JP2020043947A - 洗米機 - Google Patents
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Abstract
【課題】少量の米に対して洗米を行う際に米が洗い過ぎの状態になることを的確に防止することが可能な洗米機を提供する。【解決手段】洗米機1は、倒立円錐台状の洗米容器2と、洗米容器2内に垂下された回転軸32の回転により回転する撹拌翼34を有する撹拌機構3と、を備え、洗米処理量の最大量の米Rを投入しても当該米Rが洗米容器2内に収まるように構成されており、撹拌翼34の回転により洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させて洗浄する。【選択図】図2
Description
本発明は、洗米機に関する。
従来から、レストランや寿司店、食堂、病院等の業務用厨房には洗米機が設置されている場合がある(例えば特許文献1等参照)。そして、従来は、洗米機で多量の米を洗浄し、炊飯して米飯を作りおきしておく場合があった。
このような洗米機では、洗米容器に投入された多量の米を撹拌翼で撹拌する際、米が自重によって上下方向に移動するように撹拌することで、米同士が擦り合わされて研がれることで洗米が行われていた(いわゆる圧密撹拌。後述する図3参照)。
このような洗米機では、洗米容器に投入された多量の米を撹拌翼で撹拌する際、米が自重によって上下方向に移動するように撹拌することで、米同士が擦り合わされて研がれることで洗米が行われていた(いわゆる圧密撹拌。後述する図3参照)。
そして、水分を吸収した米同士が糠等で互いに付着するため、十分に圧密撹拌ができない場合もあったため、例えば特許文献2に記載された洗米機では、圧密撹拌の際に、洗米容器の上側から洗浄水を給水するとともに、洗米容器の下側からも給水と気泡の噴射を行い、洗米容器内に上下方向に攪拌乱流を生じさせて効果的に圧密撹拌を行う技術が開示されている。
ところで、上記のように多量に洗米して炊飯して作りおきすると、洗浄した米を炊飯してから客等に提供されるまでの時間が長くなり、米飯の風味が損なわれる。そのため、米飯の風味を保つために、炊飯する米を少量化して、洗米、炊飯から提供までの時間を短縮することが要望されている。
しかしながら、上記のような多量の米を洗浄可能な洗米機で少量の米を洗米すると、いわゆる洗い過ぎの問題が生じる場合がある。
しかしながら、上記のような多量の米を洗浄可能な洗米機で少量の米を洗米すると、いわゆる洗い過ぎの問題が生じる場合がある。
すなわち、多量の米を洗浄可能な洗米機で少量の米を圧密撹拌して洗米すると、米が割れたり穴が開いたりしてしまい、洗い過ぎの状態の米が多く発生する。
米が洗い過ぎの状態になり割れたり穴が開いたりすると、米に含まれているデンプン等が溶け出してしまい、米飯の品質が低下する等の問題が生じてしまう。
米が洗い過ぎの状態になり割れたり穴が開いたりすると、米に含まれているデンプン等が溶け出してしまい、米飯の品質が低下する等の問題が生じてしまう。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、少量の米に対して洗米を行う際に米が洗い過ぎの状態になることを的確に防止することが可能な洗米機を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、洗米機において、
倒立円錐台状の洗米容器と、
前記洗米容器内に垂下された回転軸の回転により回転する撹拌翼を有する撹拌機構と、
を備え、
洗米処理量の最大量の米を投入しても当該米が前記洗米容器内に収まるように構成されており、
前記撹拌翼の回転により前記洗米容器内に収容された前記米を水平方向に旋回させて洗浄することを特徴とする。
倒立円錐台状の洗米容器と、
前記洗米容器内に垂下された回転軸の回転により回転する撹拌翼を有する撹拌機構と、
を備え、
洗米処理量の最大量の米を投入しても当該米が前記洗米容器内に収まるように構成されており、
前記撹拌翼の回転により前記洗米容器内に収容された前記米を水平方向に旋回させて洗浄することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の洗米機において、前記撹拌翼は、前記洗米容器内に洗米処理量の最大量の米を投入しても前記洗米容器内に収容された前記米に埋没しないように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の洗米機において、下側に前記洗米容器を取り付け可能な取付部の側面に、オーバーフロー用の開口部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の洗米機において、アーム部材を介して構造物に取り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の洗米機において、前記洗米容器は、取付部の下端に着脱可能に取り付けられるように構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の洗米機において、前記撹拌翼は、前記洗米容器内に収容された前記米を水平方向に旋回させる形状であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の洗米機において、前記撹拌翼の傾斜部分の角度が、前記洗米容器の内面の傾斜と略同角度とされていることを特徴とする。
本発明によれば、洗米機で少量の米に対して洗米を行う際に、米が洗い過ぎの状態になることを的確に防止することが可能となる。
以下、本発明に係る洗米機の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下では、各図の図中左側を前方や前側等と言い、図中右側(すなわち後述する壁W側)を後方や後側等と言う場合がある。
なお、以下では、各図の図中左側を前方や前側等と言い、図中右側(すなわち後述する壁W側)を後方や後側等と言う場合がある。
[洗米機の構成]
図1(A)は、本実施形態に係る洗米機の構成を表す側面図、図1(B)は従来の洗米機の構成例を表す側面図である。また、図2は、本実施形態に係る洗米機の構成を表す断面図である。
本実施形態では、洗米機1は、洗米処理量の最大量が例えば2kgとされており、図1(A)に示すように、洗米処理量の最大量が例えば6kgとされている従来の洗米機100(図1(B)参照)に比べて小型になっている。
本実施形態に係る洗米機1は、洗米容器2や撹拌機構3を備えている。以下、具体的に説明する。
図1(A)は、本実施形態に係る洗米機の構成を表す側面図、図1(B)は従来の洗米機の構成例を表す側面図である。また、図2は、本実施形態に係る洗米機の構成を表す断面図である。
本実施形態では、洗米機1は、洗米処理量の最大量が例えば2kgとされており、図1(A)に示すように、洗米処理量の最大量が例えば6kgとされている従来の洗米機100(図1(B)参照)に比べて小型になっている。
本実施形態に係る洗米機1は、洗米容器2や撹拌機構3を備えている。以下、具体的に説明する。
洗米容器2は、倒立円錐台状に形成されており、下方に向かうにつれて縮径する形状とされている。そして、洗米容器2の内部に米を洗浄するための空間が形成されており、また、洗米容器2の下端部に筐状の排出ジャケット8が設けられている。なお、排出ジャケット8等については後で説明する。
本実施形態では、洗米容器2は、その上端部が、スナップ錠4(パッチン錠等ともいう。)を介して上方に配置される略円筒状の取付部5の下端に着脱可能に取り付けられるようになっている。
本実施形態では、洗米容器2は、その上端部が、スナップ錠4(パッチン錠等ともいう。)を介して上方に配置される略円筒状の取付部5の下端に着脱可能に取り付けられるようになっている。
取付部5の上端は開口部とされており、その前側が米の投入口51とされている。
そして、投入口51の上側には、投入口51を被覆するように蓋6が設けられている。蓋6は、その後側を軸として上下方向に回動自在とされており、上側に開放することができるようになっている。
なお、取付部5の後方側面には、オーバーフロー用の開口部52や係合部材9が設けられているが、これらについては後で説明する。
そして、投入口51の上側には、投入口51を被覆するように蓋6が設けられている。蓋6は、その後側を軸として上下方向に回動自在とされており、上側に開放することができるようになっている。
なお、取付部5の後方側面には、オーバーフロー用の開口部52や係合部材9が設けられているが、これらについては後で説明する。
また、取付部5の上端部の奥側には、天板7を介して撹拌機構3のカバー31が取り付けられている。
すなわち、本実施形態では、天板7の下側に取付部5が取り付けられ、天板7の上側に撹拌機構3のカバー31が取り付けられている。なお、図示を省略するが、天板7の下面には、洗米容器2内に投入された米に洗浄水を噴射する等して給水するための噴射ノズルやシャワーノズル等が設けられている。
すなわち、本実施形態では、天板7の下側に取付部5が取り付けられ、天板7の上側に撹拌機構3のカバー31が取り付けられている。なお、図示を省略するが、天板7の下面には、洗米容器2内に投入された米に洗浄水を噴射する等して給水するための噴射ノズルやシャワーノズル等が設けられている。
また、回転軸32が撹拌機構3のカバー31内から天板7を貫通して洗米容器2内に垂下されており、回転軸32は、カバー31内に設けられた撹拌用のモータ33の駆動により上下方向に延びる軸周りに回転することができるようになっている。
そして、回転軸32には、所定本数(例えば4本)のロッド状の撹拌翼34が固定されており、撹拌翼34は、回転軸32の軸周りの回転に伴って撹拌容器2内で水平方向に回転するようになっている。
そして、回転軸32には、所定本数(例えば4本)のロッド状の撹拌翼34が固定されており、撹拌翼34は、回転軸32の軸周りの回転に伴って撹拌容器2内で水平方向に回転するようになっている。
具体的には、撹拌翼34は、回転軸32からその半径方向外側に延出され、途中から下方に屈曲され、それがさらに内側に屈曲されて形成されている。なお、撹拌翼34の最下部の傾斜部分34Aの長さを、図2に示すように各撹拌翼34で異なる長さとしてもよく、あるいは各撹拌翼34で同じ長さとすることも可能である。
そして、本実施形態では、撹拌翼34の傾斜部分34Aの角度(例えば水平面とのなす仰角)が、洗米容器2の内面21の傾斜と略同角度とされている。
そして、本実施形態では、撹拌翼34の傾斜部分34Aの角度(例えば水平面とのなす仰角)が、洗米容器2の内面21の傾斜と略同角度とされている。
一方、本実施形態では、回転軸32は筒状に形成されており、回転軸32にロッド35が挿通されている。
ロッド35は、撹拌機構3のカバー31内から撹拌容器2内を通りその下方の排出ジャケット8まで上下方向に延設されており、カバー31内に設けられた開閉用のモータ36の駆動によって上下動されるようになっている。
ロッド35は、撹拌機構3のカバー31内から撹拌容器2内を通りその下方の排出ジャケット8まで上下方向に延設されており、カバー31内に設けられた開閉用のモータ36の駆動によって上下動されるようになっている。
また、ロッド35の下端には、円錐状の開閉弁37が取り付けられている。また、排出ジャケット8の底部には、後述する洗米後の米と炊飯用水を排出する排出口81が円形状(正確には開閉弁37と嵌合可能な形状)に設けられている。
そして、モータ36が駆動してロッド35が引き上げられると開閉弁37も引き上げられ、開閉弁37が排出口81に嵌ることで排出口81が閉鎖される(図2参照)。また、逆にロッド35が押し下げられると開閉弁37も押し下げられ、開閉弁37が排出口81から外れることで排出口81が開放されるようになっている。
そして、モータ36が駆動してロッド35が引き上げられると開閉弁37も引き上げられ、開閉弁37が排出口81に嵌ることで排出口81が閉鎖される(図2参照)。また、逆にロッド35が押し下げられると開閉弁37も押し下げられ、開閉弁37が排出口81から外れることで排出口81が開放されるようになっている。
なお、本実施形態では、このようにロッド35の下端に開閉弁37が取り付けられており、その状態のままでは、スナップ錠4(図1(A)参照)を外して撹拌容器2を取付部5から取り外そうとしても開閉弁37が邪魔になって取り外すことができない。
そのため、本実施形態では、開閉弁37はロッド35に螺着して取り付けられるようになっており、ロッド35から開閉弁37を取り外した後、スナップ錠4を外すことで、取付部5から撹拌容器2を容易に取り外すことができるようになっている。なお、これとは逆の操作を行うことで、撹拌容器2を取付部5に取り付け、開閉弁37をロッド35に取り付けることができる。
そのため、本実施形態では、開閉弁37はロッド35に螺着して取り付けられるようになっており、ロッド35から開閉弁37を取り外した後、スナップ錠4を外すことで、取付部5から撹拌容器2を容易に取り外すことができるようになっている。なお、これとは逆の操作を行うことで、撹拌容器2を取付部5に取り付け、開閉弁37をロッド35に取り付けることができる。
そして、本実施形態では、このように洗米容器2がスナップ錠4を介して取付部5の下端に着脱可能に取り付けられるように構成されているため、取付部5から洗米容器2を容易に取り外すことが可能となるとともに、洗米容器2を取り外してその内部を容易に洗浄することが可能となり、洗米容器2の内部の洗浄を容易に行うことが可能となる。
その際、図1(A)に示したように、本実施形態に係る洗米機1は従来の洗米機100(図1(B)参照)に比べて小型になっており、洗米容器2もより軽量になっているため、洗米容器2を片手で持って容易に洗浄することができるようになっている。
その際、図1(A)に示したように、本実施形態に係る洗米機1は従来の洗米機100(図1(B)参照)に比べて小型になっており、洗米容器2もより軽量になっているため、洗米容器2を片手で持って容易に洗浄することができるようになっている。
図2に示すように、本実施形態では、排出ジャケット8には、その水平方向に排水管82を介して排水箱83が取り付けられている。
また、排水箱83にはホースHが取り付けられており(図1(A)参照)、後述するように洗米容器2内の米Rを洗浄した後に排水箱83に流れ出してきた洗浄汚水を、ホースHを通して排水することができるようになっている。
また、排水箱83にはホースHが取り付けられており(図1(A)参照)、後述するように洗米容器2内の米Rを洗浄した後に排水箱83に流れ出してきた洗浄汚水を、ホースHを通して排水することができるようになっている。
次に、上記のような構成を有する洗米機1における本発明に特有の構成について、その作用効果も含めて説明する。
本発明に係る洗米機1では、洗米処理量の最大量(例えば2kg)の米Rを投入しても、図2に一点鎖線で示すように、米Rが倒立円錐台状の洗米容器2内に収まるようになっている。
本発明に係る洗米機1では、洗米処理量の最大量(例えば2kg)の米Rを投入しても、図2に一点鎖線で示すように、米Rが倒立円錐台状の洗米容器2内に収まるようになっている。
図3に示すように、多量の米を研ぐ従来の洗米機100に、例えば洗米処理量の最大量の米Rを投入すると、米Rは洗米容器101内だけでなく、洗米容器101の上方に連続して設けられた円筒部102の部分にまで入り込む。
そして、この状態では、円筒部102内の米Rの全重量が下方の洗米容器101内の米Rにかかっている。
そして、この状態では、円筒部102内の米Rの全重量が下方の洗米容器101内の米Rにかかっている。
そして、この状態で洗浄水を給水して米Rを撹拌翼103で撹拌すると、撹拌による遠心力等によって洗米容器101の部分の米Rが動く。すると、その部分に上方の円筒部102から米Rが自重によって落ち込んでくる。
従来の洗米機100では、このような米Rの動きが連続して生じる。そのため、洗米容器101や円筒部102内で、米Rは、撹拌翼103の回転によって水平方向に旋回するだけでなく、自重によって上下方向(図3中の矢印参照)にも移動しながら撹拌(すなわち圧密撹拌)される。そして、この圧密撹拌の作用によって米Rが研がれていた。
従来の洗米機100では、このような米Rの動きが連続して生じる。そのため、洗米容器101や円筒部102内で、米Rは、撹拌翼103の回転によって水平方向に旋回するだけでなく、自重によって上下方向(図3中の矢印参照)にも移動しながら撹拌(すなわち圧密撹拌)される。そして、この圧密撹拌の作用によって米Rが研がれていた。
それに対し、本発明に係る洗米機1では、上記のように、洗米処理量の最大量の米Rを投入しても、米Rが倒立円錐台状の洗米容器2内に収まる(図2参照)。そのため、本発明の洗米機1では、従来の洗米機100における円筒部102(図3参照)が設けられておらず、洗米容器2内に収容された米Rに、その上方から力(重さ)が加わることはない。
そのため、この状態の米Rに洗浄水を給水して撹拌翼34を回転させて撹拌して洗米容器2内で米Rが動いても、そこに上方から米Rが落ち込んでくることはない。
そのため、この状態の米Rに洗浄水を給水して撹拌翼34を回転させて撹拌して洗米容器2内で米Rが動いても、そこに上方から米Rが落ち込んでくることはない。
そのため、本発明では、洗米容器2内に収容された米Rは、図4に示すように、撹拌翼34の回転によって水平方向(図4中の矢印参照)に旋回するだけであり、従来の洗米機100のように上下方向に移動することはない。
あるいは、撹拌翼34の回転によって米Rが上下方向に多少移動するとしても、従来の洗米機100のように米Rを自重によって上下方向に積極的に移動させて米R同士を擦り合わせて米Rを研ぐような作用(すなわち圧密撹拌の作用)は生じない。
あるいは、撹拌翼34の回転によって米Rが上下方向に多少移動するとしても、従来の洗米機100のように米Rを自重によって上下方向に積極的に移動させて米R同士を擦り合わせて米Rを研ぐような作用(すなわち圧密撹拌の作用)は生じない。
このように、本発明に係る洗米機1では、従来の洗米機100のような圧密撹拌は生じず、図4に示すように、撹拌翼34の回転により洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させて洗浄するようになっている。
すなわち、本発明に係る洗米機1では、洗米容器2内に収容された米Rを研ぐのではなく、すすぐ(すなわち米Rの表面に付いた汚れを洗い落す)ようにして洗米するようになっている。
すなわち、本発明に係る洗米機1では、洗米容器2内に収容された米Rを研ぐのではなく、すすぐ(すなわち米Rの表面に付いた汚れを洗い落す)ようにして洗米するようになっている。
そのため、従来の洗米機100で少量の米Rの洗米を行うと、上記のような圧密撹拌により米R同士が激しく擦り合わされて洗い過ぎが生じ、米Rが割れたり穴が開いたりした。
それに対し、本発明に係る洗米機1では、上記のように撹拌翼34の回転により洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させてすすぐように洗米する。そのため、少量の米Rに対して洗米を行う際に、米Rが洗い過ぎの状態になることを的確に防止することが可能となる。
それに対し、本発明に係る洗米機1では、上記のように撹拌翼34の回転により洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させてすすぐように洗米する。そのため、少量の米Rに対して洗米を行う際に、米Rが洗い過ぎの状態になることを的確に防止することが可能となる。
なお、発明者らの研究では、洗米機1の撹拌翼34を、洗米容器2内に洗米処理量の最大量の米を投入した場合でも、洗米容器2内に収容された米Rに埋没しないように構成すること、すなわち撹拌翼34の上側部分(回転軸32への取り付け部分を含む部分)が洗米容器2内に収容された米Rの上方に出る状態になるように構成することが望ましいことが分かっている。
このように構成すると、撹拌翼34が洗米容器2内の米Rの中に埋没してしまう場合に比べて、上記のように撹拌翼34の回転によって洗米容器2内の米Rを水平方向に旋回させてすすぐように洗米する状態(図4参照)が形成されやすくなり、米Rを水平方向に旋回させることで得られる上記の有益な作用効果がより向上する。
このように構成すると、撹拌翼34が洗米容器2内の米Rの中に埋没してしまう場合に比べて、上記のように撹拌翼34の回転によって洗米容器2内の米Rを水平方向に旋回させてすすぐように洗米する状態(図4参照)が形成されやすくなり、米Rを水平方向に旋回させることで得られる上記の有益な作用効果がより向上する。
また、従来の洗米機100では、上記のように圧密撹拌を行うため、水分を吸収した米同士が糠等で互いに付着しやすい。そのため、撹拌翼34を例えば7本設けるなど撹拌翼34の本数が多くなるように形成されていた。
それに対し、本実施形態では、洗米機1の撹拌翼34は例えば4本とされ、従来の洗米機100よりも撹拌翼の本数が少なくなっている。このように、本実施形態に係る洗米機1では、撹拌翼34の本数を従来の洗米機100における撹拌翼の本数よりも少なくすることによっても、米Rの洗い過ぎの防止が図られるようになっている。
それに対し、本実施形態では、洗米機1の撹拌翼34は例えば4本とされ、従来の洗米機100よりも撹拌翼の本数が少なくなっている。このように、本実施形態に係る洗米機1では、撹拌翼34の本数を従来の洗米機100における撹拌翼の本数よりも少なくすることによっても、米Rの洗い過ぎの防止が図られるようになっている。
以上のように、本発明に係る洗米機1によれば、圧密撹拌を生じさせずに、撹拌翼34の回転により洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させてすすぐように洗米することが可能となる。
そのため、米Rが洗い過ぎの状態になることを的確に防止することが可能となり、米Rが割れたり穴が開いてしまうことがないため、米に含まれているデンプン等が溶け出して米飯の品質が低下する等の問題が生じることを確実に回避することが可能となる。
そのため、米Rが洗い過ぎの状態になることを的確に防止することが可能となり、米Rが割れたり穴が開いてしまうことがないため、米に含まれているデンプン等が溶け出して米飯の品質が低下する等の問題が生じることを確実に回避することが可能となる。
次に、本実施形態に係る洗米機1で実現される種々の機能や作用効果等について説明する。
[米を均等に洗米できることについて]
本実施形態に係る洗米機1では、上記のように、圧密撹拌を生じさせずに、洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させて洗米する。
そのため、例えば洗米容器2内には米Rが他の部位よりも洗米されやすいような特定の部位(上側あるいは下側、中央部あるいは周辺部等)は存在せず、洗米容器2内で米Rが均等に洗米される。すなわち全ての米Rが同じ条件で撹拌されて均等に洗米される。
本実施形態に係る洗米機1では、上記のように、圧密撹拌を生じさせずに、洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させて洗米する。
そのため、例えば洗米容器2内には米Rが他の部位よりも洗米されやすいような特定の部位(上側あるいは下側、中央部あるいは周辺部等)は存在せず、洗米容器2内で米Rが均等に洗米される。すなわち全ての米Rが同じ条件で撹拌されて均等に洗米される。
そして、洗米の際に米Rは洗浄水を吸収するが(いわゆる初期吸水)、本実施形態に係る洗米機1を用いれば、上記のように洗米容器2内で全ての米Rが均等に洗米されるため、その初期吸水における米Rの吸水性を均一にすることができる。そして、このように洗米された米Rを炊くと、炊き上がりの状態が均一になる。
そのため、本実施形態に係る洗米機1は、洗米した米Rが炊き上がりの良い米になるといった有益な機能や作用効果をも有している。
そのため、本実施形態に係る洗米機1は、洗米した米Rが炊き上がりの良い米になるといった有益な機能や作用効果をも有している。
その際、前述したように、撹拌翼34の傾斜部分34Aの角度が洗米容器2の内面21の傾斜と略同角度とされていれば(図2参照)、撹拌翼34の傾斜部分34Aが、それと洗米容器2の内面21との間にある米Rに及ぼす作用が傾斜部分34Aの全般にわたって均一になる。
そのため、洗米容器2内で全ての米Rをより均等に洗米することが可能となり、上記の有益な機能や作用効果をより的確に発揮することが可能となる。
そのため、洗米容器2内で全ての米Rをより均等に洗米することが可能となり、上記の有益な機能や作用効果をより的確に発揮することが可能となる。
[撹拌翼の形状について]
また、図2等では、撹拌翼34として、ロッドを屈曲させた形状の撹拌翼を示したが、撹拌翼34の形状はこれに限定されず、洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させることができる形状であればどのような形状であってもよい。
具体的には、例えば、撹拌翼34を、図5(A)に示すようにプロペラ状の形状に形成したり、竹とんぼの回転翼状の形状に形成することも可能である。
また、撹拌翼34を、例えば図5(B)に示すようにH型の形状に形成することも可能であり、撹拌翼34を種々の形状とすることが可能である。
また、図2等では、撹拌翼34として、ロッドを屈曲させた形状の撹拌翼を示したが、撹拌翼34の形状はこれに限定されず、洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させることができる形状であればどのような形状であってもよい。
具体的には、例えば、撹拌翼34を、図5(A)に示すようにプロペラ状の形状に形成したり、竹とんぼの回転翼状の形状に形成することも可能である。
また、撹拌翼34を、例えば図5(B)に示すようにH型の形状に形成することも可能であり、撹拌翼34を種々の形状とすることが可能である。
さらに、図5(C)に示すように、撹拌翼34を上下方向に多段型とすることも可能である。なお、図5(C)では、図5(A)のプロペラ状の撹拌翼34を上下方向に並べた形状に形成した場合を示したが、例えば図5(B)に示したH型の撹拌翼34を上下方向に並べた形状とすることも可能である。
そして、撹拌翼34を上記のような形状にしても、撹拌翼34の回転によって洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させることができれば、前述したように洗米容器2内の米Rをすすぐように洗米することが可能となる。
そして、撹拌翼34を上記のような形状にしても、撹拌翼34の回転によって洗米容器2内に収容された米Rを水平方向に旋回させることができれば、前述したように洗米容器2内の米Rをすすぐように洗米することが可能となる。
[オーバーフロー用の開口部について]
また、本実施形態に係る洗米機1では、前述したように、下側に洗米容器2を取り付け可能な取付部5の後方側面に、オーバーフロー用の開口部52が設けられている(図2参照)。
以下、この点について説明する。
また、本実施形態に係る洗米機1では、前述したように、下側に洗米容器2を取り付け可能な取付部5の後方側面に、オーバーフロー用の開口部52が設けられている(図2参照)。
以下、この点について説明する。
従来の洗米機100では、洗米容器101や円筒部102に投入し洗浄水を給水した米Rを圧密撹拌するため、米Rの表面から研ぎ落された糠等が洗浄水の水面に浮上し、洗浄水の水面が泡立つ。投入される米Rが多量であるため、糠等も多量に発生する。
そして、そのような状態の洗浄水を洗米容器101の下端の排水口から排水すると、せっかく研ぎ落した糠等が米Rに付着してしまう。
そして、そのような状態の洗浄水を洗米容器101の下端の排水口から排水すると、せっかく研ぎ落した糠等が米Rに付着してしまう。
そのため、従来の洗米機100では、図1(B)に示すように、円筒部102の側面上側にホース104が取り付けられていた。そして、洗米が終了すると、洗米容器101や円筒部102にさらに洗浄水を給水し、糠等を洗浄汚水の上澄みとともにホース104を通して排水箱105に流す。このようにして、糠等を、洗米容器101や円筒部102内の洗米された米Rに触れないようにして排水箱105に移す。
また、排出ジャケット106を介して残りの洗浄汚水を排水箱105に流し、排水箱105で糠等を含む洗浄汚水と合流させてホースHを通して下水に排水していた。
また、排出ジャケット106を介して残りの洗浄汚水を排水箱105に流し、排水箱105で糠等を含む洗浄汚水と合流させてホースHを通して下水に排水していた。
一方、本実施形態に係る洗米機1では、上記のように、洗米容器2に投入された米Rに対して圧密撹拌を行わず、すすぐように洗米するため、洗浄水に糠等が研ぎ落されることはない。なお、精米技術の向上により、洗米される米Rは既に糠が研ぎ落されており、洗米の段階で米Rを研ぐ必要がない状態になっている場合が多い。
また、本実施形態に係る洗米機1では、そもそも洗米容器2に投入される米Rの量(洗米処理量の最大量)が少量であるため、仮に洗浄水中に糠が研ぎ落されるとしてもその量は微量である。
また、本実施形態に係る洗米機1では、そもそも洗米容器2に投入される米Rの量(洗米処理量の最大量)が少量であるため、仮に洗浄水中に糠が研ぎ落されるとしてもその量は微量である。
そのため、実際上、洗浄水の水面に糠等が浮き上がることはほとんどない状態になるため、本実施形態では、糠等を排水箱83(図2参照)に流すためのホースは設けられていない。
なお、米Rの表面に付着していた汚れは洗米時に洗浄水中に洗い落とされるが、その量は僅かであり、洗浄汚水を排水ジャケット8側から排出する際に、米Rに付着することなく洗浄汚水とともに排出される。
なお、米Rの表面に付着していた汚れは洗米時に洗浄水中に洗い落とされるが、その量は僅かであり、洗浄汚水を排水ジャケット8側から排出する際に、米Rに付着することなく洗浄汚水とともに排出される。
しかし、例えば洗浄汚水を排出ジャケット8側から排出することができなくなる等して洗米容器2内で洗浄水や洗浄汚水の水位が異常に上昇した場合に、オーバーフローする洗浄水や洗浄汚水を安全に洗米容器2外に排出する必要がある。
そのため、本実施形態では、図2に示したように、洗米容器2を取り付け可能な取付部5の側面に、オーバーフロー用の開口部52が設けられており、オーバーフローが生じた場合には、図6に示すように、開口部52から洗浄水や洗浄汚水を排出させるようになっている(図6中の矢印参照)。
そのため、本実施形態では、図2に示したように、洗米容器2を取り付け可能な取付部5の側面に、オーバーフロー用の開口部52が設けられており、オーバーフローが生じた場合には、図6に示すように、開口部52から洗浄水や洗浄汚水を排出させるようになっている(図6中の矢印参照)。
このように、本実施形態では、オーバーフロー用の開口部52はあくまで非常用のものであり、洗米が正常に行われる場合は、開口部52から洗浄水や洗浄汚水が排出されることはない。
なお、オーバーフロー用の開口部52を、取付部5の前方側面に設けることも可能であるが、排水された洗浄水等が洗米機1の前方にいるユーザにかかる可能性がある。そのため、ユーザがいる可能性が低い後側、すなわち取付部5の後方側面に開口部52を設けることが望ましい。
なお、オーバーフロー用の開口部52を、取付部5の前方側面に設けることも可能であるが、排水された洗浄水等が洗米機1の前方にいるユーザにかかる可能性がある。そのため、ユーザがいる可能性が低い後側、すなわち取付部5の後方側面に開口部52を設けることが望ましい。
[洗米機1における洗米の手順について]
ここで、本実施形態に係る洗米機1における洗米の手順について説明する。
洗米容器2内に米Rが投入されると、投入された米Rの量に対応する洗浄水が給水され、撹拌翼34で米Rが撹拌されて洗米される。そして、開閉弁37で排出口81を閉じた状態のまま洗浄汚水を洗米容器2から排出ジャケット8を介して排水箱83に流し、ホースHを通して排水する。
その際、前述したように、洗浄汚水等が取付部5に設けられた開口部52から排出されることはない。
ここで、本実施形態に係る洗米機1における洗米の手順について説明する。
洗米容器2内に米Rが投入されると、投入された米Rの量に対応する洗浄水が給水され、撹拌翼34で米Rが撹拌されて洗米される。そして、開閉弁37で排出口81を閉じた状態のまま洗浄汚水を洗米容器2から排出ジャケット8を介して排水箱83に流し、ホースHを通して排水する。
その際、前述したように、洗浄汚水等が取付部5に設けられた開口部52から排出されることはない。
そして、開閉弁37を下降させて排出口81を開き、洗米容器2内に残っている洗米された米Rに所定量の炊飯用水を給水して、米Rと炊飯用水とを排出口81を介して下方の内釜A(図1(A)参照)に排出する。
その際、洗米容器2内の米Rに対して所定量の炊飯用水を数回に分けて吹き付けることで、洗米容器2の内面21に付着している米Rを洗い流すようにして排出するようになっている。
その際、洗米容器2内の米Rに対して所定量の炊飯用水を数回に分けて吹き付けることで、洗米容器2の内面21に付着している米Rを洗い流すようにして排出するようになっている。
[壁等に近づけることができることについて]
ところで、多量の米Rを炊く場合、炊飯器の内釜Aは径が大きなものになるが、本実施形態に係る洗米機1は、少量の米Rを洗米するものであり(すなわち洗米処理量の最大量が小さく)、それを炊く炊飯器の内釜Aも、図1(A)に示すように、従来の内釜A(図1(B)参照)に比べて径が小さくなる。
そして、洗米した米Rを洗米機から内釜Aに排出する場合、内釜Aの中央の上方に洗米機の排出口を配置し、内釜Aの中央部分に向けて米Rを排出する。
ところで、多量の米Rを炊く場合、炊飯器の内釜Aは径が大きなものになるが、本実施形態に係る洗米機1は、少量の米Rを洗米するものであり(すなわち洗米処理量の最大量が小さく)、それを炊く炊飯器の内釜Aも、図1(A)に示すように、従来の内釜A(図1(B)参照)に比べて径が小さくなる。
そして、洗米した米Rを洗米機から内釜Aに排出する場合、内釜Aの中央の上方に洗米機の排出口を配置し、内釜Aの中央部分に向けて米Rを排出する。
そのため、多量の米Rを洗米する従来の洗米機100では、内釜Aの径が大きいため、図1(B)に示すように、洗米機100の洗米容器101等を前方(すなわち壁W等から遠い位置)に配置せざるを得なかった。
それに対し、本実施形態に係る洗米機1では、内釜Aの径が小さいため、図1(A)に示すように、洗米機1の洗米容器2を後方(すなわち壁W等に近い位置)に配置することができる。そのため、本実施形態に係る洗米機1は、従来の洗米機100に比べて壁W等に近い位置に配置することが可能となる。
それに対し、本実施形態に係る洗米機1では、内釜Aの径が小さいため、図1(A)に示すように、洗米機1の洗米容器2を後方(すなわち壁W等に近い位置)に配置することができる。そのため、本実施形態に係る洗米機1は、従来の洗米機100に比べて壁W等に近い位置に配置することが可能となる。
また、本実施形態に係る洗米機1は、洗米処理量の最大量が少ないため、洗米処理量の最大量が多い従来の洗米機100に比べて小型化されている。さらに、従来の洗米機100に設けられていたホース104(図1(B)参照)が、本実施形態に係る洗米機1には設けられていない。
そのため、本実施形態に係る洗米機1は、従来の洗米機100に比べて、更に壁W等に近づけて設置することが可能となる。
そのため、本実施形態に係る洗米機1は、従来の洗米機100に比べて、更に壁W等に近づけて設置することが可能となる。
そのため、本実施形態に係る洗米機1を用いれば、レストラン等のさほど広くない業務用厨房内でユーザが作業するスペースをより広く確保することが可能となり、ユーザが作業しやすくなるといったメリットもある。
なお、図1(A)、(B)では、洗米機1、100を壁Wの近傍に設置した場合が示されているが、業務用厨房内のそれ以外の場所(例えば業務用厨房の中央等)に設置することも可能であり、その場合も、本実施形態に係る洗米機1を用いればユーザが作業するスペースが広くなる。
なお、図1(A)、(B)では、洗米機1、100を壁Wの近傍に設置した場合が示されているが、業務用厨房内のそれ以外の場所(例えば業務用厨房の中央等)に設置することも可能であり、その場合も、本実施形態に係る洗米機1を用いればユーザが作業するスペースが広くなる。
[構造物に取り付けて設置可能であることについて]
一方、本実施形態に係る洗米機1は、上記のように小型で軽量であるため、図1(A)に示すように、支持部材(図1(B)の従来の洗米機100における支持部材107参照)をなくし、壁W等に取り付けて設置するように構成することも可能である。
なお、本実施形態に係る洗米機1においても支持部材を設け、作業台上などに載置するように構成してもよい。また、以下、洗米機1を壁Wに取り付ける場合について説明するが、洗米機1を棚や他の装置等の、壁W以外の構造物に取り付けることも可能である。
一方、本実施形態に係る洗米機1は、上記のように小型で軽量であるため、図1(A)に示すように、支持部材(図1(B)の従来の洗米機100における支持部材107参照)をなくし、壁W等に取り付けて設置するように構成することも可能である。
なお、本実施形態に係る洗米機1においても支持部材を設け、作業台上などに載置するように構成してもよい。また、以下、洗米機1を壁Wに取り付ける場合について説明するが、洗米機1を棚や他の装置等の、壁W以外の構造物に取り付けることも可能である。
洗米機1を壁Wに取り付けて設置する際、例えば図1(A)に示すように、洗米機1の取付部5の後方側面に設けられた係合部材9と予め壁Wに固定したアタッチメント等の係合部材10とを係合させて取り付けるように構成することができる。
また、図7に示すように、洗米機1を、アーム部材11を介して壁Wに取り付けるように構成することも可能である。
また、図7に示すように、洗米機1を、アーム部材11を介して壁Wに取り付けるように構成することも可能である。
この場合、アーム部材11として、例えば図7に示すように、各部分アーム11A〜11Cが各関節部11D〜11Fで接続された多関節式の自在アーム(フレキシブルアーム等ともいう。)を用いることが可能である。また、図示を省略するが、形状可変な蛇腹式の自在アームを用いることも可能である。
このようなアーム部材11を用いれば、アーム部材11の形状を適宜可変させて、洗米機1を、前後方向や上下方向、左右方向の任意の位置に配置することができる。そのため、洗米機1を壁Wに適切に取り付けて設置することが可能となるとともに、適切な位置に配置することが可能となる。
このようなアーム部材11を用いれば、アーム部材11の形状を適宜可変させて、洗米機1を、前後方向や上下方向、左右方向の任意の位置に配置することができる。そのため、洗米機1を壁Wに適切に取り付けて設置することが可能となるとともに、適切な位置に配置することが可能となる。
なお、アーム部材11は、例えば、図8(A)に示すように平行クランク型としたり、図8(B)に示すようにパンタグラフ型(レージトング型等ともいう。)とすることも可能であり、上記のような自在アーム型である場合に限定されない。
また、本発明が上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更可能であることは言うまでもない。
1 洗米機
2 洗米容器
3 撹拌機構
4 スナップ錠
5 取付部
11 アーム部材
21 内面
32 回転軸
34 撹拌翼
34A 傾斜部分
52 オーバーフロー用の開口部
R 米
W 壁(構造物)
2 洗米容器
3 撹拌機構
4 スナップ錠
5 取付部
11 アーム部材
21 内面
32 回転軸
34 撹拌翼
34A 傾斜部分
52 オーバーフロー用の開口部
R 米
W 壁(構造物)
Claims (7)
- 倒立円錐台状の洗米容器と、
前記洗米容器内に垂下された回転軸の回転により回転する撹拌翼を有する撹拌機構と、
を備え、
洗米処理量の最大量の米を投入しても当該米が前記洗米容器内に収まるように構成されており、
前記撹拌翼の回転により前記洗米容器内に収容された前記米を水平方向に旋回させて洗浄することを特徴とする洗米機。 - 前記撹拌翼は、前記洗米容器内に洗米処理量の最大量の米を投入しても前記洗米容器内に収容された前記米に埋没しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の洗米機。
- 下側に前記洗米容器を取り付け可能な取付部の側面に、オーバーフロー用の開口部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗米機。
- アーム部材を介して構造物に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の洗米機。
- 前記洗米容器は、取付部の下端に着脱可能に取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の洗米機。
- 前記撹拌翼は、前記洗米容器内に収容された前記米を水平方向に旋回させる形状であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の洗米機。
- 前記撹拌翼の傾斜部分の角度が、前記洗米容器の内面の傾斜と略同角度とされていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の洗米機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018173225A JP2020043947A (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | 洗米機 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09192015A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-07-29 | Kubota Corp | 業務用洗米装置 |
JPH1094482A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Kubota Corp | 洗米装置 |
JP2007236853A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Konica Minolta Technoproducts Co Ltd | 自動洗米装置 |
JP2012110823A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Iseki & Co Ltd | 洗米装置 |
-
2018
- 2018-09-18 JP JP2018173225A patent/JP2020043947A/ja active Pending
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