JPH1071084A - 洗米装置 - Google Patents

洗米装置

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JPH1071084A
JPH1071084A JP20670097A JP20670097A JPH1071084A JP H1071084 A JPH1071084 A JP H1071084A JP 20670097 A JP20670097 A JP 20670097A JP 20670097 A JP20670097 A JP 20670097A JP H1071084 A JPH1071084 A JP H1071084A
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JP
Japan
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rice
rice washing
washing tank
water
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP20670097A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Mihira
恵一 三平
Masami Kawasaki
雅美 川崎
Saneaki Nakajima
実章 中島
Sadao Fukushima
定生 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗米タンクの上部からゴミを排出し、且つ洗
米タンクの上部に付着の米及びゴミも洗い落とせるよう
にする。 【解決手段】 洗米タンク16内に計量した米及び水を
供給し、洗米タンク16内で縦軸2に周方向複数本を放
射状に設けた棒状攪拌体17を回転させて米を洗浄す
る。前記複数本の攪拌体17の略水平状上部aを互いに
高さを異ならせて配置し、前記洗米タンク16の上部に
攪拌されて浮遊するゴミを水と共に排出するオーバフロ
ー排水管を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米を攪拌しながら
洗浄する洗米装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、特開平2−
279112号公報に開示された炊飯装置があり、米を
貯え且つ計量して排出する貯米庫と、この貯米庫から排
出した米を水と共に洗米タンクに入れて攪拌体を回転し
て洗う洗米機構と、この洗米機構から排出した米を炊飯
する炊飯器とを備えている。
【0003】洗米機構の攪拌体は略コ字形の棒材で形成
されていて、回転駆動される縦軸に周方向複数本固着さ
れており、全攪拌体の上部は略同一高さになっている。
また、洗米に使用した水及び米は、洗米タンクの下部か
ら排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、洗米水は米の中を通って洗米タンク下部から排出さ
れるため、洗米によって米から一旦浮遊したゴミが再び
米に付着し、米と共に炊飯器に入ることがあり、また、
攪拌体はその上部が略同一位置にあるため、洗米機構内
の水面を余り波立たせることがなく、そのため、洗米タ
ンクの内上部に米及びゴミが付着していても、これを洗
い落とすことは困難になっている。
【0005】本発明は、洗浄水の上面を積極的に波立た
せながら洗米タンクの上部から浮遊ゴミを排出し、且つ
洗米タンクの上部に付着の米及びゴミも洗い落とせるよ
うにした洗米装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、洗米タンク16内に計量した米
及び水を供給し、洗米タンク16内で縦軸2に周方向複
数本を放射状に設けた棒状攪拌体17を回転させて米を
洗浄する洗米装置であって、前記複数本の攪拌体17の
略水平状上部aを互いに高さを異ならせて配置し、前記
洗米タンク16の上部に攪拌されて浮遊するゴミを水と
共に排出するオーバーフロー排水管29を接続している
ことである。
【0007】これによって、洗米部5の洗米タンク16
内に計量した米と水を入れた後に縦軸2を回転すると、
棒状攪拌体17がその中で回転し、米を攪拌しながら洗
う。複数本の攪拌体17は上部aが略水平状でかつ互い
に高さが異なっていて、洗浄水の水面を積極的に波立た
せ、米に付着していたゴミが分離するとこれを水面近く
に浮遊させ、洗米タンク16の上部に付着の米及びゴミ
も洗い落とし、ゴミをオーバーフロー排水管29から出
る水と一緒に排出する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基ずいて説明する。図1〜8は洗米装置を具備する自
動炊飯装置を示しており、自動炊飯装置は大別して、キ
ヤスタ81を有する本体フレーム82に、米を貯える貯
米部3と、この貯米部3の米を計量して排出する計量部
4と、この計量部4から排出した米を攪拌機構1を介し
て洗う洗米部5と、この洗米部5から米を排出する排米
部6と、この排米部6から排出した米を炊飯する炊飯部
7と、本体フレーム82の前面に配置した制御部8とを
設けて構成されている。
【0009】前記貯米部3は漏斗型の貯米庫9を有し、
貯米庫9は上部が開口され、下部が漏斗形状で、傾斜壁
には庫内の米の量を検出する貯米センサ10が設けられ
ている。貯米庫9の内部には、異物混入防止用の櫛部材
11が着脱自在に設けられている。計量部4は貯米庫9
の下部に一体的に設けられ、1回転で所定量の米を排出
する切り出し手段13と、この切り出し手段13を回転
駆動する計量モータ14と、切り出し手段13の回転量
を検出する計量カウントセンサ15とを有する。
【0010】洗米部5は計量部4の下方に配置され、前
記切り出し手段13から排出される米を収納する洗米タ
ンク16を有する。この洗米タンク16の正面には内部
点検及び掃除用の窓70が形成され、この窓70は窓蓋
71によって開閉自在に閉鎖されている。洗米タンク1
6内には、内部に収納された米及び水を掻き混ぜるため
の攪拌機構1が設けられている。図1〜3において、2
は洗米タンク16の上部の密閉板62に回転自在に支持
された縦軸で、複数本の棒状攪拌体17が固定されてい
る。棒状攪拌体17は縦軸2に周方向2本以上の複数
本、実施の形態では4本設けられ、それぞれ90度ずつ
位相がずらされ、且つ縦軸2軸方向の長さ、径方向の長
さが異なっている。
【0011】各攪拌体17は丸棒などで略コ字形に形成
され、その上部aはその内端が縦軸2に固着されていて
略水平状に且つ放射方向に配置され、上部aの外端から
下方に屈曲した中途部bが縦軸2から径方向に離れてい
て縦軸2と平行であり、中途部bの下端から略くの字状
に屈曲した下部cが、縦軸2の軸心に近ずくと共に下向
きに傾斜し且つ縦軸2に対して寸法Lだけ径方向又は軸
方向に離れている。この寸法Lは米粒より大きい長さで
ある。
【0012】前記複数本の攪拌体17は、図1、3に示
すように、縦軸2の軸方向取り付け位置をずらして、そ
の上部aの高さが互いに異なっており、洗浄水中での回
転軌跡が複数になって、上部aが同一高さの場合より
も、水面を積極的に波立たせることが可能になってい
る。洗浄水の上面が大きく波打つと、洗米タンク16の
内上部にへばり付いている米及びゴミを洗い落とすこと
が可能になる。
【0013】前記密閉板62の上面には補強フレーム7
7が固定され、密閉板62又は補強フレーム77の上面
に洗米モータ18、回転センサ19などが取り付けられ
ており、洗米モータ18はベベルギヤ79を介して縦軸
2を駆動し、回転センサ19はその回転を検出する。こ
れらは本体フレーム82から貯米庫9を取り外したと
き、上方又は側方からメンテナンスが可能となる。ま
た、密閉板62と補強フレーム77とには切り出し手段
13の直下に米落下口78が形成されている。
【0014】図3〜5において、前記洗米部5には、洗
米タンク16に水を供給する水供給装置20が設けられ
ている。この水供給装置20は、水道配管に接続される
主管21と、主管21から分岐して洗米タンク16の上
部から散水するためのシャワー供給管22と、洗米タン
ク16の下部から給水するためのオーバーフロー供給管
23とを有する。前記主管21には、主管21内を流れ
る水の量を検出する流量センサ24が設けられている。
前記シャワー供給管22には、開閉用シャワーソレノイ
ド弁25が設けられ、前記オーバーフロー供給管23に
は開閉用オーバーフローソレノイド弁26が設けられて
いる。
【0015】前記洗米部5には洗米タンク16内の水を
排出するための排水装置27が設けられている。この排
水装置27は、洗米タンク16の下部から水を排水すべ
く、洗米タンク16の下部に接続された下部排水管28
と、洗米タンク16の上部から水を排水すべく接続され
たオーバーフロー排水管29とを有する。前記下部排水
管28には開閉弁30が設けられ、この開閉弁30は常
時開いており、ソレノイドモータからなる排水モータ3
1によって駆動される。前記排水弁30には開閉確認用
センサ32が設けられている。また、前記洗米タンク1
6には、水位を検出するための水位リミットセンサ33
が設けられている。前記センサ24、32、33、弁2
5、26、モータ31なども密閉板62の上側に適宜取
り付けられており、貯米庫9を取り外すことによってメ
ンテナンスが可能になる。
【0016】前記排米部6は、図1、5、7に示すよう
に、洗米タンク16の下部に開口部89を開閉自在に閉
じる排米弁34と、この排米弁34を開閉するための開
閉装置35とを有する。この開閉装置35は、前記攪拌
機構1の縦軸2の中心部を貫通して設けられたロッド3
6と、このロッド36の上端部に係合して揺動するリン
ク37と、このリンク37を揺動させるための排米モー
タ38とを有し、ロッド36の下端に排米弁34が取り
付けられている。前記開閉装置35には、排米弁34が
閉じていることを検出する排米ホームセンサ39と、排
米弁34が開いていることを検出する排米下センサ40
が設けられている。
【0017】96は本体フレーム82に固定の支持板
で、この支持板96の下面にオーバーフロー供給管23
と下部排水管28とを接続した円筒体97と、ブラケッ
ト98とがボルト99を介して固定されている。この円
筒体97の内部に円錐台形状の金網(又はパンチングメ
タル)100が配置され、円筒体97の下端に前記開口
部89を形成する弁座体101が嵌合され、ブラケット
98に固定の複数個の止め具102で取り付けられてい
る。弁座体101はリテーナ103に排米弁34が当接
するパッキン104を取り付け、このパッキン104の
上面に金網100を位置決め保持する弾性の保持体10
5を設けている。
【0018】前記シャワー供給管22又はオーバーフロ
ー供給管23から円筒体97内に供給された水は洗米タ
ンク16内の米を洗い、金網100を通って下部排水管
28から排出される。洗米タンク16内の米は排米弁3
4を下方へ移動することにより、開口部89から放出さ
れる。前記炊飯部7は、排米弁34の下方に配置される
炊飯器蓋装置41と、この炊飯器蓋装置41が嵌合する
炊飯器本体装置42とを有する。炊飯器蓋装置41は、
図3〜6に示すように、本体フレーム82に揺動自在に
設けられた開閉操作レバー43と、この開閉操作レバー
43にリンク44を介して連結された上下動自在な蓋4
5とを有する。この蓋45の中央部には、図8に示すよ
うに、開口部46を有し、これを開閉するシャッタ47
が蓋45の上面側のガイド枠90に摺動自在に設けられ
ている。
【0019】前記シャッタ47は、シャッタモータ48
によって駆動されるピニオン49と、このピニオン49
に噛み合うラック50によって開閉駆動される。ガイド
枠90にはシャッタ47の開閉を検出するためのシャッ
タ開センサ51と、シャッタ閉センサ52とが設けられ
ている。前記炊飯器本体装置42は、本体フレーム82
に対して引き出し自在の載置台53と、この載置台53
に載置された外釜54と、この外釜54内に挿脱自在に
挿入された内釜55とを有する。前記外釜54には、ガ
スバーナ点火用の点火レバー56と、ガスに点火したこ
とを検知する炊飯レバーセンサ57と、内釜が挿入され
ていることを確認する内釜確認センサ58とが設けられ
ている。本体フレーム82側には、載置台53が炊飯位
置にセットされていることを検知するレールセットセン
サ59が設けられている。
【0020】図4〜6において、92は密閉板62から
上方の侵入蒸気排出用のファン、93は制御部8の制御
パネル、94はメインスイッチをそれぞれ示す。尚、本
発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々
変形することができる。例えば、棒状攪拌体17の本
数、形状を異ならせたり、縦軸2を排米弁34の近傍ま
で延長したり、直径方向に位置する上部aの取り付け高
さを異ならせたり、上部a、中途部b、下部cの各部を
円弧状に形成したりしても良い。また、各棒状攪拌体1
7はそれぞれの上部a、中途部b、下部cの長さが総て
異なることが好ましく、角棒で形成することもできる
が、米を傷つけない丸棒の方が好ましい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、縦軸2に
周方向複数本を放射状に設けた棒状攪拌体17は、その
略水平状上部aが互いに高さを異ならせて配置されてい
るので、洗浄水の水面を積極的に波立たせ、米に付着し
ていたゴミを分離させてこれを水面近くに浮遊させた
り、洗米タンク16の上部に付着している米及びゴミを
洗い落としたりすることができ、洗米タンク16の上部
にオーバーフロー排水管29が接続されているので、浮
遊ゴミをオーバーフロー排水管29から洗浄水と共に排
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の一部断面側面図である。
【図2】要部の平面図である。
【図3】全体構造を示す側面説明図である。
【図4】全体構造を示す正面説明図である。
【図5】全体を示す正面図である。
【図6】全体を示す側面図である。
【図7】洗米部の下部の断面図である。
【図8】排米部の平面図説明図である。
【符号の説明】
1 攪拌機構 2 縦軸 5 洗米部 16 洗米タンク 17 棒状攪拌体 29 オーバーフロー排水管 a 上部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 定生 大阪府東大阪市水走2丁目2番27号 大和 精工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗米タンク(16)内に計量した米及び
    水を供給し、洗米タンク(16)内で縦軸(2)に周方
    向複数本を放射状に設けた棒状攪拌体(17)を回転さ
    せて米を洗浄する洗米装置であって、 前記複数本の攪拌体(17)の略水平状上部(a)を互
    いに高さを異ならせて配置し、前記洗米タンク(16)
    の上部に攪拌されて浮遊するゴミを水と共に排出するオ
    ーバーフロー排水管(29)を接続していることを特徴
    とする洗米装置。
JP20670097A 1997-07-31 1997-07-31 洗米装置 Pending JPH1071084A (ja)

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JPH1071084A true JPH1071084A (ja) 1998-03-17

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