JP2020198987A - 洗米装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗米装置における点検やメンテナンス性の向上を図る。【解決手段】洗米タンク5を鉛直仮想平面で分割し一方の分割半部5rと他方の分割半部5fとを横一方側のヒンジ91で連結すると共に、横他方側を着脱自在なタンク連結手段Cで連結する。タンク連結手段Cは、タンク連結・解除スイッチ95の操作によって係合ロック状態とロック解除状態に切り換える構成とし、洗米工程中はこのスイッチ95によるロック解除を規制する。【選択図】 図4
Description
本発明は、洗米タンク内で米の供給を受けて洗米し、洗米された米を洗米タンクの下部に設けた投下弁を開いて下方に待機する炊飯釜に投下する構成の洗米装置に関し、特に洗米タンクの分割構成に関する。
洗米タンクの側面に点検窓を設け、施蓋によって開閉する構成がある。(特許文献1)。
ところが、点検窓はタンク側壁の一部を矩形に切り取って構成されるものであるから、下方に溜まる残米等の除去作業を行い難い。
かかる課題を解決するために、請求項1記載の発明は、洗米タンク5を鉛直仮想平面で分割し一方の分割半部5rと他方の分割半部5fとを横一方側のヒンジ91で連結すると共に、横他方側を着脱自在なタンク連結手段Cで連結することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、タンク連結手段Cは、タンク連結・解除スイッチ95の操作によって係合ロック状態とロック解除状態に切り換える構成とし、洗米工程中はこのスイッチ95によるロック解除を規制する構成とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、洗米タンク5の下方に炊飯釜6を配置し、円筒状胴部とホッパ状円錐部に成形された洗米タンク5は、後方側分割半部5rと前方側分割半部5fに分割構成され、このうち前方側分割半部5fがヒンジ91回りに回動する構成とした。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記洗米タンク5を分割構成する後方側半部5r及び前方側半部5fは、各対向すべくタンク壁面に延長形成するフランジ部又はタンク壁面による端面部を有し、接合時合わせ面となる箇所にはパッキン94を配置した。
請求項1に記載の発明によると、洗米タンク5内全体を清掃し易い。
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、洗米工程中に分割半部5fが解放状態となる恐れがない。
請求項3に記載の発明によると、請求項1又は請求項2に記載の効果に加え、洗米タンク5の前方側分割半部5fがヒンジ91回りに回動して洗米タンク5の前方側を開放でき、清掃等を楽に行える。しかも、ヒンジ91回りに回動する際炊飯釜6があっても邪魔とならない。
請求項4に記載の発明によると、請求項3に記載の効果に加え、洗米タンク5の前方側分割半部5fをヒンジ91回りに回動して洗米タンク5の前方側を閉じるとき、パッキン94は接合部の押圧によって圧縮変形され、密閉性を確保できる。
以下、この発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
大量の米飯を供給する食堂等において使用される洗米炊飯装置の正面図を図1に、その側面図を図2に、また側面断面図を図3に示す。
コ型又は角筒材を縦横に枠組みする支持部材1は、下部にキャスタを備え、貯米タンクや洗米タンクなどを支持する構成である。
上記支持部材1には各機材を装着すべく平板状の仕切り部材3を設け、その上部に貯米タンク4を設け、この貯米タンク4の下方には洗米タンク5を設け、洗米タンク5の下方には、引き出し式の架台9を備え洗米を受ける炊飯釜6を配置できる構成である。
貯米タンク4下部の漏斗状ホッパ部の下部に、計量ドラムケース10を配置している。計量ドラムケース10内の計量ドラム13に貯米タンク4から一定量ずつ流下した米が充填され、回転によってこの計量ドラム13から流下排出される繰出バルブ駆動手段を構成している。
前記仕切り部材3には開口17を備え、所定量の米を貯米タンク4から洗米タンク5に繰り出すよう構成されている。
前記貯米タンク4及び計量部は、外方をカバー部材23で覆う構成であり、取り外して貯米タンク4やドラムケース10の点検が行える。なお、24は上方から着脱自在に施蓋する方形の覆板である。
図3に示すように、仕切り部材3に適宜に固定され前記ドラムケース10から供給される米を案内する受け筒部31を備え、この受け筒部31の下部開口を洗米タンク5にのぞませている。洗米タンク5は、円筒状の胴部とホッパ状円錐部を持つ構成でありホッパ状部の下方にジャケット部32を下部フランジを介して接続し、ホッパ状円錐部とジャケット部32との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つ網状体からなるフィルタ33を設けている。
洗米タンク5の中心部には鉛直方向の回転軸34を設け、この回転軸34には棒状体を逆L型に折り曲げ成形した複数の攪拌棒35,35・・・、これらの上側端部を軸34に溶接等によって取り付ける。回転軸34は洗米モータ36によりベベルギヤ機構37を介して回転され、回転によってタンク内の米と水とを撹拌すべく構成する。
上記回転軸34は中空軸であり、内側の軸38は外側の中空軸34の内部に上下摺動自在に遊嵌されていて、下方に延出するこの軸38の下端に着脱自在に円錐形状の投下弁39を設ける。該軸38の上端を投下弁駆動用モータ40で駆動するカム、投下アーム等からなる連動機構41により上下動させて、投下弁39の開閉制御がなされる構成である。投下弁39が下動してフィルタ33下縁やジャケット部32との密着状態から解放して弁開状態となり、洗米タンク5内の米は下方に待機する炊飯釜6中に落下するよう構成する。
上記投下弁39は、上記の軸38に下方側から嵌合し着脱自在に装着するものである。
前記洗米タンク5は、その上部フランジ部5aを仕切り部材3の下面に沿わせ、この仕切り部材3との間に設ける連結具90,90、例えば締結ボルトによって着脱可能に構成されている。
次いで、図4,図5に基づいて洗米タンク5の分割構成について説明する。図4に示すように、洗米タンク5は、鉛直仮想平面で前後に2分割、即ち後方側分割半部5rと前方側分割半部5fに分割される構成であり、このうち後方側分割半部5rは前述のように締結ボルト90,90によって仕切り部材3に連結固定される。そして後方側分割半部5rに対して、前方側分割半部5fの横一方側(図例では左側)を縦軸芯周りに回動可能なヒンジ91で連結し、他方側(同右側)を着脱自在なタンク連結手段Cで連結する構成である。
なお、ヒンジ91は上下鉛直線に沿わせる関係でタンクの上側の円筒状胴部に設けられる。そして、タンク連結手段Cとして、図例では、後方側半部5aのホルダ92aにスライド可能に保持されたフック92を図外電磁ソレノイドによって前進・後退する構成とし、ソレノイド励磁によって前進するフック92先端部がヒンジ91回りに回動して接合状態の前方側半部5bの係止部93に係合ロックでき、分割されたタンクの半部同士が接合して一体の容器状を呈する構成とされている。
前記ソレノイド励磁から消磁への切換えによって、フック92の係止部93へのロック状態を開放でき、前方側半部5fをヒンジ91回りに回動することによって、前面を大きく解放でき、洗米タンク5内に配設されている攪拌棒35,35・・・やタンク内壁の点検や洗浄を実施できる。
前記洗米タンク5を分割構成する後方側半部5r及び前方側半部5fは、各対向すべくタンク壁面に延長形成するフランジ部又はタンク壁面による端面部を有し、接合時合わせ面となる箇所にはパッキン94を配置するもので、パッキン94は当該フランジ部又は端面部の押圧によって圧縮変形され、接合時の密閉性を確保している。
上記実施例においては、洗米タンク5を前後に分割できる形態としたが、左右に分割するほか分割面の設定は任意に設計できる。なお、図例ではジャケット部32を連結する下部フランジ部5bをも分割構成としたが、下部フランジ5bはリング状としタンク部とは別体に設けて組み立てる構成としてもよい。
さらに、タンク連結手段Cはソレノイド型に限らず、手動式の所謂パッチン錠形態としてもよい。
洗米タンク5への水の供給は水道蛇口に連通する給水弁50、配水管51、下部給水口52からジャケット部32を経由する下側給水ルートで行われるもので、仕切り部材3を貫通する配水管51に下部給水口52を備えた給水管53を接続する構成である。なお給水ルートには流量センサを備えている。
洗米タンク5の下部後方には排水箱60が設けられる。排水口61を有した排水箱60は、上端が洗米タンク5の上部側面に開口する開口部62aに接続したオーバーフロー管62の下端部と、一端部が前記ジャケット部32に連通する2本のジャケット排水管63a,63bの他端部とが接続されている。これらジャケット排水管63a,63bからの排水は排水弁64の開閉で行われ、水位弁65で洗米タンク5内の水位を下げながら所定水量に調整する。
常時、排水箱60は排水弁64及び水位弁65で閉鎖されているが、洗米タンク5内の水を排水する場合には、ジャケット部32のフィルタ33から、ジャケット排水管63a,63b、排水弁64及び/または水位弁65、排水箱60及び排水口61を経て排水される。排水弁64及び水位弁65は適宜の開閉出力によって開閉する。また、洗米タンク3内上部には洗米タンク5内の水量を検出する電気接点付きフロートセンサ(図示せず)を備えている。
前記洗米タンク5への水の供給は、給水口51,給水管53からジャケット部32を経由する給水ルートで行われる構成とするが、給水ルートの給水管52に並列して、ポンプ66に連通して空気を噴出する空気噴出管67を配置し、下部給水ルートの水と並列して空気を併せてジャケット部32内に噴出する構成としており、下部給水管52、空気噴出管67は、それぞれ図10(b)において、ジャケット部32の中心より偏芯した位置に設けられ、空気と水が混合された旋回流が生じやすくしている。
さらに、洗米タンク5での洗米作業時には、洗米タンク5内の回転軸34に設けられている大小の攪拌棒35,35…の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管67からの空気噴出方向を互いに逆方向となるように構成している。すると、洗米タンク5内の特に底部近傍において、米は攪拌棒35,35…による撹拌と共に、空気の噴出により気泡が生じて気泡洗米状態となって、高い洗米効果を得ることができる。
図7には、操作パネル(操作表示装置)70を示している。この操作パネル70には、工程表示部72、予約スイッチ73、設定スイッチ群74、スタートスイッチ75、ヘルプスイッチ76等が配置され、下方には液晶表示画面77を備えている。上記工程表示部72には米の計量、洗米及び浸し(浸漬)からなる洗米タンク側工程、及び炊飯釜準備、浸漬、洗米完了の炊飯釜側工程を夫々表記し、現在どの工程を実行中であるかを各工程表示部に設けたLED78,78…を点灯して識別できるようにし、正常な運転状態では緑色、異常時に赤色の2色に発光するようにして、運転状態を容易に認識できるようにしている。
上記設定スイッチ群74は、上下左右に「UP(+)」「DOWN(−)」及び「送り」の各スイッチを配設してなり、詳細な設定方法は省略するが、主な洗米量設定、水加減調整、浸漬時間設定等を行なえる構成である。また、上記洗米タンク側工程の表記部近傍には投下スイッチ68、および炊飯釜側工程の表記部近傍には洗浄スイッチ69を配設している。このうち投下スイッチ68は、前記投下弁駆動モータ40を起動して前記投下弁39を下降させる構成である。オペレータは投下弁39やジャケット部32の分解によって清掃メンテを行うことができる。洗浄スイッチ69は、洗米タンク5が空の状態で内部洗浄する際にオンするスイッチである。
更に、操作パネル70にはタンク連結・解除スイッチ95を設ける。前記洗米タンク5の前方側半部5fを閉じてこのスイッチ95を押すと、前記タンク連結手段Cのソレノイドが励磁されフック92を係止部93に係合ロックする。更にこのスイッチ95を押すとソレノイドを消磁し、ロック解除する構成である。
次いで洗米タンク5の下方に構成する架台9へ炊飯釜6を載置する構成について説明する。架台9の左右側は、支持部材1の下部フレーム1dの内側に構成した図外ガイドレールによって前後に引出しまたは収納自在に構成される。架台9に載せる炊飯釜6を検知して洗米投下指令信号を許可する容器検知手段83を架台9の奥側であって横桟1cの略中央部に構成している(図1,図2)。
引き出された架台9に炊飯釜6を乗せて押し込むと、アクチュエータ88が炊飯釜6の後面に接当して回動させ、容器検知手段83の「スイッチ部材をオン状態とする(図2)。そして操作パネル70の各操作に従って洗米条件や浸漬条件の設定を行ない、スタートスイッチ75をオンすると、運転開始される。即ち、図8に示すステップ1でスタートスイッチ75を押すと、ステップ2で貯米タンク4の米を計量ドラムで計量し、洗米タンク5に設定量の米を供給し、ステップ3で洗米する。
ステップ3の洗米工程は、水をたれ流しながら米を攪拌する糠抜き工程、一旦給水した後水切りし米を湿潤状態で攪拌する研米工程、所定水位で米を攪拌する荒ゆすぎ工程、水をタンクよりオーバーフローしながら攪拌する仕上げゆすぎ工程からなる。荒ゆすぎ工程及び仕上げゆすぎ工程は米を水中で撹拌する狭義の洗米工程を意味する。
上記ステップ3の洗米工程中、操作パネル70のタンク連結・解除スイッチ95を押し操作しても、ロック解除を規制するよう構成する。このように構成すると、洗米中、不測のロック解除による洗米や洗水が漏出する隙間発生を防止する。
上記ステップ3の洗米工程の次は、ステップ4の水加減処理工程に進む。このステップ4では洗米タンク5内の米の量、米の質、気温、水温等に見合った水量をマイクロコンピュータが計算して、洗米タンク5に給水し、洗米タンク5の満水後に、水位弁65を算出された時間分「開」して水加減をする。
ステップ6では、洗米タンク5内の洗米済の米とステップ4の水加減の計量された水が、投下弁39の開閉により炊飯釜6に投下される。この投下弁39の開信号出力は、ステップ4の水加減が終わり、容器検知手段83のスイッチ部材がオンのとき(ステップ5)、立ち上がる構成である。
そして、前記の水加減処理工程(ステップ4)において水位弁65が「開」から「閉」に切り替わって水加減処理が完了すると同時に、コントローラからの出力により、洗米モータ36が駆動し始めて攪拌棒35を回転させると共に、ポンプ66が駆動し始めて空気噴出管67を介してジャケット部32内に空気を噴出する。従って、攪拌棒35の回転及びジャケット部32からの空気の噴出で水が洗米タンク5内で対流して米が攪拌され、更に水加減水中で気泡により米が拡散される。容器検出手段83による炊飯釜6の検出で投下弁39の開信号出力により投下工程が開始されると、洗米モータ36及びポンプ66が停止して攪拌棒35の回転及びジャケット部32からの空気の噴出が停止する。よって、攪拌棒35の回転及びジャケット部32からの空気の噴出は、投下弁39を開く直前になされ、また洗米タンク5内へ水加減処理による所定量の水が供給されてから投下弁39が開くまでの間になされる。洗米タンク5下部のジャケット部32から空気が噴出されるので、気泡が水中で上方へ向かって移動し、米を浮き上がらせることができると共に、米の投下口(排出口)となるジャケット部32に米が滞留することを防止し得る。
ところで、自動炊飯モードの実行により、投下工程が終了すると、炊飯釜6の下部に備えるガス台に自動着火され、炊飯釜6内で自動的に炊飯を開始する。
次いで、洗米タンク5の天井部の変形例について説明する。前記の実施例では、仕切り部材3によって洗米タンク5の天井部が形成されるが、図9に示すように、中央部がやや低い円錐形状の天井部96の構成とすると、天井部96下面に給水ホース97からの給水が放出されて付着しても中央部の回転軸34に集まってくるので天井部96に停滞し難い。なお、図9における給水は上部からの給水としている。洗米タンク5は上部の円筒固定部5uと下部側本体部5dとに分割構成されてパッチン錠98で着脱自在の構成としている。
また、図10に示す構成は、天井部100を傾斜状に設ける。このように構成することで、天井部100に飛散する水滴は傾斜下方に流れて付着停滞し難い。
次いで、貯米タンク4の改良構成について説明する。図11に示す構成は、貯米タンク4は平行リンク101で支持部材1に連結されていて、平行リンク101の支持部材1の上部に位置する正規作業中の装着状態(イ)から前方下位の米供給状態(ロ)へと姿勢を変更できるようになっている。そして、平行リンク101の回動支点の一に正逆転モータ102のようなアクチュエータを連動連結し、動力によって前記平行リンク101を回動する構成としている。なお、洗米タンク5及びその後方の排水箱60は装着状態のままであるが、排水箱60と排水パイプ103は分離して行えるよう構成している。上記平行リンク101の回動圏内にはストッパ104を備え、貯米タンク4の下方回動範囲を規制している。このように構成すると、新規に米を供給する場合に、貯米タンク4を低位置に待機させることとなって投入作業を容易化できる。
図12に示す洗米炊飯装置は、炊飯釜6を左右に備えた所謂2釜仕様である。左右の炊飯釜6L,6Rの上部フレームに、貯米タンク4と洗米タンク5を左右移動自在に構成し、左右の炊飯釜6L,6Rに対する洗米供給を行うことができるようになっている。また、操作パネル70は貯米タンク4のカバー部材23に設けるから貯米タンク4の移動と共に左右に位置を変更できるようになっていて、その設定操作は、下位に位置する炊飯釜6L又は6Rの設定に対応するよう構成している。
更に、貯米タンク4及び該タンク4下方部の計量部、攪拌棒駆動部等を覆うカバー部材23には通気孔と換気ファン105を備える。換気ファン105は、カバー部材23内部通気を促し、炊飯中に上昇する蒸気の浸入停滞による結露を防止するものである。図12に示す構成では、カバー部材23に左右両側面に通気孔を形成し対応する箇所に換気ファン105L,105Rを設ける。そして、換気ファン105L,105Rは貯米タンク4と洗米タンク5の左右いずれの位置にあるかによって、駆動・非駆動が決定される。すなわち、貯米タンク4と洗米タンク5が右側炊飯釜6Rの上部に位置するときは、右側の換気ファン105Rを駆動し、左側の換気ファン105Lは非駆動とする。これによって、左側炊飯釜6Lから立ち上る蒸気をカバー部材23内に取り込むことがない。なお、貯米タンク4と洗米タンク5が左側炊飯釜6Lの上部に移動しているときは、左側の換気ファン105Lを駆動し、右側の換気ファン105Rを非駆動とする。
上記の左右換気ファン105L,105Rを配置する構成において、炊飯完了後所定時間(例えば1時間)は両換気ファン105L,105Rを駆動することとし、換気性を向上できる。
5 洗米タンク
6 炊飯釜
5f 前側分割半部(他方の分割半部)
5r 後側分割半部(一方の分割半部)
91 ヒンジ
94 パッキン
95 タンク連結・解除スイッチ
C タンク連結手段
6 炊飯釜
5f 前側分割半部(他方の分割半部)
5r 後側分割半部(一方の分割半部)
91 ヒンジ
94 パッキン
95 タンク連結・解除スイッチ
C タンク連結手段
Claims (4)
- 洗米タンク(5)を鉛直仮想平面で分割し一方の分割半部(5r)と他方の分割半部(5f)とを横一方側のヒンジ(91)で連結すると共に、横他方側を着脱自在なタンク連結手段(C)で連結することを特徴とする洗米装置。
- 前記タンク連結手段(C)は、タンク連結・解除スイッチ(95)の操作によって係合ロック状態とロック解除状態に切り換える構成とし、洗米工程中はこのスイッチ(95)によるロック解除を規制する構成とした請求項1に記載の洗米装置。
- 前記洗米タンク(5)の下方に炊飯釜(6)を配置し、円筒状胴部とホッパ状円錐部に成形された洗米タンク(5)は、後方側分割半部(5r)と前方側分割半部(5f)に分割構成され、このうち前方側分割半部(5f)が前記ヒンジ(91)回りに回動する構成とした請求項1又は請求項2に記載の洗米装置。
- 前記洗米タンク(5)を分割構成する後方側半部(5r)及び前方側半部(5f)は、各対向すべくタンク壁面に延長形成するフランジ部又はタンク壁面による端面部を有し、接合時合わせ面となる箇所にはパッキン(94)を配置した請求項3に記載の洗米装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7484698B2 (ja) | 2020-12-23 | 2024-05-16 | 井関農機株式会社 | 洗米装置 |
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Legal Events
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