JP2007236853A - 自動洗米装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が厨房内で作業する際に、自動洗米装置が邪魔になりやすい。
【解決手段】支柱12は上下に伸びるように配置されており、支柱12の上部にはリフト機構60を介して水平方向前方に延び出る支持基板13が支持されている。この支持基板13には、これより下方に垂下するよう保持部材17が支持されると共に、支持基板13の下方で、且つ、該保持部材17の前方には洗米容器19が支持されている。
【選択図】図3

Description

本発明は自動洗米装置に関し、特に、レストラン、食堂、寿司店のように、比較的少量の米を処理し、洗米から炊飯に至る工程を同一の場所、即ち、同一の厨房内で行う業者において使用するのに適した自動洗米装置に関する。
従来から、多量の米を人手をかけずに安定した品質で効率よく洗米するために、業務用の自動洗米装置が使用されている。この種の自動洗米装置は、精米された米から水洗により米糠や油分を除去するものであるが、例えば、特許文献1に記載されているように、米と水との混合物を攪拌して洗米を行う洗米容器を上部に設け、洗米された米を収納する受入容器(例えば、釜やバケツ)を下部に裁置して縦型に構成することにより、装置自体の占有面積を小さくした自動洗米装置が開発されている。
特開2004−147853号公報
特許文献1のように、縦型の自動洗米装置では、洗米処理された混合物は洗米容器の下部に設けられた排出口から重力により落下して受入容器に収納されるが、洗米容器の排出口と受入容器の受け部口の距離が長いと、米や水が飛散して米の無駄や周囲を汚染することが問題となる。このため、洗米容器の排出口と受入容器の受け部口の距離を所定の値以下とする必要がある。この距離は、受入容器の受け部口の大きさにもよるが、小型の自動洗米装置に用いる受入容器の大きさには制限があるため、洗米容器の排出口と受入容器の受け部口間の距離を極度に長くすることはできない。
一方、受入容器を裁置したり移動したりする作業を考慮して、作業者が作業しやすいように、受入容器は作業者の下半身程度の高さに裁置されることが多い。このような場合、上記の洗米容器の排出口と受入容器の受け部口との距離の関係から、必然的に洗米容器は作業者の上半身とほぼ等しい高さに設けられることになる。
したがって、作業者が厨房内で作業をする際には、自動洗米装置が邪魔となりやすい。厨房における自動洗米装置の使用時間は比較的短いにも関わらず、この自動洗米装置が厨房中での作業を阻害することになり、この解決が望まれている。
特に、この自動洗米装置は、洗米処理で水を使用する為、水栓及び排水設備であるシンクの近傍に配置されることもあり、このような場合、シンクの上方に自動洗米装置を配置することが望ましい。
このように、シンクの上方に自動洗米装置を配置すると、シンクが洗米時の排水や受入容器の裁置以外に使用される場合、即ち、食器や鍋などの洗浄に使用される場合に、自動洗米装置の洗米容器が作業の邪魔になることが特に問題となる。
そこで、本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、洗米時に米の円滑な排出を可能とするとともに、洗米以外の作業時に極力邪魔とならない自動洗米装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため本発明の自動洗米装置は、投入された米と洗浄水とを攪拌して洗米する洗米部と、該洗米部を上方位置と下方位置とに移動可能に支持するリフト機構とを有することを特徴とする。
本発明は、洗米時には、洗米部を米排出用の位置に設置し、洗米以外の作業時は、洗米部を上方に配置することが可能であるので、円滑に米を排出することができるとともに、洗米時以外での作業を阻害することが避けられる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、この実施形態の説明における記載により、本発明の技術的範囲が限定されることはない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るシンク取付型自動洗米装置1の概略断面図である。図1に示すように、自動洗米装置1は支柱12、洗米部14、駆動機構収容部15、リフト機構60とを備えている。
支柱12は上下に伸びるように配置されており、支柱12の上部にはリフト機構60を介して水平方向前方に延び出る支持基板13が支持されている。この支持基板13には、これより下方に垂下するよう保持部材17が支持されると共に、支持基板13の下方で、且つ、該保持部材17の前方には洗米容器19が支持されている。また、支持基板13の上方に突出するよう駆動機構収容部15が設けられている。このように、洗米容器19及び駆動機構収容部15は支持基板13に固定されている。
支柱12の下部には、水平な床面FL上に各々垂直方向に伸びる4本の足部11により支持されたシンク18が取り付けられている。即ち、支柱12は、シンク18の後方側に備えられた背面部18bにネジなどの固定部品により直接取り付けられている。
なお、シンク18の底面18aには洗米容器19から排出された米を収納するための受入容器100が裁置されている。この受入容器100のサイズ(高さ、受け口の広さ)に合わせて、背面部18bへの支柱12の取り付け位置を適宜変更可能に構成することが好ましい。例えば、図7に示すように、シンク18の背面部18bに、ネジなどの固定部品に係合する孔が上下方向に沿って複数設けられたL字型のアングル18c及び18dを設置するとともに、支柱12にも固定部品に係合する孔を設ける。そして、受入容器100のサイズ(高さ、受け口の広さ)に合わせてアングル18c及び18dの孔を選択し、該アングル18c及び18dの孔と支柱12の孔とを固定部品で固定することにより、洗米容器19の位置を調整できる。このような取付位置の変更により、後に説明する洗米部14の上方位置及び下方位置の高さが調整される。
洗米部14は、洗米容器19、開閉弁21、攪拌部材25を備えている。洗米容器19は、図2に示すように、内部が中空で上方に開いた円錐形であり、下端部には精白米及び炊飯用水を排出する為の洗米排出口20が設けられている。この洗米排出口20には上下動可能で頂部を上方とした円錐形状の開閉弁21が設けられており、この開閉弁21が上下動することにより洗米排出口20を開口あるいは閉口するようになっている。
本実施の形態では、上述したように洗米排出口20に円錐形の開閉弁21を設けており、この開閉弁21が抵抗となって炊飯用水の排出量を規制することにより、精白米と炊飯用水とを同時に排出し、洗米容器19内に残米することなく確実に短時間内に精白米を排出することが可能となる。また更に、開閉弁21は円錐形で形成されており、この開閉弁21に衝突して精白米が円状に散らばるように排出されるので、受入容器100内に精白米が平らに収納され、精白米の均し作業を省略することができる。
洗米容器19の内部には、開閉弁21の上方から洗米容器19内を伸びる回転軸22の上端が駆動機構収容部15内に伸びる状態で設けられている。この回転軸22の周りには駆動スリーブ26が回転自在に配設されており、駆動スリーブ26に洗米容器19の斜面状の内周面に沿って伸びる棒状部分を有する攪拌部材25が固定されている。更に、洗米容器19内部に洗浄水及び炊飯用水を供給するための給水手段(図示せず)が設けられている。
また、洗米容器19の下端部で洗米排出口20の近傍には、洗浄汚水を精白米と分離して排出するための洗浄汚水排水部42が設けられている。この洗浄汚水排水部42の下部には、洗浄汚水を排出する為の開口である洗浄汚水排出口43が設けられており、この洗浄汚水排出口43にはシンクの底面18aに向かって伸びる配水管41が連設されている。したがって、洗浄汚水排水口43から排出された洗浄汚水は、配水管41を介してシンク18の内部に流れ込み、底面18aに設けられた排水溝(図示せず)から排出される。
洗浄汚水排出部42の上部にはオーバーフロー水排出口37が設けられており、一端が洗米容器19の上部に設けられた開口と連設する配水管36の他端がこのオーバーフロー水排出口37に連設されている。したがって、洗米容器19の上部開口からオーバーフローした洗浄水は、配水管36を介して洗浄汚水排出部42に流れ込み、洗浄汚水排出口43及び配水管41を介してシンク18の排水溝から排出される。
洗米容器19の上端開口の前方側部分、例えば全開口面積の約1/3の部分はそのまま米投入口30とされ、この米投入口30には、これを開閉する蓋部材31が、その後方側端部を駆動機構収容部15の前方側端部において蝶着することにより、上下に回転自在に設けられている。
駆動機構収容部15は、洗米容器19の上端開口の前方側部分以外の過半を占める後方側部分を覆う領域に設けられている。この駆動機構収容部15内には、洗米排出口20の開閉弁21を駆動するための弁開閉モータ27及びこれと回転軸22を連結する連結機構、攪拌部材25を駆動するための攪拌モータ28及びこれと駆動スリーブ26を連結する連結機構、並びに給水手段のための制御機構(図示せず)などが収容されている。
また、駆動機構収容部15の前面には、操作パネル45が設けられている。この操作パネル45には表示部や操作部が形成されており、作業者は、表示部により装置本体の運転状況を確認することができるとともに、操作部に設けられた電源スイッチ、洗米開始ボタン、運転モード切り替えボタンなどを押下することで、そのスイッチやボタンに対応した処理を実行することができる。
図3は、図1に示すシンク取付型自動洗米装置1の後方斜視図である。図4は、図1に示す自動洗米装置1の側面図であり、図4(a)は洗米部14と駆動機構収容部15とが上方にある状態を示す図、図4(b)は下方にある状態を示す図である。
支柱12は、それぞれ水平断面がくの字型に形成された第1支柱12aと第2支柱12bとから構成されており、互いに一定距離だけ離間した状態で配置されている。第1支柱12aは側壁121aと後壁122aとを備えており、第2支柱12bは側壁121bと後壁122bとを備えている。
リフト機構60は、取付板61、複数の支持棒62a〜62f、エアダンパー63、複数の連結部材64a〜64dから構成されている。取付板61はコの字型に形成されており、後壁61cと、この後壁61cに連続して設けられ、後壁61cに対して略垂直方向に形成された側壁61a、側壁61bとを備えている。側壁61a、61bの上部には支持棒62aが固定されており、側壁61a、61bの下部には支持棒62bが固定されている。
一方、支柱12の側壁121aと側壁121bの上部には支持棒62dが水平状態で固定され、中央部には支持棒62eが水平状態で固定されている。更に、下部には支持棒62fが水平状態で固定されている。
支持棒62aの両端部には連結部材64a及び連結部材64cの一端が回転可能に取り付けられており、この連結部材64a及び64cの他端は支持棒62dの両端部に回転可能に取り付けられている。また、支持棒62bの両端部には連結部材64b及び連結部材64dの一端が回転自在に取り付けられており、この連結部材64b及び64dの他端は支持棒62eの両端部に回転自在に取り付けられている。
連結部材64a及び64cの中間部には、これら連結部材を互いに連結する支持棒62cが固定されており、この支持棒62cの中央部にエアダンパー63の可動端が固定され、このエアダンパー63の固定端は支柱12の支持棒62fの中央部に固定されている。
取付板61の後壁61cには、駆動機構収容部15と、保持部材17を介して洗米部14とが取り付けられている。このように、駆動機構収容部15、洗米部14と支柱12とはリフト機構60を介して連結されており、駆動機構収容部15及び洗米部14は支持棒62d、62eを支点として回転する連結部材64a〜64dにより、洗米部14の洗米排出口20を下方とする姿勢を維持して昇降する。なお、連結部材64a〜64dの長さを変えることにより、該連結部材64a〜64dの回転半径が変わるので、洗米部14が昇降する移動量を調整することが可能である。すなわち、連結部材64a〜64dの長さを長くすると、洗米部14の上方位置から下方位置までの移動距離は長くなり、連結部材64a〜64dの長さを短くすると、洗米部14の上方位置から下方位置までの移動距離は短くなる。このように上方位置から下方位置までの移動量を調整可能とすることで、受入容器100の高さや作業者の身長などの使用状況に合わせて、洗米部14を適切な位置に配置することができる。
このように構成された自動洗米装置1において、次のようにして洗米処理が行われる。
まず、作業者はシンク18の底面18a上に受入容器100を裁置する。次に、駆動機構収容部15の前面に設けられた取っ手16を保持し、下方に力を加えて上方に位置する洗米部14及び駆動機構収容部15を下降させる。これにより、図4(a)、(b)に示すように、上方位置に配置された洗米部14及び駆動機構収容部15が下方に移動する。そして、下方位置に配置された洗米容器19の洗米投入口30を開口して精白米を所定量投入する。
なお、洗米部14及び駆動機構収容部15が下方に配置された状態を確実に維持しておくため、例えば、支柱12の中央部に開口、保持部材17の下方にフックを設けておき、洗米部14及び駆動機構収容部15が下方に配置されたときに、保持部材17のフックを支柱12の開口に引っかける維持機構を備えても良い。この維持機構はこれに限られることなく、公知のマグネットキャッチやプッシュキャッチなどを用いても良い。
このような状態において、操作パネル45における洗米開始ボタンが押下されると、操作パネル45において既に入力されていた洗米処理条件に従い、洗米処理が開始される。
洗米容器19内においては、所定の時間、上方から洗浄水を供給するとともに、攪拌部材25を回転駆動して精白米及び洗浄水を攪拌する攪拌処理と、洗浄汚水を排出する汚水排出処理とを繰り返す。汚水排出処理により排出された洗浄汚水は、洗浄汚水排水口43及び配水管41を介してシンク18の内部に流れ込み、シンク18の底面18aに設けられた排水溝から排出される。このように、洗浄汚水の排水溝をシンクの排水溝と共有することにより、別途洗米装置用の排水溝を設ける必要がないので、排水溝からの臭気やネズミ、虫などの進入を防ぐことが可能となる。
そして、所定の時間が経過し、洗浄汚水の排出が完了した時点で、精白米に炊飯用水が加えられて洗米容器19の洗米排出口20から排出され、この洗米排出口20の下方に裁置された受入容器100により収納される。なお、本実施の形態では、洗米排出口20に円錐形状の開閉弁21を設けているので、洗米排出口20から精白米及び炊飯用水が円状に散らばるように排出される。このようなことから、洗米容器19が下方に配置されたときの洗米排出口20と受入容器100の受け口との離間距離が遠すぎると受入容器100外に排出され、また、この距離が近すぎると受入容器100に衝突することにより精白米が破砕したり、精白米及び炊飯用水が飛び散ってしまう恐れがある。したがって、予め、使用する受入容器100のサイズに合わせて適切な離間距離を計測しておき、洗米容器19が下方に配置されたときにこの離間距離となるように支柱12がシンク18の背面部18bに取り付けられている。
その後、シンク18を使用する際には、取っ手16を保持し、上方に力を加えて洗米部14及び駆動機構収容部15を上方に移動させる。これにより、洗米時には、洗米部14及び駆動機構収容部15を米排出用の下方位置に設置し、洗米以外の作業時は、洗米部14及び駆動機構収容部15を上方位置に退避することが可能となるので、精白米及び炊飯用水を円滑に収納することができるとともに、洗米以外で作業が自動洗米装置1によって阻害されることを避けられる。なお、このためには、洗米部14が上方位置に配置された際、洗米部14に設けられた洗米排出口20は床からの距離が140cm〜200cmであることが望ましい。
また、本実施の形態においては、精白米を収納可能な貯米庫を備えず、洗米容器19の洗米投入口30から精白米を直接投入する簡単な構成としている。このような構成においては、リフト機構60により洗米部14及び駆動機構収容部15を下方に配置可能とすることにより、洗米部14及び駆動機構収容部15を作業者の作業しやすい位置に配置することが可能となるので、米の投入作業や洗米容器19の内部、操作パネル45の洗浄などのメンテナンス作業の作業性が向上する。なお、このためには、洗米部14が下方位置に配置された際、洗浄部14に設けられた洗米排出口20は床からの距離が140cm以下であることが望ましい。
[第2の実施形態]
図5は、第2の実施形態に係るシンク取付型自動洗米装置1の背面図であり、図5(a)は洗米部14と駆動機構収容部15とが上方にある状態を示す図、図5(b)は洗米部14と駆動機構収容部15とが下方にある状態を示す図である。また、図6は、図5(a)に示す自動洗米装置1のリフト機構60を示す概略側面図である。なお、本実施形態の自動洗米装置において、第1の実施形態に係る自動洗米装置との相違点は支柱12及びリフト機構60の構成であり、これら以外の同一の機能を有するものについては、同一の符号を付してその説明は省略する。
図5及び図6に示すように、自動洗米装置1は支柱12、洗米部14、駆動機構収容部15、リフト機構60を備えて構成されている。
リフト機構60は、エアダンパー63、スライド部材65、複数の回転ギア66a〜66c、チェーン67により構成されている。支柱12は水平断面がコの字型に形成されており、内部にエアダンパー63、回転ギア66a〜66c、チェーン67が配置されている。
スライド部材65は、中空の立方体形状に形成され、該中空に支柱12が挿入されている。スライド部材65の一端面には駆動機構収容部15と、保持部材17を介して洗米部14とが取り付けられている。
回転ギア66a〜66cは、チェーン67の移動にともない回転するギアであり、支柱12の上部の固定軸に回転自在に支持された回転ギア66a、支柱12の中央部の固定軸に回転自在に支持された回転ギア66b、スライド部材65の内周面に沿って上下方向にスライド可能に支持された回転ギア66cから構成されている。
チェーン67は、スライド部材65のスライド移動に連動する。即ち、チェーン67は、支柱12に沿って配置された回転ギア66a、回転ギア66b、回転ギア66cにかけ渡されており、その一端はスライド部材65の上部に設けられた凸部65aに固定され、他端は支柱12の中央部に設けられた凸部12cに固定されている。
エアダンパー63は、空気圧により伸縮可能に構成されており、固定端が支柱12の下部12cに固定され、可動端には回転ギア66cが固定されている。
このように構成されたリフト機構60の作用を説明すると、スライド部材65を支柱12に沿って上方から下方に移動させると、滑車の作用により、エアダンパー63の可動端は洗米部14及び駆動機構収容部15のスライド距離の2分の1の距離だけ下方に移動する。したがって、エアダンパー63のダンピング作用により、洗米部14及び駆動機構収容部15の動きに適度な摩擦力働いて、円滑な上下動操作が行われる。
一方、スライド部材65を下方から上方に移動させると、上記と逆の作用が働き、エアダンパー63の可動端が上方に移動し、これとともに回転ギア66cも上方に移動する。このようにしてスライド部材65は支柱12に沿って上方にスライドするので、洗米部14及び駆動機構収容部15は支柱12の上方に配置される。
なお、本実施の形態においては、チェーン67と回転ギア66a〜66cの組み合わせを用いてリフト機構を構成する例について説明したが、これに限定されることなく、例えば、ベルトとローラの組み合わせを用いて構成するようにしても良い。
また、リフト機構60の形態は第1及び第2の実施形態で説明したものに限られることなく、例えば、モータを使って自動で上下に移動させることができる公知のリフト機構を用いることも可能である。
また、自動洗米装置1の形態もこれに限られることなく、例えば、精白米を収納可能な貯米庫を備え、操作パネル45の洗米開始ボタンが押下されると、貯米庫に収納された精白米を自動的に洗米容器に投入する構成であっても良い。
また、シンク18の代わりとして炊飯器を洗米部14の下方に配置し、洗米部14から排出された精白米と炊飯用水とを炊飯器の内部に設置された内釜に直接収納する構成であっても良い。即ち、洗米部14の下方に配置するものはシンク18に限られることなく、炊飯器や作業台など、調理場で用いられるものを適宜配置することができる。
また、本実施の形態では、シンクに直接取り付けられるシンク取付型自動洗米装置について説明したが、シンクに直接取り付けず、例えば、シンクの近傍の壁に取り付けてシンクの上方に自動洗米装置を配置する構成であっても構わない。更に、シンクを自動洗米装置の一部としたシンク一体型自動洗米装置とすることも可能である。
第1の実施形態に係るシンク取付型自動洗米装置の概略断面図である。 洗米容器の断面図である。 図1に示す自動洗米装置の後方斜視図である。 図1に示す自動洗米装置の側面図である。図4(a):洗米部と駆動機構収容部とが上方にある状態を示す図である。図4(b):洗米部と駆動機構収容部とが下方にある状態を示す図である。 第2の実施形態に係るシンク取付型自動洗米装置の背面図である。図5(a):洗米部と駆動機構収容部とが上方にある状態を示す図である。図5(b):洗米部と駆動機構収容部とが下方にある状態を示す図である。 図5に示す自動洗米装置のリフト機構を示す概略側面図である。 シンクの後方斜視図である。
符号の説明
1 シンク取付型自動洗米装置
12 支柱
14 洗米部
15 駆動機構収容部
18 シンク
19 洗米容器
21 開閉弁
25 攪拌部材
60 リフト機構
61 取付板
62a〜62f 支持棒
63 エアダンパー
64a〜64d 連結部材
65 スライド部材
66a〜66c 回転ギア
67 チェーン
100 受入容器

Claims (12)

  1. 投入された米と洗浄水とを攪拌して洗米する洗米部と、該洗米部を上方位置と下方位置とに移動可能に支持するリフト機構とを有することを特徴とする自動洗米装置。
  2. 上下に伸びる支柱を有することを特徴とする請求項1に記載の自動洗米装置。
  3. 前記リフト機構は、前記洗米部に取り付けられる取付板と、該取付板に一端が支持され、他端が前記支柱に回転自在に支持される連結部材とを有することを特徴とする請求項2に記載の自動洗米装置。
  4. 前記リフト機構は、前記支柱に沿ってかけ渡されたチェーン又はベルトと、ギア又はローラを有することを特徴とする請求項2に記載の自動洗米装置。
  5. 前記リフト機構はダンパーを有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の自動洗米装置。
  6. 前記洗米部から排出された洗浄水を受けて排出するシンクを備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の自動洗米装置。
  7. 前記上方位置又は前記下方位置の少なくとも一方は調整可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の自動洗米装置。
  8. 前記上方位置から前記下方位置までの移動量が調整可能であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の自動洗米装置。
  9. 前記洗米部は洗米された米を排出する排出口を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の自動洗米装置。
  10. 前記洗米部は米を投入する投入口を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の自動洗米装置。
  11. 前記上方位置は、前記洗米部の下端が床から140cm〜200cmであることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の自動洗米装置。
  12. シンクの上方に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の自動洗米装置。
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