JPH1094482A - 洗米装置 - Google Patents

洗米装置

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JPH1094482A
JPH1094482A JP25178696A JP25178696A JPH1094482A JP H1094482 A JPH1094482 A JP H1094482A JP 25178696 A JP25178696 A JP 25178696A JP 25178696 A JP25178696 A JP 25178696A JP H1094482 A JPH1094482 A JP H1094482A
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JP
Japan
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rice
water
washing tank
rice washing
amount
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Application number
JP25178696A
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English (en)
Inventor
Keiichi Mihira
恵一 三平
Nobuhide Yanagawa
信英 柳川
Koji Yamauchi
浩二 山内
Kiyoto Kasamatsu
清人 笠松
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯米庫と洗米槽と炊飯器とを備え、米を計量
して洗米槽に投入すると共に給水して洗米し、その後、
水加減して炊飯器に投入して炊飯する一連の動作を自動
的に行うようにした自動炊飯機において、最大炊飯能力
が4升である機械と同じ容量の洗米槽を備えたものであ
りながら、最大炊飯能力が5升である自動炊飯機を提供
する。 【解決手段】 洗米槽4に投入される洗米可能な米の量
に水加減を加算した量が洗米槽4の容量を越える場合
に、排米後に、不足分の水加減のための水を補給する機
能を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米の計量、洗米、
水加減、炊飯をマイコン制御により自動的に行う全自動
炊飯機や、洗米(及び米の計量)、水加減を機械的に行
う自動洗米機等に採用される洗米装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、計量された米を洗米槽に投入する
と共に、該洗米槽に給水し、攪拌手段によって米を攪拌
することによって洗米し、その後、水加減をし、洗米槽
下端の排米弁を下降させて排米孔を開口させることによ
って、洗米槽下方に位置する炊飯器の内釜に水加減がさ
れた米を落下供給し、該炊飯器によって炊飯するという
一連の動作をマイコン制御によって自動的に行うように
した全自動炊飯機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、例えば、最大炊飯能力が4升の機械を、最大炊飯
能力を5升にする場合、洗米槽の容量を大きくしなけれ
ばならないことから、機械が大型化するという問題があ
る。しかしながら、洗米槽の容量は、投入される米に水
加減のための水の量を加味して設計されるため、洗米を
するだけであれば、最大炊飯能力が4升のものでも、5
升の米を洗米することが可能である。
【0004】本発明はこの点に着目して、最大処理能力
がN升(例えば4升)の洗米装置の大きさで、最大処理
能力がN+α升(例えば5升)である洗米装置を提供で
きるよう考慮することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、請求項1では、計量さ
れた米を洗米槽4に投入すると共に給水して洗米し、そ
の後、水加減をして排出するようにした洗米装置におい
て、洗米槽4に投入される洗米可能な米の量に水加減を
加算した量が洗米槽4の容量を越える場合に、排米後
に、不足分の水加減のための水を補給するようにしたこ
とを特徴とする。
【0006】また、請求項2では、計量された米を洗米
槽4に投入すると共に給水して洗米し、その後、水加減
をし、洗米槽4の下端に設けた排米口16を、該排米口
16を閉塞する排米弁17を下降して開口させることに
よって排出するようにした洗米装置において、洗米槽4
に投入される洗米可能な米の量に水加減を加算した量が
洗米槽4の容量を越える場合に、排米後に、不足分の水
加減のための水を補給するようにすると共に、その不足
分の水を補給する際において、水の勢いを弱めて供給す
るようにしたことを特徴とする。
【0007】また、請求項3では、間欠的に給水するこ
とで水の勢いを弱めるようにしたことを特徴とする。ま
た、請求項4では、計量された米を洗米槽4に投入する
と共に給水して洗米し、その後、水加減をし、洗米槽4
の下端に設けた排米口16を、該排米口16を閉塞する
排米弁17を下降して開口させることによって排出する
ようにした洗米装置において、洗米槽4に投入される洗
米可能な米の量に水加減を加算した量が洗米槽4の容量
を越える場合に、排米後に、不足分の水加減のための水
を補給するようにすると共に、その不足分の水を補給す
る際において、排米後、一旦、排米弁17を上昇させて
排米口16を閉じて不足分の水を洗米槽4内に溜め、そ
の後排米口16を開いて不足分の水を排出するようにし
たことを特徴とする。
【0008】また、請求項5では、計量された米を洗米
槽4に投入すると共に給水して洗米し、その後、水加減
をし、洗米槽4の下端に設けた排米口16を、該排米口
16を閉塞する排米弁17を下降して開口させることに
よって排出するようにした洗米装置において、洗米槽4
に投入される洗米可能な米の量に水加減を加算した量が
洗米槽4の容量を越える場合に、排米後に、不足分の水
加減のための水を補給するようにすると共に、その不足
分の水が排米弁17に当たって飛散するのを防止する飛
散防止部材37を設けたことを特徴とする洗米装置。
【0009】また、請求項6では、計量された米を洗米
槽4に投入すると共に給水して洗米し、その後、水加減
をし、洗米槽4の下端に設けた排米口16を、該排米口
16を閉塞する排米弁17を下降して開口させることに
よって排出するようにした洗米装置において、洗米槽4
に投入される洗米可能な米の量に水加減を加算した量が
洗米槽4の容量を越える場合に、排米後に、不足分の水
加減のための水を補給するようにすると共に、洗米槽4
に給水する給水ノズル34を洗米槽4の内面に指向させ
たことを特徴とする洗米装置。
【0010】また、請求項7では、計量された米を洗米
槽4に投入すると共に給水して洗米し、その後、水加減
をし、洗米槽4の下端に設けた排米口16を、該排米口
16を閉塞する排米弁17を下降して開口させることに
よって排出するようにした洗米装置において、洗米槽4
に投入される洗米可能な米の量に水加減を加算した量が
洗米槽4の容量を越える場合に、排米後に、不足分の水
加減のための水を補給するようにすると共に、不足分の
水を供給するための給水管38を設け、この給水管38
のノズル39を、前記不足分の水が洗米槽4内面を螺旋
を描くように流下するように指向させたことを特徴とす
る洗米装置。
【0011】また、請求項8では、計量された米を洗米
槽4に投入すると共に給水して洗米し、その後、水加減
をし、洗米槽4の下端に設けた排米口16を、該排米口
16を閉塞する排米弁17を下降して開口させることに
よって排出するようにした洗米装置において、洗米槽4
に投入される洗米可能な米の量に水加減を加算した量が
洗米槽4の容量を越える場合に、排米後に、不足分の水
加減のための水を補給するようにすると共に、不足分の
水を供給するための給水管38を設け、この給水管38
のノズル39を、排米弁17の近傍に配置したことを特
徴とすることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図4は第1の実施の形態
を示し、図1及び図2は米の計量から炊飯までをマイコ
ン制御により自動的に行う全自動炊飯機1の概略全体構
成図を示す。この自動炊飯機1のフレーム2の上部に
は、貯米庫3が固定され、この貯米庫3の下面には洗米
槽4が取付固定され、この洗米槽4の下方には、炊飯器
5が配置可能なスペースが設けられ、フレーム2の下端
側には炊飯器5が載置されると共に、前方に引出自在と
された載置台6が設けられている。
【0013】貯米庫3は立法体に近似した形状のケース
7を備え、このケース7は前面及び上面が開閉自在とさ
れている。また、このケース7内の上部には米を貯留す
るホッパ8が固定され、このホッパ8の上端開口は米を
投入するための投入口とされており、ケース7の上面開
口と略同じ大きさとされている。ホッパ8の下端側に
は、ホッパ8内の米を所望量計量して下方に排出する計
量機9が設けられている。
【0014】なお、ホッパ8の前面には、長方形の開口
部を透明板で閉塞してなる確認窓10が形成されている
と共に、ケース7前面の、前記確認窓10に対応する位
置にも、これと同様の確認窓11が形成されており、ホ
ッパ8内の米の残量が外部から確認できるようになって
いる。洗米槽4は上部の槽支持部12と下部の槽本体部
13とから構成されている。槽支持部12はケース7下
壁を貫通する上下開口状の筒体12aの上端開口を蓋体
12bで閉塞してなり、蓋体12bが貯米庫3のケース
7下壁に取付固定されている。槽本体部13は上部が円
筒状で下部が漏斗状に形成されて上下に開口状とされて
いて、槽支持部12の下端部に、下方から外嵌されると
共に固定手段によって着脱自在に取付固定されている。
【0015】洗米槽4内には、ケース7内下部に設けら
れたモータによって上下軸廻りに回転駆動される攪拌棒
14(又はジェット水流)による攪拌手段が設けられて
いる。また、洗米槽4の下端部には槽本体部13の下端
開口からの水を排水するための排水ジャケット15が取
付けられ、この排水ジャケット15の下壁には排米口1
6が形成され、この排米口16は円錐状の排米弁17で
閉塞され、この排米弁17は昇降自在に支持されてい
て、排米口16を開閉自在としている。さらに、排水ジ
ャケット15内には、槽本体部13と排米口16との間
の空間を取り囲むように截頭円錐筒状に形成された分離
板18が設けられ、この分離板18は水は通すが米は通
さない小孔が多数形成されており、米の研ぎ汁を小さな
不純物と共に排水できるようになっている。
【0016】排水ジャケット15は排水箱19に接続さ
れ、ここから下水等に排水される。また、排水箱19内
には排水ジャケット15の排水口を開閉自在に閉塞する
開閉弁装置が設けられている。槽支持部12には、洗米
槽4内の水を上部から排水するためのオーバーフロー口
20が設けられ、このオーバーフロー口20は前記排水
箱19に接続されている。また、槽支持部12内には、
オーバーフロー口20の上方側に位置して、槽支持部1
2を上下に区画すると共に、多数の通水孔21aが形成
された散水板21が設けられている。
【0017】槽支持部12の蓋体12bには、前後一対
の通水口23が設けられ、この通水口23には水道に接
続されて洗米槽4内に水を供給するための給水管24が
接続されている。したがって、給水管24から通水口2
3を通して供給された水は、一旦散水板21上に溜ま
り、散水板21の通水孔21aから洗米槽4内に落下供
給されるようになっている。
【0018】なお、この給水管24の分岐部分の上流側
には、洗米槽4への水の供給を制御する電磁弁25と、
給水管24内を流れる水の流量を検出する流量計26が
設けられ、さらに、上流側には手動の止水弁27が設け
られている。また、槽支持部12には、散水板21から
蓋体12bに亘って、前記計量機9と洗米槽4とを連通
して計量機9から洗米槽4内に米を供給するための米通
過孔22が形成されている。
【0019】ケース3の前面側には、操作パネル28を
備えた制御装置29が設けられている。操作パネル28
には、自動炊飯機1を始動させるスタートスイッチの
他、炊飯する米の量を入力する米量入力スイッチ、米の
洗い方の程度(軽く〜念入り)を選定する洗い方選定ス
イッチ、炊き加減(軟〜硬)を選定するかたさ選定スイ
ッチ、炊き方の種類(通常の白米、玄米、おこわ、おか
ゆ等)を選定するスイッチ等が設けられており、これら
各スイッチにより入力された条件によって、米の量に応
じた、給水量、洗い方で洗米され、水加減され、炊飯さ
れるように、前記制御装置29により自動運転される。
【0020】すなわち、運転がスタートされると、先
ず、選定した量の米が計量されて洗米槽4内に落下供給
されると共に、給水管24から散水板21を介して洗米
槽4内に給水しながら攪拌棒14により米を攪拌するこ
とによって、洗米槽4内の米が洗米される。このとき給
水しながら同時に濁水等を排水ジャケット15から排水
するようにするか、又は、所定量の洗米水を供給すると
共に排水ジャケット15からの排水を停止して洗米動作
を行う。この洗米動作を所定時間行った後、給水を停止
すると共に水を切り、米を攪拌棒14により攪拌するこ
とにより研米動作が行われ、これら洗米動作と研米動作
とを数回行った後、排水ジャケット15からの排水を停
止し、攪拌しながら洗米槽4内に給水して、オーバーフ
ロー口20から濁水等を排水させる。以上によって洗米
が終了する。
【0021】洗米が終了すると、洗米槽4内の水が排水
ジャケット15から一旦全部排水され、ざる上げされ、
その後、選定された米量及び炊き方に対応する量の水加
減がなされ、排米弁17を下降させることによって排米
口16から水加減水と共に米が落下され、炊飯器5の上
蓋5aに設けられた開口から米が内釜に供給された後、
該開口がシャッタにより閉められ、制御装置29によっ
て炊飯器5が起動され、炊飯される。
【0022】なお、前記電磁弁25及び流量計26は制
御装置29に接続されており、流量計26からの信号に
よって洗米槽4内に供給される水量が演算されると共
に、電磁弁25によって、必要量の水が供給されるよう
給水・止水制御される。本実施の形態における自動炊飯
機1の最大炊飯能力は5升とされているが、洗米槽4に
米と、その米量に応じた水加減のための水とを入れられ
る最大量は4升にその水加減のための水を加算した量と
されている。すなわち、洗米槽4の容量は最大炊飯量が
4升である自動炊飯機と同じ容量とされ、機械全体の大
きさは最大炊飯量が4升である自動炊飯機と略同じ大き
さである。
【0023】そして、4升以上、例えば5升の米を炊く
場合は、該5升の米を計量して洗米槽4内に供給して洗
米できるが、5升の米に対応する水加減をすると、水が
オーバーフロー口20から溢れ出ることとなる。このた
め、本実施の形態では、4升以上の米を炊く場合は、排
米後、追い水、すなわち不足分の水加減のための水を補
給するという動作が制御装置29にプログラムされてい
る。
【0024】すなわち、5升の米を炊く場合、5升の米
を洗米した後、洗米槽4内に供給可能な(オーバーフロ
ー口20から水が溢れ出ない量の)、水加減のための水
を供給し、排米弁17を下降させて内釜に米及び水を落
下させる。その後、排米弁17を下降させた状態で、通
水口23から追い水を供給する。このとき、通水口23
から噴出された水は直接排米弁17に当たるのではな
く、散水板21上に溜まった後、通水孔21aから落下
するので、水の勢いが弱まり、したがって、水が勢いよ
く排米弁17に当たって周囲に飛び散ることはない。
【0025】なお、追い水を供給するに際して、散水板
21が設けられていなく、給水管24の端部にシャワー
ノズル(雨のように散水するノズル)が設けられている
場合には、間欠的に追い水を供給させることによって、
水の勢いを弱めて該水の飛散を防止することも考えられ
る。また、その他の手段として、追い水の流量を少なく
して、水の流速を弱めることによって、水の勢いを弱め
て該水の飛散を防止することも考えられる。
【0026】また、本実施の形態における自動炊飯器1
の貯米庫3のケース7の側面には、多数の小孔からなる
空気取入れ口30が形成され、ケース7内にはこの空気
取入れ口30からケース7内に空気を取入れて冷却する
ための吸引ブロワ31が設けられている。また、ケース
7の下面側には、洗米槽4の槽支持部12の上部を覆う
カバー32が取付けられ、ケース7の下壁には、このカ
バー32内に、前記吸引ブロワ31によって取入れられ
た空気を排出する排出孔33が形成され、このカバー3
2内に送られた空気は、カバー32と槽支持部12との
間の隙間から排気され、この排気風によって、炊飯器5
から立上がる水蒸気を拡散させると共に、該水蒸気が、
ケース7内に侵入しないように構成されている。
【0027】図5は第2の実施の形態を示し、図5にお
いて、槽支持部12の蓋体12bを貫通する給水管24
にはシャワーノズル34が設けられ、散水板は設けられ
ていない。この実施の形態では、排米後、一旦排米弁1
7を上昇させて排米口16を閉じ、追い水を洗米槽4内
に供給した後、排米弁17を下降させて排米口16を開
くようになっている。これにより、追い水は排米弁17
に沿って流れ、周囲に追い水が飛び散らない。
【0028】図6は第3の実施の形態を示し、この実施
の形態では、炊飯器5の上蓋5aに形成された開口部3
5を開閉自在に閉塞するシャッタ36に飛散防止筒(飛
散防止部材)37を設け、これにより排米弁17に当た
った追い水が飛び散るのを防止している。なお、前記シ
ャッタ36を詳しく説明すると、シャッタ36は上下方
向の支軸廻りに水平方向に回動自在とされ、開口部35
を塞ぐ部分と、開口部35に対応する開口部を備えたも
のであり、前記飛散防止筒37はシャッタ36の開口部
を取り囲むように設けられている。
【0029】また、前記飛散防止筒37は排水ジャケッ
ト15又は洗米槽4側に設けてもよい。図7は第4の実
施の形態を示し、この実施の形態では、シャワーノズル
(給水ノズル)34から噴出される水が排米弁17に直
接当たらないように、該シャワーノズル34の向きを変
えたものである。この実施の形態では、シャワーノズル
34は洗米槽4の内面に指向されているので、追い水は
洗米槽4の内面に沿って流下すると共に、排米弁17に
沿って流れ、周囲に追い水が飛び散らない。
【0030】図8は第5の実施の形態を示し、給水管2
4の、電磁弁25と流量計26との間から追い水用給水
管38を分岐させて設けたものであり、この給水管38
の先端部に設けたノズル39は、斜め下方傾斜し、且
つ、水の噴出し方向が洗米槽4内面に沿うように設けら
れ、これによって、追い水が螺旋を描くように、洗米槽
4内を流下するように構成されている。
【0031】前記追い水用給水管38には、電磁弁40
が介装され、洗米及び最初に供給する水加減のための水
はシャワーノズル34によって供給され、追い水を供給
する場合に追い水用給水管38を介して水が供給される
よう、制御される。第4及び第5の実施の形態では、排
米後、洗米槽4内面に米が残留した場合に、その残留米
を洗い流せるという効果も奏する。
【0032】図9は第6の実施の形態を示し、前記第5
の実施の形態と同様、追い水用給水管38を設けたもの
である。この追い水用給水管38は洗米槽4の外側に配
管され、ノズル39は排米弁17の近傍に位置して設け
られている。そして、図例のように、このノズル39を
排米弁17に衝当させる場合は、ノズル39から勢いよ
く噴出させるのではなく、水の噴出する勢いを低下させ
て排米弁17に衝当させるようにする。また、前記ノズ
ル39から追い水を内釜内に直接投入させるようにして
もよい。
【0033】なお、本実施の形態では、本発明を自動炊
飯機に採用したものを例示したが、洗米槽の下方に内釜
が載置され、計量した米を洗米槽に投入するか又は本実
施の形態と同様貯米庫の米を自動的に計量して洗米槽に
投入し、洗米後、水加減をして前記内釜に投入するとい
う動作を自動的に行う自動洗米機に本発明の洗米装置を
採用してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、洗米槽4に投入される
洗米可能な米の量に水加減を加算した量が洗米槽4の容
量を越える場合に、排米後に、不足分の水加減のための
水を補給するようにすることによって、機械を大型化す
ることなく処理能力をアップさせることができる洗米装
置を提供できる。
【0035】また、洗米後、水加減をし、洗米槽4の下
端に設けた排米口16を、該排米口16を閉塞する排米
弁17を下降して開口させることによって排出するよう
にした洗米装置にあっては、不足分の水を供給する際
に、排米弁17が下降した状態にあることから、供給さ
れた水が排米弁17に当たって周囲に飛散するという問
題が生じるが、以下の手段を採ることによって、該問題
を解消することができる。 1.不足分の水を補給する際において、水の勢いを弱め
て供給する。 2.間欠的に給水することで水の勢いを弱める。 3.不足分の水を補給する際において、排米後、一旦、
排米弁17を上昇させて排米口16を閉じて不足分の水
を洗米槽4内に溜め、その後排米口16を開いて不足分
の水を排出するようにする。 4.不足分の水が排米弁17に当たって飛散するのを防
止する飛散防止部材37を設ける。 5.洗米槽4に給水する給水ノズル34を洗米槽4の内
面に指向させる。 6.不足分の水を供給するための給水管38を設け、こ
の給水管38のノズル39を、前記不足分の水が洗米槽
4内面を螺旋を描くように流下するように指向させる。 7.不足分の水を供給するための給水管38を設け、こ
の給水管38のノズル39を、排米弁17の近傍に配置
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動炊飯機の全体正面図である。
【図2】自動炊飯機の全体側面図である。
【図3】貯米部及び洗米部の正面断面図である。
【図4】貯米部及び洗米部の側面断面図である。
【図5】第2の実施の形態に係る洗米槽の正面断面図で
ある。
【図6】第3の実施の形態に係る洗米槽の正面断面図で
ある。
【図7】第4の実施の形態に係る洗米槽の正面断面図で
ある。
【図8】第5の実施の形態に係る洗米槽の正面断面図で
ある。
【図9】第6の実施の形態に係る洗米槽の正面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 自動炊飯機 4 洗米槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠松 清人 大阪府東大阪市水走2丁目2番27号 大和 精工株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量された米を洗米槽(4)に投入する
    と共に給水して洗米し、その後、水加減をして排出する
    ようにした洗米装置において、 洗米槽(4)に投入される洗米可能な米の量に水加減を
    加算した量が洗米槽(4)の容量を越える場合に、排米
    後に、不足分の水加減のための水を補給するようにした
    ことを特徴とする洗米装置。
  2. 【請求項2】 計量された米を洗米槽(4)に投入する
    と共に給水して洗米し、その後、水加減をし、洗米槽
    (4)の下端に設けた排米口(16)を、該排米口(1
    6)を閉塞する排米弁(17)を下降して開口させるこ
    とによって排出するようにした洗米装置において、 洗米槽(4)に投入される洗米可能な米の量に水加減を
    加算した量が洗米槽(4)の容量を越える場合に、排米
    後に、不足分の水加減のための水を補給するようにする
    と共に、その不足分の水を補給する際において、水の勢
    いを弱めて供給するようにしたことを特徴とする洗米装
    置。
  3. 【請求項3】 間欠的に給水することで水の勢いを弱め
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の洗米装
    置。
  4. 【請求項4】 計量された米を洗米槽(4)に投入する
    と共に給水して洗米し、その後、水加減をし、洗米槽
    (4)の下端に設けた排米口(16)を、該排米口(1
    6)を閉塞する排米弁(17)を下降して開口させるこ
    とによって排出するようにした洗米装置において、 洗米槽(4)に投入される洗米可能な米の量に水加減を
    加算した量が洗米槽(4)の容量を越える場合に、排米
    後に、不足分の水加減のための水を補給するようにする
    と共に、その不足分の水を補給する際において、排米
    後、一旦、排米弁(17)を上昇させて排米口(16)
    を閉じて不足分の水を洗米槽(4)内に溜め、その後排
    米口(16)を開いて不足分の水を排出するようにした
    ことを特徴とする洗米装置。
  5. 【請求項5】 計量された米を洗米槽(4)に投入する
    と共に給水して洗米し、その後、水加減をし、洗米槽
    (4)の下端に設けた排米口(16)を、該排米口(1
    6)を閉塞する排米弁(17)を下降して開口させるこ
    とによって排出するようにした洗米装置において、 洗米槽(4)に投入される洗米可能な米の量に水加減を
    加算した量が洗米槽(4)の容量を越える場合に、排米
    後に、不足分の水加減のための水を補給するようにする
    と共に、その不足分の水が排米弁(17)に当たって飛
    散するのを防止する飛散防止部材(37)を設けたこと
    を特徴とする洗米装置。
  6. 【請求項6】 計量された米を洗米槽(4)に投入する
    と共に給水して洗米し、その後、水加減をし、洗米槽
    (4)の下端に設けた排米口(16)を、該排米口(1
    6)を閉塞する排米弁(17)を下降して開口させるこ
    とによって排出するようにした洗米装置において、 洗米槽(4)に投入される洗米可能な米の量に水加減を
    加算した量が洗米槽(4)の容量を越える場合に、排米
    後に、不足分の水加減のための水を補給するようにする
    と共に、洗米槽(4)に給水する給水ノズル(34)を
    洗米槽(4)の内面に指向させたことを特徴とする洗米
    装置。
  7. 【請求項7】 計量された米を洗米槽(4)に投入する
    と共に給水して洗米し、その後、水加減をし、洗米槽
    (4)の下端に設けた排米口(16)を、該排米口(1
    6)を閉塞する排米弁(17)を下降して開口させるこ
    とによって排出するようにした洗米装置において、 洗米槽(4)に投入される洗米可能な米の量に水加減を
    加算した量が洗米槽(4)の容量を越える場合に、排米
    後に、不足分の水加減のための水を補給するようにする
    と共に、不足分の水を供給するための給水管(38)を
    設け、この給水管(38)のノズル(39)を、前記不
    足分の水が洗米槽(4)内面を螺旋を描くように流下す
    るように指向させたことを特徴とする洗米装置。
  8. 【請求項8】 計量された米を洗米槽(4)に投入する
    と共に給水して洗米し、その後、水加減をし、洗米槽
    (4)の下端に設けた排米口(16)を、該排米口(1
    6)を閉塞する排米弁(17)を下降して開口させるこ
    とによって排出するようにした洗米装置において、 洗米槽(4)に投入される洗米可能な米の量に水加減を
    加算した量が洗米槽(4)の容量を越える場合に、排米
    後に、不足分の水加減のための水を補給するようにする
    と共に、不足分の水を供給するための給水管(38)を
    設け、この給水管(38)のノズル(39)を、排米弁
    (17)の近傍に配置したことを特徴とする洗米装置。
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