起体9は連なって形成される。
突起部10よりも小巾の副突起部11とからなり、本例
では主突起部10と副突起部11とを主溝方向に交互に
並べて形成される。
の副突起部11とを交互に配列することによって1ケ当
りの主突起部10の体積が減少することによって弾性力
を高め、その反発力を利用して中央主溝4に進入した石
を排出するとともに、副突起部11が主突起部10、1
0の間に介在することにより、中央主溝4に突起体9の
途切れ部が存在せず、しかも中央ブロック5Aを突起体
9が囲んでいるため、石噛みが発生しやすいタイヤ中央
部Mにおいて石噛みを防止しうる。
高さH1を中央主溝4の溝深さGHの10%以上かつ2
5%以下としかつ中央主溝4に沿う長さL1を3mm以上
かつ10mm以下としている。
さH2が中央主溝4の溝深さGHの5%以上かつ10%
未満とするとともに主溝に沿う長さL2が2mm以上かつ
5mm以下、しかも主溝方向と直角をなす巾方向W2が1
mm以上かつ2mm以下としている。
溝21、中央横溝24、及びこの両溝21、24の連通
部において、ブロック5の溝壁面7との間の間隙Gを略
均等とするのが好ましい。従って、前記連通部Dにおい
ては主突起部10の体積が他の主溝のものに比べて大き
くなるが、各主突起部10…の剛性の均一化を図るため
に、この連通部Dに配される主突起部10にあっては、
その中央部分に凹みを設けるなどの体積の均等化を図る
のが好ましい。
高さH1が溝深さGHの10%未満では、石噛みが発生
しやすく、又25%をこえると主突起部10の圧縮力に
対して剛性が小さなり、石の進入に対して石を排出する
排出機能を発揮し得ない。更に主突起部10の前記長さ
L1が3mm未満では主突起部10内部に貯える弾性エネ
ルギーが不足するため、噛込んだ石の押出力が不十分と
なる。又10mmをこえると剛性が過大となり排出機能を
発揮することが出来ない。
からの高さH2が中央主溝4の溝深さGHの5%未満、
又は主溝4に沿う長さL2が5mmをこえて大、又は巾W
2が1mm未満となれば剛性が不足し副突起部11が主突
起部10、10間を連結する機能を果たせず主突起部1
0における石の押出し力の不足を招く。又前記高さH2
が中央主溝の溝深さGHの10%以上大又は主溝4に沿
う長さL2が2mm未満、又は巾W2が2mmよりも大とな
れば、主突起部10との剛性差が少なくなり、突起体9
全体の剛性が過大となることによって排出機能を発揮し
得ない。
の主突起部10A(図1に斜線で示す)と、この第1の
主突起部10Aの溝底面6からの高さHIHに比して高
さHILが低い第2の主突起部10Bとを含んでいる。
する2つの前記連通部D、D間の略中間位置に配設さ
れ、残余の位置には第2の突起部10B…が配設され
る。なお第1の突起部10Aと第2の突起部10Bとは
ともにその高さ(HIL)を中央主溝4の溝深さGHの
10〜25%である規制値を充足することを前提とし、
本例では第2の突起部10Bは第1の突起部10Aに比
してその高さHを1.0〜2.5mm低くしている。
通部D、D間の中間位置は、この中央主溝4に向く中央
ブロック5Aにおいてブロックの角部間の中間位置に相
当する。
部において低く、角部間の中間位置においては剛性が高
くなる。従ってブロックの角部近傍に石噛みが生じた場
合にはブロック自体の弾性力によって揆き出されるので
あるが、角部間の中間位置にあっては石噛み時における
ブロックの動きが少なく石を排出し得ない場合が多々あ
る。
応する中央主溝4の連通部D、D間の中間位置において
突起高さH1の高い第1の主突起部10Aを配設してい
るのである。なお、高さが異なる第1、第2の主突起部
10A、10Bを区分して配設するのは、前記中央周方
向溝21、中央横溝24、さらには中間横溝25を含む
中央主溝4において適用される。
Aのみで主突起部10を形成した場合には、主溝の外観
が低下するため、第1の主突起部10Aの配設は最小限
にとどめている。
前記溝壁面7を、溝底面6からその中央主溝4の溝深さ
GHの15〜30%の高さKH位置までの溝壁面が略タ
イヤ半径方向に向く下垂直壁部7Aと、この垂直壁部7
Aの上端とトレッド面2との間をトレッド面に向かって
ハ字状に開脚する上傾斜壁部7Bとによって形成してい
る。
面の距離が略等寸法であるため、進入した石により溝壁
面間を楔作用によって大きな作用力で拡巾し、溝底面6
の端部に応力集中が生じるのを防止する一方、上傾斜壁
部7Bによって、排水機能を保持している。
の境界が溝深さGHの15%未満では、石噛み時に、溝
底面6の端部が破損する危険があり、30%をこえると
排水性に劣ることとなる。
は、前記突起体9を設けることなく平坦な溝底面として
形成している。これは石噛みが生じるのは主として接地
圧が高いタイヤ中央部Mであり、必ずしも主溝3全部に
設ける必要がないからである。しかし、主溝3の全体に
亘って設けるのは妨げない。
4に進入した石は、突起体9の主突起部10の頂面10
aと衝合するため溝底面6への着床が阻止される。主突
起部10は前述の如く主溝方向両側に主突起部10より
も小巾の副突起部11が連設されているため、頂面Pを
タイヤ半径方向に押圧した場合であっても主突起部10
は均等に圧縮変形するのではなく、副突起部11からの
拘束を受けつつ、しかも中央ブロック5Aを囲んで環状
に連なるため複雑に変形する。即ち主突起部10はタイ
ヤ半径方向に圧縮されるのではなく、トレッド面2の方
向にも変動する。このように中央主溝4に進入した石は
タイヤ半径方向と、トレッド面方向との3次元的な揺動
を繰返し受けることによって、中央主溝4から容易に排
出される。
高さH1が高い第1の主突起部10Aを主溝3が連通す
る連通部D、D間の略中間位置に配しており、この中間
位置にはブロック5の角部間の中間位置に対向してい
る。石噛み時においてはブロック5は、その角部に比し
て角部間の中間位置の動きが少ないため、石噛みされた
石の排出が特に前記中間位置では困難であったが、この
位置に配される第1の主突起部10の高さH1を他の位
置のものよりも高くすることによって石噛み比率が低減
される。
1に示す基本パターンを有するタイヤについて、表1に
示す仕様で試作する(実施例)とともに、これらの各タ
イヤを実車に装着し、走行させた後、石噛みの状況及び
タイヤの損傷について調査を行った。なお本願構成外の
タイヤ(比較例)及び従来の構成によるタイヤ(従来
例)についても同一条件で走行させ比較を行った。
オンロード/オフロードでの走行比率が50%/50%
の木材運搬車の駆動輪に装着し、略同一条件で5000
0km走行させた後、タイヤを取外し、損傷状況を調査し
た。調査結果を表1に示す。
較例のものに比べて石噛み数が激減し、かつ用済後のタ
イヤの更生比率が向上したことが確認出来た。
タイヤ中央部に位置するブロックを囲む中央主溝にブロ
ックを囲み前記構成の突起体を設けたため、石噛みを防
ぎかつ主溝に進入した石をブロックの位置に関係するこ
となく排出しうるため、石噛みによるタイヤの損傷を防
ぎかつ耐久性を高めるとともに、用済タイヤの更生比率
をも向上しうることによって、非舗装路を走行する機会
の多いトラックなどに用いる重荷重用タイヤ、及び建設
機械用のタイヤとして好適に採用しうる。
溝壁面を下垂直壁部と上傾斜壁部との2段構成とするこ
とによって石噛みによるトレッド部の損傷を更に抑制す
ることが出来る。
レッド面を示す展開平面図である。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】トレッド面に主溝によって囲まれたブロッ
クを有するブロックパターンの空気入りタイヤであっ
て、 ブロックを囲んで前記主溝は互いに連通するとともに、
タイヤ中央部に位置する前記ブロックを囲む中央主溝の
溝底面に前記ブロックの溝壁面と間隙を有して立上がり
該ブロックを囲む石噛み防止用の突起体を設けるととも
に、 この突起体は、主突起部と、この主突起部の間を継ぎか
つ主突起部よりも小巾の副突起部とからなり、 前記主突起部は、溝底面からの高さH1が前記中央主溝
の溝深さGHの10%以上かつ25%以下、主溝に沿う
長さL1は3mm以上かつ10mm以下であるとともに、 副突起部は、溝底面からの高さH2が前記中央主溝の溝
深さGHの5%以上かつ10%未満、主溝に沿う長さL
2が2mm以上かつ5mm以下、主溝方向と直角をなす巾W
2が1mm以上かつ2mm以下であり、 しかも、前記主突起部は第1の主突起部と、それよりも
低い第2の主突起部とを含み、 第1の主突起部は、前記主溝が連通する連通部間の略中
間位置に配設したことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】前記中央主溝の前記溝壁面は、主溝方向と
直角をなす断面において、溝底面から該中央主溝の溝深
さGHの15〜30%の高さKHまでの溝壁が略半径方
向に向く下垂直壁部と、この下垂直壁部の上端とトレッ
ド面との間のトレッド面に向かってハ字状に開脚する上
傾斜壁部とからなることを特徴とする請求項1記載の空
気入りタイヤ。 - 【請求項3】前記タイヤは重荷重用タイヤであって、前
記中央主溝の溝深さGHはトレッド巾TWの0.08〜
0.18倍、かつその開口端での溝巾GWは前記トレッ
ド巾TWの0.06〜0.15倍であることを特徴とす
る請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
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