JPH1069866A - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JPH1069866A
JPH1069866A JP8228382A JP22838296A JPH1069866A JP H1069866 A JPH1069866 A JP H1069866A JP 8228382 A JP8228382 A JP 8228382A JP 22838296 A JP22838296 A JP 22838296A JP H1069866 A JPH1069866 A JP H1069866A
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JP
Japan
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refractive index
index layer
ray tube
layer
cathode ray
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JP8228382A
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Shoko Nishizawa
昌紘 西澤
Norikazu Uchiyama
則和 内山
Toshio Tojo
利雄 東條
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Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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    • H01J2229/8915Surface treatment of vessel or device, e.g. controlled surface roughness

Abstract

(57)【要約】 【課題】パネルガラスへの外来光の反射を防止して高コ
ントラスト化を図ると共に、帯電を防止する反射帯電防
止膜を備えた陰極線管を提供する。 【解決手段】内面に蛍光体層4を被着してスクリーンを
構成するパネルガラス1と、電子銃を収納するネックお
よび前記パネルガラスとネックとを連接するファンネル
とで真空外囲器を構成してなる陰極線管において、前記
パネルガラス1の外面に高屈折率層21と低屈折率層2
2の多層膜で構成された反射帯電防止膜20を有し、前
記低屈折率層22が前記高屈折率層21の上層に位置す
ると共に、前記高屈折率層21の前記低屈折率層22側
に凹凸を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管に係り、
特にパネルガラスへの外来光の反射を防止して高コント
ラスト化を図ると共に、帯電を防止する反射帯電防止膜
を備えた陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ受像機やパソコンモニターに使用
される陰極線管は、画像表示面であるスクリーンを構成
するパネルガラスと電子銃を収納するネックおよびパネ
ルガラスとネックとを連接するファンネルとで真空外囲
器を構成し、電子銃から発射される変調電子ビームでス
クリーンの内面に形成された蛍光体層を励起して所要の
画像を表示するものである。
【0003】図11はこの種の陰極線管の一例としての
シャドウマスク型カラー陰極線管の構造を説明する概略
断面図であって、1はパネルガラス、2はネック、3は
ファンネル、4は蛍光体層、5はシャドウマスク、6は
マスクフレーム、7は懸架機構、8は支持ピン、9は磁
気シールド、10はアノードボタン、11は内部導電
膜、12は偏向装置、13は電子銃、14は電子ビーム
(赤、緑、青)である。同図において、この陰極線管
は、スクリーンを構成するガラスパネル1と電子銃を収
納するネック2およびパネルガラスとネックとを連接す
るファンネル3とで真空外囲器を構成する。この真空外
囲器の内面には、アノードボタン10に印加される高圧
の陽極電圧をスクリーンおよび電子銃に供給するための
内部導電膜11が塗布されている。
【0004】シャドウマスク5はマスクフレーム6に溶
接されて懸架機構7でパネルガラス1のスカート部内壁
に埋設された支持ピン8に懸架され、ガラスパネル1の
内面に形成された蛍光体層4に対して所定の微小間隔で
保持される。
【0005】磁気シールド9は電子ビーム14に対する
地磁気等の外部次回を遮蔽するものであり、マスクフレ
ーム6に溶接して保持される。
【0006】また、ファンネルのネック側には電子銃か
ら発射された電子ビームの通路に水平磁界と垂直磁界を
形成する偏向装置12が装架され、電子銃13から発射
される3本の電子ビームを水平方向と垂直方向の偏向し
て蛍光体層4を2次元走査する。
【0007】一般にこのような陰極線管では、そのスク
リーンであるパネルガラスに入射する外来光の反射を防
止してコンラストの低下を防止し、あるいは静電気の帯
電を防止するための反射帯電防止層が形成されている。
【0008】図12は陰極線管の外来光の反射防止構造
の一例を説明する図1のA部分を拡大して示す断面模式
図であって、42はブラックマトリクス、43は蛍光
体、44はメタルバック、51はシャドウマスクの電子
ビーム通過孔、R,G,Bは各色の電子ビーム経路、2
0は反射防止帯電防止膜、23は蛍光体の発光光、24
は外来光、25,26は外来光の反射光、図1と同一符
号は同一部分に対応する。
【0009】同図において、電子銃から発射された電子
ビームR,G,Bはシャドウマスク5の電子ビーム通過
孔51でそれぞれの蛍光体43ごとに色選別されて蛍光
体層4に射突する。
【0010】蛍光体43は電子ビームの射突で励起され
て発光し、その発光光はパネルガラス1と通して出射す
る。パネルガラスの表面には反射防止帯電防止層20が
形成されている。パネルガラス1に入射する外来光24
は、反射防止帯電防止層20の内部に入り込んだ分25
は当該反射防止帯電防止層20で吸収あるいは干渉でエ
ネルギーが抑制され、表面での乱反射26と共に表面側
への反射が防止される。
【0011】このような反射帯電防止層は様々な方法で
形成されるが、その多くは、所謂ゾル・ゲル法によって
形成されるのが一般的である。
【0012】すなわち、従来の反射帯電防止層は、例え
ば次のような方法で形成される。
【0013】すなわち、陰極線管のパネルガラスに高
屈折率層を形成する導電性酸化物(例えば、A.T.
O:酸化アンチモン含有酸化スズ、あるいはI.T,
O:酸化スズ含有酸化インジウム)などの超微粒子(粒
径が数百Å以下)をアルコール溶液に分散させた混合組
成物を所謂スピン塗布で約600乃至1000Åの平坦
な厚さに成膜して下層を形成し、その上にシリコンのア
ルコキシドの加水分解液をスピン塗布またはスプレー塗
布して800乃至1300Åの平坦な厚さの上層を形成
して2層の反射帯電防止層を形成する方法。
【0014】陰極線管のパネルガラスにアンチモンを
含有したスズの有機または無機化合物をCVD法または
LVD法で成膜してA.T.O膜を形成し、その上層に
シリコンアルコキシド加水分解液を800乃至1000
Åの厚さで平坦に塗布し、二層反射帯電防止膜がもつ反
射色の濃さと人間の眼の感度400乃至700nmの濃
度域での反射率の高さを軽減するため、さらに二層膜上
にシリコンアルコキシドの加水分解液を100乃至50
0Åの厚さにスプレー法で吹き付けて散乱層を設ける。
この三層目に凹凸を設ける。
【0015】なお、上記従来技術を開示したものとして
は、特開平4−334853号公報、特開平5−343
008号公報を挙げることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
高屈折率層及びその上層の低屈折率層を平坦な膜とし、
略々二層反射防止膜の理論的構造と一致させているた
め、400乃至700nmの波長領域でV字型の反射特
性を持つ。
【0017】そのため、反射率を下げようとすると反射
色が強くなり、反射色を低減しようとすると反射率が高
くなる。この欠点を緩和するために、三層目に薄い低屈
折率の凹凸層を付けているが、この凹凸が少ないと効果
が充分でなく、凹凸を多くすると光の散乱量が増加し、
陰極線管の解像度が低下する。
【0018】また、高屈折率層をスピン塗布またはCV
DあるいはLVD法で形成するので、工程が複雑で製造
コストも上昇するという問題があった。
【0019】本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を
解消し、パネルガラスへの外来光の反射を防止して高コ
ントラスト化を図ると共に、帯電を防止する反射帯電防
止膜を備えた陰極線管を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、陰極線管のパネルガラスに形成する多層
膜の反射防止帯電防止層を構成する高屈折率層を軽微な
凹凸をもつ構造とし、その上層に高屈折率層よりも凹凸
が少ないか、または平坦な層を形成して成ることを特徴
とする。
【0021】また、高屈折率層、低屈折率層の形成を、
スプレー塗布→スピン塗布、またはスプレー塗布→スプ
レー塗布で行うことにより低コストで高性能の反射防止
帯電防止膜を得ることを特徴とする。
【0022】すなわち、請求項1に記載の第1の発明
は、内面に蛍光体層を被着してスクリーンを構成するパ
ネルガラスと、電子銃を収納するネックおよび前記パネ
ルガラスとネックとを連接するファンネルとで真空外囲
器を構成してなる陰極線管において、前記パネルガラス
外面に高屈折率層と低屈折率層の多層膜で構成された反
射帯電防止膜を有し、前記低屈折率層が前記高屈折率層
の上層に位置すると共に、前記高屈折率層の前記低屈折
率層側に凹凸を有することを特徴とする。
【0023】さらに、請求項2に記載の第2の発明は、
第1の発明における前記低屈折率層の表面を平坦にした
ことを特徴とする。
【0024】この構成により、反射色の濃さが低減さ
れ、反射特性カーブが平坦化されて400乃至700Å
の平均反射率が低くなって、陰極線管の視認性が向上す
る。
【0025】また、請求項3に記載の第3の発明は、第
1の発明における前記低屈折率層の表面に凹凸を有する
ことを特徴とする。
【0026】この構成により、低屈折率層での外来光の
乱反射と相まって陰極線管の視認性がより向上する。
【0027】さらに、請求項4に記載の第4の発明は、
第3の発明における前記低屈折率層の凹凸の大きさが前
記高屈折率層の凹凸の大きさより小であることを特徴す
る。この構成により、低屈折率層での外来光の乱反射と
相まって陰極線管の視認性がより向上する。
【0028】そして、請求項5に記載の第5の発明は、
第1の発明における前記高屈折率層の形成材料が導電性
酸化物あるいは金属の超微粒子を含有し、前記低屈折率
層の形成材料がシリコン化合物あるいはフッ化物を含有
することを特徴とする。
【0029】この構成により、反射色の濃さが低減さ
れ、反射特性カーブが平坦化されて陰極線管の視認性が
向上する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、実施例を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は本発明による陰極線管の第1実施例
のパネルガラス部分の構成を説明する部分断面模式図で
あって、1はパネルガラス、4は蛍光体層、20は反射
防止帯電防止膜、21は高屈折率層、21aは凸部、2
1bは凹部、22は低屈折率層である。
【0032】この実施例は、高屈折率層21の表面に凹
凸を形成し、その上層である低屈折率層22には平坦ま
たは略々平坦な表面を持たせたものである。
【0033】高屈折率層21は超微粒子を分散したアル
コール溶液をスプレーを用いてパネルガラス1の表面に
吹き付け塗布する。このスプレー塗布の塗布材料の成分
と塗布条件により高屈折率層21の表面に所定の凹凸が
形成される。
【0034】低屈折率層22は、シリコンのアルコキシ
ドのアルコール溶液をスピン塗布あるいはスプレー塗布
で成膜する。
【0035】図2は図1の反射防止帯電防止膜を構成す
る高屈折率層の表面状態を説明する拡大平面模式図であ
る。
【0036】同図に示したように、高屈折率層21の表
面は凸部21aで囲まれた凹部21bからなる凹凸で満
たされ、この上に低屈折率層22が被覆される。
【0037】この構成により、反射色の濃さが低減さ
れ、反射特性カーブが平坦化されて400乃至700Å
の平均反射率が低くなって、陰極線管の視認性が向上す
る。
【0038】図3は本発明による陰極線管の第2実施例
のパネルガラス部分の構成を説明する部分断面模式図で
あって、図1と同一符号は同一部分に対応する。
【0039】この実施例では、反射防止帯電防止膜20
の上層を構成する低屈折率層22の表面を下層の高屈折
率層21の凹凸に倣った凹凸を有する。
【0040】この構成により、低屈折率層22に形成さ
れた凹凸による散乱機能と相まって反射色の濃さが低減
され、反射特性カーブが平坦化されて400乃至700
Åの平均反射率が低くなって、陰極線管の視認性が向上
する。
【0041】図4は二層反射防止帯電防止膜の典型的な
反射特性の説明図であって、横軸に光波長(nm)を、
縦軸に反射率(%)を取って示す。
【0042】同図中、最低の反射率をボトム反射率R
b、その時の波長をボトム波長λbと称することとす
る。
【0043】一般に、最小の反射率Rbを持つときの高
屈折率層および低屈折率層の厚さを標準としたとき、高
屈折率層の厚さが上記標準よりずれるとボトム反射率R
bは高くなり、反射カーブは緩やかになる。
【0044】また、低反射率層22はボトム反射率Rb
にほとんど影響を与えないが、標準より厚いときはボト
ム反射率Rbに対応するボトム波長λbより長波長側に
シフトする傾向がある。
【0045】したがって、微小範囲で凹凸を作ればその
凹凸に対応して種々の反射カーブが得られる。また、斜
面方向から見ても凹凸が400Å以下で少なくないので
二層反射膜として働く。
【0046】図5は凹凸部分の反射特性の説明図であっ
て、図中点線は種々の微小範囲での凹凸による反射カー
ブ(微小部分の反射特性)を、実線は微小部分の反射特
性を合成した本発明の反射カーブ(総合反射特性)を示
す。
【0047】同図に示したように、マクロ的に見れば実
線に示した総合反射特性を見ていることになり、ボトム
反射率Rbは多少上昇するが、反射カーブが平坦で反射
色が薄く、かつ400乃至700nmの範囲での反射率
の低い特性が得られる。
【0048】この凹凸を低屈折率層のみで行うと、屈折
率が低いので凹凸を大きくしなけらばならないので散乱
が大きくなる。
【0049】したがって本発明の上記各実施例で説明し
たような高屈折率層との二層構造でかつ少なくとも下層
の高屈折率層に微小な凹凸を形成することにより、ま
た、その材料に導電性物質を用いることにより、外光の
反射を著しく低減し、帯電を防止した高品質の陰極線管
を提供できる。
【0050】次に、本発明の陰極線管の製造方法につい
て説明する。
【0051】図6は本発明の陰極線管の製造方法の第1
例を説明する概略工程図である。
【0052】先ず、41cmのカラーディスプレイ管の
パネルガラスの表面を研磨材で研磨して汚れを除去し、
清浄化する(工程1)。
【0053】パネルガラスの表面温度を40°Cに加温
し(工程2)、下記組成(1)の高屈折率材料の溶液を
スプレー塗布する(工程3)。このスプレー塗布は液流
量2リットル/時間、空気流量2リットル/分、吹き付
け幅70mmでパネルガラスの表面を順次掃引し、全面
吹き付け後、さらに同様の吹き付けを行う。高屈折率材
料の溶液使用量は20ミリリットルである。
【0054】高屈折率材料の溶液のスプレー後、パネル
ガラスの表面温度を35°Cに調整し(工程4)、下記
組成(2)の低屈折率材料の溶液を50ミリリットル注
入して150rpmで70秒間スピンして振り切る(工
程5)。これを160°Cで30分間焼成する(工程
6)。
【0055】 組成(1):高屈折率材料 A.T.O.:平均粒径300Å・・・・・・・・・・・2wt.% エチルアルコール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16% 分散剤(株式会社花王製;商品名デモールN)・・・・・0.05% エチレングリコール・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.1% 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・残部 組成(2):低屈折率材料 Si(C2 5 O)4 :平均重合度1000・・・・1.1wt.% 塩酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.005wt.% メチルアルコール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・残部 これにより、平均粒径:25μm、凹凸の最大差:40
0Å、平均膜厚:800Åの高屈折率層を下層とし、上
層に平均厚さ1100Åの低屈折率層からなる前記図1
に示した二層の反射防止帯電防止膜が形成された。
【0056】この反射防止帯電防止膜の表面抵抗は8×
106 Ω/□、ボトム反射率は0.8%、ボトム波長は
570nmであり、400nmでの反射率は3.2%、
700nmでの反射率は2.1%である。
【0057】図7は本発明の陰極線管の製造方法の第2
例を説明する概略工程図である。
【0058】先ず、41cmのカラーディスプレイ管の
パネルガラスの表面を研磨材で研磨して汚れを除去し、
清浄化する(工程1)。
【0059】パネルガラスの表面温度を40°Cに加温
し(工程2)、前記組成(1)の高屈折率材料の溶液を
スプレー塗布する(工程3)。このスプレー塗布は液流
量2リットル/時間、空気流量2リットル/分、吹き付
け幅70mmでパネルガラスの表面を順次掃引し、全面
吹き付け後、さらに同様の吹き付けを行う。高屈折率材
料の溶液使用量は20ミリリットルである。
【0060】高屈折率材料の溶液のスプレー後、パネル
ガラスの表面温度を50°Cに調整し(工程4)、下記
組成(3)の低屈折率材料の溶液を50ミリリットル注
入して150rpmで70秒間スピンして振り切る(工
程5)。これを160°Cで30分間焼成する(工程
6)。
【0061】 組成(3):低屈折率材料 Si(C2 5 O)4 :平均重合度100・・・・0.95wt.% 塩酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.007wt.% メチルアルコール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・残部 これにより、平均粒径:25μm、凹凸の最大差:40
0Å、平均膜厚:800Åの高屈折率層を下層とし、上
層に平均厚さ950Åの低屈折率層からなる前記図2に
示した二層の反射防止帯電防止膜が形成された。
【0062】この反射防止帯電防止膜の表面抵抗は8×
106 Ω/□、ボトム反射率は0.9%、ボトム波長は
530nmであり、400nmでの反射率は3.0%、
700nmでの反射率は2.0%である。
【0063】但し、この反射防止帯電防止膜を前記第1
例の反射防止帯電防止膜と目視評価の結果、やや散乱性
の強い膜となっており、斜めから見た場合の反射防止効
果は第1例より低ものであった。
【0064】図8は本発明の陰極線管の製造方法の第3
例を説明する概略工程図である。
【0065】先ず、41cmのカラーディスプレイ管の
パネルガラスの表面を研磨材で研磨して汚れを除去し、
清浄化する(工程1)。
【0066】パネルガラスの表面温度を40°Cに加温
し(工程2)、スプレーイングシステム社製の2流体ノ
ズルを用いて前記組成(1)の高屈折率材料の溶液をス
プレー塗布する(工程3)。このスプレー塗布は液流量
2リットル/時間、空気流量2リットル/分、吹き付け
幅70mmでパネルガラスの表面を順次掃引し、全面吹
き付け後、さらに同様の吹き付けを行う。高屈折率材料
の溶液使用量は20ミリリットルである。
【0067】高屈折率材料の溶液のスプレー後、パネル
ガラスの表面温度を25°Cに調整し(工程4)、前記
組成(3)の低屈折率材料の溶液を前記2流体ノズルを
用いて前記高屈折率材料のスプレー条件と同じ条件で吹
き付けて塗布する(工程5)。これを160°Cで30
分間焼成する(工程6)。
【0068】これにより、前記第2例とほぼ同様の特性
をもつ反射防止帯電防止膜が得られた。
【0069】但し、この反射防止帯電防止膜は前記第2
例の反射防止帯電防止膜と比較してボトム反射率が0.
2%程度上昇し、散乱度もかなり増加してやや解像度の
劣化が見られた。
【0070】図9は高屈折率膜を構成する超微粒子の平
均粒径と散乱度の関係の説明図であって、横軸は平均粒
径(μm)、縦軸は高屈折率膜の散乱度(相対値)であ
る。図中、点線は凹凸の最大差が100Åの場合、実線
は同400Åの場合の各カーブを示す。
【0071】また、図10は高屈折率膜を構成する超微
粒子の凹凸の最大差とそのボトム反射率の関係の説明図
であって、横軸は凹凸の最大差(Å)、縦軸は高屈折率
膜のボトム反射率(%)である。
【0072】図中、点線は粒径が5μmの場合、実線は
粒径が20μmの場合のカーブを示す。
【0073】光の散乱が少なくボトム反射が低い反射防
止帯電防止膜を得るには、粒径が5乃至80μm、凹凸
の最大差が400Å以下が望ましいが、凹凸の最大差が
100Å以下になると反射カーブがV字型になり、反射
色が強くなって、実用的でない。
【0074】また、粒径が100μmを越えると画面の
ザラツキが多くなり、望ましくない。
【0075】上記の実施例では、高屈折率層の導電材料
としてA.T.Oを例として説明したが、I.T.Oを
用いた場合も同様の反射特性が得られ、表面抵抗が3乃
至8×104 Ω/□の反射防止帯電防止膜が得られた。
【0076】さらに、種々の金属の超微粒子を用いて同
様の方法で反射防止帯電防止膜を形成したところ、その
表面抵抗とボトム反射率は表1に示したようになった。
【0077】
【表1】
【0078】なお、上記の他にアルミニウム、銀、ニッ
ケル、その他の物質を用い、同様の手法で反射防止帯電
防止膜を試作したところ、貴金属以外は雰囲気によって
不安定であった。
【0079】また、上記実施例での反射防止帯電防止膜
を二層とした例で説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、二層構造の上に低屈折率層と同じ凹凸膜を形
成した散乱性の大きい3層反射防止帯電防止膜とするこ
ともでき、さらにこの二層構造を基本とした四層以上の
多層膜構造とすることもできる。
【0080】上記した各実施例によれば、パネルガラス
への外来光の反射を防止して高コントラスト化が図られ
ると共に、帯電を防止する反射帯電防止膜を備えた陰極
線管が得られる。
【0081】さらに、本発明は陰極線管のみでなく、液
晶パネル、プラズマパネル、あるいはELパネル、その
他の表示デバイスの画面にも適用できることは言うまで
もない。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所謂ゾル・ゲル法を用いて基本的に二層となる反射帯電
防止膜の高屈折層の構造を凹凸膜とすることにより、従
来の二層の反射帯電防止膜の欠点である反射色の濃さを
低減し、反射カーブを平坦化することによって、400
乃至700nmの平均反射率を低下することができ、視
認性が向上した陰極線管等の表示デバイスを提供でき
る。
【0083】また、高屈折率層をスプレー塗布する方法
を採用したことにより、コストの高い溶液の使用量を半
減することができ、その製造工程も簡素化でき、製造設
備のメンテナンスコストも大幅に低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による陰極線管の第1実施例のパネルガ
ラス部分の構成を説明する部分断面模式図である。
【図2】図1の反射防止帯電防止膜を構成する高屈折率
層の表面状態を説明する拡大平面模式図である。
【図3】本発明による陰極線管の第2実施例のパネルガ
ラス部分の構成を説明する部分断面模式図である。
【図4】二層反射防止帯電防止膜の典型的な反射特性の
説明図である。
【図5】凹凸部分の反射特性の説明図である。
【図6】本発明の陰極線管の製造方法の第1例を説明す
る概略工程図である。
【図7】本発明の陰極線管の製造方法の第2例を説明す
る概略工程図である。
【図8】本発明の陰極線管の製造方法の第3例を説明す
る概略工程図である。
【図9】高屈折率膜を構成する超微粒子の平均粒径と散
乱度の関係の説明図である。
【図10】高屈折率膜を構成する超微粒子の凹凸の最大
差とそのボトム反射率の関係の説明図である。
【図11】陰極線管の一例としてのシャドウマスク型カ
ラー陰極線管の構造を説明する概略断面図である。
【図12】陰極線管の外来光の反射防止構造の一例を説
明する図11のA部分を拡大して示す断面模式図であ
る。
【符号の説明】
1 パネルガラス 4 蛍光体層 20 反射防止帯電防止膜 21 高屈折率層 21a 凸部 21b 凹部 22 低屈折率層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東條 利雄 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面に蛍光体層を被着してスクリーンを構
    成するパネルガラスと、電子銃を収納するネックおよび
    前記パネルガラスとネックとを連接するファンネルとで
    真空外囲器を構成してなる陰極線管において、 前記パネルガラス外面に高屈折率層と低屈折率層の多層
    膜で構成された反射帯電防止膜を有し、前記低屈折率層
    が前記高屈折率層の上層に位置すると共に、前記高屈折
    率層の前記低屈折率層側に凹凸を有することを特徴とす
    る陰極線管。
  2. 【請求項2】前記低屈折率層の表面が平坦であることを
    特徴とする請求項1記載の陰極線管。
  3. 【請求項3】前記低屈折率層の表面に凹凸を有すること
    を特徴とする請求項1記載の陰極線管。
  4. 【請求項4】前記低屈折率層の凹凸の大きさが前記高屈
    折率層の凹凸の大きさより小であることを特徴する請求
    項3記載の陰極線管。
  5. 【請求項5】前記高屈折率層の形成材料が導電性酸化物
    あるいは金属の超微粒子を含有し、前記低屈折率層の形
    成材料がシリコン化合物あるいはフッ化物を含有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の陰極線管。
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