JPH1070900A - 同期機の励磁制御装置 - Google Patents

同期機の励磁制御装置

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JPH1070900A
JPH1070900A JP8224695A JP22469596A JPH1070900A JP H1070900 A JPH1070900 A JP H1070900A JP 8224695 A JP8224695 A JP 8224695A JP 22469596 A JP22469596 A JP 22469596A JP H1070900 A JPH1070900 A JP H1070900A
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JP
Japan
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voltage regulator
rectifier
synchronous machine
manual
pulse
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Pending
Application number
JP8224695A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Korenaga
均 是永
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動電圧調整器の復旧時に、速やかに手動運
転から自動運転に切り換えることを課題とする。 【解決手段】 自動電圧調整器15が復旧すると、その
条件に基づきシングルショット回路33からパルス出力
が出される。そして、転送回路26はシングルショット
回路33Kらのパルス出力がONの間、自動電圧調整器
15に対し、整流器の位相角を90度にて制御するよう
に命令を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期機の励磁制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の同期機の励磁制御装置の
構成図を示すものである。1は同期機、2は同期機界磁
巻線、3は主整流器で、交流励磁機4の出力のうち、主
整流器3に分流する電流を整流して、前記同期機界磁巻
線に供給する。残りの電流は以下に述べる自励分巻回路
に流れる。交流励磁機4の自励分巻回路は図4の如く、
三相変圧器5、三相リアクトル6、飽和リアクトル7、
三相誘導電圧調整器8(以下IVRと称する)、副整流
器9からなり、この自励分巻回路に対し、手動電圧調整
用開閉器41Bを介して、自己の出力から励磁電源を交
流励磁機界磁巻線11へ供給して同期機1の界磁電圧を
制御している。この様な運転を手動運転と言う。
【0003】一方、同期機1の端子電圧Vgは計器用変
圧器12に依り検出し、この電圧検出値と基準値である
発電機電圧設定器13(以下90Rと称する)との偏差
(以下ΔVgと称する)は減算器14で演算される。Δ
Vgが自動電圧調整器15(以下AVR15と称する)
に入力される。AVR15では、位相制御信号θを出力
し、位相制御回路16では、この位相制御信号θに応じ
たタイミング(位相角)で、ゲートパルスをサイリスタ
整流器17に供給する。サイリスタ整流器17は、ΔV
gを増幅し(サイリスタ整流器17の出力電圧はcos
θに比例)、自動電圧調整用開閉器41Aを介して、自
励分巻回路に直列接続される。言い換えるとサイリスタ
整流器17の出力電圧(以下、サイリスタ出力と称す
る)は、自励分巻回路に加算されて、交流励磁機の界磁
巻線11に加わる。これに依りVgが変動すると、その
ΔVgをサイリスタ整流器17で増幅し、自励分巻回路
の出力に加算して、交流励磁器4の界磁巻線11に供給
される電流を制御して、同期機1の端子電圧を制御す
る。この様な運転を自動電圧調整器運転(以下AVR運
転と称する)と言う。
【0004】ここで、AVR運転に必要なサイリスタ整
流器17の交流電源は、永久磁石発電機19の出力を、
アノード変圧器20を介して供給される。AVR運転
中、サイリスタ出力は界磁自動追従装置21に入力され
界磁自動追従装置21では、サイリスタ出力が0[V]
になる様にIVR8を自動追従させて、サイリスタ出力
を自励分巻回路出力に置き換える為、AVR15が故障
(以下86AVRと称する)して、41A18が開い
て、41B10が閉じて手動運転に切換わっても、同期
機1の端子電圧は一定に維持される。
【0005】従来、86AVRが動作し、その後AVR
15が復旧した際、今まで使用していたサイリスタ整流
器17の健全性を再確認する為、41A18が開、41
B10が閉のまま調整回路用開閉器41Sを閉じて、調
整用抵抗23、調整用リアクトル24、永久磁石発電機
19の出力をアノード変圧器20を介して入力する調整
用整流器25から構成される調整回路100にて、90
R13を増減させて、サイリスタ出力が正負に変化する
のを確認し、サイリスタ出力が0[V]になった時点で
41A18を閉じ、41B10を開いてAVR運転に切
換えていた。ここで、調整回路を前述の如き回路構成に
しているのはサイリスタ出力が本当に0[V]の状態
か、それとも負出力を出す様なゲートパルスが与えられ
ているが、回路電流が0[A]の為、電圧が0[V]に
なっているのかの判断が難しく、サイリスタ出力が負に
なっても回路電流が0[A]にならない様にし、継続し
て、サイリスタ出力を負にしておく為である。従来装置
の切換え過程におけるVgの挙動を図5に示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた如く、従来
装置では手動運転からAVR運転への切換えに際し、種
々の手順を踏んで時間をかけて行っている。しかしなが
ら、系統異常時は、手動運転が少しでも継続すると同期
機が脱調する危険性があり、速やかにAVR運転に切換
える必要がある。
【0007】そこで本発明は、速やかにAVR運転に切
換えて、系統異常時でも安定した運用を行える様にする
ことと、励磁装置の簡素化に依る信頼性向上及びメンテ
ナンスの軽減を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
同期機の界磁巻線に界磁電流を出力する整流手段と、同
期機の端子電圧が所定値になるように前記整流器を制御
する自動電圧調整手段と、前記自動電圧調整器に故障が
発生した場合に前記整流器を制御する手動電圧調整手段
とからなる同期機の励磁制御装置において、前記手動電
圧調整器の機能が復旧した場合に前記自動電圧調整器の
制御に切り換わった事を条件でパルスを出力するパルス
出力手段と、前記パルスが出力されている間は前記自動
電圧調整器に対し前記整流器の位相角を90度シフトし
た制御を行う指令を出力する転送手段とから構成されて
いる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において前記整流手段の励磁電源として交流励磁機を
備えたものである。請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において前記整流手段の励磁電源として直流励
磁機を備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)(請求項1、2対応) 図1は、請求項1、2に対応する第1の実施の形態の励
磁制御装置の構成図である。図中、図4と同一符号は同
一部分、又は相当部分を示し説明を省略する。
【0011】従来、備わっていた41S22、調整用抵
抗23、調整用リアクトル24、調整用整流器25は撤
去し、手動運転からAVR運転に切換わったという条件
でパルス出力(数十ms)するシングルショット回路3
3を設ける。前記シングルショット回路33のパルス信
号がONしている間、位相角を90°にゲートシフトす
る転送回路26を設け、その信号が位相制御回路16に
入力される。ここで位相角を90°にゲートシフトする
のは、サイリスタ出力が0[V]でAVR運転に切換え
れば、ショックが少なくて済むからである。手動運転か
らAVR運転に切換わった時のVgの挙動は図2の如
く、AVR運転に切換えた瞬間、Vgが少し変動する
が、即フィードバック制御に依り、Vgは定格電圧に自
動制御される。
【0012】上記構成に依れば、速やかにAVR運転へ
の切換えが行われ、本実施の形態に依れば、系統異常時
でも安定した運用が出来、また励磁制御回路の簡素化に
依り信頼性も向上する。
【0013】(第2の実施の形態)(請求項1、3対
応) 図3は、請求項1、3に対応する第2の実施の形態の励
磁制御装置の構成図である。図中、図4と同一符号は同
一部分、又は相当部分を示し説明を省略する。
【0014】図3は、同期機1の励磁電源として、直流
励磁機27を備え、前記直流励磁機27と並列に、界磁
調整器28、ブリッジ抵抗29を設ける。同期機1の端
子電圧を一定に制御する双方向サイリスタ整流器(上げ
励磁用サイリスタ整流器30、下げ励磁用サイリスタ整
流器31)は、41A18を介して直流励磁機界磁巻線
32に供給される電流を制御して、同期機1の端子電圧
を制御する。ここで、双方向サイリスタ整流器にするの
は、サイリスタ整流器は負方向に電流が流せない為、双
方向に組合せて使用するものである。
【0015】図3において手動運転からAVR運転に切
換わったという条件でパルス出力(数十ms)するシン
グルショット回路33を設ける。前記シングルショット
回路33のパルス信号がONしている間、位相角を90
°にゲートシフトする転送回路26を設け、その信号が
位相制御回路16に入力される。ここで位相角を90°
にゲートシフトするのは、サイリスタ出力が0[V]で
AVR運転に切換えれば、ショックが少なくて済むから
である。手動運転からAVR運転に切換わった時のVg
の挙動は図2の如く、AVR運転に切換えた瞬間、Vg
が少し変動するが、即フィードバック制御に依り、Vg
は定格電圧に自動制御される。上記構成に依れば、速や
かにAVR運転への切換えが行われ、本実施の形態に依
れば、系統異常時でも安定した運用が出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明に依れば、速やかに自動電圧調整
器運転に切換えることに依り、系統異常時でも安定した
運用を行うことが出来、また励磁制御装置の簡素化に依
り、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成図。
【図2】第1に係る実施の形態の特性図。
【図3】第2の実施の形態の構成図。
【図4】従来の同期機の励磁制御装置の構成図。
【図5】従来の同期機の励磁制御装置の特性図。
【符号の説明】
1…同期機 2…同期機界磁巻線 3…主整流器 5…三相変圧器 6…三相リアクトル 7…飽和リアクトル 8…三相誘導電圧調整器 9…副整流器 13…発電機電圧設定器 15…自動電圧調整器 16…位相制御回路 17…サイリスタ整流器 26…転送回路 33…シングルショット回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期機の界磁巻線に界磁電流を出力する
    整流手段と、同期機の端子電圧が所定値になるように前
    記整流器を制御する自動電圧調整手段と、前記自動電圧
    調整器に故障が発生した場合に前記整流器を制御する手
    動電圧調整手段とからなる同期機の励磁制御装置におい
    て、前記手動電圧調整器の機能が復旧した場合に前記自
    動電圧調整器の制御に切り換わった事を条件でパルスを
    出力するパルス出力手段と、前記パルスが出力されてい
    る間は前記自動電圧調整器に対し前記整流器の位相角を
    90度シフトした制御を行う指令を出力する転送手段と
    から構成されたことを特徴とする同期機の励磁制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記整流手段の励磁電源として交流励磁
    機を備えたことを特徴とする請求項1記載の同期機の励
    磁制御装置。
  3. 【請求項3】 前記整流手段の励磁電源として直流励磁
    機を備えたことを特徴とする請求項1記載の同期機の励
    磁制御装置。
JP8224695A 1996-08-27 1996-08-27 同期機の励磁制御装置 Pending JPH1070900A (ja)

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