JPH05176482A - 非常用発電機負荷電圧補償装置 - Google Patents

非常用発電機負荷電圧補償装置

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Publication number
JPH05176482A
JPH05176482A JP3342721A JP34272191A JPH05176482A JP H05176482 A JPH05176482 A JP H05176482A JP 3342721 A JP3342721 A JP 3342721A JP 34272191 A JP34272191 A JP 34272191A JP H05176482 A JPH05176482 A JP H05176482A
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JP
Japan
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voltage
load
generator
value
thrown
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Pending
Application number
JP3342721A
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English (en)
Inventor
Akira Takahashi
亮 高橋
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】非常用発電機1は、負荷9の投入によって電圧
降下を生じる。その電圧降下は発電機及び線路で生じる
が、その補償のため発電機出力電圧の制御3と進相コン
デンサ8の投入を組み合わせた合理的な電圧制御装置と
した。 【効果】発電機仕様の変更無しに広範囲な電圧降下の低
減対策を行なうことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非常用発電機の電圧制御
装置並びに線路電圧降下を低減させるための進相コンデ
ンサの投入制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】補機始動電流による電圧降下を補償する
装置として、特開昭55−111698号公報に示されるように
予め発電機出力電圧を通常運転時の設定よりも高い値に
切替える方法がある。この方法は、発電機電圧設定範囲
内で電圧が補償されれば問題ないが、電圧降下が大きく
電圧設定範囲以上に補償する必要があった場合には対応
出来なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】非常用発電機は、常用
電源が喪失した際に機器の安全停止や保安電源を確保す
るために設置される。非常用発電機の電圧確立後、速や
かに負荷を投入することになるが、一度に投入された場
合、発電機及び線路には過大な電圧降下を生じる。従来
技術では、この電圧降下を補うため負荷投入前に予め発
電機の設定電圧を大きくする制御方法がとられている。
しかし、この方法では発電機内部電圧降下を補うものに
すぎず発電機端子と負荷端子間で生じる線路電圧降下に
ついては考慮されていなかったため電圧制御範囲は小さ
かった。
【0004】本発明の目的は、発電機内部電圧降下のみ
ならず線路電圧降下も補う電圧制御をすることによっ
て、より広範囲で且つ最適な負荷電圧にする電圧制御装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は負荷投入前に発電機電圧設定を自動的に目
標値まで制御し、また、発電機電圧設定上限以上の制御
を必要とする場合には進相コンデンサを自動的に投入す
る制御装置を設ける。
【0006】
【作用】負荷投入時、予めその投入指令を演算装置に入
力し、各負荷データにより投入負荷を始動させるために
必要な発電機電圧(目標値)を計算し、負荷投入前の発
電機電圧と比較する。後者が大きければ負荷を投入し、
前者が大きければ発電機電圧設定器(90R)の設定上
限値との比較を再度行なう。ここで、目標値が90R設
定上限値以下であれば90Rを目標値まで制御後負荷を
投入し、90R設定上限値以上であれば進相コンデンサ
を投入し再度目標値の計算を行なった上で90Rを目標
値まで制御後負荷を投入する。また、発電機は連続運転
許容電圧以上の領域での運転は短時間しか許容されない
ので、90Rの設定を上げた場合には許容時間内に元の
設定に戻す。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2によ
り説明する。
【0008】図1において、負荷投入前、非常用発電機
1の電圧は自動電圧調整装置2の電圧設定器(90R)
3により一定電圧に制御される。負荷投入指令4は初め
に演算装置5に入力され、その出力信号によって90R
の制御及び進相コンデンサ8の電磁接触器7を投入した
後、負荷9を投入する。
【0009】図2において、〜n負荷投入指令12
は、演算装置11に入力され目標値計算回路14によっ
て投入指令の負荷容量に対応して発電機から負荷迄の電
圧降下が計算される。ここでの計算結果とEG電圧13
との比較をステップ15で行ない、EG電圧が目標値以
上であれば〜n負荷を投入する(ステップ16)。目
標値が大きければ、再度90R上限値との比較をステッ
プ17で行なう。比較結果、90R上限値が大きければ
ステップ18でEG電圧と目標値を比較し、EG電圧が
目標値と同等以上となるまで90Rを上げ続けるステッ
プ19。また、90R上限値よりも目標値が大きけれ
ば、進相コンデンサ20を投入し、発電機端子から進相
コンデンサ接続点迄の電圧降下を低減させる。その低減
分を補正させる目的で電圧目標値をステップ14で再計
算し、ステップ15に戻り前述の制御を繰り返す。〜
n負荷を投入後はステップ21で負荷投入確認を行な
い、その後、90Rの設定を負荷投入前に戻す。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、負荷投入指令が発せら
れたことにより予めその負荷容量に見合って電圧設定の
目標値を定めておき、この目標値になる迄発電機の励磁
電流を増加させる。しかし、発電機電圧及び励磁電流の
増加には熱ストレスを伴うことからおのずと限度があ
る。その限度に至った時点で更に電圧を上昇させる必要
がある場合には、進相コンデンサを投入する。進相コン
デンサ投入により発電機とコンデンサ間における線路の
電圧降下は低減されるため、負荷端における電圧降下の
低減に効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す回路図。
【図2】本発明の装置の構成要素の動作順序を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】 1…非常用発電機、3…電圧設定器、8…進相コンデン
サ、9…負荷。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非常用発電機により負荷に電源を供給する
    設備において、負荷投入前に予め発電機の電圧設定を負
    荷始動時の電圧降下を見込んだ適正な目標値に自動的に
    制御し、電圧制御の範囲の限度以内で目標値に達しない
    場合には、発電機と負荷の間に接続された進相コンデン
    サを投入し、線路電圧降下を補償することによって負荷
    始動可能電圧を確保するような制御回路を設けたことを
    特徴とする電圧補償装置。
JP3342721A 1991-12-25 1991-12-25 非常用発電機負荷電圧補償装置 Pending JPH05176482A (ja)

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JP3342721A JPH05176482A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 非常用発電機負荷電圧補償装置

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JP3342721A JPH05176482A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 非常用発電機負荷電圧補償装置

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JPH05176482A true JPH05176482A (ja) 1993-07-13

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JP (1) JPH05176482A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272550A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nichicon Corp 電圧変動補償装置
JP2010013299A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Fujikura Ltd 光ファイバ用母材製造の焼結工程における定電力制御システム及びその定電力制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272550A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nichicon Corp 電圧変動補償装置
JP2010013299A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Fujikura Ltd 光ファイバ用母材製造の焼結工程における定電力制御システム及びその定電力制御方法

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