JP2022102334A - 洗米装置 - Google Patents

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JP2022102334A JP2020217003A JP2020217003A JP2022102334A JP 2022102334 A JP2022102334 A JP 2022102334A JP 2020217003 A JP2020217003 A JP 2020217003A JP 2020217003 A JP2020217003 A JP 2020217003A JP 2022102334 A JP2022102334 A JP 2022102334A
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達哉 後田
Tatsuya Nochida
栄治 西野
Eiji Nishino
和彦 山本
Kazuhiko Yamamoto
英臣 川端
Hideomi Kawabata
佑介 小野寺
Yusuke Onodera
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Abstract

【課題】この発明は、簡易な手段で洗米タンクに気泡を供給して洗米等に寄与することを目的とする。【解決手段】洗米タンク(5)の下部から水を供給する下側給水管(53)と、洗米タンク(5)の上部から水を給水する上側給水管(48)を備え、上側給水管(48)と下側給水管(53)は、水源からの水が通過する主配水管(46)から分岐するものであって、主配水管(46)には水が通過するとマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置(81a)を設けたことを特徴とする洗米装置とする。【選択図】図15

Description

本発明は、炊飯前の洗米装置に関するものである。
洗米部と炊飯部を備えた洗米炊飯装置において、気泡を洗米タンク内に供給して洗米に寄与するエアコンプレッサを備える構成が公知である(特許文献1)。
特開2019-177355号公報
特許文献1によるとコンプレッサ等の駆動源が別途必要になる。
この発明は、簡易な手段で洗米タンクに気泡を供給して洗米等に寄与することを目的とする。
かかる発明が解決しようとする課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
洗米タンク(5)の下部から水を供給する下側給水管(53)と、洗米タンク(5)の上部から水を給水する上側給水管(48)を備え、上側給水管(48)と下側給水管(53)は、水源からの水が通過する主配水管(46)から分岐するものであって、主配水管(46)には水が通過するとマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置(81a)を設けたことを特徴とする洗米装置とする。
請求項2記載の発明は、
洗米タンク(5)において、米を洗米する洗米工程と、洗米工程後に洗米タンク(5)ないで米を浸漬する浸漬工程と、浸漬工程後に水加減水を供給する水加減処理工程を行うものであって、洗米工程は下側給水管(53)から水を供給し、浸漬工程は上側給水管(48)から水を供給し、水加減処理工程は下側給水管(53)から水を供給することを特徴とする請求項1記載の洗米装置とする。
請求項3記載の発明は、
マイクロバルブ発生装置(81a)は水道蛇口(80)と一体のマイクロバブル発生装置ユニット(81)に内装されるものであって、マイクロバブル発生装置ユニット(81)は主配水管(46)に対して着脱自在に構成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の洗米装置とする。
本発明により、特別にマイクロバブルを発生させるための操作をしなくても、洗米工程・浸漬工程で常にマイクロバブルが注入された水を供給されるため、洗米工程が良好になる。また、コンプレッサを必要としないため簡易な構成にすることができる。
また、洗米工程、浸漬工程、水加減処理工程それぞれ適切な水の供給を行うことができる。
また、主配水管への着脱が容易である。
本発明の実施の形態にかかる洗米炊飯装置の正面図である。 同洗米炊飯装置の側面図である。 同洗米炊飯装置の正断面図である。 同洗米炊飯装置の貯米タンクと洗米タンクの斜視から見た模式図である。 同貯米タンクと洗米タンクの平面から見た模式図である。 同洗米炊飯装置の計量部の側断面図である。 同洗米炊飯装置のドラムケースの断面図である。 同洗米炊飯装置の斜視図である。 同洗米炊飯装置の仕切り部材及び周辺配置機器の平面図である。 同洗米炊飯装置の仕切り部材及び周辺配置機器の斜視図である。 同洗米炊飯機の全体の制御フローチャートである。 (a)側面から見た同洗米炊飯装置の作用状態を示す模式図、(b)平面から見た作用状態を示す模式図である。 同洗米炊飯装置の炊飯釜蓋開閉アームの作動状況を示す正面図である。 (a)同洗米炊飯装置の炊飯蓋の平面図、(b)炊飯蓋の側面図である。 マイクロバブル発生装置ユニットを示す模式図である。 マイクロバブル発生装置ユニットの別実施例の模式図である。
本発明の実施の形態について、以下図面に基づいて詳細に説明する。
角筒材を縦横に枠組みする支持部材1は、下部にキャスタを備えた長方形状の台枠1aと、所定幅及び所定高さの左右支柱1b,1bと、左右支柱1b,1b間に支架した複数の横桟1c,1c…により構成されている。
上記横桟1cには各機材を装着すべく平板状の仕切り部材3を設け、その上部に貯米タンク4を設け、この貯米タンク4の下方には洗米タンク5を設け、洗米タンク5の下方には、間隔をおいて炊飯装置6を配置する。この炊飯装置6は炊飯釜7、釜加熱用ガス台8と引出式の架台9等から構成されている。図1における架台9引出側を前側、奥側を後側とする。
貯米タンク4は、断面方形状の上部の主タンク4aと、下部の漏斗状ホッパ部4bとからなり、このホッパ部4bの下端部に計量ドラムケース10が取り付けられている。該計量ドラムケース10内には、円筒状で切欠き部11を形成したドラム部11aと、前後の側壁部12a,12bとからなる計量ドラム13を設け、該前後の側壁部12a,12bを貫通すべく横軸14によって回転自在にドラムケース10に支持している。またこの軸14を直接連動すべくドラムケース10の後面側にモータ15を装着し、貯米タンク4から切欠き部11を介して計量ドラム13に一定量ずつ流下した米が充填され、回転によって切欠き部11位置が下方に反転してドラムケース10に形成した排出口16に至ると計量ドラム13から流下排出される構成である。
前記仕切り部材3には排出口16に対応する開口17を備え、上記計量ドラム13を所定回転数だけ回転させることで、所定量の米を貯米タンク4から洗米タンク5に繰り出すよう構成されている。又、その繰り出し回数をカウントする回転センサ(図示せず)の検出によって所定量を供給できる構成としている。
上記ドラムケース10と漏斗状ホッパ4bとは、一体的に構成され、上部の主タンク4aを取り外した後、このホッパ4bとドラムケース10との一体物は、仕切り部材3から外すことができるよう構成される。即ち、後方側は仕切り部材3に形成したフック状部18にドラムケース10の係合凸状部19を係脱可能とする係合部20を設け、前方側にはこれら仕切り部材3とドラムケース10との間に螺子で着脱固定自在の着脱係合ステー21を設け、螺子22を緩めてステー21を螺子部中心に回動することにより、ドラムケース10との係合を解く構成である。
ドラムケース10はその下端縁が仕切り部材3の長方形状の開口に嵌合すべく形成されるが、上記の係合ステー21の係合を外してその側を上方にやや持ち上げて上記下端縁の仕切り部材3からの嵌合を解き、前方から手前方向斜めに引き抜くことによって後方側の下端縁の嵌合を解きつつ係合部20の係合から解放できる。
前記貯米タンク2及び計量部は、外方をカバー部材23で覆う構成で、左右側壁及び後側壁は適宜前記仕切り部材3等に固定して設けられ、前側壁下半部23aは例えば正面視右側部を支点として開閉可能な扉形態に構成される。なお、前側壁上半部23bは左右側壁に連結されて着脱自在の形態に構成される。従って、前記貯米タンク2やドラムケース10の点検着脱はこの前側壁下半部23aを解放した状態で行える。なお、24は主タンク4aを上方から着脱自在に施蓋する方形の覆板である。
符号25は、漏斗状ホッパ部4bの一側(図例では前側)に設けた排米用の排出シャッタで、起立姿勢で排米を遮断し、軸支部回りに回動することによって傾斜案内シュート状になり内部の米を排出できる構成としている。
図7は計量ドラム13部の断面図を示し、漏斗状の下部ホッパ4bとドラムケース10との間に米を傾斜案内するガスケット26a,26bを斜設し、計量ドラム13外周とドラムケース10内周との間隔を米の浸入によってもこれを圧砕しない程度の隙間t(例えば約1mm)を有する構成としている。
前記計量ドラム13はモータ15によって一定方向イに回転、停止を繰り返すが、計量ドラム13の停止位置は図7にて示す位置としている。即ち、漏斗状ホッパ4bの側壁に加振手段66を回転後方側ガスケット26bの存在側近傍の傾斜壁に装着して内部の米流動の促進を図る構成とし、併せて計量ドラム13はその開口端縁が当該加振側ガスケット26bの回転後位にて停止し、他方の開口端縁は非加振側ガスケット26aの前位にて停止するようになして、上記加振手段66の振動によって入り込もうとする米を計量ドラム13でもって遮蔽する一方、非加振側では自然に計量ドラム13内に米を送り込むことにより供給量の精度を安定できる。
洗米タンク5は、図3に示すように、天井部に上記ドラムケース10から供給される米を案内する受け筒部31を備え、中間部に円筒状の胴部と、下部にホッパ状部を持つ構成である、洗米タンク3のホッパ状部の下方にジャケット部32を接続し、ホッパ状部とジャケット部32との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つ網状体からなるフィルタ33を設けている。
洗米タンク5の中心部には鉛直方向の回転軸34を設け、この回転軸34には棒状体を逆L型に折り曲げ成形した複数の攪拌棒35,35…を、これらの上側端部を軸34に溶接等によって取り付ける。回転軸34は洗米モータ36によりベベルギヤ機構37を介して回転され、回転によってタンク内の米と水とを撹拌すべく構成する。
上記回転軸34は中空軸であり、内側の軸38は外側の中空軸34の内部に上下摺動自在に遊嵌されていて、下方に延出する。この軸38の下端に着脱自在に円錐形状の排米弁39を設ける。該軸38の上端を排米弁駆動用モータ40で駆動するカム41、後記投下アーム等の連動機構により上下動させて、排米弁39の開閉制御がなされる構成である。排米弁39が開くと、洗米タンク5内の米は下方の炊飯装置6の内釜内に落下するよう構成する。
洗米タンク5への水の供給を行う主配水管46を設ける。そして、主配水管46から上側給水管48及び下側給水管53を分岐する。上側給水管48の途中部には、給水の有無を調節する上側給水弁47を経由すると共に、洗米タンク5の天井部の上部給水口49,49を経由する上側給水ルートを設ける。また、下側配水管53は、下側給水弁50を経由し、カバー部材23を貫通して洗米タンク5の側方に設ける給水ホース51a、下部給水口52からジャケット部32を経由する下側給水ルートを設ける。すなわち、水供給は2系統で行われる。なお各給水ルートにはそれぞれ流量センサ(図示せず)を備えている。
なお、給水ホース51aについては、図8や図10等の図面では図示を省略している。
前記ドラムケース10近傍で仕切り部材3をベースにして、主配水管46に通じる2本の上側給水管48,48を配設すると共に、仕切り部材3を貫通する下側給水管53設けている。
符号55は前記電動モータ15と連繋して排出口16を開閉動するシャッタで、モータ15がリンク機構56,57を介してシャッタ支軸58部に連結し、ドラム開口部が排出口16に一致するときシャッタ55開状態となるよう連動構成している。このため、常時シャッタ55は閉じ姿勢にあり、洗米タンク5における洗米途中での拡散水の飛散を防いで計量ドラム13内の水の浸入を防止している。
上側給水管48,48の配置される位置よりも左側にドラムケース10が位置し、右側には後記の排米弁39用モータ40及び撹拌棒35,35…駆動用洗米モータ36を配置している。
洗米タンク5の下部側方には排水箱60が設けられる。排水口61を有した排水箱60は、上端が洗米タンク5の上部側面に開口Wするオーバーフロー管62の下端部と、一端部が前記ジャケット部32に連通するジャケット部32の他端部とが接続されている。ジャケット部32からの排水は排水弁64の開閉で行われ、水位弁65で排水しながら洗米タンク5内の水位を調整する。
常時、排水箱60は排水弁64及び水位弁65で閉鎖されているが、洗米タンク5内の水を排水する場合には、ジャケット部32のフィルタ33から、排水弁64及び/または水位弁65、排水箱60及び排水口61を経て排水される。排水弁64及び水位弁65は適宜の開閉出力によって開閉する。また、洗米タンク3内上部には洗米タンク5内の水量を検出する水位センサ68を備えている。
ところで、前記オーバーフロー管62は、洗米タンク3の上端部付近に接続する水平管部62aとこの水平管部62aに接続する垂直管部62bとを有し、垂直管部62bの下端が前記排水箱60に連結されるものである。そして垂直管部62bの上端を上方に延長しこの延長管部62cは前記仕切り部材3を貫通する状態で、仕切り部材3の下面に設ける装着ホルダ69に適宜に固定支持されている。
前記カバー部材23内であって、貯米タンク4の下方と仕切り部材3との間の略閉鎖された空間部Aには前記した計量部10、各種駆動部、配管類等を収容するものであるが、水蒸気の籠りを防止するために通気性を確保している。すなわち、カバー部材23の一側壁に送風ファン70を配置し、装置の運転中に通電して駆動され、外部空気を空間部A内に供給できる構成としている。なお、空間部Aに入った空気は適宜に空間部Aを流通し後述の網目孔部等から機外に排気されるものである。したがって、炊飯中に立ち上る水蒸気を受けた空間部A内を外部空気の流通によって湿度低下が図れる。送風ファン70に対向する側のカバー部材23内面にはコントローラ71を配置しているが、このコントローラ71にも通気作用を与えることで湿気を除去できる。なお、コントローラ71の近傍、例えばコントローラ71の前部下方に延長管部62c上端開口をのぞませると適正な空気流れを生じてコントローラ71に作用した空気は効率的に延長管部62cに導入され得る。
ところで、前記のようにオーバーフロー管62の延長部62cが、仕切り部材3を貫通させることで、上端開口部が空間部Aにのぞむこととなり、送風ファン70からの通気がオーバーフロー管62を通して洗米タンク5内に供給されることとなる。つまり、オーバーフロー管62の延長管部62c上端から入った空気が、延長部62c、水平管部62aを経て洗米タンク5内に入るものとなる。したがって洗米タンク5内を乾燥させる効果がある。このように、空間部Aと洗米タンク5との間に、オーバーフロー管62の延長管部62cのような通気部Bを構成することで、送風ファン70による流通空気を洗米タンク5内に導入でき、洗米タンク5内を乾燥させることができる。
なお、通気部Bとしてオーバーフロー管62の延長管部62cを設ける構成とすると、空間部Aの塵埃が空気によって搬送されても、この塵埃はオーバーフロー管62の垂直管部62bを経て落下し排水箱60に至り、洗米タンク5内に入る恐れが少ない。
延長管部62c(通気部B)の上端部には通気網又はパンチングメタルからなる網状体73を装着して異物進入を防止してもよい。
前記カバー部材23と仕切り部材3等で囲われる空間部Aの底面下部には、空洞部Cを設けて、各種ハーネス(図示せず)を収容している。詳述すると、仕切り部材3は絞り形成して側壁を一体成形してなり、その下方に施蓋状に底板72を設け、空洞部Cとしている。なお、仕切り部材3の適所には空洞部Cに連通すべく通気網又はパンチングメタルからなる網状体74を装着している。この場合、延長管部62c(通気部B)の上端部の前記網状体73の目合いは、仕切り部材3の適所に配設する上記網状体74の目合いよりも小さなものとして、異物、特に微小サイズの昆虫類による空間部Aへの進入防止効果を高めている。
次いで、前記水位センサ68について説明する。水位センサ68は、洗米タンク5水量がオーバーフロー状態に達する直前乃至オーバーフロー状態に至っている水位であることを検出するために設けられ、所定水位に達することを検出する検出電極68a(水位検出部)を備えて水位の有無に基づく静電容量の変化を検出して当該所定水位に達したことを検知できる公知の構成である。そして水位センサ68を前記仕切り部材3に着脱自在に支持するものである。検出電極68aは支持するベース部材68bに連結固定される。すなわち前記仕切り部材3の上面においてカバー部材23の前記前側壁下半部23aに接近した箇所に位置してベース部材68bに連結固定されている。なお、水位センサ68のベース部材68bの固定は、左右2箇所に配設された回動ロック片75をそれぞれ蝶ボルト76で締結・弛緩する構成であり、蝶ボルト76の回動操作は手指で実施できるものとし所謂工具レスに設けている。ベース部材68bを取り外すと、仕切り部材3に形成した大型の開口部77を開放できる。したがって、作業員は、カバー部材23の前記前側壁下半部23aを開くことで、手前側に開口する開口部77を通して洗米タンク5内を目視できる。
水位センサ68の水位検出部として上記実施例では静電容量の有無を検出しうる電極形態としたが、所謂フロートの上昇に伴って電気的接点をON,OFFしうるフロート形態など種々の構成とすることができる。
前記洗米タンク5への水の供給は、洗米タンク5の天井部の上部給水口48を経由する上部給水ルートと、下部給水口51からジャケット部32を経由する下部給水ルートの2系統で行われる構成とし、下部給水管52は、図12(b)において、洗米タンク5内に旋回流が生じやすい配置としている。
そして、洗米タンク5での洗米作業時には、洗米タンク5内の回転軸34に設けられている大小の攪拌棒35,35…の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向が互いに逆方向となるように構成することが望ましい。
次に、炊飯装置の操作について説明する。
まず、図外コンピュータの制御部に、炊飯量、洗米時間(攪拌棒35の回転時間)、研米時間(攪拌棒35の回転時間)、洗米タンク乃至釜内での浸漬時間などの炊飯装置稼働に必要な条件を前記カバー部材23の前側壁下半部23aに配設した操作パネル(操作表示装置)80により設定するよう構成する。液晶表示画面81を備え、周囲のスイッチ群82操作の機能や操作手順等を表示案内しながら洗米炊飯に必要な上記条件を設定できる。
上例の作用について説明する。
電源スイッチをオンにし、操作パネル80の各操作に従って炊飯条件の設定を行ない、各種の炊飯条件を設定の後、スタートスイッチをオンすると、図11で示す炊飯フローのように運転開始される。
即ち、まず電源スイッチをオン(ステップ1)後、炊飯条件の設定入力を行い(ステップ2)、スタートスイッチ75を押すと(ステップ3)、ステップ4で貯米タンク4の米を計量ドラムで計量し、洗米タンク5に設定量の米を供給し、ステップ5で洗米する。
ステップ5の洗米工程は、水をたれ流しながら米を攪拌する糠抜き工程、一旦給水した後水切りして米を湿潤状態で攪拌する研米工程、所定水位で米を攪拌する荒ゆすぎ工程、水をタンクよりオーバーフローしながら攪拌する仕上げゆすぎ工程からなる。
上記ステップ5の洗米工程の次は、ステップ6の水加減処理工程に進む。
ステップ7では、洗米タンク5内の洗米済の米とステップ3の水加減の計量された水が、排米弁139の開閉により炊飯釜7に投下される。
ステップ8では、炊飯釜7内の米は規定時間にわたり水に浸漬される。規定時間経過後に、ステップ9で点火、ステップ10で炊飯、ステップ11で蒸らしを行い、ステップ12で炊き上り、所定の米飯ができあがる。
浸漬工程について図11は、炊飯釜7で行うことを記載しているが、洗米タンク5内で浸漬工程を行い、その後、水加減処理工程を経て炊飯釜7へ投下する構成でも良い。
尚、スタートスイッチをオンする前に、予約スイッチ操作によって予約画面を出力し、炊き上がり時刻等を予約設定することにより予定の時刻に炊きあげることができる。
また上記実施例では、水加減を洗米タンクの満量状態から水位弁65の開放によって順次減じながら所定水量を確保する形態としたが、この形態に限らず例えば、流量センサを設けて給水量を管理する構成でもよい。
前記送風ファン70は、スタートスイッチオン後、洗米炊飯運転中継続的に駆動するが、炊飯運転後も所定時間に亘り駆動するよう構成している。このように構成することで、炊飯運転終了後に洗米タンク5内を乾燥することができる。なお、炊飯運転後において、送風ファン70駆動時の排水弁64及び投下弁39の状態は、投下弁39は閉で排水弁64は開となるよう設定している。したがって、送風ファン70による送風空気は、延長管部62cから導入され、水平管部62aを通して洗米タンク5上部側に入る一方、垂直管部62b,排水箱60を通して洗米タンク5下部側に入ることとなって上部側のみからの空気供給に対して乾燥効率をアップできる。
本実施例の前記排水箱60は、洗米タンク5の側方(図1例では右側方)に設けることで、排水箱60のメンテナンスを行い易い。また、後述の釜蓋開閉アーム81が左右方向に移動し、蓋開姿勢においては排水箱60の直下方に位置するよう構成すると(図13)、洗米タンク5着脱時に邪魔にならない。
尚、炊飯釜7について、図14において、炊飯釜7は、容器31とその容器31の本体開口を塞いで中心部が高い中高形状の炊飯蓋32を着脱可能に備え、この炊飯蓋32には、中心部に供給孔32hを形成し、この供給孔32hを塞ぐように供給孔開閉手段としてのスライドシャッタ33Sを開閉可能に取付ける。
前記スライドシャッタ33Sは、水平左右方向の案内レール33a,33aにそってスライド自在に設けられ、前記供給孔32hを開くことで、洗米タンク5から落下する米や水加減水を炊飯釜31内に供給できる構成である。
なお、スライドシャッタ33Sは、前記釜蓋開閉アーム81が炊飯釜32の中央のノブ32cを係合し左右動制御によって供給孔32hを開閉でき、前記したように蓋開姿勢においては排水箱60の直下方に位置する構成である。
次に供給する水にマイクロバルブを含ませることで、洗米工程における洗米が良好になる構成について説明する。
図15に示すように、洗米タンク5の後方に位置する主配水管46の途中部にマイクロバブル発生装置81aを内装する管状のマイクロバルブ発生装置ユニット81を着脱自在に接続する。マイクロバブル発生装置ユニット81は水道蛇口80と一体に形成されており、マイクロバブル発生装置81aは水道蛇口80より下流側に設ける。
マイクロバブル発生装置ユニット81は、上端と下端部にそれぞれ着脱具81bを設けており、それぞれ主配水管46と着脱できる構成である。また、マイクロバブル発生装置ユニット81は、左右支柱1bの間で、且つ、横桟1cとカバー部材23の間に上下長手方向に配置する。図15では、便宜上、水道蛇口80を後ろ向きに記載しているが、斜め前方に向けることが操作上望ましい。マイクロバブル発生装置81aは支持具82で支持されており、工具により支持具とマイクロバルブ発生装置81aが着脱可能に構成している。
マイクロバブル発生装置81aは水が通過するとマイクロバブル(微小気泡)が水に入り込む公知の技術である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置81aを通過してマイクロバブルを含んだ水は上側給水ルートや下側給水ルートを通過して洗米タンク5内へ入り込む。
本実施の形態の洗米工程では、下側給水ルートから水を洗米タンク5内へ供給して攪拌棒35の回転作用で洗米される。これにより、水に含まれるマイクロバブルの作用で米表面に付着する糠やその他塵埃等の除去を促進することができる。研米工程やすすぎ工程も同様である。洗米工程後に洗米タンク5内で行う場合の浸漬工程では上側給水ルートから水を供給する。具体的には設定時間間隔(例えば3分間隔)で所定量の水を供給する。浸漬工程では撹拌棒35は停止状態である。このときにはマイクロバルブが洗米タンク5の内壁に作用しやすくなるため、米が洗米タンク5の内壁に付着し難くなり、水加減処理工程後に洗米タンク5内の米を炊飯釜7に投下した際、洗米タンク5内に残米が付着し難くすることができる。また、マイクロバブルが米と米の間に入り込むことで、米と米が離間しやすくなり浸漬作用が良好になる。
浸漬工程後の水加減処理工程については、下側給水ルートから水を供給する。浸漬工程と同様、洗米タンク5内に残米が付着しにくくすることができる。
図16は、マイクロバブル発生装置81aを下側給水管53の給水ホース51aに取り付けた別実施例である。この実施例によると洗米工程と水加減処理工程にマイクロバブルを供給できる。
3 仕切り部材
4 貯米タンク
5 洗米タンク
10 計量部
23 カバー部材
70 送風ファン
62 オーバーフロー管
A 空間部
B 通気部(延長管部62c)
C 空洞部
W 開口
71 コントローラ
73 網状体
74 網状体
80 水道蛇口
81 マイクロバブル発生装置ユニット
81a マイクロバブル発生装置

Claims (3)

  1. 洗米タンク(5)の下部から水を供給する下側給水管(53)と、洗米タンク(5)の上部から水を給水する上側給水管(48)を備え、上側給水管(48)と下側給水管(53)は、水源からの水が通過する主配水管(46)から分岐するものであって、主配水管(46)には水が通過するとマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置(81a)を設けたことを特徴とする洗米装置。
  2. 洗米タンク(5)において、米を洗米する洗米工程と、洗米工程後に洗米タンク(5)ないで米を浸漬する浸漬工程と、浸漬工程後に水加減水を供給する水加減処理工程を行うものであって、洗米工程は下側給水管(53)から水を供給し、浸漬工程は上側給水管(48)から水を供給し、水加減処理工程は下側給水管(53)から水を供給することを特徴とする請求項1記載の洗米装置。
  3. マイクロバルブ発生装置(81a)は水道蛇口(80)と一体のマイクロバブル発生装置ユニット(81)に内装されるものであって、マイクロバブル発生装置ユニット(81)は主配水管(46)に対して着脱自在に構成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の洗米装置。
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