JPH1074409A - 調色照明器具 - Google Patents
調色照明器具Info
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- JPH1074409A JPH1074409A JP8229165A JP22916596A JPH1074409A JP H1074409 A JPH1074409 A JP H1074409A JP 8229165 A JP8229165 A JP 8229165A JP 22916596 A JP22916596 A JP 22916596A JP H1074409 A JPH1074409 A JP H1074409A
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 30
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 拡散パネル上での色むらの発生を抑制する。
【解決手段】 光色の異なる複数のランプ4を近接配設
したランプ群8を所定間隔をあけて複数配設し、このラ
ンプ群8を両側端に側面反射板2aが設けられた反射板
2で背面側から覆うと共に、各ランプ4を調光して複数
のランプ群8の前面側に配設した拡散パネル3で光を混
色させてなる調色照明器具であって、最外側ランプ群8
aと、その内側に隣接するランプ群8bとの間に、最外
側ランプ群8aの内側に隣接するランプ群8bの外側の
ランプ4から側面反射板2aに入射する直射光を遮る遮
光板9を設けた。また、この遮光板9を、最外側ランプ
群8aとその内側に隣接するランプ群8bとの中央部よ
りも内側であって、先端が、側面反射板2aの前面側先
端から最外側ランプ群8aの内側に隣接するランプ群8
bの外側のランプ4に引いた接線よりも背面側に位置す
るように設けた。
したランプ群8を所定間隔をあけて複数配設し、このラ
ンプ群8を両側端に側面反射板2aが設けられた反射板
2で背面側から覆うと共に、各ランプ4を調光して複数
のランプ群8の前面側に配設した拡散パネル3で光を混
色させてなる調色照明器具であって、最外側ランプ群8
aと、その内側に隣接するランプ群8bとの間に、最外
側ランプ群8aの内側に隣接するランプ群8bの外側の
ランプ4から側面反射板2aに入射する直射光を遮る遮
光板9を設けた。また、この遮光板9を、最外側ランプ
群8aとその内側に隣接するランプ群8bとの中央部よ
りも内側であって、先端が、側面反射板2aの前面側先
端から最外側ランプ群8aの内側に隣接するランプ群8
bの外側のランプ4に引いた接線よりも背面側に位置す
るように設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調色照明器具に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の調色照明器具を示すもの
で、この調色照明器具は、器具本体1と、反射板2、及
び拡散パネル3とを備えて構成されている。
で、この調色照明器具は、器具本体1と、反射板2、及
び拡散パネル3とを備えて構成されている。
【0003】器具本体1は、下方に開口した略箱状をな
しその内面側の上側には、光色の異なる4本のランプ4
を比較的近接させて平行に所定の間隔で保持させるソケ
ット5が取り付けられている。また、この器具本体1
は、ランプ4が並べられた方向である幅寸法が約300
mm幅と比較的細幅であって、略正方形状の器具断面形状
を有し、内部には4本のランプ4をそれぞれ点灯、調光
させる点灯装置6が配設されている。
しその内面側の上側には、光色の異なる4本のランプ4
を比較的近接させて平行に所定の間隔で保持させるソケ
ット5が取り付けられている。また、この器具本体1
は、ランプ4が並べられた方向である幅寸法が約300
mm幅と比較的細幅であって、略正方形状の器具断面形状
を有し、内部には4本のランプ4をそれぞれ点灯、調光
させる点灯装置6が配設されている。
【0004】反射板2は、4本のランプ4の最外側のラ
ンプ4と器具本体1の側壁間に設けられてなり、最外側
のランプ4の外面側を覆うように配設されて先端がラン
プ4より前面側に突出すると共に、先端側である前面側
が外方に開くように形成されて、ランプ4からの光を器
具本体1の開口の中央側に集めるように構成されてい
る。そして、その4本のランプ4の前面側である器具本
体1の開口には、器具本体1に係止される枠体7を介し
て拡散パネル3が装着されている。
ンプ4と器具本体1の側壁間に設けられてなり、最外側
のランプ4の外面側を覆うように配設されて先端がラン
プ4より前面側に突出すると共に、先端側である前面側
が外方に開くように形成されて、ランプ4からの光を器
具本体1の開口の中央側に集めるように構成されてい
る。そして、その4本のランプ4の前面側である器具本
体1の開口には、器具本体1に係止される枠体7を介し
て拡散パネル3が装着されている。
【0005】このように構成された調色照明器具では、
光色の異なる各ランプ4をそれぞれ独立に調光させて点
灯させることにより、それらの光を拡散パネル3で混色
させて所望の光色の光を得るようにされている。
光色の異なる各ランプ4をそれぞれ独立に調光させて点
灯させることにより、それらの光を拡散パネル3で混色
させて所望の光色の光を得るようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の調色照明器具においては、4本の
ランプ4を近接配設して反射板2によりランプ4からの
光を中央側に集めるようにされているため、器具本体1
が比較的細幅のものでは色むらを生じることなく混色が
できるものの、器具本体の幅が広くなって拡散パネル3
の幅が広くなると、拡散パネル3に色むらが生じてしま
うという問題点があった。
うに構成された従来の調色照明器具においては、4本の
ランプ4を近接配設して反射板2によりランプ4からの
光を中央側に集めるようにされているため、器具本体1
が比較的細幅のものでは色むらを生じることなく混色が
できるものの、器具本体の幅が広くなって拡散パネル3
の幅が広くなると、拡散パネル3に色むらが生じてしま
うという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされもの
で、その目的とするところは、拡散パネルの幅が広い場
合にも、拡散パネル上での色むらの発生を抑制した調色
照明器具を提供することにある。
で、その目的とするところは、拡散パネルの幅が広い場
合にも、拡散パネル上での色むらの発生を抑制した調色
照明器具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、光色の
異なる複数のランプ4を近接して配設したランプ群8を
所定間隔をあけて複数配設し、この複数のランプ群8を
両側端に側面反射板2aが設けられた反射板2で背面側
から覆うと共に、前記光色の異なる各ランプ4を調光し
て前記複数のランプ群8の前面側に配設した拡散パネル
3で光色を混色させてなる調色照明器具であって、前記
複数のランプ群8の最外側ランプ群8aと、その内側に
隣接するランプ群8bとの間に、前記最外側ランプ群8
aの内側に隣接するランプ群8bを構成するランプ4の
うちの外側のランプ4から、そのランプ4に近接した側
の前記側面反射板2aに入射する直射光を遮る遮光板9
を設けたことを特徴とするものである。
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、光色の
異なる複数のランプ4を近接して配設したランプ群8を
所定間隔をあけて複数配設し、この複数のランプ群8を
両側端に側面反射板2aが設けられた反射板2で背面側
から覆うと共に、前記光色の異なる各ランプ4を調光し
て前記複数のランプ群8の前面側に配設した拡散パネル
3で光色を混色させてなる調色照明器具であって、前記
複数のランプ群8の最外側ランプ群8aと、その内側に
隣接するランプ群8bとの間に、前記最外側ランプ群8
aの内側に隣接するランプ群8bを構成するランプ4の
うちの外側のランプ4から、そのランプ4に近接した側
の前記側面反射板2aに入射する直射光を遮る遮光板9
を設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の調色照明器具において、前記遮光板9は、前記最
外側ランプ群8aとその内側に隣接するランプ群8bと
の中央部よりも内側にあって、先端が、前記最外側ラン
プ群8aに近接した側の前記側面反射板2aの前面側先
端から、前記前記最外側ランプ群8aの内側に隣接する
ランプ群8bの外側のランプ4に引いた接線よりも背面
側に位置するように設けられたことを特徴とするもので
ある。
記載の調色照明器具において、前記遮光板9は、前記最
外側ランプ群8aとその内側に隣接するランプ群8bと
の中央部よりも内側にあって、先端が、前記最外側ラン
プ群8aに近接した側の前記側面反射板2aの前面側先
端から、前記前記最外側ランプ群8aの内側に隣接する
ランプ群8bの外側のランプ4に引いた接線よりも背面
側に位置するように設けられたことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は、本発明の調色照
明器具の第1の実施の形態を示すものであり、この調色
照明器具は、器具本体1と、反射板2、拡散パネル3、
及び遮光板8とを備えて構成されている。
明器具の第1の実施の形態を示すものであり、この調色
照明器具は、器具本体1と、反射板2、拡散パネル3、
及び遮光板8とを備えて構成されている。
【0011】器具本体1は、下方に開口した略箱状をな
しその内面側の上側には、光色の異なる2本の直管状の
ランプ4を例えば35mmピッチ等で近接配設して1つの
ランプ群8とし、このようなランプ群8の4つを、互い
に平行であってそれぞれの間を所定距離である例えば3
00mmピッチで離して装着できるようにソケット(図示
せず)が配設されて構成されている。したがって、器具
本体1は、ランプ群8が並べられた方向である幅寸法が
例えば1250mm幅と比較的広い幅であって、その上下
方向の深さが300mmに形成されており、各ランプ群8
を構成する各ランプ4はそれぞれ点灯装置(図示せず)
により点灯、及び調光可能に構成されている。
しその内面側の上側には、光色の異なる2本の直管状の
ランプ4を例えば35mmピッチ等で近接配設して1つの
ランプ群8とし、このようなランプ群8の4つを、互い
に平行であってそれぞれの間を所定距離である例えば3
00mmピッチで離して装着できるようにソケット(図示
せず)が配設されて構成されている。したがって、器具
本体1は、ランプ群8が並べられた方向である幅寸法が
例えば1250mm幅と比較的広い幅であって、その上下
方向の深さが300mmに形成されており、各ランプ群8
を構成する各ランプ4はそれぞれ点灯装置(図示せず)
により点灯、及び調光可能に構成されている。
【0012】反射板2は、器具本体1に収容されてな
り、4つのランプ群8の上面側を覆うように器具本体1
の背面側である上面から29mmの位置に設けられた上面
反射板2bと、その上面反射板2bの両端に設けられて
最外側のランプ群8aと器具本体1の側壁間に配設され
る側面反射板2aとにより一体に構成されている。そし
て、側面反射板2bは、最外側のランプ群8aの外側の
ランプ4の管壁から20mmの位置から上面反射板2bに
対して垂直に100mmの垂直部が形成された先端に、ラ
ンプ4の配設側の角度が272.2度となるように、つ
まり下部側である前面側が外方に開くように長さ150
mmの傾斜反射面2cが形成されて、器具本体1の内側に
配設されたランプ4から入射した光を器具本体1の開口
中央側に反射させるようにされている。また、器具本体
1の開口には、拡散パネル3が、例えば器具本体1に係
止される枠体(図示せず)を介してランプ4の下方に約
212mmの位置に装着されており、光色の異なる各ラン
プ4からの光を拡散パネル3で混色させて所望の光色の
光を得るようにされている。
り、4つのランプ群8の上面側を覆うように器具本体1
の背面側である上面から29mmの位置に設けられた上面
反射板2bと、その上面反射板2bの両端に設けられて
最外側のランプ群8aと器具本体1の側壁間に配設され
る側面反射板2aとにより一体に構成されている。そし
て、側面反射板2bは、最外側のランプ群8aの外側の
ランプ4の管壁から20mmの位置から上面反射板2bに
対して垂直に100mmの垂直部が形成された先端に、ラ
ンプ4の配設側の角度が272.2度となるように、つ
まり下部側である前面側が外方に開くように長さ150
mmの傾斜反射面2cが形成されて、器具本体1の内側に
配設されたランプ4から入射した光を器具本体1の開口
中央側に反射させるようにされている。また、器具本体
1の開口には、拡散パネル3が、例えば器具本体1に係
止される枠体(図示せず)を介してランプ4の下方に約
212mmの位置に装着されており、光色の異なる各ラン
プ4からの光を拡散パネル3で混色させて所望の光色の
光を得るようにされている。
【0013】このように光色の異なるランプ4を複数有
し、器具本体1の開口幅が広くされた調色照明器具で
は、その開口に配設される拡散パネル3の幅も広くなっ
て、拡散パネル3上では、器具本体1の側壁近傍で輝度
ムラ、及び色ムラが生じ易くなる。この輝度ムラは、器
具本体1の側壁近傍での拡散パネル3上の水平面照度を
等しくすれば発生することはない。そこで、この輝度ム
ラを無くすために、以下のようにしてランプ群8の配設
位置を決定させた。なおここで、1つのランプ群8を構
成する2本の光色の異なるランプ4は近接配設されてお
り1本のランプ4と見做しても問題ないため、1本の等
価ランプとして考察する。
し、器具本体1の開口幅が広くされた調色照明器具で
は、その開口に配設される拡散パネル3の幅も広くなっ
て、拡散パネル3上では、器具本体1の側壁近傍で輝度
ムラ、及び色ムラが生じ易くなる。この輝度ムラは、器
具本体1の側壁近傍での拡散パネル3上の水平面照度を
等しくすれば発生することはない。そこで、この輝度ム
ラを無くすために、以下のようにしてランプ群8の配設
位置を決定させた。なおここで、1つのランプ群8を構
成する2本の光色の異なるランプ4は近接配設されてお
り1本のランプ4と見做しても問題ないため、1本の等
価ランプとして考察する。
【0014】まず、図2、及び図3に示すように、器具
本体1の側壁に最も近接したランプ群8を表す等価ラン
プ8Pを拡散パネル3から所定距離dだけ離して拡散パ
ネル3と平行に配設し、その内側に隣接するランプ群8
を表す等価ランプ8Rを拡散パネル3から所定距離dだ
け離すと共に、等価ランプ8Pの内側に所定距離だけ離
して配設したモデルを設定する。これは、器具本体1の
側壁から2つのランプ群8を考えれば、さらに内側のラ
ンプ群8はランプ群8間の距離が離れているために、器
具本体1の側壁近傍の拡散パネル3上の輝度にあまり影
響を与えないため、さらに内側に離れたランプ群8を考
慮に入れる必要がないためである。そして、等価ランプ
8Pの直下の拡散パネル3上の点をP、等価ランプ8R
の直下の拡散パネル3上の点をR、点Pと点Rの中点を
Qとする。
本体1の側壁に最も近接したランプ群8を表す等価ラン
プ8Pを拡散パネル3から所定距離dだけ離して拡散パ
ネル3と平行に配設し、その内側に隣接するランプ群8
を表す等価ランプ8Rを拡散パネル3から所定距離dだ
け離すと共に、等価ランプ8Pの内側に所定距離だけ離
して配設したモデルを設定する。これは、器具本体1の
側壁から2つのランプ群8を考えれば、さらに内側のラ
ンプ群8はランプ群8間の距離が離れているために、器
具本体1の側壁近傍の拡散パネル3上の輝度にあまり影
響を与えないため、さらに内側に離れたランプ群8を考
慮に入れる必要がないためである。そして、等価ランプ
8Pの直下の拡散パネル3上の点をP、等価ランプ8R
の直下の拡散パネル3上の点をR、点Pと点Rの中点を
Qとする。
【0015】一般に、図4に示すように、長さLの1本
の直線状光源による光源と平行であって、直線状光源か
ら距離hだけ離れた面内の任意の点Sの水平面照度Ez
は、任意の点Sと直線状光源との距離をm、直線状光源
から点Sを含む面に下ろした垂線と、直線状光源と点S
を結ぶ線のなす角をθ、直線状光源のその方向の光度を
Iθとすると、 Ez=Kn ・(Iθ/m)・ cosθ ・・・・・・・・・・・・・・ (Kn はL/mによりきまる係数であって、図5から求
められる。)により求まる。
の直線状光源による光源と平行であって、直線状光源か
ら距離hだけ離れた面内の任意の点Sの水平面照度Ez
は、任意の点Sと直線状光源との距離をm、直線状光源
から点Sを含む面に下ろした垂線と、直線状光源と点S
を結ぶ線のなす角をθ、直線状光源のその方向の光度を
Iθとすると、 Ez=Kn ・(Iθ/m)・ cosθ ・・・・・・・・・・・・・・ (Kn はL/mによりきまる係数であって、図5から求
められる。)により求まる。
【0016】そこで、式により図2の点Pにおける水
平面照度Epを求めると、 Ep=K1 ・(Iθ/d)+K2 ・(Iθ/d1 )・ cosθ ・・・ また、同様に図3の点Qにおける水平面照度Eqを求め
ると、 Eq=2K3 ・(Iθ/d2 )・ cosθ1 ・・・・・・・・・・・ これらを等しくすればよいのであるから Ep=Eq ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ とすればよい。
平面照度Epを求めると、 Ep=K1 ・(Iθ/d)+K2 ・(Iθ/d1 )・ cosθ ・・・ また、同様に図3の点Qにおける水平面照度Eqを求め
ると、 Eq=2K3 ・(Iθ/d2 )・ cosθ1 ・・・・・・・・・・・ これらを等しくすればよいのであるから Ep=Eq ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ とすればよい。
【0017】いま、直線状光源であるランプ群8を構成
するランプ4の長さLを1198mm、ランプ4と拡散パ
ネル3との距離dを212mmとして図5から係数K1 ,
K2,K3 を求めると、d,d1 d2 が同図のmにあた
るため、K1 =0.782(このとき、L/d=5.6
5)、K2 =0.75(このとき、L/d1 =3.2
6)、K3 =0.78(このとき、L/d2 =4.6
1)となって、K1 ≒K2≒K3 となる。
するランプ4の長さLを1198mm、ランプ4と拡散パ
ネル3との距離dを212mmとして図5から係数K1 ,
K2,K3 を求めると、d,d1 d2 が同図のmにあた
るため、K1 =0.782(このとき、L/d=5.6
5)、K2 =0.75(このとき、L/d1 =3.2
6)、K3 =0.78(このとき、L/d2 =4.6
1)となって、K1 ≒K2≒K3 となる。
【0018】これらを考慮すると式は 1+(d/d1 )・ cosθ=2(d/d2 )・ cosθ1 ・・・・・・ となる。ここで、図2、及び図3より、 d/d1 = cosθ 、 d/d2 = cosθ1 また、2 tanθ1 = tanθより、 θ1 = tan-1((tanθ) /2) であるため、これらを式に代入すると 1+ cos2 θ=2 cos2 (tan-1((tanθ) /2) ・・・・・・・・・ が得られる。よって、式を満たす角度となるようにラ
ンプ群8を配設すればよいことになり、ここでは角度θ
を55度とした。
ンプ群8を配設すればよいことになり、ここでは角度θ
を55度とした。
【0019】このようにしてランプ群8の配設位置を決
定することにより、輝度ムラは解消できたが、まだ色ム
ラの解消には至らなかった。これは、器具本体1の両側
端の側面反射板2aの近傍では、最外側のランプ群8a
の内側に隣接するランプ群8bを構成する外側のランプ
4からの光が、側面反射板2aで強く反射されて、その
直下の拡散パネル3には、その最外側のランプ4の光の
色が強くなるためである。このため、最外側のランプ群
8aと、その内側に所定間隔をあけて隣接するランプ群
8bとの間に、そのランプ群8aから側面反射板2aに
入射する光を遮蔽する遮光板9を設けている。
定することにより、輝度ムラは解消できたが、まだ色ム
ラの解消には至らなかった。これは、器具本体1の両側
端の側面反射板2aの近傍では、最外側のランプ群8a
の内側に隣接するランプ群8bを構成する外側のランプ
4からの光が、側面反射板2aで強く反射されて、その
直下の拡散パネル3には、その最外側のランプ4の光の
色が強くなるためである。このため、最外側のランプ群
8aと、その内側に所定間隔をあけて隣接するランプ群
8bとの間に、そのランプ群8aから側面反射板2aに
入射する光を遮蔽する遮光板9を設けている。
【0020】この遮光板9は、最外側のランプ群8aの
内側に所定間隔をあけて隣接するランプ群8bに近接し
て、例えばランプ群8bを構成する外側のランプ4の管
壁から25mmの位置に設けられており、その先端である
下端が、側面反射板2aの前面側先端である下端からラ
ンプ群8bを構成する外側のランプ4に引いた接線より
も上側である背面側に位置するようにされており、ここ
では、上面反射板2bから下端までの高さが74.3mm
としている。
内側に所定間隔をあけて隣接するランプ群8bに近接し
て、例えばランプ群8bを構成する外側のランプ4の管
壁から25mmの位置に設けられており、その先端である
下端が、側面反射板2aの前面側先端である下端からラ
ンプ群8bを構成する外側のランプ4に引いた接線より
も上側である背面側に位置するようにされており、ここ
では、上面反射板2bから下端までの高さが74.3mm
としている。
【0021】このように構成されているため、本実施の
形態における調色照明器具においては、最外側のランプ
群8aとその内側に所定間隔をあけて隣接するランプ群
8bとの間に遮光板9を設けたため、最外側のランプ群
8aの内側のランプ群8bを構成する外側のランプ4か
ら側面反射板2aに入射する光が遮られて、拡散パネル
3の幅が広い場合であっても、拡散パネル3上での色ム
ラが抑制できるようになる。また、遮光板9により遮光
される光も、そこで反射されて拡散パネル3側に導かれ
るため、器具効率の低下を招くこともない。
形態における調色照明器具においては、最外側のランプ
群8aとその内側に所定間隔をあけて隣接するランプ群
8bとの間に遮光板9を設けたため、最外側のランプ群
8aの内側のランプ群8bを構成する外側のランプ4か
ら側面反射板2aに入射する光が遮られて、拡散パネル
3の幅が広い場合であっても、拡散パネル3上での色ム
ラが抑制できるようになる。また、遮光板9により遮光
される光も、そこで反射されて拡散パネル3側に導かれ
るため、器具効率の低下を招くこともない。
【0022】図6は、本発明の調色照明器具の第2の実
施の形態を示すものであり、前記第1の実施の形態と異
なる点は、遮光板9の配設位置とその大きさであり、他
は前記第1の実施の形態と同様に構成されている。
施の形態を示すものであり、前記第1の実施の形態と異
なる点は、遮光板9の配設位置とその大きさであり、他
は前記第1の実施の形態と同様に構成されている。
【0023】遮光板9は、最外側のランプ群8aとその
内側のランプ群8bの間であって、その中央に配設され
てなり、その大きさは、先端である下端が側面反射板2
aの前面側先端である下端からランプ群8bを構成する
外側のランプ4に引いた接線よりも上側である背面側に
位置するようにされて、ここでは、上面反射板2bから
下端までの高さが110mmとされている。このように構
成しても前記第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
内側のランプ群8bの間であって、その中央に配設され
てなり、その大きさは、先端である下端が側面反射板2
aの前面側先端である下端からランプ群8bを構成する
外側のランプ4に引いた接線よりも上側である背面側に
位置するようにされて、ここでは、上面反射板2bから
下端までの高さが110mmとされている。このように構
成しても前記第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0024】本願発明者は、遮光板9を、例えば最外側
のランプ群8aの内側のランプ4の管壁から約50mm内
側としたような、最外側のランプ群8aとその内側のラ
ンプ群8bの中央より最外側のランプ群8aにさらに近
接させた調色照明器具も試作し色ムラの評価を実施した
が、遮光板9を最外側のランプ群8aとその内側のラン
プ群8bの中央より外側に配設した場合は色ムラの発生
が見られた。
のランプ群8aの内側のランプ4の管壁から約50mm内
側としたような、最外側のランプ群8aとその内側のラ
ンプ群8bの中央より最外側のランプ群8aにさらに近
接させた調色照明器具も試作し色ムラの評価を実施した
が、遮光板9を最外側のランプ群8aとその内側のラン
プ群8bの中央より外側に配設した場合は色ムラの発生
が見られた。
【0025】なお、前記各実施の形態においては、器具
本体1や遮光板9等を、具体的寸法を示して説明を行っ
たが、本発明はこれに限られるものではなく、また、遮
光板の配設位置も、最外側のランプ群とその内側のラン
プ群の間であって、その中央より内側に設けられたもの
であればよい。
本体1や遮光板9等を、具体的寸法を示して説明を行っ
たが、本発明はこれに限られるものではなく、また、遮
光板の配設位置も、最外側のランプ群とその内側のラン
プ群の間であって、その中央より内側に設けられたもの
であればよい。
【0026】
【発明の効果】このように構成されているため本発明
は、最外側のランプ群とその内側に所定間隔をあけて隣
接するランプ群との間に遮光板を設けたため、最外側の
ランプ群の内側のランプ群を構成する外側のランプから
側面反射板に入射する光が遮られて、拡散パネルの幅が
広い場合であっても、拡散パネル上での色ムラが抑制で
きるようになる。また、遮光板により遮光される光も、
そこで反射されて拡散パネル側に導かれるため、器具効
率の低下を招くこともない。
は、最外側のランプ群とその内側に所定間隔をあけて隣
接するランプ群との間に遮光板を設けたため、最外側の
ランプ群の内側のランプ群を構成する外側のランプから
側面反射板に入射する光が遮られて、拡散パネルの幅が
広い場合であっても、拡散パネル上での色ムラが抑制で
きるようになる。また、遮光板により遮光される光も、
そこで反射されて拡散パネル側に導かれるため、器具効
率の低下を招くこともない。
【図1】本発明の調色照明器具の第1の実施の形態を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】同上のランプ群位置を決定するためのモデル図
である。
である。
【図3】同上のランプ群位置を決定するための異なるモ
デル図である。
デル図である。
【図4】同上の直線状光源による水平面照度を計算する
ためモデル図である。
ためモデル図である。
【図5】同上の水平面輝度の計算に用いられる係数とL
/mとの関係ををグラフ化して示す関係図である。
/mとの関係ををグラフ化して示す関係図である。
【図6】本発明の調色照明器具の第2の実施の形態を示
す模式図である。
す模式図である。
【図7】従来の調色照明器具を示す一部断面側面図であ
る。
る。
2 反射板 2a 側面反射板 4 ランプ 8 ランプ群 8a 最外側ランプ群 8b 内側に隣接したランプ群 9 遮光板
Claims (2)
- 【請求項1】 光色の異なる複数のランプを近接して配
設したランプ群を所定間隔をあけて複数配設し、この複
数のランプ群を両側端に側面反射板が設けられた反射板
で背面側から覆うと共に、前記光色の異なる各ランプを
調光して前記複数のランプ群の前面側に配設した拡散パ
ネルで光色を混色させてなる調色照明器具であって、前
記複数のランプ群の最外側ランプ群と、その内側に隣接
するランプ群との間に、前記最外側ランプ群の内側に隣
接するランプ群を構成するランプのうちの外側のランプ
から、そのランプに近接した側の前記側面反射板に入射
する直射光を遮る遮光板を設けたことを特徴とする調色
照明器具。 - 【請求項2】 前記遮光板は、前記最外側ランプ群とそ
の内側に隣接するランプ群との中央部よりも内側にあっ
て、先端が、前記最外側ランプ群に近接した側の前記側
面反射板の前面側先端から、前記前記最外側ランプ群の
内側に隣接するランプ群の外側のランプに引いた接線よ
りも背面側に位置するように設けられたことを特徴とす
る請求項1記載の調色照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8229165A JPH1074409A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 調色照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8229165A JPH1074409A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 調色照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1074409A true JPH1074409A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16887814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8229165A Withdrawn JPH1074409A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 調色照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1074409A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511824A (ja) * | 1999-10-14 | 2003-03-25 | カラレイ・ディジタル・テクノロジー・(シェンツェン)・カンパニー・リミテッド | 数値制御カラー光源システム |
US7490953B2 (en) | 2004-04-16 | 2009-02-17 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Lamps and reflector arrangement for color mixing |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8229165A patent/JPH1074409A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511824A (ja) * | 1999-10-14 | 2003-03-25 | カラレイ・ディジタル・テクノロジー・(シェンツェン)・カンパニー・リミテッド | 数値制御カラー光源システム |
US7490953B2 (en) | 2004-04-16 | 2009-02-17 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Lamps and reflector arrangement for color mixing |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |