JP2001178626A - 洗米炊飯装置 - Google Patents

洗米炊飯装置

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JP2001178626A
JP2001178626A JP36713699A JP36713699A JP2001178626A JP 2001178626 A JP2001178626 A JP 2001178626A JP 36713699 A JP36713699 A JP 36713699A JP 36713699 A JP36713699 A JP 36713699A JP 2001178626 A JP2001178626 A JP 2001178626A
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JP
Japan
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rice
washing
rice cooker
cooker
height
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JP36713699A
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Kihachiro Hase
喜八郎 長谷
Masanori Inoue
正典 井上
Motoyuki Kikuchi
基之 菊池
Masahiro Yamazaki
山崎正博
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】貯米部と洗浄部と炊飯部とを上側からその順に
設けており、貯米部が固定のものでは米の供給位置が高
くなって供給作業を行い難く、また重い米袋を持ち上げ
るために多大な労力を要し、単に昇降する構成では炊飯
装置の機器等の損傷を生じ、所期通りの作業が行われな
くなって作業能率を向上することができない。 【解決手段】正逆転モ−タにより昇降可能に設けた貯米
部Aと洗浄手段を有する洗浄部Bと炊飯器1を載せる炊
飯台2を引き出し可能に設けている炊飯部Cとを上側か
らその順に配置し、該昇降用の駆動手段や洗浄手段用の
駆動手段等へ駆動指令信号を出力可能な制御手段および
貯米部の位置が設定高さにあるか否かを検出するリミッ
トスイッチ29を設け、該リミットスイッチ29が貯米
部の高さを設定高さでないと検出するとCPUから洗浄
用のモ−タへ駆動信号を出力しないことを特徴とする洗
米炊飯装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貯米部に貯留し
ている米を自動計量した後洗浄し、その後炊飯する洗米
炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】貯米部と洗浄部と炊飯部とを上側からそ
の順に設けており、貯米部が固定のものであったり、単
に昇降させるものが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、固定のもの
では米の供給位置が高くなって供給作業を行い難く、ま
た重い米袋を持ち上げるために多大な労力を要する。一
方、この問題を解決するために、米を供給する供給装置
を配設すればよいが、場所を取るとともに炊飯装備が高
価格になる。さらに、単に昇降する構成では炊飯装置の
機器等の損傷を生じ、所期通りの作業が行われなくなっ
て作業能率を向上することができないことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
課題を解決する穀粒洗浄装置を提供するものであって、
つぎのような技術的手段を講じた。すなわち、請求項1
では、駆動手段により昇降可能に設けた貯米部と洗浄手
段を有する洗浄部と炊飯器1を載せる炊飯台2を引き出
し可能に設けている炊飯部とを上側からその順に配置
し、該昇降用の駆動手段や洗浄手段用の駆動手段等へ駆
動指令信号を出力可能な制御手段および貯米部の位置が
設定高さにあるか否かを検出する貯米位置検出手段を設
け、該貯米位置検出手段が貯米部の高さを設定高さでな
いと検出すると制御手段から洗浄用の駆動手段へ駆動信
号を出力しないことを特徴とする洗米炊飯装置とした。
【0005】そして、請求項2では、貯米位置検出手段
が貯米部の高さを設定高さでないと検出すると制御手段
から報知手段に報知信号を出力する請求項1に記載した
洗米炊飯装置とした。そして、請求項3においては、駆
動手段により昇降可能に設けた貯米部と洗浄手段を有す
る洗浄部と炊飯器1を載せる炊飯台2を引き出し可能に
設けている炊飯部とを上側からその順に配置し、該昇降
用の駆動手段や洗浄手段用の駆動手段等へ駆動指令信号
を出力可能な制御手段と炊飯台を設定位置に引出してい
るか否かを検出する引出検出手段とを設け、引出検出手
段が設定位置まで引き出されていないと検出すると制御
手段から昇降用の駆動手段へ駆動信号を出力しないこと
を特徴とする洗米炊飯装置とした。
【0006】また、請求項4においては、引出検出手段
が炊飯台2が設定位置まで引き出されていないと検出す
ると制御手段から報知手段に報知信号を出力する請求項
3に記載した洗米炊飯装置とした。さらに、請求項5で
は、昇降用の駆動手段への入り切り操作を行なう一時停
止スイッチ3を設けたことを特徴とする請求項1乃至4
に記載した洗米炊飯装置とした。
【0007】
【作用】炊飯作業について説明すると、炊飯台2を設定
位置まで引き出して炊飯器1を載せ、つぎに、炊飯台2
を元の位置に押し込んだ後、作業条件設定手段を操作し
て、所望の炊飯量、水加減、洗い方等の作業条件を設定
すると、この作業条件は、制御手段に取り込まれる。そ
して、電源スイッチやスタ−トスイッチなどをを入りに
し、炊飯作業を開始すると、貯米部に貯留している米は
洗浄部のタンクに供給されて撹拌手段や給水手段などの
洗浄手段により洗浄される。洗浄を終えた米はタンクか
ら投下され、炊飯用の水とともに炊飯器に収容され炊飯
される。
【0008】このような洗米炊飯作業において、まず、
貯米位置検出手段が貯米部の高さを設定高さでないと検
出すると制御手段から洗浄用の駆動手段へ駆動信号を出
力しない。これにより、例えば、貯米部が設定位置より
も低い位置にあって洗浄作業を行い、その後、新しい炊
飯釜を洗浄部の直下方に位置するために貯米部を上昇す
る場合、タンク内には米と多量の水による重みにより、
貯米部を上昇する駆動手段(例えば、電動モ−タ)に過
負荷を与えて焼き付きを引き起こす原因になるがある
が、このような不具合を未然に防止することができる。
【0009】そして、検出手段が貯米部の高さを設定高
さでないと検出すると制御手段から報知手段に報知信号
を出力することにより、作業者が機器の故障であるか作
業条件が適正に設定しているかを容易に知ることがで
き、対応策を速やかに行なうことができ作業能率を高め
得る。
【0010】また、引出検出手段が設定位置まで引き出
されていないと検出すると制御手段から昇降用の駆動手
段へ駆動信号を出力しない。したがって、炊飯器1を載
せた炊飯台2を本体側に押し込んだとき、炊飯器1と貯
米部と洗浄部とが一体に設けたものにあっては、洗浄部
のタンクとの衝突によるタンクや炊飯器1の損傷を未然
に防止可能である。
【0011】そして、引出検出手段が炊飯台2が設定位
置まで引き出されていないと検出すると制御手段から報
知手段に報知信号を出力するので、作業者が機器の故障
であるか作業条件が適正に設定しているかを容易に知る
ことができ、速やかに対処することにより作業能率を向
上することができる。
【0012】さらに、一時停止スイッチ3を操作するこ
とにより、昇降用の駆動手段への駆動・停止の利便性を
向上することができる。
【0013】
【効果】請求項1乃至2においては、貯米部を上昇する
駆動手段(例えば、電動モ−タ)に過負荷を与えて焼き
付きを引き起こす原因になるがあるが、このような不具
合を未然に防止することができる。
【0014】そして、請求項2にあっては、作業者が機
器の故障であるか作業条件が適正に設定しているかを容
易に知ることができ、対応策を速やかに行なうことがで
き作業能率を高め得る。請求項3乃至4において、炊飯
器1を載せた炊飯台2を本体側に押し込んだとき、炊飯
器1と貯米部と洗浄部とが一体に設けたものにあって
は、洗浄部のタンクとの衝突によるタンクや炊飯器1の
損傷を未然に防止可能である。
【0015】そして、請求項4にあっては、作業者が機
器の故障であるか作業条件が適正に設定しているかを容
易に知ることができ、速やかに対処することにより作業
能率を向上することができる。請求項5にあっては、前
記効果とともに昇降用の駆動手段への駆動・停止の利便
性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。まず、その構成について
説明すると、洗米炊飯装置4はフレ−ム5に貯米部Aと
洗浄部Bと炊飯部Cとを上側からその順に配設し、炊飯
部Cの炊飯器1を載せる炊飯台2を前後方向に移動可能
に設けている。
【0017】そして、この貯米部Aは下端部を連通口6
を有する天板7の上面に着脱自在に設けるとともに前壁
部に前後方向に開閉自在(作業時は閉じ位置)に設けて
扉8を形成したケ−ス9と、ケ−ス9に内装している漏
斗10、モ−タ、作動機構、給水管11等を備えてい
る。
【0018】また、後述する洗浄用のタンク12とを連
通口6を介して連通する連通路34には、外面の一部に
受け孔13を有しモ−タ14からの回転動力により回転
可能に設けている円筒形の給米体15を備えている。1
6は貯米部4の前壁部の右下方部に設けた電源スイッチ
である。
【0019】洗浄部Bは下部を細く形成し且つ平面視円
形状であって前記天板7の下面に着脱自在に取り付けて
いる中空の洗浄タンク12と、該洗浄タンク12の中央
部に設けた撹拌装置17と、洗浄タンク12の下端部に
着脱自在に取り付けたジャケット18の排米口19を開
閉する投下弁20等を備えている。そして、該撹拌装置
17はモ−タ21を駆動源として回転可能に設け且つ縦
方向に軸芯を有する中空の撹拌軸22と、該撹拌軸22
に取付けた撹拌体23とを具備している。
【0020】前記貯米部Aのケ−ス9の昇降手段はつぎ
の構成である。モ−タ軸24の軸芯が縦方向に設けた昇
降用の正逆転モ−タ25をフレ−ム5の中間部に取り付
け、基部をモ−タ軸24の上端部に着脱自在に装着する
とともにフレ−ム5の上部に取り付けた軸受26を介し
て回転可能に設けたねじ軸27を設け、該ねじ軸27の
回転に関連して縦方向に移動する移動体28をね軸27
に螺合している。また、該移動体28は前記ケ−ス9の
後壁上部で横方向の中間部に着脱自在に取り付け、フレ
−ム5の上部と下部に移動体28との接触により入り切
りするリミットスイッチ29,30を設けている。そし
て、該上側のリミットスイッチ(貯米位置検出手段)2
9が入りになると、正逆転モ−タ25の正転駆動が停止
するが、このとき、貯米部Aのケ−ス9があらかじめ設
定している上側の高さに位置する。また、下側のリミッ
トスイッチ30が入りになると、正逆転モ−タ25の逆
転の駆動が停止し、このとき、貯米部Aのケ−ス9があ
らかじめ設定している下側の高さに位置する。
【0021】なお、ケ−ス5の振れを防止するために、
ケ−ス5と一体に設けた板31の上下両端部に前後方向
に並べて回動可能に取り付けた一対のロ−ラ32,33
をフレ−ム5の前後面を摺動する構成とした振れ防止手
段を、フレ−ム5の左右両端部に設けている。
【0022】一時停止スイッチ3はケ−ス5の前壁に設
けた操作パネル35の上方における横端部に設けてい
る。なお、該一時停止スイッチ34は複数個設けてもよ
く、設置場所もケ−ス5の前壁でなく、横側壁に設けて
もよい。このように、一時停止スイッチ3を複数個設け
たり、横側壁に設けることにより、一時停止スイッチ3
の操作を行なうための作業者の位置の適応範囲を向上で
きる。
【0023】操作パネル35は炊飯量、水加減、洗い
方、浸漬時間、むらし時間、一釜・まとめ・連続の炊飯
モ−ドを設定するスイッチ等の炊飯条件を設定する各種
のスイッチを配置したスイッチ部、時計、テスト、計
量、洗米、上水、下水、水位、排水、投下、リセットな
どの手動操作による作業を行い得るスイッチ、予約タイ
マ−による時・分設定スイッチ、曜日指定スイッチ、ヘ
ルプスイッチ、予定釜数スイッチ、予約中、現在時刻、
累計釜数、曜日、炊飯作業状態などを表示する表示部、
スタ−トスイッチ36、昇降スイッチ53などを設けて
いる。
【0024】なお、該操作パネル35に設けた各スイッ
チの操作による作業条件は必要なデ−タや制御プログラ
ム等を内蔵するメモリを有するマイクロコンピュ−タの
演算制御部(制御手段、以下「CPU」と呼ぶ)37に
取り込まれ、また、駆動等の制御信号が出力される構成
としている。
【0025】投下弁20はモ−タ38を駆動源とし撹拌
軸22の内部を昇降する弁軸39の下端部に着脱自在に
設け、そして、洗浄タンク12の上部にはオ−バ−フロ
−管40により排水箱41と連通している矩形上のオ−
バ−フロ−口42を設けている。
【0026】ジャケット18は中間部側壁に排水箱41
と連通可能な排水口43を設け、ソレノイド44により
作動する作動機構45を介して開閉する排水口開閉弁4
6を設けている。該排水口開閉弁46は図示していない
がばねによって排水口開閉弁側に押されて排水口43を
閉鎖している。47は一端部を排水箱37に接続し、他
端部を排水路にのぞませている排水パイプである。
【0027】給水管11は途中部に排水側からチェック
弁、電磁弁の順に設けて給水源に連通可能に設けて天板
7から洗浄タンク内にのぞませて上方から水を供給する
構成としている。炊飯部Cは外釜と内釜と炊飯蓋からな
る炊飯器1と加熱源(例えば、ガスコンロ)を載せ且つ
前後方向に移動可能に設けた炊飯台2とを備えている。
なお、炊飯台2は下部フレ−ム48の前端部に設けたリ
ミットスイッチ49を入り切りする作動体50を設けて
いる。そして、炊飯器1を載せた状態にある炊飯台2
を、この炊飯器1が下方に位置する洗浄タンク12と接
触しない位置まで引き出したとき、作動体50がリミッ
トスイッチ49を入りにする位置としている。
【0028】図 のブロック回路を説明すると、CPU
37は算術、論理及び比較演算作業などを行う。そし
て、該CPU37に入力インタ−フェイス50を介して
入力される多種の情報の中で、主な情報としては、操作
パネル35のスイッチ部に設けている炊飯量、水加減、
洗い方、浸漬時間、むらし時間、一釜・まとめ・連続、
点火(手動・自動)を設定する各スイッチからの炊飯情
報、電源スイッチ16からの電源入り切り情報、リミッ
トスイッチ29,30からの貯米部Aの上下位置情報、
一時停止スイッチ3からの一時停止情報、リミットスイ
ッチ49からの炊飯台引出し情報、スタ−トスイッチ3
6からの作業開始情報、昇降スイッチ53からの貯米部
昇降情報等がある。
【0029】また、出力インタ−フェイス51を介して
CPU37から出力される多種情報の中で、主な情報と
しては、モ−タ14,21,25,38への駆動指令信
号、電磁弁への開閉指令信号、ソレノイド44への駆動
指令信号、操作パネル35に設けた報知ランプ(音声報
知、警報音報知などでもよい)52への点灯報知指令信
号などがある。
【0030】つぎに、その作用について説明すると、ま
ず、作業条件を設定する場合、電源スイッチ16を入り
にして通電し、そして、操作パネル35に設けたスイッ
チ部の炊飯量スイッチ等各種スイッチを操作して炊飯
量、水加減、洗い方、浸漬時間、むらし時間、一釜・ま
とめ・連続の炊飯モ−ドを設定すると、選択した作業条
件は入力インタ−フェイス50を介してCPU37に取
り込まれる。
【0031】作業の準備を終え、スタ−トスイッチ36
を入りにすると、CPU37は制御プログラムのフロ−
に基づき作業が行われるが、まず、モ−タ14を起動し
て給米体15を駆動し貯米部Aの漏斗10に貯留してい
る米を定量供給する。つぎに、電磁弁へ「開」信号を出
力し、また、モ−タ21が起動するので、給水源から送
られてきた水は給水管11・チェック弁を通って洗浄タ
ンク内に散水すると共に撹拌軸22と撹拌体23は回転
してこの水及び米を撹拌し洗浄する。また、CPU37
は出力インタ−フェイス51を介してソレノイド44に
励磁信号を出力するので、作動機構は45は排水口開閉
弁46を作動して排水口43を開放する。
【0032】この時、生じた汚水は洗浄タンク12から
ジャケット18、排水口43を通って排水箱37に入
り、その後、排水パイプ47を通って機外に排出され
る。洗浄作業を終えると、電磁弁が閉じると共に、モ−
タ14の駆動を停止するので、給水と撹拌を停止する。
【0033】洗浄タンク12の汚水が排水されると(時
間で管理している)、電磁弁を開放し、励磁したソレノ
イド44により排水口開閉弁46は移動して排水口43
を閉じるので、送られてきた水は給水管11からチェッ
ク弁通って洗浄タンク内に供給され貯留される。そし
て、所定時間になると、電磁弁を閉じ、給水作業を終了
し、水加減を行う。
【0034】つぎに、浸漬時間後、モ−タ38は駆動し
て弁軸39及び投下弁20を下降して排米口19を開放
する。すると、洗浄タンク12の米と水は落下して下方
の炊飯器1の内釜に収容され、その後、CPU37から
出力した点火信号により自動点火されて炊飯され、蒸ら
し時間が経過すると炊飯を終了する。
【0035】このような、炊飯作業において、貯米部A
の点検や米を漏斗10に補給する場合があるが、このと
き、昇降スイッチ53を下降側に入りにする。すると、
入力インタ−フェイス51を介して下降信号を入力した
CPU37は、出力インタ−フェイス51を介して正逆
点モ−タ25に逆転の指令信号を出力する。これによ
り、モ−タ軸24は逆転して螺合している移動体28を
下降するので、これに関連して、移動体28と一体に設
けている炊飯部Aおよび洗浄部Bも下降する。このと
き、ロ−ラ32,33はフレ−ム5を挟んだ状態で回動
しながら摺動するので、ケ−ス9が前後方向に振れるの
を防止し円滑に下降することができる。そして、所定位
置に到達して移動体がリミットスイッチ30を入りにす
ると、CPU37は正逆転モ−タ25への駆動指令信号
への出力を停止するので、貯米部Aおよび洗浄部Bの下
降作用を所定位置で停止する。
【0036】前記点検や米の補給作業を終えつぎの作業
を行なうために、スタ−トスイッチ36を入りにして
も、CPU37はこの作業開始情報を取り込まず、また
は、取り込んでも出力インタ−フェイス51を介してモ
−タ14,21、電磁弁などの飯作業指令信号を出力し
ない。また、CPU37は出力インタ−フェイス51を
介して報知用のランプ52を点灯させ、作業者に貯米部
Aなどが所定の高さにないことを報知する。したがっ
て、作業者は炊飯器1を載せている炊飯台2を押し込ん
で洗浄タンク12との衝突による破損を未然に防止でき
る。さらに、洗浄タンク12に米および洗浄用の水を満
水にした貯米部Aと洗浄部Bとを上昇する駆動源である
正逆転モ−タ25に対する過負荷を与えないので、この
正逆転モ−タ25の焼き付きを未然に回避できる。
【0037】昇降スイッチ53を上昇側に入りにする
と、入力インタ−フェイス51を介して上昇信号を入力
したCPU37は、出力インタ−フェイス51を介して
正逆点モ−タ25に正転の指令信号を出力する。これに
より、モ−タ軸24は正転して螺合している移動体28
を上昇するので、これに関連して、移動体28と一体に
設けている炊飯部Aおよび洗浄部Bも上昇する。このと
き、ロ−ラ32,33はフレ−ム5を挟んだ状態で回動
しながら摺動するので、ケ−ス9が前後方向に振れるの
を防止し円滑に下降することができる。そして、所定位
置に到達して移動体がリミットスイッチ29を入りにす
ると、CPU37は正逆転モ−タ25への駆動指令信号
への出力を停止するので、貯米部Aおよび洗浄部Bの上
昇作用を所定位置で停止する。
【0038】一時停止スイッチ3を入りにすると、一時
停止情報を入力インタ−フェイス50を介して取り込ん
だCPU37は、出力インタ−フェイス51を介して正
逆転モ−タ25に停止指令信号を出力するので、貯米部
Aおよび洗浄部Bの上昇または下降を一時停止する。し
たがって、貯米部Aおよび洗浄部Bを緊急停止すること
ができ利便性を向上することができる。
【0039】さらに、一時停止スイッチ3を入りにする
と、CPU37は、出力インタ−フェイス51を介して
正逆転モ−タ25に正転(逆転)の指令信号を出力し、
貯米部Aおよび洗浄部Bを上昇(下降)を開始させるの
で、操作性を高め得る。この一時停止スイッチ34の操
作による昇降時に、他のスイッチである、例えば、昇降
スイッチ53の入力があると、一時停止スイッチ3の入
力による一時停止をリセットするので、作業性がよい。
【0040】また、炊飯台2を引き出したが、設定位置
まで到達しないとリミットスイッチ49が入りにならな
いが、この状態で昇降スイッチ53を下降側へ入りにし
てもCPU37は下降を入力せずまたは正逆転モ−タ2
5への駆動指令信号を出力しない。したがって、洗浄タ
ンク12と炊飯器1との衝突による損傷を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗米炊飯装置の正面図。
【図2】炊飯部の平面図。
【図3】一部切除したタンクの側断面図。
【図4】一部切除した洗米炊飯装置の側面図。
【図5】操作パネルの正面図。
【図6】貯米部と洗米部との昇降作用を示す洗米炊飯装
置の側面図。
【図7】昇降手段の側断面図。
【図8】ケ−スの平面図
【図9】ブロック回路。
【符号の説明】
1 炊飯器 2 炊飯台 3 一時停止スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎正博 愛媛県伊予郡松前町徳丸1515番地 ヒット エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4B054 AA02 AA16 AB01 AC02 CC02 CE02 CE05 CE19 CG10 CH01 CH11 4B055 AA07 BA05 BA08 BA10 CA64 CA65 CA75 CA76 CB14 EA01 EA02 EA08 GA02 GB14 GC34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段により昇降可能に設けた貯米部
    と洗浄手段を有する洗浄部と炊飯器1を載せる炊飯台2
    を引き出し可能に設けている炊飯部とを上側からその順
    に配置し、該昇降用の駆動手段や洗浄手段用の駆動手段
    等へ駆動指令信号を出力可能な制御手段および貯米部の
    位置が設定高さにあるか否かを検出する貯米位置検出手
    段を設け、該貯米位置検出手段が貯米部の高さを設定高
    さでないと検出すると制御手段から洗浄用の駆動手段へ
    駆動信号を出力しないことを特徴とする洗米炊飯装置。
  2. 【請求項2】 貯米位置検出手段が貯米部の高さを設定
    高さでないと検出すると制御手段から報知手段に報知信
    号を出力する請求項1に記載した洗米炊飯装置。
  3. 【請求項3】 駆動手段により昇降可能に設けた貯米部
    と洗浄手段を有する洗浄部と炊飯器1をを載せる炊飯台
    2を引き出し可能に設けている炊飯部とを上側からその
    順に配置し、該昇降用の駆動手段や洗浄手段用の駆動手
    段等へ駆動指令信号を出力可能な制御手段と炊飯台2を
    設定位置に引出しているか否かを検出する引出検出手段
    とを設け、引出検出手段が設定位置まで引き出されてい
    ないと検出すると制御手段から昇降用の駆動手段へ駆動
    信号を出力しないことを特徴とする洗米炊飯装置。
  4. 【請求項4】 引出検出手段が炊飯台2が設定位置まで
    引き出されていないと検出すると制御手段から報知手段
    に報知信号を出力する請求項3に記載した洗米炊飯装
    置。
  5. 【請求項5】 昇降用の駆動手段への入り切り操作を行
    なう一時停止スイッチ3を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至4に記載した洗米炊飯装置。
JP36713699A 1999-12-24 1999-12-24 洗米炊飯装置 Pending JP2001178626A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015003305A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 井関農機株式会社 洗米機
CN109567607A (zh) * 2018-12-05 2019-04-05 珠海格力电器股份有限公司 一种控制面板的升降机构及蒸烤设备
CN110874067A (zh) * 2018-08-31 2020-03-10 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪器具及其控制方法、系统与计算机可读存储介质

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