JPH1069656A - コンパクトディスク傾斜誤差補償用のアクチュエーター - Google Patents
コンパクトディスク傾斜誤差補償用のアクチュエーターInfo
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- JPH1069656A JPH1069656A JP9205845A JP20584597A JPH1069656A JP H1069656 A JPH1069656 A JP H1069656A JP 9205845 A JP9205845 A JP 9205845A JP 20584597 A JP20584597 A JP 20584597A JP H1069656 A JPH1069656 A JP H1069656A
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- JP
- Japan
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- lens
- compact disc
- lens mount
- flexures
- actuator
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/095—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
- G11B7/0956—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for tilt, skew, warp or inclination of the disc, i.e. maintain the optical axis at right angles to the disc
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/0932—Details of sprung supports
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトディスクの表面にレーザー光線を
合焦し、傾斜誤差を補償するためにレンズを位置決めす
る光学アクチュエーターを提供する。 【解決手段】 レンズを支持するレンズマウントと；ベ
ースと；少なくとも２対の離間された撓み部とを含み、
該撓み部の各対はレンズマウント及びベースに固定さ
れ、一対の撓み部は側方から見たときにそれらが平行で
ないように配置され、ベースでの撓み部間の距離がそれ
らがレンズマウントに設けられる位置での距離より小さ
いように配置され、撓み部の他の対は該距離より大きい
ように配置され、光線を合焦するためにレンズが垂直方
向に動かされるとそれはまた光軸の垂直に近い配置を維
持するように回転するように撓み部を偏向するようレン
ズマウントに力を印加する。
合焦し、傾斜誤差を補償するためにレンズを位置決めす
る光学アクチュエーターを提供する。 【解決手段】 レンズを支持するレンズマウントと；ベ
ースと；少なくとも２対の離間された撓み部とを含み、
該撓み部の各対はレンズマウント及びベースに固定さ
れ、一対の撓み部は側方から見たときにそれらが平行で
ないように配置され、ベースでの撓み部間の距離がそれ
らがレンズマウントに設けられる位置での距離より小さ
いように配置され、撓み部の他の対は該距離より大きい
ように配置され、光線を合焦するためにレンズが垂直方
向に動かされるとそれはまた光軸の垂直に近い配置を維
持するように回転するように撓み部を偏向するようレン
ズマウントに力を印加する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は光学アクチュエータ
ーに関し、より詳細にはコンパクトディスクの傾斜誤差
を補償する光学アクチュエーターに関する。
ーに関し、より詳細にはコンパクトディスクの傾斜誤差
を補償する光学アクチュエーターに関する。
【０００２】
【従来の技術】光ディスク記録及び読み取り装置はディ
スクが回転する間にレーザー光線を光ディスク上に合焦
させる。合焦及び／又はトラッキングアクチュエーター
は回転するディスクに関してレンズの位置を制御するよ
う光ディスク記録及び読み取り装置で用いられる。アク
チュエーターはディスクの回避できないゆがみ、スピン
ドル誤差、他の機械的及び光学的不完全性の故に必要で
ある。
スクが回転する間にレーザー光線を光ディスク上に合焦
させる。合焦及び／又はトラッキングアクチュエーター
は回転するディスクに関してレンズの位置を制御するよ
う光ディスク記録及び読み取り装置で用いられる。アク
チュエーターはディスクの回避できないゆがみ、スピン
ドル誤差、他の機械的及び光学的不完全性の故に必要で
ある。
【０００３】光ディスクの合焦及びトラッキングの両方
はディスクが記録及び／又は読み取り中に連続的に維持
されなければならない。トラッキングは単一のデータト
ラックが一度に読み取り又は書き込みされるようにレン
ズを正確な半径位置に維持することにより制御される。
アクチュエーターの動きはサーボシステムにより制御さ
れる。
はディスクが記録及び／又は読み取り中に連続的に維持
されなければならない。トラッキングは単一のデータト
ラックが一度に読み取り又は書き込みされるようにレン
ズを正確な半径位置に維持することにより制御される。
アクチュエーターの動きはサーボシステムにより制御さ
れる。
【０００４】レンズの光軸のディスク（即ちレンズの傾
斜）に対する配置はシステムが適切に機能するために正
確に維持されなければならない。従来技術のコンパクト
ディスク１０は図１に示され、コンパクトディスク１０
は中心開口１２を有するよう製造され、それはコンパク
トディスク１０が読み取り又は書き込み中に挟持される
領域１４を含む。図２に示されるようにそれが書き込み
又は読み取りのいずれかでコンパクトディスク１０を回
転する装置のスピンドル軸１６に関するコンパクトディ
スク書き込み表面１８の傾斜又は傾きが存在する。挟持
の説明をわかりやすくするためにスピンドル及び回転機
構は示されていない。対物レンズの光軸に関するコンパ
クトディスク書き込み面１８のいかなる傾斜でもシステ
ム性能を減少させる。この傾斜の顕著な寄与は特に対称
的な偏向（椀型）であるようなコンパクトディスク１０
それ自体が平坦でないためである。この種の歪みに対し
てコンパクトディスク１０上のいかなる点のコンパクト
ディスク書き込み面１８の傾斜でもその点の半径にのみ
依存する。コンパクトディスク１０の傾斜は歪んだ形の
半径方向の傾きとして決定される。アクチュエーターの
レンズの傾斜はそのもとの方向に関する光軸の角度方向
のいかなる変化でもありうる。傾斜誤差はレンズの光軸
とコンパクトディスク書き込み面１８との間の全体の非
垂直性である。
斜）に対する配置はシステムが適切に機能するために正
確に維持されなければならない。従来技術のコンパクト
ディスク１０は図１に示され、コンパクトディスク１０
は中心開口１２を有するよう製造され、それはコンパク
トディスク１０が読み取り又は書き込み中に挟持される
領域１４を含む。図２に示されるようにそれが書き込み
又は読み取りのいずれかでコンパクトディスク１０を回
転する装置のスピンドル軸１６に関するコンパクトディ
スク書き込み表面１８の傾斜又は傾きが存在する。挟持
の説明をわかりやすくするためにスピンドル及び回転機
構は示されていない。対物レンズの光軸に関するコンパ
クトディスク書き込み面１８のいかなる傾斜でもシステ
ム性能を減少させる。この傾斜の顕著な寄与は特に対称
的な偏向（椀型）であるようなコンパクトディスク１０
それ自体が平坦でないためである。この種の歪みに対し
てコンパクトディスク１０上のいかなる点のコンパクト
ディスク書き込み面１８の傾斜でもその点の半径にのみ
依存する。コンパクトディスク１０の傾斜は歪んだ形の
半径方向の傾きとして決定される。アクチュエーターの
レンズの傾斜はそのもとの方向に関する光軸の角度方向
のいかなる変化でもありうる。傾斜誤差はレンズの光軸
とコンパクトディスク書き込み面１８との間の全体の非
垂直性である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はコンパ
クトディスク表面傾斜による傾斜誤差を最小化する光学
アクチュエーターを提供することにある。
クトディスク表面傾斜による傾斜誤差を最小化する光学
アクチュエーターを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的は、コンパクト
ディスクの表面にレーザー光線を合焦させ、コンパクト
ディスクの表面での傾斜誤差を補償するためにレンズを
位置決めする光学アクチュエーターであって、 ａ） レンズを支持するレンズマウントと； ｂ） ベースと； ｃ） 少なくとも２対の離間した撓み部と； ｄ） 光ビームを合焦するためにレンズが垂直方向に動
かされるよう撓み部を偏向させるべくレンズマウントに
力を印加する手段とよりなり、それは残りの傾斜誤差を
最小化するようコンパクトディスク面に対して光軸の略
垂直に近い配置を維持するよう回転し、該撓み部の各対
はレンズマウント及びベースに固定され、一対の撓み部
は側方から見たときにそれらが非平行に配置され、ベー
スでの撓み部間の距離がそれらがレンズマウントに設け
られる位置での距離より小さいように配置され、撓み部
の他の対は側方から見たときにそれらが非平行に配置さ
れ、ベースでの撓み部間の距離がそれらがレンズマウン
トに設けられる位置での距離より大きいように配置され
るアクチュエーターにより達成される。
ディスクの表面にレーザー光線を合焦させ、コンパクト
ディスクの表面での傾斜誤差を補償するためにレンズを
位置決めする光学アクチュエーターであって、 ａ） レンズを支持するレンズマウントと； ｂ） ベースと； ｃ） 少なくとも２対の離間した撓み部と； ｄ） 光ビームを合焦するためにレンズが垂直方向に動
かされるよう撓み部を偏向させるべくレンズマウントに
力を印加する手段とよりなり、それは残りの傾斜誤差を
最小化するようコンパクトディスク面に対して光軸の略
垂直に近い配置を維持するよう回転し、該撓み部の各対
はレンズマウント及びベースに固定され、一対の撓み部
は側方から見たときにそれらが非平行に配置され、ベー
スでの撓み部間の距離がそれらがレンズマウントに設け
られる位置での距離より小さいように配置され、撓み部
の他の対は側方から見たときにそれらが非平行に配置さ
れ、ベースでの撓み部間の距離がそれらがレンズマウン
トに設けられる位置での距離より大きいように配置され
るアクチュエーターにより達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１を参照するに本発明によるア
クチュエーター（図４を参照）により用いられるコンパ
クトディスク１０の斜視図を示す。コンパクトディスク
１０は中心開口１２と挟持領域１４とを含む。図２を参
照するに従来技術のコンパクトディスク１０の断面図を
示す。図１に対応する部品は同じ符号が用いられる。コ
ンパクトディスク書き込み表面１８が示される。コンパ
クトディスク１０は典型的には球の一部分と類似するよ
うな撓み又は歪みを有する。平坦からの偏差及び半径の
関数としてのコンパクトディスク書き込み面１８の変位
が示されるが、わかりやすいように誇張して示してあ
る。この撓みは製造工程でコンパクトディスク材料の不
均一な収縮の結果として生ずる。コンパクトディスク１
０がその書き込み面１８に向かって湾曲しているのが示
されるが、湾曲はまたコンパクトディスク書き込み面１
８から遠ざかる場合もありうる。湾曲の度合いは典型的
にはコンパクトディスク毎に変る。
クチュエーター（図４を参照）により用いられるコンパ
クトディスク１０の斜視図を示す。コンパクトディスク
１０は中心開口１２と挟持領域１４とを含む。図２を参
照するに従来技術のコンパクトディスク１０の断面図を
示す。図１に対応する部品は同じ符号が用いられる。コ
ンパクトディスク書き込み表面１８が示される。コンパ
クトディスク１０は典型的には球の一部分と類似するよ
うな撓み又は歪みを有する。平坦からの偏差及び半径の
関数としてのコンパクトディスク書き込み面１８の変位
が示されるが、わかりやすいように誇張して示してあ
る。この撓みは製造工程でコンパクトディスク材料の不
均一な収縮の結果として生ずる。コンパクトディスク１
０がその書き込み面１８に向かって湾曲しているのが示
されるが、湾曲はまたコンパクトディスク書き込み面１
８から遠ざかる場合もありうる。湾曲の度合いは典型的
にはコンパクトディスク毎に変る。
【０００８】図３を参照するに従来技術の光学アクチュ
エーター２０の斜視図が示される。光学アクチュエータ
ー２０はコンパクトディスク１０の表面上にレーザー光
線を合焦させるために良く知られているレンズ２２を含
む。好ましくはコンパクトディスク１０は光学的読み取
り及び／又は記録ディスクである。レンズ２２は接着剤
又は他の取付構造（図示せず）によりレンズマウント２
６に固定される。光学アクチュエーター２０は更に少な
くとも２対の離間した撓み部２８を含み、片側から見た
ときにそれらが平行であるように配置される。好ましく
は撓み部２８は４つの射出成型されたプラスチック部品
を含む。撓み部２８はレンズマウント２６に一端で固定
され、それらの他端でベース３０に固定される。各撓み
部２８はレンズマウント２６に固定される。この配置で
の問題はそれがコンパクトディスク書き込み面１８での
傾斜の変化に対して補償をなさないことである。
エーター２０の斜視図が示される。光学アクチュエータ
ー２０はコンパクトディスク１０の表面上にレーザー光
線を合焦させるために良く知られているレンズ２２を含
む。好ましくはコンパクトディスク１０は光学的読み取
り及び／又は記録ディスクである。レンズ２２は接着剤
又は他の取付構造（図示せず）によりレンズマウント２
６に固定される。光学アクチュエーター２０は更に少な
くとも２対の離間した撓み部２８を含み、片側から見た
ときにそれらが平行であるように配置される。好ましく
は撓み部２８は４つの射出成型されたプラスチック部品
を含む。撓み部２８はレンズマウント２６に一端で固定
され、それらの他端でベース３０に固定される。各撓み
部２８はレンズマウント２６に固定される。この配置で
の問題はそれがコンパクトディスク書き込み面１８での
傾斜の変化に対して補償をなさないことである。
【０００９】図４を参照するに本発明による光学アクチ
ュエーター２０が示される。図３と対応するところは同
じ符号が用いられる。撓み部２８を除く全ての部品は対
応する。各対の撓み部２８（レンズマウント２６の同じ
側の２つの撓み部）は光学アクチュエーター２０（Ｙ軸
に沿った）の上から見たときには実質的に平行である。
レンズマウント２６に取り付けられた上の撓み部２８ａ
の端は垂直にシフトされ；一つは上にシフトされ、一つ
は下にシフトされる。各シフトの大きさはアクチュエー
ターの寸法に依存するが典型的に１．０ｍｍのオーダー
である。レンズマウント２６はそれが駆動されるときに
はＸ軸に関して回転され（「ロール」として知られる回
転）、力は合焦方向に力を印加するコイル３２により示
されるモーターにより印加される。アクチュエーターを
駆動するモーターは当業者に良く知られており、説明を
わかりやすくするために一つのコイル３２のみの概略を
示す。モーターはレンズ２２が光線を合焦するよう垂直
方向に動き、それはまたコンパクトディスク書き込み面
１８に対して光軸のほとんど垂直に近い配置を維持する
よう回転し、残余の傾斜誤差を最小化するように撓み部
２８が偏向するようにレンズマウント２６に力を印加す
る。
ュエーター２０が示される。図３と対応するところは同
じ符号が用いられる。撓み部２８を除く全ての部品は対
応する。各対の撓み部２８（レンズマウント２６の同じ
側の２つの撓み部）は光学アクチュエーター２０（Ｙ軸
に沿った）の上から見たときには実質的に平行である。
レンズマウント２６に取り付けられた上の撓み部２８ａ
の端は垂直にシフトされ；一つは上にシフトされ、一つ
は下にシフトされる。各シフトの大きさはアクチュエー
ターの寸法に依存するが典型的に１．０ｍｍのオーダー
である。レンズマウント２６はそれが駆動されるときに
はＸ軸に関して回転され（「ロール」として知られる回
転）、力は合焦方向に力を印加するコイル３２により示
されるモーターにより印加される。アクチュエーターを
駆動するモーターは当業者に良く知られており、説明を
わかりやすくするために一つのコイル３２のみの概略を
示す。モーターはレンズ２２が光線を合焦するよう垂直
方向に動き、それはまたコンパクトディスク書き込み面
１８に対して光軸のほとんど垂直に近い配置を維持する
よう回転し、残余の傾斜誤差を最小化するように撓み部
２８が偏向するようにレンズマウント２６に力を印加す
る。
【００１０】回転は実質的に合焦運動に比例する。撓み
部の端の平行な構成からの変動の量はこのロールの強度
を決定する。ロールの好ましい強度は焦点動程のｍｍ当
たりの回転の２００アーク−分（ａｒｃ−ｍｉｎｕｔｅ
ｓ）のオーダーである。この好ましい値は就中コンパク
トディスク１０の直径に依存する。この望ましい光学ア
クチュエーター２０の振る舞いは２つの下の撓み部２８
ｂのベース端、又は撓み部２８ａ、２８ｂのいずれのレ
ンズマウント２６の端をシフトすることによりまた達成
され、又はシフトの組合せは同じ結果をもたらす。この
撓み部の幾何的配置は光学アクチュエーター２０の合焦
（Ｚ軸）運動を、光学アクチュエーター２０により駆動
されることにより光学アクチュエーター２０の運動部分
の顕著な回転が生ずるようなさしめる。故にコンパクト
ディスク１０の上記歪みにより引き起こされたいかなる
傾斜誤差も実質的に補償される。側面から見た（及び各
対の各撓み部が平行でない）ときにその距離は好ましく
は以下のようになることが経験的に決められてきた。ベ
ースでの撓み部の分離とレンズマウントでの撓み部の分
離との間の距離は０．５ｍｍと２．０ｍｍの間でなけれ
ばならない。
部の端の平行な構成からの変動の量はこのロールの強度
を決定する。ロールの好ましい強度は焦点動程のｍｍ当
たりの回転の２００アーク−分（ａｒｃ−ｍｉｎｕｔｅ
ｓ）のオーダーである。この好ましい値は就中コンパク
トディスク１０の直径に依存する。この望ましい光学ア
クチュエーター２０の振る舞いは２つの下の撓み部２８
ｂのベース端、又は撓み部２８ａ、２８ｂのいずれのレ
ンズマウント２６の端をシフトすることによりまた達成
され、又はシフトの組合せは同じ結果をもたらす。この
撓み部の幾何的配置は光学アクチュエーター２０の合焦
（Ｚ軸）運動を、光学アクチュエーター２０により駆動
されることにより光学アクチュエーター２０の運動部分
の顕著な回転が生ずるようなさしめる。故にコンパクト
ディスク１０の上記歪みにより引き起こされたいかなる
傾斜誤差も実質的に補償される。側面から見た（及び各
対の各撓み部が平行でない）ときにその距離は好ましく
は以下のようになることが経験的に決められてきた。ベ
ースでの撓み部の分離とレンズマウントでの撓み部の分
離との間の距離は０．５ｍｍと２．０ｍｍの間でなけれ
ばならない。
【００１１】図５を参照するに、上記歪んだコンパクト
ディスク１０の傾斜がコンパクトディスク１０の半径の
関数であるグラフで示される。コンパクトディスク１０
はその挟持領域１４で挟持される。図６を参照するにコ
ンパクトディスク１０の傾斜が歪んだコンパクトディス
ク１０の半径の関数であり、提案されたアクチュエータ
ーのレンズ２２傾斜はコンパクトディスク半径の関数で
あるグラフで示される。コンパクトディスク１０の傾斜
はレンズ２２の傾斜により大きく補償される。
ディスク１０の傾斜がコンパクトディスク１０の半径の
関数であるグラフで示される。コンパクトディスク１０
はその挟持領域１４で挟持される。図６を参照するにコ
ンパクトディスク１０の傾斜が歪んだコンパクトディス
ク１０の半径の関数であり、提案されたアクチュエータ
ーのレンズ２２傾斜はコンパクトディスク半径の関数で
あるグラフで示される。コンパクトディスク１０の傾斜
はレンズ２２の傾斜により大きく補償される。
【００１２】図７を参照するにコンパクトディスク傾
斜、レンズ傾斜、残余の補償されない傾斜がグラフで示
される。コンパクトディスク傾斜の計算された補償は８
０％のオーダーである。即ち残余の傾斜誤差は元の補償
されないコンパクトディスク傾斜誤差の概略２０％であ
る。この補償係数はコンパクトディスク１０の歪みの強
度（光学アクチュエーターの合焦範囲の限界内で）又は
方向（凹部の上方又は下方）のいずれかで変化しない。
これは特に高度に歪んだコンパクトディスクで改善され
たシステム性能を生ずる。
斜、レンズ傾斜、残余の補償されない傾斜がグラフで示
される。コンパクトディスク傾斜の計算された補償は８
０％のオーダーである。即ち残余の傾斜誤差は元の補償
されないコンパクトディスク傾斜誤差の概略２０％であ
る。この補償係数はコンパクトディスク１０の歪みの強
度（光学アクチュエーターの合焦範囲の限界内で）又は
方向（凹部の上方又は下方）のいずれかで変化しない。
これは特に高度に歪んだコンパクトディスクで改善され
たシステム性能を生ずる。
【００１３】本発明は好ましい実施例を特に参照して説
明されてきた。しかしながら変更及び改良は本発明の精
神及び範囲内でなされうるものである。
明されてきた。しかしながら変更及び改良は本発明の精
神及び範囲内でなされうるものである。
【００１４】
【発明の効果】本発明による光学アクチュエーターはコ
ンパクトディスクの表面の傾斜誤差に関する問題を最小
化する。本発明による光学アクチュエーターは利用可能
なレーザーパワーのより効率的な使用と、よりよく制御
されたスポットの大きさ、形、、レーザー光線の質とを
提供することにより改善されたシステム性能を提供す
る。本発明による光学アクチュエーターはコンパクトデ
ィスク上で改善された読み取りと書き込みを提供するこ
とにより改善されたシステム性能を提供する。本発明の
他の利点はコンパクトディスク及び対物レンズの相対的
な傾斜により生ずる光学収差を減少することによりシス
テム性能を改善することである。本発明の他の利点は検
知装置、制御電子機器、及びレンズマウントを傾斜する
電磁気的メカニズムを必要とする補償装置を除去しうる
ことである。
ンパクトディスクの表面の傾斜誤差に関する問題を最小
化する。本発明による光学アクチュエーターは利用可能
なレーザーパワーのより効率的な使用と、よりよく制御
されたスポットの大きさ、形、、レーザー光線の質とを
提供することにより改善されたシステム性能を提供す
る。本発明による光学アクチュエーターはコンパクトデ
ィスク上で改善された読み取りと書き込みを提供するこ
とにより改善されたシステム性能を提供する。本発明の
他の利点はコンパクトディスク及び対物レンズの相対的
な傾斜により生ずる光学収差を減少することによりシス
テム性能を改善することである。本発明の他の利点は検
知装置、制御電子機器、及びレンズマウントを傾斜する
電磁気的メカニズムを必要とする補償装置を除去しうる
ことである。
【図１】本発明によるアクチュエーターにより用いられ
得る従来技術のコンパクトディスクの斜視図である。
得る従来技術のコンパクトディスクの斜視図である。
【図２】図１のコンパクトディスクの断面図である。
【図３】従来技術の光学アクチュエーターの斜視図であ
る。
る。
【図４】本発明による光学アクチュエーターの斜視図で
ある。
ある。
【図５】図１及び２に示されるコンパクトディスクに対
するコンパクトディスクの表面の傾斜対半径方向位置の
プロットである。
するコンパクトディスクの表面の傾斜対半径方向位置の
プロットである。
【図６】従来技術のコンパクトディスク１０の傾斜対半
径方向の位置及び図４のアクチュエーターの傾斜のプロ
ットである。
径方向の位置及び図４のアクチュエーターの傾斜のプロ
ットである。
【図７】図６に示されるような傾斜対半径方向の位置及
び図４のアクチュエーターにより補償された後の残余の
傾斜誤差のプロットである。
び図４のアクチュエーターにより補償された後の残余の
傾斜誤差のプロットである。
１０ コンパクトディスク １２ 中心開口 １４ 挟持領域 １６ スピンドル軸 １８ コンパクトディスク書き込み面 ２０ 光学アクチュエーター ２２ レンズ ２６ レンズマウント ２８ 撓み部 ２８ａ 上部撓み部 ２８ｂ 下部撓み部 ３０ ベース ３２ コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲアリ アール ビソン アメリカ合衆国，ニューヨーク 14624, ロチェスター，シルヴァークノール・ドラ イヴ 10
Claims (3)
- 【請求項１】コンパクトディスクの表面にレーザー光線
を合焦させ、コンパクトディスクの表面での傾斜誤差を
補償するためにレンズを位置決めする光学アクチュエー
ターであって、 ａ） レンズを支持するレンズマウントと； ｂ） ベースと； ｃ） 少なくとも２対の離間した撓み部と； ｄ） 光ビームを合焦するためにレンズが垂直方向に動
かされるよう撓み部を偏向させるべくレンズマウントに
力を印加する手段とよりなり、それは残りの傾斜誤差を
最小化するようコンパクトディスク面に対して光軸の略
垂直に近い配置を維持するよう回転し、 該撓み部の各対はレンズマウント及びベースに固定さ
れ、一対の撓み部は側方から見たときにそれらが非平行
に配置され、ベースでの撓み部間の距離がそれらがレン
ズマウントに設けられる位置での距離より小さいように
配置され、撓み部の他の対は側方から見たときにそれら
が非平行に配置され、ベースでの撓み部間の距離がそれ
らがレンズマウントに設けられる位置での距離より大き
いように配置されるアクチュエーター。 - 【請求項２】 撓み部は射出成型されたプラスチック部
品である請求項１記載の光学アクチュエーター。 - 【請求項３】 撓み部はワイヤである請求項１記載の光
学アクチュエーター。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US696763 | 1996-08-14 | ||
| US08/696,763 US5724197A (en) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | Actuator which compensates for compact disk tilt error |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1069656A true JPH1069656A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=24798452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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