JP7433201B2 - 同期機の励磁装置 - Google Patents

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本願は、同期機の励磁装置に関するものである。
発電機などの同期機は、安定した電力の供給が求められる。そのために励磁装置が確実に動作することが必要である。励磁装置は、自動電圧調整装置によって同期機の端子電圧を励磁用トランスで検出し、その検出電圧をサイリスタの三相ブリッジで整流して直流電流とし、この直流電流で同期機の界磁巻線を励磁する。したがって、自動電圧調整装置は同期機の出力電圧を自動的に予め定めた値に保つための装置であって、演算部およびパルス出力部を備えている。演算部は、端子電圧を予め定めた値に保持するためのサイリスタに対する点弧角の指令値を演算し、パルス出力部は、サイリスタの点弧を制御する点弧パルスを出力する。
サイリスタの三相ブリッジへの点弧パルスの出力タイミングおよび点弧パルス幅を自動調整するものが提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1には、サイリスタに保護用の速断ヒューズを設け、この速断ヒューズの抵抗値が既知であれば、電圧を測定することによって電流値を算出して、この算出した電流値から、分流電流が多いサイリスタの点弧パルスのタイミングを遅らせ、あるいは幅を小さくすることによって各サイリスタの分流電流の差異を小さくするように、自動電圧調整装置の内部に、サイリスタへの点弧パルスのパルス幅の演算を行う演算部と、演算部の演算結果に基づいたタイミングで点弧パルスを出力するパルス出力部とが設けられたものが示されている。
特許文献1に示されている同期機の励磁装置は、通常、自動電圧調整装置と励磁装置とは、発電所内のそれぞれ異なる建屋に配置されている。
特開2005‐130555号公報
特許文献1に示されている励磁装置は、サイリスタにおける電流値を検出するために、速断ヒューズを用いた例が示されているが、各サイリスタの通電電流を正確に検出することが重量であり、また、この励磁装置の周辺機器の故障を想定して対策を実現することが課題である。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、同期機の励磁装置における故障に対応できる信頼性向上を図った同期機の励磁装置を提供することを目的とする。
本願に開示される同期機の励磁装置は、同期機の端子電圧を、前記同期機の界磁巻線を励磁する直流電流に整流する複数のサイリスタ、前記複数のサイリスタのそれぞれのゲートに点弧パルスを与えるパルス出力部と、前記端子電圧を予め定めた値に保持するために前記複数のサイリスタのそれぞれの点弧角を演算する演算部と、前記演算部の演算結果を前記パルス出力部に出力する演算結果出力部とを備えた自動電圧調整装置、前記複数のサイリスタの通電電流を測定する電流計測手段、および前記自動電圧調整装置の前記演算部とは別に、前記電流計測手段からの信号を受けて前記複数のサイリスタへの点弧パルスの出力タイミングまたは点弧パルス幅を演算して、前記パルス出力部に出力する調整値演算部、を備え、前記パルス出力部は、前記調整値演算部が故障した場合、前記演算部および前記演算結果出力部からの指令によって点弧パルスを出力し、前記演算部または前記演算結果出力部が故障した場合、前記調整値演算部からの指令値を固定し、前記演算部と前記演算結果出力部の故障直前の指令値を保持して点弧パルスを出力することを特徴とする。












本願に開示される同期機の励磁装置は、整流器を構成するサイリスタの分担電流をより正確にバランスさせるとともに、信頼性向上を図ることができる。
実施の形態1による同期機の励磁装置の概略的な構成を示す回路図である。 実施の形態1の点弧パルスの出力タイミングを示すタイミング図である。
実施の形態1.
本願の実施の形態1について、図面に基づいて説明する。図1は、本願の実施の形態1の同期機の励磁装置100を示す概略的な構成を示す回路構成図である。図2は、点弧パルスの出力タイミングを示す図である。
図1に示すように、発電機等の同期機1の端子電圧を励磁用トランス6で検出し、その検出電圧をサイリスタ5a、5b、5cの三相ブリッジで整流して直流電流とし、この直流電流で界磁巻線7を励磁するとともに、同期機1の端子電圧を電圧検出用トランス2により検出し、その端子電圧のフィードバックにより自動電圧調整装置3の演算部3aが端子電圧を所定値に保持するためのサイリスタ5a、5b、5cに対する点弧角の指令値を演算し、自動電圧調整装置3のパルス出力部3bが交流周期に対応してサイリスタ5a、5b、5cのゲートに対して上記点弧角の指令値をパルスとして印加するようにされている。
この図1に示すように、この励磁装置100では、三相ブリッジの1アームを3個のサイリスタ5a、5b、5cで構成した例を示しており、各サイリスタ5a、5b、5cがそれぞれ並列接続されるとともに、各サイリスタのゲートにパルストランス8a、8b、8cが接続され、各パルストランスはパルス出力部3bに並列接続されている。
自動電圧調整装置3のパルス出力部3bは励磁装置100の内部に設けている。また、自動電圧調整装置3の演算部3aと励磁装置100の内部のパルス出力部3bとを接続するために、自動電圧調整装置3内に演算結果出力部3cを設け、演算結果出力部3cが出力信号8dを出力するように構成されている。
各サイリスタ5a、5b、5cの通電電流を測定する電流計測手段11a、11b、11cを設けており、電流計測手段11a、11b、11cからの信号を受け、各サイリスタ5a、5b、5cへの点弧パルスの出力タイミングまたは点弧パルス幅を演算する調整値演算部3dを設けている。
例えば、サイリスタに供給される電流値が、ia<ib<icの場合、図2に示すように、演算結果出力部3cの出力信号8dに対して、パルストランス8bの点弧パルスの出力タイミングをt1からt2に遅らせ、パルストランス8cの点弧パルスの出力タイミングをt3に遅らせて、サイリスタ5bの通電電流ibと、サイリスタ5cの通電電流icを減少させるように調整している。
この実施の形態によれば、演算部3aとパルス出力部3b間の信号は、点弧パルスのような特殊な信号を使用する必要はなく、4-20mA、1-9V等の一般的なアナログ信号あるいは通信を用いることが可能となり、結線本数の削減による製作費の削減と、ノイズ耐性の向上による各サイリスタ5a、5b、5cの誤動作を抑制し信頼性の向上を図ることが可能となる。
また、調整値演算部3dを演算部3aとは別に設けることで、仮に点弧パルスの出力タイミングまたは点弧パルス幅を演算する調整値演算部3dが故障した場合でも、演算部3a及び演算結果出力部3cからの指令によってパルス出力部3bは点弧パルスを各サイリスタ5a、5b、5cに出力可能であり、点弧パルスの出力タイミングまたは点弧パルス幅を演算する調整値演算部3dが故障することで、分担電流の調整機能が喪失し、各サイリスタ5a、5b、5cの通電電流に多少のアンバランスは発生するものの、発電機運転を継続することが可能となり、励磁装置100の信頼性向上を図ることが可能となる。
また、調整値演算部3dを演算部3aとは別に設けることで、仮に演算部3aと演算結果出力部3cとの両方か、もしくは片方が故障した場合、調整値演算部3dからの点弧角指令値を固定し、パルス出力部3bは、演算部3aと演算結果出力部3cの故障直前の指令値を保持することで演算部3aと演算結果出力部3cの故障直前の発電機運転状態を継続可能であり、さらに手動でこの点弧角指令値を調整することで柔軟な発電機運転を実施することが可能となり、励磁装置100の信頼性向上を図ることが可能となる。



本願は、例示的な実施の形態が記載されているが、実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
1 同期機、2 電圧検出用トランス、3 自動電圧調整装置、3a 演算部、3b パルス出力部、3c 演算結果出力部、3d 調整値演算部、5a、5b、5c サイリスタ、6 励磁用トランス、7 界磁巻線、8a、8b、8c パルストランス、11a、11b、11c 電流計測手段、100 励磁装置

Claims (2)

  1. 同期機の端子電圧を、前記同期機の界磁巻線を励磁する直流電流に整流する複数のサイリスタ、
    前記複数のサイリスタのそれぞれのゲートに点弧パルスを与えるパルス出力部と、前記端子電圧を予め定めた値に保持するために前記複数のサイリスタのそれぞれの点弧角を演算する演算部と、前記演算部の演算結果を前記パルス出力部に出力する演算結果出力部とを備えた自動電圧調整装置、
    前記複数のサイリスタの通電電流を測定する電流計測手段、
    および前記自動電圧調整装置の前記演算部とは別に、前記電流計測手段からの信号を受けて前記複数のサイリスタへの点弧パルスの出力タイミングまたは点弧パルス幅を演算して、前記パルス出力部に出力する調整値演算部、を備え、
    前記パルス出力部は、前記調整値演算部が故障した場合、前記演算部および前記演算結果出力部からの指令によって点弧パルスを出力し、前記演算部または前記演算結果出力部が故障した場合、前記調整値演算部からの指令値を固定し、前記演算部と前記演算結果出力部の故障直前の指令値を保持して点弧パルスを出力することを特徴とする同期機の励磁装置。
  2. 前記サイリスタに供給される電流値の大きさに応じて、前記演算結果出力部の出力信号に対して、前記点弧パルスの出力タイミングを調整するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の同期機の励磁装置。
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