JP2006329923A - 短絡発電設備 - Google Patents

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JP2006329923A JP2005157032A JP2005157032A JP2006329923A JP 2006329923 A JP2006329923 A JP 2006329923A JP 2005157032 A JP2005157032 A JP 2005157032A JP 2005157032 A JP2005157032 A JP 2005157032A JP 2006329923 A JP2006329923 A JP 2006329923A
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Yoshihide Takami
吉秀 高見
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Abstract

【課題】 遮断試験の際に短絡電流を供給する短絡発電設備において、短絡発電機容量が十分確保できる設備を提供する。
【解決手段】 供試遮断器に短絡電流を供給して遮断試験を行う設備を、並列接続されて同期並列運転を行うA号短絡発電機1とB号短絡発電機2とで構成し、B号短絡発電機2の界磁電流9aを制御するB号界磁制御器13を備えて、B号界磁電流9aを、A号界磁電流5aに基づいて生成される制御目標値に追従するようにフィードバック制御して、B号短絡発電機2の出力とA号短絡発電機1の出力とを同等にする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、遮断器の遮断試験に関し、特に短絡電流を供給する短絡発電設備に関するものである。
従来、遮断器の試験は、励磁発電機で励磁される短絡発電機に保護遮断器、限流リアクトル及び投入器を介して供試遮断器を接続し、保護遮断器を予め投入しておき短絡発電機に所定の電圧を発生させてから規定に従った試験を行っていた。そして、短絡容量不足による試験項目の試験を可能にするため、短絡発電機の励磁回路に過励磁回路及び逆励磁回路を設け、供試遮断器の短絡電流通電開始点の直前に短絡発電機を過励磁として短絡電流の減衰を押さえ込んでほぼ一定値に保ち、供試遮断器の遮断完了直前直後に過励磁をオフとし短時間逆励磁を加え、過励磁による影響を打ち消して過渡回復電圧及び回復電圧を許容範囲に収めていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−172911号公報
このような従来の遮断試験は、短絡発電機の短絡容量不足により実施できなかった試験項目の試験を、短絡発電機容量を増加させることなく可能にするものであるが、容量の不足量が大きい場合には、所定の短絡電流や、過渡回復電圧及び回復電圧が得られず、従来設備を発電機容量を増やした設備に取り替える必要があり、多大な費用が発生するものであった。
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、遮断試験の際に短絡電流を供給する短絡発電設備において、短絡発電機容量が十分確保できる設備を提供することを目的とする。
この発明に係る短絡発電設備は、短絡試験品に短絡電流を供給して遮断試験を行う設備であって、並列接続されて同期並列運転を行う第1、第2の短絡発電機と、該第2の短絡発電機の界磁電流を制御する界磁制御器とを備える。該界磁制御器は、上記第1の短絡発電機の界磁電流に基づいて指令値を演算する指令演算部を有して、上記第2の短絡発電機の界磁電流が上記指令値に追従するようにフィードバック制御するものである。
このような短絡発電設備は、2台の短絡発電機を同期並列運転させるため、大きな短絡発電機容量を得ることができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による短絡発電設備を図1に基づいて説明する。
図に示すように、第1の短絡発電機としてのA号短絡発電機1と第2の短絡発電機としてのB号短絡発電機2とが、並列遮断器3を介して遮断器などの短絡試験品4に接続される。A号短絡発電機1の界磁巻線(以下、A号界磁巻線5と称す)は、界磁遮断器6、シャント7を介してA号界磁調整器8に接続され、界磁電流5aはA号界磁調整器8により所望の値に調整されてA号界磁巻線5に供給される。B号短絡発電機2の界磁巻線(以下、B号界磁巻線9と称す)は、界磁遮断器10、シャント11を介してサイリスタ12に接続される。サイリスタ12は励磁用電源に接続され、B号界磁制御器13から点呼信号18をゲートに入力して点呼制御され、所望の界磁電流9aがB号界磁巻線9に供給される。
B号界磁制御器13の構成および動作について以下に詳述する。
B号界磁制御器13は、A号短絡発電機1の界磁電流5a(以下、A号界磁電流5aと称す)をシャント7を介して入力すると共に、B号短絡発電機2の界磁電流9a(以下、B号界磁電流9aと称す)をシャント11を介して入力し、サイリスタ12の点呼信号18を生成してB号界磁電流9aを制御する。B号界磁制御器13では、指令演算部としての制御目標値換算部14が、入力されたA号界磁電流5aに基づいて指令値となる制御目標値を演算する。一方、入力されたB号界磁電流9aは予め設定されたフィードバックゲイン15を乗じ、減算器16にて制御目標値からの偏差を求め、該偏差が小さくなるようにサイリスタ点呼制御部17にて点呼信号18を生成する。これにより、B号界磁電流9aは、A号界磁電流5aに基づく制御目標値に追従するようにフィードバック制御される。
ここで、B号短絡発電機2がA号短絡発電機1と同型であれば、制御目標値をA号界磁電流5aとして、B号界磁電流9aをA号界磁電流5aに追従させる。これによりB号短絡発電機2の出力とA号短絡発電機1の出力とを同等にして同期させ、2台の短絡発電機1、2を同期並列運転する。
また、B号短絡発電機2がA号短絡発電機1と同型でない場合でも、B号短絡発電機2の出力とA号短絡発電機1の出力とが同等になるように、制御目標値換算部14にて演算時のゲインを調整して制御目標値を生成し、2台の短絡発電機1、2を同期並列運転する。このため、2台の励磁方式の異なる短絡発電機1、2であっても同期並列運転できる。
この実施の形態では、B号短絡発電機2の界磁電流9aを制御するB号界磁制御器13を備え、B号界磁電流9aを、A号界磁電流5aに基づいて生成される制御目標値に追従するようにフィードバック制御するため、B号短絡発電機2の出力とA号短絡発電機1の出力とを同等にして、2台の短絡発電機1、2を、容易に信頼性良く同期並列運転させることができる。これにより、短絡発電機容量が十分確保でき短絡試験品4の遮断試験を信頼性良く実施できる。
また、1台の既設短絡発電機による短絡発電設備において短絡発電機容量が不足する場合に、既設短絡発電機をA号短絡発電機1とし、B号界磁制御器13を備えたB号短絡発電機2を追設することで上述した2台の短絡発電機1、2による短絡発電設備を得ることができ、容量不足を解消することができる。この場合、既設短絡発電機を利用して短絡発電機容量を大きく増大でき、費用削減が図れる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2による短絡発電設備を図2に基づいて説明する。
上記実施の形態1と同様に、A号短絡発電機1とB号短絡発電機2とが、並列遮断器3を介して短絡試験品4に接続される。A号界磁巻線5は、界磁遮断器6、シャント7を介してA号界磁調整器8に接続され、A号界磁電流5aはA号界磁調整器8により所望の値に調整されてA号界磁巻線5に供給される。B号界磁巻線9は、界磁遮断器10、シャント11を介してサイリスタ12に接続される。サイリスタ12は励磁用電源に接続され、B号界磁制御器13から点呼信号18をゲートに入力して点呼制御され、所望のB号界磁電流9aがB号界磁巻線9に供給される。
B号界磁制御器13の構成および動作について以下に詳述する。
B号界磁制御器13は、A号界磁電流5aおよびB号界磁電流9aを、それぞれシャント7、11を介して入力すると共に、A号短絡発電機1の出力電圧(以下、A号出力電圧1aと称す)とB号短絡発電機2の出力電圧(以下、B号出力電圧2aと称す)とを入力し、サイリスタ12の点呼信号18を生成してB号界磁電流9aを制御する。
B号界磁制御器13は、制御目標値換算部14および自動電圧調整部19からなる指令演算部14aを備える。自動電圧調整部19では、A号出力電圧1aとB号出力電圧2aとを入力として、B号出力電圧2aがA号出力電圧1aに追従するように電圧調整信号を生成し、制御目標値換算部14では、自動電圧調整部19からの電圧調整信号とA号界磁電流5aとに基づいて指令値となる制御目標値を演算する。
一方、入力されたB号界磁電流9aは予め設定されたフィードバックゲイン15を乗じ、減算器16にて制御目標値からの偏差を求め、該偏差が小さくなるようにサイリスタ点呼制御部17にて点呼信号18を生成する。これにより、B号界磁電流9aは制御目標値に追従するようにフィードバック制御される。
この実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、B号短絡発電機2の界磁電流9aを制御するB号界磁制御器13を備え、B号界磁電流9aを、A号界磁電流5aに基づいて生成される制御目標値に追従するようにフィードバック制御することで、B号短絡発電機2の出力とA号短絡発電機1の出力とを同等にして、2台の短絡発電機1、2を、同期並列運転させる。このため、上記実施の形態1と同様に、短絡発電機容量が十分確保でき短絡試験品4の遮断試験を信頼性良く実施できると共に、既設短絡発電機を利用して短絡発電機容量を大きく増大するのに適した設備構造を提供でき、費用削減が図れる。
また、制御目標値を演算する指令演算部14aに、自動電圧調整部19を備え、B号出力電圧2aがA号出力電圧1aに追従するように制御演算値を演算させるようにしたため、B号短絡発電機2の出力とA号短絡発電機1の出力とを同等にする制御が高精度に応答性良く実施でき、2台の短絡発電機1、2の同期並列運転がさらに信頼性良く制御できる。
この発明の実施の形態1による短絡発電設備の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2による短絡発電設備の構成を示す図である。
符号の説明
1 第1の短絡発電機としてのA号短絡発電機、1a A号出力電圧、
2 第2の短絡発電機としてのB号短絡発電機、2a B号出力電圧、3 並列遮断器、
4 短絡試験品、5 A号界磁巻線、5a A号界磁電流、9 B号界磁巻線、
9a B号界磁電流、13 B号界磁制御器、
14 指令演算部としての制御目標値換算部、14a 指令演算部、
19 自動電圧調整部。

Claims (2)

  1. 短絡試験品に短絡電流を供給して遮断試験を行う短絡発電設備において、
    並列接続されて同期並列運転を行う第1、第2の短絡発電機と、該第2の短絡発電機の界磁電流を制御する界磁制御器とを備え、
    上記界磁制御器は、上記第1の短絡発電機の界磁電流に基づいて指令値を演算する指令演算部を有して、上記第2の短絡発電機の界磁電流が上記指令値に追従するようにフィードバック制御することを特徴とする短絡発電設備。
  2. 上記指令演算部は、上記第1、第2の短絡発電機の出力電圧をそれぞれ入力して、上記第2の短絡発電機の出力電圧が上記第1の短絡発電機の出力電圧に追従するように、上記指令値を演算することを特徴とする請求項1記載の短絡発電設備。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103809116A (zh) * 2014-02-28 2014-05-21 国家电网公司 一种短路性能测试系统及其方法

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